JP2021011930A - 油圧供給装置及び油圧供給装置付き車両 - Google Patents

油圧供給装置及び油圧供給装置付き車両 Download PDF

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Abstract

【課題】電動オイルポンプの上流側と下流側とに逆止弁が装備されたものにおいて、下流側の逆止弁に開故障が生じた場合に上流側の逆止弁に負荷がかからないようにする。【解決手段】車両の駆動源により駆動される機械式オイルポンプ1と、モータによって駆動される電動オイルポンプ2と、これらのオイルポンプからの吐出によってオイルが供給される油圧回路100と、機械式オイルポンプから供給されたオイルが電動オイルポンプの吐出口に流入するのを防止する第1の弁(逆止弁)3Bと、電動オイルポンプから前記電動オイルポンプの上流側へオイルが流出するのを防止する第2の弁(逆止弁)12と、油圧回路に至る油路に介装されライン圧を調整する圧力調整弁13とを備え、第1の弁が開故障状態であると判定した場合、圧力調整弁を制御してライン圧を低下させるライン圧制御部61aを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、機械式オイルポンプ及び電動オイルポンプが並列に装備され、停止中の電動オイルポンプの吐出口に機械式オイルポンプからのオイルの逆流を防止するための逆止弁を備えた油圧供給装置及び油圧供給装置付き車両に関するものである。
例えば車両用の油圧式自動変速機に油圧を供給する油圧供給装置には、原動機(エンジン)で駆動される機械式オイルポンプと電動モータで駆動される電動オイルポンプとを並列に装備したものがある。このような油圧供給装置では、エンジン作動時には、機械式オイルポンプが駆動され電動オイルポンプは停止される。このため、停止中の電動オイルポンプの吐出口に機械式オイルポンプからのオイルの逆流を防止するための逆止弁(チェックバルブ)が設けられる。
逆止弁に故障が発生すると走行中に油圧が低下してクラッチの滑りが発生したり、油圧を上昇させるために機械式オイルポンプが必要以上に作動して燃費が低下したりする。このような逆流弁の故障は、クラッチの滑りなどから間接的に故障であることが判明することはあるものの直接的に検出することは難しい。逆止弁が油の流れを遮断できない場合には、できるだけ早期に検出し修理などを行なうことが望ましい。
特許文献1には、機械式オイルポンプ及び電動オイルポンプが並列に装備され、停止中の電動オイルポンプの吐出口に機械式オイルポンプからのオイルの逆流を防止するための逆止弁を備えた油圧供給装置において、逆止弁の異常を判定する技術が開示されている。この技術は、開弁固着等の閉弁しない故障(開故障)があると、機械式オイルポンプが作動し電動オイルポンプの電動モータには停止指令を出力していても、逆止弁をオイルが逆流して電動モータが強制的に回転させられて発電作動することに着目したもので、電動モータに停止指令を出力しているときに電動モータの発電作動の状態信号があると、逆止弁を含んだ油圧系統に異常があると判定する。
特開2015−230079号公報
特許文献1の技術では、逆止弁の異常を判定したらこの旨を報知しているが、その後の対応はドライバに任されることになる。しかし、例えば、電動オイルポンプの上流側に逆止弁が備えられた構成においては、電動オイルポンプの下流側の逆止弁に閉鎖指令しても閉鎖しないで開状態のままとなってしまう故障(開故障)が発生すると、上流側の逆止弁に負荷がかかることになり好ましくない。
本発明は、このような課題に着目して創案されたもので、電動オイルポンプの上流側と下流側とに逆止弁が装備されたものにおいて、下流側の逆止弁に開故障が生じた場合に上流側の逆止弁に負荷がかからないようにした油圧供給装置及び油圧供給装置付き車両を提供することを目的としている。
本発明の油圧供給装置は、車両の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、前記駆動源と異なるモータによって駆動される電動オイルポンプと、前記機械式オイルポンプと前記電動オイルポンプとからの吐出によってオイルが供給される油圧回路と、前記機械式オイルポンプの吐出口から前記油圧回路に至る油路と前記電動オイルポンプの吐出口との間に設けられ、前記機械式オイルポンプから供給されたオイルが電動オイルポンプの吐出口に流入するのを防止する第1の弁と、前記電動オイルポンプから前記電動オイルポンプの上流側へオイルが流出するのを防止する第2の弁と、前記油圧回路に至る前記油路に介装され元圧であるライン圧を調整する圧力調整弁と、を備え、前記第1の弁が開故障状態であるか否かを判定する故障判定部と、前記故障判定部が前記第1の弁が開故障状態であると判定した場合、前記圧力調整弁を制御してライン圧を低下させるライン圧制御部を備えていることを特徴としている。
前記電動オイルポンプの逆回転を検知する逆回転検知部をさらに備え、前記故障判定部は、前記電動オイルポンプの非作動時に前記逆回転検知部が前記電動オイルポンプの逆回転を検知したことを含む故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対する前記電動オイルポンプの反応から前記第1の弁が開故障状態であるか否かを判定することが好ましい。
前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに所定の低回転速度で正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対する前記電動オイルポンプのモニタ電流値が基準電流値以上の場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定することが好ましい。
前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記作動指令を出力して前記電動オイルポンプが所定の低回転速度で正回転しているときに、前記圧力調整弁を制御して前記ライン圧を上昇させて、このライン圧上昇に応答して前記電動オイルポンプのモニタ電流値が上昇した場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定することが好ましい。
前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに所定の指示電流値で正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対して前記電動オイルポンプの回転速度が所定回転速度以下の場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定することが好ましい。
前記圧力調整弁の下流側に配設されて前記ライン圧を検出するライン圧センサと、前記ライン圧センサで検出されたライン圧検出値に基づいて油振の発生を判定する油振判定部と、を備え、前記故障前提条件は、前記油振判定部が油振の発生を判定したことを含むことが好ましい。
本発明の車両は、前記の油圧供給装置と、前記油圧供給装置によって油圧を供給されるベルト式無段変速機と、前記駆動源を制御する駆動制御装置と、を備えた車両であって、前記駆動制御装置は、前記ライン圧制御部がライン圧を低下させるのに伴って前記ベルト式無段変速機に入力される前記駆動源の出力トルクを低下させることを特徴としている。
本発明によれば、電動オイルポンプの下流側の逆止弁に開故障が生じた場合に上流側の逆止弁に負荷がかからないようにすることができる。
各実施形態にかかる油圧供給装置の構成を示すブロック図である。 各実施形態にかかる油圧供給装置の制御系の構成を示すブロック図である。 各実施形態にかかる油圧供給装置の逆止弁(フラッパ弁)を示す断面図であり、(a)は開状態を示す図、(b)は閉状態を示す図である。 各実施形態にかかる油圧供給装置の2つの逆止弁(MOPフラッパ弁及びEOPフラッパ弁)の開閉状態を示す断面図であり、(a)はMOPフラッパ弁のみ開弁した状態を示す図、(b)はEOPフラッパ弁のみ開弁した状態を示す図、(c)は両フラッパ弁が開弁した状態を示す図、(c)は両フラッパ弁が閉弁した状態を示す図である。 各実施形態にかかる油圧供給装置によるEOPフラッパ弁の異常検知コンセプトを説明するグラフである。 第1実施形態にかかる油圧供給装置において、EOPフラッパ弁を閉鎖指令した後にEOPに所定の低速回転速度で正回転させる作動指令を出力したときのEOP下流圧の時間変動特性を正常時と故障時とで対比して示すグラフである。 第2実施形態にかかる油圧供給装置において、EOPフラッパ弁を閉鎖指令した後のEOPのモニタ電流の時間変動特性を正常時と故障時とで対比して示すグラフである。 第3実施形態にかかる油圧供給装置において、EOPフラッパ弁を閉鎖指令した後にEOPに所定の低速回転速度で正回転させる作動指令を出力したときのEOP回転数の時間変動特性を正常時と故障時とで対比して示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することや適宜組み合わせることが可能である。
・第1実施形態
〔油圧供給装置の構成〕
図1に示すように、油圧供給装置100は、車両に装備されたベルト式無段変速機4のプーリ(プライマリプーリやセカンダリプーリ)の油室(プーリ油室)41に作動油としてオイルを供給するもので、機械式オイルポンプ(メカオイルポンプ、略してMOPともいう)1と、電動オイルポンプ(略してEOPともいう)2とを備えている。
油圧供給装置100には、上流端にストレーナ11を備え、ストレーナ11の下流側は2つに分岐して、それぞれの分岐油路にはMOP1及びEOP2が装備されている。MOP1及びEOP2の下流は合流しており、合流した油圧回路200には、下流に向かってレギュレータ弁(圧力調整弁)13、コントロール弁14が装備され、下流端がベルト式無段変速機4のプーリ油室(プライマリプーリ油室又はセカンダリプーリ油室)41に接続されている。
レギュレータ弁13は、油圧供給装置100の油圧の元圧となるライン圧PLを調整するもので、レギュレータ弁13の下流にはレギュレータ弁13で調整されたライン圧PLを検知するライン圧センサ(PLセンサ)51が装備される。コントロール弁14は、各プーリの油室41への供給油圧(プーリ圧)を調整するもので、コントロール弁14の下流にはコントロール弁14で調整されたプーリ圧(いわゆる、プライマリプーリ圧(pri圧)及びセカンダリプーリ圧(sec圧))を検知するプーリ圧センサ52が装備される。レギュレータ弁13,コントロール弁14はこれらのセンサ51,52の検出値等に基づいて制御装置6の油圧制御部61によって制御される。
MOP1は車両の駆動用のエンジン(駆動源)10で駆動され、EOP2は専用の電動モータ20で駆動される。また、MOP1が油中に配置されているのに対して、EOP2は空中に配置されている。このため、EOP2の停止時にEOP2からの油落ちを抑制するために、EOP2の上流側には、逆止弁(第2の弁)12が装備されている。逆止弁12はオイルの自重落下を抑えるためのものなので、耐圧性要求は低く、ボールチェックバルブ等が適用される。
本油圧供給装置100の作動モードには、MOP1のみを作動させる第1供給モードと、EOP2のみを作動させる第2供給モードと、MOP1とEOP2との両方を作動させる第3供給モードと、MOP1とEOP2との両方を作動停止させる停止モードとがある。エンジン作動中で油量需要が一定量未満の通常状態には第1供給モードが選択され、エンジン停止中には第2供給モードが選択され、エンジン作動中で油量の需要が一定量以上の油量要求状態には第3供給モードが選択される。制御装置6はモータ制御部62を備え、EOP2を駆動する電動モータ20はモータ制御部62によって作動を制御される。
MOP1及びEOP2の各吐出口と連通する各油路は下流で合流しており、第1供給モードにおいて、MOP1の吐出口側からEOP2の吐出口側へのオイルの逆流が発生するので、これを防ぐために、EOP2の吐出口の下流側の流路には逆止弁(第1の弁)3Bが介装されている。また、第2供給モードにおいて、EOP2の吐出口側からMOP1の吐出口側へのオイルの逆流が発生するので、これを防ぐために、MOP1の吐出口の下流側の流路には逆止弁3Aが介装されている。
逆止弁3A,3Bには、図3に例示するフラッパ弁3が適用されている。図3には、EOP2の吐出口の下流側の流路101に逆止弁3Bとして介装されたフラッパ弁3を例示するが、逆止弁3Aとして装備されるフラッパ弁3も同様に構成される。以下、逆止弁3AについてはMOPフラッパ弁3Aとも呼び、逆止弁3BについてはEOPフラッパ弁3Bとも呼ぶ。
図3に示すように、フラッパ弁3は、円板状の弁部31と、弁部31の背面側の中心部に固設された円柱状の軸部32と、弁部31を閉方向へ付勢するリターンスプリング(付勢部材)33とを備えている。弁部31は、前面に第1受圧面31aを備え、背面に第1受圧面31aよりも面積が小さい第2受圧面31bを備えており、EOP2の吐出口の逆止弁3Bに適用される場合は、第1受圧面31aにEOP2の吐出圧を受け、第2受圧面31bにMOP1の吐出圧を受ける。
また、オイルポンプの吐出口側の流路101の端壁部には、弁部31の第1受圧面31aが着座する弁座面34が形成されている。さらに、流路101の下流側の流路102において、弁座面34に対向する壁部には、軸部32を軸方向に可動に支持する支持穴35が形成されている。
リターンスプリング33の付勢力は所定の大きさに設定され、弁部31は、リターンスプリング33によって第1受圧面31aが弁座面34に着座する方向に所定の付勢力で付勢されており、第2受圧面31bが受けるMOP1の吐出圧も第1受圧面31aが弁座面34に着座する方向に付勢する。一方、第1受圧面31aにはEOP2の吐出圧が加わり、これによる付勢力が第1受圧面31aを弁座面34から離隔させるように働く。
したがって、第1受圧面31aに加わるEOP2の吐出圧による付勢力が、リターンスプリング33の付勢力と第2受圧面31bに加わるMOP1の吐出圧による付勢力との和を上回れば第1受圧面31aを弁座面34から離隔し、フラッパ弁3が開放する。逆に、第1受圧面31aに加わるEOP2の吐出圧による付勢力が、リターンスプリング33の付勢力と第2受圧面31bに加わるMOP1の吐出圧による付勢力との和を下回れば第1受圧面31aが弁座面34に着座して、フラッパ弁3が閉鎖する。
第1供給モードでは、図4(a)に示すように、MOP1が作動しEOP2が停止するため、MOPフラッパ弁3Aは開放しEOPフラッパ弁3Bは閉鎖して、MOP1から吐出されるオイルのEOP2側への逆流が防止される。
第2供給モードでは、図4(b)に示すように、MOP1が停止しEOP2が作動するため、MOPフラッパ弁3Aは閉鎖しEOPフラッパ弁3Bは開放して、EOP2から吐出されるオイルのMOP1側への逆流が防止される。
第3供給モードでは、図4(c)に示すように、MOP1及びEOP2が共に作動するため、MOP1からの吐出圧,EOP2からの吐出圧によって各フラッパ弁3A,3Bは共に開放する。
停止モードでは、図4(d)に示すように、MOP1及びEOP2が共に停止するため、MOP1からもEOP2からも吐出圧はなくなるため、リターンスプリング33によって各フラッパ弁3A,3Bは何れも閉鎖する。
〔故障検知〕
ところで、MOPフラッパ弁3AやEOPフラッパ弁3Bに故障が発生すると油圧供給装置の作動に支障を来す。特に、EOPフラッパ弁3Bが開状態で閉鎖しない故障(以下、開故障という)が発生すると、EOP2の故障やEOP2の上流の油落ち防止の逆止弁(第2の弁)12の損傷を招くおそれがあるので、こうした故障が発生したら速やかに検知したい。そこで、本油圧供給装置100には、このようなEOPフラッパ弁3Bの開故障を検知するための構成が装備されている。
油圧供給装置100の制御装置6は、図1,図2に示すように、第1供給モード時(EOP2が非作動でMPO1が作動している時)にEOP2の逆回転を検知する逆回転検知部63と、第1供給モード時にライン圧PLの油振の発生を判定する油振判定部64と、第1供給モード時に逆回転検知部63でEOP2の逆回転が検知されること、及び、油振判定部64で油振発生が判定されること、の少なくともの何れかが成立して故障前提条件が成立すると、探り制御を実施してその結果からEOPフラッパ弁3Bが開故障状態であるか否かを判定する故障判定部65と、を備えている。
故障前提条件とは、EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したと推測される条件である。
つまり、正常時における第1供給モード時にはEOPフラッパ弁3は閉鎖しており、MOP1から吐出されたオイルがEOP2の内部に逆流することはない。しかし、EOPフラッパ弁3Bに開故障が発生すると、MOP1から吐出されたオイルの一部がEOP2の吐出口からEOP2の内部に逆流するため、第1供給モード時であってもEOP2の逆回転が発生する。逆回転検知部63では、この逆回転を電動モータ20の回転数情報から検知する。
また、このようにEOP2が逆回転するとMOP1から吐出されたオイルがEOP2側にリークするが、EOP2の容積変化でこのリーク量が変動するためこれに起因して油振が発生することがある。油振判定部64では、この油振をライン圧センサ51で検出されるライン圧PLの信号から判定する。
なお、本実施形態では、EOP2の逆回転が発生しても逆回転検知部63がこれを検知しなかった場合を考慮して、この逆回転に起因する油振が発生したことを、逆回転検知に対するor条件として設けているが、逆回転検知部63がEOP2の逆回転の発生を確実に検知できれば、EOP2の逆回転の検知のみを故障前提条件としてもよい。
EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したら、第1供給モード時にEOP2の逆回転が発生したりライン圧PLに油振が発生したりするが、逆に、第1供給モード時にEOP2の逆回転が発生したりライン圧PLに油振が発生したりしたからといって、EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したと判定することはできない。第1供給モード時においてEOP2の逆回転やライン圧PLの油振の発生は他の要因で起こることもある。
そこで、故障判定部65は、EOPフラッパ弁3Bの開故障を確認する探り制御を実施してその結果からEOPフラッパ弁3Bが開故障状態であるか否かを判定する。
探り制御は、EOP2に対して所定の正回転をするように作動指令を出力して、この作動指令に対するEOP2の反応からEOPフラッパ弁3Bが開故障であるか否かを探る制御である。EOP2に出力する作動指令には、複数の指令態様があり、着目するEOP2の反応も指令態様に応じて種々のものがある。
なお、この探り制御による開故障の判定は、以下のような電動オイルポンプの特性に基づいている。つまり、EOPフラッパ弁3Bが開放状態であれば、図5に示すように、電動オイルポンプに一定の作動電流を供給すれば、電動オイルポンプからの吐出流量Qと吐出油圧Pとは略反比例の関係にある(ただし、吐出油圧Pは上限値で規制される)。また、電動オイルポンプに供給する作動電流の増大に略比例して吐出流量Qや吐出油圧Pは増大する。
本実施形態では、EOP2に所定の低速回転速度(ごく低速の一定速度)で正回転するように作動指令を出力して探り制御を行う。この低回転速度での定速制御は、フィードバック制御を用いて行い、EOP2の回転速度(回転数)を検出しながら、回転速度が目標速度に達しなければ電動モータ20への供給電流を増大させ、回転速度が目標速度を超えれば電動モータ20への供給電流を減少させる。このときの「ごく低速」とは、EOPフラッパ弁3Bが閉鎖してEOPフラッパ弁3Bでオイルの流れが阻止されていてもEOP2が回転しうる程度の速度である。
EOPフラッパ弁3Bが開故障していなければ、第1供給モード時にはEOPフラッパ弁3Bは閉鎖しておりEOPフラッパ弁3Bでオイルの流れが阻止されるため、EOP2の吐出口からEOPフラッパ弁3Bまでの油路にはオイルが存在しない。このため、吐出油圧Pは小さくて済み、EOP2がごく低速の一定速度で回転するには、小さな電流しか必要でない。一方、EOPフラッパ弁3Bが開故障していれば、第1供給モード時でもEOPフラッパ弁3Bは開放しており、EOPフラッパ弁3Bでオイルの流れが許容されるため、EOP2の吐出口からEOPフラッパ弁3Bまでの油路にはオイルが存在し、EOP2はこれに押し勝ってオイルを吐出する必要があるため、最初から大きな吐出油圧Pが必要であり、EOP2がごく低速で回転するときにも比較的大きな電流が流れる。
そこで、図6に一点鎖線で示すように所定の電流値をモニタ閾値として設定し、故障判定部65は、EOP2にごく低速の一定速度で正回転するように作動指令を出力して、EOP2に供給する電流値(モニタ電流値)をモニタしながら、所定時間後のモニタ電流がモニタ電流閾値(基準電流値)以上であるか否かを判定し、モニタ電流値がモニタ電流閾値以上であればEOPフラッパ弁3Bが開故障していると判定し、モニタ電流値がモニタ電流閾値未満であればEOPフラッパ弁3Bが開故障していないと判定する。
なお、「所定時間後のモニタ電流値」の「所定時間」とは、作動指令を出力してからEOP2の吐出口からEOPフラッパ弁3Bまでの油路にオイルが充填されるまでに要する時間である。ごく低速の一定速度、モニタ閾値及び所定時間は試験結果から適宜の値に設定することができる。
このようにして、故障判定部65によってEOPフラッパ弁3Bが開故障していると判定した場合には、油圧制御部61のライン圧制御部61aは、ライン圧PLを低下させるようにレギュレータ弁13を制御する。これは、EOPフラッパ弁3Bが開故障しているときに逆流によってEOP2の上流の油落ち防止用の逆止弁12の負担を軽減し逆止弁12の損傷を回避又は抑制するためである。ただし、このライン圧PLの低下は、一定の走行に必要なオイルの容量は確保できるようにする。
さらに、油圧制御部61は、このライン圧PLを低下させるのに伴って、ライン圧PLを低下させてもベルト式無段変速機4にベルト滑りが発生しないように、ベルト式無段変速機4に入力される駆動源(エンジン)10の出力トルクを制御する駆動制御装置7にトルクダウン信号を出力する。もちろん、一定の走行に必要な出力トルクは確保できるようにする。
〔作用及び効果〕
本実施形態にかかる油圧制御装置100は、上記のように構成されており、故障判定部65は、逆回転検知部63による検知又は油振判定部64による判定によって、EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したと推測される故障前提条件が成立したら、EOPフラッパ弁3Bの開故障を積極的に確認する探り制御を実施してその結果からEOP2が開故障状態であるか否かを判定するので、EOP2の開故障を精度良く判定することができる。このため、誤判定によりライン圧を低下させ、走行性を低下させてしまうのを防止することができる。
つまり、第1供給モード時に、逆回転検知部63でEOP2の逆回転が検知されたり、油振判定部64で油振が判定されたりすると、EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したと推測でき、これを確認するように、探り制御を実施する。本実施形態では、第1供給モードにおいて、EOP2にごく低速の一定速度で正回転するように作動指令をして、EOP2のモニタ電流値がモニタ電流閾値以上であればEOPフラッパ弁3Bが開故障していると判定し、モニタ電流値がモニタ電流閾値未満であればEOPフラッパ弁3Bが開故障していないと判定する。したがって、EOP2の開故障の判定精度を向上させることができる。
さらに、故障判定部65によってEOPフラッパ弁3Bが開故障していると判定した場合には、レギュレータ弁13を制御してライン圧PLを低下させるので、EOPフラッパ弁3Bの開故障によるオイルの逆流によってEOP2の上流の油落ち防止用の逆止弁12の負担を軽減し逆止弁12の損傷を抑制又は回避することができる。
また、このとき、油圧制御部61は駆動制御装置7にトルクダウン信号を出力するので、このライン圧PLを低下させてもベルト式無段変速機4にベルト滑りが発生しないようにすることができる。
探り制御には、種々の態様があるので、以下は、第2,第3実施形態として、第1実施形態とは異なる探り制御を説明する。なお、以下の第2,第3実施形態は故障判定部65による探り制御以外は第1実施形態と同様なので、探り制御についてのみ説明する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態の探り制御は、第1供給モードにおいて、EOP2に所定の低速回転速度(ごく低速の一定速度)で作動するように作動指令を出力してEOP2を所定の低速回転速度で正回転させつつ、レギュレータ弁13を制御してライン圧PLを時間経過とともに上昇させていく。そして、故障判定部65では、このライン圧上昇に応答してEOP2のモニタ電流値が上昇していった場合に、EOPフラッパ弁3Bが開故障状態であると判定し、そうでない場合には、EOPフラッパ弁3Bが開故障していないと判定する。
図7に示すように、EOPフラッパ弁3Bが開故障状態であれば、ライン圧PLの上昇によってEOP2の作動抵抗が増大するので、一定の低速回転速度でEOP2を作動させるにはEOP2への供給電流を増大させることになるので、モニタ電流値が上昇する。EOPフラッパ弁3Bが開故障状態でなければ(正常であれば)、EOPフラッパ弁3Bは閉状態なのでモニタ電流値はライン圧PLの上昇の影響を受けない。したがって、EOP2の開故障の判定精度を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態の探り制御は、第1供給モードにおいて、EOP2に所定の指示電流値(ごく低速で回転するように一定以下の低い指示電流値)で正回転させる作動指令を出力する。故障判定部65では、この後、EOP2の回転速度をモニタし、電力供給に対してEOP2の回転が応答するまでの所定時間後にEOP2の回転速度が所定回転速度以下の場合に、EOP2が開故障状態であると判定し、EOP2の回転速度が所定回転速度よりも大きい場合には、EOPフラッパ弁3Bが開故障していないと判定する。
図8に示すように、EOPフラッパ弁3Bが開故障していない正常時には、第1供給モードにおいては、EOPフラッパ弁3Bは第2受圧面31bに受けるライン圧PLとリターンスプリング33とによる閉鎖状態を保持され、EOP2に電力を供給することで下流側にオイルが流通するので、EOP2は所定回転速度(回転数閾値)以上で回転する。一方、EOPフラッパ弁3Bが開故障状態であれば、EOP2の下流側には、EOP2に電力を供給する前からオイルが充填されているので、EOP2に電力を供給してもEOP2はごく低速でしか回転することはできず、所定回転速度(回転数閾値)以上で回転することはできない。したがって、EOPフラッパ弁3Bの開故障の判定精度を向上させることができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態を適宜変形して実施することができることは言うまでもない。
例えば上記実施形態では、EOPフラッパ弁3Bの開故障が発生したと推測される条件である故障前提条件を、逆回転検知部63によるEOP2の逆回転の検知、及び、油振判定部64による油振判定の少なくともいずれかが成立したこととしているが、故障前提条件を、逆回転検知部63によるEOP2の逆回転の検知のみとしてもよく、逆回転の検知及び油振判定の何れもが成立したこととしてもよい。
また、上記実施形態では、探り制御をいくつか例示したが、探り制御は第1供給モード時にEOP2に何らかの作動指令を積極的に実施してEOPフラッパ弁3Bの開故障とそうでない場合とを切り分けるものであり、探り制御の具体的な構成は上記実施形態のものに限定されるものではない。
また、本発明は、故障判定部65によってEOPフラッパ弁3Bが開故障していると判定した場合に、レギュレータ弁13を制御してライン圧PLを低下させることが重要であり、故障判定部65によるEOPフラッパ弁3Bが開故障の判定手法は限定されない。
1 機械式オイルポンプ(MOP)
2 電動オイルポンプ(EOP)
3A 逆止弁(MOPフラッパ弁)
3B 逆止弁(第1の弁,EOPフラッパ弁)
4 ベルト式無段変速機
6 制御装置
7 駆動制御装置
10 駆動源(エンジン)
11 ストレーナ
12 逆止弁(第2の弁)
13 レギュレータ弁(圧力調整弁)
14 コントロール弁
20 電動モータ
31 弁部
31a 第1受圧面
31b 第2受圧面
32 軸部
33 リターンスプリング(付勢部材)
34 弁座面
35 支持穴
41 プーリ油室(プライマリプーリ油室又はセカンダリプーリ油室)
51 ライン圧センサ
52 プーリ圧センサ
61 油圧制御部
61a ライン圧制御部
62 モータ制御部
63 逆回転検知部
64 油振判定部
65 故障判定部
100 油圧供給装置
101,102 流路
200 油圧回路

Claims (7)

  1. 車両の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
    前記駆動源と異なるモータによって駆動される電動オイルポンプと、
    前記機械式オイルポンプと前記電動オイルポンプとからの吐出によってオイルが供給される油圧回路と、
    前記機械式オイルポンプの吐出口から前記油圧回路に至る油路と前記電動オイルポンプの吐出口との間に設けられ、前記機械式オイルポンプから供給されたオイルが電動オイルポンプの吐出口に流入するのを防止する第1の弁と、
    前記電動オイルポンプから前記電動オイルポンプの上流側へオイルが流出するのを防止する第2の弁と、
    前記油圧回路に至る前記油路に介装され元圧であるライン圧を調整する圧力調整弁と、を備え、
    前記第1の弁が開故障状態であるか否かを判定する故障判定部と、
    前記故障判定部が前記第1の弁が開故障状態であると判定した場合、前記圧力調整弁を制御してライン圧を低下させるライン圧制御部を備えている
    ことを特徴とする油圧供給装置。
  2. 前記電動オイルポンプの逆回転を検知する逆回転検知部をさらに備え、
    前記故障判定部は、前記電動オイルポンプの非作動時に前記逆回転検知部が前記電動オイルポンプの逆回転を検知したことを含む故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対する前記電動オイルポンプの反応から前記第1の弁が開故障状態であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載された油圧供給装置。
  3. 前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに所定の低回転速度で正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対する前記電動オイルポンプのモニタ電流値が基準電流値以上の場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載された油圧供給装置。
  4. 前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記作動指令を出力して前記電動オイルポンプが所定の低回転速度で正回転しているときに、前記圧力調整弁を制御して前記ライン圧を上昇させて、このライン圧上昇に応答して前記電動オイルポンプのモニタ電流値が上昇した場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載された油圧供給装置。
  5. 前記故障判定部は、前記故障前提条件が成立したら、前記電動オイルポンプに所定の指示電流値で正回転させる作動指令を出力して、前記作動指令に対して前記電動オイルポンプの回転速度が所定回転速度以下の場合に、前記第1の弁が開故障状態であると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載された油圧供給装置。
  6. 前記圧力調整弁の下流側に配設されて前記ライン圧を検出するライン圧センサと、
    前記ライン圧センサで検出されたライン圧検出値に基づいて油振の発生を判定する油振判定部と、を備え、
    前記故障前提条件は、前記油振判定部が油振の発生を判定したことを含む
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載された油圧供給装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載された油圧供給装置と、
    前記油圧供給装置によって油圧を供給されるベルト式無段変速機と、
    前記駆動源を制御する駆動制御装置と、を備えた車両であって、
    前記駆動制御装置は、前記ライン圧制御部がライン圧を低下させるのに伴って前記ベルト式無段変速機に入力される前記駆動源の出力トルクを低下させる
    ことを特徴とする油圧供給装置付き車両。
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