JP2021007916A - 炭化水素部分酸化触媒 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車等の内燃機関から排出される排ガス中の炭化水素の部分酸化性能をより高めることができる炭化水素部分酸化触媒の提供。【解決手段】Nb元素と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素とを含有する複合酸化物と、白金族元素と、を含有する炭化水素部分酸化触媒。前記複合酸化物は、下記式(1)で求められる複合化度が95%以上。式(1):複合化度(%)=100−{(INb,MAX/INb−A,MAX)×100}(式(1)中、INb,MAXは、複合酸化物のX線回折測定(XRD)で得られるXRDパターンにおける化学式NbOα(αは任意の数)で表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度であって、INb−A,MAXは、XRDパターンにおける化学式AxNbOyで表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度。)【選択図】なし

Description

本発明は、自動車等の内燃機関から排出される排ガス中の炭化水素を部分酸化することができる炭化水素部分酸化触媒に関する。
ガソリンを燃料とする自動車等の内燃機関の排ガス中には、未燃燃料による炭化水素(HC)、不完全燃焼による一酸化炭素(CO)、過度の燃焼温度による窒素酸化物(NOx)等の有害成分が含まれている。このような内燃機関からの排ガスを処理するために、排ガス浄化用触媒が用いられている。このような排ガス浄化用触媒は、例えば炭化水素(HC)は酸化して水と二酸化炭素(CO)に転化させ、COは酸化してCOに転化させ、NOxは還元して窒素に転化させて浄化する。このような排ガス浄化用触媒には、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等の貴金属元素の中でも、特に白金族元素が用いられている。
貴金属を用いた排ガス浄化用触媒は、高コストであるという問題がある。貴金属の使用量を低減し、安価な排ガス浄化用触媒として、特許文献1の排ガス浄化装置が知られている。特許文献1には、遷移金属を主成分とする炭化水素部分酸化触媒を担持した第1触媒担持部と、第1触媒担持部よりも排ガス流路の下流側に配置され、遷移金属を主成分とする触媒を担持した第2触媒担持部とを備えた排ガス浄化装置が開示されている。この排ガス浄化装置では、炭化水素部分酸化触媒にて、HCをCOに部分酸化させる等により、HCを除去する。続いて、第2触媒担持部の触媒にて、HCの部分酸化により生じたCO及び炭化水素部分酸化触媒で酸化されずに通過したCOを用いてNOxを還元することで、COとNOxを除去する。
特許文献2には、特許文献1の炭化水素部分酸化触媒として、Fe及び/又はCuの酸化物とW、Mo、Nb及びTaから選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物とを含有するもの、又は、Fe及び/又はCuと、W、Mo、Nb及びTaからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素との酸化物固溶体を含有するものが開示されている。
特開2012−135754号公報 特開2012−196660号公報
しかしながら、特許文献1又は2に開示されている炭化水素部分酸化触媒には、HC、CO又はNOxを効率よく浄化するために、HCをCOに完全酸化することなく、COに部分酸化する触媒性能(以下、部分酸化性能ともいう)をより高めることが求められている。
そこで本発明は、HCの部分酸化性能をより高め、HCの酸化除去性能をより高めることができる炭化水素部分酸化触媒を提供することを目的とする。
本発明は、
Nb元素と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素とを含有する複合酸化物と、
白金族元素と、を含有する炭化水素部分酸化触媒を提案する。
本発明が提案する炭化水素部分酸化触媒は、Nb元素と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素とを含有する複合酸化物と、白金族元素とを含有することによって、HCの部分酸化性能をより高めることができ、さらにHCの酸化除去性能をより高めることができる。
次に、実施の形態例に基づいて本発明を説明する。但し、本発明が次に説明する実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態の一例は、Nb元素と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素とを含有する複合酸化物と、白金族元素と、を含有する炭化水素部分酸化触媒である。
炭化水素部分酸化触媒は、Nb元素及びA元素を含む複合酸化物と白金族元素とを含むことによって、HCの部分酸化をより促進してCOの生成を増大し、HCの酸化除去性能をより高めることができる。また、炭化水素部分酸化触媒に含まれるNb元素とA元素とを含有する複合酸化物は、複合酸化物となっているため、1000℃以上の高温下であっても、耐久性に優れる。
炭化水素部分酸化触媒に含まれる白金族元素は、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、Ir(イリジウム)、Ru(ルテニウム)、及びOs(オスミウム)等が挙げられる。炭化水素部分酸化触媒に含まれる白金族元素は、ロジウム(Rh)及びパラジウム(Pd)から選択される少なくとも1種であることが好ましい。炭化水素部分酸化触媒が、白金族元素としてRh及びPdから選択される少なくとも1種を含むことにより、HCの酸化反応をより促進することができる。
炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物は、化学式ANbO(ここで、x、yは任意の数であり、Aは上記A元素のことである。)で表される結晶構造を有することが好ましい。Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素の酸化物の融点は、ニオブ酸化物の融点よりも高い。ニオブ酸化物としては、五酸化ニオブ(Nb)、三酸化ニオブ(Nb)、二酸化ニオブ(NbO)、一酸化ニオブ(NbO)が挙げられる。例えばNbの融点は1520℃であり、NbOの融点は1902℃である。これに対して、二酸化ジルコニウム(ZrO)の融点は2715℃であり、酸化アルミニウム(Al)の融点は2072℃であり、酸化セリウム(CeO)の融点は2400℃であり、酸化イットリウム(Y)の融点は2425℃である。Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素の酸化物は、いずれもニオブ酸化物の融点よりも高い。このため、例えばニオブ酸化物と、A元素の酸化物とを混合して焼成することにより、A元素の酸化物の結晶構造中にNb元素が入り、結晶構造にひずみ及び/又は欠陥が生成された複合酸化物を得ることによって、HCの部分酸化性能を向上する酸素イオンの伝導性に優れた複合酸化物を得ることができると、考えられる。また、A元素の酸化物の融点が高いため、Nb元素及びA元素を含有する複合酸化物は、1000℃以上の高温下におかれた場合であっても、ANbOで表される結晶構造が変化しにくくなり、HCの部分酸化性能が低下することなく、耐久性に優れる。化学式ANbOにおける変数xは、例えば、0.5以上4.0以下の少数を含む数値であってもよく、1.0以上3.0以下の少数を含む数値であってもよい。化学式ANbOにおける変数yは、例えば3.0以上10.0以下の少数を含む数値であってもよく、4.0以上9.0以下の少数を含む数値であってもよい。
炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物は、化学式NbOα(ここでαは任意の数である)で表される結晶構造を有していてもよい。化学式NbOαにおけるαは、例えば、1.0以上2.5以下の少数を含む数値であってもよい。炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物は、NbOαで表される結晶構造を有している場合であっても、効率よくHCをCOに部分酸化することができる。複合酸化物に含まれるNbOαで表される結晶構造は、より具体的な例として、NbO2.5(Nb)、NbO1.5(Nb)、NbO、及びNbOからなる群から選ばれる少なくとも1種の化学式で表される結晶構造である。
炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物は、下記式(1)で求められる複合化度が95%以上であることが好ましい。
式(1) 複合化度(%)=100−{(INb,MAX/INb−A,MAX)×100}
式(1)中、INb,MAXは、複合酸化物のX線回折測定(XRD)で得られるXRDパターンにおけるNbOαで表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度であり、INb−A,MAXは、XRDパターンにおけるANbOで表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度である。
炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物の式(1)から求められる複合化度が95%以上であれば、複合酸化物中の結晶構造のうちANbOで表される結晶構造が占める割合が多く、酸素イオンの伝導性が適度に向上し、HCを部分酸化してCOの生成量を増大し、HCの酸化除去性能を高めることができる。炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物の式(1)から求められる複合化度は、より好ましくは97%以上である。当該複合化度の上限は100%であることが好ましい。
複合酸化物は、例えば後述する実施例のX線回折(X−ray Diffraction、XRD)測定装置を用いて、XRDパターンを得ることができる。複合酸化物のXRDパターンにおいて、NbO2.5(Nb)は回折角2θが28°以上29°以下の範囲内に最大ピークが現れる。NbOは、XRDパターンにおいて回折角2θが25.5°以上26.5°以下の範囲内に最大ピークが現れる。NbOは、XRDパターンにおいて回折角2θが36.5°以上37.5°以下の範囲内に最大ピークが現れる。
NbOαで表される結晶構造の最大ピークが、他の結晶構造のピークと重なる場合には、他の結晶構造のピークと重複しないNbOαで表される結晶構造のピークの中で最大ピークの回折強度INb,x(測定値)に、JCPDS(Joint Committee for Powder Diffraction Standard)カードから求めた当該ピークが示すNbOαで表される結晶構造の最大のピーク強度INb,MAX(JCPDS値)を前記ピークの回折強度INb,x(JCPDS値)で除した値を乗じた値をNbOαで表される結晶構造の最大ピークの回折強度として、上記式(1)で求められる複合化度の算出に用いることができる。NbOαで表される結晶構造の最大ピークが、他の結晶構造のピークと重複する場合には、具体的には、下記式(2)により、NbOαで表される結晶構造の最大ピークの回折強度を求めることができる。
式(2) INb,MAX=INb,x(測定値)×(INb,MAX(JCPDS値)/INb,x(JCPDS値)
前述のX線回折測定装置を用いて測定した複合酸化物のXRDパターンにおいて、ANbOで表される結晶構造の最大ピークは、A元素の種類によって最大ピークが現れる回折角2θの範囲が異なる。ANbOで表される結晶構造の最大ピークは、概ね、A元素を含有する酸化物、すなわち化学式AOγ(ここで、γは任意の数である)で表される結晶構造の最大ピークが現れる回折角2θの範囲の±0.2°の範囲に現れるか、または、NbOαで表される結晶構造の最大ピークが現れる回折角2θの範囲外に現れる。化学式AOγにおける変数γは、A元素の価数に基づいて導き出される数であり、小数を含む数値であってもよい。化学式AOγにおける変数γは、例えば1.0以上3.0以下の小数を含む数値であってもよい。
複合酸化物中に含まれるNb元素は、HCの部分酸化性能を向上し、HCの除去性能を高めるために、Nb元素及びA元素の合計に対して、10モル%以上90モル%以下の範囲内であることが好ましく、20モル%以上80モル%以下の範囲内であることがより好ましい。
炭化水素部分酸化触媒中の白金族元素の含有量は、複合酸化物と白金族元素との合計に対して0.05質量%以上5.0質量%以下の範囲内であることが好ましく、より好ましくは0.05質量%以上3.5質量%以下の範囲内であり、さらに好ましくは0.05質量%以上2.0質量%以下の範囲内である。炭化水素部分酸化触媒中の白金族元素の含有量が、複合酸化物と白金族元素との合計に対して0.05質量%以上5.0質量%以下の範囲内であれば、HCの酸化性能を高くすると共に、HCの部分酸化性能をより高くすることができる。
炭化水素部分酸化触媒の製造方法の一例を説明する。炭化水素部分酸化触媒の製造方法は、公知のあらゆる方法を採用することが可能であり、以下に記載する例に限定されない。
炭化水素部分酸化触媒において、複合酸化物の製造方法は、原料を混合する第1混合工程と、原料を混合した混合物を焼成する第1焼成工程とを行うことによって製造することができる。炭化水素部分酸化触媒は、得られた複合酸化物と、白金族元素を含む塩とを混合して混合物又は混合スラリーを得る第2混合工程と、得られた混合物又は混合スラリーを焼成して、複合酸化物に白金族元素を担持させる第2焼成工程とを行うことによって製造することができる。
第1混合工程
炭化水素部分酸化触媒の原料は、ニオブ元素を含む化合物と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素を含む化合物とを用いることが好ましい。ニオブ元素を含む化合物としては、シュウ酸ニオブアンモニウム等が挙げられる。少なくとも1種のA元素を含む化合物は、オキシ硝酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、硝酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、硝酸セリウム、塩化セリウム、酢酸セリウム、硝酸イットリウム、又は塩化イットリウムが挙げられる。原料は、混合物中に含まれるNb元素の含有量が、Nb元素とA元素の合計に対して、10モル%以上90モル%以下の範囲内となるように各原料を計量して用いることができる。原料の混合には、ボールミル、ビーズミル等の液相混合を好適に用いることができる。
第1焼成工程
原料を混合して得られた混合物は、500℃以上1000℃以下の温度範囲内で焼成することが好ましい。焼成温度は、より好ましくは600℃以上950℃以下の温度範囲内であり、さらに好ましくは700℃以上920℃以下の温度範囲内である。焼成は、マッフル炉(製品名:箱型炉KBF1150、光洋サーモシステム株式会社製)等を用いることができる。第1焼成を行う雰囲気は、特に限定されず、例えば酸素を含む大気雰囲気で焼成を行うことができる。また、第1焼成を行う際の圧力は、特に限定されず、大気圧(約101kPa)であってもよい。混合物を焼成する際の圧力は、大気圧よりも若干の減圧又は加圧であってもよく、好ましくは90kPa以上でもよく、110kPa以下でもよい。
第2混合工程
Nb元素及びA元素を含有する複合酸化物と、白金族元素からなる金属又は白金族元素を含む化合物とを混合し、混合物又は混合スラリーを得る。混合物又は混合スラリー中の白金族元素は、複合酸化物と白金族元素の合計に対して、好ましくは0.05質量%以上5.0質量%以下の範囲内となり、より好ましくは0.05質量%以上3.5質量%以下の範囲内となり、さらに好ましくは0.05質量%以上2.0質量%以下の範囲内となるように混合する。混合スラリーは、必要に応じて液体を加えることができ、例えば脱イオン水などの水を加えてもよい。
白金族元素からなる金属としては、Rh、Pd、Ptが挙げられる。白金族元素を含む化合物としては、例えば酸化物、水酸化物、塩化物塩、硝酸塩、硫酸塩、又はアンモニウム塩等を用いることができる。白金族元素を含む化合物として、具体的には、Rh、RhCl、Rh(SO、Rh(NO、[Rh(NH]Cl、PdO、Pd(OH)、PdCl、Pd(NO、PdSO、[Pd(NH]Cl・HO、[Pd(NO(NH]、PtO、PtCl、[PtCl(NH]、[Pt(NO(NH]等が挙げられる。白金族元素を含む化合物は、水和物であってもよい。
第2焼成工程
Nb元素及びA元素を含有する複合酸化物と、白金族元素とを含む混合物又は混合スラリーは、焼成することによって、複合酸化物に白金族元素を担持することができる。炭化水素部分酸化触媒の製造方法において、混合物又は混合スラリーを焼成する前に、乾燥工程を含んでいてもよい。乾燥工程における温度は、80℃以上200℃以下の範囲内であってもよく、90℃以上180℃以下の範囲内であってもよい。混合物又は混合スラリーを焼成する温度は、250℃以上1200℃以下の範囲内でもよく、300℃以上1100℃以下の範囲内でもよく、350℃以上1050℃以下の範囲内でもよい。第2焼成を行う雰囲気は、特に限定されず、例えば酸素を含む大気雰囲気で焼成を行うことができる。また、第2焼成を行う際の圧力は、特に限定されず、大気圧(約101kPa)であってもよい。混合物を焼成する際の圧力は、大気圧よりも若干の減圧又は加圧であってもよく、好ましくは90kPa以上でもよく、110kPa以下でもよい。第2焼成工程により、Nb元素及びA元素を含有する複合酸化物に白金族元素が担持された炭化水素部分酸化触媒を得ることができる。炭化水素部分酸化触媒に含まれる白金族元素は、金属の形態で含まれていてもよいし、酸化物の形態で含まれていてもよい。
上述の製造方法によって得られた炭化水素部分酸化触媒は、必要に応じて酸化触媒、還元触媒及びNOx吸蔵材等とともに、排ガス浄化用触媒として用いることができる。
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいてさらに詳述する。本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
1.複合酸化物の調製(実施例1)
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸セリウムを、Nb元素とCe元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得た。得られた混合水溶液を濾過、洗浄、乾燥、粉砕を経た後に、坩堝に入れ、マッフル炉(製品名:箱型炉KBF1150、光洋サーモシステム株式会社製)を用いて大気雰囲気、900℃、5時間焼成して、表1に示す複合酸化物を得た。
2.炭化水素部分酸化触媒の調製(実施例1)
得られた複合酸化物及びRh元素の合計に対して、Rh元素が1.0質量%となるように硝酸ロジウム(Rh(NO)とを混合して、混合スラリーを得た。この混合スラリーを、乾燥機(製品名:サイエンスオーブンS−80、旭科学株式会社製)を用いて、大気雰囲気、120℃、8時間乾燥した後、マッフル炉(製品名:箱型炉KBF1150、光洋サーモシステム株式会社製)を用いて大気雰囲気、600℃、3時間焼成して、複合酸化物にRhが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
実施例2
シュウ酸ニオブアンモニウムと、オキシ硝酸ジルコニウムを、Nb元素とZr元素がモル比で1:3となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
実施例3
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸イットリウムをNb元素とY元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
実施例4
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸アルミニウムをNb元素とAl元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
比較例1
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸鉄をNb元素とFe元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された触媒を得た。
比較例2
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸ストロンチウムをNb元素とSr元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された触媒を得た。
比較例3
シュウ酸ニオブアンモニウムと硝酸バリウムをNb元素とBa元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された触媒を得た。
比較例4
シュウ酸ニオブアンモニウムと酸化チタンゾルをNb元素とTi元素がモル比で1:1となるように混合して、混合水溶液を得たこと以外は、実施例1と同様にして複合酸化物を得た。この複合酸化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された触媒を得た。
比較例5
五酸化ニオブ(Nb)と、二酸化ジルコニウム(ZrO)を、Nb元素とZr元素のモル比が1:1となるように混合して、混合物を得た。得られた混合物に、混合物及びRh元素の合計に対してRh元素が1.0質量%となるように硝酸ロジウム(Rh(NO)とを混合して、混合スラリーを得た。この混合スラリーを実施例1と同様に焼成して、五酸化ニオブ(Nb)又は二酸化ジルコニウム(ZrO)又はこれらの混合物に、Rhが担持された触媒を得た。
比較例6
五酸化ニオブ(Nb)と、酸化アルミニウム(Al)を、Nb元素とAl元素のモル比が1:1となるように混合して、混合物を得た。得られた混合物に、混合物及びRh元素の合計に対してRh元素が1.0質量%となるように硝酸ロジウム(Rh(NO)とを混合して、混合スラリーを得た。この混合スラリーを実施例1と同様に焼成して、五酸化ニオブ(Nb)又は酸化アルミニウム(Al)又はこれらの混合物に、Rhが担持された触媒を得た。
実施例及び比較例の各複合酸化物及び各触媒について、以下の評価を行った。結果を表1又は表2に示す。
複合酸化物のXRDパターン測定
実施例及び比較例の複合酸化物は、デスクトップX線回折装置(製品名:MiniFlex600、株式会社リガク製)を用いて、下記測定条件で測定して、XRDパターンを得た。得られたXRDパターンについて、統合粉末X線解析ソフトウェアPDXL(株式会社リガク製)を用いて、XRDパターンを解析し、各複合酸化物の主結晶構造と副結晶構造を同定した。
XRD測定条件
線源:CuKα(線焦点)、波長:1.541836Å
操作軸:2θ/θ、測定方法:連続、計数単位:cps
開始角度:10.0°、終了角度:80.0°、積算回数:1回
サンプリング幅:0.02°、スキャンスピード:10°/分
電圧:40kV、電流:15mA
発散スリット:1.25°、発散縦制限スリット:10mm
散乱スリット:1.25°、受光スリット:0.30mm
オフセット角度:0°
ゴニオメーター半径:150mm、光学系:集中法
スリット:D/teX Ultra用スリット
検出器:D/teX Ultra
Ni−Kβフィルター:無
複合酸化物の複合化度(%)
実施例及び比較例の複合酸化物を測定して得られたXRDパターンから、NbOαで表される結晶構造のピークの中で最大ピークの回折強度INb,MAXと、ANbOで表される結晶構造の最大ピークの回折強度INb−A,MAXを求めた。NbOαで表される結晶構造の最大ピークの回折強度INb,MAXと、ANbOで表される結晶構造の最大ピークの回折強度INb−A,MAXから、下記式(1)で求められる複合化度を算出した。
式(1) 複合化度(%)=100−{(INb,MAX/INb−A,MAX)×100}
NbOαで表される結晶構造の最大ピークが、他の結晶構造のピークと重なる場合には、他の結晶構造のピークと重複しないNbOαで表される結晶構造のピークの中で最大ピークの回折強度INb,x(測定値)と、JCPDSカードから求めた当該ピークが示すNbOαで表される結晶構造の最大の回折強度INb,MAX(JCPDS値)と前記ピークの回折強度INb,x(JCPDS値)に基づき、下記式(2)により、NbOαで表される結晶構造の最大ピークの回折強度を求めた。
式(2) INb,MAX=INb,x(測定値)×(INb,MAX(JCPDS値)/INb,x(JCPDS値)
複合酸化物のXRDパターンにおいて、NbO2.5(Nb)は、回折角2θが28°以上29°以下の範囲内に最大ピークが現れ、NbOは、回折角2θが25.5°以上26°以下の範囲内に最大ピークが現れ、NbOは、回折角2θが36.5°以上37°以下の範囲内に最大ピークが現れた。
実施例及び比較例の各複合酸化物及び各触媒について、以下の耐久試験に付した後、以下の評価を行った。結果を表1又は表2に示す。
耐久試験
実施例及び比較例の各複合酸化物及び各触媒について、水蒸気を10体積%含むと共に、空燃比(A/F)が14.6である雰囲気下で、1000℃で25時間加熱した。
HC部分酸化性能の測定
耐久試験後の実施例及び比較例の各触媒について、固定床流通型反応装置を用いてHC浄化率とCO濃度の測定を行った。
耐久試験後の実施例及び比較例の各触媒を、成形器を用いて整粒を行い、評価サンプルとした。整粒条件は10MPa、30secとした。サンプル管に評価サンプル0.1gを入れ、ガス流れを良くするためにアルミナボールを上下に挟んでセットした。 その後、Nガスにて校正を行なった。次に、前処理として、評価ガスを流し、600℃まで10℃/minで昇温させた後、100℃まで冷却した。そして、100℃から600℃まで10℃/minで昇温しながら、出口ガスのTHC(トータルハイドロカーボン)及びCO濃度を測定した。 HCの浄化率は、A:評価ガス中のC濃度、B:出口ガス中のTHC濃度としたときに、下記式(3)にて求めた。
式(3) HC浄化率(%)=100−(A−B)/A×100
測定条件
評価時の入口ガス条件:ストイキ条件
評価ガスの組成(体積基準):C:1200ppmC、O:0.18%、N:残部
THC濃度の測定装置:FID式VOC分析計(製品名:VMSー1000F、株式会社島津製作所製)
CO濃度の測定装置:ポーダブルガス分析計(製品名:PGー240、株式会社堀場製作所製)
Figure 2021007916
実施例1から4の炭化水素部分酸化触媒に含まれる複合酸化物は、いずれも主結晶構造としてANbOで表される結晶構造と、副結晶構造としてNbOαで表される結晶構造及びAOγで表される結晶構造を有しており、複合化度が95%以上であった。実施例1から4の炭化水素部分酸化触媒は、500℃におけるHC浄化率が75%以上と高くなり、500℃におけるCO濃度が300質量ppm以上と高くなった。実施例1から4の炭化水素部分酸化触媒は、HCの部分酸化により生成したCO量を増大させ、HC浄化率を高くすることができた。また、実施例1から4の炭化水素部分酸化触媒は、実車相当である1000℃の高温耐久後においてもHCの部分酸化性能が低下することなく、耐久性に優れていた。
比較例1から4の触媒は、Nb元素と他の金属元素とを含む複合酸化物に白金族元素が担持されていた。比較例1、3及び4の触媒は、実施例1から4の炭化水素部分酸化触媒と比べて、HC浄化率が低下し、CO濃度も少なくなった。比較例2の触媒は、HC浄化率が比較的高いものの、CO濃度が低く、HCが完全酸化されてCOが生成されていると推測された。比較例5及び6の触媒は、複合酸化物が含有されておらず、複合化度の算出ができず、値無しであった。比較例5及び6の触媒は、HCの浄化率は高くなったが、CO濃度が50質量ppm未満と非常に低く、HCが完全酸化されてCOが生成されていると推測された。
実施例5
実施例4の複合酸化物を用い、この複合酸化物及びRh元素の合計に対して、Rh元素が0.5質量%となるように硝酸ロジウム(Rh(NO)を混合して、混合スラリーを得た。この混合スラリーを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にRhが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
実施例6
実施例4の複合酸化物を用い、この複合酸化物及びPd元素の合計に対して、Pd元素が1.0質量%となるように硝酸ロジウム(Pd(NO)とを混合して、混合スラリーを得た。この混合スラリーを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合酸化物にPdが担持された炭化水素部分酸化触媒を得た。
比較例7
実施例4の複合酸化物に白金族元素を担持させることなく、触媒として用いた。
Figure 2021007916
実施例4及び実施例5の炭化水素部分酸化触媒は、白金族元素としてRhを含むため、HC浄化率及びCO濃度が高くなった。この結果から、実施例4及び実施例5の炭化水素部分酸化触媒は、Nb元素とA元素とを含有する複合酸化物によりHCの部分酸化が促進され、HCの部分酸化性能を高めることができ、さらにRhによりHC浄化率を高めることができた。実施例6の炭化水素部分酸化触媒は、HC浄化率が、実施例4及び実施例5よりも高く、HCの部分酸化性能を高めることができた。実施例6の炭化水素部分酸化触媒は、CO濃度は実施例4及び実施例5よりも低くなった。実施例6の炭化水素部分酸化触媒は、PdによりHCの酸化浄化率が高まったことにより、部分酸化されるHCの量が低減し、CO濃度が低くなったと推測された。
比較例7の触媒は、白金族元素を含んでいないため、HC浄化率が低く、CO濃度も低くなった。
本開示に係る炭化水素部分酸化触媒は、HCの部分酸化性能を高めることができ、さらにHCの酸化除去性能をより高めることができるため、本開示に係る炭化水素部分酸化触媒よりも排ガス流路の下流側に配置された触媒にNOxの還元に必要なCOを十分に供給することができる。よって、本開示に係る炭化水素部分酸化触媒は、HC、CO及びNOxの浄化効率を向上する排ガス浄化用触媒装置の炭化水素部分酸化触媒として利用することができる。

Claims (5)

  1. Nb元素と、Zr、Al、Ce及びYからなる群から選択される少なくとも1種のA元素とを含有する複合酸化物と、
    白金族元素と、を含有する炭化水素部分酸化触媒。
  2. 前記白金族元素が、パラジウム及びロジウムから選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の炭化水素部分酸化触媒。
  3. 前記複合酸化物が、化学式ANbO(ここで、x、yは任意の数であり、Aは前記A元素のことである。)で表される結晶構造を有する、請求項1又は2に記載の炭化水素部分酸化触媒。
  4. 前記複合酸化物は、下記式(1)で求められる複合化度が95%以上である、請求項3に記載の炭化水素部分酸化触媒。
    式(1) 複合化度(%)=100−{(INb,MAX/INb−A,MAX)×100}
    (式(1)中、INb,MAXは、複合酸化物のX線回折測定(XRD)で得られるXRDパターンにおける化学式NbOα(ここでαは任意の数である)で表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度であり、INb−A,MAXは、XRDパターンにおける前記化学式ANbOで表される結晶構造に帰属する最大ピークの回折強度である。)
  5. 前記白金族元素の含有量が、前記複合酸化物と前記白金族元素との合計に対して、0.05質量%以上5.0質量%以下の範囲内である、請求項1から4のいずれか1項に記載の炭化水素部分酸化触媒。
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