JP2021014902A - トーショナルダンパー - Google Patents

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Ryotaro Hamagami
涼太郎 濱上
崇史 佐藤
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【課題】品質性を維持させつつ、フロントカバー内に備えさせることのできるトーショナルダンパーを提供する。【解決手段】ハブ110は、クランクシャフトに取り付けられる筒状の被取付部111と、被取付部111の端部に設けられる外向きフランジ部113と、外向きフランジ部113の径方向外側の先端に設けられ、かつゴム状弾性体130を介して振動リング120が固定される筒状の被固定部112と、を有し、被固定部112の内周面にゴム状弾性体130が設けられて、ゴム状弾性体130の内周面に振動リング120が固定されると共に、被固定部112の外周面側に嵌合固定される蓋本体141と、蓋本体141に一体的に設けられ、被固定部112の端面と外向きフランジ部113に対してそれぞれ密着する弾性体製の第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bと、を有する蓋体141を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車エンジンのクランクシャフト(回転駆動軸)に発生する捩じり振動を低減するために用いられるトーショナルダンパーに関する。
エンジンのクランクシャフトには、その捩じり振動を低減させるために、トーショナルダンパーが取り付けられている。従来例に係るエンジンについて、図4を参照して説明する。図4は従来例に係るエンジンにおけるトーショナルダンパー付近を示す模式的断面図である。
エンジンのフロントカバー510の内部に備えられるクランクシャフト520には、スプロケット530(またはローター)やトーショナルダンパー550などが取り付けられている。また、フロントカバー510とトーショナルダンパー550との間には、これらの間の環状隙間を封止するオイルシール560が設けられている。クランクシャフト520の内周面にネジ締結される軸部541と、トーショナルダンパー550の端面に当接される頭部542とを有するボルト540によって、トーショナルダンパー550はクランクシャフト520に固定される。
トーショナルダンパー550には、その外周面側にベルトを回すためのプーリー(不図示)が設けられており、補機を駆動する役割も担っている。そのため、トーショナルダンパー550は、フロントカバー510よりも外側に飛び出るように構成されている。しかしながら、近年、燃費向上のため、エンジンのハイブリット化が進んでおり、補機を駆動させるためのベルトが不要になってきている。一方、トーショナルダンパーが、フロントカバーよりも外側に飛び出る構造自体は従来と変わっていない。
ここで、クランクシャフトは、長ければ長い程、振動し易くなってしまうため、極力短いのが望ましい。そこで、トーショナルダンパーをフロントカバー内に備えさせる構造を採用することができればクランクシャフトを短くでき振動自体を低減できると考えられ得る。しかしながら、トーショナルダンパーに適用される弾性体の材料としては、エチレンプロピレンゴム(EPDM)などが広く用いられているが、このような材料は耐油性に劣るという欠点を有している。そのため、従来のトーショナルダンパーの構造では、フロントカバー内に備えさせる構成を採用することができないといった課題がある。
実開平1−82352号公報
本発明の目的は、品質性を維持させつつ、フロントカバー内に備えさせることのできるトーショナルダンパーを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のトーショナルダンパーは、
フロントカバー内において、クランクシャフトに取り付けられるハブと、前記ハブと同
心的に設けられる振動リングと、前記ハブと前記振動リングとの間に設けられるゴム状弾性体と、を備えるトーショナルダンパーであって、
前記ハブは、前記クランクシャフトに取り付けられる筒状の被取付部と、前記被取付部の端部に設けられる外向きフランジ部と、前記外向きフランジ部の径方向外側の先端に設けられ、かつ前記ゴム状弾性体を介して前記振動リングが固定される筒状の被固定部と、を有し、
前記被固定部の内周面に前記ゴム状弾性体が設けられて、該ゴム状弾性体の内周面に前記振動リングが固定されると共に、
前記被固定部の外周面側に嵌合固定される蓋本体と、前記蓋本体に一体的に設けられ、前記被固定部の端面と前記外向きフランジ部に対してそれぞれ密着する弾性体製の第1環状シール部及び第2環状シール部と、を有する蓋体を備えることを特徴とする。
本発明によれば、蓋体を、ハブに設けられた被固定部に嵌合することによって、第1環状シール部が被固定部の端面に密着し、第2環状シール部がハブに設けられた外向きフランジ部に密着することで、振動リング及びゴム状弾性体を密閉空間内に閉じ込めることができる。そのため、トーショナルダンパーがフロントカバー内に設けられていても、ゴム状弾性体が油に曝されることを防止することができる。従って、このゴム状弾性体の材料として、例えば、耐油性には劣るものの、ダンパー材料として優れたEPDMなどを採用することができる。また、本発明においては、第1環状シール部及び第2環状シール部は蓋本体に一体的に設けられているので、蓋本体と第1環状シール部及び第2環状シール部とを備える蓋体を1部品として取り扱うことができる。これにより、蓋体をハブに嵌合する作業だけで、トーショナルダンパーを組み立てることができる。
前記蓋本体は、前記被固定部の外周面に嵌合固定される外筒部と、前記外筒部の端部に設けられる内向きフランジ部と、前記内向きフランジ部の径方向内側の先端に設けられ、かつ前記振動リングの内周面との間に間隔を空けて設けられる内筒部と、を有すると共に、
前記内向きフランジ部に第1環状シール部が一体的に設けられ、かつ前記内筒部の先端に第2環状シール部が一体的に設けられるとよい。
また、前記内向きフランジ部の内側の面及び前記内筒部の外周面のうちの少なくともいずれか一方に対して一体的に弾性体製の制振部が設けられているとよい。
これにより、蓋体自体の振動を抑制することができる。
更に、第1環状シール部と第2環状シール部とを一体に繋ぐように、前記内向きフランジ部の内側の面及び前記内筒部の外周面に対して一体的に弾性体製の制振部が設けられていることも好適である。
これにより、蓋体自体の振動を抑制することができ、かつ、第1環状シール部,第2環状シール部及び制振部を一体に成形できるため、成形金型の構造を簡易にすることができる。
第1環状シール部及び第2環状シール部は、前記ゴム状弾性体よりも耐油性に優れた弾性材料により構成されるとよい。
これにより、第1環状シール部及び第2環状シール部が油に曝されても、これらの劣化を抑制することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、トーショナルダンパーの品質性を維持させつつ、フロントカバー内にトーショナルダンパーを備えさせることができる。
図1は本発明の実施例1に係るエンジンにおけるトーショナルダンパー付近を示す模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係るトーショナルダンパーの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例2に係るトーショナルダンパーの模式的断面図である。 図4は従来例に係るエンジンにおけるトーショナルダンパー付近を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係るトーショナルダンパーについて説明する。図1は本発明の実施例1に係るエンジンにおけるトーショナルダンパー付近を示す模式的断面図である。なお、図1においては、クランクシャフトの回転中心を含む面で各種部材を切断した断面を示している。また、図1においては、トーショナルダンパーについては、その一部のみを示している。図2は本発明の実施例1に係るトーショナルダンパーの模式的断面図である。なお、トーショナルダンパーは回転対称形状であり、図2においては、トーショナルダンパーの中心軸線を含む面でトーショナルダンパーを切断した断面を示している。
<エンジン>
図1を参照して、本実施例に係るトーショナルダンパーが適用されたエンジンについて説明する。本実施例においては、エンジンのフロントカバー10の内部に備えられるクランクシャフト20には、スプロケット30(またはローター)やトーショナルダンパー100などが取り付けられている。クランクシャフト20の内周面にネジ締結される軸部41と、トーショナルダンパー100の端面に当接される頭部42とを有するボルト40によって、トーショナルダンパー100はクランクシャフト20に固定される。そして、本実施例の場合には、トーショナルダンパー100は、(その全体が)フロントカバー10内に設けられている。
<トーショナルダンパー>
図2を参照して、本実施例に係るトーショナルダンパー100について説明する。本実施例に係るトーショナルダンパー100は、クランクシャフト20に取り付けられるハブ110と、ハブ110と同心的に設けられる振動リング120と、ハブ110と振動リング120との間に設けられるゴム状弾性体130とを備えている。これらは、いずれもフロントカバー10内に設けられている。
ハブ110は、金属製の環状部材である。本実施例に係るハブ110は、クランクシャフト20に取り付けられる筒状(円筒状)の被取付部111を備えている。本実施例にお
いては、ハブ110の被取付部111はクランクシャフト20に直接取り付けられている。しかしながら、本発明においては、例えば、クランクシャフトの外周面側に設けられるスリーブなどの部材を介して、ハブがクランクシャフトに間接的に取り付けられる場合も含まれる。また、ハブ110は、被取付部111の端部に設けられる外向きフランジ部113と、外向きフランジ部113の径方向外側の先端に設けられる筒状(円筒状)の被固定部112とを備えている。被固定部112に、ゴム状弾性体130を介して振動リング120が固定される。
振動リング120は、金属製の環状部材である。本実施例に係る振動リング120においては、図示のように、断面が矩形の環状部材により構成されているが、本発明における振動リングにおいては、必ずしも図示のような形状である必要はない。
ゴム状弾性体130は、ハブ110における被固定部112の内周面と振動リング120の外周面との間に圧入された状態で設けられている。このゴム状弾性体130は、加硫成形により得られるものである。本実施例に係るゴム状弾性体130の材料として、耐油性には劣るものの、耐久性,耐熱性及び振動低減効果などに優れたエチレンプロピレンゴム(EPDM)などを好適に用いることができる。
トーショナルダンパー100においては、クランクシャフト20が共振する周波数の振動が伝わると、振動リング120が振動することによって、クランクシャフト20の共振を抑制する機能を発揮する。本実施例に係るトーショナルダンパー100においては、クランクシャフト20における回転方向(捩じれ方向)の振動に対して、クランクシャフト20の共振を抑制するように、振動リング120は設計されている。
そして、本実施例に係るトーショナルダンパー100においては、振動リング120及びゴム状弾性体130を密閉空間内に閉じ込めるために、蓋体140が設けられている。この蓋体140は、金属などにより構成される蓋本体141と、蓋本体141に一体的に設けられる弾性体製の第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bとから構成される。
蓋本体141は、ハブ110における被固定部112の外周面に嵌合固定される外筒部141aと、外筒部141aの端部に設けられる内向きフランジ部141bと、内向きフランジ部141bの径方向内側の先端に設けられる内筒部141cとから構成されている。内筒部141cは、振動リング120の内周面との間に間隔を空けて設けられるように構成されている。
第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bは、蓋本体141に対して加硫成形により接着されることによって、蓋本体141に一体的に設けられている。より具体的には、第1環状シール部142aは、蓋本体141における内向きフランジ部141bに一体的に設けられており、ハブ110における被固定部112の端面に対して密着するように構成されている。また、第2環状シール部142bは、蓋本体141における内筒部141cの先端に一体的に設けられており、ハブ110における外向きフランジ部113に対して密着するように構成されている。そして、第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bは、いずれもゴム状弾性体130よりも耐油性に優れた弾性材料により構成される。これら第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bの材料としては、例えば、NBR,HNBR,ACM,FKM,シリコーンゴムなどを好適に採用し得る。
<本実施例に係るトーショナルダンパーの優れた点>
本実施例に係るトーショナルダンパー100によれば、蓋体140を、ハブ110に設
けられた被固定部112に嵌合することによって、第1環状シール部142aが被固定部112の端面に密着し、第2環状シール部142bがハブ110に設けられた外向きフランジ部113に密着することで、振動リング120及びゴム状弾性体130を密閉空間内に閉じ込めることができる。そのため、トーショナルダンパー100がフロントカバー10内に設けられていても、ゴム状弾性体130が油に曝されることを防止することができる。従って、このゴム状弾性体の材料として、例えば、耐油性には劣るものの、ダンパー材料として優れたEPDMなどを採用することができる。
このように、本実施例によれば、トーショナルダンパー100の品質性を維持させつつ、フロントカバー10内にトーショナルダンパー100を備えさせることができる。これにより、フロントカバー10の外側にトーショナルダンパーが飛び出る構造の場合に比べて、クランクシャフト20を短くすることが可能であり、また、トーショナルダンパー自体もオイルシール摺動部が不要となりハブのボス部幅をカットでき軽量化が図れる。すなわち、背景技術の中で説明した図4中の範囲Lに相当する部分をカットすることができる。これらにより、クランクシャフト20の振動自体を低減することができる。
また、本実施例に係るトーショナルダンパーにおいては、第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bは蓋本体141に一体的に設けられているので、これらを備える蓋体140を1部品として取り扱うことができる。これにより、蓋体140をハブ110に嵌合する作業だけで、トーショナルダンパー100を組み立てることができる。
(実施例2)
図3には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、蓋体において、蓋本体に一体的に設けられるシール部に関する構成が、上記実施例1の場合とは異なる構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図3は本発明の実施例2に係るトーショナルダンパーの模式的断面図である。なお、図3においては、図2と同様に、トーショナルダンパーの中心軸線を含む面でトーショナルダンパーを切断した断面を示している。また、トーショナルダンパーが適用されたエンジンについては、実施例1で説明した通りであるので、その説明は省略する。
本実施例に係るトーショナルダンパー100aにおいても、上記実施例1の場合と同様に、クランクシャフト20に取り付けられるハブ110と、ハブ110と同心的に設けられる振動リング120と、ハブ110と振動リング120との間に設けられるゴム状弾性体130とを備えている。これらハブ110と振動リング120とゴム状弾性体130の構成については、上記実施例1で示した構成と同一であるので、その説明は省略する。
そして、本実施例に係るトーショナルダンパー100aにおいても、振動リング120及びゴム状弾性体130を密閉空間内に閉じ込めるために、蓋体140aが設けられている。この蓋体140aは、金属などにより構成される蓋本体141と、蓋本体141に一体的に設けられる弾性体製の第1環状シール部142a,第2環状シール部142b及び制振部142cとから構成される。蓋本体141の構成については、上記実施例1で示した構成と同一であるので、その説明は省略する。
第1環状シール部142a,第2環状シール部142b及び制振部142cは、蓋本体141に対して加硫成形により接着されることによって、蓋本体141に一体的に設けられている。より具体的には、第1環状シール部142aは、蓋本体141における内向きフランジ部141bに一体的に設けられており、ハブ110における被固定部112の端面に対して密着するように構成されている。また、第2環状シール部142bは、蓋本体
141における内筒部141cの先端に一体的に設けられており、ハブ110における外向きフランジ部113に対して密着するように構成されている。更に、制振部142cは、第1環状シール部142aと第2環状シール部142bとを一体に繋ぐように、蓋本体141における内向きフランジ部141bの内側の面及び内筒部141cの外周面に対して一体的に設けられている。これら一体に構成される第1環状シール部142a,第2環状シール部142b及び制振部142cが、ゴム状弾性体130よりも耐油性に優れた弾性材料により構成される点については、上記実施例1で説明した通りである。また、材料の好適な例についても、上記実施例1で説明した通りである。
以上のように構成される本実施例に係るトーショナルダンパー100aにおいても、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができる。また、本実施例においては、蓋本体141における内向きフランジ部141bの内側(振動リング120及びゴム状弾性体130が配される側)の面及び内筒部141cの外周面に対して一体的に弾性体製の制振部142cが設けられているので、蓋体140a自体の振動を抑制することができる。
なお、この蓋体140aによれば、第1環状シール部142a,第2環状シール部142b及び制振部142cを一体に成形できるため、成形金型の構造を簡易にすることができる。しかしながら、必ずしも、これらを一体に設ける必要はない。例えば、図3中の丸で囲った部分に示す蓋体140bに示すように、制振部を、第1環状シール部142a及び第2環状シール部142bとは離れた位置に設ける構成を採用することもできる。図示の蓋体140bの場合には、内向きフランジ部141bの内側の面と、内筒部141cの外周面に対して、それぞれ一体的に制振部142c1,142c2が設けられている。ただし、制振部142c1と制振部142cとが繋がる構成を採用することもできる。また、制振部142c1と制振部142cのうちのいずれか一方のみを設ける構成を採用することもできる。上記のうち、いずれの構成を採用するかは、蓋自体の振動特性に応じて適宜選択すればよい。
10 フロントカバー
20 クランクシャフト
30 スプロケット
40 ボルト
41 軸部
42 頭部
100,100a トーショナルダンパー
110 ハブ
111 被取付部
112 被固定部
113 外向きフランジ部
120 振動リング
130 ゴム状弾性体
140,140a 蓋体
141 蓋本体
141a 外筒部
141b 内向きフランジ部
141c 内筒部
142a 第1環状シール部
142b 第2環状シール部
142c 制振部

Claims (5)

  1. フロントカバー内において、クランクシャフトに取り付けられるハブと、前記ハブと同心的に設けられる振動リングと、前記ハブと前記振動リングとの間に設けられるゴム状弾性体と、を備えるトーショナルダンパーであって、
    前記ハブは、前記クランクシャフトに取り付けられる筒状の被取付部と、前記被取付部の端部に設けられる外向きフランジ部と、前記外向きフランジ部の径方向外側の先端に設けられ、かつ前記ゴム状弾性体を介して前記振動リングが固定される筒状の被固定部と、を有し、
    前記被固定部の内周面に前記ゴム状弾性体が設けられて、該ゴム状弾性体の内周面に前記振動リングが固定されると共に、
    前記被固定部の外周面側に嵌合固定される蓋本体と、前記蓋本体に一体的に設けられ、前記被固定部の端面と前記外向きフランジ部に対してそれぞれ密着する弾性体製の第1環状シール部及び第2環状シール部と、を有する蓋体を備えることを特徴とするトーショナルダンパー。
  2. 前記蓋本体は、前記被固定部の外周面に嵌合固定される外筒部と、前記外筒部の端部に設けられる内向きフランジ部と、前記内向きフランジ部の径方向内側の先端に設けられ、かつ前記振動リングの内周面との間に間隔を空けて設けられる内筒部と、を有すると共に、
    前記内向きフランジ部に第1環状シール部が一体的に設けられ、かつ前記内筒部の先端に第2環状シール部が一体的に設けられることを特徴とする請求項1に記載のトーショナルダンパー。
  3. 前記内向きフランジ部の内側の面及び前記内筒部の外周面のうちの少なくともいずれか一方に対して一体的に弾性体製の制振部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のトーショナルダンパー。
  4. 第1環状シール部と第2環状シール部とを一体に繋ぐように、前記内向きフランジ部の内側の面及び前記内筒部の外周面に対して一体的に弾性体製の制振部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のトーショナルダンパー。
  5. 第1環状シール部及び第2環状シール部は、前記ゴム状弾性体よりも耐油性に優れた弾性材料により構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のトーショナルダンパー。
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