JP2021006486A - エレベータの利用者検知システム - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、上記検知エリア設定手段は、少なくとも、上記乗りかごの出入口周辺の乗場に第1の検知エリアと上記乗場の上記乗りかごの出入口近傍に第2の検知エリアを設定し、上記検知処理手段は、上記第1の検知エリアの画像に基づいて、上記乗場の利用者の待ち状況を検知し、上記第2の検知エリアの画像に基づいて、上記乗りかごの出入口に接近する利用者を検知することを特徴とする。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
乗りかご11の出入口にかごドア13が開閉自在に設けられている。図2の例では2枚戸両開きタイプのかごドア13が示されており、かごドア13を構成する2枚のドアパネル13a,13bが間口方向(水平方向)に沿って互いに逆方向に開閉動作する。なお、「間口」とは、乗りかご11の出入口と同じである。
図6は本システムにおける全体の処理の流れを示すフローチャートである。
・ドアの高さ
・柱の幅
・ドアのタイプ(両開き/右側あるいは左側の片開き)
・床や壁の面積
・間口に対するカメラの相対位置(3次元)
・カメラの角度(3軸)
・カメラの画角(焦点距離)
検知エリア設定部22aは、これらの値に基づいて撮影画像上で検知対象が映る領域を算出する。例えば、正面柱41a,41bであれば、検知エリア設定部22aは、間口(出入口)の両端から垂直に正面柱41a,41bが立っていると仮定し、間口に対するカメラ12の相対位置・角度・画角を基に正面柱41a,41bの3次元座標を算出する。
図6に示すように、乗りかご11が任意の階の乗場15に到着すると(ステップS12のYes)、エレベータ制御装置30は、かごドア13を戸開する(ステップS13)。
検知処理は、画像処理装置20に備えられた検知部22の検知処理部22bによって検知エリア毎に実行される。すなわち、検知処理部22bは、カメラ12によって時系列で得られる複数の撮影画像から検知エリアE1〜E4内の画像をそれぞれ抽出することにより、これらの画像を解析処理して各検知エリアE1〜E4に応じた検知処理を行う。
図8に示すように、検知処理部22bは、乗りかご11の床面19に設定された検知エリアE1内の画像を解析処理して、乗りかご11内における利用者の乗車位置や乗車人数等を含む乗車状況を検知する(ステップS21)。
検知処理部22bは、正面柱41a,41bの内側側面41a−1,41b−1に設定された検知エリアE2−1,E2−2内の画像を解析処理して、戸開時にかごドア13への挟まれ検知を行う(ステップS22)。ここで言う「かごドア13への挟まれ検知」とは、2枚戸両開きタイプのかごドア13において、戸開時に利用者が戸袋42a,42bへの引き込まれることを事前に検知することである。すなわち、例えば図9に示すように、戸開時に利用者が正面柱41aの内側側面41a−1に手をついたときに、その手が戸袋42aに引き込まれる前に検知することである。
図10は2枚戸片開きタイプのかごドアが用いられた乗りかご内の出入口周辺部分の構成を示す図である。この例では、乗りかご11の出入口に2枚戸片開きタイプのかごドア13が開閉自在に設置されている。かごドア13は、図11に示すように2枚のドアパネル13a,13bを有し、これらが間口方向に沿って同じ方向に開閉動作する。
図12に示すように、検知処理部22bは、乗場15の周辺に設定された検知エリアE3内の画像を解析処理して、乗場15における利用者の待ち位置、待ち人数等を含む乗場状況を検知する(ステップS23)。
検知処理部22bは、乗場15の乗りかご11の出入口近くに設定された検知エリアE4内の画像を解析処理して、戸開時に乗場15から乗りかご11に接近中の利用者または物を検知する(ステップS24)。
図13は画像比較による動き検知を説明するための図である。図13(a)は時間tnで撮影された画像の一部、同図(b)は時間tn+1で撮影された画像の一部を模式的に示している。図中のP1,P2は撮影画像上で動きありとして検知された利用者の画像部分であり、実際には画像比較によって動きありとして検知されたブロックの集合体である。
上記実施形態では、1台の乗りかごを例にして説明したが、複数台の乗りかごを有するエレベータの群管理システムに対しても適用できる。
新たな乗場呼びが発生した際に、画像処理装置20a〜20dから検知結果として出力される乗車人数(混雑度)に基づいて、各号機の乗りかご51a〜51dの中で比較的空いている乗りかごに当該乗場呼びを割り当てる。
画像処理装置20a〜20dから検知結果として出力される乗りかごの状況に応じて、何らかの異常が発生している乗りかごの運転を休止制御する。
画像処理装置20a〜20dから検知結果として出力される利用者の有無に基づいて、利用者が乗車していない乗りかごを特定階に待機させておく。特定階とは、利用者の乗車頻度の高い基準階などが含まれる。
Claims (9)
- 乗りかご内に設置され、超広角レンズを有し、上記乗りかご内の全体と上記乗りかごの出入口付近の乗場を撮影可能な撮像手段と、
この撮像手段によって撮影された画像上で少なくとも2つ以上の検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、
この検知エリア設定手段によって設定された検知エリア毎に上記乗りかごの運転動作に関連した検知処理を実行する検知処理手段とを具備し、
上記検知エリア設定手段は、
少なくとも、上記乗りかごの出入口周辺の乗場に第1の検知エリアと上記乗場の上記乗りかごの出入口近傍に第2の検知エリアを設定し、
上記検知処理手段は、
上記第1の検知エリアの画像に基づいて、上記乗場の利用者の待ち状況を検知し、
上記第2の検知エリアの画像に基づいて、上記乗りかごの出入口に接近する利用者を検知することを特徴とするエレベータの利用者検知システム。 - 上記乗りかごの運転動作に関連した検知処理には、上記乗りかごの戸開動作中あるいは戸閉動作中における利用者または物の検知処理が含まれることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記乗りかごの運転動作に関連した検知処理には、上記乗りかごの昇降動作中における利用者または物の検知処理が含まれることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記乗りかごの運転動作に関連した検知処理には、上記乗りかごの停止中における利用者または物の検知処理が含まれることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記検知エリア設定手段は、
少なくとも、上記乗りかごの床面に第3の検知エリアと上記乗りかごのドア近傍に第4の検知エリアを設定し、
上記検知処理手段は、
上記第3の検知エリアの画像に基づいて、上記乗りかご内の利用者の乗車状況を検知し、
上記第4の検知エリアの画像に基づいて、上記乗りかごのドアへの利用者の挟まれを事前に検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記撮像手段は、
上記乗りかごの出入口上部に設置されることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記検知処理手段の検知結果に基づいて、上記乗りかごの運転を制御する運転制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記検知処理手段の検知結果に基づいて、上記乗りかごのドアの戸開閉を制御する戸開閉制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記検知処理手段の検知結果に基づいて、上記乗りかご内の利用者に注意を喚起する通知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
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JP7098774B1 (ja) | 2021-03-16 | 2022-07-11 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ除菌システム及びエレベータ除菌方法 |
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JP2012020823A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータドアの安全装置 |
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