JP2021003958A - 空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成を簡素にすることで製造コストを低減することの可能な空調装置を提供する。【解決手段】空調ケース2は、空気が流れる通路を有する。冷却機器3は、通路内に設けられ、通路を流れる空気を冷却する。加熱機器4は、通路内で冷却機器3の下流側に設けられ、通路を流れる空気を加熱する。デフロスタ吹出開口部80、フェイス吹出開口部81およびフット吹出開口部82は、空調ケース2のうち加熱機器4より下流側に設けられ、通路を流れる空気を車室内に吹き出す。冷却機器3と加熱機器4との間に設けられるドア51は、冷却機器3と加熱機器4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、内外気2層モードを選択可能な車両用空調装置に関するものである。
従来、車室内空気(以下、「内気」という)と車室外空気(以下、「外気」という)とを分けた状態で車室内に吹き出す内外気2層モードを選択可能な車両用の空調装置が知られている。
特許文献1には、そのような空調装置に適用される送風ユニットが開示されている。この送風ユニットは、内外気2層モードが選択されると、送風ユニットケース内の上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すように構成されている。送風ユニットを通過した空気は、エバポレータなどの冷却機器、および、ヒータコアなどの加熱機器などが設けられた空調ユニットに導入される。そして、空調ユニット内を流れる空気は、温度および湿度が調整された後、空調ユニットケースに設けられた各吹出開口部からダクトを通り車室内に吹き出される。
特許文献1には、そのような空調装置に適用される送風ユニットが開示されている。この送風ユニットは、内外気2層モードが選択されると、送風ユニットケース内の上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すように構成されている。送風ユニットを通過した空気は、エバポレータなどの冷却機器、および、ヒータコアなどの加熱機器などが設けられた空調ユニットに導入される。そして、空調ユニット内を流れる空気は、温度および湿度が調整された後、空調ユニットケースに設けられた各吹出開口部からダクトを通り車室内に吹き出される。
ところで、上述した空調装置は、内外気2層モードを行うため、冷却機器より下流側の通路を上側の通路と下側の通路に仕切る構成を備えていなければならない。また、空調装置は、空調風の温度をマックスクールとしてフェイスモードおよびデフロスタモードを行うため、冷却機器を通過した全ての冷気を加熱機器を迂回させてフェイス吹出口およびデフロスタ吹出口へ流す構成を備えていなければならない。
そのため、一般に、空調装置は、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切る仕切壁を設け、さらに、その上側の通路と下側の通路にそれぞれスライド式のエアミックスドアを設けている。これにより、内外気2層モードを選択可能な空調装置は、空調ユニット内のドアおよびその駆動機構などの構成が複雑となることで製造上のコストが高くなり、高価なものとなるといった課題がある。
本発明は上記点に鑑みて、構成を簡素にすることで製造コストを低減することの可能な空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、車室内を空調する空調装置であって、
空気が流れる通路を有する空調ケース(2)と、
通路内に設けられ、通路を流れる空気を冷却する冷却機器(3)と、
通路内で冷却機器の下流側に設けられ、通路を流れる空気を加熱する加熱機器(4)と、
空調ケースのうち加熱機器より下流側に設けられ、通路を流れる空気を車室内に吹き出すデフロスタ吹出開口部(80)、フェイス吹出開口部(81)およびフット吹出開口部(82)と、
冷却機器と加熱機器との間に設けられ、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路(11)と下側の通路(21)に仕切ることが可能なドア(51)と、を備える。
空気が流れる通路を有する空調ケース(2)と、
通路内に設けられ、通路を流れる空気を冷却する冷却機器(3)と、
通路内で冷却機器の下流側に設けられ、通路を流れる空気を加熱する加熱機器(4)と、
空調ケースのうち加熱機器より下流側に設けられ、通路を流れる空気を車室内に吹き出すデフロスタ吹出開口部(80)、フェイス吹出開口部(81)およびフット吹出開口部(82)と、
冷却機器と加熱機器との間に設けられ、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路(11)と下側の通路(21)に仕切ることが可能なドア(51)と、を備える。
これによれば、冷却機器と加熱機器との間の通路を、ドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。したがって、安価な空調装置を提供できる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の空調装置1は、図示しない車両のインストルメントパネルの内側に配置される。空調装置1は、車室内の空気である内気と車室外の空気である外気の一方または両方を吸い込み、その吸い込んだ空気の温度および湿度を調整して車室内に吹き出すことにより、車室内の空調を行うものである。
また、本実施形態の空調装置1は、内気と外気とを分けた状態で車室内に供給する内外気2層モードが選択可能に構成されている。
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の空調装置1は、図示しない車両のインストルメントパネルの内側に配置される。空調装置1は、車室内の空気である内気と車室外の空気である外気の一方または両方を吸い込み、その吸い込んだ空気の温度および湿度を調整して車室内に吹き出すことにより、車室内の空調を行うものである。
また、本実施形態の空調装置1は、内気と外気とを分けた状態で車室内に供給する内外気2層モードが選択可能に構成されている。
まず、本実施形態の空調装置1の構成について説明する。
図1に示すように、空調装置1は、空調ケース2、冷却機器としてのエバポレータ3、加熱機器としてのヒータコア4、エアミックスドア51、52、53およびモードドア61、62、63などを備えている。
なお、図1〜図4では、車両に空調装置1が搭載された状態における重力方向上下を矢印DR1で示し、車両前後方向を矢印DR2で示している。
図1に示すように、空調装置1は、空調ケース2、冷却機器としてのエバポレータ3、加熱機器としてのヒータコア4、エアミックスドア51、52、53およびモードドア61、62、63などを備えている。
なお、図1〜図4では、車両に空調装置1が搭載された状態における重力方向上下を矢印DR1で示し、車両前後方向を矢印DR2で示している。
空調装置1が備える空調ケース2は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えばポリプロピレン)にて形成されている。空調ケース2は、外壁の内側に、空気が流れる通路を有している。また、空調ケース2は、通路内に空気の流れを規制または案内するための第1〜第6壁71〜76を有している。
空調ケース2のうちエバポレータ3より上流側の通路には、図示しない送風ユニットから外気および内気が導入される。送風ユニットは、図1の紙面垂直方向手前側または奥側に配置されている。空調ケース2のうちエバポレータ3より上流側の通路は、第6壁76により上側の通路10と下側の通路20に仕切られている。エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10と下側の通路20には、図示しない送風ユニットから外気および内気が導入される。特に、本実施形態の空調装置1は、内外気2層モードが選択された場合、送風ユニットから上側の通路10に外気が導入され、下側の通路20に内気が導入されるように構成されている。
また、空調ケース2は、ヒータコア4より下流側の部位に、通路を流れる空気を車室内に吹き出すための複数の吹出開口部80〜84を有している。複数の吹出開口部80〜84は、デフロスタ吹出開口部80、フェイス吹出開口部81、フット吹出開口部82、リヤフット吹出開口部83およびリヤフェイス吹出開口部84により構成されている。なお、フット吹出開口部82は、空調ケース2のうち車幅方向を向く面(以下、「空調ケース2の側面」という)に設けられている。
デフロスタ吹出開口部80は、車両のフロントウィンドガラスに向けて空調風を吹き出すものである。フェイス吹出開口部81は、前座席に着座した乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すものである。フット吹出開口部82は、前座席に着座した乗員の足元に向けて空調風を吹き出すものである。
リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84は、空調ケース2内に設けられたリヤ吹出風導入口85から分岐した開口部である。リヤフット吹出開口部83は、後座席に着座した乗員の足元に向けて空調風を吹き出すものである。リヤフェイス吹出開口部84は、後座席に着座した乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すものである。
なお、各吹出開口部には、それぞれ図示しないダクトが取り付けられる。そのダクトは、車室内の所定の場所に設けられた各吹出口に接続される。
なお、各吹出開口部には、それぞれ図示しないダクトが取り付けられる。そのダクトは、車室内の所定の場所に設けられた各吹出口に接続される。
空調ケース2の通路内に配置されるエバポレータ3は、通路を流れる空気を冷却する熱交換器である。エバポレータ3は、図示していない圧縮機、凝縮器および膨張弁などと共に周知の冷凍サイクルを構成する。エバポレータ3は、冷凍サイクルにおいて、膨張弁の下流側、且つ、圧縮機の上流側に配置される。エバポレータ3が有する図示していないチューブの内側を、膨張弁によって減圧されて気液二層状態となった冷媒が流れる。エバポレータ3は、そのチューブの内側を流れる冷媒と、通路を流れる空気との熱交換により、通路を流れる空気を冷却する。
ヒータコア4は、空調ケース2の通路内でエバポレータ3の下流側に設けられている。ヒータコア4は、通路を流れる空気を加熱する熱交換器である。ヒータコア4が有する図示しないチューブの内側を例えばエンジン冷却水などの温水が流れる。ヒータコア4は、そのチューブの内側を流れる温水と、通路を流れる空気との熱交換により、通路を流れる空気を加熱する。
空調ケース2の通路内には、複数のエアミックスドア51、52、53および複数のモードドア61、62、63が設けられている。
複数のエアミックスドアのうち、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路に設けられるドアは、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。なお、以下の説明では、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路に設けられるドアを、中間エアミックスドア51と呼ぶ。
複数のエアミックスドアのうち、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路に設けられるドアは、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。なお、以下の説明では、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路に設けられるドアを、中間エアミックスドア51と呼ぶ。
中間エアミックスドア51は、バタフライ式のドアであり、ドア軸511に対して2枚の板材512、513が固定されたものである。中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3を向き、他方の板材513の端部がヒータコア4を向く状態で、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。具体的には、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接する。これにより、エバポレータ3を通過した空気の全部または一部がヒータコア4へ流れる。
ここで、空調ケース2の通路内には、エバポレータ3とヒータコア4との間においてエバポレータ3の上部から上側の通路11の途中まで延びる第1壁71が設けられている。また、空調ケース2の通路内には、エバポレータ3とヒータコア4との間においてヒータコア4の下部から下側の通路21の途中まで延びる第2壁72が設けられている。
図2に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511を中心として回転することで、一方の板材512の端部が第1壁71に当接または隣接し、他方の板材513の端部が第2壁72に当接または隣接する状態となる。この状態で、エバポレータ3を通過した空気の全てがヒータコア4を迂回して流れる。
図2に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511を中心として回転することで、一方の板材512の端部が第1壁71に当接または隣接し、他方の板材513の端部が第2壁72に当接または隣接する状態となる。この状態で、エバポレータ3を通過した空気の全てがヒータコア4を迂回して流れる。
また、図1に示すように、空調ケース2の通路内には、ヒータコア4の上下方向の中間位置から下流側へ延びる第3壁73と、その第3壁73のうちヒータコア4から離れた部位から下方へ延びる第4壁74が設けられている。
複数のモードドアのうち、第4壁74に対してヒータコア4とは反対側の位置に設けられるモードドアを、下側モードドア61と呼ぶ。下側モードドア61は、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ることが可能である。なお、ヒータコア4より下流側の通路で上側の通路12には、デフロスタ吹出開口部80とフェイス吹出開口部81が設けられている。また、ヒータコア4より下流側の通路で下側の通路22には、フット吹出開口部82、リヤフット吹出開口部83およびリヤフェイス吹出開口部84が設けられている。
複数のモードドアのうち、第4壁74に対してヒータコア4とは反対側の位置に設けられるモードドアを、下側モードドア61と呼ぶ。下側モードドア61は、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ることが可能である。なお、ヒータコア4より下流側の通路で上側の通路12には、デフロスタ吹出開口部80とフェイス吹出開口部81が設けられている。また、ヒータコア4より下流側の通路で下側の通路22には、フット吹出開口部82、リヤフット吹出開口部83およびリヤフェイス吹出開口部84が設けられている。
下側モードドア61は、ロータリ式のドアであり、回転軸611と、その回転軸611から垂直方向に延びる複数の側壁部612と、その複数の側壁部612のうち回転軸611とは反対側の部位同士を接続する可動仕切壁613とを有している。下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ることが可能である。
また、図1および図2に示すように、下側モードドア61は、側壁部612により、空調ケース2の側面に設けられたフット吹出開口部82を開閉可能である。すなわち、下側モードドア61は、フェイス吹出開口部81およびデフロスタ吹出開口部80から吹き出される風量と、フット吹出開口部82から吹き出される風量との配分を決めるドアである。
また、下側モードドア61は、可動仕切壁613から径方向外側に延びるガイド壁614を有している。ガイド壁614は、上側の通路12を流れる風量を調整するものである。
また、図1および図2に示すように、下側モードドア61は、側壁部612により、空調ケース2の側面に設けられたフット吹出開口部82を開閉可能である。すなわち、下側モードドア61は、フェイス吹出開口部81およびデフロスタ吹出開口部80から吹き出される風量と、フット吹出開口部82から吹き出される風量との配分を決めるドアである。
また、下側モードドア61は、可動仕切壁613から径方向外側に延びるガイド壁614を有している。ガイド壁614は、上側の通路12を流れる風量を調整するものである。
図1に示すように、空調ケース2の通路内には、デフロスタ吹出開口部80の近傍から、ヒータコア4より下流側で上側の通路10の途中まで延びる第5壁75が設けられている。
複数のモードドアのうち、下側モードドア61よりも上側に設けられるモードドアを、上側モードドア62と呼ぶ。上側モードドア62も、ロータリ式のドアである。上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81とデフロスタ吹出開口部80とを選択的に開閉可能である。すなわち、上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81から吹き出される風量と、デフロスタ吹出開口部80から吹き出される風量との配分を決めるドアである。
さらに、複数のモードドアのうち、リヤ吹出風導入口85の下流側に設けられるモードドアをリヤ用モードドア63と呼ぶ。リヤ用モードドア63は、バタフライドアである。リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83から吹き出される風量と、リヤフェイス吹出開口部84から吹き出される風量との配分を決めるドアである。
上述したように、エバポレータ3とヒータコア4との間においてヒータコア4の下部から下側の通路20の途中まで第2壁72が延びている。以下の説明では、第2壁72より上側の通路を「ヒータコア4を有する通路」と呼び、第2壁72より下側の通路を「ヒータコア4を有しない通路43」と呼ぶ。
また、「ヒータコア4を有する通路」のうち、ヒータコア4を空気が通過して流れる通路を「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と呼ぶ。一方、「ヒータコア4を有する通路」のうち、ヒータコア4を空気が迂回して流れる通路を「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」と呼ぶ。なお、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」は、ヒータコア4より上方で、第1壁71と第5壁75との間に形成される通路である。
また、「ヒータコア4を有する通路」のうち、ヒータコア4を空気が通過して流れる通路を「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と呼ぶ。一方、「ヒータコア4を有する通路」のうち、ヒータコア4を空気が迂回して流れる通路を「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」と呼ぶ。なお、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」は、ヒータコア4より上方で、第1壁71と第5壁75との間に形成される通路である。
「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」には、上側エアミックスドア52が設けられている。上側エアミックスドア52は、片開きドアである。上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を開閉可能であり、その通路を流れる空気の流量を調整する。
また、「ヒータコア4を有しない通路43」には、下側エアミックスドア53が設けられている。下側エアミックスドア53は、バタフライドアである。下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を開閉可能であり、その通路を流れる空気の流量を調整する。
上述したように、デフロスタ吹出開口部80の近傍から、ヒータコア4より下流側で上側の通路12の途中まで第5壁75が延びている。第5壁75とヒータコア4との間には、上側エアミックスチャンバ44が形成されている。上側エアミックスチャンバ44は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れた空気の一部と、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を流れた空気とが混合する空間である。
また、下側エアミックスドア53の下流側には、下側エアミックスチャンバ45が形成されている。下側エアミックスチャンバ45は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れた空気の一部と、「ヒータコア4を有しない通路43」を流れた空気とが混合する空間である。
また、下側エアミックスドア53の下流側には、下側エアミックスチャンバ45が形成されている。下側エアミックスチャンバ45は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れた空気の一部と、「ヒータコア4を有しない通路43」を流れた空気とが混合する空間である。
なお、本実施形態の空調装置1は、上述した上側モードドア62の回転軸621と下側モードドア61の回転軸611とが比較的近い位置に設けられている。そのため、図7に示すように、上側モードドア62と下側モードドア61は、1つのリンク機構9により動作するように構成することが可能である。
図7は、上側モードドア62と下側モードドア61を駆動するリンク機構9の一例を示したものである。図7に示すように、リンク機構9は、メインプレート90、第1レバー91および第2レバー92などにより構成されている。
メインプレート90は、円盤状に形成され、空調ケース2の外側に設けられる。メインプレート90は、図示しないアクチュエータの駆動により、中央のシャフト93を中心として回転可能である。メインプレート90には、第1溝94と第2溝95が設けられている。メインプレート90の第1溝94には、第1レバー91の有するピン96が嵌合している。第1レバー91の有するピン96は、メインプレート90の第1溝94内を相対的に移動可能である。一方、メインプレート90の第2溝95には、第2レバー92の有するピン97が嵌合している。第2レバー92の有するピン97は、メインプレート90の第2溝95内を相対的に移動可能である。
第1レバー91のうちピン96とは反対側の部位には、上側モードドア62の回転軸621が固定されている。第2レバー92のうちピン97とは反対側の部位には、下側モードドア61の回転軸611が固定されている。上側モードドア62の回転軸621と下側モードドア61の回転軸611はそれぞれ、空調ケース2の外壁に対し回転可能に設けられている。すなわち、上側モードドア62は自身の回転軸611を軸として回転する。また、下側モードドア61も自身の回転軸611を軸として回転する。
この構成により、メインプレート90が中央のシャフト93を中心として回転すると、第1溝94のうち第1レバー91のピン96とシャフト93の中心との距離が変化する。また、第2溝95のうち第2レバー92のピン97とシャフト93の中心との距離が変化する。そのため、メインプレート90が中央のシャフト93を中心として回転すると、第1溝94と第2溝95の形状に応じて、第1レバー91と第2レバー92の角度がそれぞれ変化し、上側モードドア62の位相と下側モードドア61の位相が変化する。
このように、本実施形態の空調装置1は、上側モードドア62の回転軸621と下側モードドア61の回転軸611とを比較的近い位置に設けることで、上側モードドア62と下側モードドア61を1つのリンク機構9により動作するように構成することが可能である。そのため、この空調装置1は、上側モードドア62と下側モードドア61とそれらを駆動するための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することが可能である。したがって、空調装置1を安価に提供することができる。
次に、本実施形態の空調装置1の作動について説明する。
本実施形態の空調装置1のフェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フット/デフロスタモード、デフロスタモードのそれぞれの状態を図2〜図6に示す。
図2〜図6において、中間エアミックスドア51は、各モードの代表的なポジションとされている。すなわち、フェイスモードにおいて、中間エアミックスドア51はマックスクールのポジションにある。また、バイレベルモードにおいて、中間エアミックスドア51は1/2のポジションにある。フットモード、フット/デフロスタモード、およびデフロスタモードにおいて、中間エアミックスドア51はマックスホットのポジションにある。ただし、空調装置1の各モードにおいて、中間エアミックスドア51の位置は空調要求に応じて任意に変更することが可能である。
本実施形態の空調装置1のフェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フット/デフロスタモード、デフロスタモードのそれぞれの状態を図2〜図6に示す。
図2〜図6において、中間エアミックスドア51は、各モードの代表的なポジションとされている。すなわち、フェイスモードにおいて、中間エアミックスドア51はマックスクールのポジションにある。また、バイレベルモードにおいて、中間エアミックスドア51は1/2のポジションにある。フットモード、フット/デフロスタモード、およびデフロスタモードにおいて、中間エアミックスドア51はマックスホットのポジションにある。ただし、空調装置1の各モードにおいて、中間エアミックスドア51の位置は空調要求に応じて任意に変更することが可能である。
なお、マックスクールとは、エバポレータ3を通過した空気の全てがヒータコア4を迂回する状態をいう。一方、マックスホットとは、エバポレータ3を通過した空気の全てがヒータコア4を通過する状態をいう。
<フェイスモード>
空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態について説明する。
図2に示すように、中間エアミックスドア51は、一方の板材512の端部が第1壁71に当接または隣接し、他方の板材513の端部が第2壁72に当接または隣接している。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を開いている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を閉じ、フェイス吹出開口部81を開いている。
下側モードドア61は、側壁部612により、フット吹出開口部82を閉じている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を閉じ、リヤフェイス吹出開口部84を開いている。
これにより、矢印A、Bに示すように、エバポレータ3を通過した全ての空気は「ヒータコア4を有しない通路43」を流れ、フェイス吹出開口部81とリヤフェイス吹出開口部84から車室内に吹き出される。すなわち、空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態で、最大風量を実現することができる。
空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態について説明する。
図2に示すように、中間エアミックスドア51は、一方の板材512の端部が第1壁71に当接または隣接し、他方の板材513の端部が第2壁72に当接または隣接している。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を開いている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を閉じ、フェイス吹出開口部81を開いている。
下側モードドア61は、側壁部612により、フット吹出開口部82を閉じている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を閉じ、リヤフェイス吹出開口部84を開いている。
これにより、矢印A、Bに示すように、エバポレータ3を通過した全ての空気は「ヒータコア4を有しない通路43」を流れ、フェイス吹出開口部81とリヤフェイス吹出開口部84から車室内に吹き出される。すなわち、空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態で、最大風量を実現することができる。
<バイレベルモード>
空調装置1がバイレベルモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53が1/2のポジションにある状態について説明する。
図3に示すように、中間エアミックスドア51は、一方の板材512の端部がエバポレータ3と第1壁71との中間位置にあり、他方の板材513の端部が第2壁72とヒータコア4との中間位置にある。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を開いている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を開いている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を閉じ、フェイス吹出開口部81を開いている。
下側モードドア61は、フット吹出開口部82の一部を開いている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84の両方を開いている。
空調装置1がバイレベルモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53が1/2のポジションにある状態について説明する。
図3に示すように、中間エアミックスドア51は、一方の板材512の端部がエバポレータ3と第1壁71との中間位置にあり、他方の板材513の端部が第2壁72とヒータコア4との中間位置にある。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を開いている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を開いている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を閉じ、フェイス吹出開口部81を開いている。
下側モードドア61は、フット吹出開口部82の一部を開いている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84の両方を開いている。
これにより、矢印C〜Kに示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」と「ヒータコア4を有しない通路43」を流れる。そして、その空気は、フェイス吹出開口部81、フット吹出開口部82、リヤフェイス吹出開口部84、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
<フットモード>
空調装置1がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図4に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を開いている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、サイドウィンドガラスの曇りを防ぐために、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ると共に、フット吹出開口部82を開いている。また、下側モードドア61は、ガイド壁614をヒータコア4に近づけることで、ガイド壁614と第5壁75との間の流路面積を小さくする。これにより、上側エアミックスチャンバ44から上側の通路12へ流れる風量が少なくなる。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を開き、リヤフェイス吹出開口部84を閉じている。
空調装置1がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図4に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を開いている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、サイドウィンドガラスの曇りを防ぐために、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ると共に、フット吹出開口部82を開いている。また、下側モードドア61は、ガイド壁614をヒータコア4に近づけることで、ガイド壁614と第5壁75との間の流路面積を小さくする。これにより、上側エアミックスチャンバ44から上側の通路12へ流れる風量が少なくなる。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を開き、リヤフェイス吹出開口部84を閉じている。
上述したように、空調装置1がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある場合、中間エアミックスドア51と下側モードドア61により、空調ケース2内の通路は、上側の通路11、12と下側の通路21、22に仕切られる。これにより、矢印L〜Pに示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。なお、その空気の一部は、フェイス吹出開口部81を経由して車室内に設けられたサイドフェイス吹出口から吹き出されることもある。
その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。そのため、冬場の乾燥した外気がデフロスタ吹出開口部80から吹き出されるので、フロントウィンドガラスの曇りが防がれる。一方、車室内を循環する温かい内気がヒータコア4を通過した後、フット吹出開口部82およびリヤフット吹出開口部83から吹き出されるので、車室内を効率よく暖房することができる。
<フット/デフロスタモード>
空調装置1がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図5に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を閉じている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ると共に、フット吹出開口部82を開いている。また、下側モードドア61は、フットモードの時に比べて、ヒータコア4から離れる方向(すなわち、図5の右側)へ僅かに回転している。これにより、下側モードドア61の有するガイド壁614と第5壁75との間の流路面積が、フットモードの時に比べて大きくなる。これにより、上側エアミックスチャンバ44から上側の通路12へ流れる風量が、フットモードの時に比べて増加する。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を開き、リヤフェイス吹出開口部84を閉じている。
空調装置1がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図5に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を閉じている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ると共に、フット吹出開口部82を開いている。また、下側モードドア61は、フットモードの時に比べて、ヒータコア4から離れる方向(すなわち、図5の右側)へ僅かに回転している。これにより、下側モードドア61の有するガイド壁614と第5壁75との間の流路面積が、フットモードの時に比べて大きくなる。これにより、上側エアミックスチャンバ44から上側の通路12へ流れる風量が、フットモードの時に比べて増加する。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83を開き、リヤフェイス吹出開口部84を閉じている。
上述したように、空調装置1がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある場合、中間エアミックスドア51と下側モードドア61により、空調ケース2内の通路は、上側の通路11、12と下側の通路21、22に仕切られる。これにより、矢印Q〜Sに示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。なお、その空気の一部は、フェイス吹出開口部81を経由して車室内に設けられたサイドフェイス吹出口から吹き出されることもある。
その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。そのため、冬場の乾燥した外気がデフロスタ吹出開口部80から吹き出されるので、フロントウィンドガラスの曇りが防がれる。一方、車室内を循環する温かい内気がヒータコア4を通過した後、フット吹出開口部82およびリヤフット吹出開口部83から吹き出されるので、車室内を効率よく暖房することができる。
<デフロスタモード>
空調装置1がデフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図6に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を閉じている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、側壁部612により、フット吹出開口部82を閉じている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84の両方を閉じている。
空調装置1がデフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態について説明する。
図6に示すように、中間エアミックスドア51は、ドア軸511に固定された一方の板材512の端部がエバポレータ3の上下方向の中間位置に当接または隣接し、他方の板材513の端部がヒータコア4の上下方向の中間位置に当接または隣接している。すなわち、中間エアミックスドア51は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切っている。
上側エアミックスドア52は、「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を閉じている。
下側エアミックスドア53は、「ヒータコア4を有しない通路43」を閉じている。
上側モードドア62は、デフロスタ吹出開口部80を開き、フェイス吹出開口部81を閉じている。なお、上側モードドア62は、フェイス吹出開口部81の一部を開いていてもよい。
下側モードドア61は、側壁部612により、フット吹出開口部82を閉じている。
リヤ用モードドア63は、リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84の両方を閉じている。
これにより、矢印T、Uに示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80から車室内に吹き出される。なお、その空気の一部は、フェイス吹出開口部81を経由して車室内に設けられたサイドフェイス吹出口から吹き出されることもある。
以上、本実施形態の空調装置1の構成と、その作動として5つのモードの代表例について説明した。
以上、本実施形態の空調装置1の構成と、その作動として5つのモードの代表例について説明した。
続いて、本実施形態の空調装置1と比較するため、比較例の空調装置100について説明する。
図13に示すように、比較例の空調装置100には、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切る仕切壁78が設けられている。そして、その上側の通路11にスライド式の上側エアミックスドア54が設けられ、下側の通路21にスライド式の下側エアミックスドア55が設けられている。
図13に示すように、比較例の空調装置100には、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切る仕切壁78が設けられている。そして、その上側の通路11にスライド式の上側エアミックスドア54が設けられ、下側の通路21にスライド式の下側エアミックスドア55が設けられている。
また、比較例の空調装置100には、ヒータコア4より下流側の通路を、上側の通路12と下側の通路22に仕切るバタフライ式の2層ドア64が設けられている。さらに、デフロスタ吹出開口部80に片開き式のモードドア65が設けられ、フェイス吹出開口部81にスライド式のモードドア66が設けられ、フット吹出開口部82にロータリ式のモードドア67が設けられている。また、リヤフット吹出開口部83とリヤフェイス吹出開口部84には、バタフライ式のモードドア68が設けられている。
このように、比較例の空調装置100には、エバポレータ3とヒータコア4との間に2個のスライド式のエアミックスドア54、55が設けられており、ヒータコア4の下流側の通路にバタフライ式の2層ドア64が設けられている。さらに、比較例の空調装置100には、4個のモードドア65〜68が設けられている。そのため、比較例の空調装置100は、空調ユニット内の各ドアの構成およびその駆動機構の構成が複雑なものとなっている。そのため、比較例の空調装置100は、製造上のコストが高くなり、高価なものとなるといった課題がある。
次に、比較例の空調装置100の作動について説明する。
図14は、比較例の空調装置100がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55がマックスクールのポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を連通している。
図14は、比較例の空調装置100がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55がマックスクールのポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を連通している。
図15は、比較例の空調装置100がバイレベルモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55が1/2のポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を仕切っていてもよく、連通していてもよい。
図16は、比較例の空調装置100がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55が1/2のポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を仕切っている。その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。上側の通路10に導入された外気は、デフロスタ吹出開口部80、フェイス吹出開口部81から吹き出され、下側の通路20に導入された内気はフット吹出開口部82、リヤフェイス吹出開口部84およびリヤフット吹出開口部83から吹き出される。
図17は、比較例の空調装置100がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55が1/2のポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を仕切っている。その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。上側の通路10に導入された外気は、デフロスタ吹出開口部80、フェイス吹出開口部81から吹き出され、下側の通路20に導入された内気はフット吹出開口部82、リヤフェイス吹出開口部84およびリヤフット吹出開口部83から吹き出される。
図18は、比較例の空調装置100がデフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア54、55が1/2のポジションにある状態を示している。この場合、2層ドア64は、上側の通路12と下側の通路22を連通している。
このように、比較例の空調装置100は、内外気2層モードを行うための空調ユニット内の各ドアの構成およびその駆動機構の構成が複雑なものとなっている。
以上説明した比較例の空調装置100と比較して、本実施形態の空調装置1は、次の作用効果を奏するものである。
(1)本実施形態の空調装置1は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路にバタフライ式の中間エアミックスドア51を備えている。この中間エアミックスドア51は、フットモードのマックスホット時、および、フット/デフロスタモードのマックスホット時に、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。
これにより、この空調装置1は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することが可能である。したがって、安価な空調装置1を提供することができる。
(1)本実施形態の空調装置1は、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路にバタフライ式の中間エアミックスドア51を備えている。この中間エアミックスドア51は、フットモードのマックスホット時、および、フット/デフロスタモードのマックスホット時に、エバポレータ3とヒータコア4との間の通路を上側の通路11と下側の通路21に仕切ることが可能である。
これにより、この空調装置1は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することが可能である。したがって、安価な空調装置1を提供することができる。
(2)本実施形態では、エバポレータ3とヒータコア4との間に設けられる中間エアミックスドア51は、マックスクール時に、一方の板材512の端部が第1壁71に当接または隣接し、他方の板材513の端部が第2壁72に当接または隣接する構成である。これにより、エバポレータ3を通過した全ての冷風をヒータコア4を迂回させて下流側へ流すことが可能である。すなわち、この空調装置1は、マックスクール時に、最大風量を実現することができる。
(3)本実施形態の空調装置1が備える下側モードドア61は、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ることが可能であり、且つ、フット吹出開口部82を開閉可能である。この下側モードドア61は、フットモードのマックスホット時、および、フット/デフロスタモードのマックスホット時に、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ると共に、フット吹出開口部82を開くように構成されている。
これにより、この空調装置1は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することが可能である。したがって、安価な空調装置1を提供することができる。
これにより、この空調装置1は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することが可能である。したがって、安価な空調装置1を提供することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して後席用の吹出開口部の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して後席用の吹出開口部の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、第2実施形態では、空調ケース2に設けられる後席用の吹出開口部は、リヤフット吹出開口部83のみであり、リヤフェイス吹出開口部84が設けられていない。リヤフット吹出開口部83は、空調ケース2の側面に設けられたフット吹出開口部82から分岐した吹出口とされている。
第2実施形態の空調装置1が備える下側モードドア61は、フェイス吹出開口部81およびデフロスタ吹出開口部80から吹き出される風量と、フット吹出開口部82およびリヤフット吹出開口部83から吹き出される風量との配分を決めるドアである。また、図10および図11に示すように、下側モードドア61は、可動仕切壁613により、ヒータコア4より下流側の通路を上側の通路12と下側の通路22に仕切ることが可能である。
次に、第2実施形態の空調装置1の作動について説明する。
なお、第2実施形態の空調装置1の作動おいて、中間エアミックスドア51、上側エアミックスドア52、下側エアミックスドア53、上側モードドア62および下側モードドア61のポジションは、第1実施形態で説明したものと同一であるので、その説明を省略する。
なお、第2実施形態の空調装置1の作動おいて、中間エアミックスドア51、上側エアミックスドア52、下側エアミックスドア53、上側モードドア62および下側モードドア61のポジションは、第1実施形態で説明したものと同一であるので、その説明を省略する。
<フェイスモード>
図8は、空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態を示している。このとき、矢印A1に示すように、エバポレータ3を通過した全ての空気は「ヒータコア4を有しない通路43」を流れ、フェイス吹出開口部81から車室内に吹き出される。
図8は、空調装置1がフェイスモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスクールのポジションにある状態を示している。このとき、矢印A1に示すように、エバポレータ3を通過した全ての空気は「ヒータコア4を有しない通路43」を流れ、フェイス吹出開口部81から車室内に吹き出される。
<バイレベルモード>
図9は、空調装置1がバイレベルモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53が1/2のポジションにある状態を示している。このとき、矢印B1〜I1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」と「ヒータコア4を有しない通路43」を流れる。そして、その空気は、フェイス吹出開口部81、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
図9は、空調装置1がバイレベルモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53が1/2のポジションにある状態を示している。このとき、矢印B1〜I1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」と「ヒータコア4を有しない通路43」を流れる。そして、その空気は、フェイス吹出開口部81、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
<フットモード>
図10は、空調装置1がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印J1〜M1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
図10は、空調装置1がフットモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印J1〜M1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」と「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が迂回する通路41」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。上側の通路10に導入された乾燥した外気は、デフロスタ吹出開口部80から吹き出され、下側の通路20に導入された温かい内気はフット吹出開口部82およびリヤフット吹出開口部83から吹き出される。
<フット/デフロスタモード>
図11は、空調装置1がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印N1〜P1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
図11は、空調装置1がフット/デフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印N1〜P1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80、フット吹出開口部82、およびリヤフット吹出開口部83から車室内に吹き出される。
その場合、内外気2層モードが選択されると、エバポレータ3より上流側の通路において、上側の通路10には外気が導入され、下側の通路20には内気が導入される。上側の通路10に導入された乾燥した外気は、デフロスタ吹出開口部80から吹き出され、下側の通路20に導入された温かい内気はフット吹出開口部82およびリヤフット吹出開口部83から吹き出される。
<デフロスタモード>
図12は、第2実施形態の空調装置1がデフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印Q1、R1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80から車室内に吹き出される。
以上説明した第2実施形態の空調装置1は、第1実施形態の空調装置1と同一の作用効果を奏することができるものである。
図12は、第2実施形態の空調装置1がデフロスタモードとされ、且つ、エアミックスドア51、52、53がマックスホットのポジションにある状態を示している。このとき、矢印Q1、R1に示すように、エバポレータ3を通過した空気は「ヒータコア4を有し且つヒータコア4を空気が通過する通路42」を流れる。そして、その空気は、デフロスタ吹出開口部80から車室内に吹き出される。
以上説明した第2実施形態の空調装置1は、第1実施形態の空調装置1と同一の作用効果を奏することができるものである。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(1)上記各実施形態では、上側エアミックスドア52を片開きドアとし、下側エアミックスドア53をバタフライドアとしたが、これに限らず、各エアミックスドア51、52、53は任意の形状のものを採用することができる。
(2)上記各実施形態では、上側モードドア62をロータリドアとし、リヤ用モードドア63をバタフライドアとしたが、これに限らず、各モードドア61、63は任意の形状のものを採用することができる。
(3)上記各実施形態において、車両に対する空調装置1の搭載状態はその一例を示したものであり、これに限らず、空調装置1は車両前後方向、左右方向、上下方向において、任意の搭載状態とすることができる。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車室内を空調する空調装置は、空調ケース、冷却機器、加熱機器、デフロスタ吹出開口部、フェイス吹出開口部、フット吹出開口部、および、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアを備える。
空調ケースは、空気が流れる通路を有する。その通路内に設けられる冷却機器は、通路を流れる空気を冷却する。加熱機器は、通路内で冷却機器の下流側に設けられ、通路を流れる空気を加熱する。デフロスタ吹出開口部、フェイス吹出開口部およびフット吹出開口部は、空調ケースのうち加熱機器より下流側に設けられ、通路を流れる空気を車室内に吹き出す。冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車室内を空調する空調装置は、空調ケース、冷却機器、加熱機器、デフロスタ吹出開口部、フェイス吹出開口部、フット吹出開口部、および、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアを備える。
空調ケースは、空気が流れる通路を有する。その通路内に設けられる冷却機器は、通路を流れる空気を冷却する。加熱機器は、通路内で冷却機器の下流側に設けられ、通路を流れる空気を加熱する。デフロスタ吹出開口部、フェイス吹出開口部およびフット吹出開口部は、空調ケースのうち加熱機器より下流側に設けられ、通路を流れる空気を車室内に吹き出す。冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。
第2の観点によれば、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、冷却機器を通過した空気が加熱機器に流れる状態と、冷却機器を通過した空気が加熱機器を迂回して流れる状態に切り替えることの可能なエアミックスドアである。
これによれば、冷却機器と加熱機器との間の通路を、エアミックスドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
これによれば、冷却機器と加熱機器との間の通路を、エアミックスドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
第3の観点によれば、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、冷却機器を通過した空気の全てが加熱機器を通過するマックスホット時に、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切る。
これによれば、マックスホット時に、上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すことで、内外気2層モードを実現することができる。
これによれば、マックスホット時に、上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すことで、内外気2層モードを実現することができる。
第4の観点によれば、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、ドア軸に対して2枚の板材が固定されたバタフライ式であり、2枚の板材のうち一方の板材の端部が冷却機器を向き、他方の板材の端部が加熱機器を向く状態で、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。
これによれば、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切るドアを構成の簡素なバタフライ式とすることで、製造上のコストを低減することができる。
これによれば、冷却機器と加熱機器との間の通路を上側の通路と下側の通路に仕切るドアを構成の簡素なバタフライ式とすることで、製造上のコストを低減することができる。
第5の観点によれば、空調ケースは、冷却機器と加熱機器との間において冷却機器の上部から上側の通路の途中まで延びる第1壁と、冷却機器と加熱機器との間において加熱機器の下部から下側の通路の途中まで延びる第2壁とを有する。そして、冷却機器と加熱機器との間に設けられるドアは、冷却機器を通過した空気の全てが加熱機器を迂回するマックスクール時に、一方の板材の端部が第1壁に当接または隣接し、他方の板材の端部が第2壁に当接または隣接する。
これによれば、マックスクール時に、冷却機器を通過した全ての冷風を加熱機器を迂回させて下流側へ流すことで、最大風量を実現することができる。
これによれば、マックスクール時に、冷却機器を通過した全ての冷風を加熱機器を迂回させて下流側へ流すことで、最大風量を実現することができる。
第6の観点によれば、空調装置は、加熱機器より下流側の通路に設けられるモードドアをさらに備える。モードドアは、加熱機器より下流側の通路を、デフロスタ吹出開口部およびフェイス吹出開口部が設けられる上側の通路と、フット吹出開口部が設けられる下側の通路に仕切ることが可能であり、且つ、フット吹出開口部を開閉可能である。
これによれば、加熱機器より下流側の通路を、フット吹出開口部用のモードドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
これによれば、加熱機器より下流側の通路を、フット吹出開口部用のモードドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外気2層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
第7の観点によれば、モードドアは、回転軸と、回転軸から垂直方向に延びる複数の側壁部と、複数の側壁部のうち回転軸とは反対側の部位同士を接続する可動仕切壁とを有するロータリ式である。そして、モードドアは、可動仕切壁により加熱機器より下流側の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能であり、側壁部によりフット吹出開口部を開閉可能である。
これによれば、加熱機器より下流側の通路を、フット吹出開口部用のロータリドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
これによれば、加熱機器より下流側の通路を、フット吹出開口部用のロータリドアを用いて上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である。そのため、この空調装置は、内外層モードを行うための構成を簡素にすることで、製造上のコストを低減することができる。
第8の観点によれば、通路を流れる空気がフット吹出開口部から吹き出されるフットモード、および、通路を流れる空気がフット吹出開口部とデフロスタ吹出開口部から吹き出されるフット/デフロスタモードにおいて、モードドアは加熱機器より下流側の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ると共に、フット吹出開口部を開く状態となるように構成されている。
これによれば、フットモード、および、フット/デフロスタモードにおいて、上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すことで、内外気2層モードを実現することができる。
これによれば、フットモード、および、フット/デフロスタモードにおいて、上側の通路に外気を流し、下側の通路に内気を流すことで、内外気2層モードを実現することができる。
第9の観点によれば、冷却機器の下流側には、「加熱機器を有する通路」と、「加熱機器を有しない通路」とが形成されており、「加熱機器を有する通路」には、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」と、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が迂回する通路」とが形成されている。空調装置は、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」を開閉する上側エアミックスドアと、「加熱機器を有しない通路」を開閉する下側エアミックスドアとをさらに備える。
これによれば、上側エアミックスドアは、上側の通路を通過した空気が、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」のみを流れる状態と、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」および「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が迂回する通路」を流れる状態とを形成することができる。
また、下側エアミックスドアは、上側の通路を通過した空気が、「加熱機器を有しない通路」を流れる状態と、その「加熱機器を有しない通路」を流れない状態とを形成することができる。
これによれば、上側エアミックスドアは、上側の通路を通過した空気が、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」のみを流れる状態と、「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が通過する通路」および「加熱機器を有し且つ加熱機器を空気が迂回する通路」を流れる状態とを形成することができる。
また、下側エアミックスドアは、上側の通路を通過した空気が、「加熱機器を有しない通路」を流れる状態と、その「加熱機器を有しない通路」を流れない状態とを形成することができる。
1 空調装置
2 空調ケース
3 エバポレータ
4 ヒータコア
51 中間エアミックスドア
80 デフロスタ吹出開口部
81 フェイス吹出開口部
82 フット吹出開口部
10、11、12 上側の通路
20、21、22 下側の通路
2 空調ケース
3 エバポレータ
4 ヒータコア
51 中間エアミックスドア
80 デフロスタ吹出開口部
81 フェイス吹出開口部
82 フット吹出開口部
10、11、12 上側の通路
20、21、22 下側の通路
Claims (9)
- 車室内を空調する空調装置であって、
空気が流れる通路を有する空調ケース(2)と、
前記通路内に設けられ、前記通路を流れる空気を冷却する冷却機器(3)と、
前記通路内で前記冷却機器の下流側に設けられ、前記通路を流れる空気を加熱する加熱機器(4)と、
前記空調ケースのうち前記加熱機器より下流側に設けられ、前記通路を流れる空気を前記車室内に吹き出すデフロスタ吹出開口部(80)、フェイス吹出開口部(81)およびフット吹出開口部(82)と、
前記冷却機器と前記加熱機器との間に設けられ、前記冷却機器と前記加熱機器との間の前記通路を上側の通路(11)と下側の通路(21)に仕切ることが可能なドア(51)と、を備える空調装置。 - 前記冷却機器と前記加熱機器との間に設けられる前記ドアは、前記冷却機器を通過した空気が加熱機器に流れる状態と、前記冷却機器を通過した空気が前記加熱機器を迂回して流れる状態に切り替えることの可能なエアミックスドアである、請求項1に記載の空調装置。
- 前記冷却機器と前記加熱機器との間に設けられる前記ドアは、前記冷却機器を通過した空気の全てが前記加熱機器を通過するマックスホット時に、前記冷却機器と前記加熱機器との間の前記通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である、請求項1または2に記載の空調装置。
- 前記冷却機器と前記加熱機器との間に設けられる前記ドアは、ドア軸(511)に対して2枚の板材(512、513)が固定されたバタフライ式であり、2枚の前記板材のうち一方の前記板材(512)の端部が前記冷却機器を向き、他方の前記板材(513)の端部が前記加熱機器を向く状態で、前記冷却機器と前記加熱機器との間の前記通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能である、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空調装置。
- 前記空調ケースは、前記冷却機器と前記加熱機器との間において前記冷却機器の上部から上側の通路の途中まで延びる第1壁(71)と、前記冷却機器と前記加熱機器との間において前記加熱機器の下部から下側の通路の途中まで延びる第2壁(72)とを有し、
前記冷却機器と前記加熱機器との間に設けられる前記ドアは、前記冷却機器を通過した空気の全てが前記加熱機器を迂回するマックスクール時に、一方の前記板材の端部が前記第1壁に当接または隣接し、他方の前記板材の端部が前記第2壁に当接または隣接する、請求項4に記載の空調装置。 - 前記加熱機器より下流側の通路に設けられ、前記加熱機器より下流側の通路を、前記デフロスタ吹出開口部および前記フェイス吹出開口部が設けられる上側の通路(12)と、前記フット吹出開口部が設けられる下側の通路(22)に仕切ることが可能であり、且つ、前記フット吹出開口部を開閉可能なモードドア(61)をさらに備える、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空調装置。
- 前記モードドアは、回転軸(611)と、前記回転軸から垂直方向に延びる複数の側壁部(612)と、複数の前記側壁部のうち前記回転軸とは反対側の部位同士を接続する可動仕切壁(613)とを有するロータリ式であり、
前記モードドアは、前記可動仕切壁により前記加熱機器より下流側の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ることが可能であり、前記側壁部により前記フット吹出開口部を開閉可能である、請求項6に記載の空調装置。 - 前記通路を流れる空気が前記フット吹出開口部から吹き出されるフットモード、および、前記通路を流れる空気が前記フット吹出開口部と前記デフロスタ吹出開口部から吹き出されるフット/デフロスタモードにおいて、前記モードドアは前記加熱機器より下流側の通路を上側の通路と下側の通路に仕切ると共に、前記フット吹出開口部を開く状態となるように構成されている、請求項6または7に記載の空調装置。
- 前記冷却機器の下流側には、「前記加熱機器を有する通路」と、「前記加熱機器を有しない通路(43)」とが形成されており、「前記加熱機器を有する通路」には、「前記加熱機器を有し且つ前記加熱機器を空気が通過する通路(42)」と、「前記加熱機器を有し且つ前記加熱機器を空気が迂回する通路(41)」とが形成されており、
「前記加熱機器を有し且つ前記加熱機器を空気が通過する通路」を開閉する上側エアミックスドア(52)と、
「前記加熱機器を有しない通路」を開閉する下側エアミックスドア(53)と、をさらに備える、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019117826A JP2021003958A (ja) | 2019-06-25 | 2019-06-25 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021003958A true JP2021003958A (ja) | 2021-01-14 |
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ID=74099591
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JP2019117826A Pending JP2021003958A (ja) | 2019-06-25 | 2019-06-25 | 空調装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021003958A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
- 2019-06-25 JP JP2019117826A patent/JP2021003958A/ja active Pending
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