JP2021011861A - 内燃機関 - Google Patents

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【課題】カムシャフト軸受に設けられた油路にオイルフィルタを設けた内燃機関において、コストや重量を増加させることなく油路下流での油圧不足を解消する。【解決手段】カムシャフトの少なくとも一つの回転摺動部に設けられるとともに、該回転摺動部へ連通したオイル穴を備えるベアリングと、前記カムキャップの軸受部に設けられた前記ベアリングの外周部へ連通したオイル溝と、前記シリンダヘッドの内部に設けられるオイルが流通するオイル通路と、前記オイル通路の端部と、前記オイル穴及び前記オイル溝とを接続する接続流路と、オイルから不純物をろ過するオイルフィルタと、を備える内燃機関において、前記オイルフィルタは、前記オイル通路と前記接続流路の接続部に設けられるとともに、前記接続流路に向けて突出し、前記接続流路は、前記突出部の上面と前記接続流路の内壁との間を介してオイルが流通する第1の流路と、それ以外の第2の流路とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、オイル通路にオイルフィルタを備えた内燃機関に関するものである。
特許文献1には、カムシャフトにオイルを供給するために、カムキャップに油路が設けられている構成が開示されている。また、特許文献2には、カムシャフトをシリンダヘッドに取り付ける際に、ベアリングを介して取り付ける構成が開示されている。
特開2016−191307号公報 特開2013−204435号公報
特許文献1に開示されているカムシャフトに、特許文献2に開示されているようにベアリングを設けた場合、ベアリングを設けない場合と比較して、カムシャフト軸受に設けられた油路の断面積が減少するため、カムシャフトの下流にて油圧不足になる恐れがある。更に、オイルに含まれる不純物を除去するオイルフィルタを油路内に設けると、オイルフィルタを通過するオイルに圧損が生じるため、オイルフィルタの下流にて更に油圧不足になる恐れがある。このような圧損を考慮してオイルポンプの出力を増大させると、オイルポンプの体格等が大きくなり、コストや質量が増大するという課題があった。
本発明は、ベアリングを設けたカムシャフトを備えた内燃機関において、カムシャフト軸受に設けられた油路にオイルフィルタを設けた場合に、コストや重量を増加させることなく、油路下流での油圧不足を解消すべく成されたものである。
上記課題を解決するため、本発明は、シリンダヘッドとカムキャップとの間に回転可能に支持された二本のカムシャフトと、前記カムシャフトの少なくとも一つの回転摺動部に設けられるとともに、該回転摺動部へ連通したオイル穴を備えるベアリングと、前記カムキャップの軸受部に設けられるとともに、前記ベアリングの外周部へ連通したオイル溝と、前記シリンダヘッドの内部に設けられるオイルが流通するオイル通路と、前記オイル通路の端部と、前記オイル穴及び前記オイル溝とを接続する接続流路と、オイルから不純物をろ過するオイルフィルタと、を備える内燃機関において、前記オイルフィルタは、前記オイル通路と前記接続流路の接続部に設けられるとともに、前記接続流路に向けて突出し、前記接続流路は、前記突出部の上面と前記接続流路の内壁との間を介してオイルが流通する第1の流路と、それ以外の第2の流路とを有することを特徴とする内燃機関を提供する。
上記構成によると、接続流路でのオイルの圧損が低減され、油路下流でのオイル不足を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関において、チェーンケースを外した側面を概略的に表した図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関において、シリンダヘッドカバーを外した上面を概略的に表した図である。 図2における線A−Aに沿った断面図である。 図3における線B−Bに沿った断面図である。
本発明に係る内燃機関の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、内燃機関が車両に搭載されているものとし、その車両の上下方向を内燃機関の上下方向として説明する。
先ず、図1、2に従って、本実施形態の内燃機関1の概略構成について説明する。図1はチェーンケースを外した内燃機関1の概略側面図である。図2はシリンダヘッドカバーを外した内燃機関1の概略上面図である。
図1に示すように、内燃機関1は、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、シリンダヘッドカバー13、オイルパン14からなる。
シリンダブロック11は、クランクシャフト40を回転可能に支持している。クランクシャフト40の軸線方向一方側(図1における紙面手前側)の端部には、クランクスプロケット41が固定されている。なお、図1では、クランクスプロケット41を概略的に円で図示している。
シリンダヘッド12には、図2に示すように、複数のカムキャップ30が固定されている。これらシリンダヘッド12とカムキャップ30との間には、排気側カムシャフト60及び吸気側カムシャフト70が回転可能に支持されている。
図1に示すように、排気側カムシャフト60の軸線方向一方側(図1における紙面手前側)の端部には、略円盤状の排気側バルブタイミング可変機構600が取り付けられている。排気側バルブタイミング可変機構600の外周には、排気側カムスプロケット601が取り付けられている。なお、図1では、排気側カムスプロケット601を概略的に円で図示している。
吸気側カムシャフト70の軸線方向一方側(図1における紙面手前側)の端部には、略円盤状の吸気側バルブタイミング可変機構700が取り付けられている。吸気側バルブタイミング可変機構700の外周には、吸気側カムスプロケット701が取り付けられている。なお、図1では、吸気側カムスプロケット701を概略的に円で図示している。
シリンダヘッドカバー13は、排気側カムシャフト60の大部分、吸気側カムシャフト70の大部分及び複数のカムキャップ30を上方から覆っている。
オイルパン14は、有底箱状になっており、クランクシャフト40を下側から覆うように、シリンダブロック11の下端に設けられている。このオイルパン14の内部には、内燃機関1の各所を潤滑させたり、各機構を作動させたりするためのオイルが収容されている。また、オイルパン14の内部には、当該オイルパン14に収容されているオイルを圧送するためのオイルポンプ20が収容されている。また、オイルポンプ20の入力軸21の端部には、略円盤状のオイルポンプスプロケット22が固定されている。なお、図1では、オイルポンプスプロケット22を概略的に円で図示している。
クランクスプロケット41と、排気側カムスプロケット601と、吸気側カムスプロケット701とには、タイミングチェーン80が巻き掛けられている。なお、この実施形態では、クランクシャフト40の軸線方向一方側(図1における紙面手前側)から見た場合に、クランクスプロケット41が時計回りに回転する。そして、クランクスプロケット41から送り出されたタイミングチェーン80は、排気側カムスプロケット601、吸気側カムスプロケット701を経て、再びクランクスプロケット41に戻るように走行する。
クランクスプロケット41とオイルポンプスプロケット22には、ポンプチェーン90が掛け回されている。したがって、内燃機関1のクランクシャフト40が回転すると、その回転力が、クランクスプロケット41、ポンプチェーン90、オイルポンプスプロケット22を介してオイルポンプ20へと伝達される。
内燃機関1において、オイルポンプ20により汲み上げられたオイルが流通する油路130が形成されている。なお、油路130は、管状の通路(配管)、シリンダブロック11内やシリンダヘッド12内に設けられた通路によって構成されている。油路130の上流側の端部はオイルポンプ20に接続され、下流側の端部は、オイルパン14内に連通している。
次に、図3、4に従って本実施形態の排気側カムシャフト60近傍の油路130について詳しく説明する。図3は、図2の線A―Aに沿った断面図である。図4は図3の線B−Bに沿った断面図である。
図3に示すように、排気側カムシャフト60近傍の油路130はシリンダヘッド12内に設けられたオイル通路131と、カムキャップ30に設けられた接続流路132からなる。
オイル通路131は、シリンダヘッド12内に設けられた通路によって構成されており、オイルポンプ20により汲み上げられたオイルが流通する。
接続流路132は、カムキャップ30内に設けられており、排気側カムシャフト60にオイルを供給する。接続流路132は、前記排気側カムシャフト60側に向けて開口する溝形状を有している。オイル通路131の上端部は、溝形状である前記接続流路132の側面と面が連続するように接続しており、その接続箇所で上下方向に連通している。
次に、接続流路132の排気側カムシャフト60より上流側と下流側を繋ぐ連結部について説明する。
図3に示すように、排気側カムシャフト60の回転摺動部61とカムキャップ30の軸受部31(図4参照)の間には、フリクションを低減するために、ベアリング200が取り付けられている。
接続流路132の排気側カムシャフト60より上流側と下流側を繋ぐ連結部は、排気側カムシャフト60の回転摺動部61に設けられた溝62と、溝62に連通するベアリング200に設けられたオイル穴201と、カムキャップ30の軸受部31に設けられたカムキャップオイル溝32と、からなる。
図3に示すように、接続流路132から流入するオイルの一部は、ベアリング200に設けられたオイル穴201を通って、排気側カムシャフト60の回転摺動部61に設けられた溝62に流通する。
カムキャップ30の軸受部31には、接続流路132から流入するオイルを流すためのカムキャップオイル溝32が設けられている。カムキャップオイル溝32は、ベアリング200よりも径方向外側にあり、接続流路132の排気側カムシャフト60より上流側と下流側を連結している。
図3に示すように、オイルフィルタ300は、金網製で有底円筒状に形成されており、オイルフィルタ300の外周外側には、リング状の網目が空いていて、該網目に接続流路132が連通している。オイルフィルタ300は、接続流路132とオイル通路131の接続部133に設けられている。接続流路132からオイル通路131に向けて、オイル通路131に挟持されるように挿入されるとともに、接続流路132に向けて突出し、突出部301の上面302と接続流路132の内壁132aとの間をオイルが流通している。
突出部301の上面302と接続流路132の内壁132aとの間をオイルが流通しているため、オイルフィルタ300に流入したオイルの流れ(図3におけるF1)は主に、二つの流れ(図3におけるF2とF3)に分かれる。
F2方向に流れたオイルは主に、接続流路132を通り、ベアリング200に設けられたオイル穴201を通り、排気側カムシャフト60の溝62に流入する。
F3方向に流れたオイルは主に、F2方向に流れたオイルに沿って流れやすいため、カムキャップ30の上壁面に沿って流れ、カムキャップオイル溝32に流入する。
このように、突出部301の上面302と接続流路132の内壁132aとの間をオイルが流通していることにより、オイルをカムキャップオイル溝32へ流通させ、カムシャフトの下流へと流通しやすくなる。ゆえに、接続流路132の排気側カムシャフト60下流側でのオイル不足を抑制できる。
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、接続流路132の上流側にカムベアリングを備えた排気側カムシャフト60が、下流側に吸気側カムシャフト70が設けられているが、それに限定されない。接続流路132の上流側にカムベアリングを備えた吸気側カムシャフト70が、下流側に排気側カムシャフト60が設けられてもよい。
また、上記実施形態では、オイルのオイルフィルタ300は金網等で加工しているに過ぎないが、それに限定されない。内部に不織布製のエレメントを配置することも可能である。
1…内燃機関
12…シリンダヘッド
20…オイルポンプ
30…カムキャップ
32…カムキャップオイル溝
60…排気側カムシャフト
61…回転摺動部
70…吸気側カムシャフト
130…油路
131…オイル通路
132…接続流路
132a…内壁
133…接続部
200…ベアリング
201…オイル穴
300…オイルフィルタ
301…突出部
302…上面

Claims (1)

  1. シリンダヘッドとカムキャップとの間に回転可能に支持された二本のカムシャフトと、
    前記カムシャフトの少なくとも一つの回転摺動部に設けられるとともに、該回転摺動部へ連通したオイル穴を備えるベアリングと、
    前記カムキャップの軸受部に設けられるとともに、前記ベアリングの外周部へ連通したオイル溝と、
    前記シリンダヘッドの内部に設けられるオイルが流通するオイル通路と、
    前記オイル通路の端部と、前記オイル穴及び前記オイル溝とを接続する接続流路と、
    オイルから不純物をろ過するオイルフィルタと、
    を備える内燃機関において、
    前記オイルフィルタは、前記オイル通路と前記接続流路の接続部に設けられるとともに、前記接続流路に向けて突出し、
    前記接続流路は、前記突出部の上面と前記接続流路の内壁との間を介してオイルが流通する第1の流路と、それ以外の第2の流路とを有することを特徴とする内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010065655A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のカムホルダ構造
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