JP2021006494A - リヒートプレス用ガラス材料、リヒートプレス済ガラス材料、研磨済ガラス及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下で含有するガラスと、
前記ガラスを被覆する表面改質層とを含み、
前記表面改質層のLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が、前記ガラスの当該成分の含有量よりも多い、リヒートプレス用ガラス材料。
[2] ホウ酸ランタン系ガラスと、
前記ガラスを被覆する表面改質層とを含み、
前記表面改質層のLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が、前記ガラスの当該成分の含有量よりも多い、リヒートプレス用ガラス材料。
[3] 前記表面改質層の厚さは1000nm以下である、[1]又は[2]に記載のリヒートプレス用ガラス材料。
[4] 前記ガラスは、Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分をいずれも0.1質量%以下含有する、[1]乃至[3]のいずれか一項に記載のリヒートプレス用ガラス材料。
[5] [1]乃至[4]のいずれか一項に記載のリヒートプレス用ガラス材料由来のリヒートプレス済ガラス材料。
[6] [5]に記載のリヒートプレス済ガラス材料由来の研磨済ガラス。
[7 ] ガラス原料をLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下のガラスになるように熔融し、その後冷却することによりガラスを製造する工程と、
前記ガラスをLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の少なくとも一種を含む溶融塩に浸漬させることにより、前記ガラスの表面に表面改質層を形成させる工程と、を含むリヒートプレス用ガラス材料の製造方法。
[8] ホウ酸ランタン系ガラスの原料を熔融し、その後冷却することによりホウ酸ランタン系ガラスを製造する工程と、
前記ホウ酸ランタン系ガラスをLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の少なくとも一種を含む溶融塩に浸漬させることにより、前記ガラスの表面に表面改質層を形成させる工程と、を含むリヒートプレス用ガラス材料の製造方法。
[9] [7]又は[8]に記載の製造方法により得られたリヒートプレス用ガラス材料をリヒートプレスする工程を含む、リヒートプレス済ガラス材料の製造方法。
[10] [9]の製造方法により得られたリヒートプレス済ガラス材料を研削及び研磨する工程を含む研磨済ガラスの製造方法。
以下、リヒートプレス用ガラス材料について説明する。尚、本明細書では特に断らない限り、ガラス組成を表示する際に使用する「%」は、「質量%」を意味する。また、本明細書において、数値範囲を特定するときに用いる「〜」は、上限及び下限のいずれもその範囲に含まれるものとする。例えば、ガラス構成成分の含有量として「10〜20%」と表示する場合は、10質量%以上であり、かつ20質量%以下であることを意味する。また、ガラス構成成分の含有量は、酸化物に換算した量とする。さらに、ガラス構成成分の含有量(含有率)は、公知の方法、例えば、誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP−AES)、誘導結合プラズマ質量分析法(ICP−MS)等の方法で定量することができ、本発明において、ガラス構成成分の含有量が0%とは、この構成成分を実質的に含まないことを意味し、当該成分が不可避的不純物レベルで含まれることを許容するものである。
また、本明細書において、「アルカリ金属」とは、Li(リチウム)、Na(ナトリウム)、K(カリウム)、Rb(ルビジウム)、Cs(セシウム)、Fr(フランジウム)を言う。
(第一態様)
本発明のリヒートプレス用ガラス材料の第一態様は、アルカリ金属成分(Li成分(Li2O)、Na成分(Na2O)、K成分(K2O)、Rb成分(Rb2O)、Cs成分(Cs2O)及びFr成分(Fr2O))の合計含有量が1.2質量%以下(0質量%を含む)のガラスを、母ガラスとして使用する。
第一態様のガラスの種類としては、アルカリ金属成分を酸化物として、1.2質量%以下含有するガラスであれば、特に制限されることなく実施することができる。
本発明のリヒートプレス用ガラス材料の第二態様は、母ガラスが、ホウ酸ランタン系ガラスである。
第二態様の母ガラスの種類としては、ホウ酸ランタン系ガラスであれば、特に制限されることなく実施することができる。ホウ酸ランタン系ガラスは、光学ガラス用途においては、一般的に高屈折率低分散ガラス等であり、このようなガラスを本発明は対象にすることができる。
本発明は、第一態様の特徴である、母ガラスのLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下であることと、第二態様の特徴である、母ガラスがホウ酸ランタン系ガラスであることを、いずれも満たす態様であることが好ましい。すなわち、本発明は、Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下(0質量%を含む)であるホウ酸ランタン系を母ガラスとして使用することが好ましい。
表面改質層は、Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が母体となるガラスの当該成分の含有量よりも多いことを特徴とする。表面改質層もガラスであるため、母体となるガラスとの境界を確認することは難しいが、本発明のリヒートプレス用ガラス材料を表面から母体となるガラスの中心に向かって成分量を測定した場合に、表面に近い部分はLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分又はFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が、母体ガラスのLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分又はFr成分の含有量よりも多い部分が存在し、この部分を本明細書では表面改質層とする。
表面改質層の厚さの下限については特に限定されないが、1nm以上であれば好ましく、10nm以上であればさらに好ましい。10nm以上であれば、リヒートプレス用ガラス材料の表面部分の安定性が高まり、加熱により軟化しやすくなる。
なお、表面改質層の厚さは、表面改質層に含まれるアルカリ金属の多い部分のLIBS(Laser Induced Breakdown Spectroscopy(レーザー誘起ブレークダウン分光法))によって測定した強度が、未処理のガラスのLIBSの最大強度と同じ強度になるところを境界とする。例えば、図8では、NaNO3で処理したガラスのLIBSの境界は、5Shotの位置において未処理の最大強度と同じになるため、ガラスと表面改質層との境界は、500nmである、ということができる。
本発明のリヒートプレス用ガラス材料は、研磨済ガラス、特にガラス製の光学素子、例えば光学レンズを製造するための材料として好適である。リヒートプレス用ガラス材料から、研磨済ガラスを製造するためには、まずリヒートプレス用ガラス材料をリヒートプレスすることにより、リヒートプレス済ガラス材料を製造する。次に、リヒートプレス済ガラス材料を研削及び研磨等をすることにより、研磨済ガラスを製造する。本発明のリヒートプレス用ガラス材料を用いた製造は、リヒートプレスによりガラス内部に結晶層が混入しくいため、高品質で歩留まりが高く、加熱によって形成される結晶層をより薄くできるため、研削及び研磨により取り除かれるガラス量を低減することができる。
(浸漬工程)
リヒートプレス用ガラス材料の製造方法について説明する。リヒートプレス用ガラス材料は、板状又は棒状等のガラス材料(母ガラス)を、所定の大きさになるように切断したもの(本明細書では、「カットピース」と称する場合もある)、又は熔融状態のガラスから直接得られるゴブなどをアルカリ金属の溶融塩(Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の少なくとも一種の成分を含む溶融塩)に浸漬させることで製造することができる。
次にガラスの成形について、説明する。本発明のリヒートプレス用ガラス材料は、リヒートプレスに好適である。
リヒートプレスについては、図面を用いて説明する。図1は、表面改質層を有さない材料をリヒートプレスしたときの概念図である。
リヒートプレス後、リヒートプレス済ガラス材料を、研削及び研磨することにより、最終製品の研磨済ガラスを製造することができる。得られた研磨済ガラスは光学レンズとして好適なものである。研削及び研磨は、従来から行われている方法により実施することができる。
なお、研削及び研磨に用いられる材料は、従来のものを使用することができる。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。なお、本実施例では、リヒートプレス用ガラス材料として、リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料を製造し、光学ガラスレンズを成形した。
まず、下記の組成を有するガラスが得られるように、ガラス原料(含有割合は質量%、ガラス組成No.1)を調合し、1400℃で熔融し、金型にキャスト後、730℃でアニールすることにより、板状の光学ガラスを得た。
B2O3 8.1%
SiO2 6.1%
La2O3 45.7%
Gd2O3 10.6%
Y2O3 0.3%
ZrO2 5.8%
TiO2 13.9%
Nb2O5 7.9%
ZnO 1.6%
ガラスの諸特性として、Tg(ガラス転移点)は709℃、nd(屈折率)は2.001、νd(アッベ数)は29.13であった。
(実施例1)
カットピース全体を、350℃に加熱した70mlの100モル%NaNO3溶融塩に浸漬させ、60分間浸漬させ、リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料1を得た。
溶融塩の種類(NaNO3、又はNaNO3とKNO3の1:1の混合物)、浸漬温度(Immersion temp.(℃))浸漬時間(Immersion time (min))を図3〜図7に示すような数値に変更した以外は、実施例1と同様にカットピースを浸漬させ、リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料2乃至13を得た。
リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料1〜13を、アニール炉内、700℃で10分間保持し、その後880℃で10間加熱後取り出して、加熱後のリヒートプレス用光学ガラスレンズ1〜13の高さを測定し、加熱前の高さ(9.0mm)からの減少量(Δt)を算出した(図3〜図7に記載)。また、加熱後のリヒートプレス用光学ガラスレンズ1〜13はすべて表面が白くなっており、表面結晶層に覆われていることを確認した。また、同様に、浸漬していないカットピース(比較用リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料)を同様にリヒート実験し、カットピースの厚さを測定した。浸漬していないカットピースも表面結晶層に覆われていることを確認した。リヒート実験後のリヒートプレス用光学ガラスレンズ材料1〜13、及び比較用リヒートプレス用光学ガラスレンズの材料の写真も図3〜7に示す。
加熱後のリヒートプレス用光学ガラスレンズ材料7を切断し、表面結晶層の厚さを写真撮影等により測定したところ20μmであった。同様に、比較用リヒートプレス用光学ガラスレンズを切断し、表面結晶層の厚さを写真撮影等により測定したところ、50μmであった。表面改質層を含めた表面部分の組成が変わり、硬い結晶ではない表面結晶層に覆われ、カットピースは、角が取れた球形に近い状態となった。このようなカットピースであれば、リヒートプレス時に、角が中ガラス中に侵入せず、また、薄い表面結晶層は、ガラスの研削及び研磨により十分除去できる程度の厚さであった。
リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料(リヒートプレス前)の表面改質層のNa成分の測定には、例えば、LIBS(Laser Induced Breakdown Spectroscopy(レーザー誘起ブレークダウン分光法),Applied Spectra社製装置を使用。)を用いることができる。以下の測定ではLIBSを用いた。
リヒートプレス用光学ガラスレンズ材料7(リヒートプレス前)について、このような装置を用いて、表面改質層の成分を測定した。結果を図8示す。母ガラスにNa成分が含まれていないのにもかかわらず、表面から所定の距離(おおよそ500nm)はNa成分が多いことがわかった。これは、浸漬によりNa成分がガラス中に侵入したものと推測される。
上記リヒートプレス成形した後のリヒートプレス済ガラス材料の表面について、リヒートプレス用ガラス材料の表面分析と同様の方法により表面分析を行うことによって、リヒートプレス用ガラス材料と同様の表面改質層が存在することを確認した。
次いで、上記レンズブランクを研削及び研磨し、各種光学レンズを作製した。レンズブランクにはガラス材料の端部や角の表面結晶層のガラス内部への侵入がないため、研削及び研磨する量を低減することができた。
なお、上記リヒートプレス成形、研削、研磨は公知の方法を適用することができる。
以上、光学レンズの作製について説明したが、本発明は、光学レンズ以外にもプリズムなどガラス製の各種光学素子の製造、光学素子以外のガラス物品の製造にも適用することができる。
11,21 ガラス
11a,21a 結晶層
11b 侵入結晶層
12,22 上型
13,23 下型
Claims (10)
- Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下で含有するガラスと、
前記ガラスを被覆する表面改質層とを含み、
前記表面改質層のLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が、前記ガラスの当該成分の含有量よりも多い、リヒートプレス用ガラス材料。 - ホウ酸ランタン系ガラスと、
前記ガラスを被覆する表面改質層とを含み、
前記表面改質層のLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分のうち少なくとも一種の成分の含有量が、前記ガラスの当該成分の含有量よりも多い、リヒートプレス用ガラス材料。 - 前記表面改質層の厚さは1000nm以下である、請求項1又は2に記載のリヒートプレス用ガラス材料。
- 前記ガラスは、Li成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分をいずれも0.1質量%以下含有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリヒートプレス用ガラス材料。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリヒートプレス用ガラス材料由来のリヒートプレス済ガラス材料。
- 請求項5に記載のリヒートプレス済ガラス材料由来の研磨済ガラス。
- ガラス原料をLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の合計含有量が1.2質量%以下のガラスになるように熔融し、その後冷却することによりガラスを製造する工程と、
前記ガラスをLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の少なくとも一種を含む溶融塩に浸漬させることにより、前記ガラスの表面に表面改質層を形成させる工程と、を含むリヒートプレス用ガラス材料の製造方法。 - ホウ酸ランタン系ガラスの原料を熔融し、その後冷却することによりホウ酸ランタン系ガラスを製造する工程と、
前記ホウ酸ランタン系ガラスをLi成分、Na成分、K成分、Rb成分、Cs成分及びFr成分の少なくとも一種を含む溶融塩に浸漬させることにより、前記ガラスの表面に表面改質層を形成させる工程と、を含むリヒートプレス用ガラス材料の製造方法。 - 請求項7又は8に記載の製造方法により得られたリヒートプレス用ガラス材料をリヒートプレスする工程を含む、リヒートプレス済ガラス材料の製造方法。
- 請求項9の製造方法により得られたリヒートプレス済ガラス材料を研削及び研磨する工程を含む研磨済ガラスの製造方法。
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