JP2021006802A - 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の快適性を高めることができる車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】車両の利用者が車室内で行う予定の行動が登録されたスケジュール情報を取得する取得部と、前記取得部により取得されたスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄ることを含む、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する走行計画作成部と、前記走行計画作成部により作成された前記走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する運転制御部と、を備える、車両制御システム。【選択図】図1
Description
本発明は、車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムに関する。
従来、自動運転モードによる自動走行中に自動運転の継続が困難な場面に遭遇する可能性がある場合、当該場面に遭遇する前までに車両の利用者を覚醒状態にできることを条件に、自動運転モードから手動運転モードに切り替える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来の技術では、車両の自動運転時に、車両の利用者のスケジュールを考慮せずに車両の走行計画が作成される結果、車両の利用者にとって好ましくない時間帯に、車両の走行用のエネルギー充填のための作業が発生したり、利用者の行動が中断されたりする場合があった。この結果、利用者が不快感を覚える場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、利用者の快適性を高めることができる車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両制御システムは、車両の利用者が車室内で行う予定の行動が登録されたスケジュール情報を取得する取得部と、前記取得部により取得されたスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄ることを含む、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する走行計画作成部と、前記走行計画作成部により作成された前記走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する運転制御部と、を備えるものである。
(1):この発明の一態様に係る車両制御システムは、車両の利用者が車室内で行う予定の行動が登録されたスケジュール情報を取得する取得部と、前記取得部により取得されたスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄ることを含む、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する走行計画作成部と、前記走行計画作成部により作成された前記走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する運転制御部と、を備えるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記走行計画作成部は、前記利用者が睡眠中である場合、睡眠の終了後に前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を変更するものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記スケジュール情報は、前記車両の自動運転時に、前記利用者が参加予定の会議に関する情報を含み、前記走行計画作成部は、前記スケジュール情報に登録されている会議が計画通りに終了しないことが予測される場合、または、前記スケジュール情報に登録されている会議が計画通りに終了しなかった場合、前記拠点に前記車両が立ち寄るタイミングを遅らせるように、前記走行計画を変更するものである。
(4):上記(3)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両の自動運転時に、前記会議が開催される場合、前記会議が始まる前に前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を変更するものである。
(5):上記(1)〜(4)の態様において、前記走行計画作成部は、事前に計画された前記車両の走行経路上にある複数の拠点のうち、前記車両へのエネルギーの充填時において前記車両の利用者の操作を要さない拠点への前記車両の立ち寄りを、前記利用者のスケジュールが登録されている時間帯と重複しているか否かに関わらず許可するように、前記走行計画を作成するものである。
(6):上記(5)の態様において、前記走行計画作成部は、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、ガソリンスタンドまたは水素ステーションへの前記車両の立ち寄りを規制するように、前記走行計画を作成するものである。
(7):上記(1)〜(6)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記車両の利用者が睡眠中である場合、前記車両のエネルギー残量が所定値以上である場合には、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、前記車両が立ち寄る拠点を、前記車両の進行方向の先側に位置する拠点に変更するものである。
(8):上記(7)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記車両が走行している道路に渋滞が発生している場合、前記車両のエネルギー残量が前記所定値以上である場合にも、計画通りに前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を維持するものである。
(9):上記(7)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両の走行環境が、睡眠中の前記利用者を目覚めさせる程度の外乱を含むことが予測される場合、前記車両のエネルギー残量が所定値以上である場合にも、計画通りに前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を維持するものである。
(10):上記(7)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両の利用者が複数であり、且つ、起きている利用者が子供のみである場合、前記複数の利用者の全員が睡眠中であるものとして扱い、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、前記車両が立ち寄る拠点を、前記車両の進行方向の先側に位置する拠点に変更するものである。
(11):上記(7)の態様において、前記走行計画作成部は、前記利用者が睡眠に入る直前からの経過時間、または、前記利用者が睡眠に入ってからの経過時間が第1所定時間以内である場合、前記走行計画を維持するか、または、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングを早めるように、前記走行計画を変更するものである。
(12):上記(11)の態様において、前記利用者が睡眠に入る直前からの経過時間、または、前記利用者が睡眠に入ってからの経過時間が前記第1所定時間以内である場合、前記利用者を覚醒させる制御を行う覚醒制御部をさらに備えるものである。
(13):上記(1)〜(12)の態様において、前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記利用者が睡眠中である場合、前記車両を前記拠点の手前に停止させて第2所定時間が経過するまで待機させるものである。
(14):本発明の他の態様に係る車両制御方法は、コンピュータが、車両の利用者が車室内で行う行動の予定を示すスケジュール情報を取得し、前記取得されるスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄るように、前記車両の自動運転時における走行計画を作成し、前記作成された走行計画に従って前記車両の自動運転を制御するものである。
(15):本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータに、車両の利用者が車室内で行う行動の予定を示すスケジュール情報を取得する処理と、前記取得されるスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄るように、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する処理と、前記作成された走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する処理と、を実行させるものである。
(1)〜(15)によれば、利用者の快適性を高めることができる。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態について説明する。
以下、第1実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、第1実施形態に係る車両制御システムを利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
図1は、第1実施形態に係る車両制御システムを利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、車室内カメラ50と、テレビ会議システム60と、ナビゲーション装置70と、MPU(Map Positioning Unit)80と、運転操作子90と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。自動運転制御装置100は、車両制御システムの一例である。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両Mの任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してもよい。車両システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、車両Mの周辺に存在する他車両、或いは各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、車両Mの利用者に対して各種情報を提示すると共に、利用者による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
車室内カメラ50は、例えば、CCDやCMOS等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。車室内カメラ50は、車両システム1が搭載される車両Mの車室内の任意の箇所に取り付けられる。車室内カメラ50は、例えば、車室内の天井に取り付けられる。車室内カメラ50は、例えば、車室内に存在する車両Mの利用者を、周期的に繰り返し撮像する。車室内カメラ50は、ステレオカメラであってもよい。
テレビ会議システム60は、例えば、マイク、スピーカ、ディスプレイ、エンコーダ、デコーダなどを含む。テレビ会議システム60は、例えば、通信装置20を介した通信を利用して車室内の利用者と車両外部の利用者とを接続し、双方向の画像および音声による会議を行う。
ナビゲーション装置70は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機71と、ナビHMI72と、経路決定部73とを備える。ナビゲーション装置70は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報74を保持している。GNSS受信機71は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、車両Mの位置を特定する。車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI72は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI72は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部73は、例えば、GNSS受信機71により特定された車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI72を用いて利用者により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報74を参照して決定する。第1地図情報74は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報74は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU80に出力される。ナビゲーション装置70は、地図上経路に基づいて、ナビHMI72を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置70は、例えば、利用者の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置70は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU80は、例えば、推奨車線決定部81を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報82を保持している。推奨車線決定部81は、ナビゲーション装置70から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報82を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部81は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部81は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報82は、第1地図情報74よりも高精度な地図情報である。第2地図情報82は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報82には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報82は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子90は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子90には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
図2は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、走行計画作成部140と、行動計画生成部150とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、車両Mの周辺に存在する物体を認識する。認識部130により認識される物体は、例えば、自転車、オートバイク、四輪自動車、歩行者、道路脇などに設置された道路標識、道路面に形成された道路標示、区画線、電柱、ガードレール、落下物などを含む。また、認識部130は、物体の位置や、速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした相対座標上の位置(すなわち車両Mに対する相対位置)として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
認識部130は、第2地図情報82を参照し、車両Mが走行する道路区間が自動運転許可区間であることを認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報82から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、自動運転許可区間を認識する。更に、認識部130は、道路区画線のパターンの比較に基づいて、車両Mが走行している自車線や、自車線に隣接した隣接車線を認識する。
走行計画作成部140は、車両Mの自動運転時における走行計画を作成する。走行計画作成部140は、スケジュール情報170を参照し、車両Mの利用者のスケジュールが登録されている時間帯に関する情報を取得する。
図3は、スケジュール情報170の内容の一例を示す図である。スケジュール情報170は、スケジュールの内容と時間帯とを対応付けた情報である。図示の例では、スケジュール情報は、スケジュールの内容として、睡眠予定時間、会議予定時間、余暇時間、第三者との連絡時間を含む。スケジュール情報は、例えば、車両Mの自動運転が開始される前に利用者が事前に計画する情報であり、利用者がHMI30を用いて入力操作を行うことにより、自動運転制御装置100のメモリに登録される。睡眠予定時間は、車両Mの自動運転時において、車両Mの利用者が睡眠に入ることを予定している時間である。会議予定時間は、車両Mの自動運転時において、車両Mの利用者がテレビ会議システム60を用いて参加予定の会議の開催時間である。休憩時間は、車両Mの利用者が車室内において休憩する時間であり、例えば、車両Mの利用者が、車室内において、インターネットの閲覧、または、テレビや映画の視聴を行う時間を含む。
走行計画作成部140は、スケジュール情報170に基づき、車両Mの利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、車両Mの走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に車両Mが立ち寄ることを含む、車両Mの走行計画を作成する。車両Mの利用者のスケジュールが登録されていない時間帯は、例えば、利用者が睡眠予定ではない時間帯、および、利用者が会議予定ではない時間帯を含む。
走行計画作成部140は、ナビゲーション装置70により車両Mの出発地から目的地までの走行経路が設定されている場合、第1地図情報74を参照して、走行経路上に位置する拠点の中から、エネルギー充填が好ましい拠点を特定する。走行計画作成部140は、例えば、エネルギーを充填するための設備を有する拠点の中から、車両Mのエネルギー残量などを考慮して、車両Mが出発地から目的地まで走行を継続できるように、エネルギー充填が好ましい拠点を特定する。
走行計画作成部140は、非接触充電の設備を有する充電ステーションやロボットアームなどにより給電、給油、給水素可能なエネルギー充填設備など、エネルギー充填時に車両Mの利用者の作業が不要な拠点については、車両Mの利用者のスケジュールが登録されている時間帯、および、車両Mの利用者のスケジュールが登録されていない時間帯の双方において、車両Mの立ち寄りを許可するように走行計画を作成する。一方、走行計画作成部140は、通常のガソリンスタンドや水素ステーションなど、エネルギー充填時に車両Mの利用者の作業が必要な拠点については、車両Mの利用者のスケジュールが登録されている時間帯においては車両Mの立ち寄りを規制し、車両Mの利用者のスケジュールが登録されていない時間帯において車両Mの立ち寄りを許可するように走行計画を作成する。
走行計画作成部140は、車室内カメラ50から取得した利用者の睡眠状態についての認識結果に基づき、車両Mの走行計画を変更する。車室内カメラ50は、例えば、画像認識部52を備える。画像認識部52は、例えば、車室内を撮像した画像から車両Mの利用者の顔を認識し、利用者の目の開き具合に基づいて、利用者の睡眠状態を認識する。画像認識部52は、車室内に複数の利用者が存在する場合には、利用者ごとに睡眠状態を認識する。走行計画作成部140は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、画像認識部52から利用者が睡眠中である旨を示す認識結果を取得した場合、睡眠の終了後に拠点に車両Mが立ち寄るように、走行計画を変更する。
走行計画作成部140は、テレビ会議システム60から取得した会議情報に基づき、車両Mの走行計画を変更する。走行計画作成部140は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、テレビ会議システム60から会議の開催通知を取得した場合、会議が始まる前に車両Mが拠点に立ち寄るように走行計画を変更する。テレビ会議システム60は、例えば、相手方の利用者が利用するテレビ会議システムとの間で通信が接続された場合に、会議の開催通知を走行計画作成部140に出力する。走行計画作成部140は、例えば、車両Mの現在地から拠点までの走行区間における車両の速度を速くしたり、車両Mと同一車線を同一方向に走行する前走車両の追い抜きまたは追い越しのための車線変更の頻度を多くしたり、車両Mが立ち寄る拠点を手前側の拠点に変更することにより、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングを当初の計画よりも早める。
走行計画作成部140は、テレビ会議システム60から会議の開催通知を取得した場合、スケジュール情報170を参照し、会議の終了予定時刻を取得する。走行計画作成部140は、取得した会議の終了予定時刻に達するまでの間に、テレビ会議システム60から会議の終了通知を取得できない場合、テレビ会議システム60を利用した会議が計画通りに終了していないと判定し、拠点への車両Mの立ち寄りを延期するように、走行計画を変更する。走行計画作成部140は、例えば、車両Mの走行経路上にある複数の拠点のうち、立ち寄りを当初予定していた拠点よりも、車両Mの進行方向の先側に位置する拠点を車両Mの立ち寄り先として設定し、拠点への車両Mの立ち寄りを延期する。
行動計画生成部150は、走行計画作成部140により作成された走行計画に従って、原則的には推奨車線決定部81により決定された推奨車線を車両Mが走行し、更に、車両Mが推奨車線を走行する際に周辺の状況に対応するため、予め規定された走行態様で車両Mを自動的に(運転者の操作に依らずに)走行させる将来の目標軌道を生成する。目標軌道には、例えば、将来の車両の位置を定めた位置要素と、将来の車両Mの速度等を定めた速度要素とが含まれる。また、行動計画生成部150は、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度を、目標軌道の速度要素として決定する。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度は、サンプリング時間および軌道点の間隔によって決定される。行動計画生成部150は、生成した目標軌道を示す情報を、第2制御部160に出力する。
第2制御部160は、行動計画生成部150によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。行動計画生成部150と、第2制御部160とを合わせたものは、「運転制御部」の一例である。
取得部162は、行動計画生成部150から目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリに記憶させる。
速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に含まれる速度要素(例えば目標速度や目標加速度等)に基づいて、走行駆動力出力装置200およびブレーキ装置210の一方または双方を制御する。
操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道に含まれる位置要素(例えば目標軌道の曲り具合を表す曲率等)に応じて、ステアリング装置220を制御する。
速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するパワーECU(Electronic Control Unit)とを備える。パワーECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子90から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子90から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子90に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子90から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
図4は、車両Mの走行計画の一例を説明するための図である。
図4に示す例では、エネルギー充填が好ましい拠点として、「拠点A」、「拠点B」、および、「拠点C」が特定されている。また、これら拠点のうち、車両Mの到着想定時刻が利用者のスケジュールが登録されている時間帯と重複する拠点である「拠点A」が車両Mの立ち寄り先から除外され、車両Mの到着想定時刻が利用者のスケジュールが登録されている時間帯と重ならない拠点である「拠点B」、「拠点C」が車両Mの立ち寄り先として設定されている。なお、車両Mの到着想定時刻が利用者のスケジュールが登録されている時間帯と重複する拠点である「拠点A」がエネルギー充填時に利用者の作業が不要な拠点である場合には、「拠点A」を車両Mの立ち寄り先として含めてもよい。
[自動運転制御装置の処理フロー]
以下、第1実施形態に係る自動運転制御装置100の一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図5〜図7は、第1実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、スケジュール情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図6および図7は、走行計画の変更処理の一例を示すフローチャートである。
以下、第1実施形態に係る自動運転制御装置100の一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図5〜図7は、第1実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、スケジュール情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図6および図7は、走行計画の変更処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図5に示すフローチャートについて説明する。図5に示すフローチャートの処理は、例えば、ナビゲーション装置70により車両Mの目的地が設定された場合に実行されてもよい。
走行計画作成部140は、第1地図情報74を参照して、車両Mの走行経路上に位置する拠点の中から、エネルギー充填が好ましい拠点を特定する(ステップS10)。走行計画作成部140は、ステップS10において特定した拠点の中から、一つの拠点を選択する(ステップS12)。走行計画作成部140は、ステップS12において選択した拠点への車両Mの想定到着時刻をナビゲーション装置70から取得する。走行計画作成部140は、取得した想定到着時刻とスケジュール情報170とを比較し、選択した拠点への想定到着時刻と利用者のスケジュールが登録されていない時間帯とが重複するか否かを判定する(ステップS14)。走行計画作成部140は、選択した拠点への想定到着時刻と利用者のスケジュールが登録されていない時間帯とが重複しないと判定した場合、エネルギー充填時に利用者の作業が不要な拠点であるか否かを判定する(ステップS16)。走行計画作成部140は、エネルギー充填時に利用者の作業が不要な拠点であると判定した場合、選択した拠点への車両Mの立ち寄りを許可する(ステップS18)。走行計画作成部140は、ステップS14において、選択した拠点への想定到着時刻と利用者のスケジュールが登録されていない時間帯とが重複すると判定した場合にも、選択した拠点への車両Mの立ち寄りを許可する(ステップS18)。一方、走行計画作成部140は、ステップS16において、エネルギー充填時に利用者の作業が必要な拠点であると判定した場合、選択した拠点への車両Mの立ち寄りを規制する(ステップS20)。
次に、走行計画作成部140は、ステップS10において特定した全ての拠点を選択済みであるか否かを判定する(ステップS22)。走行計画作成部140は、全ての拠点を選択済みではないと判定した場合、その処理をステップS12に戻す。そして、走行計画作成部140は、前回とは別の拠点を選択した後(ステップS12)、ステップS14〜ステップS20の処理を行う。走行計画作成部140は、ステップS22において、全ての拠点を選択済みであると判定した場合、ステップS18において、立ち寄りを許可した拠点があるか否かを判定する(ステップS24)。走行計画作成部140は、立ち寄りを許可した拠点がないと判定した場合、ステップS10において特定した拠点の中から立ち寄りを許可する拠点を選択する(ステップS26)。走行計画作成部140は、例えば、立ち寄りを許可する拠点をランダムに選択してもよいし、車両Mの利用者からの入力操作に基づき、立ち寄りを許可する拠点を選択してもよい。走行計画作成部140は、許可された拠点を車両Mが立ち寄るように走行計画を作成する(ステップS28)。これによって、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。
次に、図6に示すフローチャートについて説明する。図6に示すフローチャートの処理は、例えば、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングとなった場合に実行されてもよい。
走行計画作成部140は、車室内カメラ50により認識された車両Mの利用者の睡眠状態に基づき、利用者が睡眠中であるか否かを判定する(ステップS30)。走行計画作成部140は、車両Mの利用者が睡眠中であると判定した場合、睡眠の終了後に拠点に車両Mが立ち寄るように、走行計画を変更する(ステップS32)。これによって、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。
次に、図7に示すフローチャートについて説明する。図7に示すフローチャートの処理は、例えば、テレビ会議システム60を利用した会議の開催タイミングとなった場合に実行されてもよい。
走行計画作成部140は、テレビ会議システム60から会議の開催通知を取得する(ステップS40)。走行計画作成部140は、会議の開催通知を取得した場合、スケジュール情報170を参照し、会議の開始予定時刻を取得する。次に、走行計画作成部140は、会議の開始予定時刻よりも前に車両Mが拠点に立ち寄るように走行計画を変更する(ステップS42)。次に、走行計画作成部140は、テレビ会議システム60を利用した会議が計画通りに終了しないか否かを判定する(ステップS44)。この場合、走行計画作成部140は、例えば、テレビ会議システム60が車両Mの利用者から会議の延長の申請を受け付けたか否かに基づき、会議が計画通りに終了しないことが予測されるか否かを判定する。また、走行計画作成部140は、例えば、スケジュール情報170に登録された会議の終了予定時刻が経過するまでに、テレビ会議システム60から会議の終了通知を取得したか否かに基づき、会議が計画通りに終了しなかったか否かを判定してもよい。走行計画作成部140は、会議が計画通りに終了しないと判定した場合、拠点への車両Mの立ち寄りを遅らせるように走行計画を変更する(ステップS46)。これによって、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。
上記説明した第1実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、利用者の快適性を高めることができる。例えば、利用者が睡眠中や会議中である時間帯に、車両Mがエネルギー充填のための拠点に立ち寄る場合、エネルギー充填の際に発生する騒音などによって利用者の行動が妨げられる場合があった。したがって、第1実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、車両Mのエネルギーを充填する拠点に車両Mが立ち寄ることを含む、走行計画を作成する。これにより、利用者の快適性を高めることができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較すると、車両が走行中の道路事情を考慮して走行計画を変更している点で、走行計画の変更処理の処理内容が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較すると、車両が走行中の道路事情を考慮して走行計画を変更している点で、走行計画の変更処理の処理内容が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
以下、第2実施形態に係る自動運転制御装置100の一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図8および図9は、第2実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8および図9は、走行計画の変更処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図8に示すフローチャートについて説明する。図8に示すフローチャートの処理は、例えば、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで実行されてもよい。
走行計画作成部140は、車室内カメラ50から取得した認識結果に基づき、車両Mの自動運転中に利用者が睡眠中であるか否かを判定する(ステップS50)。走行計画作成部140は、車両Mの利用者が複数である場合、利用者ごとに睡眠中であるか否かを判定し、判定の対象となる全ての利用者が睡眠中であるか否かを判定する。走行計画作成部140は、車両Mの自動運転中に利用者が睡眠中ではないと判定した場合、起きている利用者が子供のみであるか否かを判定する(ステップS52)。車室内カメラ50の画像認識部52は、例えば、室内を撮像した画像から車両Mの利用者の顔を認識し、認識した利用者の顔に対して顔認証処理を行うことにより、車両Mの利用者の年齢を推定してもよい。
走行計画作成部140は、車両Mの自動運転中に利用者が睡眠中であると判定した場合、または、起きている利用者が子供のみである場合には、利用者の全員が睡眠中であるものとして扱い、車両Mのエネルギー残量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS54)。走行計画作成部140は、車両Mのエネルギー残量が所定値以上であると判定した場合、車両Mの走行経路に渋滞が発生したか否かを判定する(ステップS56)。走行計画作成部140は、車両Mの走行経路に渋滞が発生していないと判定した場合、車両Mの走行環境が外乱を含むことが予測されるか否かを判定する(ステップS58)。外乱は、車両Mの自動運転中に、睡眠中の利用者を目覚めさせるか否かに影響する要素であり、例えば、天候、風速などに関する情報を含む。走行計画作成部140は、車両Mの走行環境が外乱を含むことが予測されないと判定した場合、拠点への車両Mの立ち寄りを延期するように、車両Mの走行計画を変更する(ステップS60)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。一方、走行計画作成部140は、車両Mのエネルギー残量が所定値以上ではないと判定した場合には、車両Mの走行計画を変更することなく、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。また、走行計画作成部140は、車両Mのエネルギー残量が所定値以上であっても、車両Mの走行経路に渋滞が発生した場合、または、車両の走行環境が睡眠中の利用者を目覚めさせる程度の外乱を含むことが予測された場合、車両Mの走行計画を変更することなく、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。
次に、図9に示すフローチャートについて説明する。図9に示すフローチャートの処理は、例えば、利用者の覚醒度が所定値未満まで低下した場合に実行されてもよい。利用者の覚醒度は、例えば、画像認識部52が車室内を撮像した画像から認識した利用者の目の開き具合に基づいて算出される。
走行計画作成部140は、例えば、画像認識部52により算出される利用者の覚醒度が第1閾値未満である場合、利用者が睡眠に入る直前であると判定する。また、走行計画作成部140は、例えば、画像認識部52により算出される利用者の覚醒度が第1閾値よりも小さい第2閾値未満である場合、利用者が睡眠に入ったと判定する。走行計画作成部140は、利用者が睡眠に入る直前であると判定してからの経過時間、または、睡眠に入ったと判定してからの経過時間が第1所定時間以内であるか否かを判定する(ステップS70)。走行計画作成部140は、利用者が睡眠に入る直前であると判定してからの経過時間、または、睡眠に入ったと判定してからの経過時間が第1所定時間以内であると判定した場合、拠点への車両Mの立ち寄りを早めるように、走行計画を変更する(ステップS72)。これによって、本フローチャートの1サイクルの処理が終了する。
上記説明した第2実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、第1実施形態に係る自動運転制御装置100の効果を奏する他、車両Mの利用者の利便性を高めることができる。例えば、車両Mの走行計画を作成するにあたって、出発地から目的地までの中間くらいに位置する一箇所でエネルギーを充填する場合、エネルギー充填のタイミングと利用者の会議または睡眠のタイミングとが重複しやすい。したがって、第2実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、車両Mの利用者のスケジュールに応じて、拠点への車両Mの立ち寄りを早める。すなわち、車両Mのエネルギーを充填する箇所を増やしてでも、車両Mの乗員のスケジュールを優先する。その結果、車両Mが立ち寄る拠点の数が増大することに伴って車両Mのエネルギー残量が確保されやすくなるため、利用者の会議または睡眠の期間が当初の予定よりも長引いた場合であっても、拠点への車両Mの立ち寄りを延期することが可能となる。これによって、車両Mの利用者の利便性を高めることができる。
また、第2実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、第1実施形態に係る自動運転制御装置100の効果を奏する他、利用者の快適性を維持しつつ、車両Mのエネルギー充填の機会が確保しやすくなる。例えば、車両Mの利用者が睡眠に入る直前、または、車両Mの利用者の睡眠が浅い状態である場合には、外部からの刺激が利用者に加わることにより、利用者の覚醒は円滑に促される。したがって、第2実施形態に係る自動運転制御装置100によれば、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、車両Mの利用者の睡眠が浅い状態である場合には、利用者の睡眠が深くなる前に車両Mを拠点に立ち寄らせることにより、利用者の覚醒が円滑に促される。これによって、利用者の快適性を維持しつつ、車両Mのエネルギー充填の機会が確保しやすくなる。
[実施形態の変形例]
・上記各実施形態において、走行計画作成部140は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、利用者が睡眠中である場合、車両Mを拠点の手前に停止させて第2所定時間が経過するまで待機させるように、走行計画を変更してもよい。
・上記各実施形態において、走行計画作成部140は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、利用者が睡眠中である場合、車両Mを拠点の手前に停止させて第2所定時間が経過するまで待機させるように、走行計画を変更してもよい。
・上記各実施形態において、走行計画作成部140は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、車両Mのエネルギー残量が所定値以上であり、且つ、利用者が睡眠に入る直前、または、睡眠に入ってからの経過時間が第1所定時間以内である場合、拠点への車両Mの立ち寄りを計画通りに行うように、走行計画を維持してもよい。
・上記各実施形態において、自動運転制御装置100は、車両Mが拠点に立ち寄るタイミングで、車両Mのエネルギー残量が所定値以上であり、且つ、利用者が睡眠に入る直前、または、睡眠に入ってからの経過時間が第1所定時間以内である場合、走行計画作成部140による走行計画の変更に代えて、または、加えて、利用者を覚醒させる制御を行う覚醒制御部をさらに備えてもよい。利用者を覚醒させる制御は、例えば、利用者が着座するシートへの振動の付与、車室内における音楽の再生、および、車室内におけるにおいの拡散などを含む。
・上記各実施形態において、車室内カメラ50が撮像した車室内の画像を第1制御部120に出力し、第1制御部120が車室内カメラ50から入力された画像に対して画像認識処理を行うことにより、車室内に存在する利用者の睡眠状態を認識してもよい。
・上記各実施形態において、スケジュール情報は、通信装置20と通信可能な各種サーバ装置または携帯端末装置に登録してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両システム、10…カメラ、12…レーダ装置、14…ファインダ、16…物体認識装置、20…通信装置、30…HMI、40…車両センサ、50…車室内カメラ、52…画像認識部、60…テレビ会議システム、70…ナビゲーション装置、80…MPU、90…運転操作子、100…自動運転制御装置、120…第1制御部、130…認識部、140…走行計画作成部、150…行動計画生成部、160…第2制御部、162…取得部、164…速度制御部、166…操舵制御部、170…スケジュール情報、200…走行駆動力出力装置、210…ブレーキ装置、220…ステアリング装置。
Claims (15)
- 車両の利用者が車室内で行う予定の行動が登録されたスケジュール情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得されたスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄ることを含む、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する走行計画作成部と、
前記走行計画作成部により作成された前記走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する運転制御部と、
を備える、
車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記利用者が睡眠中である場合、睡眠の終了後に前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を変更する、
請求項1記載の車両制御システム。 - 前記スケジュール情報は、前記車両の自動運転時に、前記利用者が参加予定の会議に関する情報を含み、
前記走行計画作成部は、前記スケジュール情報に登録されている会議が計画通りに終了しないことが予測される場合、または、前記スケジュール情報に登録されている会議が計画通りに終了しなかった場合、前記拠点に前記車両が立ち寄るタイミングを遅らせるように、前記走行計画を変更する、
請求項1または2記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両の自動運転時に、前記会議が開催される場合、前記会議が始まる前に前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を変更する、
請求項3記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、事前に計画された前記車両の走行経路上にある複数の拠点のうち、前記車両へのエネルギーの充填時において前記車両の利用者の操作を要さない拠点への前記車両の立ち寄りを、前記利用者のスケジュールが登録されている時間帯と重複しているか否かに関わらず許可するように、前記走行計画を作成する、
請求項1から4のうちいずれか1項記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、ガソリンスタンドまたは水素ステーションへの前記車両の立ち寄りを規制するように、前記走行計画を作成する、
請求項5記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記車両の利用者が睡眠中である場合、前記車両のエネルギー残量が所定値以上である場合には、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、前記車両が立ち寄る拠点を、前記車両の進行方向の先側に位置する拠点に変更する、
請求項1から6のうちいずれか1項記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記車両が走行している道路に渋滞が発生している場合、前記車両のエネルギー残量が前記所定値以上である場合にも、計画通りに前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を維持する、
請求項7記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両の走行環境が、睡眠中の前記利用者を目覚めさせる程度の外乱を含むことが予測される場合、前記車両のエネルギー残量が前記所定値以上である場合にも、計画通りに前記拠点に前記車両が立ち寄るように、前記走行計画を維持する、
請求項7記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両の利用者が複数であり、且つ、起きている利用者が子供のみである場合、前記複数の利用者の全員が睡眠中であるものとして扱い、事前に計画された前記車両の走行経路上に位置する複数の拠点のうち、前記車両が立ち寄る拠点を、前記車両の進行方向の先側に位置する拠点に変更する、
請求項7記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記利用者が睡眠に入る直前からの経過時間、または、前記利用者が睡眠に入ってからの経過時間が第1所定時間以内である場合、前記走行計画を維持するか、または、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングを早めるように、前記走行計画を変更する、
請求項7記載の車両制御システム。 - 前記利用者が睡眠に入る直前からの経過時間、または、前記利用者が睡眠に入ってからの経過時間が前記第1所定時間以内である場合、前記利用者を覚醒させる制御を行う覚醒制御部をさらに備える、
請求項11記載の車両制御システム。 - 前記走行計画作成部は、前記車両が前記拠点に立ち寄るタイミングで、前記利用者が睡眠中である場合、前記車両を前記拠点の手前に停止させて第2所定時間が経過するまで待機させるように、前記走行計画を変更する、
請求項1から12のうちいずれか1項記載の車両制御システム。 - コンピュータが、
車両の利用者が車室内で行う行動の予定を示すスケジュール情報を取得し、
前記取得されるスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄るように、前記車両の自動運転時における走行計画を作成し、
前記作成された走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する、
車両制御方法。 - コンピュータに、
車両の利用者が車室内で行う行動の予定を示すスケジュール情報を取得する処理と、
前記取得されるスケジュール情報を参照し、前記利用者のスケジュールが登録されていない時間帯に、前記車両の走行に用いられるエネルギーを充填する拠点に前記車両が立ち寄るように、前記車両の自動運転時における走行計画を作成する処理と、
前記作成された走行計画に従って前記車両の自動運転を制御する処理と、
を実行させるプログラム。
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