JP2011234475A - 共架金物およびケーブル共架方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】腕金を長くすることなく3本以上のケーブルを共架したり共架金物を新たに取り付けることなく追加のケーブルを共架したりすることができる共架金物およびケーブル共架方法を提供する。
【解決手段】共架金物10は、棒状の腕金11と、腕金11の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた、かつ、2本の通信ケーブル1を腕金11の下方に同じ高さで吊架するための2個のケーブル吊架金物13と、腕金11の2個のケーブル吊架金物13の間に取り付けられた、かつ、他の通信ケーブル1’を2本の通信ケーブル1よりも下方に2本の通信ケーブル1と最小間隔以上の間隔を空けて吊架するためケーブル吊架金物14とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、共架金物およびケーブル共架方法に関し、特に、ケーブルを追加して共架するのに好適な共架金物およびケーブル共架方法に関する。
従来、電柱2(支持物)間に2本の通信ケーブル1(支持線およびケーブル本体を一体化したダルマ型ケーブル)を架設する場合には、図5に示すように共架金物110を各電柱2に取り付けて、2本の通信ケーブル1を共架金物110で吊架している。
ここで、共架金物110は、棒状の腕金111(アーム)と、腕金111の末端が固定された腕金取付部材112と、2個のケーブル吊架金物113とを備える。
腕金取付部材112は、電柱2に取り付けられた自在バンド3に腕金111を取り付けるためのものである。
ケーブル吊架金物113は、上板がボルトVおよびナットNで腕金111の下面に取り付けられたL型金物113aと、L型金物113aの側板に取り付けられた、かつ、通信ケーブル1の支持線を支持して通信ケーブル1を吊架するためのケーブル支持部材113bとを備える。
2個のケーブル吊架金物113は、2個のケーブル支持部材113bが腕金111の下面から同じ距離だけ下になるように、腕金111の長手方向の中間部および先端部にそれぞれ取り付けられている。そのため、2個のケーブル吊架金物113によってそれぞれ吊架された2本の通信ケーブル1が風に吹かれて接触したり絡まったりしないように、2個のケーブル吊架金物113は少なくとも30cm(最小間隔)の間隔を空けて取り付けられている。
なお、下記の特許文献1には、光ファイバケーブルなどのケーブルの個々の架設状態を共架状態として纏めるように代替可能とし、しかも配線路を増加することができるように、架設用柱との間を予め定めた間隔に保ってケーブルを支持する第1のポジション乃至支持構成を形成し、第1のポジション乃至支持構成からケーブル架設上の諸種の状況や制約を勘案して定めた所定の間隔以上の間隔を保って他のケーブルを支持する第2以降の複数のポジション乃至支持構成を備えた架設用金具が開示されている。
実用新案登録第3092860号公報
しかしながら、図5に示した共架金物110では、棒状の腕金111の長さ方向に沿ってケーブル吊架金物113を最小間隔(30cmm)以上の間隔を空けて取り付ける必要があるため、3本以上の通信ケーブル1を共架する場合には、腕金111の長さが通信ケーブル1の本数に応じて長くなるという問題があった。
また、1本以上の通信ケーブル1を追加する場合に、電柱2に共架金物110を新たに設置するスペースがないときには、既設の共架金物110を取り外して、3本以上の通信ケーブル1を共架することができる共架金物を新たに取り付ける必要があるという問題があった。
上記の特許文献1に記載された架設用金具についても同様の問題がある。
本発明の目的は、腕金を長くすることなく3本以上のケーブルを共架したり共架金物を新たに取り付けることなく追加のケーブルを共架したりすることができる共架金物およびケーブル共架方法を提供することにある。
本発明の共架金物は、棒状の腕金(11,21,31)と、該腕金の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた、かつ、2本のケーブル(1)を前記腕金から同じ距離だけ下方に吊架するための第1および第2のケーブル吊架金物(13,23,33)と、前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に取り付けられた、かつ、他のケーブル(1’)を前記2本のケーブルよりも下方に該2本のケーブルと前記最小間隔以上の間隔を空けて吊架するための第3のケーブル吊架金物(14,24,34)とを具備することを特徴とする。
ここで、本発明の第1の共架金物(10)は、前記第3のケーブル吊架金物(14)が、上板が前記腕金に取り付けられたL型金物(14a)と、該L型金物の側板の先端部に取り付けられた、かつ、前記他のケーブルを支持するためのケーブル支持部材(14b)とを備える。
本発明の第2の共架金物(20)は、前記第3のケーブル吊架金物(24)が、長手方向が上下方向となるように末端部が前記腕金に取り付けられた棒状の補助腕金(24a)と、該補助腕金の長手方向に沿って前記最小間隔以上の間隔を空けて取り付けられた、かつ、2本の他のケーブル(1’)をそれぞれ支持するための2個のケーブル支持部材(24b)とを備える。
本発明の第3の共架金物(30)は、前記腕金の前記第1のケーブル吊架金物の前記第2のケーブル吊架金物と反対側に取り付けられた、かつ、前記2本の他のケーブルとは別の2本の他のケーブル(1’)を前記第1のケーブル吊架金物によって吊架された前記ケーブルよりも下方に該ケーブルと前記最小間隔以上の間隔を空けて吊架するための第4のケーブル吊架金物(34)をさらに具備し、前記第4のケーブル吊架金物が、長手方向が上下方向となるように末端部が前記腕金に取り付けられた棒状の他の補助腕金(34a)と、該他の補助腕金の長手方向に沿って前記最小間隔以上の間隔を空けて取り付けられた、かつ、前記別の2本の他のケーブルをそれぞれ支持するための少なくとも2個の他のケーブル支持部材(34b)とを備える。
本発明の第1のケーブル共架方法は、棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、1本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、本発明の第1の共架金物(10)のケーブル吊架金物(14)を用意しておく第1のステップと、前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいたケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、前記取り付けたケーブル吊架金物のケーブル支持部材(14b)によって前記1本の追加ケーブルを支持させる第3のステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第2のケーブル共架方法は、棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、2本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、本発明の第2の共架金物(20)のケーブル吊架金物(24)を用意しておく第1のステップと、前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいたケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、前記取り付けたケーブル吊架金物の2個のケーブル支持部材(14b)によって前記2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させる第3のステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第3のケーブル共架方法は、棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、3本または4本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、本発明の第3のケーブル吊架金物(24)と本発明の第4のケーブル吊架金物(34)とを1個ずつ用意しておく第1のステップと、前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいた本発明の第3のケーブル吊架金物を取り付けるとともに、前記腕金の前記第1のケーブル吊架金物の前記第2のケーブル吊架金物と反対側に前記用意しておいた本発明の第4のケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、前記取り付けた本発明の第3のケーブル吊架金物および本発明の第4のケーブル吊架金物の一方の2個のケーブル支持部材(24b,34b)によって前記3本または4本の追加ケーブルのうちの2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させるとともに、前記取り付けた本発明の第3のケーブル吊架金物および本発明の第4のケーブル吊架金物の他方の2個のケーブル支持部材によって前記3本または4本の追加ケーブルのうちの残りの1本または2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させる第3のステップとを具備することを特徴とする。
本発明の共架金物およびケーブル共架方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)本発明の共架金物を使用することにより、腕金から同じ距離だけ下方に吊架された2本のケーブルよりも下方にかつこの2本のケーブルと最小間隔以上の間隔を空けて他のケーブルを吊架することができるので、腕金を長くすることなく3本以上のケーブルを共架することができるとともに、共架金物を新たに取り付けることなく追加のケーブルを共架することができる。
(2)共架金物の個数を増加することなく共架するケーブルの本数を増やすことができるため、電柱(支持物)の装柱空間の有効活用およびコスト低減を図ることができる。
(3)本発明のケーブル共架方法を使用することにより、既設の共架金物に追加のケーブルを簡単な作業で共架することができる。
本発明の第1の実施例による共架金物10の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例による共架金物20の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例による共架金物30の構成を示す図である。 図5に示した共架金物110に1本の追加通信ケーブル1’を新たに共架するときの作業手順について説明するための図である。 従来の共架金物110の構成を示す図である。
上記の目的を、腕金から同じ距離だけ下方に吊架された2本のケーブルよりも下方にかつこの2本のケーブルと最小間隔以上の間隔を空けて他のケーブルを吊架することにより実現した。
以下、本発明の共架金物およびケーブル共架方法の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例による共架金物10は、3本の通信ケーブル1を共架するためのものであり、図1に示すように、棒状の腕金11と、腕金11の末端が固定された腕金取付部材12と、2個のケーブル吊架金物13と、1個のケーブル吊架金物14とを備える。
ここで、腕金11、腕金取付部材12および2個のケーブル吊架金物13は、図5に示した腕金111、腕金取付部材112および2個のケーブル吊架金物113と同じものである。
2本の通信ケーブル1は、図5に示した2本の通信ケーブル1と同様にして、2個のケーブル吊架金物13によって吊架されることにより、共架金物10によって共架される。
ケーブル吊架金物14は、上板がボルトVおよびナットNで腕金11の下面に取り付けられたL型金物14aと、L型金物14aの側板の先端部(上板と反対側)に取り付けられた、かつ、3本の通信ケーブル1のうちの残りの1本の通信ケーブル1(以下、「追加通信ケーブル1’」と称する。)の支持線を支持するためのケーブル支持部材14bとを備える。
L型金物14aは、2個のケーブル吊架金物113によってそれぞれ吊架された2本の通信ケーブル1との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となるようにケーブル吊架金物14によって追加通信ケーブル1’を吊架できるように、側板の長手方向の長さが長くされている点で、L型金物13aと異なる。
ケーブル支持部材14bは、図5に示したケーブル支持部材113bと同じものである。
以上のように構成された共架金物10を用いることにより、3本の通信ケーブル1を共架する場合でも、腕金11の長さを図5に示した腕金111の長さと同じにすることができる。
次に、本発明の第2の実施例による共架金物20について、図2(a),(b)を参照して説明する。
本実施例による共架金物20は、4本の通信ケーブル1を共架するためのものであり、図2(a)に示すように、棒状の腕金21と、腕金21の末端が固定された腕金取付部材22と、2個のケーブル吊架金物23と、1個のケーブル吊架金物24とを備える。
ここで、腕金21、腕金取付部材22および2個のケーブル吊架金物23は、図5に示した腕金111、腕金取付部材112および2個のケーブル吊架金物113と同じものである。
2本の通信ケーブル1は、図5に示した2本の通信ケーブル1と同様にして、2個のケーブル吊架金物23によって吊架されることにより、共架金物20によって共架される。
ケーブル吊架金物24は、長手方向が上下方向(垂直方向)となるように末端部がボルトVおよびナットNで腕金21に取り付けられた補助腕金24aと、補助腕金24aの長手方向の中間部および先端部にそれぞれ取り付けられた、かつ、4本の通信ケーブル1のうちの残りの2本の通信ケーブル1(以下、「追加通信ケーブル1’」と称する。)の支持線をそれぞれ支持して追加通信ケーブル1’を吊架するための2個のケーブル支持部材24bとを備える。
補助腕金24aの末端部は、図2(b)に示すように、腕金21の先端部から電柱2に向かって見たときの形状がコの字形状をしており、図2(a)の紙面の裏側で上板と下板とをボルトVおよびナットNで固定することにより、腕金21に取り付けられている。
補助腕金24aの長手方向の長さは、2本の追加通信ケーブル1’のうち補助腕金24aの長手方向の中間部に取り付けられたケーブル支持部材24bによって支持線が支持される追加通信ケーブル1’と2個のケーブル吊架金物23によって吊架された2本の通信ケーブル1との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となり、かつ、この追加通信ケーブル1’と補助腕金24aの先端部に取り付けられたケーブル支持部材24bによって支持線が支持される他の追加通信ケーブル1’との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となるような長さとされている。
ケーブル支持部材24bは、図5に示したケーブル支持部材113bと同じものである。
以上のように構成された共架金物20を用いることにより、4本の通信ケーブル1を共架する場合でも、腕金21の長さを図5に示した腕金111の長さと同じにすることができる。
次に、本発明の第3の実施例による共架金物30について、図3を参照して説明する。
本実施例による共架金物30は、6本の通信ケーブル1を共架するためのものであり、図3に示すように、棒状の腕金31と、腕金31の末端が固定された腕金取付部材32と、2個のケーブル吊架金物33と、3個のケーブル吊架金物34とを備える。
ここで、腕金31、腕金取付部材32および2個のケーブル吊架金物33は、図5に示した腕金111、腕金取付部材112および2個のケーブル吊架金物113と同じものである。
2本の通信ケーブル1は、図5に示した2本の通信ケーブル1と同様にして、2個のケーブル吊架金物33によって吊架されることにより、共架金物30によって共架される。
ケーブル吊架金物34は、図3(a)に示したケーブル吊架金物24と同様に、長手方向が上下方向(垂直方向)となるように末端部がボルトVおよびナットNで腕金31に取り付けられた補助腕金34aと、補助腕金34aの長手方向の中間部および先端部にそれぞれ取り付けられた、かつ、6本の通信ケーブル1のうちの残りの4本の通信ケーブル1(以下、「追加通信ケーブル1’」と称する。)のうちの2本の追加通信ケーブル1’の支持線をそれぞれ支持して2本の追加通信ケーブル1’をそれぞれ吊架するための2個のケーブル支持部材34bとを備える。
補助腕金34aの末端部は、図2(b)に示した補助腕金24aの末端部と同様に、腕金31の先端部から電柱2に向かって見たときの形状がコの字形状をしており、図3の紙面の裏側で上面と下面とをボルトVおよびナットNで固定することにより、腕金31に取り付けられている。
2個のケーブル吊架金物34のうちの一方のケーブル吊架金物34は、図3(a)に示したケーブル吊架金物24と同様に、2個のケーブル吊架金物33の間に取り付けられている。このケーブル吊架金物34の補助腕金34aの長手方向の長さは、2本の追加通信ケーブル1’のうち補助腕金34aの長手方向の中間部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持される追加通信ケーブル1’と2個のケーブル吊架金物33によって吊架された2本の通信ケーブル1との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となり、かつ、この追加通信ケーブル1’と補助腕金34aの先端部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持される他の追加通信ケーブル1’との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となるような長さとされている。
2個のケーブル吊架金物34のうちの他方のケーブル吊架金物34は、腕金取付部材32と2個のケーブル吊架金物33のうちの腕金取付部材32側のケーブル吊架金物33との間に、一方のケーブル吊架金物34との間隔が最小間隔(たとえば、30cm)以上となるように取り付けられている。
これにより、他方のケーブル吊架金物34の長手方向の中間部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持された追加通信ケーブル1’と他方のケーブル吊架金物34の隣のケーブル吊架金物33によって吊架された通信ケーブル1との間隔が最小間隔以上となり、かつ、他方のケーブル吊架金物34の長手方向の中間部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持された追加通信ケーブル1’と一方のケーブル吊架金物34の長手方向の中間部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持された追加通信ケーブル1’との間隔が最小間隔以上となり、かつ、他方のケーブル吊架金物34の長手方向の先端部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持された追加通信ケーブル1’と一方のケーブル吊架金物34の長手方向の先端部に取り付けられたケーブル支持部材34bによって支持線が支持された追加通信ケーブル1’との間隔が最小間隔以上となるようにすることができる。
ケーブル支持部材34bは、図5に示したケーブル支持部材113bと同じものである。
以上のように構成された共架金物30を用いることにより、6本の通信ケーブル1を共架する場合でも、腕金31の長さを図5に示した腕金111の長さと同じにすることができる。
次に、図5に示した2本の通信ケーブル1が既に共架されている共架金物110に1本の追加通信ケーブル1’を新たに共架するときの作業手順(本発明のケーブル共架方法の一実施例)について、図4(a),(b)を参照して説明する。
作業員は、図1に示したケーブル吊架金物14を1個用意しておく。
作業員は、図4(a)に示すように、腕金111の2個のケーブル吊架金物113の中間部に、用意しておいたケーブル吊架金物14のL型金物14aをボルトVおよびナットNで取り付ける。
その後、作業員は、図4(b)に示すように、ケーブル吊架金物14のケーブル支持部材14bに追加通信ケーブル1’の支持線を支持させる。
これにより、作業員は、簡単な作業で、2本の既設の通信ケーブル1との間隔を最小間隔以上取りながら追加通信ケーブル1’を共架金物110に新たに共架することができる。
なお、図5に示した2本の通信ケーブル1が既に共架されている共架金物110に2本の追加通信ケーブル1’を新たに共架するときには、図1に示したケーブル吊架金物14の代わりに図2(a)に示したケーブル吊架金物24を用いれば、同様の作業手順で、2本の既設の通信ケーブル1との間隔を最小間隔以上取るとともに2本の追加通信ケーブル1’との間隔を最小間隔以上取りながら、2本の追加通信ケーブル1’を共架金物110に新たに共架することができる。
また、図5に示した2本の通信ケーブル1が既に共架されている共架金物110に3本または4本の追加通信ケーブル1’を新たに共架するときには、図1に示したケーブル吊架金物14の代わりに図2に示したケーブル吊架金物24を用いるとともに図3に示したケーブル吊架金物34を腕金取付部材112と電柱2側のケーブル吊架金物113との間に取り付ければ、同様の作業手順で、2本の既設の通信ケーブル1との間隔を最小間隔以上取るとともに他の追加通信ケーブル1’との間隔を最小間隔以上取りながら、3本または4本の追加通信ケーブル1’を共架金物110に新たに共架することができる。
以上では、支持線とケーブル本体とを一体化したダルマ型ケーブルである通信ケーブル1を例として説明したが、他の形状のケーブルを共架する場合にも、ケーブル支持部材をそのケーブル用のものに代えることにより、本発明の共架金物およびケーブル共架方法を適用することができる。
1 通信ケーブル
1’ 追加通信ケーブル
2 電柱
3 自在バンド
10,20,30,110 共架金物
11,21,31,111 腕金
12,22,32,112 腕金取付部材
13,14,23,24,33,34,113 ケーブル吊架金物
14a,113a L型金物
14b,24b,34b,113b ケーブル支持部材
24a,34a 補助腕金
V ボルト
N ナット

Claims (7)

  1. 棒状の腕金(11,21,31)と、
    該腕金の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた、かつ、2本のケーブル(1)を前記腕金から同じ距離だけ下方に吊架するための第1および第2のケーブル吊架金物(13,23,33)と、
    前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に取り付けられた、かつ、他のケーブル(1’)を前記2本のケーブルよりも下方に該2本のケーブルと前記最小間隔以上の間隔を空けて吊架するための第3のケーブル吊架金物(14,24,34)と、
    を具備することを特徴とする、共架金物。
  2. 前記第3のケーブル吊架金物(14)が、
    上板が前記腕金に取り付けられたL型金物(14a)と、
    該L型金物の側板の先端部に取り付けられた、かつ、前記他のケーブルを支持するためのケーブル支持部材(14b)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1記載の共架金物。
  3. 前記第3のケーブル吊架金物(24)が、
    長手方向が上下方向となるように末端部が前記腕金に取り付けられた棒状の補助腕金(24a)と、
    該補助腕金の長手方向に沿って前記最小間隔以上の間隔を空けて取り付けられた、かつ、2本の他のケーブル(1’)をそれぞれ支持するための2個のケーブル支持部材(24b)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1記載の共架金物。
  4. 前記腕金の前記第1のケーブル吊架金物の前記第2のケーブル吊架金物と反対側に取り付けられた、かつ、前記2本の他のケーブルとは別の2本の他のケーブル(1’)を前記第1のケーブル吊架金物によって吊架された前記ケーブルよりも下方に該ケーブルと前記最小間隔以上の間隔を空けて吊架するための第4のケーブル吊架金物(34)をさらに具備し、
    前記第4のケーブル吊架金物が、
    長手方向が上下方向となるように末端部が前記腕金に取り付けられた棒状の他の補助腕金(34a)と、
    該他の補助腕金の長手方向に沿って前記最小間隔以上の間隔を空けて取り付けられた、かつ、前記別の2本の他のケーブルをそれぞれ支持するための少なくとも2個の他のケーブル支持部材(34b)と、
    を備えることを特徴とする、請求項3記載の共架金物。
  5. 棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、1本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、
    請求項2記載のケーブル吊架金物(14)を用意しておく第1のステップと、
    前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいたケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、
    前記取り付けたケーブル吊架金物のケーブル支持部材(14b)によって前記1本の追加ケーブルを支持させる第3のステップと、
    を具備することを特徴とする、ケーブル共架方法。
  6. 棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、2本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、
    請求項3記載のケーブル吊架金物(24)を用意しておく第1のステップと、
    前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいたケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、
    前記取り付けたケーブル吊架金物の2個のケーブル支持部材(14b)によって前記2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させる第3のステップと、
    を具備することを特徴とする、ケーブル共架方法。
  7. 棒状の腕金(111)の中間部および先端部に最小間隔以上の間隔を空けてそれぞれ取り付けられた第1および第2のケーブル吊架金物(113)に2本のケーブル(1)が前記腕金から同じ距離だけ下方に既に吊架されている共架金物(110)に、3本または4本の追加ケーブル(1’)を新たに共架するためのケーブル共架方法であって、
    請求項3記載のケーブル吊架金物(24)と請求項4記載のケーブル吊架金物(34)とを1個ずつ用意しておく第1のステップと、
    前記腕金の前記第1および第2のケーブル吊架金物の間に前記用意しておいた請求項3記載のケーブル吊架金物を取り付けるとともに、前記腕金の前記第1のケーブル吊架金物の前記第2のケーブル吊架金物と反対側に前記用意しておいた請求項4記載のケーブル吊架金物を取り付ける第2のステップと、
    前記取り付けた請求項3記載のケーブル吊架金物および請求項4記載のケーブル吊架金物の一方の2個のケーブル支持部材(24b,34b)によって前記3本または4本の追加ケーブルのうちの2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させるとともに、前記取り付けた請求項3記載のケーブル吊架金物および請求項4記載のケーブル吊架金物の他方の2個のケーブル支持部材によって前記3本または4本の追加ケーブルのうちの残りの1本または2本の追加ケーブルをそれぞれ支持させる第3のステップと、
    を具備することを特徴とする、ケーブル共架方法。
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