JP2021016602A - 歯科用医療装置 - Google Patents

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浩伸 貴嶋
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Abstract

【課題】安定して回転駆動するモータを備えた歯科用医療装置を提供すること。【解決手段】課題を解決するには、歯科用医療装置は、工具を回転自在に保持するハンドピースと、工具を回転駆動するモータと、モータの回転を制御する制御部と、モータの動作状態を設定する操作部とを有し、モータはロータとコイルを有するステータを備える。そして、制御部は、ロータが回転することでコイルに発生する誘起電圧の値を用いることでロータの回転角度を検出するロータ位置検出回路を備える。この様な制御部は、ロータ位置検出回路の検出値に基づきロータの回転角度を記憶し、ロータが停止した状態から回転駆動する際に、記憶したロータの回転角度に基づき、コイルに印加する通電を行うように各部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、歯科治療において、歯牙や歯槽骨の切削等を行う歯科用医療装置(以下、医療装置という)に関するものである。
従来から、ヘッド部に、切削工具等の各種工具を回転自在に保持するハンドピースと、この工具を回転駆動する駆動源となるモータと、モータを制御する制御部を有する医療装置がある。この様な医療装置は、歯科治療におけるインプラント手術において、患者の歯牙や顎領域を形成する歯槽骨にインプラントを保持する保持穴を形成するために用いられる。
これらの医療装置には、ハンドピースの駆動手段として、特許文献1に開示されているような、ホール素子等のセンサーを用いずにロータの回転角度を検出して駆動制御を行う所謂センサレスモータが用いられるものがある。
このセンサレスモータは、ステータ(固定子)を構成する各コイル(巻線)に発生する誘起電圧(「逆起電圧」とも言う)を検出し、これに基づきステータに対するロータの回転角度を検出して、インバータ回路によりロータの回転角度に同期した電流を各コイルに供給して、ロータを回転駆動するものである。
特開2002−253576号公報
特許文献1に開示されているモータは、ロータが回転しているとき、誘起電圧がコイルに生じる。この誘起電圧を監視することで、ロータのステータに対する回転角度を検出することが可能である。
しかしながら、ロータが停止している場合は、ロータの回転角度の検出を可能にする誘起電圧がコイルに生じない。この為、モータを起動する際は、コイルに電流を流してロータの位置を固定し、その後、コイルに流す通電パターンを順次変化させることで、強制的にコイル位相を変化させてロータを回転させる必要がある。
特にモータを、低回転で動作するように設定して駆動を開始する場合、駆動時に発生するコイルの誘起電圧が小さく、ロータの回転角度を検出することが難しい。つまり、モータを低回転で動作するように設定して動作を開始する場合、モータの起動性が安定しないという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、安定して回転駆動するモータを備えた歯科用医療装置を提供することを目的とする。
課題を解決するためには、歯科用医療装置において、工具を回転自在に保持するハンドピースと、工具を回転駆動するモータと、モータの回転を制御する制御部と、モータの動作状態を設定する操作部と、を有し、モータはロータとコイルを有するステータを備え、制御部は、ロータが回転することでコイルに発生する誘起電圧の値を用いることでロータの回転角度を検出するロータ位置検出回路を備え、制御部は、ロータ位置検出回路の検出値に基づきロータの回転角度を記憶し、ロータが停止した状態から回転駆動する際に、記憶した前記ロータの回転角度に基づき、コイルに印加する通電を行うようにすればよい。
本発明によれば、安定して回転駆動するモータを備えた歯科用医療装置を提供することが可能となる。
医療装置を構成するハンドピースとモータと本体を示す概略図 医療装置を構成する回路図 医療装置を示すブロック図 モータを起動する時の制御ステップを示すフローチャート (a)ステータに対するロータの回転角度における誘起電圧を示すグラフ (b)ステータに対するロータの回転角度における各相への通電パターンを示すグラフ 各通電パターンに対応するステータに対するロータの回転角度の積算値を示す表 モータの起動時からのトルク変化を示すグラフ
(実施の形態)
以下、発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1を参照すると、医療装置Mは、歯科用ハンドピース100(以下、ハンドピース100)とモータ200と本体300を有する。
ハンドピース100は、先端側に位置するヘッド部101に様々な回転工具102(以下、工具102)を保持する。工具102は、歯牙を切削する切削工具である。また、ハンドピース100の後端には、後述するモータ200が接続する。ハンドピース100の内部には、接続したモータ200の動力が回転工具102に伝達させる伝達機構103が備えられている。
使用者は、この様に構成されたハンドピース100を手で持ち、モータ200を回転駆動させることで回転工具102を回転させて、患部を切削する治療を行う。
モータ200は、出力軸側をハンドピース100の後端に接続して、後述する制御部301により回転駆動の制御をされる。本実施の形態において、モータ200は、U相、V相、W相からなる3相のコイル212(212u,212v,212w)を有するステータSと、各コイル212から生じる磁界が作用して出力軸201aと共に回転するマグネット201bを有するロータ201を備えた3相ブラシレスモータを用いている。
この様に構成されるモータ200は、出力軸201aから出力される回転トルク(駆動トルク)が、ヘッド部101に保持される工具102を回転駆動する駆動源となる。
図2〜図3を参照すると、本体300は、制御部301と、記憶部302と、駆動部303と、操作部304と、表示部305と、モータ電流検出部306と、回転速度検出部307と、負荷トルク検出部308と、電源部309を備えている。また、本体300には、フットペダル310が接続する。このフットペダル310の出力は、制御部301に入力される。
本実施の形態におけるモータ200の駆動方式は、PWM(Pulse Width Modulation)駆動方式である。
次に、各機能部の説明をする。
制御部301は、電源部309から電力を得て、操作部303やフットペダル310や各検出部からの入力や、記憶部302に記憶されている制御アルゴリズムに基づき、駆動部303を駆動して、モータ200の動作を制御する。
つまり、制御部301は、モータ200の回転速度Rrと、使用時にモータ200に作用する負荷トルクTfと、モータ200に流れるモータ電流Im(Iu,Iv,Iw)の検出値と、記憶部302に格納された駆動条件に基づき、モータ200を制御する。
言い換えると、制御部301は、モータ200を、使用者が設定した回転速度Rr及び回転トルクTrとなるように、駆動部303を制御してPWM信号を生成して制御する。
また、制御部301は、モータ200の正転及び逆転の回転方向も制御する。これにより、工具102の回転方向を変更することができる。
記憶部302は、制御部301と接続する。記憶部302は、制御部301がモータ200を制御するための各種プログラムや、モータ200の駆動を制御するのに必要な駆動条件が記憶されている。
モータ200の駆動条件は、使用者が治療内容、工具の種類などを考慮して、操作部304から任意の値に設定することができる。また、記憶部302には、本体300に供えられた各種検出部が検出したデータや、操作部304からの入力データを記憶する。
モータ電流検出部306は、駆動部303とモータ200の3相の各コイル212(212u,212v,212w)を繋ぐ回路にそれぞれ接続しており、U相、V相、W相の各相に流れる電流Iu,Iv,Iwを検出する。
このモータ電流検出部306は、電流検出用抵抗を備え、検出した電流Iu,Iv,Iwを電圧Vu,Vv,Vwに変換する。この電圧Vu,Vv,Vwは、それぞれ、U相、V相、W相の端子電圧である。 そして、その検出値である電圧Vu,Vv,Vwの値を制御部301と回転速度検出部307と負荷トルク検出部308に入力する。
回転速度検出部307は、モータ電流検出部306で得られた電流値から求めた電圧値から、モータ200の各相のコイル212に生じる誘起電圧(逆起電圧)を推定する。そして、この誘起電圧からモータ200の回転速度Rrを求める。また、この回転速度Rrから回転数を求めることができる。
尚、誘起電圧を求める部位は、回転速度検出部307と独立して設けてもよく、また、制御部301で求めてもよい。また、モータの回転数は、回転速度Rrに基づき、制御部301において求められる。
負荷トルク検出部308は、モータ電流Imと負荷トルクTfが比例関係にあることを利用し、モータ電流検出部306で得られた電圧値から負荷トルクTfを求める。以上の回転速度検出部307と負荷トルク検出部308の検出値は、制御部301に入力される。
操作部304は、主電源スイッチや設定・選択ボタンを備える。
主電源スイッチは、本体300の電源をON又はOFFするスイッチである。設定・選択ボタンは、モータ200の動作状態であるモードや回転速度(回転数)や回転トルク等の制御に必要な駆動条件の設定を行うボタンである。使用者は、操作部304に設けられた設定・選択ボタンを操作して、モータ200の動作の使用条件の設定入力を行うことができる。
フットペダル310は、使用者が足でペダル部分を踏み込んで操作することで、モータ200の動作及び回転速度調整・停止を行うものである。
駆動部303は、6個のFET(電界効果トランジスタ:Field Effect Transistor)によって構成されたインバータ回路を備える。FETは、モータ200の対応するコイル212の各相にそれぞれ接続されている。
インバータ回路は、制御部301に設けられるPWM信号生成回路301aからのPWM信号に基づき、ロータ201のステータ202に対する回転角度に同期して、各FETが循環的にON(オン)/OFF(オフ)制御する。つまり、制御部301は、6個のFETを適宜ON/OFF制御することで、3相のコイル212に対して、6個のパターンの通電を行う。これにより、モータ200に駆動電圧Vdが印加される。
尚、6個の通電のパターンの内、どの通電パターンがコイル212に印加されるかは、ステータ202に対するロータ201の回転角度に応じて決定される。つまり、ロータ201が、ステータ202により発生する磁界により回転し続けるように、通電パターンが循環的に変化する。
このように、コイル212の各相に循環的に駆動電圧Vdが印加されて電流が生じ、磁界が発生する。そして、この磁界の作用により、モータ200のロータ201が回転する。
PWM信号生成回路301aは、制御部301に備えられたロータ位置検出回路301bの検出信号に基づきPWM信号を生成する。
ロータ位置検出回路301bは、ロータ201が回転してコイル212の相の切替時に発生する誘起電圧の値を用いることで、ロータ201の回転角度を検出する回路が用いられる。所謂、ホール素子等のセンサを用いないセンサレス回路が用いられる。
このセンサレスであるロータ位置検出回路301bは、コイルに生じる誘起電圧に基づき、U相、V相、W相の内、通電していない相の端子電圧が、印加される駆動電圧Vdの中点電位(1/2)になる箇所であるゼロクロスポイントを検出することで、ステータ202に対するロータ201の回転角度を検出するものである。
本実施の形態のモータ200の様に3相の場合、ゼロクロスポイントは、ロータ201が1回転する中で6回検出される。つまり、ロータ201が60度回転するごとに1回ゼロクロスポイントが検出される。尚、各相に現れる誘起電圧は、回転速度検出部307で推定した値を用いる。
この他、ロータ位置検出回路301bが行うロータ201の回転位置を検出する方法として、U相、V相、W相に生じる誘起電圧の大小関係を監視することでロータの回転角度を推定してもよい。
ここで、モータ200の回転トルクや回転速度Rrは、PWM信号の1周期に対するON信号の割合であるデューティー比により決まる。つまり、FETのON時間を長くすることで、デューティー比を高くするとモータ200に印加される駆動電圧Vdの実効値が大きくなる。つまり、駆動電圧Vdが高くなる。これにより、回転速度Rrを増加させることができる。
また、FETのON時間を短くして、デューティー比を低くすると、モータ200に印加される駆動電圧Vdの実効値が小さくなり、回転トルクが低下し回転速度Rrを減少させることができる。
また、切削工具に加わる負荷トルクTfが大きくなると、モータ200の回転速度Rrが低下するが、この場合においても、PWM信号のデューティー比を高くし、駆動電圧Vdの実効値を大きくする。すると、モータ200のモータ電流Imが上がるのに伴って回転トルクが増加し、結果的に回転速度Rrを上げる(維持する)ことができる。
このように、制御部301は、PWM信号のデューティー比を制御することで、モータ200の回転速度Rrや回転トルクTrを制御する。
表示部305は、記憶部302に記憶されている各種の駆動条件を表示する他、使用中のモータ200の回転速度Rr、設定した回転トルクTrなどを表示する。
フットペダル310は、モータ200の回転動作のON/OFFを制御する。制御部301は、フットペダル310からの信号の有無を検出し、信号が有りの場合、駆動条件に従いモータ200を駆動する。
電源部309は、外部の交流電源400からの交流電圧を整流し変圧し、制御部301と駆動部303に対し直流電圧を印加する。
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態のモータの起動時の制御について説明する。
図4に示すフローチャートは、医療装置Mに電源を投入してからモータ200を駆動し、電源を切るまでの動作制御を示す。尚、実際の医療装置Mの制御フローは、細かい制御ステップに至るまで規定されているが、図4に示すフローチャートは、本発明を説明するのに必要なステップが示してある。
図5(a)は、ステータに対するロータの回転角度における誘起電圧を示すグラフである。図5(a)に示すP1〜P6は、ゼロクロスポイントである。図5(b)は、ステータに対するロータの回転角度における各相への通電パターンを示すグラフである。つまり、図5(b)は、モータ200の6ステップ整流を示すグラフである。グラフに示された回転角度に対応する6つの通電パターンを、それぞれ通電1〜通電6とした。
また、図5(a)に示すゼロクロスポイントP1と図5(b)の通電1は対応する。同様に、ゼロクロスポイントP2〜P6も、それぞれ通電2〜通電6に対応する。
図6は、各通電パターン(通電1〜通電6)に対応するステータ202に対するロータ201の回転角度の積算値を示す表である。表中では、ロータ201の初期位置の回転角度、1回転した時の回転角度の積算値、10000回転した時の回転角度の積算値、n回転した時の回転角度の積算値を示している。尚、nは、1以上の自然数である。
図4を参照すると、まず、使用者が操作部304に設けられた主電源スイッチを入れると制御部301が起動して、ステップS1に移行する。
ステップS1において制御部301は、駆動部303を制御して、ごく短い時間、コイル212に電流を流す。これにより、コイル212に一定の磁場が形成される。この磁場の影響をロータ201が受けて、ステータ202に対して、ロータ201の初期位置が固定される(オープンループ制御での直流通電)。本実施の形態において、ロータ201の初期位置は0度から60度未満の位置に設定されている。
そして、ステータ202に対してロータ201の初期位置が固定されると、モータ200の制御ステップは、ステップS2に移行する。
本実施の形態においてステップS1のように、オープンループ制御によりロータ201を動かすことで初期位置にロータ201を固定しているが、ロータ201の初期位置を推定してロータ201の回転駆動の基準としてもよい。
例えば、制御部301は、駆動部303を制御して、コイル212に6パターンの通電を行うと共に、磁気飽和を検出する。そして、制御部301は、検出した磁気飽和の位置に基づき、ステータ202に対するロータ201の初期位置を推定してもよい。そして、制御部301は、この初期位置に係る情報を記憶部302に記憶して、モータ200の制御ステップをステップS2に移行する。
ロータ201の初期位置の推定とは、ロータ201がステータ202に対して、どれくらいの回転角度であるかを推定することである。推定値は、0度〜60度未満、60度〜120度未満、120度〜180度未満、180度〜240度未満、240度〜300度未満、300度〜360度未満の6つの角度領域となる。
ステップS2において制御部301は、モータ200が回転駆動を開始するか否かを判断する。具体的には制御部301は、フットペダル310が踏み込み操作されて、モータ200を回転させる信号の入力がなされたか否かを判断する。
制御部301は、モータ200の回転駆動を開始する信号の入力がある場合はステップS4に移行し、この信号の入力が無い場合にはステップS9に移行する。
ステップS9において制御部301は、操作部304に設けられた主電源スイッチが切られたか否かを判断する。つまり、制御部301に対して、主電源を切る信号が入力されたか否かを判断する。
制御部301は、主電源を切る信号が入力されたと判断した場合はステップS10に移行し、この信号が入力されていなければステップS2に移行する。このステップS2からステップS9を繰り返す状態は、例えば、本体300の電源は入れた状態であるが、モータ200を駆動してハンドピース100を使用していない状態である。
また、制御部301は、ステップS10に移行した場合、記憶部302に記憶されたロータ201の初期位置に関する情報をリセットして処理を終了する。
次に、図5(b)に示すように、ステップS3において制御部301は、駆動部303を制御して、フットペダル310からの入力に基づき、通電パターンにしたがって各コイル212に駆動電圧Vdを印加する。
本実施の形態の場合、ステップS1でロータ201の初期位置は0度から60度未満の位置に固定されているので、通電1→通電2→通電3→通電4→通電5→通電6→通電1→・・・のように、各コイル212に循環的に通電される。
尚、ロータ201の初期位置を推定して駆動する場合は、次の動作を行う。
制御部301は、推定したロータ201の初期位置の情報に基づき、最初に入力する通電パターンを6つの通電パターンから決定して、モータ200の回転駆動を開始する。モータ200の回転駆動の開始後は、最初に入力された通電パターンから順序良く、通電1〜通電6が循環的に行われる。
例えば、ロータ201の初期位置が120度であった場合、通電3→通電4→通電5→通電6→通電1→通電2→通電3→・・・のように、各コイル212に循環的に通電される。
このようにステップS3でモータ200の駆動が開始される際に、モータ200使用者が操作部304を操作して行った設定入力に基づき駆動制御される。
モータ200の動作を開始する前に行う設定入力は、例えば、モータ200の回転速度(回転数)や回転トルク、動作モードに係るものである。この動作モードは、例えば、インプラント治療で用いる歯槽骨を切削する際の動作モードなどがある。
特に設定入力がなされない場合は、前回の使用時の設定条件やデフォルト状態の設定条件でモータ200が駆動することになる。
また、モータ200の動作は、例えば、使用者が、フットペダル310を踏み込むことにより、開始される。このフットペダル310の踏み加減により制御部301へ出力する信号が変化し、この信号に基づきモータ200の回転速度が変化する。
次に、ステップS4において制御部301は、ステップS3でロータ201が回転を開始してから、回転し続ける間、ロータ201のステータ202に対する回転角度を積算して、記憶部302に記憶する処理を開始し、ステップS5に移行する。つまり、制御部301は、回転するロータ201の回転角度に関する情報を記憶する。更に言い換えると、制御部301は、電源投入時からロータ201の回転角度(回転した角度の量)を把握し続けている。
本実施の形態の場合、制御部301は、ロータ201の回転に伴い生じる誘起電圧を監視することでゼロクロスポイントを検出する。ゼロクロスポイントP1〜P6は、ロータ201が1回転する中で6回検出される。つまり、ゼロクロスポイントP1〜P6が検出されるたびに、ロータ201が60度回転したことになる。
制御部301は、通電を開始した回転角度に、ゼロクロスポイントP1〜P6を検出するたびに60度ずつ積算することで、ロータ201の回転角度の積算値をもとめる。
例えば、ロータ201の初期位置が120度であった場合、通電を開始した角度は120度となり、これを起点に、120度→180度→240度→300度→360度→420度・・・→36000度→36060度→・・・60+360n→120+360n→・・・のように積算されていく。そして、この積算値の情報は、随時、記憶部302に更新される。
この他に、ロータ201の回転角度の積算値は、U相、V相、W相に生じる誘起電圧の大小関係を監視することでロータの回転角度を推定して、この推定値を積算して積算値を求めてもよい。ロータ201の回転角度の推定は、ロータ位置検出回路301bが行い、その結果を制御部301に入力する。誘起電圧は、各相の端子電圧Vu,Vv,Vwである。各相の誘起電圧とロータ201の回転角度の関係は次の通りである。
・Vv<Vw<Vuの場合、ロータの回転角度は0度〜60度未満である。
・Vw<Vv<Vuの場合、ロータの回転角度は60度〜120度未満である。
・Vw<Vu<Vvの場合、ロータの回転角度は120度〜180度未満である。
・Vu<Vw<Vvの場合、ロータの回転角度は180度〜240度未満である。
・Vu<Vv<Vwの場合、ロータの回転角度は240度〜300度未満である。
・Vv<Vu<Vwの場合、ロータの回転角度は300度〜360度未満である。
そして、それぞれのロータの回転角度における各コイルへの通電パターンは次の通りである。
・Vv<Vw<Vuの場合、通電パターンは通電1である。
・Vw<Vv<Vuの場合、通電パターンは通電2である。
・Vw<Vu<Vvの場合、通電パターンは通電3である。
・Vu<Vw<Vvの場合、通電パターンは通電4である。
・Vu<Vv<Vwの場合、通電パターンは通電5である。
・Vv<Vu<Vwの場合、通電パターンは通電6である。
次に、ステップS5において制御部301は、ロータ201の回転が停止しているか否かを判断する。制御部301は、ロータ201が停止していればステップS6に移行し、ロータ201が停止していなければステップS4に移行して引き続き回転角度の積算を行い続ける。
ロータ201が回転しているか否かの判断は、回転速度検出部307からの入力に基づき判断する。回転速度検出部307からの入力が、速度0を示していれば、ロータ201は停止していると判断する。
次に、ステップS6において制御部301は、操作部304に設けられた主電源スイッチが切られたか否かを判断する。つまり、制御部301に対して、主電源を切る信号が入力したか否かを判断する。
制御部301は、主電源を切る信号が入力されたと判断した場合はステップS10に移行し、この信号が入力されていなければステップS7に移行する。
次に、ステップS7において制御部301は、モータ200が回転駆動を開始するか否かを判断する。具体的には制御部301は、フットペダル310が踏み込み操作されて、モータ200を回転させる信号の入力がなされたか否かを判断する。
制御部301は、モータ200の回転駆動を開始する信号の入力がある場合はステップS8に移行し、この信号の入力が無い場合にはステップS6に移行する。
次に、ステップS8において制御部301は、記憶部302に記憶されているロータ201の回転角度の積算値に基づき、モータ200を駆動し始める為の最初のコイル212への通電パターンを設定して、コイル212へ通電を開始する。通電を開始した後は、6つの通電パターンを循環的に繰り返す。これにより、ロータ201が連続的に回転する。制御部301はこれらの処理をスタートさせて、ステップS4に移行する。
例えば、ロータ201が停止したのが36120度であった場合、モータ200を駆動し始めるときの通電パターンは通電3から開始される。
この後、制御部301は、モータ200が駆動している間は、ステップS4,S5を繰り返えす。そして、制御部301は、モータ200が停止して主電源が切られると、ステップS10の処理を行って処理を終了する。
以上の様に制御処理を行うことで、ステータ202に対するロータ201の位置検出にセンサーを用いずに行う所謂センサレスモータにおいて、モータ200が回転駆動した後に停止し、再度、回転駆動する際に、効率良くモータ200を回転駆動させることが可能となる。
本実施の形態であれば、モータ200の回転角度を積算して、常に、ステータ202に対するロータ201の位置を把握しているので、再度、モータ200を回転駆動させる際に、ステータ202に対するロータ201の位置を検出する為にステップS1のような初期位置への固定動作を行わなくてよい。
従って、モータ200を駆動したハンドピース100により患部を切削する治療を行う際に、センシング動作により治療作業が阻害されることを防止することができる。特に、患部を切削する作業は、緻密な作業が要求される場合があり、本実施の形態の様に制御することは大変有効である。
また、ステップS3とステップS8の説明は、各コイル212にロータ201が回転するように通電制御がなされた場合で説明した。
本実施の形態は、本体300の電源が入った状態であれば、コイル212に通電を行いモータ200が回転駆動する状態ではなくても、制御部301は常にステータ202に対するロータ201の回転角度を検出している。
つまり、工具102を交換やハンドピース100を交換の作業の際に、ロータ201の回転角度に変化が生じても、制御部301はステータ202に対するロータ201の回転角度を検出してる。
従って、通電を行ってモータ200を回転駆動させた場合以外であっても、本体300の電源が入った状態であれば、ロータ201の回転角度を正しく判断し、起動時に適切な通電制御を行うことができる。
(モータ起動開始時からの回転トルクの制御)
次に、モータ200を起動開始時の回転トルクの制御について図7を用いて説明する。図7は、モータ200の起動時からのトルク変化を示すグラフである。図7のグラフの横軸は起動開始からの経過時間(t)であり、縦軸は回転トルク(Tr)である。
このグラフは、モータ200を停止した状態から起動させた後、負荷が作用していない状態(無負荷状態)でモータ200が回転して、その後、負荷が作用した状態(負荷印加状態)でモータ200が回転して、更にその後、負荷が無くなり負荷解放した例である。
尚、負荷が作用していない状態とは、例えば、使用者がフットペダル310を操作して、モータ200を回転駆動させることで工具102を回転させている状態で、工具102を切削対象である患部に接触させる前の段階、又は、接触させた後の段階である。
つまり、工具102が、負荷の無い状態(無負荷)で回転している状態であり、モータ200に負荷が作用していない状態である。
また、負荷が作用している状態とは、例えば、使用者がフットペダル310を操作して、モータ200を回転させることで工具102を回転させて、この回転する工具102を患部に接触させて切削している状態である。つまり、工具102には回転を阻害する負荷が作用した状態で、工具102が回転している状態であり、モータ200に負荷が作用している状態である。
図7を参照すると、モータ200の回転駆動時のトルク値は、設定トルクTrAと無負荷時トルクTrBと起動時トルクTrCの3つの大きさのレベルがある。これらのトルクの値の大小関係は、「TrC<TrB<TrA」となっている。また、これらの出力トルクは、制御部301がモータ200の状態に応じて制御する。
ここで、上記の3つのレベルのトルクについて説明する。
設定トルクTrAは、使用者が操作部304から入力して設定するトルク値である。この設定トルクTrAは、工具102を切削対象に接触させて切削を行っているときに出力される最大のトルクである。つまり、設定トルクTrAは、モータ200に負荷が作用している時に出力される最大のトルクである。
次に、無負荷時トルクTrBは、設定トルクTrAに基づき設定されるトルク値であり、設定トルクTrAより小さな値である。この無負荷時トルクTrBは、工具102は回転しているが切削を行っていない時に出力されるトルクである。つまり、無負荷時トルクTrBは、モータ200に負荷が作用していない時(無負荷時)に出力されるトルクである。
次に、起動時トルクTrCは、モータ200を停止した状態から起動させる時のトルク値であり、設定トルクTrAと無負荷時トルクTrBより小さな値である。この起動時トルクTrCでモータ200が駆動している起動時間t1は、大変短い時間である。起動時間t1は、使用者が明確に小さなトルク値で動作していることを感じ取れない程度の時間であり、製品の仕様ごとに多少異なるが、例えば、10[msec]程度に設定される。




以上のように起動時から切削状態に至り医療装置Mは、次の(1)〜(6)ように動作する。尚、(1)〜(6)において、フットペダル310から制御部301に、モータ200の回転駆動を指示する信号の入力がされている状態である。
(1)モータ起動時シーケンス
制御部301は、フットペダル310から入力に基づき駆動部303を制御して、モータ200の回転駆動を開始する。制御部301は、回転駆動開始から起動時間t1の間は、設定トルクTrAや無負荷時トルクTrBより小さいトルク値である起動時トルクTrCとなるように、モータ200を回転駆動する。
つまり、モータ200を起動後、一定の起動時間(t1)の間は、使用者が設定した設定トルクTrAの値より絞ってトルクの出力を制御することで、起動直後の急なトルクの出力を防止する。これにより、起動時にモータ200に生じる振動やショックを低減することができる。
(2)無負荷時トルクへの上昇時シーケンス
次に、制御部301は、起動時間t1が経過すると、無負荷時トルクTrBでの回転駆動へ移行する。起動時間t1経過後、回転トルクが急激に上昇し、無負荷時トルクTrBでの回転駆動へと至る。起動時間t1経過後から、無負荷トルクTrBへと至る間のトルクは、時間の経過と共にトルク値が上昇する。
このように、無負荷時トルクTrBへと迅速に変化させることで、使用者が、モータ200の起動から患部の切削に至る時間を短縮することが可能となる。このように、時間の経過に伴いトルクを増加させるので、瞬時にトルクを増加させた場合と比較して、モータ200の振動やショックを低減することができる。
(3)無負荷定常動作時シーケンス
次に、制御部301は、モータ200が起動した後は、無負荷時トルクTrBで回転駆動する。無負荷時トルクTrBは、設定トルクTrAより小さなトルク値である。つまり、無負荷時で定常動作の時は、設定トルクTrAよりトルク値が絞られた状態となる。
このように、無負荷定常動作の時は、設定トルクTrAに対してトルク値を絞った状態で動作することで、負荷を受けた時にトルクの変動が急峻となることを防ぎ、設定トルクTrAに対してのオーバーシュートを低減することができる。
(4)負荷印加時シーケンス
次に、制御部301は、モータ200が無負荷時トルクTrBで回転駆動している状態において、モータ200が負荷を受けたことを検出すると、設定トルクTrAでの回転駆動へ移行する。モータ200が受ける負荷とは、工具102が患部の切削を行うことで生じる切削抵抗による負荷である。
制御部301は、モータ200が受ける負荷の有無や大きさを各コイル212に流れる電流値を監視することで検出する。
例えば、制御部301は、モータ200が無負荷時トルクTrBで回転駆動している時に、コイル212の電流値が低下した場合、負荷が加わっていると判断することができる。逆に、制御部301は、設定トルクTrAでモータ200が回転駆動している時に、コイル212の電流値が上昇した場合、負荷が低下した又は無くなったと判断することができる。
制御部301は、上記の通りモータ200の負荷を検出すると、モータ200の出力トルクが設定トルクTrAに近づくように、時間が経過すると共にトルクを増加させる。
このように、時間の経過に伴いトルクを増加させるので、瞬時にトルクを増加させた場合と比較して、設定トルクTrAに対してオーバーシュートを低減することができると共に、モータ200の振動やショックを低減することができる。
(5)負荷作用時シーケンス
制御部301は、モータ200のトルクを設定トルクTrAにした後、モータ200が負荷を受け続けている状態において、モータ200のトルクを設定トルクTrAに維持して、モータ200を駆動し続ける。
(6)負荷解放時シーケンス
制御部301は、モータ200が負荷を受けている状態から負荷が無くなると、モータ200のトルクを無負荷時トルクTrBに制御して回転駆動を続ける。
以上のように制御部301は、モータ200の回転駆動時のトルクを制御するので、使いやすい医療装置Mを構成することができる。
特に、モータ200の回転駆動開始から起動時間t1の間は、設定トルクTrAや無負荷時トルクTrBより小さいトルク値である起動時トルクTrCとなるようにモータ200を回転駆動するので、回転し始めた時に、切削をする為の大きなトルクが、回転開始と同時に作用しないので、起動時に生じるショックを低減することができる。
この様な効果は、ハンドピース100の後端にモータ200を接続して用いる医療装置Mの場合、モータ200の起動時の振動は、そのまま使用者が握って用いるハンドピース100に伝わるので、起動時のショックを低減することは、作業性の向上に大変効果がある。
このように、歯牙や歯槽骨を削る繊細な切削を求められる歯科医療において、このように起動時の衝撃を抑えることができる医療装置Mは、正確な切削作業が行いやすくなる。
更に、このようなモータ200の起動時のトルク制御は、ステータ202に対するロータ201の位置検出にホールセンサー等の検出素子を用いないで行うモータ200において有効である。モータ200の起動時のショックを低減することで、センサレスモータで生じる恐れがある低速回転時の不安定な回転駆動を防ぐことができる。
また、制御部301は、無負荷の時は、設定トルクTrAより小さい値の無負荷時トルクTrBで回転駆動する。これにより、無負荷時トルクTrBで回転駆動中に負荷が加わり、設定トルクTrAへとトルクを変化させるときに、設定トルクTrAより小さい無負荷時トルクTrBからトルク値を上昇させればよいので、トルク制御をしやすい。
ここで、モータの駆動制御を、無負荷の時も設定トルクTrAで回転駆動する医療装置を考える。つまり、従来から行われている制御であり、モータを回転開始後、常に設定した回転数(回転速度)、回転トルクで回転し続ける医療装置の場合を考える。
まず、患部を切削する作業が開始されると、モータに負荷が作用し回転数(回転速度)が低下する共に、電流値も低下する。この様な状況において制御部は、電圧を上昇させて電流値を維持することで、回転数を維持しようと制御する。
しかしながら、電圧を上昇させた際に、オーバーシュートにより目標となる電圧値を超えてしまうことがある。これにより、電流値も意図した以上に大きくなり、一時的に回転トルクが設定トルクTrAを超えてしまうことがある。
これにより、モータの回転トルクが、設定したトルク値が意図せず超えてしまうと、切削対象である患部に意図しない力を加える恐れがある。これにより、患部を削りすぎたり、ハンドピース100のコントロールが難しくなる恐れがある。
本実施の形態の医療装置Mのモータ200の回転トルクの制御であれば、設定トルクTrAより低いトルク値である無負荷時トルクTrBから、目標となる設定トルクTrAへ上昇するように制御するので、このようなオーバーシュートを防ぐ、又は、より小さくとどめることができる。
このようなモータ200の起動時のトルク制御は、ステータ202に対するロータ201の位置検出にホールセンサー等の検出素子を用いないで行うモータ200において有効である。治療対象の切削作業時のモータ200の動作の安定化を実現することができる。
以上、本実施の形態において、使用者が設定するモータの動作状態を回転速度である場合を例に説明したが、回転数を設定するものでもよい。本願の各部において、「回転速度」との記載部分を、「回転数」と読み替えても、本発明は同様な効果を奏する。
M 歯科用医療装置(医療装置)
100 歯科用ハンドピース(ハンドピース)
101 ヘッド部
102 工具
103 伝達機構
200 モータ
201 ロータ
201a 出力軸
201b マグネット
202 ステータ
212 コイル
212u U相コイル
212v V相コイル
212w W相コイル
300 本体
301 制御部
301a PWM信号生成回路
301b ロータ位置検出回路
302 記憶部
303 駆動部
304 操作部
305 表示部
306 モータ電流検出部
307 回転速度検出部
308 負荷トルク検出部
309 電源部
310 フットペダル
400 交流電源

Claims (3)

  1. 工具を回転自在に保持するハンドピースと、
    前記工具を回転駆動するモータと、
    前記モータを制御する制御部と、
    前記モータの動作を設定する操作部と、
    を有し、
    前記モータは、ロータとステータを備え、
    前記ステータはコイルを備え、
    前記制御部は、前記ロータが回転することで前記コイルに発生する誘起電圧の値を用いることで前記ロータの回転角度を検出するロータ位置検出回路を備え、
    前記制御部は、前記ロータ位置検出回路の検出値に基づき前記ロータの回転角度を記憶し、前記ロータが停止した状態から回転駆動する際に、記憶した前記ロータの回転角度に基づき、前記コイルに通電を行うことを特徴とする歯科用医療装置。
  2. 前記コイルは3相であり、
    前記制御部は、3相の前記コイルにそれぞれ生じる誘起電圧の大小関係に基づき、前記ステータに対する前記ロータの回転角度を検出することを特徴とする請求項1に記載の歯科用医療装置。
  3. 前記コイルは3相であり、
    前記制御部は、3相の前記コイルにそれぞれに生じるゼロクロスポイントを検出することで、前記ステータに対する前記ロータの回転角度を検出することを特徴とする請求項1に記載の歯科用医療装置。
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