JP2021002305A - 機械操作履歴の記録方法及び機械操作履歴の遠隔確認方法 - Google Patents

機械操作履歴の記録方法及び機械操作履歴の遠隔確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録された操作履歴から操作した作業者を特定して操作内容を具体的に把握することができ,稼働異常の原因を効率的に解明する。操作ごとに作業者情報を入力することなく,作業者情報を登録することができ,操作履歴の記録を効率的に行う。機械の設置場所から離れた遠隔場所においても操作履歴を確認することができ,操作履歴の確認作業を効率的に行う。【解決手段】撮像手段により撮像された機械の作業者の画像を含む作業者情報をそれぞれの作業者ごとに予め登録する,撮像手段により撮像される作業者の撮像データに基づいて当該作業者を認識して登録された当該作業者を特定し,特定された作業者の作業者情報と共に操作履歴を記録し,操作履歴と共に作業者情報を確認可能にする。【選択図】図8

Description

本発明は、機械を操作する作業者に対応して操作履歴を記録する機械操作履歴の記録方法及び機械操作履歴の遠隔確認方法に関する。
各種のステップ動作をシーケンシャルに実行して一定の目的動作を実行する各種機械にあっては,制御手段(コントローラ)に設けられた表示部材に操作作業を選択する各種の操作ボタンや操作キーが配列された作業メニュー画面を表示し,該作業メニュー画面中の操作ボタンや操作キーにより操作しようとする作業を選択して実行したり,ステップ動作に必要な軸選択や数値等を設定したりして目的動作を実行可能にしている。
この種の機械にあっては,制御手段に備えられた記憶手段に,機械が操作されるごとに操作履歴を時系列で記憶させる操作履歴記録機能を備えている。作業者は,機械に稼働異常が発生した際に,表示部材に表示される操作履歴に基づいて機械がどのように操作されたかを確認することにより稼働異常の原因を予測し,その予測結果に基づいて稼働異常を解消できるようにしている。
しかし,上記した従来の操作履歴は,操作日時と共にどのような操作が行われたかを記録するのみで,操作の具体的内容までは記録されないため,操作履歴からは稼働異常の原因を直接的に特定するのが困難で,稼働異常を解消するのに時間が掛かっていた。
操作内容に付いては,当該操作を実施した作業者が熟知しており,当該作業者に問い合わせることにより容易に特定することができるが,上記した従来の操作履歴の記録方法では,当該作業者情報までは記録されていなかった。このため,操作内容を具体的に特定するには,当該操作を実行した作業者も特定する必要があり,時間と手間がかかって機械の稼働異常を短時間に解消できなかった。
また,操作履歴に作業者情報を登録するには,操作時または作業終了時に作業者情報をその都度,入力しなければならず,その作業に手間と時間が掛かる問題を有している。
更に,記録された操作履歴を確認するには,コンピュータにインストールされた操作履歴閲覧アプリケーションにより操作履歴ファイルを開いて表示部材に表示させることにより確認することができるが,機械設置場所やコンピュータから離れた場所からは,操作履歴を直接的に確認することができなかった。このため,作業者は機械設置場所やコンピュータの設置場所に出向いて確認したり,現場の作業者から操作履歴情報を送ってもらう必要があり,作業効率が悪かった。
特開号公報
解決しようとする問題点は、記録された操作履歴からは操作した作業者を特定できないため,稼働異常の原因を具体的に特定するのに手間と時間が掛かる点にある。また,操作履歴に作業者情報を登録するには,その都度,作業者情報を入力する必要があり,手間と時間が掛かる点にある。更に,操作履歴を確認するには機械やコンピュータの設置場所に出向く必要があり,操作履歴の確認作業に手間と時間が掛かる点にある。
請求項1は,記憶手段に格納された動作データに基づく各動作をシーケンシャルに実行して所定の目的動作を実行する機械の操作履歴を記録する際に,撮像手段により撮像された機械の作業者の画像を含む作業者情報をそれぞれの作業者ごとに予め登録する,撮像手段により撮像される作業者の撮像データに基づいて当該作業者を認識して登録された当該作業者を特定し,特定された作業者の作業者情報と共に操作履歴を記録し,操作履歴と共に作業者情報を確認可能にする,ことを最も主要な特徴とする。
請求項9は,記憶手段に格納された動作データに基づく各動作をシーケンシャルに実行して所定の目的動作を実行する機械において,請求項1記載の機械操作履歴の記録方法により操作履歴を記録する,当該機械から離れた個所に設置され外部端末装置と当該機械を通信可能に接続する,外部端末装置からの操作履歴読出し指令に基づいて当該機械から操作履歴及び作業者情報を外部端末装置へ転送する,外部端末装置において転送された操作履歴及び作業者情報を表示して確認可能にする,ことを最も主要な特徴とする。
本発明は、記録された操作履歴から操作した作業者を特定して操作内容を具体的に把握することができ,稼働異常の原因を効率的に解明することができる。また,操作ごとに作業者情報を入力することなく,作業者情報を登録することができ,操作履歴の記録を効率的に行うことができる。更に,機械の設置場所から離れた遠隔場所においても操作履歴を確認することができ,操作履歴の確認作業を効率的に行うことができる。
本発明に係る機械としての樹脂成形品取出し機の概略を示す斜視図である。 制御手段が内蔵された操作ペンダントの概略を示す斜視図である。 樹脂成形品取出し機のチャックを移動制御する動作制御手段の電気的ブロック図である。 画像認識手段の電気的ブロック図である。 作業者情報の登録方法を示す説明図である。 事前登録された作業者情報を示す説明図である。 作業者認識時における表示部材の表示例を示す説明図である。 操作履歴情報例を示す説明図である。 操作履歴の遠隔確認方法を示す説明図である。 外部端末装置の電気的ブロック図である。 稼働状況画面の一部に操作履歴情報を表示する例を示す説明図である。
撮像手段により撮像された機械の作業者の画像を含む作業者情報をそれぞれの作業者ごとに予め登録する,撮像手段により撮像される作業者の撮像データに基づいて当該作業者を認識して登録された当該作業者を特定し,特定された作業者の作業者情報と共に操作履歴を記録し,操作履歴と共に作業者情報を確認可能にする,ことを最良の実施形態とする。
以下、本発明に係る機械の操作履歴記録方法を機械としての樹脂成形品取出し機に実施した実施例に従って説明する。
図1に示すように機械としての樹脂成形品取出し機1は,樹脂成形機(図示せず)の固定プラテン3上面に取り付けられ,樹脂成形機による成形後にチャック5を型開した金型間に進入させて樹脂成形品を保持した後に金型間から離脱して樹脂成形機の中心軸線と直交する側面に設定された開放位置に取出す動作を実行する。
樹脂成形品取出し機1は,従来公知で上記固定プラテン3に基部が固定され,樹脂成形機の中心軸線と直交する方向(左右方向)へ延出する第1フレーム7と,該第1フレーム7上を左右方向へ移動する第1走行体9と,該第1走行体9に設けられ,上記中心軸線と一致する方向(前後方向)へ延出して型開した金型の上方に至る第2フレーム11と,第2フレーム11上を前後方向へ移動する第2走行体13と,上記第2走行体13に対して上下方向へ移動可能に設けられ,下部に上記チャック5が設けられた上下ユニット15とから構成される。
上記チャック5は,第1走行体9を左右方向へ,また第2走行体13を前後方向へ,更に上下ユニット15を上下方向へそれぞれ移動させる数値制御可能なサーボモータ等の電動モータ17,19,21の駆動に伴って上記左右方向,前後方向及び上下方向の直交三次元方向へ移動される。
本発明に係る機械は,各種のステップ動作を,予め設定された移動データ等に基づいてシーケンシャルに実行して一定の目的動作を実行する産業ロボット等であればよく,上記樹脂成形品取出し機1に限定されるものではない。
図2に示すように樹脂成形品取出し機1には,操作手段を構成する可搬型の操作ペンダント23が電気的に接続され,該操作ペンダント23は電源スイッチ等の各種スイッチ25,表示部材27,撮像手段としてのカメラ29等が設けられる。また,該操作ペンダント23には樹脂成形品取出し機1を所定動作させる動作制御手段31及び作業者を画像認識する画像認識手段33が内蔵される。
なお,操作手段としては,チャック5の移動データを教示設定する際にチャック5の移動状態の確認を容易化する可搬型の操作ペンダント23としたが,本発明の操作手段はこれに限定されるものではなく,樹脂成形品取出し機1の本体(機械の本体)に取り付けられた操作パネル盤であってもよい。
上記説明は操作ペンダント23に動作制御手段31及び画像認識手段33を内蔵する構成としたが,可搬時の衝撃や振動等により電子機器が破損する恐れがある。これを回避するため,外部の制御手段に動作制御手段31及び画像認識手段33を内蔵し,該制御手段と操作ペンダント23を電気的に接続する構成としてもよい。
説明の便宜上,動作制御手段31及び画像認識手段33を別々に構成して説明するが,動作制御手段31及び画像認識手段33は互いにリンクされているものとする。そして動作制御手段31におけるCPUの演算処理速度及び演算処理能力や記憶手段の容量が十分な場合には,動作制御手段31に画像認識手段33の機能を持たせた単一構成としてもよい。
作業者画像により作業者を認識するためのアプリケーションを人工知能(AI)とする場合には,画像認識手段33の記憶手段に格納される画像認識パラメータのデータ量の大容量化により大型化及び重量化して操作ペンダント23に内蔵したり,可搬したりすることが困難になる恐れがある。このように場合にあっては,操作ペンダント23の外部に画像認識手段33を設けて電気的に接続し,作業者画像の認識処理を実行する構成としてもよい。
この場合にあっては,電気的ノイズが少ない作業環境の場合には,操作ペンダント23及び外部の画像認識手段33に通信手段(送信手段及び受信手段)をそれぞれ設け,操作ペンダント23と外部の画像認識手段33の間で,例えばWiFi等によりデータ通信することにより作業者を画像認識する構成としてもよい。
作業者の画像認識処理を人工知能(AI)で実行する場合にあっては,操作ペンダント23にインターネット接続手段を設け,上記画像認識処理時にインターネットを介してクラウドサーバに接続し,クラウドサーバに格納されたAIアプリケーションや画像認識のために蓄積された画像認識パラメータデータを利用して作業者を短時間でかつ高精度に認識する方法としてもよい。
該表示部材27には静電容量型または抵抗膜型等のLCDタッチパネルで,作業メニュー初期画面,それぞれの作業者を登録する際の作業者登録画面,移動データ設定画面等の各種作業画面等が表示されると共に表示画面中に表示される各種スイッチ,カーソルキー,テンキー(図示せず)等がタッチ操作や押圧操作された際に所望の画面に切換え表示したり,所望の数値や文字情報を入力したりする。
また,カメラ29は,樹脂成形品取出し機1の操作権限を有する作業者の画像を登録する際や樹脂成形品取出し機1の作業を開始する先立って作業者を画像認識するための撮像データ等を入力する用途に使用する。該カメラ29としては,不要時に操作ペンダント23から取り外し可能なUSB接続のものが適している。
図3に示すように動作制御手段31のCPU35はプログラムメモリ37及び作業メモリ39,駆動制御部41,表示制御手段等43を備え、プログラムメモリ37には樹脂成形品取出し機1を駆動制御するためのプログラムデータ、樹脂成形品取出し機1を駆動制御するのに必要な各移動軸の移動データを設定するのに必要な設定プログラムデータ等の各種プログラムデータが格納される。
作業メモリ39は操作ペンダント23を介して設定される樹脂成形品取出し機1におけるチャック5の移動位置に関する各移動軸の移動データを格納する移動データ記憶領域39a、各移動軸に対応する電動モータ17,19,21に設けられたロータリーエンコーダ等の位置検知器(図示せず)から出力される検知信号により検知されるチャック5の実移動位置データを格納する実移動位置データ記憶領域39b、表示部材23に表示される作業メニュー初期画面,作業者登録画面,作業メニュー画面、動作モード画面、移動軸選択画面、数値入力画面,作業者登録画面,作業者認識画面等の各種画面データを格納する画面データ記憶領域39c,樹脂成形品取出し機1の操作権限を有した各作業者に対応し,それぞれの作業者の顔撮像データ,氏名データ及びIDデータ(以下において氏名データ及びIDデータを氏名データ等と称する。)等の作業者情報を格納する作業者情報記憶領域39d,作業者による樹脂成形品取出し機1の操作状況,従って操作ペンダント23の操作状況に関する操作履歴データを格納する操作履歴データ記憶領域39e,樹脂成形品取出し機1の稼働状況に関する稼働データを格納する稼働データ記憶領域39f等を備える。
駆動制御部41は接続されたそれぞれの電動モータ17,19,21を,移動データ記憶領域39aから読み出された移動データ及び実移動位置データ記憶領域39bに格納されたチャック5の実移動位置データに基づいて駆動制御してチャック5を所定位置へ移動させる。
表示制御部43には表示部材27が接続され,該表示制御部43は作業画面に表示される作業選択ボタンにより所望の作業が選択された際に,対応する画面データを画面データ記憶領域39cから読み出して表示部材27に表示させる。
また、表示制御部43は表示部材27に表示された画面中の各種ボタンやテンキー、カーソルキー等が押圧操作またはタッチ操作された際に,静電容量の変化や抵抗値の変化等に基づいてタッチ操作または押圧操作されたボタンやキーを検知する検知手段(図示せず)から出力される信号に基づいて操作されたボタンやキー等を検知して所定の入力及び操作を可能にさせる。
図4に示すように画像認識手段33のCPU45は画像認識プログラムメモリ47,画像認識作業メモリ49,作業者認識部51,表示制御部53等を備え,画像認識プログラムメモリ47には樹脂成形品取出し機1を操作しようとする作業者を画像登録する作業者画像登録プログラムデータ,作業者を画像認識する画像認識プログラムデータ等が格納される。
画像認識作業メモリ49はカメラ29により撮像された当該作業者の少なくとも顔を含む撮像データを格納する作業者撮像データ記憶領域49a,樹脂成形品取出し機1の操作権限を有する各作業者に対応し,それぞれの作業者を画像認識する際の特徴ポイントに関する認識パラメータデータを格納する画像認識パラメータデータ記憶領域49b,上記作業者情報を一時的に格納するバッファ領域49c等を備える。
作業者認識部51は作業者撮像データ記憶領域49aに格納された作業者の撮像データを,画像認識パラメータデータ記憶領域49bに格納された認識パラメータデータに基づいて解析処理して作業者を認識する。また,作業者認識部51は作業者を認識した際に,作業者情報記憶領域49cにおける認識された当該作業者に対応する領域のフラグをセットする。
上記作業者認識部51は,従来公知の人工知能(AI)アプリケーションを利用し,作業者の撮像データに基づいて機械学習,ニューラルネットワーク,ディープラーニング(深層学習),ファジィ制御等の解析方法により作業者を認識(特定)する。
表示制御部53は作業者画像の撮像データに基づいて作業者が認識された際に,表示部材27に作業者情報記憶領域39dに格納された作業者情報を表示して確認可能にさせる。そして表示制御部53は表示部材27に表示された作業者情報が正しい場合に実行キー(図示せず)が操作されると,作業者情報記憶領域39dにおける認識された作業者に対応する領域のフラグをセットさせる。
次に,上記樹脂成形品取出し機1に実施した機械操作履歴の記録方法を説明する。
先ず,樹脂成形品取出し機1の操作権限を有する作業者(複数)による作業者情報の事前登録に付いて説明すると,作業者は操作ペンダント23に設けられた作業者情報登録ボタン(図示せず)または表示部材27に表示されるメニュー初期画面中の作業者情報登録ボタン(図示せず)を操作して表示部材27に作業者情報登録画面を表示させる。そして作業者情報登録画面中の登録ボタン(図示せず)が操作されると,カメラ29を起動して当該作業者の少なくとも顔を撮像し,その撮像データをバッファ領域49cに格納させる。
次に,作業者情報登録画面中の作業者情報入力ボタン(図示せず)が操作されると,表示部材27に作業者の氏名,IDの入力画面が表示される。作業者は,該画面中の氏名入力欄及びID入力欄に自身の氏名,IDを入力した後に,実行キー(図示せず)が操作されると,これら氏名データ等をバッファ領域49cにおける当該作業者の撮像データに対応して格納させる。
そして上記状態にて作業者情報登録画面中のプレビューボタン(図示せず)が操作されると,表示制御部43は表示部材27に,バッファ領域49cに格納された作業者の撮像データ及び氏名データ等を表示して確認可能にさせる。
作業者は,表示部材27に表示された作業者の撮像データ及び氏名データ等を確認し,これらが正しい場合に作業者情報登録画面の登録完了ボタン(図示せず)が操作されると,表示制御部43はバッファ領域49cに格納された作業者の撮像データ及び氏名データ等の作業者情報を作業者情報記憶領域39dにおける当該作業者に対応する領域へ転送して格納させる。
樹脂成形品取出し機1の操作権限を備えた全ての作業者に対して上記作業情報登録を実行し,作業者情報記憶領域39dにおける各作業者に対応する領域に作業者情報をそれぞれ格納して作業者登録を完了する。(図5及び図6参照)
次に,樹脂成形品取出し機1を操作しようとする作業者は,その操作に先立っての表示部材27の表示画面を作業者認証画面に切換え表示させる。
そして作業者認証画面中の認証ボタン(図示せず)が操作されると,カメラ29を起動して当該作業者の少なくとも顔部分を撮像し,その撮像データを作業者撮像データ記憶領域49aに格納させる。
作業者認識部51は,作業者撮像データ記憶領域49aに格納された撮像データを画像認識パラメータデータ記憶領域に格納された認識パラメータデータにより解析処理を実行して当該作業者を認識した後,作業者情報記憶領域39dにおける当該作業者に対応する領域のフラグをセットさせる。
そして作業者認証画面中のプレビューボタン(図示せず)が操作されると,表示制御部53は表示部材27に作業者情報記憶領域39dの当該作業者に対応してフラグがセットされた領域に格納された作業者情報(撮像データ及び示すデータ等)を表示し,当該作業者に表示された作業者情報が正しいか否かを確認可能にさせる。(図7参照)
表示部材27に表示された作業者情報が正しい場合に,例えば実行キーが操作されると,動作制御手段31は操作履歴データ記憶領域39eの先頭アドレスに作業者情報記憶領域39dにおいてフラグがセットされた領域に格納された作業者情報を日付データと共に書き込む。
そして当該作業者により樹脂成形品取出し機1を操作するために操作ペンダント23の各種スイッチ25や表示部材27に表示された画面中のボタンやキーが操作されると,操作履歴データ記憶領域39eにおける次位のアドレス以降に上記の各操作履歴が操作時刻と共に時系列的に格納される。
作業者が交替した際には,上記と同様にカメラ29による撮像データに基づいて交替後の作業者を認識し,認識された当該作業者に関する作業者情報と共に操作履歴を記録する。これにより樹脂成形品取出し機1の操作履歴は,当該作業者の作業者情報と共に記録され,操作した作業者を簡便に特定することができる。(図8参照)
次に,上記のように記録された操作履歴の遠隔確認方法について説明する。
図9に示すように動作制御手段31は内蔵された通信手段55を介してサーバー57に接続され,該サーバー57はインターネット59に接続されている。なお,該サーバー57には他(複数台)の樹脂成形品取出し機1の動作制御手段31が通信手段55を介して接続される。該サーバー57には樹脂成形品取出し機1の稼働状況を監視したり,上記した方法で記録された操作記録を確認したりするための稼働監視プログラムデータが格納される。
一方,複数台の樹脂成形品取出し機1の稼働状況を監視する外部端末装置61は上記インターネット59に接続される。図10に示すように外部端末装置61は樹脂成形品取出し機1から離れた遠隔場所に設置され,中央処理手段63,記憶手段65,表示手段67,イーサネット(登録商標)68等を備えたコンピュータにより構成される。
また,外部端末装置61の記憶手段65はプログラムメモリ69と作業メモリ71を備え,プログラムメモリ69には樹脂成形品取出し機1の稼働状況を監視したり,上記した方法で記録された操作記録を確認したりするための稼働監視プログラムデータが格納される。
作業メモリ71は転送データ記憶領域71a,操作画面データ記憶領域71b等を備え,転送データ記憶領域71aにはインターネット59を介して動作制御手段31の稼働データ記憶領域39fから転送された稼働データや操作履歴データ記憶領域39eから転送された操作履歴データを格納される。また,操作画面データ記憶領域71bには外部端末装置61によりインターネット59を介して樹脂成形品取出し機1の稼働状況や操作履歴を表示させるための画面データが格納される。
表示部材67は,例えばLCDタッチパネルにより構成され,操作画面,稼働状況表示画面,操作履歴表示画面等が表示されると共に表示画面中に表示される各種スイッチ,カーソルキー,テンキー(図示せず)等がタッチ操作(押圧操作)された際に所望の画面に切換え表示したり,所望の数値や文字情報を入力したりする。
次に,樹脂成形品取出し機1の設置場所から離れた場所に設置された外部端末装置61により樹脂成形品取出し機1の稼働状況及び操作履歴の確認方法を説明すると,遠隔場所の作業者は,先ず外部端末装置61とサーバー57を,インターネット59を介してオンライン状態へ遷移させた後に,表示手段67に表示された操作画面中の稼働状況確認ボタン(図示せず)を操作して稼働状況確認画面を表示させる。
そして作業者により該画面中に表示された取出し機指定ボタン(図示せず)により稼働状況を確認しようとする樹脂成形品取出し機1が指定されると,当該樹脂成形品取出し機1の動作制御手段31は稼働データ記憶領域39fに格納された当該樹脂成形品取出し機1の稼働データを読み出した後にサーバー57及びインターネット59を介して外部端末装置61の転送データ記憶領域71aに格納して表示手段67に指定された樹脂成形品取出し機1の稼働状況を表示させる。
また,外部端末装置1により樹脂成形品取出し機1の操作履歴を確認するには,表示手段67に表示された操作画面中の操作履歴確認ボタン(図示せず)を操作して操作履歴確認画面を表示させる。
なお,表示手段67に稼働状況が表示された状態で操作履歴を確認するには,稼働状況表示画面中の戻ボタン(図示せず)を操作して表示画面を操作画面に戻した後に該画面中の操作履歴確認ボタン(図示せず)を操作して操作履歴確認画面を表示させる。
そして作業者により該画面中に表示された取出し機指定ボタン(図示せず)により操作履歴を確認しようとする樹脂成形品取出し機1が指定されると,当該樹脂成形品取出し機1の動作制御手段31は操作履歴データ記憶領域39eに格納された当該樹脂成形品取出し機1の操作履歴データを読み出した後にサーバー57及びインターネット59を介して外部端末装置61の転送データ記憶領域71aに格納して表示手段67に指定された樹脂成形品取出し機1の操作履歴を,当該操作を行った作業者情報と共に表示させる。
外部端末装置61の作業者は,操作履歴画面中に表示される作業者情報に基づいて当該作業者に連絡し,具体的操作内容を確認することができる。
なお,外部端末装置61における操作履歴の表示態様としては,上記したように稼働状況表示画面とは別画面で表示させる態様の他に,稼働状況表示画面中に操作履歴表示ボタン(図示せず)を設け,該操作履歴表示ボタンが操作された際に,図11に示すように稼働状況表示画面の一部に操作履歴を表示する態様,稼働状況表示画面を分割し,一方に稼働状況を,また他方に操作履歴をそれぞれ表示する態様のいずれであってもよい。
また,上記説明は,樹脂成形品取出し機1に対して遠隔場所に設けられた外部端末装置61をインターネット59によりオンライン接続するシステムとしたが,樹脂成形品取出し機1からの操作履歴及び作業者情報をクラウドサーバに時系列で格納し,外部端末装置61の作業者において操作履歴を確認する必要が生じたい場合に,クラウドサーバから操作履歴及び作業者情報を読み出して表示手段に表示することにより確認可能とするシステムであってもよい。
更に,従来においては,遠隔場所の外部端末装置61により樹脂成形品取出し機1側のサーバのアプリケーションを立ち上げ,該アプリケーションによりサーバに格納された稼働状況を読み取ってサーバのウェブページに表示させたり,外部端末装置61へ転送して表示させて確認するシステムが公知であるため,本発明においても外部端末装置61からの指令に基づいて樹脂成形品取出し機1側におけるサーバの稼働状況確認アプリケーションを立ち上げ,該アプリケーションによりサーバに格納された操作履歴及び作業者情報をサーバのウェブページに表示させたり,外部端末装置61へ転送して表示させて確認可能にするシステムとしてもよい。
1 機械としての樹脂成形品取出し機
3 固定プラテン
5 チャック
7 第1フレーム
9 第1走行体
11 第2フレーム
13 第2走行体
15 上下ユニット
17,19,21 電動モータ
23 操作手段としての操作ペンダント
25 各種スイッチ
27 表示部材
29 カメラ
31 動作制御手段
33 画像認識手段
35 CPU
37 プログラムメモリ
39 作業メモリ
39a 移動データ記憶領域
39b 実移動位置データ記憶領域
39c 画面データ記憶領域
39d 作業者情報記憶領域
39e 操作履歴データ記憶領域
39f 稼働データ記憶領域
41 駆動制御部
43 表示制御部
45 CPU
47 画像認識プログラムメモリ
49 画像認識作業メモリ
49a 作業者撮像データ記憶領域49a
49b 画像認識パラメータデータ記憶領域
49c バッファ領域
51 作業者認識部
53 表示制御部
55 通信手段
57 サーバ
59 インターネット
61 外部端末装置
63 中央処理手段
65 記憶手段
67 表示手段
68 イーサネット(登録商標)
69 プログラムメモリ
71 作業メモリ
71a 転送データ記憶領域
71b 操作画面データ記憶領域

Claims (13)

  1. 記憶手段に格納された動作データに基づく各動作をシーケンシャルに実行して所定の目的動作を実行する機械の操作履歴を記録する際に,
    撮像手段により撮像された機械の作業者の画像を含む作業者情報をそれぞれの作業者ごとに登録する,
    撮像手段により撮像される作業者の撮像データに基づいて当該作業者を認識して登録された当該作業者を特定し,
    特定された作業者の作業者情報と共に操作履歴を記録し,
    操作履歴と共に作業者情報を確認可能にすることを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  2. 請求項1において,
    作業者情報は,画像と共に氏名情報,ID情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  3. 請求項1において,
    各作業者の作業者情報を登録する際に,表示部材に作業者情報を表示して当該作業者により確認可能としたことを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  4. 請求項1において,
    作業者の撮像データに基づいて当該作業者を認識した際に,表示部材に当該作業者の作業者情報を表示して当該作業者により確認可能としたことを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  5. 請求項1において,
    作業者認識は,作業者の撮像データを,予めそれぞれの作業者に対応して格納された画像認識パラメータデータに基づいて認識することを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  6. 請求項5において,
    作業者の撮像データによる作業者認識は,人工知能(AI)アプリケーションにより解析処理することを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  7. 請求項6において,
    作業者の撮像データによる作業者認識は,インターネットを介して接続されるクラウドサーバに格納された解析アプリケーション及び画像認識パラメータデータにより撮像された当該作業者を認識可能とすることを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  8. 請求項1において,
    操作履歴及び作業者情報は,表示部材に時系列で表示されることを特徴とする機械操作履歴の記録方法。
  9. 記憶手段に格納された動作データに基づく各動作をシーケンシャルに実行して所定の目的動作を実行する機械において,
    請求項1記載の機械操作履歴の記録方法により操作履歴を記録する,
    当該機械から離れた個所に設置され外部端末装置と当該機械を通信可能に接続する,
    外部端末装置からの操作履歴読出し指令に基づいて当該機械から操作履歴及び作業者情報を外部端末装置へ転送する,
    外部端末装置において転送された操作履歴及び作業者情報を表示して確認可能にする,
    ことを特徴とする機械操作履歴の遠隔確認方法。
  10. 請求項9において,
    請求項1記載の機械操作履歴の記録方法は,請求項2乃至8のいずれかに記載の機械操作履歴の記録方法としたことを特徴とする機械操作履歴の遠隔確認方法。
  11. 請求項9において,
    外部端末装置と機械はインターネットを介して通信可能に接続される機械操作履歴の遠隔確認方法。
  12. 請求項11において,
    外部端末装置からの操作履歴読出し指令に基づいて機械側に格納された当該機械の操作履歴及び作業者情報を,インターネットを介して外部端末装置へ転送して確認可能にする機械操作履歴の遠隔確認方法。
  13. 請求項11において,
    外部端末装置からの操作履歴読出し指令に基づいて機械側に格納されたアプリケーションにより当該機械の操作履歴及び作業者情報を外部端末装置へ転送して確認可能にする機械操作履歴の遠隔確認方法。
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