JP2021011205A - スライド装置及びレールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 転動体が接触する部位の塗装膜を廃止可能なスライド装置及びレールの製造方法の一例を開示する。【解決手段】 固定レール11及び可動レール12のうち転動体13Bと接触する部位に、電着塗装膜Cf1と同電極又は非導電性のマスキング膜Cf2を設ける。これにより、電着塗装後、マスキング膜Cf2が設けられた部位には、電着塗装膜Cf1が存在しない構成となる。したがって、スライド装置を製造する者は、レーザ光を照射することなく、転動体13Bが接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。【選択図】 図3
Description
本開示は、スライド装置、及び当該スライド装置に用いられる金属製レールの製造方法に関する。
スライド装置は、固定レール、可動レール及び複数の転動体等を備える。転動体は、固定レール及び可動レールに転がり接触して当該可動レールを固定レールに対してスライド可能とする。
固定レール及び可動レールは、通常、金属板材にプレス加工等の塑性加工が施されて所定形状に成形される。そして、固定レール及び可動レールの表面は、防錆等の観点から塗装材にて構成された塗装膜により覆われている。
塗装膜と転動体との接触面圧は大きな面圧となるため、可動レールがスライド変位すると、転動体が転がり接触する部位の塗装膜が早期に剥がれてしまう。このため、例えば、特許文献1に記載の発明では、可動レールや固定レール等のレールに塗装膜を形成した後、転動体が接触する部位の塗装膜をレーザ光にて除去している。
なお、転動体が接触する部位は転動体と擦れ合うので、鉄道の線路(軌道)と同様に、防錆処理を行う必要性は低い。
本開示は、特許文献1と異なる手法により、転動体が接触する部位の塗装膜を廃止可能なスライド装置及びレールの製造方法の一例を開示する。
乗物用シートのシート本体をスライド可能に支持するスライド装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、乗物に対して固定される金属製の固定レール(11)と、シート本体が固定されるとともに、固定レール(11)に対してスライド可能な金属製の可動レール(12)と、固定レール(11)及び可動レール(12)に転がり接触する複数の転動体(13A〜13D)であって、当該可動レール(12)をスライド可能とするための複数の転動体(13A〜13D)と、固定レール(11)及び可動レール(12)の表面に設けられた電着塗装膜(Cf1)及びマスキング膜とを備え、固定レール(11)のうち複数の転動体(13A〜13D)が接触する部位のいずれかを第1部位(15A)とし、可動レール(12)のうち複数の転動体(13A〜13D)が接触する部位のいずれかを第2部位(15B)としたとき、マスキング膜(Cf2)は、第1部位(15A)及び第2部位(15B)のうち少なくとも一方の部位に設けられ、かつ、非導電性又は電着塗装膜(Cf1)と同一の極性の材質にて構成されていることである。
すなわち、当該構成要件は、乗物に対して固定される金属製の固定レール(11)と、シート本体が固定されるとともに、固定レール(11)に対してスライド可能な金属製の可動レール(12)と、固定レール(11)及び可動レール(12)に転がり接触する複数の転動体(13A〜13D)であって、当該可動レール(12)をスライド可能とするための複数の転動体(13A〜13D)と、固定レール(11)及び可動レール(12)の表面に設けられた電着塗装膜(Cf1)及びマスキング膜とを備え、固定レール(11)のうち複数の転動体(13A〜13D)が接触する部位のいずれかを第1部位(15A)とし、可動レール(12)のうち複数の転動体(13A〜13D)が接触する部位のいずれかを第2部位(15B)としたとき、マスキング膜(Cf2)は、第1部位(15A)及び第2部位(15B)のうち少なくとも一方の部位に設けられ、かつ、非導電性又は電着塗装膜(Cf1)と同一の極性の材質にて構成されていることである。
これにより、当該スライド装置では、マスキング膜(Cf2)が設けられた部位は、電着塗装膜(Cf1)が存在しない構成となる。したがって、当該スライド装置を製造する者(以下、製造者という。)は、レーザ光を照射することなく、転動体(13A〜13D)が接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。
なお、当該スライド装置は、以下の方法にて製造することが望ましい。
すなわち、マスキング膜(Cf2)を構成する液状のマスキング剤を部位(15A、15B)に塗布した後、当該部位(15A、15B)を含む全体を電着塗料内に浸漬して電着塗装を実施することが望ましい。これにより、製造者は、レーザ光を照射することなく、転動体(13A〜13D)が接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。
すなわち、マスキング膜(Cf2)を構成する液状のマスキング剤を部位(15A、15B)に塗布した後、当該部位(15A、15B)を含む全体を電着塗料内に浸漬して電着塗装を実施することが望ましい。これにより、製造者は、レーザ光を照射することなく、転動体(13A〜13D)が接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。
さらに、金属板に塑性加工を施して当該金属板を予め決められた形状に成形した後、マスキング膜(Cf2)を構成する液状のマスキング剤を前記部位に塗布し、その後、電着塗装を実施することが望ましい。これにより、塑性加工時に、電着塗装膜(Cf1)及びマスキング膜(Cf2)が剥がれてしまうことが抑制される。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本開示に係るスライド装置が適用された例である。各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び部材又は部位の形状等を理解し易くするために記載したものである。
したがって、当該スライド装置は、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示されたスライド装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
<1.乗物用シートの概要(図1参照)>
本実施形態に係る乗物用シート1は、2つのスライド装置10及びシート本体2等を少なくとも備える。シート本体2は、シートクッション3及びシートバック5等を少なくとも有する。
<1.乗物用シートの概要(図1参照)>
本実施形態に係る乗物用シート1は、2つのスライド装置10及びシート本体2等を少なくとも備える。シート本体2は、シートクッション3及びシートバック5等を少なくとも有する。
シートクッション3は、着席者の臀部を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持するための部位である。2つのスライド装置10は、シート本体2をスライド可能に支持するための装置である。
つまり、当該シート本体2は、2つのスライド装置10によりスライド可能に支持される。具体的には、第1のスライド装置10は、シート本体2のシート幅方向一端側を支持する。第2のスライド装置10は、シート本体2のシート幅方向他端側を支持する。
本実施形態では、2つのスライド装置10は同一構造である。各スライド装置10は、固定レール11、可動レール12、及び複数の転動体13A〜13D(図2参照)等を少なくとも備える。固定レール11は、乗物に対して直接的又は間接的に固定される金属製の部材である。
可動レール12は、シート本体2が固定されるとともに、固定レール11に対してスライド可能な金属製の部材である。なお、本実施形態に係る固定レール11及び可動レール12は、SPCCやSPHC等の鋼板製である。固定レール11及び可動レール12は、プレス加工等の塑性加工により所定形状に成形されている(図2参照)。
各転動体13A〜13Dは、図2に示されるように、固定レール11及び可動レール12と転がり接触することにより、可動レール12を固定レール11に対してスライド可能とする。なお、本実施形態に係る各転動体13A〜13Dは、鋼球にて構成されている。
スライド装置10には複数の保持器14A〜14Dが設けられている。各保持器14A〜14Dは、各転動体13A〜13Dの位置を保持する部材である。なお、各保持器14A〜14Dは、樹脂又は金属製である。
<2.電着塗装膜及びマスキング膜>
固定レール11及び可動レール12の表面には、図3に示されるように、電着塗装膜Cf1及びマスキング膜Cf2が設けられている。電着塗装膜Cf1は、例えば、カチオン電着塗装により形成された皮膜である。なお、電着塗装膜Cf1は、防錆用の被覆の一例である。
固定レール11及び可動レール12の表面には、図3に示されるように、電着塗装膜Cf1及びマスキング膜Cf2が設けられている。電着塗装膜Cf1は、例えば、カチオン電着塗装により形成された皮膜である。なお、電着塗装膜Cf1は、防錆用の被覆の一例である。
カチオン電着塗装は、正極(プラスイオン)の電着塗料内に、被塗装物(本実施形態では、固定レール11及び可動レール12)を浸漬した状態で、被塗装物を負電極として直流電圧を印加する塗装方法である。つまり、カチオン電着塗装は、負極となっている金属製の被塗装物に、正極の塗料が電着することを利用した塗装方法である。
マスキング膜Cf2は、第1部位15A及び第2部位15Bに設けられている。第1部位15Aは、固定レール11のうち複数の転動体13A〜13Dが接触する部位である。第2部位15Bは、可動レール12のうち複数の転動体13A〜13Dが接触する部位である。
なお、図3では、転動体13Bについての第1部位15A及び第2部位15Bのみが示されている。しかし、本実施形態では、全ての転動体13A〜13Dについての第1部位15A及び第2部位15Bにマスキング膜Cf2が設けられている。
マスキング膜Cf2は、非導電性又は電着塗装膜Cf1と同一極性の材質にて構成されている。このため、電着塗料内に、固定レール11及び可動レール12が浸漬された状態で直流電圧が印加された場合、マスキング膜Cf2が設けられた部位、つまり第1部位15A及び第2部位15Bには、電着塗装膜Cf1が形成されない。
マスキング膜Cf2の厚みは、電着塗料内に浸漬されたときに、当該電着塗料が第1部位15A及び第2部位15Bに電着しない程度であれば十分である。このため、マスキング膜Cf2の厚みは、電着塗装膜Cf1の厚みに比べて薄い。
なお、本実施形態に係るマスキング膜Cf2の厚みは電着塗装膜Cf1に比べて薄いので、マスキング膜Cf2と転動体13A〜13Dとが転がり接触すると、当該マスキング膜Cf2が早期に剥がれる可能性がある。
マスキング膜Cf2が剥がれると、固定レール11及び可動レール12を構成する金属板と転動体13A〜13Dとが直接的に転がり接触する。しかし、マスキング膜Cf2を構成する材料を適正な材料とすることにより、剥がれたがれたマスキング膜Cf2を粉体潤滑材として機能させることが可能となり得る。
<3.レールの製造方法>
以下の説明は、固定レール11の製造方法である。なお、可動レール12の製造方法も固定レール11の製造方法と同じである。
以下の説明は、固定レール11の製造方法である。なお、可動レール12の製造方法も固定レール11の製造方法と同じである。
図4に示されるように、先ず、固定レール11を構成する金属板に塑性加工(本実施形態では、プレス加工)が施されて、当該金属板が予め決められた形状(図2参照)に成形される(S1)。
次に、マスキング膜Cf2を構成する液状のマスキング剤Lが、ノズルN(図5参照)。により第1部位15A等に噴射塗布されてマスキング膜Cf2が形成される(S3)。なお、ノズルNは、固定レール11の長手方向に沿って移動しながら当該第1部位15Aにマスキング剤Lを噴射塗布する。
その後、マスキング膜Cf2が形成された固定レール11が、電着塗料内に浸漬された後、固定レール11が負極となるように、直流電圧が印加されて当該固定レール11にカチオン電着塗装が実施される(S5)。
<4.本実施形態に係るスライド装置及びレール製造方法の特徴>
スライド装置10では、マスキング膜Cf2が設けられた部位は、電着塗装膜Cf1が存在しない構成となる。したがって、スライド装置10を製造する者は、レーザ光を照射することなく、転動体13A〜13Dが接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。
スライド装置10では、マスキング膜Cf2が設けられた部位は、電着塗装膜Cf1が存在しない構成となる。したがって、スライド装置10を製造する者は、レーザ光を照射することなく、転動体13A〜13Dが接触する部位の塗装膜を容易に廃止でき得る。
金属板に塑性加工を施して当該金属板を予め決められた形状に成形した後、マスキング剤Lを第1部位15A及び第2部位15Bに塗布し、その後、電着塗装を実施する。これにより、塑性加工により、電着塗装膜Cf1が剥がれてしまうことが抑制される。
当該レールの製造方法では、液状のマスキング剤Lを塗布してマスキング膜Cf2を構成する。これにより、レーザ光を照射することが困難な部位に第1部位15A又は第2部位15Bが位置する場合であって、マスキング膜Cf2を形成することが可能となり得る。
マスキング剤Lとして速乾性を有する材料が選択された場合には、第1部位15A及び第2部位15B以外の部位にマスキング剤Lが付着してしまうことが抑制されるとともに、カチオン電着塗装に、電着塗料槽内の塗料が汚れてしまうことが抑制される。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、マスキング膜Cf2は、第1部位15A及び第2部位15Bに設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、マスキング膜Cf2は、第1部位15A又は第2部位15Bに設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、マスキング膜Cf2は、第1部位15A及び第2部位15Bに設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、マスキング膜Cf2は、第1部位15A又は第2部位15Bに設けられた構成であってもよい。
つまり、上述の実施形態では、全ての転動体13A〜13Dについての第1部位15A及び第2部位15Bにマスキング膜Cf2が設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。複数の第1部位15A及び複数の第2部位15Bのうち少なくとも1つの部位にマスキング膜Cf2が設けられていてもよい。
上述の実施形態では、金属板を予め決められた形状に成形した後、マスキング剤Lを第1部位15A及び第2部位15Bに塗布した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、金属板のうち第1部位15A及び第2部位15Bに相当する部位にマスキング剤Lを塗布した後、当該金属板に塑性加工を施してもよい。
上述の実施形態では、車両に本開示に係る乗物用シートを適用した。しかし、本明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
10… スライド装置
11… 固定レール
12… 可動レール
13A〜13D… 転動体
Cf1… 電着塗装膜
Cf2… マスキング膜
11… 固定レール
12… 可動レール
13A〜13D… 転動体
Cf1… 電着塗装膜
Cf2… マスキング膜
Claims (3)
- 乗物用シートのシート本体をスライド可能に支持するスライド装置において、
乗物に対して固定される金属製の固定レールと、
前記シート本体が固定されるとともに、前記固定レールに対してスライド可能な金属製の可動レールと、
前記固定レール及び前記可動レールに転がり接触する複数の転動体であって、当該可動レールをスライド可能とするための複数の転動体と、
前記固定レール及び前記可動レールの表面に設けられた電着塗装膜及びマスキング膜とを備え、
前記固定レールのうち前記複数の転動体が接触する部位のいずれかを第1部位とし、前記可動レールのうち前記複数の転動体が接触する部位のいずれかを第2部位としたとき、
前記マスキング膜は、前記第1部位及び前記第2部位のうち少なくとも一方の部位に設けられ、かつ、非導電性又は前記電着塗装膜と同一の極性の材質にて構成されているスライド装置。 - 乗物に対して固定される金属製の固定レールと、
前記シート本体が固定されるとともに、前記固定レールに対してスライド可能な金属製の可動レールと、
前記固定レール及び前記可動レールに転がり接触する複数の転動体であって、当該可動レールをスライド可能とするための複数の転動体と、
前記固定レール及び前記可動レールの表面に設けられた電着塗装膜及びマスキング膜とを備え、
前記固定レールのうち前記複数の転動体が接触する部位のいずれかを第1部位とし、前記可動レールのうち前記複数の転動体が接触する部位のいずれかを第2部位としたとき、
前記マスキング膜は、前記第1部位及び前記第2部位のうち少なくとも一方の部位に設けられ、かつ、非導電性又は前記電着塗装膜と同一の極性の材質にて構成されているスライド装置に適用される、前記固定レール又は前記可動レールの製造法方法において、
前記マスキング膜を構成する液状のマスキング剤を前記部位に塗布した後、当該部位を含む全体を電着塗料内に浸漬して電着塗装を実施することにより前記電着塗装膜を形成するレールの製造方法。 - 金属板に塑性加工を施して当該金属板を予め決められた形状に成形した後、前記マスキング膜を構成する液状のマスキング剤を前記部位に塗布し、その後、電着塗装を実施する請求項2に記載のレールの製造方法。
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