JP2021013127A - ネットワーク構成検出方法及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易にネットワーク構成の検出を行う。【解決手段】第1のスレーブ機器を、マスター機器からのデータを正常に第2のスレーブ機器に伝える役割を果たさない状態にする。第1スレーブ機器が識別情報をマスター機器に送信し、マスター機器がその識別情報を受信する。マスター機器が、第1のスレーブ機器に、識別情報の受領信号を送信する。第1スレーブ機器が、受領信号を受信して、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態に切り替わる。第2のスレーブ機器が自身の識別情報をマスター機器に送信する。マスター機器が、その識別情報を受信する。【選択図】図4

Description

ネットワーク構成検出方法及び通信システムに関する。
通信システムにおける複数の機器や電力線の接続構成を検出する装置が、例えば、特許文献1(特開2011−205536号公報)に開示されている。ここでは、電力線結合器が電力線同士を結合しており、複数の電力線結合器及び電力線がツリー状に構成されている。そして、この接続構成を、電力線搬送波通信を用いて検出要求信号を送ることによって把握している。
ネットワーク構成の検出については、より簡易な検出方法が求められている。
第1観点のネットワーク構成検出方法は、通信システムにおけるネットワーク構成検出方法である。通信システムは、マスター機器、第1スレーブ機器、及び、第2スレーブ機器、を含む。第1スレーブ機器は、マスター機器に接続される。第2スレーブ機器は、第1スレーブ機器を介して、マスター機器と接続される。ネットワーク構成検出方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップと、第5ステップと、第6ステップと、第7ステップと、を備える。第1ステップでは、第1スレーブ機器を、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態(以下、第1状態と言う。)、にする。第2ステップでは、第1スレーブ機器が、自身の識別情報である第1識別情報を、マスター機器に送信する。第3ステップでは、マスター機器が、第1識別情報を受信する。第4ステップでは、マスター機器が、第1スレーブ機器に、第1識別情報の受領信号を送信する。第5ステップでは、第1スレーブ機器が、受領信号を受信して、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態(以下、第2状態と言う。)に切り替える。第6ステップでは、第2スレーブ機器が、自身の識別情報である第2識別情報を、マスター機器に送信する。第7ステップでは、マスター機器が、第2識別情報を受信する。
第1観点のネットワーク構成検出方法によれば、第1ステップにおいて第1状態とした第1スレーブ機器を、第5ステップにおいて第2状態に切り替えるという簡易な方法によって、マスター機器が第1スレーブ機器及び第2スレーブ機器のネットワーク構成を検出できる。
第2観点のネットワーク構成検出方法は、第1観点のネットワーク構成検出方法であって、通信システムが、第3スレーブ機器をさらに含んでいる。第3スレーブ機器は、第2スレーブ機器とは別の機器である。第3スレーブ機器は、第1スレーブ機器を介して、マスター機器と接続される。第1ステップでは、第1スレーブ機器を、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器及び前記第3スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態(第1状態)にする。第5ステップでは、第1スレーブ機器が、受領信号を受信して、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器及び第3スレーブ機器に伝える役割を果たす状態(第2状態)に切り替えられる。第2観点のネットワーク構成検出方法は、第8ステップと、第9ステップと、をさらに備える。第8ステップでは、第3スレーブ機器が、自身の識別情報である第3識別情報を、マスター機器に送信する。第9ステップでは、マスター機器が、第3識別情報を受信する。
第2観点のネットワーク構成検出方法によれば、第1ステップにおいて第1状態とした第1スレーブ機器を、第5ステップにおいて第2状態に切り替えるという簡易な方法によって、マスター機器が第1スレーブ機器、第2スレーブ機器、及び第3スレーブ機器のネットワーク構成を検出できる。
第3観点のネットワーク構成検出方法は、第1観点又は第2観点のネットワーク構成検出方法であって、第10ステップをさらに備える。第10ステップでは、マスター機器が他の識別情報を所定時間受信しない場合に、マスター機器が、通信システムのネットワーク構成の検出を完了させる。
第3観点のネットワーク構成検出方法によれば、適切に、通信システムのネットワーク構成の検出が完了する。
第4観点のネットワーク構成検出方法は、第1観点から第3観点のいずれかのネットワーク構成検出方法であって、第1ステップでは、第1スレーブ機器のマスター機器側の端子と第2又は第3スレーブ機器側の端子との間を電気的に遮断することによって、第1スレーブ機器をマスター機器からのデータを正常に第2又は第3スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態(第1状態)にする。
第4観点のネットワーク構成検出方法によれば、より確実に、マスター機器がネットワーク構成を検出できる。
第5観点の通信システムは、マスター機器、第1スレーブ機器、及び、第2スレーブ機器、を含む。第2スレーブ機器は、第1スレーブ機器を介して、マスター機器と接続される。第1スレーブ機器は、切替部を有している。第1スレーブ機器の切替部は、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態(第2状態)と、その役割を果たさない状態(第1状態)と、に切り替えられる。
第5観点の通信システムでは、まず、第1スレーブ機器は、切替部を、マスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態(第1状態)にする。
第5観点の通信システムでは、次に、第1スレーブ機器は、自身の識別情報である第1識別情報を、マスター機器に送信する。
第5観点の通信システムでは、次に、マスター機器は、第1識別情報を受信する。
第5観点の通信システムでは、次に、マスター機器は、第1スレーブ機器に、第1識別情報の受領信号を送信する。
第5観点の通信システムでは、次に、第1スレーブ機器は、受領信号を受信して、切替部をマスター機器からのデータを正常に第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態(第2状態)に切り替える。
第5観点の通信システムでは、次に、第2スレーブ機器は、自身の識別情報である第2識別情報を、マスター機器に送信する。
第5観点の通信システムでは、次に、マスター機器は、第2識別情報を受信する。
第5観点の通信システムによれば、第1状態とした第1スレーブ機器を途中で第2状態に切り替えるという簡易な方法によって、マスター機器が第1スレーブ機器及び第2スレーブ機器のネットワーク構成を検出できる。
通信システムのネットワーク構成を示す概念図。 スレーブ機器の構成を示す概念図。 通信システムにおける電力線による通信可能領域の一例を示す図。 通信システムにおける電力線による通信可能領域の他の一例を示す図。 通信システムにおける電力線による通信可能領域の他の一例を示す図。 通信システムにおける電力線による通信可能領域の他の一例を示す図。 通信システムにおけるネットワーク構成検出のフロー図。 空調システムの一例を示す概念図。 空調システムの他の例を示す概念図。
(1)全体構成
通信システム10は、図1に示すように、1つのマスター機器Mと、複数のスレーブ機器S1,S2,S3,・・・とが、電力線L1,L2,L3,・・・によって接続されているネットワークである。通信システム10では、ネットワーク上に機器M,S1,S2,S3,・・・が多層的に配置されており、電力線搬送波通信を用いて通信が行われる。
(2)詳細構成
(2−1)機器
図1に示す通信システム10は、マスター機器Mと、スレーブ機器S1〜S6と、電力線L1〜L6とを備えている。
マスター機器M及びスレーブ機器S1〜S6は、それぞれ、制御演算装置と記憶装置とを有している。マスター機器M及びスレーブ機器S1〜S6それぞれの制御演算装置及び記憶装置は、マイクロプロセッサやメモリ、あるいは、コンピュータにより実現されるものである。制御演算装置には、CPU又はGPUといったプロセッサを使用できる。図2に示す通信制御部21及び判定部22は、各機器の制御演算装置により実現される機能ブロックである。通信制御部21及び判定部22の機能については後述する。マスター機器M及びスレーブ機器S1〜S6の記憶装置には、自己(機器)を特定する情報であるID(identification)情報などが記憶されている。
マスター機器M及びスレーブ機器S1〜S6は、それぞれ、2つの端子25,26を有している。ここでは、スレーブ機器S1〜S6の両端子25,26のうち、マスター機器M側に延びる電力線が接続される端子を、第1の端子25と呼び、下位のスレーブ機器に延びる電力線が接続される端子を、第2の端子26と呼ぶ。これらの端子25,26には、1又は複数の電力線が接続される。例えば、スレーブ機器S1の第1の端子25には、マスター機器Mへと延びる電力線L1が接続され、スレーブ機器S1の第2の端子26には、下位のスレーブ機器S2及びスレーブ機器S3へと延びる電力線L2及び電力線L3が接続される(図1を参照)。スレーブ機器S2の第1の端子25には、マスター機器Mに近いスレーブ機器S1へと延びる電力線L2が接続され、スレーブ機器S2の第2の端子26には、下位のスレーブ機器S4へと延びる電力線L4が接続される。
また、マスター機器M及びスレーブ機器S1〜S6は、それぞれ、転送可否切替部27を有している。転送可否切替部27は、2つの端子25,26の間の通信の可能、不可能(遮断)を切り替えるための機構である。ここでは、転送可否切替部27として、電気的な接続、切断を切り替えるリレーを採用している。転送可否切替部27を両端子25,26間での通信が可能な転送可能状態(第2状態)にすると、端子25と端子26との間で信号が流れ、転送可否切替部27を両端子25,26間での通信ができない転送不能状態(第1状態)にすると、端子25と端子26との間で信号が遮断される。
(2−2)電力線及びネットワーク
電力線L1〜L6は、マスター機器Mからスレーブ機器S1〜S6へと電力を供給するための電気配線である。電力線L1〜L6は、上述のように、電力線搬送波通信を行うための通信回線としても利用される。
マスター機器Mとスレーブ機器S1とは、図1等に示すように、電力線L1によって接続されている。スレーブ機器S1とスレーブ機器S2とは、電力線L2によって接続されている。スレーブ機器S1とスレーブ機器S3とは、電力線L3によって接続されている。スレーブ機器S2とスレーブ機器S4とは、電力線L4によって接続されている。スレーブ機器S3とスレーブ機器S5とは、電力線L5によって接続されている。スレーブ機器S3とスレーブ機器S6とは、電力線L6によって接続されている。
上位のスレーブ機器の転送可否切替部27が転送可能状態であれば、そのスレーブ機器は、上位のスレーブ機器を介して、さらに上位の機器と接続された状態となる。例えば、第1のスレーブ機器S1の転送可否切替部27が転送可能状態であれば、第2のスレーブ機器S2は、第1のスレーブ機器S1を介して、さらに上位のマスター機器Mと接続された状態となる。また、第3のスレーブ機器S3は、第1のスレーブ機器S1を介して、マスター機器Mと接続された状態となる。さらに、第1のスレーブ機器S1及び第2のスレーブ機器S2それぞれの転送可否切替部27が転送可能状態であれば、第4のスレーブ機器S4は、第2のスレーブ機器S2及び第1のスレーブ機器S1を介して、マスター機器Mと接続された状態となる。
(3)各機器の機能及びネットワーク構成検出方法
次に、通信システム10において、各機器がどのようなネットワークトポロジーで構成されているのかを検知する方法について説明する。
(3−1)方法の概要
通信システム10では、起動時、各スレーブ機器S1〜S6のマスター機器M側の接続(第1の端子25側の接続、通信)でネゴシエーションを行い、互いに正常に検知しあえたら、その後に、転送可否切替部27を転送可能状態にする。これにより、マスター機器Mに近いスレーブ機器S1〜S6から順にトポロジーが形成されていき、最終的に全ての機器が通信可能となったとき(全ての転送可否切替部27が転送可能状態になったとき)に、どのようなネットワークトポロジーで各機器が繋がっているかをマスター機器Mにおいて把握できる。
マスター機器Mは、起動時、隣接するスレーブ機器である第1のスレーブ機器S1からの信号を受け取る。その第1のスレーブ機器S1の転送可否切替部27が転送可能状態に切り替わることで、次に隣接する機器である第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3がマスター機器Mによって検知されることになる。
初回起動時、各スレーブ機器S1〜S6の転送可否切替部27は、マスター機器Mに近い側の端子25と反対側の端子26との通信を遮断し、マスター機器Mの側からのデータを転送させない状態(転送不能状態;第1状態)になる。起動後、各スレーブ機器S1〜S6の通信制御部21は、マスター機器Mに対して、自己のID情報を含む識別信号を送信し、マスター機器Mからの受領返信(受領信号)を受け取る。各スレーブ機器S1〜S6の判定部22は、通信制御部21から受け取った受領信号を起点に、転送可否切替部27に対して転送可能状態(第2状態)に切り替わるように指示を送る。その指示を受け取ったスレーブ機器S1〜S6の転送可否切替部27は、マスター機器Mの側からの信号を下位のスレーブ機器の側に転送できるようにする。それと同時に、スレーブ機器S1〜S6は、マスター機器Mに対して、自身の転送可否切替部27が転送可能状態に切り替わったことを通知する。マスター機器Mは、順々にスレーブ機器S1〜S6からのID情報を含む識別信号を受け取ることにより、ネットワークの接続構成を把握することができるようになる。
(3−2)方法の詳細
次に、図4を参照しながら、通信システム10におけるネットワーク構成の検出方法について詳述する。図4に示す各ステップST101−ST103、ST105−ST109における通信制御は、通信制御部21によって行われ、ステップST104、ST110、ST111における判断は、判定部22によって行われる。
通信システム10を初回に起ち上げたとき、図4に示すネットワークを検出するフローの各動作が行われる。図4のステップST101では、各スレーブ機器S1〜S6の転送可否切替部27が、転送不能状態(第1状態)になる。このときの状態を、図3Aに示す。各スレーブ機器S1〜S6において、端子25,26間の通信が遮断されるため、マスター機器Mと通信可能なスレーブ機器は、第1のスレーブ機器S1だけである。図3A〜図3Dにおいて、実線の電力線は、マスター機器Mとの通信が可能な状態を示し、点線の電力線は、マスター機器Mとの通信が不可能な状態を示す。
ステップST102では、各スレーブ機器S1〜S6が、自己のID情報(識別情報)を含む自己を識別させるための信号(識別信号)を送信する。この識別信号は、不特定の相手に対して送信される信号である。各スレーブ機器S1〜S6は、この信号を、いわゆるブロードキャストやマルチキャスト等の不特定の相手が受信可能な送信方式にて送信する。このとき、図3Aに示す状態の通信システム10では、第1のスレーブ機器S1からの識別信号のみがマスター機器Mに届く。残りのスレーブ機器S2〜S6の識別信号は、いずれかの上位のスレーブ機器S1〜S3の両端子25,26間の通信が遮断されているため、マスター機器Mには届かない。但し、スレーブ機器S2〜S6は、それぞれ自己の識別信号を送信し続ける。
最初のステップST103では、マスター機器Mが、第1のスレーブ機器S1からの識別信号を、電力線L1を介して受信する。その識別信号に含まれる識別情報が過去に記憶装置に記憶されているか否かを判断し(ステップST104)、記憶されていなければ、その識別情報をマスター機器Mが自己の記憶装置に保存する(ステップST105)。ここでは、第1のスレーブ機器S1からの識別信号に含まれる識別情報(第1識別情報)が、マスター機器Mの記憶装置に保存される。これにより、マスター機器Mは、自己の下に、第1のスレーブ機器S1が接続されていることを把握する。
最初のステップST106では、マスター機器Mが、第1のスレーブ機器S1に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第1のスレーブ機器S1は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第1のスレーブ機器S1が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
その後、ステップST103に戻る。このときの通信システム10の状態は、図3Bに示す状態である。第1のスレーブ機器S1が転送可能状態となっているので、第1のスレーブ機器S1を介して、第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3と、マスター機器Mとが、通信可能な状態にある。したがって、2回目のステップST103では、マスター機器Mが、第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3から、それぞれの識別信号を受信する。第2のスレーブ機器S2の識別信号は、電力線L2,L1を経てマスター機器Mに送られる。第3のスレーブ機器S3の識別信号は、電力線L3,L1を経てマスター機器Mに送られる。マスター機器Mは、いずれの識別信号も過去に受信していないため、それらの識別信号に含まれる第2のスレーブ機器S2の識別情報(第2識別情報)及び第3のスレーブ機器S3の識別情報(第3識別情報)を、記憶装置に保存する(ステップST104,ST105)。これにより、マスター機器Mは、第1のスレーブ機器S1の下に、第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3が接続されていることを把握する。
2回目のステップST106では、マスター機器Mが、受領信号を未だ送っていないスレーブ機器S2,S3のうちの1つである第2のスレーブ機器S2に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第2のスレーブ機器S2は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第2のスレーブ機器S2が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
再びステップST103に戻ったときの通信システム10の状態は、図3Cに示す状態である。第1のスレーブ機器S1だけではなく第2のスレーブ機器S2も転送可能状態となっているので、第2のスレーブ機器S2及び第1のスレーブ機器S1を介して、第4のスレーブ機器S4とマスター機器Mとが通信可能な状態にある。したがって、3回目のステップST103では、マスター機器Mが、第4のスレーブ機器S4から識別信号を受信する。第4のスレーブ機器S4の識別信号は、電力線L4,L2,L1を経てマスター機器Mに送られる。マスター機器Mは、第4のスレーブ機器S4の識別信号を過去に受信していないため、その識別信号に含まれる第4のスレーブ機器S4の識別情報を、記憶装置に保存する(ステップST104,ST105)。これにより、マスター機器Mは、第2のスレーブ機器S2の下に、第4のスレーブ機器S4が接続されていることを把握する。
3回目のステップST106では、マスター機器Mが、受領信号を未だ送っていないスレーブ機器S4,S3のうちの1つである第4のスレーブ機器S4に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第4のスレーブ機器S4は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第4のスレーブ機器S4が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
再びステップST103に戻ったときの通信システム10の状態は、第4のスレーブ機器S4が転送可能状態に変わっているけれども、第4のスレーブ機器S4の下位に他のスレーブ機器が存在しないため、図3Cに示す状態である。マスター機器Mは、スレーブ機器S1,S2,S3,S4から識別信号を受信するけれども、それらの識別情報は過去に保存しているため、ステップST104からステップST110に移行する。所定の時間が経過した後、ステップST111に移行して、スレーブ機器のうち未だ受領信号を送っていない機器があるか否かを判断する。既にスレーブ機器S1,S2,S4には受領信号を送っているけれども、未だ第3のスレーブ機器S3には受領信号を送っていないため、この状況の場合にはステップST111からステップST106に移行する。
4回目のステップST106では、マスター機器Mが、受領信号を未だ送っていない第3のスレーブ機器S3に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第3のスレーブ機器S3は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第3のスレーブ機器S3が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
再びステップST103に戻ったときの通信システム10の状態は、図3Dに示す状態である。第1のスレーブ機器S1だけではなく、第3のスレーブ機器S3も転送可能状態となっているので、第3のスレーブ機器S3及び第1のスレーブ機器S1を介して、第5のスレーブ機器S5及び第6のスレーブ機器S6と、マスター機器Mとが、通信可能な状態にある。したがって、5回目のステップST103では、マスター機器Mが、新たに第5のスレーブ機器S5及び第6のスレーブ機器S6から、それぞれの識別信号を受信する。第5のスレーブ機器S5の識別信号は、電力線L5,L3,L1を経てマスター機器Mに送られる。第6のスレーブ機器S6の識別信号は、電力線L6,L3,L1を経てマスター機器Mに送られる。マスター機器Mは、いずれの識別信号も過去に受信していないため、それらの識別信号に含まれる第5のスレーブ機器S5の識別情報及び第6のスレーブ機器S6の識別情報を、記憶装置に保存する(ステップST104,ST105)。これにより、マスター機器Mは、第3のスレーブ機器S3の下に、第5のスレーブ機器S5及び第6のスレーブ機器S6が接続されていることを把握する。
5回目のステップST106では、マスター機器Mが、受領信号を未だ送っていないスレーブ機器S5,S5のうちの1つである第5のスレーブ機器S5に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第5のスレーブ機器S5は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第5のスレーブ機器S5が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
再びステップST103に戻ったときの通信システム10の状態は、第5のスレーブ機器S5が転送可能状態に変わっているけれども、第5のスレーブ機器S5の下位に他のスレーブ機器が存在しないため、図3Dに示す状態である。マスター機器Mは、スレーブ機器S1−S6から識別信号を受信するけれども、それらの識別情報は過去に保存しているため、ステップST104からステップST110に移行する。所定の時間が経過した後、ステップST111に移行して、スレーブ機器のうち未だ受領信号を送っていない機器があるか否かを判断する。既にスレーブ機器S1−S5には受領信号を送っているけれども、未だ第6のスレーブ機器S6には受領信号を送っていないため、ステップST111からステップST106に移行する。
6回目のステップST106では、マスター機器Mが、受領信号を未だ送っていない第6のスレーブ機器S6に対して、識別信号を受け取った旨の受領信号を送信する。この受領信号を受信した第6のスレーブ機器S6は、ステップST107において、転送可否切替部27を転送可能状態に切り替え、切り替えた旨をマスター機器Mに通知する(ステップST108)。これを受けて、マスター機器Mは、第6のスレーブ機器S6が転送可能状態に切り替わったことを記憶装置に保存する(ステップST109)。
再びステップST103に戻ったときの通信システム10の状態は、第6のスレーブ機器S6が転送可能状態に変わっているけれども、第6のスレーブ機器S6の下位に他のスレーブ機器が存在しないため、図3Dに示す状態である。マスター機器Mは、スレーブ機器S1−S6から識別信号を受信するけれども、それらの識別情報は過去に保存しているため、ステップST104からステップST110に移行する。所定の時間が経過した後、ステップST111に移行して、スレーブ機器のうち未だ受領信号を送っていない機器があるか否かを判断する。既にスレーブ機器S1−S6にはマスター機器Mから受領信号が送られており、マスター機器Mが未だ受領信号を送っていないスレーブ機器は存在しないため、通信システム10におけるネットワーク構成の検出処理を完了する。言い換えれば、ステップST110において所定の時間の経過を判断し、その間に新たなスレーブ機器からの識別信号を受信しなければ、既に識別信号を受信した全てのスレーブ機器に受領信号を送っていることを条件として、ネットワーク構成の検出を終える。
(4)特徴
通信システム10のように、電力線搬送波通信を用いて通信を行う場合、いずれかの機器がデータを送信すると、伝送上(ネットワーク上)に接続された機器全てにデータが到達する。このため、仮に、上記の転送可否切替部27が無く同一の電力線に全ての機器が接続される構成を採る通信システムを想定すると、どのような構成でネットワークトポロジーが組まれているのかを把握することが難しい。
この課題に鑑み、上記の通信システム10では、各スレーブ機器S1〜S6に転送可否切替部27を設けている。例えば、第1のスレーブ機器S1の転送可否切替部27は、マスター機器Mからのデータを正常に第2のスレーブ機器S2や第3のスレーブ機器S3に伝える役割を果たす状態(第2状態)と、その役割を果たさない状態(第1状態)と、に切り替えられる。具体的には、第1のスレーブ機器S1のマスター機器M側の端子25と、第2のスレーブ機器S2、第3のスレーブ機器S3側の端子26との間を、電気的に遮断することによって、第1のスレーブ機器S1を第1状態にする。そして、通信システム10では、上述のネットワーク構成の検出方法によって、マスター機器Mが、どのようなネットワークトポロジーで各スレーブ機器S1−S6が繋がっているかを把握する。
上記の実施形態では、マスター機器Mの下にスレーブ機器S1−S6が接続されているけれども、例えば、マスター機器Mの下にスレーブ機器S1−S3だけが接続されている場合には、通信システム10におけるネットワーク構成の検出方法の主要なステップは、以下の第1ステップ〜第10ステップとなる。
第1ステップでは、第1のスレーブ機器S1を、マスター機器Mからのデータを正常に第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3に伝える役割を果たさない状態(第1状態)にする。第1ステップは、上述のステップST101に相当する。
第2ステップでは、第1のスレーブ機器S1が、自身の識別情報である第1識別情報を含む識別信号を、マスター機器Mに送信する。第2ステップは、上述のステップST102に相当する。
第3ステップでは、マスター機器Mが、第1識別情報を受信して保存する。第3ステップは、上述のステップST103〜ST105に相当する。
第4ステップでは、マスター機器Mが、第1のスレーブ機器S1に、第1識別情報の受領信号を送信する。第4ステップは、上述のステップST106に相当する。
第5ステップでは、第1のスレーブ機器S1が、受領信号を受信して、マスター機器Mからのデータを正常に第2のスレーブ機器S2及び第3のスレーブ機器S3に伝える役割を果たす状態(第2状態)に切り替える。第5ステップは、上述のステップST107に相当する。
第6ステップでは、第2のスレーブ機器S2が、自身の識別情報である第2識別情報を、マスター機器Mに送信する。第5ステップは、上述のステップST102に相当する。
第7ステップでは、マスター機器Mが、第2識別情報を受信して保存する。第7ステップは、上述の2回目のステップST103〜ST105に相当する。
第8ステップでは、第3のスレーブ機器S3が、自身の識別情報である第3識別情報を、マスター機器Mに送信する。第8ステップは、上述のステップST102に相当する。
第9ステップでは、マスター機器Mが、第3識別情報を受信して保存する。第9ステップは、上述の2回目のステップST103〜ST105に相当する。
第10ステップでは、マスター機器Mが他の識別情報を所定時間受信しない場合に、マスター機器Mが、通信システム10のネットワーク構成の検出を完了させる。第10ステップは、上述のステップST110以降の処理に相当する。
以上のような通信システム10におけるネットワーク構成の検出方法によれば、第1ステップにおいて第1状態とした第1のスレーブ機器S1を、第5ステップにおいて第2状態に切り替えるという簡易な方法によって、マスター機器Mが第1のスレーブ機器S1、第2のスレーブ機器S2、及び第3のスレーブ機器S3のネットワーク構成を検出できる。
そして、このようにネットワークトポロジーを検知できれば、例えば空調機ネットワークを組んだ時に、どの機器とどの機器がどういう順番で接続されていることかを把握することが容易にできる。これにより、空調機ネットワークの施工後の検査において、予期しない配線の施工ミスを発見することも可能になる。
(5)変形例
上記実施形態では、転送可否切替部27として、電気的な接続、切断を切り替えるリレーを採用している。しかし、転送可否切替部として、ノイズの印加、非印加によって正常なデータの受け渡しの可否を切り替える通信遮断機構を採用することもできる。
(6)空調システムへの適用
上記実施形態の通信システム10におけるネットワーク構成の検出処理は、空調システムに適用することができる。
(6−1)
図5に示す空調システムは、複数のマルチ空調機70,80,90を集中コントローラM1で管理・制御するシステムである。それぞれのマルチ空調機70,80,90において、メインの室外機S71,S81,S91から各室内機に対して電力線による電源供給が行われると共に、室外機と室内機との通信も電力線によって行われる。室外機S71,S81,S91は、集中コントローラM1と直接的に接続される。マルチ空調機70の他の室外機S72,S73は、室外機S71を介して集中コントローラM1に接続される。マルチ空調機80の他の室外機S82は、室外機S81を介して集中コントローラM1に接続される。マルチ空調機70の室内機S74,S75,S76は、室外機S71を介して集中コントローラM1に接続される。マルチ空調機80の室内機S84,S85,S86は、室外機S81を介して集中コントローラM1に接続される。マルチ空調機90の室内機S94,S95,S96は、室外機S91を介して集中コントローラM1に接続される。
このような図5に示す空調システムの集中コントローラM1をマスター機器とし、空調システムの各マルチ空調機70,80,90の室外機S71−S73、S81、S82,S91及び室内機S74−S76、S84−S86、S94−S96をスレーブ機器とすれば、空調システムでも、上記実施形態の通信システム10におけるネットワーク構成の検出処理を行うことができる。上記のネットワーク構成の検出処理によって、例えば、空調システムのネットワークの配線ミスなどを検出することが可能になる。
(6−2)
上記の図5に示す空調システムでは、集中コントローラM1を設置しており、集中コントローラM1をマスター機器としているが、マルチ空調機70,80,90のいずれかの室外機をマスター機器としてもよい。
例えば、図6に示す空調システムでは、集中コントローラが設置されておらず、マルチ空調機90の室外機M91をマスター機器として機能させている。以下、マルチ空調機90の室外機M91を、マスター室外機M91と呼ぶ。この空調システムでは、室外機S71,S81及び室内機S94は、マスター室外機M91と直接的に接続される。マルチ空調機70の他の室外機S72,S73は、室外機S71を介してマスター室外機M91に接続される。マルチ空調機80の他の室外機S82は、室外機S81を介してマスター室外機M91に接続される。マルチ空調機70の室内機S74,S75,S76は、室外機S71を介してマスター室外機M91に接続される。マルチ空調機80の室内機S84,S85,S86は、室外機S81を介してマスター室外機M91に接続される。マルチ空調機90の室内機S95,S96は、室内機S94を介してマスター室外機M91に接続される。
このような図6に示す空調システムのマルチ空調機90のマスター室外機M91をマスター機器とし、空調システムの各マルチ空調機70,80,90の室外機S71−S73、S81、S82及び室内機S74−S76、S84−S86、S94−S96をスレーブ機器とすれば、空調システムでも、上記実施形態の通信システム10におけるネットワーク構成の検出処理を行うことができる。上記のネットワーク構成の検出処理によって、例えば、空調システムのネットワークの配線ミスなどを検出することが可能になる。
(7)
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10 通信システム
25 第1の端子(マスター機器側の端子)
26 第2の端子(第2又は第3スレーブ機器側の端子)
27 転送可否切替部(切替部)
M マスター機器
S1 第1のスレーブ機器
S2 第2のスレーブ機器
S3 第3のスレーブ機器
ST101 第1のステップ
ST102 第2のステップ、第6のステップ、第8のステップ
ST103 第3のステップ、第7のステップ、第9のステップ
ST104 第3のステップ、第7のステップ、第9のステップ
ST105 第3のステップ、第7のステップ、第9のステップ
ST110 第4のステップ
ST107 第5のステップ
ST110 第10のステップ
特開2011−205536号公報

Claims (5)

  1. マスター機器(M)、前記マスター機器に接続される第1スレーブ機器(S1)、及び、前記第1スレーブ機器を介して前記マスター機器と接続される第2スレーブ機器(S2)、を含む通信システム(10)におけるネットワーク構成検出方法であって、
    前記第1スレーブ機器を、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態、にする、第1ステップ(ST101)と、
    前記第1スレーブ機器が、自身の識別情報である第1識別情報を、前記マスター機器に送信する、第2ステップ(ST102)と、
    前記マスター機器が、前記第1識別情報を受信する、第3ステップ(ST103〜ST105)と、
    前記マスター機器が、前記第1スレーブ機器に、前記第1識別情報の受領信号を送信する、第4ステップ(ST106)と、
    前記第1スレーブ機器が、前記受領信号を受信して、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態、に切り替える、第5ステップ(ST107)と、
    前記第2スレーブ機器が、自身の識別情報である第2識別情報を、前記マスター機器に送信する、第6ステップ(ST102)と、
    前記マスター機器が、前記第2識別情報を受信する、第7ステップ(ST103〜ST105)と、
    を備えた、ネットワーク構成検出方法。
  2. 前記通信システムは、前記第2スレーブ機器(S2)とは別に、前記第1スレーブ機器を介して前記マスター機器と接続される第3スレーブ機器(S3)、をさらに含んでおり、
    前記第1ステップは、前記第1スレーブ機器を、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器及び前記第3スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態、にしており、
    前記第5ステップは、前記第1スレーブ機器が、前記受領信号を受信して、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器及び前記第3スレーブ機器に伝える役割を果たす状態、に切り替え、
    前記第3スレーブ機器が、自身の識別情報である第3識別情報を、前記マスター機器に送信する、第8ステップ(ST102)と、
    前記マスター機器が、前記第3識別情報を受信する、第9ステップ(ST103〜ST105)と、
    をさらに備えた、
    請求項1に記載のネットワーク構成検出方法。
  3. 前記マスター機器が他の識別情報を所定時間受信しない場合に、前記マスター機器が前記通信システムのネットワーク構成の検出を完了させる、第10ステップ(ST110)を、
    さらに備えた、
    請求項1又は2に記載のネットワーク構成検出方法。
  4. 前記第1ステップは、前記第1スレーブ機器の前記マスター機器側の端子(25)と前記第2又は第3スレーブ機器側の端子(26)との間を電気的に遮断することによって、前記第1スレーブ機器を、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2又は第3スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態、にする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のネットワーク構成検出方法。
  5. マスター機器(M)、第1スレーブ機器(S1)、及び、前記第1スレーブ機器を介して前記マスター機器と接続される第2スレーブ機器(S2)、を含む通信システム(10)であって、
    前記第1スレーブ機器は、
    前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態と、前記役割を果たさない状態と、に切り替える切替部(27)、
    を有しており、
    前記第1スレーブ機器は、前記切替部を、前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器に伝える役割を果たさない状態にし、
    次に、前記第1スレーブ機器は、自身の識別情報である第1識別情報を、前記マスター機器に送信し、
    次に、前記マスター機器は、前記第1識別情報を受信し、
    次に、前記マスター機器は、前記第1スレーブ機器に、前記第1識別情報の受領信号を送信し、
    次に、前記第1スレーブ機器は、前記受領信号を受信して、前記切替部を前記マスター機器からのデータを正常に前記第2スレーブ機器に伝える役割を果たす状態、に切り替え、
    次に、前記第2スレーブ機器は、自身の識別情報である第2識別情報を、前記マスター機器に送信し、
    次に、前記マスター機器は、前記第2識別情報を受信する、
    通信システム。
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