JP2021004821A - 車両重量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の停止計量を行う場合に、車両を従来よりも適切に載台上で停止させ得る車両重量計を提供する。【解決手段】車両重量計100は、車両の載台20と、車両進行方向に沿って所定の離間距離を隔てて設けられ、載台を下方から支持する複数のロードセルDLC1、DLC2、DLC3、DLC4と、載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報を報知するための報知器61と、複数のロードセルの出力信号に基づいて、載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように報知器を制御する制御器30とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は車両重量計に関する。
停止状態の車両の重量計測には、トラックスケールを用いることが多い。トラックスケールでは、例えば、ロードセルがピット部内に埋め込まれ、路面と同一高さに、車両全体を搭載可能な載台が設けられている。これにより、車両全体を載台に進入させて、停止状態で車両の総重量が計測される(例えば、特許文献1を参照)。
走行状態の車両の重量計測には、軸重計を用いることが多い。軸重計では、例えば、ロードセルがピット部内に埋め込まれ、路面と同一高さに、車両の車軸の左右のタイヤが乗る程度の小さな載台が設けられている。これにより、車軸の左右のタイヤが、走行中に順次、載台を通過して、各車軸についての軸重が計測される(例えば、特許文献2を参照)。このような軸重計は、通常、高速道路の料金所の手前または一般道路上に設けられ、車両を走行させながら車両の車軸それぞれの軸重の計測が従来から慣行的に行われている。例えば、特許文献3では、車両の進行路に沿って配置された3つ以上のセンサのピークに基づいて車両の軸重および軸数を計測することが提案されている。
特開2006−3291号公報 特開平7−260557号公報 特開2012−207921号公報
しかし、特許文献2および特許文献3では、車両の車軸それぞれの軸重を車両の走行途中で計測することが念頭に置かれている。よって、これらの文献は、車両を停止させた状態で車両の重量を計測する場合に、車両を適切に載台上で停止させることについて検討されていない。なお、トラックスケールでは、車両の停止計量が行われるが、トラックスケールの載台は、車両全体を搭載可能であるので、車両を適切に載台上で停止させるための方法を検討する必要性が乏しい。なお、トラックスケールは、軸重計および輪重計に比べ載台が大型になるので、装置の低コスト化を図ることも困難である。
本開示の一態様(aspect)は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両の停止計量を行う場合に、車両を従来よりも適切に載台上で停止させ得る車両重量計を提供する。
本開示の一態様の車両重量計は、前記車両の載台と、車両進行方向に沿って所定の離間距離を隔てて設けられ、前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報を報知するための報知器と、前記複数のロードセルの出力信号に基づいて、前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように前記報知器を制御する制御器とを備える。
本開示の一態様の車両重量計は、車両の停止計量を行う場合に、車両を従来よりも適切に載台上で停止させ得るという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の車両重量計の一例を示す斜視図である。 図2Aは、第1実施形態の車両重量計の上面図である。 図2Bは、第1実施形態の車両重量計の側面図である。 図3は、第1実施形態の車両重量計の制御系の一例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態の車両重量計の制御器の機能ブロックの一例を示す図である。 図5は、車両の車軸のタイヤが、第1実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。 図6は、車両の車軸のタイヤが、第1実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。 図7は、車両の車軸のタイヤが、第1実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。 図8は、第1実施形態の車両重量計による車両の停止計量の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2実施形態の車両重量計の一例を示す斜視図である。 図10は、車両の車軸のタイヤが、第2実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。 図11は、第1変形例の車両重量計の一例を示す斜視図である。
車両の停止計量を行う場合の問題について鋭意検討が行われ、以下の知見が得られた。
例えば、車両の軸重を計測するための載台は、一般的に、車両進行方向の寸法が、車両の車軸が1軸ずつ搭載され得るような長さであることが多い。このため、軸重計で車両の停止計量を行う場合は、車両の車軸毎に、タイヤが載台に適切に載り込み得るように車両のタイヤ停止位置を正確に把握する必要がある。
しかし、車両が、例えば、トラック、トレーラーなどの前方の車軸と後方の車軸の軸間距離が長い大型車両の場合、車両の車軸毎にタイヤを、上記の載台に正確に載せることは困難である。例えば、トラックの運転席内のドライバは、トラックの最後軸のタイヤが載台に適切に載り込み得るタイヤ停止位置を目視で確認することが難しい。よって、ドライバは、本タイヤ停止位置を感覚的に掴む必要がある。なお、載台の傍に、載台上の車両のタイヤ停止位置を合図するための人員を配置するという方法がある。しかし、この場合、無駄な人件費が発生する。
本開示の第1の態様の車両重量計は、このような知見に基づいて案出できたものであり、車両の載台と、車両進行方向に沿って所定の離間距離を隔てて設けられ、載台を下方から支持する複数のロードセルと、載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報を報知するための報知器と、複数のロードセルの出力信号に基づいて、載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように報知器を制御する制御器を備える。
本開示の第2の態様の車両重量計は、第1の態様の車両重量計において、載台は、車両進行方向の寸法が、車両の車軸が1軸ずつ搭載され得るような長さに設定されている。
かかる構成によると、車両の停止計量を行う場合に、従来よりも車両を適切に載台上で停止させ得る。例えば、大型車両の運転席内のドライバは、大型車両の最後軸のタイヤが載台に適切に載り込み得るタイヤ停止位置を目視で確認することが難しい。よって、ドライバは、本タイヤ停止位置を感覚的に掴む必要があるので、本タイヤ停止位置で大型車両を停止させることが困難になる可能性がある。しかし、本態様の車両重量計では、上記のタイヤ停止位置の報知により、このような可能性を低減することができる。
本開示の第3の態様の車両重量計は、第1の態様または第2の態様の車両重量計において、複数のロードセルは、載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、を備え、車両が載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、第1ロードセルの出力信号の値が第2ロードセルの出力信号の値と等しくなると、報知器により載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される。
かかる構成によると、第1ロードセルの出力信号の値と第2ロードセルの出力信号の値とに基づいて、車両進行方向における載台のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両の停止計量が適切に行われる。
本開示の第4の態様の車両重量計は、第1の態様または第2の態様の車両重量計において、複数のロードセルは、載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、を備え、車両が載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、第1ロードセルの出力信号の値または第2ロードセルの出力信号の値が、第1ロードセルの出力信号のピーク値の1/2になると、報知器により載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される。
かかる構成によると、第1ロードセルの出力信号のピーク値と、第1ロードセルの出力信号の値または第2ロードセルの出力信号の値とに基づいて、車両進行方向における載台のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両の停止計量が適切に行われる。
本開示の第5の態様の車両重量計は、第1の態様または第2の態様の車両重量計において、複数のロードセルは、載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、車両進行方向において第1ロードセルと第2ロードセルの間に設けられた第3ロードセルと、を備え、車両が載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、第3ロードセルの出力信号の値が、第1ロードセルの出力信号のピーク値と等しくなると、報知器により載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される。
かかる構成によると、第1ロードセルの出力信号のピーク値と第3ロードセルの出力信号の値とに基づいて、車両進行方向における載台のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両の停止計量が適切に行われる。
本開示の第6の態様の車両重量計は、第3の態様−第5の態様のいずれかの車両重量計において、制御器は、複数のロードセルの出力信号に基づいて、載台の後端部における車両の進入位置を示す情報が報知されるように報知器を制御する。
かかる構成によると、報知器により車両の進入位置を示す情報が報知されない場合に比べ、車両重量計の停止計量を適切に行うことができる。つまり、車両の進入位置が、載台の左右方向の中心部から大幅に逸れると、車両の停止計量を適切に行うことができない可能性がある。しかし、本態様の車両重量計では、上記の車両の進入位置の報知により、このような可能性を低減することができる。
本開示の第7の態様の車両重量計は、第1の態様−第6の態様のいずれかの車両重量計において、制御器は、載台上の車両のタイヤ停止位置における複数のロードセルの出力信号に基づいて、載台上の車両の軸重または輪重を計測する。
かかる構成によると、本態様の車両重量計は、軸重計または輪重計であるので、例えば、トラックスケールなどに比べ、装置の低コスト化を図ることができる。
本開示の第8の態様の車両重量計は、第1の態様−第7の態様のいずれかの車両重量計において、載台上の車両の軸重または輪重の計測が、車両のタイヤ停止位置における複数のロードセルの出力信号に基づいた、車両の停止中の静的計測であるか車両の移動中の動的計測であるかの切替を行うための切替器を備える。
本開示の第9の態様の車両重量計は、第8の態様の車両重量計において、切替器による切替は、手動または自動で行われる。
以下、添付図面を参照しつつ、本開示の第1実施形態および第2実施形態について説明する。以下の第1実施形態および第2実施形態で示される演算式、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、上記の各態様を限定するものではない。また、以下の第1実施形態および第2実施形態における構成要素のうち、上記の各態様の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、図面において、同じ符号が付いた構成要素は、説明を省略する場合がある。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を模式的に示したもので、形状および寸法比などについては正確な表示ではない場合がある。また、動作においては、必要に応じて、各ステップの順序などを変更することができ、かつ、他の公知のステップを追加することもできる。
(第1実施形態)
[装置構成]
図1は、第1実施形態の車両重量計100の一例を示した斜視図である。図2Aは、第1実施形態の車両重量計100の上面図である。図2Bは、第1実施形態の車両重量計100の側面図である。なお、本実施形態の車両重量計100では、便宜上、図面において、車両進行方向が前後方向として図示され、車両進行方向に直交する車両10の幅方向が左右方向として図示されている。そして、車両10が載台20の「後」から進入し、載台20の「前」から退出するものして、以下の車両重量計100の構成および動作を説明する。
本実施形態の車両重量計100は、載台20と、ロードセルDLC1と、ロードセルDLC2と、ロードセルDLC3と、ロードセルDLC4と、制御器30と、報知器61と、を備える。
なお、ロードセルDLC1、ロードセルDLC2、ロードセルDLC3およびロードセルDLC4を総称して「ロードセルDLC1〜DLC4」と略す場合がある。また、車両10として、6輪のトラックが例示されている。つまり、本トラックでは、最初の車軸1が運転席の下方に1本、2番目の車軸2および最後の車軸3が荷台の下方に2本、合計3本の車軸1、車軸2および車軸3が配されている。
載台20は、車両10の車軸1、車軸2および車軸3の軸重測定に用いる板部材である。本実施形態の車両重量計100では、図1に示す如く、載台20は、車両進行方向の寸法が、車両10の車軸1、車軸2および車軸3が1軸ずつ搭載され得るような長さに設定されている。
車両重量計100を上面視した場合、設置ベース25の表面には長方形のピット部21が形成され、このピット部21内に、載台20およびロードセルDLC1〜DLC4が配されている。
ロードセルDLC1〜DLC4はそれぞれ、矩形状の載台20(本例では、直方体)の四隅近傍のそれぞれにおいて載台20の下方に設けられている。
ロードセルDLC1とロードセルDLC2とは、載台20の前端部の近傍において左右方向に沿って所定の離間距離H(図2A参照)を隔てて設けられ、ロードセルDLC3とロードセルDLC4とは、載台20の後端部の近傍において左右方向に沿って上記離間距離Hを隔てて設けられている。
ロードセルDLC1とロードセルDLC3とは、載台20の左端部の近傍において車両進行方向に沿って所定の離間距離L(図2A参照)を隔てて設けられ、ロードセルDLC2とロードセルDLC4とは、載台20の右端部の近傍において車両進行方向に沿って上記離間距離Lを隔てて設けられている。
なお、離間距離Hは、載台20の長辺方向(図2Aの左右方向)の寸法よりも僅かに短く、かつ、車両10の車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれに配された左右のタイヤ間の距離Bよりも長い。離間距離Lは、載台20の短辺方向(図2Aの前後方向)の寸法よりも僅かに短く、かつ、車両10の車軸1、車軸2および車軸3のタイヤ接地長よりも長い。
以上より、載台20の裏面が、設置ベース25上のロードセルDLC1〜DLC4によって下方から支持されている。
報知器61は、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を示す情報を報知するための装置である。報知器61は、このような情報を外部に報知できれば、どのような構成であってもよい。
例えば、報知器61として、図1に示す如く、指示計盤60の上面に設けられた発光器61A(例えば、回転灯)であってもよい。なお、指示計盤60は、車両10のドライバが視認しやすいような載台20の近傍の適所に設けられている。
これにより、車両10のドライバは、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を発光器61Aの発光情報により知ることができる。
また、報知器61として、図示しない発音器(例えば、スピーカ)を用いることもできる。これにより、車両10のドライバは、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を発音器の発音情報により知ることができる。
また、報知器61として、図示しない通信機を用いることもできる。これにより、車両10のドライバは、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を通信機の無線情報により知ることができる。
制御器30は、複数のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいて、載台20上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように報知器61を制御する。このような制御器30の停止位置報知部50(図4参照)の機能の詳細は後で説明する。
なお、制御器30は、載台20上の車両10のタイヤ停止位置における複数のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいて、載台20上の車両10の軸重を計測する。また、制御器30は、載台20上の車両10のタイヤ停止位置におけるロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいて、車両10の総重量を演算する。このような制御器30の軸重計測部51(図4参照)および総重量演算部52(図4参照)の機能の詳細も後で説明する。
なお、本実施形態の車両重量計100では、車両10の重量計測が、車両10のタイヤ停止位置における車両10の停止計量(静的計測)であることを想定しているが、これは例示であって、本例に限定されない。
例えば、車両重量計100による車両10の重量計測は、車両10のタイヤ停止位置における車両10の移動中の計量(動的計測)であってもよい。つまり、本開示において、車両10のタイヤ停止位置とは、仮に車両10のタイヤが、この位置で停止したときは、車両重量計100で車両10の重量計測を適切に行い得る位置をいい、車両10の重量計測において、車両10のタイヤ停止が条件であることを意味しない。詳細は第6変形例で説明する。
[制御系の構成]
図3は、第1実施形態の車両重量計100の制御系の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、車両重量計100は、操作器40と、表示器41とを更に備える。なお、制御器30、操作器40および表示器41は、例えば、図1の指示計盤60に設けられていてもよい。
本実施形態の車両重量計100では、増幅器、A/D変換器、CPUおよびインターフェイス回路など(いずれも図示せず)が内蔵されたデジタル式のロードセルDLC1〜DLC4が例示されている。これにより、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれから直接、制御器30にデジタル信号を出力することができる。
制御器30は、制御機能を有するものであれば、どのような構成であってもよい。例えば、図3に示すように、制御器30は、インターフェイス回路31、演算回路32および記憶回路33などを備えていてもよい。制御器30は、集中制御を行う単独の制御器で構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御を行う複数の制御器で構成されていてもよい。
インターフェイス回路31は、ロードセルDLC1〜DLC4と、操作器40と、表示器41と、報知器61と、演算回路32との間で各種の信号、データの受け渡しを行う機能を備える。
演算回路32は、例えば、MPU、CPUなどが例示される。演算回路32は、記憶回路33に格納されている制御プログラムの指示に従って、必要な信号を、インターフェイス回路31を介して受け取り、必要なデータを記憶回路33から受け取り、受け取った信号およびデータに基づいて演算を実行する機能を備える。
記憶回路33は、例えば、メモリ(例えば、PROM、RAM)などが例示される。記憶回路33は、制御プログラム、基本データなどを長期的に記憶したり、種々のデータおよび演算用数値などを一時的に記憶したりする機能を備える。
操作器40は、例えば、操作スイッチおよび数値キーなどを備え、測定開始・終了の動作、零点調整動作、使用モードの切り換え動作、数値設定動作などの種々の動作の際に用いられる。
表示器41は、例えば、液晶表示装置などが例示される。表示器41の表示画面には、測定結果、各種データの入出力値などが表示される。なお、表示器41が、例えば、タッチパネル式の表示装置の場合、この表示器41が、上記の操作器40の機能を兼ねることもできる。
報知器61は、上記のとおり、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を示す発光情報を外部に報知するための発光器61Aなどが例示される。
[制御系の機能]
車両重量計100の制御系では、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれから出力されるデジタル信号が、ターミナルボックス34およびインターフェイス回路31を経由して演算回路32に送られる。具体的には、ロードセルDLC1〜DLC4の一つ一つが、識別番号を備える。そして、識別番号を付与したデータ要求が、演算回路32からロードセルDLC1〜DLC4に送られると、本データ要求に対応する識別番号のロードセルDLC1〜DLC4からは、識別番号とともに重量信号(デジタル信号)が演算回路32に出力される。
以上により、演算回路32は、重量信号および記憶回路33に記憶されたデータなどに基づいて、車両10の停止計量を行う場合の様々な有益な情報の報知および演算などを実行する。かかる情報の報知は報知器61で行われ、かかる演算の結果は表示器41の表示画面に表示される。
例えば、図4に示すように、本実施形態の車両重量計100では、制御器30において、制御プログラムが演算回路32で実行されることにより、載台20上の車両10の車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれのタイヤ停止位置を報知する停止位置報知部50、車両10の車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれの軸重を計測する軸重計測部51、車両10の総重量を演算する総重量演算部52、および、信号生成部53のそれぞれの機能が実現される。
以下、制御器30の停止位置報知部50の機能、軸重計測部51の機能および総重量演算部52の機能をそれぞれ、順を追って説明する。なお、信号生成部53の機能は公知であるので、信号生成部53の機能の説明は省略する。
[記号の定義]
まず、以下の説明に用いる記号の意味をまとめて定義する。
: 車両10の車軸1の軸重
: 車両10の車軸2の軸重
: 車両10の車軸3の軸重
W:車両10の総重量
:ロードセルDLC1の出力信号
:ロードセルDLC2の出力信号
:ロードセルDLC3の出力信号
:ロードセルDLC4の出力信号
PA:ロードセルDLC1とロードセルDLC2の出力信号の総和
(PA=P+P)
PB:ロードセルDLC3とロードセルDLC4の出力信号の総和
(PB=P+P)
[停止位置報知部の機能]
以下、停止位置報知部50の機能について説明する。
図5、図6および図7は、車両の車軸のタイヤが、第1実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。これらの図面では、車両10の車軸1のタイヤの位置が時々刻々と変化する場合におけるPAおよびPBのそれぞれの出力信号(時間波形)が示されている。なお、図5、図6および図7において、図面の理解を容易にする趣旨で、車両10の車軸1の中心部に対応する位置を一点鎖線で表している。
車両10の車軸1のタイヤが、載台20の後端部に載り込む時(時刻t)、PBの出力信号の波形は立ち上がりはじめる。そして、図5に示すように、車両10の車軸1が、ロードセルDLC3とロードセルDLC4の中心を結ぶ直線上に到達した時(時刻t)、PBの出力信号の値(荷重値)はピーク値となり、モーメントのつり合いから、この荷重量のピーク値Mが、車両10の車軸1の軸重Wにほぼ等しくなる。なお、この場合、ロードセルDLC1およびロードセルDLC2は荷重を受けないので、PAの出力信号の値(荷重値)はほぼゼロである。このとき、指示計盤60に設けられた発光器61Aが消灯している。
次に、車両10の車軸1が、ロードセルDLC3とロードセルDLC4の中心を結ぶ直線を通過すると、PAの出力信号の波形が下がりはじめ、PBの出力信号の波形は立ち上がりはじめる。そして、図6に示すように、車両10の車軸1が、ロードセルDLC1およびロードセルDLC3間の中点と、ロードセルDLC2およびロードセルDLC4間の中点とを結ぶ直線上に到達した時(時刻t)、PAの出力信号の値およびPBの出力信号の値(荷重値)は、モーメントのつり合いからほぼ等しくなり、この荷重量は、上記のピーク値Mの1/2になる。このとき、指示計盤60に設けられた発光器61Aが点灯する。これにより、車両10のドライバは、載台20上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置を発光器61Aの発光情報により知ることができる。
次に、図7に示すように、車両10の車軸1が、ロードセルDLC1とロードセルDLC2の中心を結ぶ直線上に到達した時(時刻t)、PAの出力信号の値(荷重値)はピーク値となり、モーメントのつり合いから、この荷重量のピーク値Mが、車両10の車軸1の軸重Wにほぼ等しくなる。なお、この場合、ロードセルDLC3およびロードセルDLC4は荷重を受けないので、PBの出力信号の値(荷重値)はほぼゼロである。このとき、指示計盤60に設けられた発光器61Aが再び消灯している。
その後、図示を省略するが、車両10の車軸1のタイヤが、載台20の前端部から降りた時、PAの出力信号の値(荷重値)がゼロになる。
以上により、第1実施形態の車両重量計100では、車両10の車軸1のタイヤが載台20の後端部から前端部に向かって進行するとき、例えば、PAの出力信号の値(荷重値)がPBの出力信号の値(荷重値)と等しくなると、発光器61Aにより載台20上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置を示す発光情報が報知される。これにより、車両進行方向における載台20のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両10の停止計量が適切に行われる。なお、「PAの出力信号の値(荷重値)がPBの出力信号の値(荷重値)と等しくなる」とは、両者の値が、完全に一致することを要求するものではなく、両者が同一の値(例えば、ピーク値Mの1/2)に接近する場合も含み得る。
また、車両10の車軸1のタイヤが載台20の後端部から前端部に向かって進行するとき、例えば、PAの出力信号の値(荷重値)またはPBの出力信号の値(荷重値)が、PBの出力信号のピーク値Mの1/2になると、発光器61Aにより載台20上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置を示す発光情報が報知される。これにより、車両進行方向における載台20のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両10の停止計量が適切に行われる。なお、「PAの出力信号の値(荷重値)またはPBの出力信号の値(荷重値)が、PBの出力信号のピーク値Mの1/2になる」とは、これらの値が、PBの出力信号のピーク値Mの1/2に完全に一致することを要求するものではなく、これらの値が、PBの出力信号のピーク値Mの1/2に接近する場合も含み得る。
なお、載台20上の車両10の車軸2および車軸3のタイヤ停止位置の報知方法は、以上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置の報知方法と同様であるので説明を省略する。
[軸重計測部の機能]
以下、軸重計測部51の機能について説明する。図1に示す例では、制御器30は、車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれのタイヤが順次、車両10のタイヤ停止位置における載台20上で停止する。その後、制御器30は、ロードセルDLC1〜DLC4の出力信号が安定した場合のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号を受け取る。すると、制御器30は、載台20上の車両10のタイヤ停止位置におけるロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいて、停止状態の車両10の車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれの軸重W、軸重Wおよび軸重Wを計測することができる。
例えば、車両10の車軸1のタイヤが載台20の後端部から前端部に向かって進行するとき、発光器61Aが点灯するタイミング(時刻t)で、車両10が停止する。そして、車両10の停止時(時刻t)から所定の時間が経過すると、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれの出力信号が安定する。この経過時間を、例えば、時間tとすると、停止状態の車両10の車軸1の軸重Wは、以下の式(1)で導かれ得る。
軸重W=P(t)+P(t)+P(t)+P(t)・・・(1)
ただし、式(1)において、t=t+t
なお、車両10の車軸2の軸重Wおよび車軸3の軸重Wの演算式は、上記軸重Wの式(1)と同様であるので説明を省略する。
[総重量演算部の機能]
以下、総重量演算部52の機能について説明する。図1に示す例では、制御器30は、車両10の車軸1の軸重W、車軸2の軸重Wおよび車軸3の軸重Wを合算することで、停止状態の車両10の総重量W(=W+W+W)を演算することができる。
[車両重量計の動作]
図8は、第1実施形態の車両重量計による車両の停止計量の一例を示すフローチャートである。なお、図8では、車両重量計100による車両10の停止計量の一例である車両の総重量Wの演算が示されている。
まず、ステップS1で、車両10の車軸1のタイヤを、車両10の車軸1のタイヤ停止位置に載台20上を移動させてから、本タイヤ停止位置で車両10を停止させる。具体的には、車両10が載台20の後端部から前端部に向かって進行するとき、発光器61Aが点灯すると、ドライバは、車両10を停止させる。
その後、ステップS2以降の動作が行われる。ステップS2以降の動作は、制御器30の演算回路が、記憶回路の制御プログラムを実行することで行われてもよい。ただし、これらの動作を制御器30で行うことは、必ずしも必須ではない。ドライバが、その一部または全部の動作を行ってもよい。なお、ドライバが以下の動作を行う場合の具体例については第3変形例で説明する。
ステップS2およびステップS3で、車両10の停止時から所定の安定時間が経過した後、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれから出力される安定出力値を制御器30で取得可能か否かを判定する。具体的には、制御器30は、安定出力値が予め設定した閾値以上の値であるときに安定出力値を取得可能と判定する。なお、ステップS2の所定の安定時間は、車両10の停止時からロードセルDLC1〜DLC4の出力が安定するのに必要かつ十分な適宜の時間に設定すればよい。
ステップS3で、上記安定出力値を制御器30で取得できるときは、本安定出力値を制御器30で取得し(ステップS4)、記憶回路33に保存する。また、カウント数Nに「1」を加え(ステップS5)、ステップS1に戻る。
ステップS1では、車両10の車軸2のタイヤを、車両10の車軸2のタイヤ停止位置に載台20上を移動させてから、本タイヤ停止位置で車両10を停止させる。そして、制御器30により、上記と同様の動作が行われる。
一方、ステップS3で、N回目(Nは2以上)の上記安定出力値の取得時から所定時間内に、(N+1)回目の上記安定出力値を制御器30で取得できない場合は、車両10の全ての車軸1、車軸2および車軸3が載台20を通過したと判定される。つまり、この場合、制御器30は、車両10の車軸1の軸重W、車軸2の軸重Wおよび車軸3の軸重Wの停止計量を行ったと判定する。よって、ステップS6で、最初からN回目までの上記安定出力値に基づいて車両10の総重量Wが演算される。また、ステップS7で、カウント数Nが「1」に初期化され、一連の動作が終了する。
以上のとおり、本実施形態の車両重量計100では、車両10の車軸1の軸重W、車軸2の軸重Wおよび車軸3の軸重Wの停止計量、および、車両10の総重量Wの停止計量を行う場合に、車両10を従来よりも適切に載台20上で停止させ得る。例えば、車両10の運転席内のドライバは、車両10の車軸2および車軸3のタイヤが載台20に適切に載り込み得るタイヤ停止位置を目視で確認することが難しい。よって、ドライバは、本タイヤ停止位置を感覚的に掴む必要があるので、本タイヤ停止位置で車両10を停止させることが困難になる可能性がある。しかし、本実施形態の車両重量計100では、載台20上の車両10の車軸2および車軸3のタイヤ停止位置の報知により、このような可能性を低減することができる。
なお、本実施形態の車両重量計100は、軸重計であるので、例えば、トラックスケールなどに比べ、装置の低コスト化を図ることもできる。
(第2実施形態)
第1実施形態の車両重量計100では、4個のロードセルDLC1〜DLC4を設ける場合について説明したが、ロードセルDLC1〜DLC4の個数は4個に限定されない。例えば、ロードセルの個数は、6個でも8個でも良い。本実施形態の車両重量計100では、6個のロードセルDLC1〜DLC6を設ける場合について説明する。
図9は、第2実施形態の車両重量計100の一例を示した斜視図である。なお、本実施形態の車両重量計100では、便宜上、図面において、車両進行方向が前後方向として図示され、車両進行方向に直交する車両10の幅方向が左右方向として図示されている。そして、車両10が載台20の「後」から進入し、載台20の「前」から退出するものして、以下の車両重量計100の構成および動作を説明する。
本実施形態の車両重量計100は、載台20と、ロードセルDLC1と、ロードセルDLC2と、ロードセルDLC3と、ロードセルDLC4と、ロードセルDLC5と、ロードセルDLC6、制御器30と、報知器61と、を備える。
なお、ロードセルDLC1、ロードセルDLC2、ロードセルDLC3、ロードセルDLC4、ロードセルDLC5およびロードセルDLC6を総称して「ロードセルDLC1〜DLC6」と略す場合がある。また、車両10として、6輪のトラックが例示されている。つまり、本トラックでは、最初の車軸1が運転席の下方に1本、2番目の車軸2および最後の車軸3が荷台の下方に2本、合計3本の車軸1、車軸2および車軸3が配されている。
載台20、ロードセルDLC1、ロードセルDLC2、ロードセルDLC3、ロードセルDLC4および報知器61は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ロードセルDLC5は、車両進行方向においてロードセルDLC1とロードセルDLC3の間に設けられている。ロードセルDLC6は、車両進行方向においてロードセルDLC2とロードセルDLC4の間に設けられている。
具体的には、ロードセルDLC5およびロードセルDLC6はそれぞれ、車両進行方向に直交する載台20の左右方向のそれぞれの端部において載台20の下方に設けられている。ロードセルDLC5は、載台20の左端部の近傍において、ロードセルDLC1から離間距離L(図2A参照)の1/2だけ隔てて設けられている。ロードセルDLC6は、載台20の右端部の近傍において、ロードセルDLC2から離間距離L(図2A参照)の1/2だけ隔てて設けられている。
以上より、載台20の裏面が、設置ベース25上のロードセルDLC1〜DLC6によって下方から支持されている。
制御器30は、複数のロードセルDLC1〜DLC6の出力信号に基づいて、載台20上の車両10のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように報知器61を制御する。制御器30は、上記のとおり、制御機能を有するものであれば、どのような構成であってもよい。
[停止位置報知部の機能]
図10は、車両の車軸のタイヤが、第2実施形態の車両重量計の載台を等速で通過する場合のロードセルの出力信号の一例を示す図である。図10では、車両10の車軸1のタイヤの位置が、載台20の車両進行方向の中央部に差し掛かった場合におけるPA、PBおよびPCのそれぞれの出力信号(時間波形)が示されている。なお、図10において、図面の理解を容易にする趣旨で、車両10の車軸1の中心部に対応する位置を一点鎖線で表している。
PCは、ロードセルDLC5の出力信号をP、ロードセルDLC6の出力信号をPとするとき、ロードセルDLC5とロードセルDLC6の出力信号の総和(PC=P+P)を指す。PAおよびPBは、第1実施形態と同様である。
車両10の車軸1のタイヤが、載台20の後端部に載り込む時(時刻t)、PBの出力信号の波形は立ち上がりはじめる。そして、車両10の車軸1が、ロードセルDLC3とロードセルDLC4の中心を結ぶ直線上に到達した時(時刻t)、PBの出力信号の値(荷重値)はピーク値となり、モーメントのつり合いから、この荷重量のピーク値Mが、車両10の車軸1の軸重Wにほぼ等しくなる。なお、この場合、ロードセルDLC1およびロードセルDLC2も、ロードセルDLC5およびロードセルDLC6も、荷重を受けないので、PAおよびPCの出力信号の値(荷重値)はほぼゼロである。このとき、図示を省略するが、指示計盤60に設けられた発光器61Aが消灯している。
次に、車両10の車軸1が、ロードセルDLC3とロードセルDLC4の中心を結ぶ直線を通過すると、PBの出力信号の波形が下がりはじめ、PCの出力信号の波形は立ち上がりはじめる。そして、図10に示すように、車両10の車軸1が、ロードセルDLC5とロードセルDLC6の中心を結ぶ直線上に到達した時(時刻t)、PCの出力信号の値(荷重値)はピーク値となり、モーメントのつり合いから、この荷重量のピーク値Mが、車両10の車軸1の軸重Wにほぼ等しくなる。なお、この場合、ロードセルDLC1およびロードセルDLC2も、ロードセルDLC3およびロードセルDLC4も、荷重を受けないので、PBおよびPAの出力信号の値(荷重値)はほぼゼロである。このとき、指示計盤60に設けられた発光器61Aが点灯する。これにより、車両10のドライバは、載台20上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置を発光器61Aの発光情報により知ることができる。
なお、車両10の車軸1が、ロードセルDLC5とロードセルDLC6の中心を結ぶ直線を通過した以降のPA、PBおよびPCのそれぞれの出力信号(時間波形)は、第1実施形態の内容から容易に理解できるので図示および説明を省略する。
以上により、本実施形態の車両重量計100では、車両10の車軸1のタイヤが載台20の後端部から前端部に向かって進行するとき、例えば、PCの出力信号の値(荷重値)がPBの出力信号のピーク値Mと等しくなると、発光器61Aにより載台20上の車両10の車軸1のタイヤ停止位置を示す発光情報が報知される。これにより、車両進行方向における載台20のほぼ中央部を本タイヤ停止位置として外部に報知することができる。よって、このようなタイヤ停止位置の報知により、車両10の停止計量が適切に行われる。なお、「PCの出力信号の値(荷重値)がPBの出力信号のピーク値Mと等しくなる」とは、両者の値が完全に一致することを要求するものではなく、PCの出力信号の値が、PBの出力信号のピーク値Mに接近する場合も含み得る。
なお、制御器30の軸重計測部51および総重量演算部52の機能は、第1実施形態の内容から容易に理解できるので説明を省略する。
以上のとおり、本実施形態の車両重量計100では、車両10の車軸1の軸重W、車軸2の軸重Wおよび車軸3の軸重Wの停止計量、および、車両10の総重量Wの停止計量を行う場合に、車両10を従来よりも適切に載台20上で停止させ得る。例えば、車両10の運転席内のドライバは、車両10の車軸2および車軸3のタイヤが載台20に適切に載り込み得るタイヤ停止位置を目視で確認することが難しい。よって、ドライバは、本タイヤ停止位置を感覚的に掴む必要があるので、本タイヤ停止位置で車両10を停止させることが困難になる可能性がある。しかし、本実施形態の車両重量計100では、載台20上の車両10の車軸2および車軸3のタイヤ停止位置の報知により、このような可能性を低減することができる。
なお、本実施形態の車両重量計100は、軸重計であるので、例えば、トラックスケールなどに比べ、装置の低コスト化を図ることもできる。
本実施形態の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第1変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100は、車両10の左右両方のタイヤが載る載台20を備える軸重計を例示したが、これに限らない。例えば、車両重量計は、図11に示す如く、車両10の左タイヤが載る載台20Lと右タイヤが載る載台20Rとを備える輪重計200であってもよい。
これにより、車両10の車軸1、車軸2および車軸3の左右のタイヤ毎の輪重の停止計量を行う場合に、従来よりも車両10を適切に載台20上で停止させ得る。例えば、車両10の運転席内のドライバは、車両10の車軸2および車軸3のタイヤがそれぞれ、載台20Rおよび載台20Lに適切に載り込み得るタイヤ停止位置を目視で確認することが難しい。よって、ドライバは、本タイヤ停止位置を感覚的に掴む必要があるので、本タイヤ停止位置で車両10を停止させることが困難になる可能性がある。しかし、本変形例の輪重計200では、載台20上の車両10の車軸2および車軸3のタイヤ停止位置の報知により、このような可能性を低減することができる。
なお、本変形例の車両重量計100は、輪重計であるので、例えば、トラックスケールなどに比べ、装置の低コスト化を図ることもできる。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第2変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100では、発光器61Aにより載台20上の車両10のタイヤ停止位置を示す発光情報が報知されたが、発光器61Aによって報知される発光情報は、このようなタイヤ停止位置に限定されない。
例えば、制御器30は、複数のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいて、載台20の後端部における車両10の進入位置を示す情報が報知されるように報知器61(本例では、発光器61A)を制御してもよい。
車両進入位置は、車両10の幅方向(左右方向)の中心部と載台20の左右方向の中心部との間のずれ量で表され、本ずれ量は、ロードセルDLC1〜DLC4の出力信号と離間距離Hを用いて演算することができる。なお、このずれ量の演算式は公知であるので(例えば、特許文献1を参照)、演算式の開示は省略する。
よって、上記のずれ量が所定値以上である場合、発光器61Aが、例えば、赤色で発光しもよい。上記のずれ量が、所定値未満である場合、発光器61Aが、例えば、青色で発光してもよい。
以上により、発光器61Aにより車両進入位置を示す発光情報が報知されない場合に比べ、車両重量計100の停止計量を適切に行うことができる。つまり、車両10の進入位置が、載台20の左右方向の中心部から大幅に逸れると、車両10の停止計量を適切に行うことができない可能性がある。しかし、本変形例の車両重量計100では、上記の車両進入位置を示す発光情報の報知により、このような可能性を低減することができる。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第3変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100では、制御器30が、ロードセルの安定出力値を、所定の閾値との比較により取得可能か否かを判定するとともに、本安定出力値を取得可能な場合は、本安定出力値を自動的に取得しているが、車両重量計100の停止計量の動作は、これに限定されない。
例えば、車両10の車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれが載台20に停止したのち、ドライバが、車軸1、車軸2および車軸3のそれぞれの停止の度に、図示しない適宜の操作器を操作することにより安定出力値の取得を制御器に30に対して指示してもよい。そして、制御器30の演算回路32は、ドライバからの当該指示を受けて本安定出力値を取得するとともに、本安定出力値を記憶回路33に保存してもよい。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第4変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100では、デジタル式のロードセルについて説明したが、ロードセルは、これに限定されない。例えば、車両重量計100は、アナログ式のロードセルが、制御器30にアナログ信号を送信するように構成されていてもよい。この場合、制御器30は、アナログ式のロードセルのそれぞれに対応する増幅器、ローパスフィルターおよびA/D変換器など(いずれも図示せず)を備える。増幅器により、アナログ式のロードセルから送信されるアナログ信号がA/D変換可能な大きさに増幅される。また、A/D変換器により、増幅器からのアナログ信号がデジタル信号に変換される。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第5変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100はそれぞれ、ピット埋め込み型の軸重計および輪重計をそれぞれ例示したが、車両重量計100は、これに限定されない。例えば、車両重量計100は、路面上に載台を設ける可動式の軸重計または可動式の輪重計であってもよい。この場合、ロードセルなどを埋め込むためのピットを路面に形成する必要がないので、装置を設置する際の工事費を低減することができる。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
(第6変形例)
第1実施形態および第2実施形態の車両重量計100では、車両10の重量計測が、車両10のタイヤ停止位置における車両10の停止計量(静的計測)であることを説明したが、これに限定されない。
例えば、車両10のタイヤが、例えば、載台20上を徐行する場合、上記のとおり、車両10の重量計測は、車両10のタイヤ停止位置における車両10の移動中の計量(動的計測)が車両重量計100で行われてもよい。
この場合、車両重量計100は、載台20上の車両10の軸重または輪重の計測が、車両10のタイヤ停止位置における複数のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号に基づいた、車両10の停止中の静的計測であるか車両10の移動中の動的計測であるかの切替を行うための切替器(図示せず)を備えてもよい。
ここで、切替器による上記の切替は、手動で行われてもよいし、自動で行われてもよい。切替器による上記の切替が手動で行われる場合、切替器は、例えば、作業員が操作する適宜の切替スイッチであってもよい。
また、切替器による上記の切替が自動で行われる場合、切替器は、制御器30の静的計測/動的計測の切替判定部であってもよい。例えば、本例の車両重量計100では、制御器30において、制御プログラムが演算回路32で実行されることにより、予め設定された車両10の計量精度、載台20上の車両10のタイヤ停止位置における複数のロードセルDLC1〜DLC4の出力信号、および、車両10の速度などに基づいて、車両重量計100で、車両10の停止中の静的計測を行うか、車両10の移動中の動的計測を行うかが自動的に判定されてもよい。具体的には、例えば、車両10のタイヤが載台20上の車両10のタイヤ停止位置で停止した場合、車両重量計100で、車両10の停止中の静的計測が自動的に行われてもよい。また、例えば、車両10のタイヤが載台20上の車両10のタイヤ停止位置を徐行した場合、車両重量計100で、車両10の移動中の動的計測が自動的に行われてもよい。
本変形例の車両重量計100は、上記特徴以外は、第1実施形態または第2実施形態の車両重量計100と同様であってもよい。
なお、第1実施形態、第2実施形態、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例および第6変形例は、互いに相手を排除しない限り、互いに組み合わせてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本開示の多くの改良および他の実施形態が明らかである。従って、上記の説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本開示を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本開示の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更することができる。
本開示の一態様の車両重量計は、車両の停止計量を行う場合に、車両を従来よりも適切に載台上で停止させ得る。よって、本開示の一態様は、例えば、軸重計および輪重計などの車両重量計に利用することができる。
1 :車軸
2 :車軸
3 :車軸
10 :車両
20 :載台
20L :載台
20R :載台
21 :ピット部
25 :設置ベース
30 :制御器
31 :インターフェイス回路
32 :演算回路
33 :記憶回路
34 :ターミナルボックス
40 :操作器
41 :表示器
50 :停止位置報知部
51 :軸重計測部
52 :総重量演算部
53 :信号生成部
60 :指示計盤
61 :報知器
61A :発光器
100 :車両重量計
100A :車両重量計
200 :輪重計
B :距離
DLC1 :ロードセル(第2ロードセル)
DLC2 :ロードセル(第2ロードセル)
DLC3 :ロードセル(第1ロードセル)
DLC4 :ロードセル(第1ロードセル)
DLC5 :ロードセル(第3ロードセル)
DLC6 :ロードセル(第3ロードセル)
H :離間距離
L :離間距離
W :総重量
W1 :軸重
W2 :軸重
W3 :軸重

Claims (9)

  1. 車両の載台と、
    車両進行方向に沿って所定の離間距離を隔てて設けられ、前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
    前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報を報知するための報知器と、
    前記複数のロードセルの出力信号に基づいて、前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知されるように前記報知器を制御する制御器と、
    を備える車両重量計。
  2. 前記載台は、車両進行方向の寸法が、前記車両の車軸が1軸ずつ搭載され得るような長さに設定されている請求項1に記載の車両重量計。
  3. 前記複数のロードセルは、前記載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、前記載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、を備え、
    前記車両が前記載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、前記第1ロードセルの出力信号の値が前記第2ロードセルの出力信号の値と等しくなると、前記報知器により前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される請求項1または2に記載の車両重量計。
  4. 前記複数のロードセルは、前記載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、前記載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、を備え、
    前記車両が前記載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、前記第1ロードセルの出力信号の値または第2ロードセルの出力信号の値が、前記第1ロードセルの出力信号のピーク値の1/2になると、前記報知器により前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される請求項1または2に記載の車両重量計。
  5. 前記複数のロードセルは、前記載台の後端部の近傍に設けられた第1ロードセルと、前記載台の前端部の近傍に設けられた第2ロードセルと、前記車両進行方向において前記第1ロードセルと前記第2ロードセルの間に設けられた第3ロードセルと、を備え、
    前記車両が前記載台の後端部から前端部に向かって進行するとき、前記第3ロードセルの出力信号の値が、前記第1ロードセルの出力信号のピーク値と等しくなると、前記報知器により前記載台上の車両のタイヤ停止位置を示す情報が報知される請求項1または2に記載の車両重量計。
  6. 前記制御器は、前記複数のロードセルの出力信号に基づいて、前記載台の後端部における前記車両の進入位置を示す情報が報知されるように前記報知器を制御する請求項3から5のいずれかに記載の車両重量計。
  7. 前記制御器は、前記載台上の車両のタイヤ停止位置における前記複数のロードセルの出力信号に基づいて、前記載台上の前記車両の軸重または輪重を計測する請求項1から6のいずれかに記載の車両重量計。
  8. 前記載台上の前記車両の軸重または輪重の計測が、前記車両のタイヤ停止位置における前記複数のロードセルの出力信号に基づいた、前記車両の停止中の静的計測であるか前記車両の移動中の動的計測であるかの切替を行うための切替器を備える請求項1から7のいずれかに記載の車両重量計。
  9. 前記切替器による切替は、手動または自動で行われる請求項8に記載の車両重量計。
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