JP2021004860A - 移動情報活用装置および移動情報活用方法 - Google Patents

移動情報活用装置および移動情報活用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021004860A
JP2021004860A JP2019120248A JP2019120248A JP2021004860A JP 2021004860 A JP2021004860 A JP 2021004860A JP 2019120248 A JP2019120248 A JP 2019120248A JP 2019120248 A JP2019120248 A JP 2019120248A JP 2021004860 A JP2021004860 A JP 2021004860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication
communication device
mobile
portable communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019120248A
Other languages
English (en)
Inventor
賢司 佐々木
Kenji Sasaki
賢司 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Popchat
Popchat Inc
Original Assignee
Popchat
Popchat Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Popchat, Popchat Inc filed Critical Popchat
Priority to JP2019120248A priority Critical patent/JP2021004860A/ja
Publication of JP2021004860A publication Critical patent/JP2021004860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】取得した移動情報の活用範囲を広げることが可能な移動情報活用装置および移動情報活用方法を提供する。【解決手段】端末T0と通信中継機AP1〜AP7が通信信号を送受信したときに、通信中継機AP1〜AP7の位置に基づいて端末T0の位置情報を検出し、このように検出した前記位置情報を検出した時間に対応させながら取得する端末位置情報取得部150と、通信信号により端末T0固有の識別情報を取得する端末データ取得部120と、端末T0を保持する人物P0に関する属性情報を取得する属性データ取得部160と、位置情報と、識別情報と、属性情報と、を対応付けて記憶する情報対応付け部170及びデータ記憶部130と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、移動情報活用装置および移動情報活用方法に関する。
近年、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(LAN:Local Area Network)を利用した通信システムが急速に普及しており、様々な場所に、無線LANのアクセスポイント(LAN接続用の親機)が設置されている。従来、移動体に携行される携帯電話やタブレット型PC(パーソナルコンピュータ)等の携行型の通信源(「携行通信装置」と称する)と、アクセスポイント等の固定型の通信源(「固定通信源」と称する)との間で送受信された通信信号に基づき、移動体に保持された携行通信装置の移動情報を取得する技術が知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特開2017−181166号公報
携行通信装置と固定通信源との間で送受信された通信信号に基づき取得した携行通信装置の移動情報は、単数または複数の携行通信装置の移動経路や移動方向等の把握、特定の携行通信装置の追跡等に利用されている。このように、この移動情報は、限定された目的で利用されているというのが現状であり、取得した移動情報の活用範囲を広げることが課題となっている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、取得した移動情報の活用範囲を広げることが可能な移動情報活用装置および移動情報活用方法を提供することを目的とする。
本発明に係る移動情報活用装置は、移動体(例えば、実施形態における人物P0)に保持された携行通信装置(例えば、実施形態における端末T0)が、所定位置に設置された単数又は複数の固定通信源(例えば、実施形態における通信中継機AP1〜AP7)と通信信号を送受信する通信システムにおいて、前記携行通信装置の移動情報を活用する移動情報活用装置であって、前記携行通信装置と前記固定通信源が通信信号を送受信したときに、前記固定通信源の位置を利用して前記携行通信装置の位置情報を検出し、このように検出した前記位置情報を検出した時間に対応させながら取得する位置情報取得手段(例えば、実施形態における端末位置情報取得部150)と、前記通信信号により携行通信装置固有の識別情報を取得する識別情報取得手段(例えば、実施形態における端末データ取得部120)と、前記携行通信装置を保持する移動体に関する属性情報を取得する属性情報取得手段(例えば、実施形態における属性データ取得部160)と、前記位置情報取得手段により取得した位置情報および検出時間情報と、前記識別情報取得手段により取得した識別情報と、前記属性情報取得手段により取得した属性情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶手段(例えば、実施形態における情報対応付け部170とデータ記憶部130)と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る移動情報活用装置は、前記固定通信源と前記携行通信装置とが、近距離無線通信のみが可能な通信手段を介して通信を行うことが好ましい。
本発明に係る移動情報活用装置において、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に、前記携行通信装置において表示されるブラウザを通して行い、前記属性情報は、前記ブラウザの設定データから取得することが好ましい。
また、前記属性情報取得手段は、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に前記携行通信装置においてアンケートを表示させ、前記アンケートに答えて入力される情報から属性情報を取得することが好ましい。
また、前記属性情報取得手段は、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に前記携行通信装置において入力されるIDとパスワードを使用し、外部サーバから属性情報を取得することが好ましい。
また、前記属性情報の取得は、データベースから前記識別情報を用いて検索して取得することが好ましい。
本発明に係る移動情報活用方法は、移動体に保持された携行通信装置が所定位置に設置された単数又は複数の固定通信源と通信信号を送受信したときに、前記固定通信源の位置を利用して前記携行通信装置の位置情報を検出し、このように検出した前記位置情報を検出した時間に対応させながら取得する位置情報取得ステップと、前記通信信号により前記携行通信装置固有の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に、前記携行通信装置を保持する移動体に関する属性情報を取得する属性情報取得ステップと、前記位置情報取得手段により取得した位置情報および検出時間情報と、前記識別情報取得手段により取得した識別情報と、前記属性情報取得手段により取得した属性情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る移動情報活用装置および移動情報活用方法においては、携行通信装置の位置情報を取得し、携行通信装置固有の識別情報を取得し、携行通信装置を保持する移動体に関する属性情報を取得し、対応付けて記憶させることにより、携行通信装置毎の属性情報及び位置情報(移動情報)を取得することができ、それらの情報をマーケティング等に活用できる。
本発明において、近距離無線通信のみが可能な通信手段(Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等)を使用するので、位置情報を容易に取得できる。
本発明において、属性情報は、ブラウザから取得することで、容易に属性情報を取得できる。
本発明において、無線通信認証の際に前記携行通信装置において入力されるアンケートから属性情報を取得することにより、任意の属性情報を取得できる。
本発明において、IDとパスワードを使用し、外部サーバから属性情報を取得することで、容易に属性情報を取得できる。
本発明において、属性情報の取得は、データベースから前記識別情報を用いて検索して取得することで、容易に属性情報を取得できる。
本発明の一実施形態に係る移動情報活用装置を含む通信システムの全体構成を示す概略図である。 上記移動情報活用装置の機能ブロック図である。 上記移動情報活用装置による処理の流れを示すフローチャートである。 上記移動情報活用装置によって得られたデータを可視化したフロアを示す図である。 上記移動情報活用装置によって得られたデータを可視化したヒートマップを示す図である。 上記移動情報活用装置によって得られたデータを可視化したグラフを示す図である。
以下、本発明の実施形態について上記図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る移動情報活用装置100を含む通信システム10の全体構成を模式的に示しており、まず、図1を参照して、通信システム10の全体構成について概要説明する。
図1に示す通信システム10は、移動情報活用装置100と情報記憶サーバ200とを主体として構成される。移動情報活用装置100と情報記憶サーバ200とは、インターネット等の広域情報通信網NTを介して接続されており、相互にデータの送受信が可能となっている。移動情報活用装置100には、通信中継機AP1〜AP7、画像表示装置180が、有線または無線による通信網により接続されている。移動情報活用装置100は、所定位置に設置された通信中継機AP1〜AP7が人物P0の保持する端末T0と通信信号を送受信する通信システムにおいて用いられる。
通信中継機AP1〜AP7は、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANアクセスポイントとして機能するものであり、所定位置に設置される固定通信源である。図1では例示的に4つの通信中継機AP1〜AP7を示しているが、一般的には所定のエリアをカバーするように多数設置される。説明の便宜上、以下においては、ショッピングセンター内にWi−Fi(登録商標)無線LANアクセスポイントとして機能する通信中継機AP1〜AP7が設置されている場合を例にして説明する。通信中継機AP1〜AP7は、ショッピングセンター内にいる人が保持する端末(図1では1個の端末T0のみを図示)との間で所定の通信信号を送受信するように構成されている。Wi−Fi(登録商標)無線LANを用いて通信中継機AP1〜AP7と端末T0が相互に通信可能な範囲a(以下、これを「通信範囲」と称する)は、図1に破線で示すように、比較的狭く(例えば、50m程度)、いずれかの通信中継機AP1〜AP7と端末T0との相互通信が確立した際には、このいずれかの通信中継機AP1〜AP7から相互通信可能な比較的狭い範囲に端末T0が存在することになる。移動情報活用装置100は、各通信中継機AP1〜AP7と端末T0との相互通信の確立が有ったときに、この端末T0が対応する通信中継機AP1〜AP7の通信範囲a内に位置すると判断することにより、端末T0の位置を求めるようになっている。また、通信中継機AP1〜AP7は、端末T0から受信した通信信号の情報を順次、移動情報活用装置100に送信するように構成されている。
端末T0は、人が携行するので人と一緒に移動する。本例では、端末T0は、ショッピングセンター内を移動する人物P0が携行し、この人物P0と共にショッピングセンター内を移動する携行通信装置である。この端末T0は、例えば、携帯電話、タブレット型やノート型のPC等であり、Wi−Fi(登録商標)無線により通信中継機AP1〜AP7と通信し、通信中継機AP1〜AP7および移動情報活用装置100を介して広域情報通信網NTに接続可能である。そして、広域情報通信網NTに接続された各種の通信装置(図示略)との間で、各種情報の送受信を行うことができるように構成されている。
画像表示装置180は、液晶ディスプレイ等により構成される画像表示部を備え、移動情報活用装置100から出力されたデータ(後述する)等の情報や、そのデータをマーケティング等に活用できるように加工した情報(後述する)を画像表示部に表示するように構成されている。この画像表示装置180は、ショッピングセンターの店舗内あるいは店舗外の任意の場所に設置される。
情報記憶サーバ200は、多数の人物に関するそれぞれの個別情報(例えば、氏名、性別、生年月日、年齢、住所等の個人情報や、広域情報通信網NTを介する通信で用いられるID等の認証情報、犯罪歴や商品の購入履歴等の情報)を記憶している。個別情報は、属性情報(例えば、性別、生年月日、年齢、居住地等)を含む。また、情報記憶サーバ200は、ID等の認証情報を、その認証情報が通信された端末と対応付けて記憶している。具体的には、例えば、端末から送信された通信信号に含まれるMACアドレス等の端末固有の識別情報と、その端末から通信された認証情報とを対応付けて記憶している。そのため、端末固有の識別情報が分かれば、その端末固有の識別情報に対応付けた認証情報を検索し、さらには、認証情報からその認証情報を用いる人物の他の属性情報を検索して出力することが可能となっている。これらの情報は、過去のインターネット上での情報通信によって取得される。
次に、図2を追加参照して、移動情報活用装置100の構成および機能について説明する。移動情報活用装置100は、CPUやGPU等の演算処理素子、半導体メモリ等の記憶素子および各種IC素子等のハードウエアや、記憶素子に格納された制御プログラム等のソフトウエアなどの各構成要素により構成される。図2に示す各機能ブロックは、各構成要素により実現される各機能を概略的に示している。
移動情報活用装置100は、図2に示すように、端末データ取得部120(識別情報取得手段)、データ記憶部130(対応情報記憶手段)、データ出力部140、端末位置情報取得部150(位置情報取得手段)、属性データ取得部160(属性情報取得手段)、情報対応付け部170(対応情報記憶手段)、を備えている。
端末データ取得部120は、外部から種々のデータ、例えば、通信中継機AP1〜AP7が端末T0から受信した通信信号の情報や通信信号に含まれるMACアドレス(端末固有の識別情報)や、日付時刻を取得する機能を有する。
データ出力部140は、後述するデータ記憶部130に記憶されたデータそのまま、もしくは後述するようにそのデータをマーケティング等に活用できるように加工して画像表示装置180等に出力する機能を有する。
端末位置情報取得部150は、端末T0と通信中継機AP1〜AP7端末が通信信号を送受信する毎に、端末T0と通信信号を送受信した通信中継機AP1〜AP7の個々の識別IDを示す情報である中継器情報(位置情報)と、通信信号を送受信した日付時刻(検出時間情報)と、を取得する機能を有する。端末位置情報取得部150は、中継器情報と、通信中継機AP1〜AP7の個々の位置情報(座標)から通信中継機AP1〜AP7と通信した端末T0の座標を検出して位置情報としてもよい。例えば、端末T0が通信中継機AP3の通信範囲に入り通信中継機AP3と端末T0が通信した場合、その通信中継機AP3の通信範囲内に端末T0が存在する(来た)という位置情報となる。そして、端末T0が通信中継機AP3との通信ができる範囲から出て、通信中継機AP4の通信範囲に入り通信中継機AP4と端末T0が通信したら、端末T0が通信中継機AP4の通信範囲内にいる(通通信中継機AP3の通信範囲から通信中継機AP4の通信範囲に移動した)という位置情報となる。また、通信中継機AP3の通信範囲と通信中継機AP4の通信範囲が重なっていた場合に、端末T0が通信中継機AP3と通信中継機AP4の両方とほぼ
同時に通信した場合、端末T0が通信中継機AP3の通信範囲と通信中継機AP4の通信範囲が重なっている部分に存在することがわかり、この重なっている部分が位置情報となる。
属性データ取得部160は、端末T0を携行する人物P0の属性情報を取得する。端末T0が通信中継機AP1〜AP7を介して無線LAN(無線通信)を利用可能となるためには、認証を行わなければならない。その際には、属性データ取得部160は、端末T0に表示されるブラウザを介して認証を行う。ブラウザは、初期設定等で使用者の国籍、使用する言語等(設定データ)が設定されている。属性データ取得部160は、認証の際に、ブラウザの設定データから国籍、言語等の属性情報を取得する。また、無線LANの認証の際に、属性データ取得部160は、アンケートを端末T0に表示させ、アンケートに答えたものだけを認証するようにしてもよい。その際には、属性データ取得部160はアンケートの入力情報から属性情報(性別、年代、居住地、既婚/未婚、職業、趣味嗜好、子供の有無、アクセス方法等)を取得してもよい。移動情報活用装置100は、無線LANの認証が成功した際に、得られた位置情報、属性情報を基に店舗情報(ホームページ)、サービス情報(ホームページ)をブラウザに表示させるようにしてもよい。その際には、移動情報活用装置100は、属性情報の中の言語情報を使用して、使用言語にホームページを翻訳するようにしてもよい。
属性データ取得部160は、無線LANの認証にあたって、すでにある会員サービス(ショッピングセンターの会員サービスやwebサービス等)と連携して、その会員サービス
におけるIDとパスワードを使用して認証を行うようにしてもよい。その際には、属性データ取得部160は、ブラウザに入力されたIDとパスワードを使用して会員サービスのサーバ(外部サーバ)に格納されているデータから、属性情報(性別、年代、居住地、既婚/未婚、職業、購買履歴等)を取得する。
また、属性データ取得部160は、無線LANの認証の際に、ブラウザに入力されたIDとパスワードを使用して、情報記憶サーバ200と通信し、そこに登録されている認証情報をもとに認証を行ってもよい。その際には、属性データ取得部160は、情報記憶サーバ200(データベース)に格納されているデータから属性情報(例えば、性別、生年月日、年齢、居住地、購入履歴等)を取得してもよい。
また、属性データ取得部160は、端末データ取得部120がMACアドレスを取得したら、その取得したMACアドレスをもとに、情報記憶サーバ200のデータベースを検索し、情報記憶サーバ200から属性情報(例えば、性別、生年月日、年齢、居住地、購入履歴等)を取得してもよい。上述のように属性データ取得部160による属性情報の取得方法は複数あるが、属性データ取得部160は、その方法のどれか1つによって属属性情報を取得してもよいし、複数の方法を併用して属性情報を取得してもよい。
情報対応付け部170は、端末データ取得部120が取得したMACアドレスと、属性データ取得部160が取得した属性情報と、端末位置情報取得部150が取得した端末T0の位置情報と、を対応付けてデータ記憶部130に記憶させる機能を有する。具体的な対応付け方法としては、属性情報、位置情報、MACアドレス、をMACアドレスと属性情報を対応させた表と、MACアドレスと位置情報を対応させた表と、に分けて記憶させればよい。情報対応付け部170は、属性情報を含まず、端末データ取得部120が取得したMACアドレスと、端末位置情報取得部150が取得した端末T0の位置情報と、を対応付けてデータ記憶部130に記憶させる機能を有してもよい。
データ記憶部130は、情報対応付け部170で対応付けられたデータ等を記憶する機能を有する。
次に、図3を追加参照して、移動情報活用装置100において移動情報活用のために実行される処理(「移動情報活用処理」とも称する)の内容について説明する。この移動情報活用処理の内容は、本発明に係る移動情報活用方法の一実施形態に該当する。
先ず、人物P0が端末T0とともにショッピングセンター内に入ってきて、何れかの通信中継機AP1〜AP7の通信範囲内に入った場合、移動情報活用装置100は、通信範囲内の通信中継機AP1〜AP7を通して、端末T0と通信を行い、端末データ取得部120によって、端末T0のMACアドレスを取得するとともに、端末位置情報取得部150によって、端末T0の位置情報(移動情報)と通信信号を送受信した日付時刻(移動情報)とを取得し始める。(ステップS1:位置情報取得ステップの始まりと識別情報取得ステップとに相当)。尚、端末T0は、通信中継機AP1〜AP7の何れかの通信範囲内にある限り、所定時間毎に通信範囲内の通信中継機AP1〜AP7と通信信号の送受信を継続して行う。
次に、人物P0が端末T0によって無線LANの認証を行う際に、移動情報活用装置100は、属性データ取得部160によって、属性情報を取得する(ステップS2:属性情報取得ステップに相当)。属性情報の取得方法は上述の通りである。あるいは、上述のMACアドレスを取得した際に、取得したMACアドレスをもとに情報記憶サーバ200から属性情報を取得してもよい(ステップS2:属性情報取得ステップに相当)。
その後に、情報対応付け部170は、取得したMACアドレスと属性情報と認証した際の日付時刻とを対応付けてデータ記憶部130に記憶させる(ステップS3)。このステップは省略してもよい。人物P0が端末T0とともにショッピングセンターを出ていくと(通信中継機AP1〜AP7の通信範囲から出ていくと)、端末位置情報取得部150は、端末T0の位置情報の取得を一旦終了する(ステップS4:位置情報取得ステップの終わりに相当)。その後に、情報対応付け部170は、端末T0の位置情報とMACアドレスと属性情報とを対応付けて、データ記憶部130に記憶させる(ステップS5:対応情報記憶ステップに相当)。こうして得られたデータは、例えば、データ出力部140によって、図4〜図6に示すように、地図情報等とともにあるいはグラフとして可視化され、画像表示装置180に表示され、マーケティング等に使用できるようになっている。
図4は、店舗Sが複数入った商業施設のフロアをゾーンZ1〜Z4に分け、国籍毎のお客のゾーンZ1〜Z4にいた時間の割合を示す。図5は、男性40代、所定の国籍の人が、店舗Sが複数入った商業施設のフロアのどの辺に多く存在したかを示すヒートマップである。図5でPは、多くの人が長く滞在した場所を示す。図6は、男性40代、日本人が、商業施設に来訪した数(来訪者数)、再来訪者数、購入者数、購買率、売上金額等を月別に示すグラフである。尚、データ出力部140によって、得られたデータから、端末T0の動線を求めて地図情報と属性情報と組み合わせて可視化し、マーケティング等に活用してもよい。
このような構成の移動情報活用装置100によれば、端末T0の位置情報(移動情報)と、端末T0を保持する人物P0の属性情報とが対応付けられてデータとして記憶されるので、それを解析すれば、どのような人物が、いつどこの店に来店したかがわかり、データをマーケティングに活用することができる。また、同様に、どのような人物が、どのようにショッピングセンター内を周遊したかがわかる。具体的には、性別、年代別、国籍別の移動情報を取得できる。更に、顧客の滞在時間や、来訪頻度、買上げ率、立ち寄り率も解析できる。従って、商業施設内のテナントの賃料設定や、ビルメンテナンス、レイアウト設計、ターゲティング、店内プロモーションに活用することができる。また、最適な仕入れ、品出し、防犯、人員配置等にも活かすことができる。更に、移動情報活用装置10
0によって得られたデータとP0Sデータと紐づければ、売上予測等を行うことができる。更に、移動情報活用装置100によって得られたデータは災害時にも活用できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、上述の実施形態では、通信中継機AP1〜AP7が設置される場所をショッピングセンターとしているが、ビルなどの商業施設でもよいし、例えば、公園等の広場や、駅や空港等の構内、街路等にこれらを設置してもよい。また、固定通信源(通信中継機)の設置数は、人流解析を行う範囲の広さ等に応じて任意に変更することが可能である。また、上述の実施形態では、端末T0が一台の場合を説明したが、実際は、端末T0が複数台あっても同時に上述の処理を行うことが可能である。
また、上述の実施形態では、移動体(人物)の属性情報を移動情報活用装置100に記憶させているが、外部記憶装置に属性情報を記憶するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、固定通信源を、無線LANのアクセスポイントとして機能する通信中継機AP1〜AP7としているが、固定通信源を、電話回線網における無線の基地局としてもよい。また、携行通信装置は、携帯電話等の端末に限られるものではなく、それから発信される通信信号からそれを保持する移動体の識別情報を取得できるように構成されたものであれば形状や種類、大きさ等は問わない。例えば、バッジ状や腕時計状に形成されて人物が装着する通信機や、体内に埋設される非常に小型の通信機を携行通信装置とすることも可能である。また、移動体は、人物に限定されるものではなく、人以外の動物あるいは物であってもよい。
上述の実施形態では、ステップ1〜5を実施する例を示したが、これに限られず、ステップ1、ステップ4、ステップ5のみを実施してもよい。その場合、ステップ5では、情報対応付け部170は、端末T0の位置情報とMACアドレスとを対応付けてデータ記憶部130に記憶させればよい。MACアドレスと端末T0の位置情報の組み合わせからは、例えば、ショッピングセンターの場合、何回目の来訪で、どのような順番で店舗を巡るか等がわかり、マーケティング等に活用できる。また、データ記憶部130や情報記憶サーバ200にこれらの情報を記憶させておけば、後日、属性情報を取得した際に、以前のMACアドレスと位置情報も属性情報と結びつけることができる。
上述の実施形態では、通信中継機AP1〜AP7と端末T0とは、Wi−Fi(登録商標)で無線通信を行う場合について説明したが、これに限られるものではなく、近距離無線通信が可能な通信手段であればよく、Bluetooth(登録商標)等で無線通信をおこなってもよい。
上述の実施形態では、通信中継機AP1〜AP7が複数の場合を示したが、通信中継機が一つでもよい。その場合、属性情報と識別情報と位置情報と日付時刻とから、その通信中継機付近に端末を持った人物がどれだけ訪れたか、どれだけ滞在したか、何回訪問したかどのような人物か等がわかる。
100 移動情報活用装置
120 端末データ取得部
130 データ記憶部
150 端末位置情報取得部
160 属性データ取得部
170 情報対応付け部
AP1〜AP7 通信中継機(固定通信源)
P0 人物(移動体)
T0 端末(携行通信装置)

Claims (7)

  1. 移動体に保持された携行通信装置が、所定位置に設置された単数又は複数の固定通信源と通信信号を送受信する通信システムにおいて、前記携行通信装置の移動情報を活用する移動情報活用装置であって、
    前記携行通信装置と前記固定通信源が通信信号を送受信したときに、前記固定通信源の位置を利用して前記携行通信装置の位置情報を検出し、このように検出した前記位置情報を検出した時間に対応させながら取得する位置情報取得手段と、
    前記通信信号の送受信により前記携行通信装置の固有の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記携行通信装置を保持する移動体に関する属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得した位置情報および検出時間情報と、前記識別情報取得手段により取得した識別情報と、前記属性情報取得手段により取得した属性情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶手段と、を備えることを特徴とする移動情報活用装置。
  2. 前記固定通信源と前記携行通信装置とが、近距離無線通信のみが可能な通信手段を介して通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動情報活用装置。
  3. 前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に、前記携行通信装置において表示されるブラウザを通して行い、前記属性情報は、前記ブラウザの設定データから取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動情報活用装置。
  4. 前記属性情報取得手段は、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に前記携行通信装置においてアンケートを表示させ、前記アンケートに答えて入力される情報から属性情報を取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の移動情報活用装置。
  5. 前記属性情報取得手段は、前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に前記携行通信装置において入力されるIDとパスワードを使用し、外部サーバから属性情報を取得することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の移動情報活用装置。
  6. 前記属性情報の取得は、データベースから前記識別情報を用いて検索して取得することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の移動情報活用装置。
  7. 移動体に保持された携行通信装置が所定位置に設置された単数又は複数の固定通信源と通信信号を送受信したときに、前記固定通信源の位置を利用して前記携行通信装置の位置情報を検出し、このように検出した前記位置情報を検出した時間に対応させながら取得する位置情報取得ステップと、
    前記通信信号により前記携行通信装置固有の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記固定通信源を介して前記携行通信装置と無線通信を行うにあたって認証を行う際に、前記携行通信装置を保持する移動体に関する属性情報を取得する属性情報取得ステップと、
    前記位置情報取得手段により取得した位置情報および検出時間情報と、前記識別情報取得手段により取得した識別情報と、前記属性情報取得手段により取得した属性情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶ステップと、を備えることを特徴とする移動情報活用方法。
JP2019120248A 2019-06-27 2019-06-27 移動情報活用装置および移動情報活用方法 Pending JP2021004860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019120248A JP2021004860A (ja) 2019-06-27 2019-06-27 移動情報活用装置および移動情報活用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019120248A JP2021004860A (ja) 2019-06-27 2019-06-27 移動情報活用装置および移動情報活用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021004860A true JP2021004860A (ja) 2021-01-14

Family

ID=74097226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019120248A Pending JP2021004860A (ja) 2019-06-27 2019-06-27 移動情報活用装置および移動情報活用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021004860A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152260A (ja) * 2002-09-19 2004-05-27 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
WO2005111880A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Supreme System Consulting Corporation 行動解析装置
US20120331137A1 (en) * 2010-03-01 2012-12-27 Nokia Corporation Method and apparatus for estimating user characteristics based on user interaction data
US20130326023A1 (en) * 2012-05-30 2013-12-05 Jordan S. O'Mara Mechanism for location-aware web service-based application skinning for web applications
JP2016058021A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2017117396A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士通株式会社 制御装置、無線通信制御方法、および、無線通信制御プログラム
JP2017162357A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社リコー 物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法、及びプログラム
JP2019015678A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 東芝テック株式会社 測位装置及び測位システム
JP2019032575A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 株式会社オークローンマーケティング 候補物件の適性評価装置、適性評価方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152260A (ja) * 2002-09-19 2004-05-27 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
WO2005111880A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Supreme System Consulting Corporation 行動解析装置
US20120331137A1 (en) * 2010-03-01 2012-12-27 Nokia Corporation Method and apparatus for estimating user characteristics based on user interaction data
US20130326023A1 (en) * 2012-05-30 2013-12-05 Jordan S. O'Mara Mechanism for location-aware web service-based application skinning for web applications
JP2016058021A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2017117396A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士通株式会社 制御装置、無線通信制御方法、および、無線通信制御プログラム
JP2017162357A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社リコー 物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法、及びプログラム
JP2019015678A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 東芝テック株式会社 測位装置及び測位システム
JP2019032575A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 株式会社オークローンマーケティング 候補物件の適性評価装置、適性評価方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11917510B2 (en) Bluetooth low energy (BLE) pre-check in
JP6337332B1 (ja) 情報配信システム及び情報配信方法
KR20170079536A (ko) 공공 디스플레이를 통한 사용자 맞춤형 광고 제공 시스템 및 이를 이용한 광고 제공 방법
JP6801132B1 (ja) 属性推定装置、コンピュータプログラム、属性推定システム及び属性推定方法
US20210312477A1 (en) Analyzer, analysis method, information processing device, and information processing method
US20170091819A1 (en) Mobile Communication Device Awareness and Guidance for Customer Assistance Applications
JP7389288B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2022104415A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2022057999A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7021337B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR102224803B1 (ko) 서비스 제공 시스템 및 방법
JP6045730B1 (ja) 入店検知システム、入店検知装置およびプログラム
JP2010224989A (ja) 販売支援システム、販売支援方法、及び販売支援プログラム
JP2021004860A (ja) 移動情報活用装置および移動情報活用方法
KR101680159B1 (ko) 와이파이 존 서비스 제공 방법
US20220027952A1 (en) Sales support system
JP7027503B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7368287B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7280421B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
WO2016004509A1 (en) Multi-purpose digital media delivery system
US20160189189A1 (en) Customer information processing device and customer information processing method
JP7044857B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6893901B2 (ja) 分析装置及び分析方法
US20240236634A1 (en) Bluetooth low energy (ble) pre-check in
JP2006163728A (ja) 情報提供システム、情報提供方法及び情報提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200928

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200928

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210824