JP4796940B2 - ブラシレスdcモータの制御方法と制御装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータの制御方法と制御装置 Download PDF

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本願発明は、ブラシレスDCモータ(以下BLDCモータと呼ぶ)を位置センサレスで制御する制御方法と制御装置に関する。
BLDCモータは、永久磁石を有するロータと複数相の巻線からなり、ホール素子やエンコーダ等の位置センサによりロータの位置を検出している(例えば特許文献1,2参照)。
位置センサは、BLDCモータの設置(使用)環境の制約があり、例えば高温の環境では使用できない。またBLDCモータを用いる装置、例えば歯科治療用研削装置のハンドピースの場合、位置センサがハンドピースの小型化の障害になる。
そこで位置センサを用いない、いわゆる位置センサレスで位置情報を推定する方法が提案されている。例えばBLDCモータの巻線に誘起される電圧を利用してロータの位置情報を推定する方法(例えば特許文献3参照)、巻線電流を利用してロータの位置情報を推定する方法(例えば特許文献4参照)等がある。
図4は、従来の巻線電流を利用してロータの位置情報を推定し、その位置情報に基づいて3相BLDCモータを正弦波駆動する場合の制御装置の例である。
インバータ等からなるモータ駆動回路93は、直流電源94の直流電圧を正弦波電圧に変換して3相のBLDCモータ91に供給する。CPU等からなる制御回路95は、電流センサ92によって検出された巻線電流を用いてBLDCモータ91のロータの位置情報を推定し、その推定した位置情報によりモータ駆動回路93を制御する。モータ駆動回路93は、正弦波電圧を発生してBLDCモータ91を駆動する。
特開2000−350485号公報 特開2003−23791号公報 特開2003−111482号公報 特開2000−350487号公報
従来の巻線電流によりロータの位置情報を推定してBLDCモータを正弦波駆動する場合には、負荷が過度的に変動したとき、BLDCモータが同期はずれ(脱調)を起こして駆動が不安定になるのを防止するために、BLDCモータに過度の安定極限電力を供給しなければならない。そのため、軽負荷のときにBLDCモータの駆動効率が低下する。
本願発明は、BLDCモータを位置センサレスで正弦波駆動する場合の前記問題点を解決し、負荷が変動してもBLDCモータを高効率で安定して駆動できるBLDCモータの制御方法と制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のブラシレスDCモータの制御方法は、モータ駆動回路は駆動電圧と駆動角周波数に基づいて正弦波電圧を発生し、その正弦波電圧により駆動するブラシレスDCモータの制御方法において、2相の巻線電流(i u ,i v )に基づいて電流位相差(φ)を推定し、電流位相差(φ)、駆動電圧の最大値(Vm)、逆起電圧の最大値(Em)及び指令駆動角周波数(ω*)に基づいて負荷角(δ)を推定し、指令負荷角と推定した負荷角の負荷角偏差をとり、負荷角差に基づいて負荷角が指令負荷角に等しくなるように駆動電圧を制御することを特徴とする。
請求項2に記載のブラシレスDCモータの制御方法は、請求項1に記載のブラシレスDCモータの制御方法において、負荷角(δ)は、
δ=sin-1[{Vmtan2φ±(Em 2(1+tan2φ)−Vm 2tan2φ)1/2}/{Em(1+tan2φ)}]
により推定することを特徴とする。
請求項3に記載のブラシレスDCモータの制御方法は、請求項1又は請求項2に記載のブラシレスDCモータの制御方法において、ブラシレスDCモータは、歯科治療用研削装置のハンドピースに用いるブラシレスDCモータであることを特徴とする。
請求項4に記載のブラシレスDCモータの制御装置は、モータ駆動回路は駆動電圧と駆動角周波数に基づいて正弦波電圧を発生し、その正弦波電圧によって駆動するブラシレスDCモータの制御装置において、2相の巻線電流(i u ,i v )に基づいて電流位相差(φ)を推定する電流位相差推定部、電流位相差(φ)、駆動電圧の最大値(Vm)、逆起電圧の最大値(Em)及び指令駆動角周波数(ω*)に基づいて負荷角(δ)を推定する負荷角推定部、指令負荷角と推定した負荷角の負荷角偏差をとる負荷角偏差回路、負荷角偏差に基づいて負荷角が指令負荷角に等しくなるように駆動電圧を制御する駆動電圧制御部を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載のブラシレスDCモータの制御装置は、請求項4に記載のブラシレスDCモータの制御装置において、負荷角(δ)は、
δ=sin-1[{Vmtan2φ±(Em 2(1+tan2φ)−Vm 2tan2φ)1/2}/{Em(1+tan2φ)}]
により推定することを特徴とする。
請求項6に記載のブラシレスDCモータの制御装置は、請求項4又は請求項5に記載のブラシレスDCモータの制御装置において、ブラシレスDCモータは、歯科治療用研削装置のハンドピースに用いるブラシレスDCモータであることを特徴とする。
本願発明のBLDCモータの制御方法及び制御装置は、BLDCモータの負荷が変動しても駆動電圧を調整・制御して、負荷角を指令負荷角に保持するから、即ち負荷が変動しても負荷角を一定に保持するから、BLDCモータは、負荷が急変しても同期はずれ(脱調)を起こすことなく安定して駆動する。
また本願発明の制御方法及び制御装置を用いると、BLDCモータは、負荷が変動しても負荷角を指令負荷角に保持できるから、負荷角を駆動効率の最も高い90度の近傍に設定することができる。したがってBLDCモータは、負荷が大きいときも小さいときも効率よく安定して駆動する。
また本願発明の制御方法及び制御装置を用いると、BLDCモータは、負荷が急変しても同期はずれ(脱調)を起こすことなく安定して駆動し、広い範囲で回転速度を変えることができるから、歯科治療用研削装置のハンドピースに用いるモータに適している。
本願発明の実施の形態に係るBLDCモータの制御方法及び制御装置について説明する。
モータ駆動回路は、駆動電圧に基づいて正弦波電圧を発生し、その正弦波電圧によりBLDCモータを駆動する。負荷角推定部は、BLDCモータの負荷角を推定し、負荷角偏差回路は、その推定した負荷角と指令負荷角の偏差(負荷角偏差)をとる。駆動電圧制御部は、負荷角偏差に基づいて、負荷角が指令負荷角になるように、即ち負荷角が指令負荷角と等しくなるように駆動電圧を調整し制御する。このように本実施形態のBLDCモータの制御方法及び制御装置は、負荷が変動しても負荷角が指令負荷角と等しくなるように駆動電圧を制御して、常にBLDCモータの負荷角を指令負荷角に保持する。
次に図1〜図3により本願発明の実施例に係るBLDCモータの制御装置及び制御方法について説明する。
図1は、本願発明の実施例に係るBLDCモータを正弦波駆動する場合の制御装置の構成を示す。
図において、1は3相のBLDCモータ、2はBLDCモータ1の巻線電流を検出する電流センサ、3はPWM発生器、インバータ等からなるモータ駆動回路、4は電流位相差φ(後述する)を推定する電流位相差推定部、5はBLDCモータ1の同期運転時の負荷角δ(後述する)を推定する負荷角推定部、6はPID(比例積分微分)コントローラ等からなる駆動電圧制御部、7は推定した負荷角δ^(ハット付きδ)と指令負荷角δ*の偏差(負荷角偏差)をとる負荷角偏差回路、ω*は指令駆動角周波数、Vmは駆動電圧、iuはU相の巻線電流、ivはV相の巻線電流である。
BLDCモータ1は、モータ駆動回路3から供給される正弦波電圧によって駆動する。電流センサ2は、2相の巻線電流、例えば巻線電流iu,ivを検出して、電流位相差推定部4へ送出する。電流位相差推定部4は、巻線電流iu,ivにより巻線電流の瞬時値の電流位相差φを計算して推定する。負荷角推定部5は、電流位相差推定部4が推定した電流位相差φ、駆動電圧の最大値Vm、逆起電圧の最大値Em、指令駆動角周波数ω*により負荷角δを推定する。なお負荷角は、説明上BLDCモータ1の負荷角をδで表し、負荷角推定部5で推定した負荷角をδ^(ハット付きδ)で表す。逆起電圧の最大値Emは、Em=KE×ωs(KE:逆起電圧定数、ωs:BLDCモータの回転角速度)により求める(後述する)。
負荷角偏差回路7は、推定した負荷角δ^(ハット付きδ)と指令負荷角δ*の負荷角偏差をとり、駆動電圧制御部6へ送出する。駆動電圧制御部6は、推定した負荷角δ^(ハット付きδ)と指令負荷角δ*の負荷角偏差に対応して駆動電圧Vmを調整し、推定した負荷角δ^(ハット付きδ)が指令負荷角δ*になるように駆動電圧Vmを調整し制御する。駆動電圧Vmの調整は、例えばPIDコントローラの電力増幅器によって行なう。モータ駆動回路3は、指令駆動角周波数ω*、駆動電圧Vmに基づいて角周波数ω(指令駆動角周波数ω*に対応する)の正弦波電圧を発生してBLDCモータ1に供給する。
電流位相差推定部4の電流位相差の推定、負荷角推定部5の負荷角の推定、駆動電圧制御部6の駆動電圧の制御等は、CPUによって行なうこともできる。
本実施例は、推定した負荷角δ^(ハット付きδ)と指令負荷角δ*の偏差(負荷角偏差)がなくなるように、即ち推定した負荷角δ^(ハット付きδ)が指令負荷角δ*と等しくなるように駆動電圧Vmを調整するから、BLDCモータ1の負荷が変動しても負荷角δは一定値に保持される。そして指令負荷角δ*を変えることにより、BLDCモータ1を所望の負荷角δで駆動することができる。
また本実施例は、ホール素子やエンコーダ等の位置センサを用いずに負荷角δを推定できるから、BLDCモータを用いる装置を小型にすることができ、かつ巻線電流を用いて負荷角δを推定するからBLDCモータに負荷が掛かると瞬時に負荷角δを推定できる。
次に本実施例の負荷角の設定について説明する。
BLDCモータを正弦波駆動する場合、BLDCモータが発生するトルクは、負荷角δが0度から大きくなる程大きくなり、負荷角δが90度のとき最大になる。そして負荷角δが90度を超えるとBLDCモータは停止する。したがって負荷角δは、90度を超えない範囲で90度の近傍に設定すると駆動効率が最も高くなる。
BLDCモータを用いる装置が、負荷変動の大きい装置の場合、例えば、歯科治療用研削装置のハンドピースの場合、ハンドピースはモータ軸に取り付けた砥石(研削刃)を回転して歯を研削するが、歯を研削していない状態から砥石を歯に接触させて研削する状態に移行すると、BLDCモータの負荷は急変し、大きな負荷トルクが必要になる。その場合、本実施例のBLDCモータは、負荷が急変しても負荷角を指令負荷角に保持できるから、同期はずれ(脱調)を起こすことなく安定して駆動する。即ち本実施例のBLDCモータは、負荷の変動が大きい装置に用いた場合にも、安定して駆動する。また本実施例のBLDCモータは、負荷が変動しても負荷角を指令負荷角に保持できるから、負荷角は、例えば駆動効率の最も高い90度の近傍に設定することもできる。したがって本実施例のBLDCモータは、負荷が大きいときも小さいときも効率よく安定して駆動する。
次に図2により、図1の制御装置について計測した負荷角、駆動電圧、巻線電流について説明する。
図2は、負荷を変化したときの負荷角、駆動電圧、巻線電流の計測値を示す。
図2によると、負荷が変動しても負荷角は、略一定に保持されており、そのときの駆動電圧、巻線電流は、負荷に比例して増加していることが分かる。即ち負荷が大きくなると、駆動電圧、巻線電流も増加するが、負荷角は、略一定に保持されている。したがって図2により、図1の制御装置は、適切に制御を行なっていることが分かる。
次に図3により電流位相差φと負荷角δの求め方(推定の仕方)について説明する。
図3は、BLDCモータの供給電圧、逆起電圧、電流の関係を示す。
BLDCモータを同期運転するとき、BLDCモータに供給される線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは等しく、電圧・電流はともに平衡しているものとする。またBLDCモータの各巻線の電気的特性は等しく、各巻線のインダクタンスLu,Lv,Lw、抵抗Ru,Rv,Rwは、次のように表せるものとする。
u=Lv=Lw=L ・・・・(1)
u=Rv=Rw=R ・・・・(2)
各相の電流が平衡であるとき、U相の巻線電流をiu、V相の巻線電流をivは、電流の最大値Imを使って次のように表現できる。
Figure 0004796940
ここで、
φ=φ1+φ2
φ1:巻線インダクタンスLと巻線抵抗Rによる電流位相の遅れ
φ2:逆起電圧(逆起電力)の影響による電流位相の遅れ(負荷角δの影響に
よる遅れ)
φ1=tan-1(ωL/R)
式(3),(4)を用いて、電流の最大値Imを求める。
Figure 0004796940
3相の電流が平衡しているとき、各相の電流の最大値Imは等しいので、式(5),(6)より次式を得る。
Figure 0004796940
式(7)より次式を得る。
Figure 0004796940
式(9)よりφを求めると次式になる。
Figure 0004796940
U相の端子電圧vu及び逆起電圧euは、それぞれ次式で表される。
Figure 0004796940
ここで、
m:U相の駆動電圧の最大値
m:U相の逆起電圧の最大値
m=KE×ωs
E:逆起電圧定数
ωs:BLDCモータの回転角速度
ωs=ω*/p
ω*:指令駆動角周波数
p:BLDCモータの極対数
図3に示すY結線のU相の巻線の推定電流iu^(ハット付きiu)は、巻線インダクタンスLuを無視できるとき、U相の駆動電圧、逆起電圧、巻線抵抗を用いて求めることができる。
Figure 0004796940
ここで、
Figure 0004796940
であるので、βを求めると次式になる。
Figure 0004796940
式(3)で表される(実際にBLDCモータの巻線に流れる)U相の巻線電流iuと計算によって推定した推定巻線電流iu^(ハット付きiu)は、位相が等しいので式(10)と式(14)は等しくなる。
Figure 0004796940
式(15)を変形して次式を得る。
mtan(φ)=Emtan(φ)sin(δ)+Emcos(δ)・・(16)
ここで、sin2(δ)+cos2(δ)=1の関係式を用いてsin(δ)について解くと次式になる。
Figure 0004796940
式(17)をsin(δ)で解くと次式になる。
Figure 0004796940
これより、負荷角δは次式によって求められる。
Figure 0004796940
同様に式(16)をsin2(δ)+cos2(δ)=1の関係式を利用してcon(δ)について解くと次式になる。
Figure 0004796940
したがって式(20)を使用してδを求めると次式になる。
Figure 0004796940
一方、式(18)と式(20)を用いてδを求めると次式になる。
Figure 0004796940
これよりδは、
Figure 0004796940
となる。
負荷角δは、式(19)、式(21)、式(23)のいずれを用いても求めることができる。計算は、計算量の少ない方式を用いることにより制御周期を速くすることができ、制御性能を高めることができる。式(19)、式(21)、式(23)の内、式(19)は、計算量が一番少ないから計算がし易くなる。また式(23)は、式(19)と式(21)を組み合わせた式であるから、計算精度が式(19)、式(21)よりも低くなる場合がある。
以上のように、電流位相差φと負荷角δは、巻線電流iu,iv、駆動電圧の最大値Vm、逆起電圧の最大値Emに基づいて求めることができる。そして電流位相差φは、前記のように図1の電流位相差推定部4において推定し、負荷角δは、その推定した電流位相差φを用いて負荷角推定部5において推定することができる。
本願発明の実施例に係るBLDCモータを正弦波駆動する場合の制御装置の構成を示す。 図1の制御装置について計測した負荷角、駆動電圧、巻線電流を示す。 BLDCモータの供給電圧、逆起電圧、巻線電流等の関係を示す。 従来のBLDCモータを正弦波駆動する場合の制御装置の構成を示す
符号の説明
1 BLDCモータ
2 電流センサ
3 モータ駆動回路
4 電流位相差推定部
5 負荷角推定部
6 駆動電圧制御部
7 負荷角偏差回路

Claims (6)

  1. モータ駆動回路は駆動電圧と駆動角周波数に基づいて正弦波電圧を発生し、その正弦波電圧により駆動するブラシレスDCモータの制御方法において、2相の巻線電流(i u ,i v )に基づいて電流位相差(φ)を推定し、電流位相差(φ)、駆動電圧の最大値(Vm)、逆起電圧の最大値(Em)及び指令駆動角周波数(ω*)に基づいて負荷角(δ)を推定し、指令負荷角と推定した負荷角の負荷角偏差をとり、負荷角差に基づいて負荷角が指令負荷角に等しくなるように駆動電圧を制御することを特徴とするブラシレスDCモータの制御方法。
  2. 請求項1に記載のブラシレスDCモータの制御方法において、負荷角(δ)は、
    δ=sin-1[{Vmtan2φ±(Em 2(1+tan2φ)−Vm 2tan2φ)1/2}/{Em(1+tan2φ)}]
    により推定することを特徴とするブラシレスDCモータの制御方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブラシレスDCモータの制御方法において、ブラシレスDCモータは、歯科治療用研削装置のハンドピースに用いるブラシレスDCモータであることを特徴とするブラシレスDCモータの制御方法。
  4. モータ駆動回路は駆動電圧と駆動角周波数に基づいて正弦波電圧を発生し、その正弦波電圧によって駆動するブラシレスDCモータの制御装置において、2相の巻線電流(i u ,i v )に基づいて電流位相差(φ)を推定する電流位相差推定部、電流位相差(φ)、駆動電圧の最大値(Vm)、逆起電圧の最大値(Em)及び指令駆動角周波数(ω*)に基づいて負荷角(δ)を推定する負荷角推定部、指令負荷角と推定した負荷角の負荷角偏差をとる負荷角偏差回路、負荷角偏差に基づいて負荷角が指令負荷角に等しくなるように駆動電圧を制御する駆動電圧制御部を備えていることを特徴とするブラシレスDCモータの制御装置。
  5. 請求項4に記載のブラシレスDCモータの制御装置において、負荷角(δ)は、
    δ=sin-1[{Vmtan2φ±(Em 2(1+tan2φ)−Vm 2tan2φ)1/2}/{Em(1+tan2φ)}]
    により推定することを特徴とするブラシレスDCモータの制御装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のブラシレスDCモータの制御装置において、ブラシレスDCモータは、歯科治療用研削装置のハンドピースに用いるブラシレスDCモータであることを特徴とするブラシレスDCモータの制御装置。
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