JP2021012293A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

撮影装置及び撮影方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021012293A
JP2021012293A JP2019126407A JP2019126407A JP2021012293A JP 2021012293 A JP2021012293 A JP 2021012293A JP 2019126407 A JP2019126407 A JP 2019126407A JP 2019126407 A JP2019126407 A JP 2019126407A JP 2021012293 A JP2021012293 A JP 2021012293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
camera shake
sensor
shake correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019126407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7302343B2 (ja
Inventor
佐藤 公一
Koichi Sato
公一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019126407A priority Critical patent/JP7302343B2/ja
Priority to US16/906,833 priority patent/US11463622B2/en
Publication of JP2021012293A publication Critical patent/JP2021012293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7302343B2 publication Critical patent/JP7302343B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/53Constructional details of electronic viewfinders, e.g. rotatable or detachable
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/683Vibration or motion blur correction performed by a processor, e.g. controlling the readout of an image memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/631Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters
    • H04N23/632Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters for displaying or modifying preview images prior to image capturing, e.g. variety of image resolutions or capturing parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/65Control of camera operation in relation to power supply
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

【課題】OVFとEVFを含むハイブリッドファインダを好適に実現することができる撮影装置及び撮影方法を提供する。【解決手段】撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モードと、光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示を重畳する重畳表示モードと、を有し、前記手振れ補正モードと前記重畳表示モードが設定されている場合に、前記電子ビューファインダ表示として、前記手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像が用いられる、ことを特徴とする撮影装置。【選択図】図2

Description

本発明は、撮影装置及び撮影方法に関する。
デジタル一眼レフカメラとして、クイックリターンミラーを下降したミラーダウン状態でファインダ越しに被写体像(光学像)を観察する光学ビューファインダ(OVF:Optical View Finder)と、クイックリターンミラーを上昇したミラーアップ状態で撮像素子により撮像した被写体像(電子像)を表示する電子ビューファインダ(EVF:Electronic View Finder)とを搭載したものが知られている。
EVFは、例えば、カメラボディの背面側に設けた液晶等の表示パネルに表示すること(ライブビュー表示)が一般的であるが、OVF機能とEVF機能を併せ持たせた(OVF表示とEVF表示を重畳する)ハイブリッドファインダも提案されている。
例えば、特許文献1には、被写体像を視認できる光学ビューファインダと、撮像素子によって撮像されたライブビュー表示および撮影情報を表示できる電子ビューファインダと、撮像素子によって撮像された画像を記録する記録装置とを有し、電子ビューファインダの表示を光学ビューファインダに重畳して表示可能とした撮像装置が開示されている。この撮像装置は、電子ビューファインダに表示する画像を補正する補正処理部を有し、撮像素子によって撮像された画像を動画として記録装置に記録している間、補正処理部が、電子ビューファインダの表示を補正処理して光学ビューファインダに重畳させる。
特開2017−38246号公報
ところで、特許文献1を含んだ従来の撮影装置は、光学式・電子式の手振れ補正機能を持つものが一般的になってきている。光学式の手振れ補正は、例えば、撮像素子を光軸直交方向に駆動しながら撮影するものである(センサシフト方式)。電子式の手振れ補正は、撮像素子に結像した画像にコンピュータによる画像処理を施すものである。
しかしながら、本発明者の鋭意研究によると、OVF機能とEVF機能を併せ持たせた(OVF表示とEVF表示を重畳する)ハイブリッドファインダにおいて、光学式(センサシフト方式)・電子式の手振れ補正を実行する場合、OVF表示とEVF表示にズレが生じて、ファインダ像の品質の劣化(視認性の低下)を招くおそれがあることが判明した。具体的には、輝度オーバーによる白飛び領域、輝度アンダーによる黒潰れ領域、輝度や色差の段差による輪郭の不鮮明等がファインダ像に現れて悪影響を与えるおそれがある。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、OVFとEVFを含むハイブリッドファインダを好適に実現することができる撮影装置及び撮影方法を提供することを目的とする。
本実施形態の撮影装置は、撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モードと、光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示を重畳する重畳表示モードと、を有し、前記手振れ補正モードと前記重畳表示モードが設定されている場合に、前記電子ビューファインダ表示として、前記手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像が用いられる、ことを特徴としている。
本発明によれば、OVFとEVFを含むハイブリッドファインダを好適に実現することができる撮影装置及び撮影方法を提供することができる。
本実施形態によるデジタルカメラの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態によるデジタルカメラの作用効果を示す概念図である。 本実施形態によるクイックリターンハーフミラーの駆動制御を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第1の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第2の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第3の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第4の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第5の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第6の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第7の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第8の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第9の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの第10の動作を示すフローチャートである。 EVF像における手振れ補正の逆補正の第1の例を示す概念図である。 EVF像における手振れ補正の逆補正の第2の例を示す概念図である。 EVF像における手振れ補正の逆補正の第3の例を示す概念図である。 EVF像における手振れ補正の逆補正の第4の例を示す概念図である。
図1は、本実施形態によるデジタルカメラ1の全体構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1によって撮影装置及び撮影方法が実現される。撮影装置及び撮影方法を実現する装置は、デジタルカメラ1に限定されず、デジタルカメラ1以外の各種の電気機器や電子機器とすることができる。
デジタルカメラ1は、例えば、光学ビューファインダ(OVF:Optical View Finder)と電子ビューファインダ(EVF:Electronic View Finder)を有するとともに、OVF表示とEVF表示を重畳して表示するハイブリッドファインダを有するデジタル一眼レフカメラとすることができる。また、デジタルカメラ1は、撮影モードの1つとして撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モード(光学式(センサシフト方式)、電子式)を有することができる。
図1に示すように、デジタルカメラ1は、主に、撮影機能を有するカメラ本体100と、撮影光学系を内蔵するとともにカメラ本体100に対して着脱可能な交換レンズ200とから構成されている。
交換レンズ200は、複数枚(図示例では2枚)のレンズ(撮影レンズ)201と、複数枚のレンズ201の間(図示例では2枚のレンズ201の間)に配置された絞り202と、レンズ駆動機構203と、レンズCPU204とを有している。
レンズ201は、後述の撮像センサ103に被写体光を結像させるために当該被写体光に正又は負のパワーを与える(収束・発散させる)。絞り202は、自身の開口径を調節することで撮影時の光量調節を行うほか、静止画撮影時には露光秒時調節シャッタとしての機能も備える。レンズ201と絞り202は光軸方向に移動可能に保持され、レンズ駆動機構203により光軸方向に移動されることにより、ズーミングやフォーカシングが行われる。レンズCPU204は、レンズ駆動機構203に指令を送り、絞り202の開口制御、レンズ201によるズーミング制御、フォーカシング制御を行う。また、レンズCPU204は、レンズ側マウント(図示略)を介して、後述のカメラCPU101と通信を行う。
カメラ本体100は、当該カメラ本体100の種々の制御を司るカメラCPU101を有している。カメラCPU101は、演算部、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を有している。図1では、カメラCPU101のROMに符号101Xを付して説明する。カメラCPU101のROM101Xに記憶された所定のプログラムに基づいて、カメラ本体100が有する各種回路を駆動して、ズーミング処理、焦点調節処理(AF処理)、撮影処理、画像処理、記録処理等の一連の動作を実行する。ズーミング処理や焦点調節処理等のレンズの制御は、レンズ制御回路102、カメラ側マウント接点(図示略)、及びレンズ側マウント(図示略)を介してレンズCPU204と通信することにより実行する。
カメラ本体100は、交換レンズ200の撮影光学系(レンズ201、絞り202)から入射した被写体光が結像する撮像センサ(撮像素子)103を有している。撮像センサ103は、例えば、CMOSイメージセンサとその周辺回路で構成され、横方向にM画素、縦方向にN画素の受光画素が正方配置され、ベイヤー配列の原色カラーモザイクフィルタがオンチップで形成された、2次元単板カラーセンサが用いられる(MとNは自然数であり両者の大小関係は問わない)。
撮像センサ駆動回路104は、撮像センサ103の撮像動作を制御するとともに、取得した画像信号をカメラCPU101に送信する。画像処理回路105は、撮像センサ103が取得した画像のカラー補間、γ変換、画像圧縮等の処理を行う。さらに画像処理回路105は、EVFで重畳表示する各種情報の処理を行う。また、この各種情報は、EVF表示のみでなく、外部表示器107への表示に重畳することもできる。ここで、各種情報とは、例えば、白飛び部、黒潰れ部、合焦部、輪郭部などの情報を含み得る。
撮像センサ103は、さらに、撮像面に焦点検出用の画素を備えており、この焦点検出画素の出力をカメラCPU101に送信する。カメラCPU101は、取得した焦点検出データに基づき、デフォーカス量を算出し、レンズ201をフォーカシング駆動するための情報を取得する。
測光センサ106は、例えば、後述するファインダ光学系112に配置され、撮影時の被写体の明るさを検出してカメラCPU101に送信する。カメラCPU101は、取得した測光データに基づき、適正な露光条件(露出時間、絞り値および感度等)を算出し、デジタルカメラ1の動作設定を行う。なお、ここでは測光センサ106を備える構成としたが、後述するシャッタ115を開状態に保持することによって、撮像センサ103からの出力を測光センサ106の代わりに用いることもできる。
外部表示器107は、例えばLCD等で構成され、撮影時のプレビュー画像や撮影後の確認用画像、記録された画像の再生画像、カメラの撮影モードに関する情報、及びその他の各種情報等を表示する。操作スイッチ群108は、電源スイッチ、撮影スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。画像記録メモリ109は、例えば着脱可能なメモリであり、動画及び静止画を含む撮影済み画像等を記録する。
ミラー駆動制御回路110は、ハーフミラーで構成されたクイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111のミラーアップ/ミラーダウンの制御を行う。クイックリターンハーフミラー111は、交換レンズ200の撮影光学系(レンズ201、絞り202)から入射された光束を、ファインダ光学系112と撮像センサ103に分岐させ、それぞれ、フォーカシングスクリーン113及び/又は撮像センサ103の撮像面へと結像させる。ファインダ光学系112は、クイックリターンハーフミラー111で反射されてフォーカシングスクリーン113に一次結像した被写体像を正立像にするペンタプリズム112Xと、ペンタプリズム112Xによる正立像を覗き込むための接眼レンズ112Yとを有している。シャッタ駆動制御回路114は、撮像センサ103の直前に配置されたシャッタ115の開閉を制御して撮像センサ103への露光と遮光を制御する。
手振れ検出センサ116は、デジタルカメラ1の手振れ状態を検出し、その手振れデータをカメラCPU101に送信する。センサシフト制御回路117は、手振れ検出センサ116の手振れデータに基づいて撮像センサ103の位置のシフトを制御して手振れ補正を行う。手振れ検出センサ116としては、例えば、角加速度センサと加速度センサとの少なくとも一方を用いることができる。なお、手振れ補正は、撮像センサ103の位置をシフトさせることに代えて/加えて、レンズ201の位置をシフトさせることによっても実現可能である。
EVF表示制御回路118は、ファインダ光学系112に配置され、OVF(光学ビューファインダ)表示にEVF(電子ビューファインダ)表示を重畳表示するためのEVF表示器119の表示制御を行う。EVF表示器119は、透過型の表示器であり、例えば、透過型の有機EL表示器などが使用できる。これにより、OVF(光学ビューファインダ)表示とEVF(電子ビューファインダ)表示とを重畳表示するハイブリッドファインダが構成される。
画像バッファメモリ120は、各種画像(記録画像、外部表示画像、EVF表示画像等)を一時的に格納・読出するメモリである。画像バッファメモリ120は、FIFO(First-In First-Out)方式のメモリが好ましい。画像バッファメモリ120に、撮像センサ103から読み出されて画像処理を施された画像が順次格納される。そして、画像バッファメモリ120から順次画像データを読み出すことで、外部表示器107やEVF表示器119に画像表示が行われる。さらに、画像圧縮処理等を行って画像記録メモリ109に撮影画像の記録が行われる。このとき、手振れ検出センサ116の手振れデータに基づいて画像の読出領域をシフトすることによって、撮像センサ103を機械的にシフトすることなく、電子的に手振れを補正することもできるようになる。
接眼検出センサ121は、ファインダ光学系112の接眼レンズ112Yが覗かれているかどうかを検出するセンサであり、例えば、光飛行時間(ToF:Time of Flight)型の近接センサなどを使用することができる。
カメラ本体100の多くの構成要素は、バス122により互いに接続されており、各種の信号やデータ等をやり取りすることができるようになっている。
なお、上述したデジタルカメラ1の構成は一例にすぎず、種々の設計変更が可能である。例えば、ハイブリッドファインダは、上述した構成に限られず、例えば、上述した特許文献1に開示されているように、接眼レンズの手前にハーフミラーを配置してEVF画像を投影する構成でもよい。
クイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111は、ハーフミラーで構成されており、撮影光路上に挿入されて被写体光をファインダ光学系112に反射させるとともに撮像センサ(撮像素子)103に透過させるミラーダウン位置と、撮影光路から退避して被写体光を撮像センサ(撮像素子)103に通過させるミラーアップ位置との間で回動可能である。図1では、ミラーダウン位置にあるクイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111を実線で描いて、ミラーアップ位置にあるクイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111を破線で描いている。
本実施形態によるデジタルカメラ1は、撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モードを有している(搭載している)。手振れ補正モードにおける手振れ補正処理は、光学式の手振れ補正処理と、電子式の手振れ補正処理とに分けられる。
光学式の手振れ補正処理は、撮像センサ(撮像素子)103を光軸と異なる方向(例えば光軸直交方向)に駆動しながら撮影するものである(センサシフト方式)。このため、撮像センサ103に結像した画像は、既に手振れの影響が除去されたものとなっている。
電子式の手振れ補正処理は、撮像センサ(撮像素子)103に結像した画像に手振れ補正用の画像処理を施すものである。このため、撮像センサ103に結像した画像は、まだ手振れの影響が残存しており、手振れ補正用の画像処理が施されて初めて、手振れの影響が除去される。
本実施形態によるデジタルカメラ1は、光学ビューファインダ表示(ファインダ光学系112による光学像)と電子ビューファインダ表示(撮像センサ103による電子像)を重畳する重畳表示モードを有している(搭載している)。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、OVF機能とEVF機能を併せ持たせた(OVF表示とEVF表示を重畳する)ハイブリッドファインダにおいて、光学式(センサシフト方式)・電子式の手振れ補正を実行する場合、OVF表示とEVF表示にズレが生じて、ファインダ像の品質の劣化(視認性の低下)を招くおそれがあることを見出した。具体的には、輝度オーバーによる白飛び領域、輝度アンダーによる黒潰れ領域、輝度や色差の段差による輪郭の不鮮明等がファインダ像に現れて悪影響を与えるおそれがある。
本実施形態では、上記の問題を重要な技術課題として捉えて、デジタルカメラ1に手振れ補正モードと重畳表示モードが設定されている場合に、電子ビューファインダ表示として、手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像を用いている。すなわち、外部表示器107に表示したり画像記録メモリ109に記録したりするいわゆる撮影画像は、手振れ補正処理が施された画像を用いることで高品質化を図る一方、ハイブリッドファインダでOVF表示に重畳させるEVF表示は、手振れ補正処理が施されていない画像を用いた方がファインダ像の高品質化を図ることができる。本実施形態では、とりわけ後者のメリットを確実に得るために、OVF表示に重畳させるEVF表示として、手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像を用いる。
より具体的に、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理の場合、電子ビューファインダ表示は、撮像センサ103に結像した画像を手振れ補正前の画像に逆補正して、手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像とすることができる。この逆補正処理は、例えば、図1の画像処理回路105によって実行することができる。これにより、撮影画像(外部表示器107に表示したり画像記録メモリ109に記録したりするもの)に光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が行われた場合であっても、光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示のずれを抑えて、高品質なファインダ像を得ることができる。
一方、電子式の手振れ補正処理の場合、電子ビューファインダ表示は、撮像センサ103に結像した画像をそのまま、手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像とすることができる。これにより、撮影画像(外部表示器107に表示したり画像記録メモリ109に記録したりするもの)に電子式の手振れ補正処理が行われた場合であっても、光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示のずれを抑えて、高品質なファインダ像を得ることができる。また、電子式の手振れ補正処理による信号処理の負担が軽減されて、消費電力の低減を図ることができる。
図2A〜図2Cは、本実施形態によるデジタルカメラ1の作用効果を示す概念図である。図2A〜図2Cでは、ファインダのフレームにおけるOVF像とEVF像をキャラクタの顔として簡略化したものとして描いている。
図2Aは、手振れ補正が生じていない場合を示しており、OVF像とEVF像が正しく重畳表示されている。
図2Bは、図2Aの状態から手振れによりファインダのフレームが図2B中の右下方向にずれており、且つ、手振れ補正処理を施したEVF像を用いた場合を示している。この場合、手振れによってOVF像が相対的に左上方向に移動する一方、EVF像は、手振れ補正処理が施されているので、ファインダのフレームと一緒に右下方向に移動する。その結果、OVF像とEVF像の重畳位置がずれてしまい、ファインダ像の品質の劣化(視認性の低下)が生じてしまう。
図2Cは、図2Aの状態から手振れによりファインダのフレームが図2B中の右下方向にずれており、且つ、本実施形態の手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像をEVF像として用いた場合を示している。この場合、手振れによってOVF像が相対的に左上方向に移動するが、これと同じように、本実施形態の手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像であるEVF像も相対的に左上方向に移動する。その結果、手振れの影響を受けることなく、OVF像とEVF像が正しく重畳表示され、ファインダ像の品質を向上することができる。
本実施形態の電子ビューファインダ表示(EVF像)は、撮像センサ(撮像素子)103に結像した画像に各種の処理を施した各種の情報を含むことができる。このため、各種の情報が電子ビューファインダ表示(EVF像)に重畳されて確認できるので、ファインダ像の品質を向上することができる。
ここで、電子ビューファインダ表示(EVF像)に含まれる各種の情報としては、次のようなものが考えられる。例えば、通常の可視光の撮像センサの場合、撮影によって得られる信号はRGB画像信号であり、さらに信号処理によって輝度色差(Y、Cb、Cr)が得られる。これらの信号から得られる撮影時にリアルタイムで供給する画像情報(各種の情報)としては、輝度オーバー(白飛び)領域の表示、輝度アンダー(黒潰れ)領域の表示、輝度の段差や色差の段差(輪郭)の表示が挙げられる。さらに、像面位相差画素を備えた撮像センサの場合、合焦領域(合焦部ピーキング)の表示が各種の情報となり得る。その他、AFポイントやメニュー表示も各種の情報となり得る。一方、特殊な撮像センサを備える場合、その特殊撮像に関する事前情報を各種の情報とすることが考えられる。例えば、赤外画素を備える撮像センサの場合、赤外線の多い画素を各種の情報とすることができ、偏光子画素を備える撮像センサの場合、各画素の偏光状態を各種の情報とすることができる。
このように、電子ビューファインダ表示(EVF像)に含まれる各種の情報は、画像の輝度オーバー領域と、画像の輝度アンダー領域と、画像の輝度段差と、画像の色差段差と、画像の合焦領域と、画像の赤外領域と、画像の偏光領域との少なくとも1つを含んでいる。
本実施形態では、記録画像(画像記録メモリ109に記録されるもの)と外部表示画像(外部表示器107に表示されるもの)として、電子ビューファインダ表示(EVF像)とは別の、手振れ補正処理(光学式(センサシフト方式)、電子式)が施された画像が用いられる。このため、手振れの影響を除去した高品質な撮影画像を得ることができる。
本実施形態では、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出された場合、レリーズボタン(例えば操作スイッチ群108)が押下されるまでは手振れ補正処理を行わず、レリーズボタンが押下されたときに手振れ補正処理を行うことができる。撮影者がファインダを覗いているがレリーズボタンを押下しない段階では手振れ補正処理を不要とすることで、常時手振れ補正処理を行う場合よりも信号処理の負荷を軽減して、消費電力の低減を図ることができる。
本実施形態では、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系に対するユーザの接眼が検出されない場合、外部表示画像(外部表示器107に表示されるもの)については、レリーズボタンが押下される前から手振れ補正処理を行うことができる。このように、必要最小限の手振れ補正処理を行うことで、信号処理の負荷を軽減して、消費電力の低減を図ることができる。
クイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111は、ハーフミラーで構成されており、撮影光路上に挿入されて被写体光をファインダ光学系112に反射させるとともに撮像センサ103に透過させるミラーダウン位置と、撮影光路から退避して被写体光を撮像センサ103に通過させるミラーアップ位置との間で回動可能である。本実施形態では、OVF表示とEVF表示の重畳表示モードが設定されている場合に、クイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111がミラーアップ位置に回動することを禁止してミラーダウン位置に維持することができる。これにより、重畳表示モードにて確実にEVF表示を得ることが可能になる。
図3は、本実施形態によるクイックリターンハーフミラーの駆動制御を示すフローチャートである。
ステップST100では、OVF表示とEVF表示の重畳表示モードが設定されているか否かを判定する。OVF表示とEVF表示の重畳表示モードが設定されている場合(ステップST100:Yes)は、ステップST200に進む。OVF表示とEVF表示の重畳表示モードが設定されていない場合(ステップST100:No)は、処理を終了する。
ステップST200では、クイックリターンハーフミラー(可動ミラー)111がミラーアップ位置に回動することを禁止してミラーダウン位置に維持する。これにより、重畳表示モードにて確実にEVF表示を得ることが可能になる。
図4は、本実施形態によるデジタルカメラの第1の動作を示すフローチャートである。この第1の動作は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ読出時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時、接眼判定なし、に対応している。
ステップ1Aでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Aでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Aでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が開始される。ステップ4Aでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ5Aでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。ステップ6Aでは、記録用画像、外部表示用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。
ステップ7Aでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)をEVF表示とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ8Aでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを外部表示画像として外部表示器107に表示する。ステップ9Aでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ9A:No)は、ステップ5Aに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ9A:Yes)は、ステップ10Aに進む。ステップ10Aでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ11Aでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ12Aでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が終了される。ステップ13Aでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図5は、本実施形態によるデジタルカメラの第2の動作を示すフローチャートである。この第2の動作は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ格納時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ格納時、接眼判定なし、に対応している。
ステップ1Bでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Bでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Bでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が開始される。ステップ4Bでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ5Bでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。ステップ6Bでは、記録用画像、外部表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。
ステップ7Bでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ8Bでは、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)を生成して画像バッファメモリ120(ステップ7Bでシフトした格納領域)に格納する。ステップ9Bでは、画像バッファメモリ120の格納領域をシフトせずに逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)を読み出して、これをEVF表示と外部表示画像とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ10Bでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ10B:No)は、ステップ5Bに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ10B:Yes)は、ステップ11Bに進む。ステップ11Bでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ12Bでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ13Bでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が終了される。ステップ14Bでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図6は、本実施形態によるデジタルカメラの第3の動作を示すフローチャートである。この第3の動作は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ読出時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時、接眼判定あり、に対応している。
ステップ1Cでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Cでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Cでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が開始される。ステップ4Cでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ5Cでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ6Cでは、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出されたか否かを判定する。ユーザの接眼が検出された場合(ステップ6C:Yes)は、ステップ7Cに進む。ユーザの接眼が検出されない場合(ステップ6C:No)は、ステップ10Cに進む。
ステップ7Cでは、EVF表示をオンにして、外部表示をオフにする。ステップ8Cでは、記録用画像、EVF表示用画像を生成して、当該画像を画像バッファメモリ120に格納する。ステップ9Cでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)をEVF表示とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ10Cでは、EVF表示をオフにして、外部表示をオンにする。ステップ11Cでは、記録用画像、外部表示用画像を生成して、当該画像を画像バッファメモリ120に格納する。ステップ12Cでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに外部表示画像を読み出して外部表示器107に表示する。
ステップ13Cでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ13C:No)は、ステップ5Cに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ13C:Yes)は、ステップ14Cに進む。ステップ14Cでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ15Cでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ16Cでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が終了される。ステップ17Cでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図7は、本実施形態によるデジタルカメラの第4の動作を示すフローチャートである。この第4の動作は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ格納時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ格納時、接眼判定あり、に対応している。
ステップ1Dでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Dでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Dでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が開始される。ステップ4Dでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ5Dでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ6Dでは、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出されたか否かを判定する。ユーザの接眼が検出された場合(ステップ6D:Yes)は、ステップ7Dに進む。ユーザの接眼が検出されない場合(ステップ6D:No)は、ステップ12Dに進む。
ステップ7Dでは、EVF表示をオンにして、外部表示をオフにする。ステップ8Dでは、記録用画像が生成されて画像バッファメモリ120に格納される。ステップ9Dでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ10Dでは、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)を生成して画像バッファメモリ120(ステップ9Dでシフトした格納領域)に格納する。ステップ11Dでは、画像バッファメモリ120の格納領域をシフトせずに逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)を読み出して、これをEVF表示とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ12Dでは、EVF表示をオフにして、外部表示をオンにする。ステップ13Dでは、記録用画像、外部表示用画像を生成して、当該画像を画像バッファメモリ120に格納する。ステップ14Dでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに外部表示画像を読み出して外部表示器107に表示する。
ステップ15Dでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ15D:No)は、ステップ5Dに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ15D:Yes)は、ステップ16Dに進む。ステップ16Dでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ17Dでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ18Dでは、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理が終了される。ステップ19Dでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図8は、本実施形態によるデジタルカメラの第5の動作を示すフローチャートである。この第5の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ読出時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ格納時、接眼判定なし、に対応している。
ステップ1Eでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Eでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Eでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Eでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Eでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ6Eでは、記録用画像、外部表示用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ7Eでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)をEVF表示とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。ステップ8Eでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを外部表示画像として外部表示器107に表示する。
ステップ9Eでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ9E:No)は、ステップ4Eに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ9E:Yes)は、ステップ10Eに進む。ステップ10Eでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ11Eでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ12Eでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図9は、本実施形態によるデジタルカメラの第6の動作を示すフローチャートである。この第6の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正なし、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ格納時、接眼判定なし、に対応している。
ステップ1Fでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Fでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Fでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Fでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Fでは、EVF表示画像を生成して画像バッファメモリ120に格納する。ここで、画像バッファメモリ120に格納されるEVF表示画像は、手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像、すなわち撮像センサ103に結像した画像そのものである。
ステップ6Fでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ7Fでは、記録用画像、外部表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ8Fでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出した画像をEVF表示と外部表示画像とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ9Fでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ9F:No)は、ステップ4Fに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ9F:Yes)は、ステップ10Fに進む。ステップ10Fでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ11Fでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ12Fでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図10は、本実施形態によるデジタルカメラの第7の動作を示すフローチャートである。この第7の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正なし、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時、接眼判定なし、に対応している。
ステップ1Gでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Gでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Gでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Gでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Gでは、記録用画像、外部表示用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ6Gでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出した画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像、撮像センサ103に結像した画像そのもの)をEVF表示画像とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ7Gでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、外部表示画像とする。ステップ8Gでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ8G:No)は、ステップ4Gに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ8G:Yes)は、ステップ9Gに進む。ステップ9Gでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ10Gでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ11Gでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図11は、本実施形態によるデジタルカメラの第8の動作を示すフローチャートである。この第8の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正あり(メモリ読出時)、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時/格納時、接眼判定あり、に対応している。
ステップ1Hでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Hでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Hでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Hでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Hでは、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出されたか否かを判定する。ユーザの接眼が検出された場合(ステップ5H:Yes)は、ステップ6Hに進む。ユーザの接眼が検出されない場合(ステップ5H:No)は、ステップ12Hに進む。
ステップ6Hでは、EVF表示をオンにして、外部表示をオフにする。ステップ7Hでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ8Hでは、記録用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ9Hでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、逆補正画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像と等価な画像)をEVF表示とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。ステップ10Hでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ10H:No)は、ステップ4Hに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ10H:Yes)は、ステップ11Hに進む。ステップ11Hでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。
ステップ12Hでは、EVF表示をオフにして、外部表示をオンにする。ステップ13Hでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ14Hでは、記録用画像、外部表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ15Hでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを外部表示画像として外部表示器107に表示する。ステップ16Hでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ16H:No)は、ステップ4Hに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ16H:Yes)は、ステップ17Hに進む。ステップ17Hでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。
ステップ18Hでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ19Hでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図12は、本実施形態によるデジタルカメラの第9の動作を示すフローチャートである。この第9の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正なし、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時/格納時、接眼判定あり、に対応している。
ステップ1Iでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Iでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Iでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Iでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Iでは、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出されたか否かを判定する。ユーザの接眼が検出された場合(ステップ5I:Yes)は、ステップ6Iに進む。ユーザの接眼が検出されない場合(ステップ5I:No)は、ステップ11Iに進む。
ステップ6Iでは、EVF表示をオンにして、外部表示をオフにする。ステップ7Iでは、記録用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ8Iでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出した画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像、撮像センサ103に結像した画像そのもの)をEVF表示画像とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。ステップ9Iでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ9I:No)は、ステップ4Iに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ9I:Yes)は、ステップ10Iに進む。ステップ10Iでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。
ステップ11Iでは、EVF表示をオフにして、外部表示をオンにする。ステップ12Iでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の格納領域をシフトする。ステップ13Iでは、記録用画像、外部表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ14Iでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを外部表示画像として外部表示器107に表示する。ステップ15Iでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ15I:No)は、ステップ4Iに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ15I:Yes)は、ステップ16Iに進む。ステップ16Iでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。
ステップ17Iでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ18Iでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図13は、本実施形態によるデジタルカメラの第10の動作を示すフローチャートである。この第10の動作は、電子式の手振れ補正処理、手振れ逆補正なし、手振れ補正画像の記録と外部表示はメモリ読出時、接眼判定あり、に対応している。
ステップ1Jでは、シャッタレリーズボタンが半押しされる。ステップ2Jでは、撮像センサ103が駆動開始される。ステップ3Jでは、シャッタ115が開駆動される。ステップ4Jでは、撮像センサ103による撮像信号が読み出される。
ステップ5Jでは、例えば接眼検出センサ121によりファインダ光学系112に対するユーザの接眼が検出されたか否かを判定する。ユーザの接眼が検出された場合(ステップ5J:Yes)は、ステップ6Jに進む。ユーザの接眼が検出されない場合(ステップ5J:No)は、ステップ9Jに進む。
ステップ6Jでは、EVF表示をオンにして、外部表示をオフにする。ステップ7Jでは、記録用画像、EVF表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ8Jでは、画像バッファメモリ120の読出領域をシフトせずに読み出した画像(手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像、撮像センサ103に結像した画像そのもの)をEVF表示画像とする。これにより、OVF表示とEVF表示が正しく重畳された高品質なファインダ像が得られる。
ステップ9Jでは、EVF表示をオフにして、外部表示をオンにする。ステップ10Jでは、記録用画像、外部表示用画像が生成され、当該画像が画像バッファメモリ120に格納される。ステップ11Jでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出すことで、外部表示画像とする。
ステップ12Jでは、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かを判定する。シャッタレリーズボタンが全押しされていない場合(ステップ12J:No)は、ステップ4Jに戻る。シャッタレリーズボタンが全押しされた場合(ステップ12J:Yes)は、ステップ13Jに進む。ステップ13Jでは、手振れ検出データを用いて画像バッファメモリ120の読出領域をシフトして読み出したものを記録画像として、画像圧縮処理等を施して、画像記録メモリ109に記録する。ステップ14Jでは、シャッタ115が閉駆動される。ステップ15Jでは、撮像センサ103が駆動終了される。
図14は、EVF像における手振れ補正の逆補正の第1の例を示す概念図である。図14は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、メモリ読出時に手振れ補正の逆補正を行う場合に対応している。撮像センサから読み出されて画像処理を施された画像が画像バッファメモリの所定の領域(画像バッファメモリ空間)に順次格納される。手振れ補正が光学式(センサシフト方式)の場合は、撮像センサから読み出された画像が手振れ補正されているので、手振れ補正を逆補正するために、手振れ補正と逆方向にメモリの読出領域をシフトする。
図15は、EVF像における手振れ補正の逆補正の第2の例を示す概念図である。図15は、光学式(センサシフト方式)の手振れ補正処理、メモリ格納時に手振れ補正の逆補正を行う場合に対応している。撮像センサから読み出されて画像処理を施された画像が画像バッファメモリの所定の領域(画像バッファメモリ空間)に順次格納される。手振れ補正が光学式(センサシフト方式)の場合は、撮像センサから読み出された画像が手振れ補正されているので、手振れ補正を逆補正するために、手振れ補正と逆方向にメモリへの格納領域をシフトする。メモリからの読み出しは格納領域と同じ領域から読み出す。
図16は、EVF像における手振れ補正の逆補正の第3の例を示す概念図である。図16は、電子式の手振れ補正処理、メモリ格納時に手振れ補正の逆補正を行う場合に対応している。手振れ補正が電子式の場合は、撮像センサから読み出された画像が手振れ補正されていないので、手振れ補正は、メモリに格納した後に読出領域をシフトさせて読み出すことによって行われる。したがって、手振れ補正の逆補正は、読出領域をメモリの格納領域とすることで達成される。なお、図16では、手振れ補正時の格納領域と読出領域がずれていて、画像領域が小さくなるように見えるが、この図は、メモリの格納領域と読出領域のシフトが判りやすいようにするために、形式的に領域を区切って表示しているためであり、画像データとしては、読出領域をカバーする領域に存在するようにメモリに格納されている。
図17は、EVF像における手振れ補正の逆補正の第4の例を示す概念図である。図17は、電子式の手振れ補正処理、メモリ格納時に手振れ補正、メモリ読出時にEVF像の手振れ補正の逆補正を行う場合に対応している。手振れ補正が電子式の場合は、メモリ格納時に、手振れ補正量に応じた格納領域のシフトによって手振れ補正を行うことができる。このとき、もしファインダが覗かれていなければ、OVF像とEVF像の重畳表示は行わなくてもよいので、EVF像の手振れ補正の逆補正を行う必要はなく、ファインダが覗かれている場合のみにEVF像の手振れ補正の逆補正を行うことができる。この場合は、ファインダが覗かれている場合にのみ手振れ補正の逆補正の読出領域にシフトして読み出すようにすることができる。
1 デジタルカメラ(撮影装置)
100 カメラ本体
101 カメラCPU
101X ROM
102 レンズ制御回路
103 撮像センサ(撮像素子)
104 撮像センサ駆動回路
105 画像処理回路
106 測光センサ(測光判定部)
107 外部表示器
108 操作スイッチ群
109 画像記録メモリ
110 ミラー駆動制御回路
111 クイックリターンハーフミラー(可動ミラー)
112 ファインダ光学系
112X ペンタプリズム
112Y 接眼レンズ
113 フォーカシングスクリーン
114 シャッタ駆動制御回路
115 シャッタ
116 手振れ検出センサ
117 センサシフト制御回路
118 EVF表示制御回路
119 EVF表示器
120 画像バッファメモリ
121 接眼検出センサ
122 バス
200 交換レンズ
201 レンズ(撮影レンズ)
202 絞り
203 レンズ駆動機構
204 レンズCPU

Claims (10)

  1. 撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モードと、
    光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示を重畳する重畳表示モードと、
    を有し、
    前記手振れ補正モードと前記重畳表示モードが設定されている場合に、前記電子ビューファインダ表示として、前記手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像が用いられる、
    ことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記手振れ補正処理は、撮像素子を光軸と異なる方向に駆動しながら撮影する光学式の手振れ補正処理であり、
    前記電子ビューファインダ表示は、前記撮像素子に結像した画像を手振れ補正前の画像に逆補正して前記等価な画像としたものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記手振れ補正処理は、撮像素子に結像した画像に手振れ補正用の画像処理を施す電子式の手振れ補正処理であり、
    前記電子ビューファインダ表示は、前記撮像素子に結像した画像をそのまま前記撮影画像としたものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記電子ビューファインダ表示は、撮像素子に結像した画像に各種の処理を施した各種の情報を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 前記各種の情報は、前記画像の輝度オーバー領域と、前記画像の輝度アンダー領域と、前記画像の輝度段差と、前記画像の色差段差と、前記画像の合焦領域と、前記画像の赤外領域と、前記画像の偏光領域との少なくとも1つを含んでいる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 記録画像と外部表示画像として、前記電子ビューファインダ表示とは別の、前記手振れ補正処理が施された画像が用いられる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の撮影装置。
  7. ファインダ光学系に対するユーザの接眼が検出された場合、レリーズボタンが押下されるまでは前記手振れ補正処理を行わず、前記レリーズボタンが押下されたときに前記手振れ補正処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の撮影装置。
  8. ファインダ光学系に対するユーザの接眼が検出されない場合、外部表示画像については、レリーズボタンが押下される前から前記手振れ補正処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の撮影装置。
  9. ハーフミラーで構成されており、撮影光路上に挿入されて被写体光をファインダ光学系に反射させるとともに撮像素子に透過させるミラーダウン位置と、前記撮影光路から退避して前記被写体光を前記撮像素子に通過させるミラーアップ位置との間で回動可能である可動ミラーをさらに有し、
    前記重畳表示モードが設定されている場合に、前記可動ミラーが前記ミラーアップ位置に回動することを禁止して前記ミラーダウン位置に維持する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の撮影装置。
  10. 撮影時に手振れ補正処理を施す手振れ補正モードと、
    光学ビューファインダ表示と電子ビューファインダ表示を重畳する重畳表示モードと、
    を有し、
    前記手振れ補正モードと前記重畳表示モードが設定されている場合に、前記電子ビューファインダ表示として、前記手振れ補正処理が施されていないときの撮影画像又はこれと等価な画像が用いられる、
    ことを特徴とする撮影方法。
JP2019126407A 2019-07-05 2019-07-05 撮影装置及び撮影方法 Active JP7302343B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126407A JP7302343B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 撮影装置及び撮影方法
US16/906,833 US11463622B2 (en) 2019-07-05 2020-06-19 Image capturing device including superimposed display mode and camera shake correction mode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126407A JP7302343B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 撮影装置及び撮影方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021012293A true JP2021012293A (ja) 2021-02-04
JP7302343B2 JP7302343B2 (ja) 2023-07-04

Family

ID=74226684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019126407A Active JP7302343B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 撮影装置及び撮影方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11463622B2 (ja)
JP (1) JP7302343B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210118622A (ko) * 2020-03-23 2021-10-01 삼성전자주식회사 고배율에서 흔들림을 보정하는 방법 및 그 전자 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146020A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 富士フイルム株式会社 画像表示装置
JP2017038246A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 キヤノン株式会社 撮像装置
WO2017086300A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 富士フイルム株式会社 撮影装置及びその制御方法、並びに作動プログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712474A (en) * 1993-09-29 1998-01-27 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for correcting blurring of an image photographed by a video camera
JP2007028390A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Olympus Corp 電子撮像装置
JP5512878B2 (ja) * 2011-03-04 2014-06-04 富士フイルム株式会社 撮影装置及び表示制御方法
JP5753948B2 (ja) * 2012-06-29 2015-07-22 富士フイルム株式会社 カメラおよびその動作制御方法
JP6103526B2 (ja) * 2013-03-15 2017-03-29 オリンパス株式会社 撮影機器,画像表示機器,及び画像表示機器の表示制御方法
JP6742730B2 (ja) * 2016-01-05 2020-08-19 キヤノン株式会社 電子機器及びその制御方法
JP6798244B2 (ja) 2016-10-21 2020-12-09 株式会社リコー 撮影装置
JP6748582B2 (ja) * 2017-01-10 2020-09-02 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2019057649A (ja) 2017-09-21 2019-04-11 株式会社リコー 撮像素子、撮像装置および画像入力装置
WO2019087928A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 富士フイルム株式会社 撮像装置、ファインダ装置、撮像装置の制御方法、ファインダ装置の制御方法、撮像装置の制御プログラム及びファインダ装置の制御プログラム
WO2019087930A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像装置のファインダー内表示制御方法及び撮像装置のファインダー内表示制御プログラム
JP7268493B2 (ja) * 2019-06-20 2023-05-08 株式会社リコー 撮影装置及び撮影方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146020A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 富士フイルム株式会社 画像表示装置
JP2017038246A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 キヤノン株式会社 撮像装置
WO2017086300A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 富士フイルム株式会社 撮影装置及びその制御方法、並びに作動プログラム
US20180270423A1 (en) * 2015-11-18 2018-09-20 Fujifilm Corporation Imaging apparatus and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP7302343B2 (ja) 2023-07-04
US20210400197A1 (en) 2021-12-23
US11463622B2 (en) 2022-10-04
US20220201212A9 (en) 2022-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4478599B2 (ja) 撮像装置
US9131157B2 (en) Camera and method of controlling operation of same
WO2017086065A1 (ja) 撮影装置及びその制御方法
US20140192167A1 (en) Stereoscopic imaging device
US11330156B2 (en) Image capturing device
JP7302343B2 (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2007060131A (ja) ライブビュー表示機能を有するカメラ
JP5525659B2 (ja) 撮像装置、ファインダ及びその表示方法
JP2010226185A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP5457240B2 (ja) 立体撮像装置
JP2018067883A (ja) 撮影装置
JP6641662B2 (ja) 撮影装置、撮影装置における表示制御方法及び撮影装置の制御に用いられるコンピュータプログラム
JP2012134680A (ja) 撮像装置
JP2004159051A (ja) 手ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2009048123A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2001136429A (ja) 電子カメラ
US10567662B2 (en) Imaging device and control method therefor using shift direction calculation
JP5372439B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2010171564A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2007057933A (ja) 電子ビューファインダを有するカメラ
JP2021105687A (ja) 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム
KR101825147B1 (ko) 디지털 촬영이미지의 흔들림 보정 촬영방법
JP2016092798A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4244469B2 (ja) 電子カメラ
JP2020018000A (ja) 撮影機能を有する装置、この装置が実行する方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230605

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7302343

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151