JP2021005329A - 情報処理システム、店舗端末、決済管理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、店舗端末、決済管理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子決済及び特典付与に関する処理を行うための操作負担を軽減する。【解決手段】決済管理装置40において、通知部42は、店舗端末20からの決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応付けられた特典ユーザIDを記憶部41から読み出し、通信網2経由で店舗端末20に通知する。決済部43は、店舗端末20からの決済要求に応じて、電子決済を行うための処理を実行する。店舗端末20において、第2送信部24は、取得された特典ユーザIDを含む特典付与要求を通信網2経由で特典付与装置30a,30bに送信する。特典付与装置30a,30bは、この特典付与要求に応じてユーザに特典を付与する。【選択図】図6

Description

本発明は、電子的な決済処理及び特典付与処理を連携させるための技術に関する。
スマートホン等の携帯端末の普及に伴い、その携帯端末を用いて電子的な決済を行う電子決済サービスや、商取引を行ったユーザに特典を付与する特典付与サービスが広く利用されるようになっている。例えば特許文献1には、このような電子決済サービスと特典付与サービスとを連携させる仕組みが開示されている。
特開2009−134521号公報
ところで、現行の仕組みにおいては、ユーザが店舗で商品を購入する場合、スマートホン等の携帯端末において電子決済サービスを受けるための操作(例えば電子決済サービスを受けるためのプログラムを起動して専用の1次元コードや2次元コードを携帯端末に表示させる操作等)を行い、さらに、その商品の購入に応じてポイント等の特典の付与を受けるための操作(例えば特典付与サービスを受けるためのプログラムを起動して専用の2次元コードを携帯端末に表示させる操作等)を行う必要がある。特にユーザが1つの店舗で商品を購入したときに複数の特典付与サービスによる特典の付与を受ける場合には、それぞれの特典付与サービスを受けるための操作を繰り返す必要があり、ユーザにとっては非常に煩雑である。一方、店舗の従業員も、ユーザの操作に応じて逐一、店舗端末を操作したりする必要があり、これも煩雑である。
そこで、本発明は、電子決済及び特典付与に関する処理を行うための操作負担を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、店舗端末と、電子決済に関する処理を行う決済管理装置とを備え、前記店舗端末は、前記決済管理装置においてユーザを識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部とを備え、前記決済管理装置は、各々のユーザの前記第1のユーザ識別情報及び前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する記憶部と、前記店舗端末からの前記決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知する通知部とを備えることを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記決済管理装置において、前記記憶部は、各々のユーザの前記第1のユーザ識別情報に対応付けて、複数の前記特典付与装置において当該ユーザをそれぞれ識別するための複数の前記第2のユーザ識別情報を記憶し、前記通知部は、前記決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた複数の前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知し、前記店舗端末において、前記第2送信部は、取得された複数の前記第2ユーザの識別情報をそれぞれ1つずつ含む各特典付与要求を、複数の前記特典付与装置にそれぞれ送信するようにしてもよい。
前記決済管理装置は、前記決済要求に応じた電子決済に関する処理が完了すると、前記第1のユーザ識別情報に対応する前記携帯端末に決済完了通知を送信する第3送信部を備えるようにしてもよい。
前記決済管理装置が、前記携帯端末において、前記第1のユーザ識別情報を用いてユーザ認証を行う第1の認証画面にて当該第1のユーザ識別情報を用いたユーザ認証を行ったのち、前記第2のユーザ識別情報を用いてユーザ認証を行う第2の認証画面に遷移させ、当該2の認証画面にて前記第2のユーザ識別情報を用いたユーザ認証を行った場合に、 前記記憶部は、前記第1の認証画面にて用いられた前記第1のユーザ識別情報、及び、前記第2の認証画面にて用いられた前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶するようにしてもよい。
前記決済管理装置は、前記第2のユーザ識別情報が記された媒体を撮像した撮像画像に含まれる前記第2のユーザ識別情報を取得する第3取得部を備え、前記記憶部は、前記特典付与装置において前記媒体に記されたコードを用いた認証がなされると、前記第1のユーザ識別情報及び前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶するようにしてもよい。
前記店舗端末の前記第2送信部は、前記特典付与要求に応じて付与された特典を減算する場合には、前記第2取得部により取得された前記第2のユーザ識別情報を含み、特典の減算を要求する特典減算要求を前記特典付与装置に送信するようにしてもよい。
前記決済管理装置は、前記携帯端末から前記第2のユーザ識別情報を取得する第4取得部を備え、前記記憶部は、前記店舗端末の前記第1送信部によって送信されてくる前記第1のユーザ識別情報と、前記第4取得部によって前記携帯端末から取得された前記第2のユーザ識別情報とを対応付けて記憶するようにしてもよい。
また、本発明は、電子決済を要求するユーザを、電子決済に関する処理を行う決済管理装置において識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部とを備えることを特徴とする店舗端末を提供する。
また、本発明は、各々のユーザの第1のユーザ識別情報及び第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する記憶部と、請求項8記載の店舗端末からの前記決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知する通知部とを備えることを特徴とする決済管理装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、電子決済を要求するユーザを、電子決済に関する処理を行う決済管理装置において識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部とを実現させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、電子決済及び特典付与に関する処理を行うための操作負担を軽減することができる。
情報処理システム1の構成の一例を示す図である。 店舗端末20のハードウェア構成を示す図である。 特典付与装置30aが記憶するデータの一例を示す図である。 特典付与装置30bが記憶するデータの一例を示す図である。 決済管理装置40が記憶するデータの一例を示す図である。 情報処理システム1の機能構成の一例を示す図である。 情報処理システム1による動作の一例を示すシーケンス図である。
[構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の一例を示す図である。情報処理システム1は、ユーザが店舗で金銭を支払って商品やサービスを購入する商取引における決済を電子的に行うとともに、その商取引に応じてユーザに何らかの特典を付与するためのシステムである。ここでいう特典とは、ユーザにとって価値があるものであり、例えば店舗等においてユーザが金銭の代わりに使用し得るポイント等である。
図1に示すように、情報処理システム1は、ユーザが携帯する携帯端末10と、店舗に設置された店舗端末20と、ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置30a,30bと、電子決済に関する処理を行う決済管理装置40と、これらを通信可能に接続する無線通信網又は有線通信網を含む通信網2とを備えている。携帯端末10、店舗端末20、特典付与装置30a,30b及び決済管理装置40はいずれも通信可能なコンピュータである。より具体的には、携帯端末10は、例えばスマートホン、ウェアラブル端末又はタブレットなどの、ユーザが携帯可能なコンピュータである。店舗端末20は、店舗にて操作される端末であり、例えばPOS(Point of Sales)レジと一体に構成されたコンピュータ又はPOSレジに接続されたコンピュータであってもよいし、決済端末と呼ばれるコンピュータであってもよい。特典付与装置30a,30b及び決済管理装置40は、サーバとして構成されたコンピュータである。なお、図1には、携帯端末、店舗端末及び決済管理装置をそれぞれ1つずつ示しているが、これらはそれぞれ複数であってもよい。また、特典付与装置は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図2は、店舗端末20のハードウェア構成を示す図である。店舗端末20は、物理的には、プロセッサ2001、メモリ2002、ストレージ2003、通信装置2004、入力装置2005、出力装置2006、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータとして構成されている。これらの各装置は図示せぬ電池から供給される電力によって動作する。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。店舗端末20のハードウェア構成は、図2に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、店舗端末20を構成してもよい。
店舗端末20における各機能は、プロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信を制御したり、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ2001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ2001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ2001によって実現されてもよい。
プロセッサ2001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ2003及び通信装置2004の少なくとも一方からメモリ2002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。店舗端末20の機能ブロックは、メモリ2002に格納され、プロセッサ2001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ2001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ2001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ2001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介して通信網2から店舗端末20に送信されてもよい。
メモリ2002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ2002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ2002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ2003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ2003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置2004は、通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置2005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、カメラ、センサ、2次元コードリーダなど)である。出力装置2006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置2005及び出力装置2006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
プロセッサ2001、メモリ2002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
店舗端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ2001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
携帯端末10、特典付与装置30a、30b及び決済管理装置40は、図2に示す店舗端末20と同様にコンピュータを実現するためのハードウェアとして、プロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置及びこれらを接続するバスなどを備えている。ただし、携帯端末10が備える通信装置は、無線通信を実現するべく、例えばLTE(Long Time Evolution)等の通信規格に従って通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)である。この通信装置は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。また、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどがこの通信装置によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
図3に示すように、特典付与装置30aは、自装置が提供する特典付与サービスにおいてユーザを識別するための識別情報である特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)と、そのユーザに付与した特典とを対応付けてストレージに記憶している。特典付与装置30aにおいては、ユーザが特典付与装置30aの提供する特典付与サービスを受けるためのユーザ登録を行ったときに、そのユーザを識別するための特典ユーザIDが生成されて記憶される。図3の例では、特典として、金銭代わりに使用し得るポイントを例示している。例えば特典ユーザID「AU001」のユーザに付与された特典は、「1500」ポイントである。
同様に、図4に示すように、特典付与装置30bは、自装置が提供する特典付与サービスにおいてユーザを識別するための識別情報である特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)と、そのユーザに付与した特典とを対応付けてストレージに記憶している。特典付与装置30bにおいては、ユーザが特典付与装置30bの提供する特典付与サービスを受けるためのユーザ登録を行ったときに、そのユーザを識別するための特典ユーザIDが生成されて記憶される。図4の例では、特典として、金銭代わりに使用し得るポイントを例示している。例えば特典ユーザID「BU001」のユーザに付与された特典は、「12」ポイントである。特典付与装置30aにおける特典ユーザIDと特典付与装置30bにおける特典ユーザID
とは、互いに異なるものである。このため、特典付与装置30aは特典付与装置30bにおける特典ユーザIDを把握し得ないし、特典付与装置30bは特典付与装置30aにおける特典ユーザIDを把握し得ない。
次に、図5に示すように、決済管理装置40は、自装置が提供する電子決済サービスにおいてユーザを識別するための識別情報である決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)と、特典付与装置30aにおいてユーザを識別するための特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)と、特典付与装置30bにおいてユーザを識別するための特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)とを対応付けてストレージに記憶している。決済管理装置40においては、ユーザが決済管理装置40の提供する電子決済サービスを受けるためのユーザ登録を行ったときに、そのユーザを識別するための決済ユーザIDが生成されて記憶される。決済管理装置40に対して、特典付与装置30a,30bからの通信網2経由の通知又は決済管理装置40の管理者の手入力により、特典付与装置30a,30bにおける或るユーザの特典ユーザIDがそれぞれ入力され、これらがそのユーザの決済ユーザIDと対応付けて記憶される。図5の例では、或るユーザの決済ユーザID「XU001」に対応付けて、特典付与装置30aにおける特典ユーザID「AU001」及び特典付与装置30bにおける特典ユーザID「BU001」が記憶されている。つまり、決済管理装置40は、特典付与装置30aにおける或るユーザの特典ユーザIDと、特典付与装置30aにおけるそのユーザの特典ユーザIDとを把握し得るようになっている。
図6は、情報処理システム1の機能構成を示すブロック図である。携帯端末10において、決済ユーザIDを意味する情報(例えば決済ユーザIDを含む情報を符号化した2次元コード)が出力(例えば表示)される。店舗端末20において、第1取得部21は、決済ユーザIDを携帯端末10から取得する。この取得は、例えば携帯端末10に表示された上記2次元コードを店舗端末20が備える2次元コードリーダ等により光学的に読み取って決済ユーザIDを復号する等の方法により、実現される。
店舗端末20において、第1送信部22は、第1取得部21により取得された決済ユーザIDを含む決済要求を、通信網2経由で決済管理装置40に送信する。この決済要求には、上記決済ユーザIDのほか、例えば店舗で生じた商取引においてユーザが店舗に対して支払うべき金銭の額(つまり決済金額)、その商取引の日時、及び、その金銭の額で電子決済することを要求する旨等が含まれている。
決済管理装置40において、記憶部41は、各々のユーザの決済ユーザID及び特典ユーザIDを対応付けて記憶している(図5参照)。より具体的には、記憶部41は、各々のユーザの決済ユーザIDに対応付けて、複数の特典付与装置30a,30bにおいて当該ユーザをそれぞれ識別するための複数の特典ユーザIDを記憶している。
決済管理装置40において、通知部42は、店舗端末20からの決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応付けられた特典ユーザIDを記憶部41から読み出し、通信網2経由で店舗端末20に通知する。図5に例示したように、決済ユーザIDに複数の特典ユーザIDが対応付けられている場合には、通知部42は、決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応付けられた複数の特典ユーザIDを記憶部41から読み出し、これらを店舗端末20に通知する。
店舗端末20において、第2取得部23は、決済管理装置40の通知部42から通信網2経由で通知された特典ユーザIDを取得する。
店舗端末20において、第2送信部24は、第2取得部23により取得された特典ユーザIDを含む特典付与要求を通信網2経由で特典付与装置30a,30bに送信する。このとき、第2送信部24は第2取得部23により特典付与装置30a,30bにおける特典ユーザIDがそれぞれ取得された場合は、これらの特典ユーザIDをそれぞれ1つずつ含む特典付与要求を、対応する特典付与装置30a,30bに送信する。この特典付与要求には、上記特典ユーザIDのほか、例えば決済金額、商取引の日時、及び、その決済金額に応じた特典をユーザに付与することを要求する旨等が含まれている。
決済管理装置40において、決済部43は、店舗端末20からの決済要求に応じて、電子決済に関する処理を行う。具体的には、決済部43は、決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応する銀行口座やクレジットカードを用いてその決済要求に含まれる決済金額をユーザから徴収するために、銀行やクレジットカード会社等の金融機関に対して決済金額等を通知する処理を行う。決済ユーザIDに対応する銀行口座やクレジットカードに関する情報は、ユーザ登録時に予め決済管理装置40に記憶されている。なお、決済管理装置40そのものが金融機関の管理下にある場合や、決済管理装置40がプリペイドされた残高を管理している場合や、決済管理装置40がユーザに付与するポイントと呼ばれる価値情報で決済する場合は、決済管理装置40自身が決済金額等を登録する等の処理を行う。
決済管理装置40において、第3送信部44は、決済部43により決済要求に応じた電子決済に関する処理が完了すると、決済ユーザIDに対応する携帯端末10に通信網2経由で決済完了通知を送信する。
[動作]
次に、図7を参照して、情報処理システム1の動作について説明する。なお、以下の説明において、店舗端末20を処理の主体として記載する場合には、具体的にはプロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信や、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することにより、処理が実行されることを意味する。携帯端末10、特典付与装置30a,30b、決済管理装置40等についても同様である。
図7に示す処理が開始される前に、ユーザは、特典付与装置30a,30bが提供する特典付与サービスにユーザ登録し、且つ、決済管理装置40が提供する電子決済サービスにユーザ登録しているものとする。これにより、図3〜5に例示した情報が特典付与装置30a,30b及び決済管理装置40にそれぞれ記憶されている。
ユーザは店舗で商品を選びレジで決済を行うときに、携帯端末10を操作して電子決済サービスを実現するプログラムを起動する。これに応じて、携帯端末10は、決済管理装置40に対して通信網2経由でワンタイムトークンを要求する(ステップS11)。この要求に応じて、決済管理装置40は、携帯端末10のユーザの決済ユーザID(ここでは図5の「XU001」とする)を含むワンタイムトークンを生成して(ステップS12)、通信網2経由で携帯端末10に送信する(ステップS13)。
携帯端末10は、決済ユーザIDを含むワンタイムトークンを符号化した2次元コードを生成して表示する(ステップS14)。ユーザはこの携帯端末10に表示された2次元コードを店舗の従業員に見せると、従業員は、店舗端末20の2次元コードリーダに上記2次元コードを読み取らせる(ステップS15)。店舗端末20の第1取得部21は、2次元コードを復号して決済ユーザIDを取得する。
次に、店舗端末20の第1送信部22は、第1取得部21により取得された決済ユーザIDを含む決済要求を、通信網2経由で決済管理装置40に送信する(ステップS16)。この決済要求には、上記決済ユーザID「XU001」のほか、例えば決済金額、その商取引の日時、及び、その金銭の額で電子決済することを要求する旨等が含まれている。
決済管理装置40の決済部43は、店舗端末20からの決済要求に応じて、電子決済に関する処理を行う(ステップS17)。具体的には、決済部43は、決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応する銀行口座やクレジットカードを用いてその決済要求に含まれる決済金額をユーザから徴収するために、銀行やクレジットカード会社等の金融機関に対して決済金額等を通知する処理を行う。なお、決済管理装置40そのものが金融機関の管理下にある場合 や、決済管理装置40がプリペイドされた残高を管理している場合や、決済管理装置40がユーザに付与するポイントと呼ばれる価値情報で決済する場合は、決済管理装置40自身が決済金額等を登録する等の処理を行う。決済管理装置40の通知部42は、当該決済要求に含まれる決済ユーザIDに対応付けられた特典ユーザIDを記憶部41から読み出し(ステップS18)、この特典ユーザIDを含む決済完了通知を通信網2経由で店舗端末20に通知する(ステップS19)。ここでは、通知部42は、店舗端末20からの決済要求に含まれる決済ユーザID「XU001」に対応付けられた複数の特典ユーザID「AU001」及び「BU001」(図5参照)を記憶部41から読み出して店舗端末20に通知するものとする。なお、ステップS17の処理とステップS18の処理はほぼ同時か、ステップS18の処理の直後にステップS17の処理が行われてもよい。
店舗端末20の第2取得部23は、決済管理装置40の通知部42から通信網2経由で決済完了通知を受け取り、その通知に含まれる複数の特典ユーザID「AU001」及び「BU001」を取得する。
店舗端末20の第2送信部24は、第2取得部23により取得された特典ユーザID「AU001」を含む特典付与要求を、対応する特典付与装置30aに送信する(ステップS20)。この特典付与要求には、上記特典ユーザID「AU001」のほか、例えば決済金額、商取引の日時、及び、その決済金額に応じた特典をユーザに付与することを要求する旨等が含まれている。この特典付与要求に応じて、特典付与装置30aは、上記特典ユーザID「AU001」に対応付けて上記決済金額に応じた特典を記憶する特典付与処理を行う(ステップS21)。これにより、図3に例示した特典ユーザID「AU001」に対応する特典が更新される。そして、特典付与装置30aは、特典付与処理完了通知を決済管理装置40に送信する(ステップS22)。
同様に、店舗端末20の第2送信部24は、第2取得部23により取得された特典ユーザID「BU001」を含む特典付与要求を、対応する特典付与装置30bに送信する(ステップS20)。この特典付与要求には、上記特典ユーザID「BU001」のほか、例えば決済金額、商取引の日時、及び、その決済金額に応じた特典をユーザに付与することを要求する旨等が含まれている。この特典付与要求に応じて、特典付与装置30bは、上記特典ユーザID「BU001」に対応付けて上記決済金額に応じた特典を記憶する特典付与処理を行う(ステップS21)。これにより、図4に例示した特典ユーザID「BU001」に対応する特典が更新される。そして、特典付与装置30bは、特典付与処理完了通知を店舗端末20に送信する(ステップS22)。
決済管理装置40の第3送信部44は、決済部43により電子決済に関する処理が完了すると、決済ユーザIDに対応する携帯端末10に通信網2経由で決済完了通知を送信する(ステップS23)。ユーザはこの決済完了通知を見て、電子決済及び特典付与処理が完了したことを確認することができる。
以上説明した実施形態によれば、ユーザは電子決済を行うためのプログラムを起動する操作を行うだけで、情報処理システム1における電子決済及び特典付与に関する処理が実行される。よって、電子決済及び特典付与に関する処理を行うためのユーザの操作負担を従来よりも軽減することが可能となる。同様に、上記実施形態によれば、店舗の従業員による店舗端末20の操作負担も軽減されることになる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
上記実施形態においては、決済管理装置40に対して、特典付与装置30a,30bからの通信網2経由の通知又は決済管理装置40の管理者の手入力により、特典付与装置30a,30bにおける特典ユーザIDがそれぞれ入力されて決済ユーザIDと対応付けて記憶されるようになっていた。このような決済管理装置40に対する特典ユーザID及び決済ユーザIDの入力を、ユーザによるユーザ認証乃至ログインに関する操作を使用して実現してもよい。具体的には、決済管理装置40が、携帯端末10において、決済ユーザIDを用いてユーザ認証(乃至ログイン)を行う決済用認証画面を表示させ、その決済用認証画面にて決済ユーザIDを用いたユーザ認証を行わせたのち、特典ユーザIDを用いてユーザ認証を行う特典付与用認証画面に遷移させ、その特典付与用認証画面にて特典ユーザIDを用いたユーザ認証を行わせる。このとき、決済管理装置40は、決済用認証画面に入力された決済ユーザIDと特典付与用認証画面に入力された特典ユーザIDとを記憶しておいて、これらを対応付けて記憶する。特典付与装置が複数あるときも上記と同様にして、決済管理装置40が、携帯端末10において決済用認証画面を表示させ、次に、各々の特典付与用認証画面に順次遷移させて特典ユーザIDを入力させればよい。つまり、決済管理装置40が、携帯端末10において、決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)を用いてユーザ認証を行う第1の認証画面にて当該決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)を用いたユーザ認証を行ったのち、特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を用いてユーザ認証を行う第2の認証画面に遷移させ、当該2の認証画面にて特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を用いたユーザ認証が行われた場合に、記憶部41は、当該決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)及び当該特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を対応付けて記憶するようにすればよい。
また、携帯端末10が、特典付与サービス及び電子決済サービスに対するユーザ登録時に、決済ユーザID及び特典付与ユーザIDを関連付けて記憶しておき、決済管理装置40にワンタイムトークンを要求するときに、その要求に決済ユーザID及び特典付与ユーザIDを含ませておいてもよい。これに応じて、決済管理装置40は、ワンタイムトークンに含まれる決済ユーザID及び特典付与ユーザIDを対応付けて記憶する。つまり、決済管理装置40は、携帯端末から特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を取得する第4取得部を備え、記憶部41は、店舗端末20の第1送信部22によって送信されてくる決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)と、第4取得部によって携帯端末から取得された特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を対応付けて記憶するようにしてもよい。
[変形例2]
特典ユーザIDが、特典付与装置30a,30bの管理者からユーザに配布されるカード状の媒体に記されており、且つ、その媒体にはその媒体固有のコード(数字又は文字の列)が記されている場合がある。ユーザは、特典付与サービスに対するユーザ登録時に、この媒体に記されている特典ユーザIDを携帯端末10で撮像し、さらに、その媒体に記されているコードを携帯端末10に入力すると、携帯端末10は、その特典ユーザID及びコードを特典付与装置に送信する。特典付与装置は、媒体に記されている特典ユーザID及びコードの組を記憶しており、その組と携帯端末10から取得した特典ユーザID及びコードの組とを照合することでユーザの正当性を確認してユーザ登録を行う。このようなユーザ登録を経た場合に、決済管理装置40は、決済ユーザID及び特典付与ユーザIDを対応付けて記憶する。つまり、決済管理装置40は、特典付与装置との間で通信を行って情報のやり取りを行うことにより、特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)が記された媒体を撮像した撮像画像に含まれる特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を取得する第3取得部を備え、記憶部41は、特典付与装置において媒体に記されたコードを用いた認証がなされると、決済ユーザID(第1のユーザ識別情報)及び特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を対応付けて記憶するようにしてもよい。
[変形例3]
ユーザが店舗で商品を購入したのちに、その購入をキャンセルしたい場合がある。この場合、店舗端末20は、従業員によって入力された決済金額の減額分に応じて特典の減算を要求する特典減算要求(決済金額の減額の値と、特典ユーザIDとを含む要求)を特典付与装置に送信する。特典付与装置はこの要求に応じて、記憶している特典を減算する処理を行う。つまり、店舗端末20の第2送信部24は、特典付与要求によって付与した特典を減算する場合には、第2取得部23により取得された特典ユーザID(第2のユーザ識別情報)を含み、特典の減算を要求する特典減算要求を特典付与装置に送信すればよい。
[変形例4]
なお、店舗端末20は、シンクライアントとして機能するだけであって決済管理装置40や特典付与装置30a,30b側が処理を行ってもよいし、店舗端末20が部分的に処理して残りを決済管理装置40や特典付与装置30a,30b側が処理してもよい。また、店舗端末20と決済管理装置40又は特典付与装置30a,30bの間には、店舗の管理者の本部サーバや決済事業者のスイッチング等を行う中継処理事業者サーバが介在してもよい。
また、携帯端末10において、情報の出力は、実施形態で例示したような2次元コード等の画像表示に限らず、例えば非接触通信や音声を用いた出力であってもよい。この場合、店舗端末の第1取得部は、非接触通信や音声を介して取得する。
[その他の変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信制御部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における決済管理装置などは、本開示の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE−Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa,an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1:情報処理システム、2:通信網、10:携帯端末、20:店舗端末、21:第1取得部、22:第1送信部、23:第2取得部、24:第2送信部、2001:プロセッサ、2002:メモリ、2003:ストレージ、2004:通信装置、2005:入力装置、2006:出力装置、30a,30b:特典付与装置,40:決済管理装置、41:記憶部、42:通知部、43:決済部、44:第3送信部。

Claims (10)

  1. 店舗端末と、電子決済に関する処理を行う決済管理装置とを備え、
    前記店舗端末は、
    前記決済管理装置においてユーザを識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、
    取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、
    前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、
    取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部とを備え、
    前記決済管理装置は、
    各々のユーザの前記第1のユーザ識別情報及び前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記店舗端末からの前記決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知する通知部とを備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記決済管理装置において、
    前記記憶部は、各々のユーザの前記第1のユーザ識別情報に対応付けて、複数の前記特典付与装置において当該ユーザをそれぞれ識別するための複数の前記第2のユーザ識別情報を記憶し、
    前記通知部は、前記決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた複数の前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知し、
    前記店舗端末において、
    前記第2送信部は、取得された複数の前記第2のユーザ識別情報をそれぞれ1つずつ含む各特典付与要求を、複数の前記特典付与装置にそれぞれ送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記決済管理装置は、前記決済要求に応じた電子決済に関する処理が完了すると、前記第1のユーザ識別情報に対応する前記携帯端末に決済完了通知を送信する第3送信部
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記決済管理装置が、前記携帯端末において、前記第1のユーザ識別情報を用いてユーザ認証を行う第1の認証画面にて当該第1のユーザ識別情報を用いたユーザ認証を行ったのち、前記第2のユーザ識別情報を用いてユーザ認証を行う第2の認証画面に遷移させ、当該2の認証画面にて前記第2のユーザ識別情報を用いたユーザ認証を行った場合に、
    前記記憶部は、前記第1の認証画面にて用いられた前記第1のユーザ識別情報、及び、前記第2の認証画面にて用いられた前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記決済管理装置は、
    前記第2のユーザ識別情報が記された媒体を撮像した撮像画像に含まれる前記第2のユーザ識別情報を取得する第3取得部を備え、
    前記記憶部は、前記特典付与装置において前記媒体に記されたコードを用いた認証がなされると、前記第1のユーザ識別情報及び前記第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記店舗端末の前記第2送信部は、前記特典付与要求に応じて付与された特典を減算する場合には、前記第2取得部により取得された前記第2のユーザ識別情報を含み、特典の減算を要求する特典減算要求を前記特典付与装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記決済管理装置は、前記携帯端末から前記第2のユーザ識別情報を取得する第4取得部を備え、
    前記記憶部は、前記店舗端末の前記第1送信部によって送信されてくる前記第1のユーザ識別情報と、前記第4取得部によって前記携帯端末から取得された前記第2のユーザ識別情報とを対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 電子決済を要求するユーザを、電子決済に関する処理を行う決済管理装置において識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、
    取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、
    前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、
    取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部と
    を備えることを特徴とする店舗端末。
  9. 各々のユーザの第1のユーザ識別情報及び第2のユーザ識別情報を対応付けて記憶する記憶部と、
    請求項8記載の店舗端末からの前記決済要求に応じて、当該決済要求に含まれる前記第1のユーザ識別情報に対応付けられた前記第2のユーザ識別情報を前記店舗端末に通知する通知部と
    を備えることを特徴とする決済管理装置。
  10. コンピュータに、
    電子決済を要求するユーザを、電子決済に関する処理を行う決済管理装置において識別するための第1のユーザ識別情報を、前記ユーザの携帯端末から取得する第1取得部と、
    取得された前記第1のユーザ識別情報を含む決済要求を、前記決済管理装置に送信する第1送信部と、
    前記決済管理装置から、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与装置において当該ユーザを識別するための第2のユーザ識別情報を取得する第2取得部と、
    取得された前記第2のユーザ識別情報を含む特典付与要求を前記特典付与装置に送信する第2送信部と
    を実現させるためのプログラム。
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