JP2021004050A - 注ぎ口付き詰め替えパウチ - Google Patents

注ぎ口付き詰め替えパウチ Download PDF

Info

Publication number
JP2021004050A
JP2021004050A JP2019117670A JP2019117670A JP2021004050A JP 2021004050 A JP2021004050 A JP 2021004050A JP 2019117670 A JP2019117670 A JP 2019117670A JP 2019117670 A JP2019117670 A JP 2019117670A JP 2021004050 A JP2021004050 A JP 2021004050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
pouch
polymerized
sheet member
refill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019117670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021004050A5 (ja
Inventor
拓矢 坪井
Takuya Tsuboi
拓矢 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sun A Kaken Co Ltd
Original Assignee
Sun A Kaken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sun A Kaken Co Ltd filed Critical Sun A Kaken Co Ltd
Priority to JP2019117670A priority Critical patent/JP2021004050A/ja
Publication of JP2021004050A publication Critical patent/JP2021004050A/ja
Publication of JP2021004050A5 publication Critical patent/JP2021004050A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】注ぎ口によって商品デザインや商品陳列の見栄えが損なわれることがない注ぎ口付き詰め替えパウチを提供する。【解決手段】本発明の注ぎ口付き詰め替えパウチ1は、シート部材3,4を重ねて周囲を溶着することで収容物が収容される収容部Sと、収容部Sを構成する一方の側面の中間位置において、シート部材の一部を幅方向に亘って重合し、側面から突出するように形成された重合部10と、重合部10に突出形成されると共に収容部Sと連通し、収容物を注出可能にする注ぎ口15とを有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、収容物を収容した注ぎ口付き詰め替えパウチに関する。
従来、本体容器に収容されている液状の収容物(例えば、シャンプー、リンス、石鹸、洗剤、薬剤など;以下、収容物と称する)を使い切った後、本体容器を廃棄することなく、繰り返して使用できるように、同じ収容物を収容した詰め替えパウチを購入し、本体容器に移し替えることが行われている。このような詰め替えパウチは、例えば、特許文献1に開示されているように、合成樹脂製のシート(シート部材)の周囲を溶着して袋状に構成されたもの、或いは、底部を備えた自立袋として構成されたもの等が知られており、上辺に突出するように設けられた注ぎ口のスコアラインをカットして本体容器へ収容物の移し替え作業が行われる。
特開2017−114524号
従来の注ぎ口付き詰め替えパウチは、収容物を注出する注ぎ口が上辺の角部又は上辺の中央部に突出するように設けられているため、店頭に陳列した際、注ぎ口が見えてしまい、商品デザインや商品陳列の見栄えを損なっている。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、注ぎ口によって商品デザインや商品陳列の見栄えが損なわれることのない注ぎ口付き詰め替えパウチを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る注ぎ口付き詰め替えパウチは、シート部材を重ねて周囲を溶着することで収容物が収容される収容部と、前記収容部を構成する一方の側面の中間位置において、前記シート部材の一部を幅方向に亘って重合し、前記側面から突出するように形成された重合部と、前記重合部に突出形成されると共に前記収容部と連通し、前記収容物を注出可能にする注ぎ口と、を有することを特徴とする。
上記した注ぎ口付き詰め替えパウチは、周囲が溶着されているシート部材の側面部の中間位置に重合部が形成されており、その重合部に注ぎ口が突出形成されている。このため、パウチ本体の上辺や角部に突出形成された注ぎ口を有する詰め替えパウチと比較すると、注ぎ口を見えなくすることができ、商品デザインの向上が図れると共に、重合部を裏側にして陳列することで注ぎ口が表側に露出することはなく、陳列の見栄えの向上が図れる。
本発明によれば、注ぎ口によって商品デザインや商品陳列の見栄えが損なわれることがない注ぎ口付き詰め替えパウチが得られる。
本発明に係る注ぎ口付き詰め替えパウチの平面図。 図1に示す構成において、シート部材の溶着部分を示す図。 図1に示す注ぎ口付き詰め替えパウチの分解斜視図。 図1に示す注ぎ口付き詰め替えパウチの裏面図。 図1に示す注ぎ口付き詰め替えパウチの使用状態を示す図。
図1から図4は、本発明に係る注ぎ口付き詰め替えパウチ(以下、パウチと称する)の一実施形態を示す図であり、図1は平面図、図2はシート部材の溶着部分を示す図、図3は分解斜視図、そして、図4は裏面図である。
本実施形態のパウチ1は、縦長の略矩形状のシート部材3と、シート部材3と略同じ形状で上下に分割された分割シート4A,4Bで構成されるシート部材4とを重ね合わせ、周囲を溶着(溶着部分を斜線で示す)して構成される袋状の本体2を備えている。前記シート部材3,4は、本体2の側面を構成しており、本実施形態では、シート部材3,4の下側にV字状に屈曲されたシート部材5を介在して、その周囲を溶着することで、本体2は、上記した収容物が収容される収容部Sを具備した自立袋として構成されている。勿論、本体2は、底シートを介在しない、いわゆる三方体として構成されたものであっても良い。
前記シート部材3,4,5の構成材料については、特に限定されることはない。例えば、内層側に、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン−αオレフィン共重合体等の熱溶融性樹脂によるシーラント層を設けると共に、溶着層上に、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、アルミニウム等の金属、紙等の外層(複数の層で構成されていても良い)を積層した多層構造の複合シート材を用いることが可能であり、その積層構造については、収容部Sに収容される収容物に応じて適宜選択され、特定の形態に限定されることはない。
また、そのようなシート部材の表面には、各種の印刷を施しても良く(印刷層を形成しても良い)、このような積層構造については、各種公知の手法、例えば、押出機などを用いて、溶融した樹脂を製膜して、積層体状に層形成したり、あらかじめフィルム状に形成したものをドライラミネーション等によるラミネート法を用いて作成することが可能である。
前記収容部Sを形成する本体2の一方の側面には、その中間位置(本実施形態ではやや上方寄りとしている)に、シート部材の一部を幅方向に亘って重合し、側面から突出するように構成された重合部(合掌部)10が形成されている。この重合部10は、例えば、上記したシート部材4を構成する分割シート4Aの下端と、分割シート4Bの上端をそれぞれ同じ長さで屈曲してそれぞれ屈曲部4a,4bを形成し、これらの屈曲部4a,4bを面接させてヒートバーで圧着することで形成することが可能である。
この場合、重合部10には、収容部Sに収容された収容物を注出可能にする注ぎ口(注出部)15が形成されている。本実施形態の注ぎ口15は、重合部10の幅方向略中間位置において、重合部10に対して直交する方向に突出形成されており、突出部分の形状は、略台形状に形成されている。この注ぎ口15は、重合部10を構成する前記屈曲部4a,4bの中間位置を、それぞれ同形状(略台形状)に突出するようにカットして周囲を溶着するとともに、突出した部分の内部を未溶着状態(未溶着部をS1で示す)にして前記収容部Sと連通させることで形成することが可能である。
具体的には、製袋工程において、重合部10を形成するためのヒートバーに、未溶着部S1が形成されるように圧接しない凹所(非溶着領域)を形成しておくことで作成可能であり、ヒートバーで重なった屈曲部4a,4bを圧着した際、その部分が未溶着となって、収容部Sと連痛する注ぎ口15を形成することが可能である。
上記した構成において、注ぎ口15の先端には、注ぎ口を開口させるカット手段20を設けておくことが好ましい。カット手段は、例えば、注ぎ口の先端側にスコアライン(ノッチやガイド線(レーザや実刃による基材のハーフカット等))21を設けたり、カットし易いように、易カットフィルムやテアテープ、表面微多孔処理(ポロソ加工など)を用いることで形成可能である。
注ぎ口15に、このようなカット手段20を設けておくことで、詰め替え操作時に容易に注ぎ口15を開口することが可能となる。
上記したように、本体2の側面に重合部10を形成し、この部分に注ぎ口15を形成しておくことで、図4に示すように、背面側は略面一状に構成されて、従来のように、注ぎ口が突出するようなこともないので、商品デザインや商品陳列の見栄えが損なわれることのないパウチが得られる。
また、図5に示すように、袋の上部(図3の分割シート4Aの部分)をシート部材3に重なるように折り曲げた状態で注ぎ口15を詰め替えボトル50の注入口51に差し込むことで詰め替え作業を容易に行なうことが可能となる。この場合、注ぎ口15は、重合部10の幅方向中間位置に、直交する方向に突出形成したことで、安定した状態で容易に詰め替え作業を行なうことが可能となる。
なお、上記した注ぎ口15の形成位置については特に限定されることはなく、重合部10の端部に形成しても良い。また、注ぎ口15の形状や突出方向(注ぎ口と重合部の角度)については限定されることはない。例えば、注ぎ口は、長方形状や半円形状であっても良く、また、突出方向についても重合部10の方向(幅方向)に対して傾斜する等、適宜変形することが可能である。
また、上記した構成において、パウチ1の寸法(横幅、高さ、底の幅)や、上端から重合部10までの位置は限定されることはないが、縦長の袋の方がパウチとしては使い易い。
一例として、高さHが170mm、横幅Wが120mm、底の幅Tが45mm程度とし、重合部10の突出量L1を35mm程度にすることで、詰め替え作業が行い易い形状にすることができる。
また、注ぎ口15の大きさについても特に限定されることはないが、重合部10に対する突出高さH1を20mm、注ぎ口15のカットする部分の幅W1を15mm程度にすることで作業性が良くなる。この場合、詰め替えボトル50の注入口51の開口径よりも小さくなるように、カット部分の幅W1を設定することで、注ぎ口15を詰め替えボトル50の注出口51に挿入することが可能となり、詰め替え作業性の向上が図れるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
図3で示した分解斜視図では、パウチ1を構成する側面部、及び、重合部を有する側面部については、複数枚のシート部材3,4で構成したが、これらは1枚のシート部材で構成することが可能である。例えば、ロール状(原反)に巻回されている1枚のシート部材を引き出しながら製袋機に供給する際、引き出し方向(図3のD1方向)に沿って順次加工(折り曲げ加工、溶着加工、カット加工等)を施すことで、1枚のシート部材で、両側面部を形成することも可能である。
具体的には、原反からD1方向に引き出された1枚のシート部材の端部位置P1で内側に180°折り返し、P2の位置で外側に180°折り返し、更にP3の位置で内側に180°と3回折り返すことで、1枚のシート部材で両側面及び重合部を形成することが可能である。この場合、重合部を溶着する際には、一定間隔で未溶着部S1を有する注ぎ口15を形成するとともに、注ぎ口15が重合部から突出するように、重合部の先端領域を引き出し方向に沿ってカットし、重合部10から突出する注ぎ口15が形成された部分の両サイドを溶着することで、引き出し方向に沿って連続的にパウチを作成することが可能である。
すなわち、従来の製袋機を利用して容易に製造することも可能である。
上記したように、本発明に係るパウチ1は、本体の側面に重合部10を形成しておき、その部分に注ぎ口15が形成されていれば良く、その全体形状、シート部材の配置態様、製袋方法等、適宜、変形することが可能であり、特定の形状に限定されることはない。
また、シート部材については、収容する収容物の形態に応じて任意に設定することが可能である。例えば、シート部材の素材については、ガスバリア性、機械的強靭性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐摩耗性などの機能を備えた層を備えた構成であっても良い。また、パウチの本体は、自立体や三方体以外にも、側面にマチが形成されたガゼットタイプにする等、適宜変形することが可能である。さらに、注ぎ口15については、管状部材やスパウト等の別部材を取着し、詰め替え時の開封操作や詰め替え操作が容易に行えるように構成しても良い。
1 注ぎ口付きパウチ
2 本体
3,4,4A,4B,5 シート部材
10 重合部
15 注ぎ口
20 カット手段
S 収容部

Claims (3)

  1. シート部材を重ねて周囲を溶着することで収容物が収容される収容部と、
    前記収容部を構成する一方の側面の中間位置において、前記シート部材の一部を幅方向に亘って重合し、前記側面から突出するように形成された重合部と、
    前記重合部に突出形成されると共に前記収容部と連通し、前記収容物を注出可能にする注ぎ口と、
    を有することを特徴とする注ぎ口付き詰め替えパウチ。
  2. 前記注ぎ口の先端には、注ぎ口を開口させるカット手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の注ぎ口付き詰め替えパウチ。
  3. 前記注ぎ口は、前記重合部の中間位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の注ぎ口付き詰め替えパウチ。
JP2019117670A 2019-06-25 2019-06-25 注ぎ口付き詰め替えパウチ Pending JP2021004050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117670A JP2021004050A (ja) 2019-06-25 2019-06-25 注ぎ口付き詰め替えパウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117670A JP2021004050A (ja) 2019-06-25 2019-06-25 注ぎ口付き詰め替えパウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021004050A true JP2021004050A (ja) 2021-01-14
JP2021004050A5 JP2021004050A5 (ja) 2022-02-08

Family

ID=74099611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019117670A Pending JP2021004050A (ja) 2019-06-25 2019-06-25 注ぎ口付き詰め替えパウチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021004050A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292061A (ja) * 1996-12-02 2004-10-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd 分岐した小室を設けたパウチ
JP6128623B1 (ja) * 2016-03-08 2017-05-17 大成ラミック株式会社 包装袋および包装袋の使用方法
JP2018070211A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 大日本印刷株式会社 液体用小袋

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292061A (ja) * 1996-12-02 2004-10-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd 分岐した小室を設けたパウチ
JP6128623B1 (ja) * 2016-03-08 2017-05-17 大成ラミック株式会社 包装袋および包装袋の使用方法
JP2018070211A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 大日本印刷株式会社 液体用小袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3380487B2 (ja) 開封容易なバッグ及びパッケージ用素材
JP3627956B2 (ja) 注出機能付き包装袋
JP5365224B2 (ja) 詰め替えパウチ
JP6977423B2 (ja) 注ぎ口を有する包装袋
KR102141539B1 (ko) 리필 용기
JP5719642B2 (ja) 包装袋、及びその包装袋に対する充填方法
JP7110555B2 (ja) 注出ノズルを有する包装袋
JP3634576B2 (ja) 注出機能付き包装袋
JP2021004050A (ja) 注ぎ口付き詰め替えパウチ
JP7006148B2 (ja) 注ぎ口を有する包装袋
JP4421277B2 (ja) 包装袋、その製造方法及び部材の溶着方法
JP6771949B2 (ja) 味噌用収納容器
JP4689158B2 (ja) 自立性包装袋
JP4957097B2 (ja) 易開封性詰替え用袋
WO2010058422A1 (en) A flexible package for packing a rigid/ semi rigid article/ bottle/ container
JP6753162B2 (ja) 包装袋
JP4313660B2 (ja) 包装袋の製造方法
JP4313659B2 (ja) 包装袋及びその製造方法
JP6972765B2 (ja) 詰替え用パウチ
JP6912864B2 (ja) ガゼット袋
JP2022024357A (ja) 角底包装袋および角底包装袋の製造方法
JP2003011984A (ja) 自立性袋及びその製造方法及び自立性袋の包装体
JP2019182471A (ja) 包装袋
JP2014012544A (ja) 詰替用パウチ
JP7069704B2 (ja) パウチ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240118