JP2021016715A - 紫外線殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既設の流路管に接続でき、流体の殺菌効率を向上させることができる紫外線殺菌装置の提供を目的とする。【解決手段】 本発明に関する紫外線殺菌装置は、紫外線を照射する紫外線照射ユニット、並びに内部に流体を貯留するタンクと、前記タンクに形成された、流体をタンク内部に流入する流体流入口及びタンク内部の流体を流出する流体流出口と、前記タンクに形成された、前記紫外線照射ユニットを配置するユニット挿入部とを備える流体貯留モジュールを有し、前記流体貯留モジュールの前記ユニット挿入部に、前記紫外線照射ユニットを配置している。【選択図】 図1

Description

本発明は、紫外線殺菌装置に関する。
紫外線を用いて流路管内の流体を殺菌処理することが広く知られている。例えば、特許文献1には、流路内の流体に対する紫外線の照射効率を高める紫外線殺菌装置が記載されている。
特開2019−10609号公報
近時、紫外線殺菌装置には、流体の殺菌効率の向上が求められている。
そこで本発明は、流体の殺菌効率を向上させることができる紫外線殺菌装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するための、本発明に関する紫外線殺菌装置は、紫外線を照射する紫外線照射ユニット、並びに内部に流体を貯留するタンクと、前記タンクに形成された、流体をタンク内部に流入する流体流入口及びタンク内部の流体を流出する流体流出口と、前記タンクに形成された、前記紫外線照射ユニットを配置するユニット挿入部とを備える流体貯留モジュールを有し、前記流体貯留モジュールの前記ユニット挿入部に、前記紫外線照射ユニットを配置している。
本発明の紫外線殺菌装置によれば、既設の流路管に接続でき、流体の殺菌効率を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態1の紫外線殺菌装置の図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すA−A線の断面図である。 図2は、実施の形態1の流体貯留モジュールの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は平面図、(e)は(d)に示すB−B線の断面図である。 図3は、実施の形態1の紫外線照射ユニットの断面図である。 図4は、実施の形態1の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュール内の流体の流れを示す図であり、(a)は、流体貯留モジュールを左側壁側から見た透視図、(b)は、流体貯留モジュールを後壁側から見た透視図である。 図5は、実施の形態2の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュールの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は平面図、(e)は(d)に示すC−C線の断面図である。 図6は、実施の形態2の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュール内の流体の流れを示す図であり、(a)は、流体貯留モジュールを右正面側から見た透視図、(b)は、流体貯留モジュールを右側面側から見た透視図である。 図7は、実施の形態3の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュールの図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は左側面図、(d)は平面図、(e)は(d)に示すD−D線の断面図である。 図8は、実施の形態3の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュール内の流体の流れを示す図であり、(a)は、流体貯留モジュールを右正面側から見た透視図、(b)は、流体貯留モジュールを左側面側から見た透視図である。 図9は、実施の形態4の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュールの図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は左側面図、(d)は平面図、(e)は(d)に示すE−E線の断面図である。 図10は、実施の形態4の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュール内の流体の流れを示す図であり、(a)は、流体貯留モジュールを右正面側から見た透視図、(b)は、流体貯留モジュールを左側面側から見た透視図である。 図11は、実施の形態5の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュールの図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は左側面図、(d)は平面図、(e)は(d)に示すF−F線の断面図である。 図12は、実施の形態5の紫外線殺菌装置の流体貯留モジュール内の流体の流れを示す図であり、(a)は、流体貯留モジュールを右正面側から見た透視図、(b)は、流体貯留モジュールを背面側から見た透視図である。 図13は、変形例1の紫外線照射ユニットの断面図である。 図14は、変形例2の紫外線照射ユニットの断面図である。 図15は、変形例3の紫外線照射ユニットの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1に示すように、紫外線殺菌装置1は、中空の略直方体形状のタンク3、及びタンク3の頂壁5に形成された、内部に向かって貫通しているユニット挿入部7を備える流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に配置されている紫外線照射ユニット11とを有する。
図2に示すように、流体貯留モジュール9は、頂壁5、底壁13、前壁15、後壁17、右側壁19、及び左側壁21を有する中空の略直方体形状のタンク3と、タンク3の頂壁5に形成された、内部に向かって貫通しているユニット挿入部7と、タンク3の前壁15に形成された、内部に貫通している流入開口部23から外部に向かって円筒状に突出している流体流入口25と、タンク3の前壁15の流体流入口25よりも上方に形成された、内部に貫通している流出開口部27から外部に向かって円筒状に突出している流体流出口29とを有する。
タンク3は、流体流入口25から流入される流体を内部に貯留する。タンク3は、例えば、0.1L〜1.0Lの流体を貯留できる。タンク3は、例えば、塩化ビニル、ポリプロピレン(PP)、架橋ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)のような樹脂材料、カーボンブラックのような熱伝導性の高い材料を含む樹脂材料、又はステンレス鋼、銅とスズの合金である青銅、銅と亜鉛との合金である黄銅、アルミニウムのような金属材料から形成される。
ユニット挿入部7は、紫外線照射ユニット11の筐体本体47の外径寸法が収まる直径を有する。ユニット挿入部7の内壁31には、紫外線照射ユニット11の筐体本体47の外壁51に螺合するネジ溝(図示せず)が設けられている。ユニット挿入部7には、内壁31に設けられたネジ溝と、紫外線照射ユニット11の筐体本体47の外壁51に設けられたネジ溝とを螺合させ、ユニット挿入部7の外部側の外周縁部57に紫外線照射ユニット11の鍔部53を当接させて、紫外線照射ユニット11が固定される(図1)。ユニット挿入部7には、例えば、紫外線照射ユニット11が接着剤、又は溶接により固定されていてもよい。
流体流入口25は、内部33を通して流体をタンク内部に流入する。流体流入口25は、例えば、直径20mmの円形状である。流体流入口25には、流入側流路管(図示せず)が接続される。流入側流路管は、例えば、ネジ、接着剤、溶接等により流体流入口25に固定される。流入側流路管は、例えば既設の流路管である。流入側流路管の上流側には、流体供給装置など(図示せず)が接続される。
流体流出口29は、内部35を通してタンク内部の流体を外部に流出する。流体流出口29は、例えば、直径20mmの円形状である。流体流出口29には、流出側流路管(図示せず)が接続される。流出側流路管は、例えば、ネジ、接着剤、溶接等により流体流出口29に固定される。流出側流路管は、例えば既設の流路管である。流出側流路管の下流側には、液体貯蔵装置など(図示せず)が接続される。
このような流体貯留モジュール9において、流体供給装置から流体流入口25を経由してタンク3内に流入された流体は、タンク3を滞留している間に、ユニット挿入部7に配置された紫外線照射ユニット11から出射された紫外線により殺菌処理される。続いて、殺菌処理された流体は、流体流出口29を経由して液体貯蔵装置に流れる。
流体の流量は、タンク3を流れる間に紫外線の照射によって殺菌される流量であればよく、例えば、1L/min〜100L/minである。
流体は、例えば、空気等の気体、小麦粉のような穀物やその他の粉体、上水や農業用水のような液体である。
図3に示すように、紫外線照射ユニット11は、略円筒形状の筐体37と、筐体37内に配置された光源39と、筐体37の紫外線出射口41と光源39との間に配置された紫外線透過体43とを有する。
筐体37は、タンク3のユニット挿入部7の口径内に収まる外径寸法を有し、紫外線出射口41と、光源39を備える紫外線照射モジュール44を挿入するためのモジュール挿入口45とを備える、略円筒形状の筐体本体47を有する。筐体37は、例えば、流体貯留モジュール9のタンク3の形成に用いる材料から形成される。
モジュール挿入口45は、紫外線出射口41と比較して大きく開口している。モジュール挿入口45は、例えば、直径21mmの円形状である。紫外線出射口41は、例えば、直径14mmの円形状である。
筐体本体47は、タンク3のユニット挿入部7の口径内に収まる外径寸法を有する。筐体本体47の内壁49には、紫外線照射モジュール44と螺合するネジ溝(図示せず)が設けられている。筐体本体47の外壁51には、タンク3のユニット挿入部7の内壁31と螺合するネジ溝(図示せず)が設けられている。
また、筐体本体47は、モジュール挿入口45側の端部に鍔部53と、紫外線出射口41側の端部に延出部55とを有する。
鍔部53は、筐体本体47の紫外線照射モジュール44側の端部から外周側に向かって延出して設けられている。鍔部53は、タンク3のユニット挿入部7の外周縁部57に当接して、紫外線照射ユニット11がタンク3内に全て入ることを防止する。
延出部55は、筐体本体47の紫外線出射口41側の端部から紫外線出射口41の口径を狭めるように内周側に向かい、続いて筐体本体47の中空内に向かって延出して設けられている。延出部55は、流体接触部59と、紫外線透過体当接部61と、紫外線透過体当接部61及び筐体本体47の内壁49の間に形成されたパッキン挿入溝63とを有する。紫外線透過体当接部61は、パッキン挿入溝63内に配置されたパッキン65とともに紫外線透過体43と当接する。
パッキン65は、オーリングであり、例えば、ニトリルゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴムから形成される。
紫外線照射モジュール44は、光源39と、光源39のモジュール挿入口45側の面に配置された基板67と、基板67のモジュール挿入口45側の面に配置された基体69と、基体69のモジュール挿入口45側の面に互いに間隔をあけて配置された複数の放熱板71を備える放熱体73とを有する。
光源39は、紫外線を出射し、光源39から出射される紫外線の中心波長又はピーク波長は、例えば、200nm以上350nm以下である。光源39から出射される紫外線の中心波長又はピーク波長は、殺菌効率が高い観点から、260nm以上290nm以下であることが好ましい。光源39の種類は、紫外線を出射できれば特に限定されない。光源39の種類は、例えば、発光ダイオード(LED)、水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、レーザーダイオード(LD)である。
基体69は、円形の板状形状であり、側壁75に筐体37の内壁49と螺合するネジ溝(図示せず)が設けられている。基体69は、例えば、カーボンブラックを含む樹脂材料、Al(アルミニウム)等の熱伝導性の高い材料から形成される。
各放熱板71は、光源39から発生した熱を外部に放出する。各放熱板71は、例えば、アルミニウム、鉄、銅等の熱伝導性が高い材料から形成される。各放熱板71は、剣山状や蛇腹状のように表面積を大きくすることによって放熱性能を向上することができる。また、筐体37を、カーボンブラックを含む樹脂材料、Al(アルミニウム)等の熱伝導性の高い材料にすることで、流体と筐体37と放熱板71とにおける連続的な熱移動を促進でき、更に放熱性能を向上させることができる。
紫外線透過体43は、光源39から出射された紫外線を流体貯留モジュール9のタンク3内に透過させる。紫外線透過体43は、筐体37の紫外線透過体当接部61とパッキン65に当接して、筐体本体47内に嵌め込まれている。紫外線透過体43は、例えば、石英(SiO)、サファイア(Al)、非晶質のフッ素系樹脂、シリコーン樹脂のような紫外線に対する透過率が高い材料から形成される。紫外線透過体は、例えば上述した材料から選択される1種又は2種以上を含む板状体又は集光レンズである。
光源39と紫外線透過体43との間には、スペーサー77が設けられている。スペーサー77は、その一端79が紫外線透過体43の紫外線照射モジュール44側の面の外周近傍に当接して、紫外線透過体43がずれないように固定している。また、スペーサー77は、その他端81が紫外線照射モジュール44の基体69の紫外線出射口41側の面の外周近傍に当接することによって、紫外線照射モジュール44の光源39が紫外線透過体43に接触して、紫外線透過体44が破損しないように位置決めしている。
上述した紫外線照射モジュール44は、光源39をモジュール挿入口45から筐体本体47の中空内に向けて挿入し、筐体37の内壁49と、紫外線照射モジュール44の基体69の側壁75とを螺合し、基体69の外周近傍をスペーサー77の他端81に当接させて、筐体37に取り付けることができる。このため、紫外線照射モジュール44は、筐体37内に脱着自在に設けられている。
実施の形態1の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に配置された紫外線照射ユニット11とを備えるため、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
実施の形態1の紫外線殺菌装置1における、流体貯留モジュール9の流体流入口25から流体流出口29へ流れる流体の滞留の様子及び流速を確認するために、流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速を、COMSOLを用いたシミュレーションにより測定した。その結果を図4に示す。なお、シミュレーションは、流体流入口25の内径を20mmとし、流体流入口25に2Lの流量、0.11m/sの流速で流体を供給する条件で行った。
図4を参照して、実施の形態1の流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速について説明する。図4において、矢印は流体の流れを示す。図4に示すように、実施の形態1の流体貯留モジュール9において、流体流入口25から流入した流体は、後壁17の内面に当たり底壁13に向かう(矢印i)。次に、流体は、後壁17から前壁15に向かって底壁13近傍を流れ、再度、流体流入口25から後壁17に向かう(矢印ii)。次に、流体は、後壁17の内面に当たった後、頂壁5及び後壁17の内面付近を滞留する(矢印iii、iv)。ここで、流体貯留モジュール9内を滞留しているときの流速は、約0.02m/sであった。最後に、流体は、流体流出口29から外部に流出することがわかる(矢印v)。したがって、実施の形態1の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11を備えるため、流体流入口25から流入されたタンク3内の流体を滞留させて、流体に対する紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施形態において、上述した実施の形態1と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では実施の形態1と主に異なる点を説明する。なお、実施の形態2〜5の紫外線殺菌装置は、流体貯留モジュール9の形状が実施の形態1の紫外線殺菌装置1と異なる。
[実施の形態2]
図5を参照して、実施の形態2の紫外線殺菌装置1について説明する。実施の形態2の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3の形状がいわゆる略三角フラスコ形状であることが実施の形態1の紫外線殺菌装置1と異なる。
図5に示すように、実施の形態2の流体貯留モジュール9は、円形の底壁79と、円形の底壁79の外周近傍から上方に向かうにしたがって、開口を小さくするように延びる傾斜壁81と、傾斜壁81の上方端部から上方に延びる円筒形状の円筒壁83を有するタンク3とを有する。
流体貯留モジュール9のタンク3の傾斜壁81の正面側には、流体流入口25が形成され、円筒壁83の背面側には、流体流入口25よりも上方に流体流出口29が形成されている。流体貯留モジュール9の円筒壁83は、ユニット挿入部7を構成している。
円筒壁83は、流体流出口29の流出開口部27を塞がないように、紫外線照射ユニット11の筐体本体47の外径寸法を超える内径を有する。円筒壁83の上方端部85は、鍔部53と当接して、紫外線照射ユニット11がタンク3内に全て入ることを防止する。
実施の形態2の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9の略三角フラスコ形状のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11とを備えるため、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
実施の形態2の紫外線殺菌装置1における、流体貯留モジュール9の流体流入口25から流体流出口29へ流れる流体の滞留の様子及び流速を確認するために、流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速を、上記シミュレーションにより測定した。その結果を図6に示す。
図6を参照して、実施の形態2の流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速について説明する。図6において、矢印は流体の流れを示す。図6に示すように、実施の形態2の流体貯留モジュール9において、流体流入口25から流入した流体の大部分は、正面側の傾斜壁81の内面に当たり底壁13に向かい(矢印i)、流体の一部は、正面側の傾斜壁81の内面に当たり流体流出口29へ向かう(矢印ii)。次に、底壁13に向かう流体は、正面側から背面側に向かい、傾斜壁81の背面側内面に沿って上方に流れる(矢印iii)。ここで、流体貯留モジュール9内を流れているときの流速は、約0.02m/sであった。最後に、流体は、流体流出口29から外部に流出することがわかる(矢印iv)。したがって、実施の形態2の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11を備えるため、流体流入口25から流入されたタンク3内の流体を滞留させて、流体に対する紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
[実施の形態3]
図7を参照して、実施の形態3の紫外線殺菌装置1について説明する。実施の形態3の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3の形状が中空の円柱形状であることが実施の形態1の紫外線殺菌装置1と異なる。
図7に示すように、実施の形態3の流体貯留モジュール9は、円形の底壁87と、円形の底壁87の外周近傍から上方に延びる円筒形状の側壁89と、側壁89の上方端部から内径方向に延びる円形の頂壁91を有するタンク3とを有する。
流体貯留モジュール9のタンク3の側壁89の正面側には、流体流入口25が形成され、流体流入口25よりも上方に流体流出口29が形成されている。流体貯留モジュール9の頂壁91には、ユニット挿入部7が形成されている。
実施の形態3の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9の中空の円柱形状のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11とを備えるため、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
実施の形態3の紫外線殺菌装置1における、流体貯留モジュール9の流体流入口25から流体流出口29へ流れる流体の滞留の様子及び流速を確認するために、流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速を、上記シミュレーションにより測定した。その結果を図8に示す。
図8を参照して、実施の形態3の流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速について説明する。図8において、矢印は流体の流れを示す。図8に示すように、実施の形態3の流体貯留モジュール9において、流体流入口25から流入した流体は、タンク3内部を不規則に流れながら底壁87から頂壁91へ向かって流れる(矢印i)。ここで、流体貯留モジュール9内を流れているときの流速は、約0.02m/sであった。続いて、流体は、流体流出口29から外部に流出することがわかる(矢印ii)。したがって、実施の形態3の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11を備えるため、流体流入口25から流入されたタンク3内の流体を滞留させて、流体に対する紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
[実施の形態4]
図9を参照して、実施の形態4の紫外線殺菌装置1について説明する。実施の形態4の紫外線殺菌装置1は、タンク3の側壁89にある流体流入口25と流体流出口29の間を正面とした時に、流体流入口25を左側面側に、流体流出口29を右側面側にそれぞれずらして形成していることが実施の形態3の紫外線殺菌装置1と異なる。
実施の形態4の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9の中空の円柱形状のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11とを備えるため、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
実施の形態4の紫外線殺菌装置1における、流体貯留モジュール9の流体流入口25から流体流出口29へ流れる流体の滞留の様子及び流速を確認するために、流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速を、上記シミュレーションにより測定した。その結果を図10に示す。
図10を参照して、実施の形態4の流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速について説明する。図10において、矢印は流体の流れを示す。図10に示すように、実施の形態4の流体貯留モジュール9において、流体流入口25から流入した流体は、タンク3の側壁89の内面に沿いながら、頂壁91の内面に向かう(矢印i)。次に、流体はタンク3の中央付近を通り、底壁87の内面に向かう(矢印ii)。ここで、流体貯留モジュール9内を流れているときの流速は、約0.02m/sであった。最後に、流体は、タンク3の側壁89の内面に沿いながら流体流出口29から外部に流出することがわかる(矢印iii)。したがって、実施の形態4の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11を備えるため、流体流入口25から流入されたタンク3内の流体を滞留させて、流体に対する紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
[実施の形態5]
図11を参照して、実施の形態5の紫外線殺菌装置1について説明する。実施の形態5の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3の背面側内部に、背面側内部から正面側に向かって突出する、間隔をあけて設けられた、半円形状の複数の突出部93をさらに備えることが実施の形態4の紫外線殺菌装置1と異なる。
半円形状の複数の突出部93は、タンク3の背面側内部から、間隔をあけて正面側に向かって突出して設けられている。複数の突出部93は、流体流入口25から流入する流体をタンク3の中心付近で滞留させる。複数の突出部93は、タンク3と同じ材料から形成され、例えば、一体成型によりタンク3とともに形成される。
実施の形態5の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9と、流体貯留モジュール9の中空の円柱形状のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11と、半円形状の複数の突出部93とを備えるため、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間を延ばして、流体の殺菌効率を向上させることができる。
実施の形態5の紫外線殺菌装置1における、流体貯留モジュール9の流体流入口25から流体流出口29へ流れる流体の滞留の様子及び流速を確認するために、流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速を、上記シミュレーションにより測定した。その結果を図12に示す。
図12を参照して、実施の形態5の流体貯留モジュール9内の流体の滞留の様子及び流速について説明する。図12において、矢印は流体の流れを示す。図10に示すように、実施の形態4の流体貯留モジュール9において、流体流入口25から流入した流体は、タンク3の側壁89の内面に沿いながら、タンク3の中央付近に向かう(矢印i)。次に、流体はタンク3の中央付近に一定時間滞留する(矢印ii)。ここで、流体貯留モジュール9内を滞留しているときの流速は、約0.02m/sであった。最後に、流体は、タンク3の側壁89の内面に沿いながら流体流出口29から外部に流出することがわかる(矢印iii)。したがって、実施の形態5の紫外線殺菌装置1は、流体貯留モジュール9のタンク3のユニット挿入部7に紫外線照射ユニット11と、半円形状の複数の突出部93とを備えるため、流体流入口25から流入されたタンク3内の流体を一定時間滞留させて、実施の形態5の紫外線殺菌装置1と比較して、流体に対する紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射時間をさらに延ばして、流体の殺菌効率をさらに向上させることができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、1つの流体貯留モジュール9と1つの紫外線照射ユニット11とを1組とした場合に、1〜10組の紫外線殺菌装置1を用いて流体を殺菌してもよい。紫外線殺菌装置1の組数を増加させることによって、流体に対する殺菌効率を向上させるとともに、殺菌処理する流体の量を増やすことができる。
タンク3の内部表面は、アルミニウムでミラー状にコーティングされていてもよい。このようにコーティングすることによって、タンク3の内部表面が紫外線照射ユニット11の紫外線により早期劣化することを抑制又は防止することができ、紫外線を流体に反射して流体に対する殺菌効率を向上させることができる。
複数の突出部93は、例えば、半円状に代えて直方体状であってもよく、半円状の突出部と直方体状の突出部が交互に設けられていてもよい。
紫外線照射ユニット11は、実施の形態1の紫外線照射ユニット11の代わりに以下に示す変形例1〜3の紫外線照射ユニット11であってもよい。
変形例1
図13を参照して、変形例1の紫外線照射ユニット11について説明する。変形例1の紫外線照射ユニット11は、スペーサー77の代わりにリフレクター95を有することのみが実施の形態1の紫外線照射ユニット11と異なる。
図13に示すように、変形例1の紫外線照射ユニット11は、紫外線透過体43の外周近傍に当接し、光源39の周囲に配置されたリフレクター95を有する。
リフレクター95は、凹部97と、紫外線反射面99と、紫外線出射口側面101と、モジュール挿入口側面103と、紫外線出射口側開口部105と、モジュール挿入口側開口部107とを備えている。
リフレクター95は、光源39から出射された紫外線のうち、一部の紫外線(出射角度が大きな紫外線)を紫外線透過体9に向けて反射する。リフレクター95は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、環状オレフィンコポリマー(COC)、ガラス、金属から形成され、少なくとも紫外線反射面99の表面はアルミニウムでミラー状にコーティングされている。凹部97の表面は、紫外線から樹脂を保護するためにコーティングされていてもよい。凹部97と紫外線反射面99の表面のコーティングは、例えば、蒸着によるアルミニウムコーティングが挙げられる。
凹部97は、紫外線照射モジュール11の光源39と基板67を収容する。凹部97の底部の中央部部分は、モジュール挿入口側開口部107と連通している。
紫外線反射面99は、光源39から出射され、直接到達した紫外線を紫外線透過体9に向けて反射する。紫外線反射面99は、中心軸109を回転軸とした回転対象面であり、本実施の形態では円対称であり、中心軸109に対して直線状である。紫外線反射面99は、中心軸109の方向に凸の曲線状や凹の曲線状であってもよく、光源39から出射された紫外線を紫外線透過体9に向けて反射する目的が達成されればよい。
紫外線出射口側面101は、紫外線透過体9の外周近傍に当接し、モジュール挿入口側面111は、基体35の紫外線出射口側の面の外周近傍に当接している。紫外線出射口側面101とモジュール挿入口側面111は、中心軸109が紫外線出射口側開口部105とモジュール挿入口側開口部107の中心を通るように、リフレクター95を位置決めしている。
紫外線出射口側開口部105は、モジュール挿入口側開口部107と比較して大きく開口している。紫外線出射口側開口部105は、例えば、直径16mmの円形状である。モジュール挿入口側開口部107は、例えば、直径6mmの円形状である。
変形例1の紫外線照射ユニット11は、リフレクター95の紫外線反射面99において、光源39から出射された紫外線を紫外線透過体9に向けて反射するため、中心付近に高い紫外線強度を有する紫外線を外部に向けて照射することができる。このため、変形例1の紫外線照射ユニット11は、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の中心付近を滞留する流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射強度を増大させて、流体の殺菌効率を向上させることができる。
変形例2
図13を参照して、変形例1の紫外線照射ユニット11について説明する。変形例1の紫外線照射ユニット11は、スペーサー77の代わりにリフレクター95を有することのみが実施の形態1の紫外線照射ユニット11と異なる。
図14を参照して、変形例2の紫外線照射ユニット11について説明する。変形例2の紫外線照射ユニット11は、スペーサー77の代わりにリフレクター95を有すること、紫外線透過体として第1集光レンズを有すること、パッキン65を有していないことが変形例1の紫外線照射ユニット11と異なる。
変形例2において、紫外線透過体9は第1集光レンズであり、凸レンズ面113と、鍔部115と、脚部117とを有する。以下、変形例2において、紫外線透過体9を第1集光レンズとして記載する。
凸レンズ面113は、紫外線照射モジュール11の光源39に対向するように配置されている。凸レンズ面113は、紫外線照射モジュール11の光源39から出射され、直接到達した紫外線と、リフレクター95の紫外線反射面99に反射して到達した紫外線とが入射する面である。凸レンズ面113は、中心軸109を回転軸とした円対称である。凸レンズ面113は、中心軸109に対して直交する断面において、光源39側から紫外線出射口41側に向かうにしたがって、断面の径が大きくなるように形成されている。
鍔部115は、凸レンズ面113の周囲に配置されている。鍔部115には、リフレクター95の紫外線出射口側面101が当接している。
脚部117は、鍔部115の凸レンズ面113と反対側面の外周近傍から筐体37のパッキン挿入溝63内に向かって延出し、形成されている。脚部117は、筐体37のパッキン挿入溝63と係合している。
第1集光レンズは、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線、すなわち、紫外線照射モジュール11から出射され、第1集光レンズに直接到達した紫外線と、紫外線照射モジュール11から出射された後にリフレクター95の紫外線反射面99で反射され、第1集光レンズに到達した紫外線とを集光し、外部に向けて透過する。
変形例2の紫外線照射ユニット11は、リフレクター95の紫外線反射面99において、光源39から出射された紫外線を紫外線透過体9に向けて反射するとともに、紫外線透過体9である第1集光レンズにおいて、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線を集光し、外部に向けて透過するため、中心付近にさらに高い紫外線強度を有する紫外線を外部に向けて照射することができる。このため、変形例2の紫外線照射ユニット11は、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の中心付近を滞留する流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射強度をさらに増大させて、流体の殺菌効率を向上させることができる。
図15を参照して、変形例3の紫外線照射ユニット11について説明する。変形例3の紫外線照射ユニット11は、紫外線透過体9として第2集光レンズを有することが実施の形態1の紫外線照射ユニット1と異なる。
変形例3において、紫外線透過体9は第2集光レンズであり、凸レンズ面119と、突出部121と、紫外線入射面123と、鍔部125と、脚部127とを有する。以下、実施の形態4において、紫外線透過体9を第2集光レンズとして記載する。
凸レンズ面119は、紫外線照射モジュール11の光源39に対向するように配置されている。凸レンズ面119は、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線のうち、出射角度が小さい紫外線が入射する面である。凸レンズ面119は、中心軸109を回転軸とした円対称である。凸レンズ面119は、中心軸109に対して直交する断面において、光源39側から紫外線出射口7側に向かうにしたがって、断面の径が大きくなるように形成されている。
突出部121は、凸レンズ面119の周囲から紫外線照射モジュール11側に向かって延出した後、中心軸109側から外周に向かって直線状に傾斜している。
紫外線入射面123は、突出部121の中心軸109側の面であり、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線のうち、出射角度が大きい紫外線が入射する面である。
鍔部125は、突出部121の周囲に配置されている。鍔部125の紫外線照射モジュール11側の面には、スペーサー77の一端79が当接している。
脚部127は、鍔部125の凸レンズ面119と反対側面の外周近傍から筐体37のパッキン挿入溝63内に向かって延出し、形成されている。脚部127は、筐体3のパッキン挿入溝63と係合している。
第2集光レンズは、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線、すなわち、紫外線照射モジュール11から出射され、凸レンズ面119に到達した紫外線と、紫外線照射モジュール11から出射され、紫外線入射面123に到達した紫外線とを集光し、外部に向けて透過する。
変形例3の紫外線照射ユニット11は、紫外線透過体9である第2集光レンズにおいて、紫外線照射モジュール11の光源39から出射された紫外線を集光し、外部に向けて透過するため、中心付近に高い紫外線強度を有する紫外線を外部に向けて照射することができる。このため、変形例3の紫外線照射ユニット11は、流体流入口25から流入された流体を流体貯留モジュール9のタンク3内に滞留させて、タンク3内の中心付近を滞留する流体に対して紫外線照射ユニット11から照射される紫外線の照射強度を増大させて、流体の殺菌効率を向上させることができる。
1 紫外線殺菌装置
3 タンク
7 ユニット挿入部
9 流体貯留モジュール
11 紫外線照射ユニット

Claims (4)

  1. 紫外線を照射する紫外線照射ユニット、並びに
    内部に流体を貯留するタンクと、
    前記タンクに形成された、流体をタンク内部に流入する流体流入口及びタンク内部の流体を流出する流体流出口と、
    前記タンクに形成された、前記紫外線照射ユニットを配置するユニット挿入部とを備える流体貯留モジュールを有し、
    前記流体貯留モジュールの前記ユニット挿入部に、前記紫外線照射ユニットを配置している紫外線殺菌装置。
  2. 前記タンク内部の、前記流体流入口及び前記流体流出口に離間して対向する位置に複数の突出部が設けられている請求項1に記載の紫外線殺菌装置。
  3. 前記紫外線照射ユニットは、光源及び紫外線透過体を有する請求項1又は2に記載の紫外線殺菌装置。
  4. 前記紫外線透過体は、石英、サファイア、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂から選択される1種又は2種以上を含む板状体又は集光レンズである請求項3に記載の紫外線殺菌装置。
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