JP2021016211A - モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 - Google Patents
モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021016211A JP2021016211A JP2019128256A JP2019128256A JP2021016211A JP 2021016211 A JP2021016211 A JP 2021016211A JP 2019128256 A JP2019128256 A JP 2019128256A JP 2019128256 A JP2019128256 A JP 2019128256A JP 2021016211 A JP2021016211 A JP 2021016211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- temperature
- exciting current
- camera
- exciting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 38
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 31
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 57
- 238000009795 derivation Methods 0.000 claims 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 25
- 230000008569 process Effects 0.000 description 22
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 12
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
Description
そのため、上記特許文献1に記載の技術のように、モータ駆動開始時の温度に応じてメカ駆動時の駆動方式を変更するだけでは、メカ駆動停止後の位相保持状態におけるモータの消費電力を低減することはできない。
そこで、本発明は、モータの回転位置を保持する位相保持状態における消費電力を低減することを課題としている。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
ネットワークカメラシステム1000は、ネットワークカメラ(以下、単に「カメラ」という。)100と、ネットワーク機器200と、クライアント装置300と、を備える。
カメラ100とネットワーク機器200とは、ネットワークケーブルによって接続されている。ネットワークケーブルは、例えばLANケーブルである。また、ネットワーク機器200とクライアント装置300とは、ネットワーク400によって接続されており、所定の通信プロトコルを利用して相互に通信を行うことができる。なお、ネットワーク400は、ネットワーク機器200とクライアント装置300との間で通信可能な構成であれば、その通信規格、規模および構成は問わない。また、ネットワーク400への物理的な接続形態は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
また、カメラ100は、撮像方向を変更可能なPTカメラ(Pan Tilt カメラ)である。カメラ100は、パン機構およびチルト機構といった駆動機構を有し、撮像方向を左右方向や上下方向に変更することができる。なお、カメラ100は、撮像方向および撮像画角を変更可能なPTZカメラ(Pan Tilt Zoom カメラ)であってもよい。
図1に示すように、カメラ100は、レンズ110と、システム制御部111と、撮像素子112と、信号処理回路113と、撮像制御回路114と、メモリ転送回路115と、メモリ121と、ネットワークI/F122と、を備える。また、カメラ100は、モータ制御部130と、電源制御回路140と、温度センサ制御部150と、を備える。
レンズ110は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、防振レンズ、絞り羽根を含むレンズ群を備えるレンズ装置である。レンズ110は、CPUを搭載しており、カメラ100の本体部から入力される指示によって、レンズ群の各ブロックを制御する。具体的には、ズームレンズの制御、フォーカスレンズの制御、防振レンズの制御、絞り羽根の制御を行う。レンズ110は、カメラ100の本体に着脱可能とすることができる。なお、レンズ110は、カメラ100の本体に一体的に構成されていてもよい。
信号処理回路113は、撮像素子112により生成された撮像信号を入力してデジタル化し、撮像画像を生成する。
撮像制御回路114は、撮像画像の出力周期と同じ周期で撮像素子112を制御する。また、撮像素子112における蓄積時間が撮像画像の出力周期よりも長い場合は、撮像素子112から撮像信号を出力できない期間、信号処理回路113のフレームメモリの撮像画像を保持するように信号処理回路113を制御する。
メモリ転送回路115は、信号処理回路113によってデジタル化された撮像画像をメモリ121へ転送する。
システム制御部111は、メモリ転送回路115によってメモリ121に転送された撮像画像を、ネットワークI/F122を通じてネットワーク機器200に送信する。これにより、ネットワーク400を介してクライアント装置300に撮像装置が配信される。
また、ネットワークI/F122は、クライアント装置300からネットワーク400を介して送信されるカメラ制御コマンドを受信し、システム制御部111へ伝達する。この場合、システム制御部111は、カメラ制御コマンドに対するレスポンスを、ネットワークI/F122を通じて外部のネットワーク機器200に送信することで、ネットワーク400を介してクライアント装置300へ送信する。
つまり、ネットワーク機器200は、カメラ100からクライアント装置300への撮像画像の配信を受けるのみではなく、ネットワークケーブルを介したカメラ100への電力供給が可能である。ネットワーク機器200は、例えば、IEEE802.3af規格に準拠したPoE(Power over Ethernet(登録商標))による給電が可能なハブである。なお、ネットワーク機器200は、IEEE802.3at規格に準拠したPoE+(PoE Plus)による給電が可能であってもよい。また、ネットワーク機器200は、PoE+よりもさらに多くの電力が使用可能なUPoE(Universal Power over Ethernet)規格の給電機能を備えてもよい。さらに、ネットワーク機器200は、ハブ装置以外であってもよい。
温度センサ制御部150は、温度センサ151とデータ通信処理を行うことが可能であり、温度センサ151により計測された温度情報を取得する。温度センサ151は、パン駆動部131およびチルト駆動部132がそれぞれ有するパンモータおよびチルトモータの温度を計測する。
図2(a)〜図2(c)に示すように、カメラ100は、ボトムケース161と、ターンテーブル162と、カメラヘッド支柱163と、カメラヘッド164と、を備える。さらに、図2(c)に示すように、カメラ100は、パンモータ171と、チルトモータ172と、モータ歯車173、174と、ベルト175、176と、駆動メカ歯車177、178とを備える。
チルト駆動部132は、ターンテーブル162の上に設けられたカメラヘッド支柱163と、カメラヘッド164と、チルトモータ172と、モータ歯車174と、ベルト176と、駆動メカ歯車178と、を備える。チルトモータ172は、モータ歯車174を回転させ、ベルト176により駆動メカ歯車178へ動力を伝達して、カメラヘッド164を垂直方向に回転させることができる。カメラヘッド164は、水平方向を0度として斜め下方向−45°から真上方向90度まで回転することができる。
このように、本実施形態のカメラ100は、カメラヘッド164を水平方向および垂直方向に回転することで、撮像方向を左右方向および上下方向に変えて撮像することができる。
カメラ100は、CPU101、ROM102、RAM103、撮像部104、2次記憶装置105および通信I/F106を備える。CPU101、ROM102、RAM103、撮像部104、2次記憶装置105および通信I/F106は、内部バス107に接続されている。
CPU101は、カメラ100における動作を統括的に制御する。ROM102は、CPU101が処理を実行するために必要なプログラムやデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU101は、処理の実行に際してROM102から必要なプログラム等をRAM103にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。
このように、本実施形態では、カメラ100が、モータの駆動制御を行うモータ制御装置として動作する場合について説明する。
図4は、カメラ100が実行するモータ制御処理の手順を示すフローチャートである。この図4の処理は、例えばカメラ100が撮像動作を開始したタイミングで開始される。ただし、図4の処理の開始タイミングは、上記のタイミングに限らない。カメラ100は、CPU101が必要なプログラムを読み出して実行することにより、図4に示す各処理を実現することができる。以降、アルファベットSはフローチャートにおけるステップを意味するものとする。
次にS2において、システム制御部111は、モータの温度上昇率ΔTを算出する。温度上昇率は、例えば周期的に取得されるモータ温度のうち、最新のモータ温度とその一回前に取得されたモータ温度とから算出することができる。
S4では、モータ制御部130は、パン駆動部131あるいはチルト駆動部132を駆動開始する。つまり、システム制御部111は、モータ制御部130に対して駆動要求を送信し、モータ制御部130は、当該駆動要求を受けてパン駆動部131あるいはチルト駆動部132に搭載されたモータを駆動する。
カメラ100は、パン機構とチルト機構の作動のために、パンモータ171とチルトモータ172とを備えている。ここで、パンモータ171およびチルトモータ172は、マイクロステップ駆動が可能なステッピングモータである。
ここで、マイクロステップ駆動とは、ステッピングモータの基本ステップ角度を、減速機構などの機械的要素なしに細かく分割できる機能である。1パルスを入力したときのステップ角度が細かくなるため、モータがスムーズに回転し、モータの振動を大幅に小さくすることが可能である。
また、ステッピングモータは、電流制御方式によりA相B相の電流量(励磁電流)を制御することで、指示されたマイクロステップ位置でモータ位相を保持することが可能である。位相保持中においては、保持励磁電流Isを継続して供給することにより、モータに所定の保持トルクを発生させモータの回転位置を保持することができる。本実施形態では、モータ温度に応じて保持励磁電流Isを決定する。ここで、保持励磁電流Isは、励磁電流Imよりも小さい値とする。
図4のS4におけるモータの駆動開始処理は、モータを励磁電流ImでPWM制御することにより、モータを上記の加速状態から等速状態へと遷移させる処理である。
S6では、システム制御部111は、S2において算出された温度上昇率ΔTの値に基づいて、モータの温度上昇率が高いか低いかを判定する。具体的には、システム制御部111は、温度上昇率ΔTと所定値TH1とを比較する。そして、システム制御部111は、温度上昇率ΔTが所定値TH1以下であると判定した場合は、モータの温度上昇率が低いと判断してS7に移行する。一方、システム制御部111は、温度上昇率ΔTが所定値TH1よりも大きいと判定した場合は、モータの温度上昇率が高いと判断してS8に移行する。
まずは、モータの温度上昇率について、図8を用いて説明する。モータ温度は、モータへの通電を継続すると、図8に示すように飽和温度に達するまで上昇を続ける。このとき、モータ温度の上昇率は、モータの設置環境温度やモータの形状(直径Φなど)により異なる。例えば図8に示すように、モータの直径Φが小さいほど、モータの温度上昇率は高い。
本実施形態において、パンモータ171とチルトモータ172とは、それぞれカメラ100の異なる位置に搭載されているため、放熱特性の違いが大きく、温度上昇率は異なる。具体的には、パンモータ171とチルトモータ172においてモータ温度が飽和温度になるまでの時間には、10分〜60分程度の差が発生すると考えられる。
つまり、ステッピングモータは、モータ温度が高温であるほど、位相保持のための励磁電流を少なくしても同じ保持励磁トルクを実現できるという特性をもつ。
S9では、システム制御部111は、保持励磁電流の調整値ΔIを、温度上昇率ΔTが低い場合の調整値ΔI=Iyとし、S11に移行する。
S10では、システム制御部111は、保持励磁電流の調整値ΔIを、モータ温度が飽和温度である場合の調整値ΔI=0とし、S11に移行する。
ここで、保持励磁電流の調整値ΔIについて説明する。S8において決定される調整値Ixと、S9において決定される調整値Iyとは、図9に示すようにIx>Iyの関係を有する。つまり、モータ温度の温度上昇率ΔTが所定値よりも大きい場合には、温度上昇率ΔTが当該所定値以下である場合よりも基準保持励磁電流Iaを減少させるための調整値ΔIを大きく導出することで保持励磁電流Isを小さくしてモータの位相保持を行う。これにより、モータ温度の過渡状態における省電効果をより向上することができる。なお、保持励磁電流Isは、上述した最小保持励磁電流Iminに対して大きい値となるように調整値ΔIを設定するものとする。
ここで、モータの位相保持処理について説明する。位相保持処理では、モータへ保持励磁電流Isを出力し続けることにより、所定の保持トルクを発生させてモータ位相の保持を実現する。つまり、位相保持処理中は、保持励磁電流Isを変更しない。
位相保持処理中に保持励磁電流Isを変更すると、ステッピングモータの位相が不安定状態になる。そして、この影響を受けて、パンおよびチルトの位置が変化して撮像方向が変化してしまい、常時撮像を行っているネットワークカメラにおいては撮像画像の品質低下となるため、望ましくない。以上のような理由から、本実施形態におけるカメラ100では、モータの作動停止後、位相保持中の保持励磁電流は切り替えずに一定とする。
具体的には、カメラ100は、モータ温度に基づいて、基準保持励磁電流Iaを導出し、モータの温度上昇率ΔTに基づいて、基準保持励磁電流Iaの調整値ΔIを導出する。そして、カメラ100は、基準保持励磁電流Iaから調整値ΔIを減算することで、基準保持励磁電流Iaを調整値ΔIによって調整し、その結果を保持励磁電流Isとして決定する。
さらに、カメラ100は、モータの温度上昇率ΔTが所定値よりも大きい場合、温度上昇率ΔTが当該所定値以下である場合よりも基準保持励磁電流Iaを減少させるための調整値ΔIを大きく導出することができる。したがって、モータ温度の過渡状態において適切に基準保持励磁電流Iaを調整し、適切な保持励磁電流Isを導出することができる。
また、カメラ100は、保持励磁電流Isを、励磁電流Imよりも小さい値として決定することができる。したがって、適切にモータの位相保持状態における消費電力を低減させることができる。
したがって、撮像方向を適切に固定することができ、連続して撮像された撮像画像(映像)をストリーミング配信する場合、配信映像の品質確保が図れる。
次に、本発明における第二の実施形態について説明する。
上述した第一の実施形態では、モータの温度上昇率に基づいて保持励磁電流の調整値ΔIを決定する場合について説明した。この第二の実施形態では、さらに単位動作時間あたりのモータの温度上昇率を考慮して、保持励磁電流の調整値ΔIを決定する場合について説明する。
ただし、本実施形態におけるカメラ100は、図4に示すモータ制御処理に替えて、図10に示すモータ制御処理を実行する点で第一の実施形態とは異なる。なお、この図10において、図4と同一処理を行うステップには図4と同一ステップ番号を付し、以下、処理の異なる部分を中心に説明する。
次にS22では、システム制御部111は、S21において算出された単位動作時間あたりの温度上昇率ΔTiと、所定の基準調整値Ibとに基づいて、保持励磁電流の調整値Iiを算出する。調整値Iiは、単位動作時間あたりの温度上昇率ΔTiが高いほど大きい値となる。
S24では、システム制御部111は、S22において算出された調整値Iiを、調整値ΔIとして決定し、S11に移行する。このように、単位動作時間あたりの温度上昇率ΔTiが高く、単位動作時間あたりの温度上昇率ΔTiをもとに決定される調整値Iiが、温度上昇率ΔTをもとに決定される調整値Iy以上である場合、調整値Iiを調整値ΔIとして決定する。
カメラ100では、起動直後において、パン駆動部131およびチルト駆動部132の初期化処理やレンズの初期化処理、光学フィルタの初期化処理など、通常の撮像動作時には行わない処理が行われる。このため、起動直後の消費電力は大きく、発熱量が多くなる。この影響により、起動直後のモータの温度上昇率は高くなる傾向となる。そして、ネカメラ100は、起動後しばらくすると、撮像処理やネットワークへの配信処理などの安定動作状態となり温度もほぼ安定する。このため、モータへ伝導する熱量は安定し、モータ温度は飽和温度になる直前では非常に低い温度上昇率で温度上昇を続ける。
これにより、ネットワークカメラの起動直後の発熱要因の影響を考慮した保持励磁電流Isを決定することができる。したがって、PTモータの位相保持状態における消費電力を適切に低減することができる。
上記各実施形態においては、モータ制御装置が制御対象とするモータが、ネットワークカメラ100が備えるパンモータ171およびチルトモータ172である場合について説明したが、上記に限定されるものではない。制御対象のモータは、位相保持を行うことが可能なステッピングモータであればよく、例えば、フォーカスレンズやズームレンズ等のレンズを光軸方向に移動するレンズ駆動機構が備えるモータであってもよい。
また、上記各実施形態においては、ネットワークカメラ100がモータ制御装置として動作する場合について説明したが、上記に限定されるものではない。モータ制御装置が制御対象とするモータは、ネットワークカメラ以外の機器に搭載されたモータであってもよく、ネットワークカメラ以外の機器がモータ制御装置として動作することもできる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (17)
- モータに第一の励磁電流を供給して当該モータを回転させる第一の励磁手段と、
前記モータに第二の励磁電流を供給して当該モータの回転位置を保持する第二の励磁手段と、
前記モータの温度を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記モータの温度に基づいて、前記第二の励磁手段により前記モータに供給する前記第二の励磁電流を決定する決定手段と、を備えることを特徴とするモータ制御装置。 - 前記決定手段は、
前記取得手段により取得された前記モータの温度に基づいて、基準とする励磁電流を導出する第一の導出手段と、
前記取得手段により取得された前記モータの温度の上昇率に基づいて、前記基準とする励磁電流の調整値を導出する第二の導出手段と、を備え、
前記第一の導出手段により導出された前記基準とする励磁電流を、前記第二の導出手段により導出された前記調整値によって調整し、前記第二の励磁電流として決定することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記第一の導出手段は、
前記取得手段により取得された前記モータの温度が高いほど、前記基準とする励磁電流を小さく導出することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。 - 前記第二の導出手段は、
前記取得手段により取得された前記モータの温度の上昇率が所定値よりも大きい場合、前記上昇率が前記所定値以下である場合よりも前記基準とする励磁電流を減少させるための前記調整値を大きく導出することを特徴とする請求項2または3に記載のモータ制御装置。 - 前記決定手段は、
単位動作時間あたりの前記モータの温度の上昇率に基づいて、前記基準とする励磁電流の第二の調整値を導出する第三の導出手段をさらに備え、
前記第一の導出手段により導出された前記基準とする励磁電流を、前記第二の導出手段により導出された前記調整値と前記第三の導出手段により導出された前記第二の調整値とのうち大きい方の調整値によって調整し、前記第二の励磁電流として決定することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のモータ制御装置。 - 前記第三の導出手段は、
前記単位動作時間あたりの前記モータの温度の上昇率が高いほど、前記基準とする励磁電流を減少させるための前記第二の調整値を大きく導出することを特徴とする請求項5に記載のモータ制御装置。 - 前記決定手段は、
前記第二の励磁電流を、前記第一の励磁手段により前記モータに供給する前記第一の励磁電流よりも小さい値に決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。 - 前記モータは、ステッピングモータであり、
前記第一の励磁手段は、前記ステッピングモータをマイクロステップ駆動させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。 - 被写体を撮像する撮像手段と、
請求項1から8のいずれか1項に記載のモータ制御装置と、
前記モータと、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記モータは、前記撮像手段の撮像方向を変更するためのパンモータおよびチルトモータの少なくとも一方であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記撮像手段は、被写体を連続して撮像し、
前記第二の励磁手段は、前記第二の励磁電流を一定として前記モータに供給することを特徴とする請求項9または10に記載の撮像装置。 - 前記撮像手段により連続して撮像された撮像画像をストリーミング配信する配信手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- ネットワークケーブルを介してネットワーク機器から電力を受電する受電手段をさらに備えることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記ネットワーク機器は、PoE(Power over Ethernet(登録商標))に対応していることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
- モータに第一の励磁電流を供給して当該モータを回転させるステップと、
前記モータに第二の励磁電流を供給して当該モータの回転位置を保持するステップと、
前記モータの温度を取得するステップと、
取得された前記モータの温度に基づいて、前記モータに供給する前記第二の励磁電流を決定するステップと、を含むことを特徴とするモータ制御方法。 - コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載のモータ制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項9から14のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019128256A JP7414417B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019128256A JP7414417B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021016211A true JP2021016211A (ja) | 2021-02-12 |
JP7414417B2 JP7414417B2 (ja) | 2024-01-16 |
Family
ID=74530712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019128256A Active JP7414417B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7414417B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0191698A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-11 | Pfu Ltd | パルスモータ制御回路 |
JPH11313500A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Canon Inc | ステッピングモータ制御装置 |
JP2002369578A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 電動モータの制御装置及びハイブリッド車両の制御装置 |
JP2012129828A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2012147558A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Nidec Servo Corp | ステッピングモータの駆動回路、ステッピングモータの駆動方法、チューブポンプ、及びチューブポンプの駆動方法 |
JP2014026372A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Dainippon Printing Co Ltd | カメラの撮影視野変動検知装置 |
JP2015154466A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、及び撮像システム |
-
2019
- 2019-07-10 JP JP2019128256A patent/JP7414417B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0191698A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-11 | Pfu Ltd | パルスモータ制御回路 |
JPH11313500A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Canon Inc | ステッピングモータ制御装置 |
JP2002369578A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 電動モータの制御装置及びハイブリッド車両の制御装置 |
JP2012129828A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2012147558A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Nidec Servo Corp | ステッピングモータの駆動回路、ステッピングモータの駆動方法、チューブポンプ、及びチューブポンプの駆動方法 |
JP2014026372A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Dainippon Printing Co Ltd | カメラの撮影視野変動検知装置 |
JP2015154466A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、及び撮像システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7414417B2 (ja) | 2024-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8724012B2 (en) | Camera body and camera system using driving method information indicating capability of controlling focus lens | |
US8432480B2 (en) | Interchangeable lens, camera body and camera system | |
US8542989B2 (en) | Camera system, camera body and interchangeable lens | |
US8275251B2 (en) | Interchangeable lens, camera body, and camera system | |
JP6161419B2 (ja) | ステッピングモータの駆動制御装置、及びステッピングモータの駆動制御方法 | |
JPWO2009128198A1 (ja) | モータ駆動装置、集積回路装置、モータ装置、およびモータ駆動システム | |
EP2664954B1 (en) | Interchangeable lens, interchangeable lens control method, camera and camera control method | |
JP2007282328A (ja) | 発電制御システム | |
WO2018090981A1 (zh) | 一种永磁同步电机制动方法及相关设备 | |
US8558901B2 (en) | Vibration compensation circuit and imaging device including the same | |
JP2009189140A (ja) | 車両用発電制御装置 | |
JP7414417B2 (ja) | モータ制御装置、モータ制御方法および撮像装置 | |
CN113485465A (zh) | 一种摄像机云台控制方法、装置、设备及存储介质 | |
JP4420079B2 (ja) | パルスモータの制御装置、制御方法、制御プログラム、撮像装置 | |
JP2018113535A (ja) | 監視システム及びその制御方法 | |
US9581788B2 (en) | Lens system and image capturing system including the same | |
JP2023007056A (ja) | 撮像制御装置、撮像制御方法およびプログラム | |
JP2001346398A (ja) | 光学機器におけるステッピングモータ制御装置 | |
US9086530B2 (en) | Optical equipment | |
CN111628681A (zh) | 步进马达的驱动电路及其驱动方法、以及使用该步进马达的驱动电路的电子设备 | |
JP2017054066A (ja) | 制御装置および制御方法、光学機器、カメラシステム、プログラム、記憶媒体 | |
JP7256044B2 (ja) | ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 | |
JP2013031327A (ja) | 光学機器 | |
JP2018201135A (ja) | 書画カメラ、書画カメラの制御方法、及び、電子機器 | |
JP2003134862A (ja) | 振動アクチュエータの駆動制限装置,レンズ鏡筒及びカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231228 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7414417 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |