JP2021014229A - 可動ブラケット材セット及びこれを用いた復旧用可動ブラケット - Google Patents
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Abstract
Description
軌道の敷設場所によって、可動ブラケットを取り付ける支柱を設置する位置、トロリ線を引く方向が異なるため、支柱からトロリ線までの距離(「Mゲージ」と称される。)は様々である。従来の可動ブラケットは、これらの様々な設置条件に合わせて個別に、可動ブラケットが製作され、設置される。すなわち、従来の可動ブラケットは、O型で1500mmから4500mmのMゲージ、I型で2400mmから4500mmのMゲージに対応できるように個別に設計される。
多数の種類が存在する可動ブラケットが災害や事故などで破損した場合の復旧は容易でない。
特許文献1には、キット化された部材を現場で適切に組み合わせることによって、これまでのように数多くの種類の可動ブラケットの部材を準備しておかなくても、どのようなMゲージにも対応可能で、分割収納により保管及び運搬が容易で、破損発生から復旧までの時間を短縮することができる可動ブラケット・キットが提案されている。
したがって、本発明は、可及的に少ない部材構成で、既存の可動ブラケットと同等の耐荷重性、耐久性を持ち、多様なMゲージに対応可能な、可動ブラケット材セットと、これを用いた復旧用可動ブラケットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための、本発明の可動ブラケット材セットは、水平主アーム2を構成する互いに接続分離可能な第1及び第2の少なくとも2つの水平主アーム材21,22と、斜主アーム3を構成する斜主アーム材31,32,33と、振止アーム4を構成する互いに接続分離可能な第1及び第2の少なくとも2つの振止アーム材41,42と、振止アーム4と水平主アーム2との間に選択的に接続される全長の異なる第1及び第2の少なくとも2種の吊りドロッパ材51,52とを具備する。
図2ないし図5において、復旧用可動ブラケット1は、いずれも水平主アーム2、斜主アーム3、振止アーム4と、吊りドロッパ5と具備する。
なお、水平主アーム材21,22は、予めテレスコピックに伸縮自在に組み込む構造とすることができる。また、それらは、鋼管製に限定されるものではなく、合成樹脂管材、他の金属製あるいは合成樹脂製のアングル型材等で構成することもできる。
なお、斜主アーム材は、長さの異なる2種のもの、あるいは強度が許せば、単一のもので構成することができる。また、斜主アーム材31,32,33についても、鋼管製に限定されるものではなく、合成樹脂管材、他の金属製あるいは合成樹脂製のアングル型材等で構成することができる。
なお、振止アーム材41,42も、予めテレスコピックに伸縮自在に組み込む構造とすることができる。また、それらは、鋼管製に限定されるものではなく、合成樹脂管材、他の金属製あるいは合成樹脂製のアングル型材等で構成することもできる。
2 水平主アーム
21 第1の水平主アーム材
211 碍子接続部
212 第1の斜主アーム接続突片
213 第2の斜主アーム接続突片
214 第1のドロッパ接続突片
215 ボルト孔
216 ボルト孔
22 第2の水平主アーム材
221 接続部
222 第3の斜主アーム接続突片
223 第2のドロッパ接続突片
224 ボルト孔
3 斜主アーム
31 第1の斜主アーム材
311 碍子接続部
312 接続部
32 第2の斜主アーム材
321 碍子接続部
322 接続部
33 第3の斜主アーム材
331 碍子接続部
332 接続部
4 振止アーム
41 第1の振止アーム材
411 接続部
412 ボルト孔
42 第2の振止アーム材
421 接続部
422 ボルト孔
5 吊りドロッパ
51 第1の吊りドロッパ材
511 接続部
512 接続部
52 第2の吊りドロッパ材
521 接続部
522 接続部
6 吊架線支持金具
7 結合金具
8 結合金具
I 碍子
M 吊架線
P 曲引き金具
S 支持物
T トロリ線
Claims (10)
- 基端側において碍子を介して支持物に水平回動自在に支持され先端側が軌道の上方へ水平に延出する水平主アームと、基端側において前記水平主アームの下方位置で碍子を介して前記支持物に水平回動自在に支持され先端側が斜め上方へ延出して前記水平主アームの先端側に接続される斜主アームと、基端側において前記斜主アームに接続され前記水平主アームの下方をこれと平行に水平に延出し下方に曲線引金具を支持する振止アームと、当該振止アームと前記水平主アームとを接続する吊りドロッパと具備する可動ブラケットの破損時に、復旧用可動ブラケットを構成するために予め保管される可動ブラケット材セットであって、
前記水平主アームを構成する伸縮調整可能な水平主アーム材と、
前記斜主アームを構成する斜主アーム材と、
前記振止アームを構成する伸縮調整可能な振止アーム材と、
選択的に前記吊りドロッパを構成する全長の異なる第1及び第2の少なくとも2種の吊りドロッパ材とを具備し、
前記支持物からトロリ線までの距離に応じて前記水平主アーム材及び前記振止アーム材を伸縮させ、これに応じて、前記吊りドロッパ材を選択して復旧用可動ブラケットを構成可能であることを特徴とする復旧用可動ブラケット材セット。 - 前記水平主アーム材が、互いに接続位置を調整可能な長尺の第1の水平主アーム材と短尺の第2の水平主アーム材の2種の水平主アーム材からなり、
前記斜主アーム材が、長尺の第1の斜主アーム材と、短尺の第2の斜主アーム材の少なくとも2種の斜主アーム材からなり、
前記振止アーム材が、互いに接続位置を調整可能な長尺の第1の振止アーム材と短尺の第2の振止アーム材の2種の振止アーム材からなり、
前記吊りドロッパ材が、長尺の第1の吊りドロッパ材と、短尺の第2の吊りドロッパ材の2種の吊りドロッパ材からなることを特徴とする請求項1に記載の復旧用可動ブラケット材セット。 - 前記第1及び第2の水平主アーム材及び前記第1及び第2の振止アーム材が、それぞれ接続分離可能に構成されることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の復旧用可動ブラケット材セット。
- 前記水平主アーム材、前記斜主アーム材及び前記振止アーム材が、それぞれ管材からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の復旧用可動ブラケット材セット。
- 前記第1及び第2の水平主アーム材又は前記第1及び第2の振止アーム材が、それぞれテレスコピックに伸縮調整自在に構成されることを特徴とする請求項4に記載の復旧用可動ブラケット材セット。
- 前記第1の水平主アーム材は、相対的に基端側に近い位置の下部に前記第3の斜主アーム材の先端側接続部を接続するための第1の斜主アーム接続突片を具備すると共に、相対的に先端側に近い位置の下部に前記第2の斜主アーム材の先端側接続部を接続するための第2の斜主アーム接続突片を具備し、かつ先端下部に前記第2の吊りドロッパ材を接続するための第1のドロッパ接続突片を具備し、
前記第2の水平主アーム材は、相対的に基端側に近い位置の下部に前記第1の斜主アーム材の先端側接続部を接続するための第3の斜主アーム接続突片を具備すると共に、先端下部に前記第1又は第2の吊りドロッパ材を接続するための第2のドロッパ接続突片を具備することを特徴とする請求項2に記載の復旧用可動ブラケット材セット。 - 基端側において碍子を介して支持物に水平回動自在に支持され先端側が軌道の上方へ水平に延出する前記第1の水平主アーム材と、当該第1の水平主アーム材の先端に着脱自在に挿入固定される前記第2の水平主アーム材とからなる前記水平主アームと、
基端側において前記第1の水平主アーム材の下方位置で碍子を介して前記支持物に水平回動自在に支持され先端側が斜め上方へ延出して前記第2の水平主アーム材の第3の斜主アーム接続突片に接続される前記第1の斜主アーム材からなる斜主アームと、
基端側において前記斜主アーム材に接続され前記水平主アームの下方をこれと平行に水平に延出する前記第1の振止アーム材と、当該第1の振止アーム材の先端に着脱自在に挿入固定される第2の振止アーム材とからなる前記振止アームと、
前記第2の水平主アーム材の第2のドロッパ接続突片と前記第2の振止アーム材の先端部との間を連結する前記第1の吊りドロッパ材とを具備することを特徴とする請求項6に記載の可動ブラケット材セットを用いた復旧用可動ブラケット。 - 基端側において碍子を介して支持物に水平回動自在に支持され先端側が軌道の上方へ水平に延出する前記第1の水平主アーム材と、当該第1の水平主アーム材の先端に着脱自在に挿入固定される前記第2の水平主アーム材とからなる前記水平主アームと、
基端側において前記第1の水平主アーム材の下方位置で碍子を介して前記支持物に水平回動自在に支持され先端側が斜め上方へ延出して前記第2の水平主アーム材の第3の斜主アーム接続突片に接続される前記第1の斜主アーム材からなる斜主アームと、
基端側において前記第1の斜主アーム材に接続され前記水平主アームの下方をこれと平行に水平に延出する前記第1の振止アーム材からなる前記振止アームと、
前記第2の水平主アーム材の第2のドロッパ接続突片と前記第1の振止アーム材との間を連結する前記第2の吊りドロッパ材とを具備することを特徴とする請求項6に記載の可動ブラケット材セットを用いた復旧用可動ブラケット。 - 基端側において碍子を介して支持物に水平回動自在に支持され先端側が軌道の上方へ水平に延出する前記第1の水平主アーム材からなる前記水平主アームと、
基端側において前記第1の水平主アーム材の下方位置で碍子を介して前記支持物に水平回動自在に支持され先端側が斜め上方へ延出して前記第1の水平主アーム材の第2の斜主アーム接続突片に接続される前記第2の斜主アーム材からなる斜主アームと、
基端側において前記2の斜主アーム材に接続され前記水平主アームの下方をこれと平行に水平に延出する前記第1の振止アーム材からなる前記振止アームと、
前記第1の水平主アーム材の第1のドロッパ接続突片と前記第1の振止アーム材の先端部との間を連結する前記第2の吊りドロッパ材とを具備することを特徴とする請求項6に記載の可動ブラケット材セットを用いた復旧用可動ブラケット。 - 基端側において碍子を介して支持物に水平回動自在に支持され先端側が軌道の上方へ水平に延出する前記第1の水平主アーム材からなる前記水平主アームと、
基端側において前記第1の水平主アーム材の下方位置で碍子を介して前記支持物に水平回動自在に支持され先端側が斜め上方へ延出して前記第1の水平主アーム材の第1の斜主アーム接続突片に接続される前記第3の斜主アーム材からなる斜主アームと、
基端側において前記3の斜主アーム材に接続され前記水平主アームの下方をこれと平行に水平に延出する前記第1の振止アーム材からなる前記振止アームと、
前記第1の水平主アーム材の第1のドロッパ接続突片と前記第1の振止アーム材との間を連結する前記第2の吊りドロッパ材とを具備することを特徴とする請求項6に記載の可動ブラケット材セットを用いた復旧用可動ブラケット。
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