JP2021003495A - 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021003495A JP2021003495A JP2019120002A JP2019120002A JP2021003495A JP 2021003495 A JP2021003495 A JP 2021003495A JP 2019120002 A JP2019120002 A JP 2019120002A JP 2019120002 A JP2019120002 A JP 2019120002A JP 2021003495 A JP2021003495 A JP 2021003495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction port
- port body
- corner
- portions
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
Description
この吸込口体によれば、左右のサイド固定刷毛が床面との隙間を塞ぐことによって、ブラシ室の気密性を向上させ、微細塵の集塵性能が向上するとされている。
したがって、隅部における前方の壁面際の塵埃は吸引除去することはできても、隅部における側方の壁面際の塵埃は吸引されずに残りやすいという問題がある。なお、吸込口体にて一方の壁面に沿って他方の壁面まで清掃した後、吸込口体にて他方の壁面に沿って一方の壁面まで清掃すればこのような問題は抑えられるが、隅部の清掃に手間を要することになる。
前記筐体および前記吸込口は、前記筐体が前進する方向に対して左右方向にそれぞれ延びた形状を有し、
前記筐体は、左右両端の前方側に左右一対の角部を有する周囲部と、前記周囲部に設けられた突起部とをさらに有し、
前記シート状部材は、前記底部の下面における前記吸込口の左右端部の少なくとも一方の近傍位置に配置されると共に、前後方向に延びる前後シール部と、前記前後シール部の左右に設けられた左右方向に延びる左右シール部とを有し、
室内の互いに略直交して隣接する2つの壁面と床面とで囲まれた隅部に、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において、前記突起部が前記隅部の前記2つの壁面に当接することによって、前記隅部における前記前後シール部の周囲および前記角部の近傍と前記2つの壁面との間に空気流路が形成され、空気が上方から前記空気流路内に流入して前記吸込口へ達するように構成された
電気掃除機の吸込口体が提供される。
また、本発明によれば、送風部および集塵部を有する掃除機本体と、前記掃除機本体に直接または接続管を介して接続される前記吸込口体とを備えた電気掃除機が提供される。
<電気掃除機の全体構成>
図1は本発明の電気掃除機の第1実施形態を示す斜視図である。
図1に示すように、この電気掃除機1は、掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に装着されるバッテリー40と、本発明の吸込口体50と、掃除機本体10と吸込口体50とを着脱可能に接続する延長パイプ60とを備える。なお、第1実施形態では、代表的にコードレスタイプのスティック型電気掃除機を例示しているが、本発明の吸込口体50はハンディ型、キャニスター型、アップライト型等の電気掃除機にも適用可能である。
また、駆動装置20は操作スイッチ21を有するハンドル22を後部に有しており、操作スイッチ21はリード線を介して制御回路と電気的に接続されている。
図2は第1実施形態の電気掃除機における吸込口体を示す斜視図であり、図3は第1実施形態の吸込口体の平面図であり、図4は第1実施形態の吸込口体の正面図である。また、図5は第1実施形態の吸込口体の右側面図であり、図6は第1実施形態の吸込口体の底面図であり、図7は図4のI−I線矢視断面図である。なお、図2、図3、図5〜図7において、吸込口体の前後上下左右の方向を矢印にて示している。
吸込口本体51は、吸込口51aが設けられた底部52aと、周囲部52bと、上部52cとを有する筐体52を備えると共に、筐体52の周囲部52bの前端に設けられたバンパー53を備える。
後部52abは略U字形に形成されており、後部52abの下方に関節部58が露出している。また、後部52abの後部下面には後部ローラ54が設けられている。なお、後部52abの形状は略U字形に限定されず、例えば、関節部58が露出していない平面部に後部ローラ54が設けられた形状でもよい。
また、底部52aの前部52aaにおける左右両端部(吸込口51aの左右側)の前端側には、筐体52が床面F上に載置された状態において前方へ向かうにつれて床面Fから離れる方向に傾斜した左右一対の傾斜面部52axが設けられている。なお、第1実施形態では凸曲面状の傾斜面部52axを例示しているが、傾斜面部は平坦面でもよい。
また、底部52aの後部の右側には、車輪を有する床面検知スイッチ55が設けられている。
上部52cは、周囲部52bと連設されて底部52aを覆う部分であり、後端側の左右方向の中間部に関節部58を嵌め入れる凹部52caを有している。さらに、上部52cの前端の左右両端側には、バンパー53の上バンパー53aの左右一対の取付片53aaが差し込まれるよう後方へ凹んだ左右一対の取付凹部52cbが設けられている。
上バンパー53aの左右一対の取付片53aaはそれぞれ左右側面を有し、それらの各左右側面には左右方向の同一軸心上に凸部が設けられている。一方、筐体52の左右一対の取付凹部52cbはそれぞれ左右内側面を有し、それらの各左右内側面には左右方向の同一軸心P1上に凹部が設けられている(図2参照)。
なお、上バンパー53aの複数の凸部を凹部に変更し、かつ、筐体52の複数の凹部を凸部に変更してもよい。
バンパー53が壁面等に当接して押し込まれていない自由状態において、上バンパー53aは、筐体52における最も前方に突出した前端52x(周囲部52bの前端におけるバンパー53で覆われていない左右両側部分)よりも前方へ突出している(図2、図3参照)。
また、下バンパー53bの下端縁は、後方(回転ブラシ56側)へ湾曲しており、バンパー53の自由状態において、下バンパー53bの下端縁は回転ブラシ56と非接触で近接している。なお、図7において、回転ブラシ56のブラシ毛先端の回転軌道を二点鎖線で示している。
また、筐体52の周囲部52bにおける左右側面の下部には上下方向に延びる隆起部52zがそれぞれ設けられており、これら左右一対の隆起部52zの外面に後述する左右一対のシート状部材57の一部が貼り付けられている。なお、図6に示すように、左右一対の隆起部52zは、底部52a側から視て、吸込口51aにおける下バンパー53b(自由状態)の先端よりも後方位置の左右両側に配置されている。
また、第2筒部58bは、接続管部59の後述する上流側接続端部59aを左右方向の軸心P3を中心として前後方向に回動可能に受け入れる凹部58baを有している。この凹部58baは、下部と上部に設けられた大小2つの凹曲面部を有している。
上流側接続端部59aは、関節部58の第2筒部58bにおける上部の小さい凹曲面部と摺接可能な凸曲面部59aaを有すると共に、第2筒部58bにおける下部の大きい凹曲面部と摺接可能な摺接端部59abを有している。
また、延長パイプ60の上流側接続端部には吸込口体50の接続管部59の一対の受電端子と電気的に接続可能なクリップ形の一対の給電端子が設けられ、延長パイプ60の下流側接続端部にはピン形の一対の受電端子が設けられ、一対の給電端子と一対の受電端子とはリード線にて電気的に接続されている。
図8は第1実施形態の吸込口体を床面上に載置するときの状態を示す説明図であり、図9は第1実施形態の吸込口体のバンパーを室内の壁面に軽く当接させた状態を示す説明図であり、図10は第1実施形態の吸込口体のバンパーを室内の壁面に押し当てた状態を示す説明図である。また、図11は図10の状態のときの吸込口体の内部構造を示す説明図であり、図12は第1実施形態の吸込口体の左側の角部を室内の床面上の隅部に押し当てた底面側から視た状態を示す説明図であり、図13は図12で示した吸込口体における角部付近を拡大した説明図である。なお、図9〜図12において、吸込口体の前後左右方向を矢印にて示している。
このシート状部材57は、前後シール部に相当する前後方向に延びる前方シール部57aと、左右シール部に相当する前方シール部57aの後方に設けられた左右方向に延びる後方シール部57bとを有し、前方シール部57aと後方シール部57bとが接合したT字形の一部品からなる(図6参照)。
なお、シート状部材57は起毛布に限定されず、例えば、所定の厚さを有する不織布、織り布、編み布、発泡樹脂シート等の柔らかいシート素材でもよい。
後方シール部57bは、筐体52における底部52aの下面の略平坦面から周囲部52bの前記隆起部52zに亘る範囲に、例えば、接着により取り付けられている。より具体的には、後方シール部57bにおける吸込口51a側の内側端部は、前方シール部57aよりも吸込口51aに接近した位置まで延びている。また、後方シール部57bにおける吸込口51aとは反対側の外側端部57baは、周囲部52bの側部の隆起部52z上まで延びている。
その後、図10〜図13に示すように、吸込口体50のバンパー53(上バンパー53a)を前方の壁面W2に強く押し付けると、上バンパー53aおよび下バンパー53bが吸込口本体51に対して後方へ揺動する。このとき、吸込口体50の左右の角部52kにそれぞれ設けた凸部52yが前方の壁面W2に当接すると共に、下バンパー53bの先端が回転ブラシ56のブラシ毛に当接する。なお、隅部C側の凸部52yは、側方の壁面W1にも当接する。
なお、隅部Cへ向かって吸込口体50を側方の壁面W1に沿って移動させているときも、凸部52yと後方シール部57bとの間の空気流入口G3の上方から前方シール部57aの周囲の空気流路G1を通って吸込口51aへ空気が流れているため、側方の壁面W1付近の塵埃も除塵されている。
したがって、電動モータの電流値が上昇したことを制御部が検出したときに、制御部が電動送風機の出力を増加させるように制御してもよい。この構成によれば、隅部Cの清掃時に吸引力が自動的に増加するため、吸込口本体51にシート状部材57および凸部52yを設けたことによる隅部Cへの空気導入との相乗効果によって、隅部Cの清掃がより一層効率よくかつ十分に行うことができる。
図14は第2実施形態の吸込口体の左側の角部を室内の床面上の隅部に押し当てた底面側から視た状態を示す説明図である。なお、図14において、図13中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第2実施形態の吸込口体は、シート状部材157の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様に構成されている。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
この構成によれば、吸込口本体51の底部52aの左右両端に一対のシート状部材157を設ける場合に、左右の前方シール部157aを共通化し、かつ、左右の後方シール部157bを共通化することができる。また、例えば、前方シール部157aと後方シール部157bの厚さ(基材の厚さ、起毛の長さ等)を容易に異ならせることができる。
図15は第3実施形態の吸込口体の左側の角部を室内の床面上の隅部に押し当てた底面側から視た状態を示す説明図である。なお、図15において、図13中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第3実施形態の吸込口体は、シート状部材257の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様に構成されている。以下、第3実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
この構成によれば、シート状部材257の接合部近傍領域257cと床面との間にも空気流路が形成されるため、隅部Cの清掃において接合部近傍領域257cの空気流路に矢印S(空気の流れ)で示すように空気が流れる。これにより、隅部Cにおける側方の壁面W1付近の塵埃を吸込口51aへ送り込みやすくなる。
図16は第4実施形態の吸込口体の左側の角部を室内の床面上の隅部に押し当てた底面側から視た状態を示す説明図である。なお、図16において、図13中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第4実施形態の吸込口体は、シート状部材357の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様に構成されている。以下、第4実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
また、第2実施形態と同様に、左右の前方シール部357aを共通化し、かつ、左右の後方シール部357bを共通化することができると共に、前方シール部357aと後方シール部357bの厚さ(基材の厚さ、起毛の長さ等)を容易に異ならせることができる。
図17は第5実施形態の吸込口体の左側の角部を室内の床面上の隅部に押し当てた底面側から視た状態を示す説明図である。なお、図17において、図13中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第5実施形態の吸込口体は、シート状部材457の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様に構成されている。以下、第5実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
また、第5実施形態の場合、吸込口本体51の左右の角部52kに凸部52y(図13参照)が設けられていない。
この構成によれば、隅部Cの清掃において前方シール部457aの前端が前方の壁面W2に当接して突起部として機能する。この場合、前方の壁面W2に当接する前方シール部457aの前端部分を厚くしてもよい。
1−1.第1〜第5実施形態における吸込口体50の周囲部52bの角部52kに設けた凸部52yを2つに分割して周囲部52bの前端面と側面に互いに分離して設けるようにしてもよい。この場合、吸込口体50にて床面上の隅部を清掃する際、吸込口体50の角部に空気導入口が形成されるため、隅部の奥部の真上から空気を送り込みやすくなる。
1−2.凸部52yは周囲部52bの前端面と側面のうちのいずれか一方のみに設けてもよく、あるいは、凸部52yを省略してもよい。
凸部52yが周囲部52bの前端面のみに設けられる場合、シート状部材の後方シール部の外側端部57baが周囲部52bの側部の突起部として機能する。この場合、周囲部52bの側部の隆起部52zを省略し、かつ、後方シール部の外側端部57baを厚くしてもよい。
また、凸部52yが周囲部52bの側部のみに設けられる場合、バンパー53が周囲部52bの前端面側の突起部として機能する。
(1)前後方向に延びる前後シール部と左右方向に延びる左右シール部とが十字形(X字形)に交わった形状のシート状部材も本発明に含まれる。この場合、十字形のシート状部材における交差部分が交差シール部として含まれ、交差シール部の前後部分が前後シール部として含まれ、交差シール部の左右部分が左右シール部として含まれる。またこの場合、この十字形のシート状部材において、前後シール部における交差シール部との前側および/または後側の接合近傍領域の厚さを他の領域より薄くしてもよい。
(2)前記(1)の前後シール部における交差シール部との前側および/または後側の接合近傍領域を切断して隙間を設けたシート状部材も本発明に含まれる。
なお、シート状部材を十字形としたときの前後方向に延びる部分と左右方向に延びる部分の長さが同じであるか、もしくは、左右方向に延びる部分における前後方向に延びる部分から左右へ突出する長さが互いに同じであれば、左右のシート状部材を1種類に共通化することができる。
本発明の電気掃除機の吸込口体は、床面と対向する下面と吸込口とが設けられた底部を有する筐体と、床面と摺接可能なように前記底部の下面に設けられたシート状部材とを備え、
前記筐体および前記吸込口は、前記筐体が前進する方向に対して左右方向にそれぞれ延びた形状を有し、
前記筐体は、左右両端の前方側に左右一対の角部を有する周囲部と、前記周囲部に設けられた突起部とをさらに有し、
前記シート状部材は、前記底部の下面における前記吸込口の左右端部の少なくとも一方の近傍位置に配置されると共に、前後方向に延びる前後シール部と、前記前後シール部の左右に設けられた左右方向に延びる左右シール部とを有し、
室内の互いに略直交して隣接する2つの壁面と床面とで囲まれた隅部に、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において、前記突起部が前記隅部の前記2つの壁面に当接することによって、前記隅部における前記前後シール部の周囲および前記角部の近傍と前記2つの壁面との間に空気流路が形成され、空気が上方から前記空気流路内に流入して前記吸込口へ達するように構成された
ものである。
この構成によれば、吸込口体にて隅部を清掃する際、壁面に沿って上方から隅部へ空気が流入し、隅部上の塵埃が空気と共に吸込口へ吸引されるため、隅部をきれいに除塵することができる。
前記前後シール部は、前記下面における傾斜した前記前部に沿って前方へ延びていてもよい。
この構成によれば、床面上に吸込口体を下ろすときにシート状部材の前後シール部が床面に当接可能となるため、床面がフローリングである場合には吸込口体によるフローリングの傷付きを抑えることができる。
この構成によれば、前方の壁面に当接させて吸込口本体と壁面との間に空気流通用の隙間を形成するための突起部を周囲部に設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
前記外側端部は、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において側方の前記壁面と接触可能な前記突起部として機能するものであってもよい。
この構成によれば、側方の壁面に当接させて吸込口本体と壁面との間に空気流通用の隙間を形成するための突起部を周囲部に設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。また、側方の壁面に左右シール部の外側端部が摺接しながら吸込口体を隅部へ向けて前進させることができ、このとき左右シール部の外側端部はサイドバンパーとなって側方の壁面の傷付きを抑制することができる。
この構成によれば、バンパーまたは凸部を吸込口本体と前方の壁面との間に空気流通用の隙間を形成するための突起部として機能し、凸部を吸込口本体と側方の壁面との間に隙間を形成するための突起部として機能することができる。
この構成によれば、前後シール部の前後方向の長さと左右シール部の左右方向の長さが同じであれば、吸込口本体の底部前端側の左右両端に設ける一対のシート状部材を1種類に共通化することができる。
この構成によれば、接合部近傍領域と床面との間に空気流路が形成されるため、隅部における側方の壁際の塵埃が空気流路を通って吸込口へ吸引されやすくなる。
この構成によれば、吸込口本体の底部前端側の左右両端に一対のシート状部材を設ける場合に、左右の前後シール部を共通化し、かつ、左右の左右シール部を共通化することができる。
この構成によれば、前後シール部と左右シール部との間に空気流路が形成されるため、隅部における側方の壁際の塵埃が空気流路を通って吸込口へ吸引されやすくなる。
この構成によれば、シート状部材によって床面としてのフローリング面を拭くことができる。
10 掃除機本体
20 駆動装置(送風部)
30 集塵装置(集塵部)
50 吸込口体
51a 吸込口
52 筐体
52a 底部
52ax 傾斜面部
52b 周囲部
52k 角部
52y 凸部(突起部)
53 バンパー
57、157、257、357、457 シート状部材
57a、157a、257a、357a、457a 前方シール部(前後シール部)
57b、157b、257b、357b、457b 後方シール部(左右シール部)
57ba 外側端部
60 延長パイプ(接続管)
257c 接合部近傍領域
C 隅部
F 床面
W1、W2 壁面
Claims (11)
- 床面と対向する下面と吸込口とが設けられた底部を有する筐体と、床面と摺接可能なように前記底部の下面に設けられたシート状部材とを備え、
前記筐体および前記吸込口は、前記筐体が前進する方向に対して左右方向にそれぞれ延びた形状を有し、
前記筐体は、左右両端の前方側に左右一対の角部を有する周囲部と、前記周囲部に設けられた突起部とをさらに有し、
前記シート状部材は、前記底部の下面における前記吸込口の左右端部の少なくとも一方の近傍位置に配置されると共に、前後方向に延びる前後シール部と、前記前後シール部の左右に設けられた左右方向に延びる左右シール部とを有し、
室内の互いに略直交して隣接する2つの壁面と床面とで囲まれた隅部に、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において、前記突起部が前記隅部の前記2つの壁面に当接することによって、前記隅部における前記前後シール部の周囲および前記角部の近傍と前記2つの壁面との間に空気流路が形成され、空気が上方から前記空気流路内に流入して前記吸込口へ達するように構成されたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。 - 前記底部の下面における左右両端側の前部が、前記筐体が床面上に載置された状態において前方へ向かうにつれて床面から離れる方向に傾斜しており、
前記前後シール部は、前記下面における傾斜した前記前部に沿って前方へ延びている請求項1に記載の吸込口体。 - 前記前後シール部の前端が、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において前方の前記壁面と接触可能な前記突起部として機能する請求項2に記載の吸込口体。
- 前記左右シール部は、前記周囲部の側部まで延びる外側端部を有し、
前記外側端部は、前記左右一対の角部の一方を近接させた清掃状態において側方の前記壁面と接触可能な前記突起部として機能する請求項1または2に記載の吸込口体。 - 前記周囲部の突起部が、前記周囲部の前端に設けられたバンパー、および、前記周囲部の左右両端の少なくとも一方側の角部の近傍に設けられた凸部のうちの少なくとも1つを含む請求項1〜4のいずれか1つに記載の吸込口体。
- 前記シート状部材は、前記前後シール部と前記左右シール部とが接合した一部品からなる請求項1〜5のいずれか1つに記載の吸込口体。
- 前記前後シール部の前記左右シール部との接合部近傍領域における厚さが、前記前後シール部の前記接合部近傍領域以外の領域の厚さおよび前記左右シール部の厚さよりも薄い請求項6に記載の吸込口体。
- 前記前後シール部と前記左右シール部とがそれぞれ別部品からなる請求項1〜5のいずれか1つに記載の吸込口体。
- 前記前後シール部と前記左右シール部とはそれらの間に隙間が形成されるよう互いに分離している請求項8に記載の吸込口体。
- 前記シート状部材が、基材上に起毛が設けられた起毛布からなる請求項1〜9のいずれか1つに記載の吸込口体。
- 送風部および集塵部を有する掃除機本体と、前記掃除機本体に直接または接続管を介して接続される請求項1〜10のいずれか1つに記載の吸込口体とを備えた電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120002A JP2021003495A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120002A JP2021003495A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021003495A true JP2021003495A (ja) | 2021-01-14 |
Family
ID=74099502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019120002A Pending JP2021003495A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021003495A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033306A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機用床用吸込具 |
JP2009119025A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Tsuchiya Co Ltd | 掃除機の吸引ノズルアタッチメント |
JP2017131489A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気掃除機用吸込具 |
-
2019
- 2019-06-27 JP JP2019120002A patent/JP2021003495A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033306A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機用床用吸込具 |
JP2009119025A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Tsuchiya Co Ltd | 掃除機の吸引ノズルアタッチメント |
JP2017131489A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気掃除機用吸込具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100599416B1 (ko) | 바닥용 흡입구 | |
US20090049640A1 (en) | Robot cleaner system having robot cleaner and docking station | |
JP4468440B2 (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
KR102321633B1 (ko) | 청소기 및 이를 갖는 청소장치 | |
JP3937405B2 (ja) | 電気掃除機用吸込み具及びこれを備えた電気掃除機 | |
JP4528847B2 (ja) | 吸込口体および電気掃除機 | |
CN111685658B (zh) | 电动扫除机及其吸入口体 | |
JP2006346279A (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
JP2018140003A (ja) | 電気掃除機の寝具用吸込口体 | |
JP2011177214A (ja) | 電気掃除機の床用吸込具 | |
JP2021003495A (ja) | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 | |
JP4612156B2 (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
JP6959270B2 (ja) | 電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機 | |
CN106333627B (zh) | 吸入口器具及电动吸尘器 | |
JP7418162B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP7246268B2 (ja) | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 | |
JP3323999B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP7353087B2 (ja) | 電気掃除機の吸込口体およびそれを備えた電気掃除機 | |
JP2017131440A (ja) | 電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機 | |
JP4564368B2 (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
JP7310689B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP3731725B2 (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
JP3757922B2 (ja) | 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 | |
JP7357508B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP5649352B2 (ja) | 掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230113 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20230113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230228 |