JP2021002196A - Icタグラベルおよびイージーピール方式の容器 - Google Patents

Icタグラベルおよびイージーピール方式の容器 Download PDF

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翔太 木川
Shota Kikawa
翔太 木川
経之介 山岡
Keinosuke Yamaoka
経之介 山岡
中林 貴光
Takamitsu Nakabayashi
貴光 中林
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【課題】従来の生産設備で生産可能であり、且つイージーピール性を損なう事が無く、且つ蓋を剥がした後においても通信可能であるICタグラベルおよびICタグラベルを容器の蓋に貼着したイージーピール方式の容器を提供する。【解決手段】イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、ICタグラベルのインレット基材6のICチップ4とアンテナ3が配置された面とは反対側の面に、インレット基材と蓋12とを、接着層7´により接着させる一体化部1と、接着させない非一体化部2と、を備えており、非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の接着層の表面に、接着機能を無効化または低下させる層8が形成されていることを特徴とするICタグラベル20。【選択図】図1

Description

本発明は、イージーピール方式の蓋に貼り付けて使用するICタグに関する。
アルミ缶などの容器は、従来の缶切りを使用して開けていた缶から、缶切りを使用せずに開けることができるイージーオープンエンド(EOE)方式の缶蓋が使用されるようになって来た。EOE方式には、プルタブ方式、ステイオンタブ式、フルオープンエンド方式などが知られており、ビール、清涼飲料水、各種の缶詰などで使用されている。
EOE方式の缶蓋は、缶を容易に開けられる一方で、蓋がアルミなどの金属板であるため、蓋を開ける際に指を傷つけたり、中味が飛散したりすることがあった。
そのため、その様な事故を起こす危険性が低いイージーピール方式の蓋で封止するものが使用されるようになって来た。イージーピール方式の蓋は、蓋材としてアルミ箔を使用して、缶本体にヒートシールにより融着することで封止したものである。その為、蓋を開けるのに強い力を必要とせず、怪我をしたり、内容物が飛散したりする危険性が低くなっていることから、広い分野で利用が検討されている。
一方、近年、企業とエンドユーザーを繋ぐコネクテッドデバイス(インターネットに接続されたデバイス)として、非接触ICタグ(以後、ICタグまたはICタグラベルとも記す。)が様々なものに搭載されており、キャンペーンやホームページへの誘致などのサービスに利用されている。
イージーピール方式のアルミ缶でも、蓋にICタグを搭載する場合が出てきている。この場合、イージーピール方式の蓋にICタグラベルを貼る形態となる事が多い。しかしながら、イージーピール方式の蓋を剥がす際には、蓋の端部を上方に引っ張りながら剥がすことになる為、蓋が90°前後に屈曲した状態となる。その為、蓋に貼り付けられたICタグラベルも一緒に屈曲し、ICチップとアンテナの接続不良、ジャンパー線の接続部での接続不良、ICチップの破損など、ICタグラベルに損傷が生じ、通信不能に陥る虞がある。
イージーピール方式の蓋を開けた後に、ICタグラベルが通信不能となる事は、消費者に提供するコンテンツを蓋の未開封時と開封時で変更するサービスを提供する事や、企業側におけるデータ収集ができなくなるため避ける必要がある。
また、イージーピール方式の蓋にICタグラベルを貼る場合、ICタグラベルのアンテナがアルミ箔からできている蓋から通信を可能とする距離だけ離間させる必要がある。
この様な問題点を解決する先行技術として、特許文献1に、ICタグラベルの被着体と接着する粘着層に開口部(粘着層が無い部分)を設け、その部分にICチップが配置される様にした構成が開示されている。ICチップが粘着剤層に接着していない構成である為、ICタグラベルを被着体から剥がす際に屈曲しても、ICチップの破損やICチップとアンテナの接続不良の発生を抑制することができる。しかしながら、剥がす時に90°以上の角度に屈曲した場合はICチップとアンテナの接続不良が発生し、通信不能となる虞がある。また、近年のICチップは、1mm四方を下回るサイズのものも多いため、ICチップのサイズに適した開口部を設ける際は、高い加工精度を備えた高価な生産設備が必要となる。
また、特許文献2には、ICタグの表裏面に補強板を設けた構成が開示されている。表裏面の補強板を、ICチップが配置された部分のみが重なり、それ以外は重ならない様に配置している。こうする事で、表裏の補強板が重なっている部分は剛性が高くなり、ICチップが破損し難くなる。また、補強板が重なっていない部分は重なっている部分より剛性が弱いため、撓み易くなる。しかしながら、ICチップとその近傍のみの剛性が高くなる為、その部分のみ蓋が剥がし難くなる問題がある。
また、特許文献3には、ICタグラベルにおいて、インレット搭載部分を折り込むことで、インレット部分を下地から浮かせることにより、下地が金属である場合や、水分が多い下地であっても、通信可能とする技術が開示されている。しかしながら、ICタグラベルが通信可能となる距離を確保するためには、複数回折り込まなければならない。生産するには、インレット搭載部分を複数回折り込み、且つそのICタグラベルを被着体に被着する為の専用装置が必要となる為、生産ラインで実施するのは困難である。
特開2008−18715号公報 特許第5790259号公報 特許第4774273号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、従来の生産設備で生産可能であり、且つイージーピール性を損なう事が無く、且つ蓋を剥がした後においても通信可能であるICタグラベルおよびICタグラベルを容器の蓋に貼着したイージーピール方式の容器を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、
ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面に、インレット基材と蓋とを一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の表面に、一体化機能を無効化または低下させる層が形成されていることを特徴とするICタグラベルである。
また、請求項2に記載の発明は、前記一体化部が接着層によって一体化することを特徴とする請求項1に記載のICタグラベルである。
また、請求項3に記載の発明は、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、
ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面には、インレット基材と蓋とを、一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に配置されており、
非一体化部のインレット基材の表面に、蓋と一体化する熱融着層が形成されていることを特徴とするICタグラベルである。
また、請求項4に記載の発明は、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルで
あって、
ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面に、インレット基材と蓋とを、一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の表面に、一体化機能を無効化または低下させる層が形成されており、
一体化部は、断線検知機能を備えたICチップに接続された断線検知回路が備えられており、且つ一体化部のインレット基材の周縁部に、一体化部の破断を容易にする弱め線が備えられていることを特徴とするICタグラベルである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のICタグラベルを容器のイージーピール方式の蓋に貼付したことを特徴とするイージーピール方式の容器である。
本発明のICタグラベルによれば、イージーピール方式の容器の蓋にICタグラベルを貼り付ける部分である一体化部と、貼り付けない部分である非一体化部と、が備えられている。アンテナにICチップが接続された領域は、非一体化部に配置されている。また、非一体化部においては、インレット基材は接着層と接着層の接着機能を無効化または低下させる層または空間により蓋から離間されている。この様に、本発明のICタグラベルは、イージーピール方式の蓋と全面で接着するのではなく、一部で接着されるので、イージーピール性を損なう事が無い。また、ICチップを実装した部分が蓋と接着していない部分に配置されている為、蓋を剥がす際に蓋が屈曲しても、ICチップを実装した部分に応力がかかる事が無く、ICタグラベルの通信機能が損なわれる事が無い。また、従来のICタグラベルの製造工程に、接着層の接着機能を無効化または低下させる層を形成する工程を追加するだけで生産可能となる。
また、本発明のイージーピール方式の容器は、本発明のICタグラベルをイージーピール方式の蓋に貼り付けた容器であるため、イージーピール性を損なう事無く、且つ、イージーピール方式の蓋を開けた後も、ICタグラベルは通信可能のまま保持される。
本発明の第一の実施形態のICタグラベルがイージーピール方式の蓋に貼付された状態を例示する断面説明図である。 本発明のICタグラベルのインレットを例示する説明図であって、(a)は上面図、(b)は断面図である。 本発明の第二の実施形態のICタグラベルがイージーピール方式の蓋に貼付された状態を例示する断面説明図である。 本発明のICタグラベルを例示する上面説明図である。
<ICタグラベル>
本発明のICタグラベルは、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルである。
本発明のICタグラベルは、ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面とは反対側の面に、インレット基材と蓋とを一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えている。インレット基材と蓋とを一体化させる手段としては、接着剤または粘着剤を使用した接着層を好適にしようすることができるが、その様な接着層に限定する必要は無い。
非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の表面に、一体化機能を無効化または低下させる層が形成されていることが特徴である。
(第一の実施形態)
図1は、本発明のICタグラベルの第一の実施形態を例示した断面図である。
本発明のICタグラベル20は、図2に例示したICタグインレット10のインレット基材6のアンテナ3が形成され、アンテナ3の接続端子でアンテナとICチップ4が接続された側に、接着層7を介して表層材9を備えている。タック紙を表層材として使用する場合は、表層材9と接着層7が一体となっている。
なお、ICタグインレット10は、インレット基材6の一方の面にアンテナ3が形成されており、そのアンテナ3の両端子に接続されたICチップ4を備えている。また、図2(a)に示した様に、アンテナ3は、内側の出発点を起点として、外側に向かって巻回しながら矩形上のコイルアンテナを形成し、一番外側の終点まで形成する。最後に起点と終点とを、電気的に接続するジャンパー線5でアンテナ3が形成された裏側で接続する。この様にして閉回路を形成することでコイルアンテナが形成される。また、ICチップ4とアンテナ3との接続端子は、アンテナ3の一部に一対の端子電極を設ければ良い。それらの端子とICチップの端子電極を接続すれば良い。
また、インレット基材6のもう一方の側には、接着層7´が形成されている。
本発明のICタグラベル20の特徴は、接着層7´の表面の一部に、接着層7´の接着機能を無効化または低下させる層8が形成されている事が特徴である。
接着層7´の表面に接着機能を無効化または低下させる層8が形成されている部位または領域は、非一体化部2となる。非一体化部2は、イージーピール方式の蓋と接着しないか、弱く接着する部位である。また、接着層7´の表面に接着機能を無効化または低下させる層8が形成されていない部位または領域は、接着層7´がそのまま露出している為、イージーピール方式の蓋と接着する一体化部1となる。
(インレット基材)
インレット基材6は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルムで構成されており、その厚さは50μm程度である。インレット基材6の厚さは、表層材9と比べて十分に薄い。また、インレット基材6の平面視による形状(以下、平面形状ともいう。)は、例えば角丸長方形である。インレット10は、例えば、このようなインレット基材6上に導電体から成る線状のアンテナ3が形成され、その後、異方性導電性接着剤によりアンテナ3上にICチップ4が接着されることによって形成されている。
(アンテナ)
アンテナ3の形成は、例えば、その素材として金属箔を使用し、この金属箔をインレット基材6に接着する。次に、例えばフォトリソグラフィ技術により、この金属箔をエッチングして線状に加工する。これにより、線状のアンテナ3を形成することができる。また、アンテナ3の形成はこれ以外の方法でもよく、例えば、インレット基材6の表面に導電性インキをアンテナ形状に印刷することにより、線状のアンテナ3を形成してもよい。なお、線状のアンテナ3は、例えば、ダイポールアンテナ、ループアンテナの何れであってもよい。
(ICチップ)
ICチップ4としては、用途に適合した機能、寸法、価格などを備えたものを選択すれば良く、特に限定されるものではない。
ICチップ4の機能としては、従来から使用されて来た非接触ICタグ用のICチップを好適に使用することができる。
ICチップ4の形状は、例えば、平面視で矩形であり、その大きさは1辺の長さが0.5mm〜1.0mm、厚さは100〜500μm程度である。
(接着層)
接着層7、7´の材料としては、各種の粘着剤や接着剤を使用することができるが、ICタグラベルは可撓性であるため、接着層にも柔軟性が求められる。柔軟性を備えた接着剤としては、天然ゴム系接着剤、天然ゴムラテックス接着剤、合成ゴム系接着剤、シリコン系接着剤、変性シリコン系接着剤などを挙げることができる。
(表層材)
表層材9としては、インレット10を、加飾したり、外部環境から保護するものであれば良く、特に限定する必要は無い。加飾の手段としても特に限定されるものでは無い。
表層材9の材料としては、例えば、上質紙、塗工紙、クラフト紙などが挙げられる。
加飾の手段としては、各種の絵柄や情報などを印刷技術や転写技術を用いて表層材9の表面にインキを印刷や転写しても良いし、別途、印刷や転写によって形成した加飾フィルムなどを表層材9の上にラミネートしても良い。
(接着機能を無効化または低下させる層)
接着層7、7´の接着機能を無効化または低下させる層8としては、接着層7、7´の表面に塗布することにより、接着剤(粘着剤を含む。)の接着機能そのものを無くしたり、低下させたり、する材料を塗布し、その層を形成する方法と、粘着性や接着性が無い、または低い(弱い)フィルムやシートを接着層7、7´の表面に接着する方法と、がある。
接着剤の接着機能そのものを無くしたり、低下させたり、する材料は、接着層7、7´の材料に従って、その粘着性や接着性を無効化または低下させることが可能な材料を接着層7、7´の表面に塗布すれば良い。
その様な材料としては、ワックス成分を多くして剥離性を高めたOP(Over Print)ニスや剥離ニスを挙げることができる。
また、光感光性樹脂を接着剤に添加しておき、露光することにより接着性や粘着性を無効または低下させることであっても良い。
また、粘着性や接着性が無いまたは低い(弱い)フィルムやシートとしては、例えば各種の樹脂フィルムを接着層7、7´の表面に接着すれば良い。樹脂フィルムの材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)などをはじめとした多くの樹脂フィルムを使用可能である。
(第二の実施形態)
次に、本発明のICタグラベルの第二の実施形態について、図3を用いて説明する。
本発明のICタグラベル30は、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルである。
ICタグラベル30のインレット基材6のICチップ4とアンテナ3が配置された面とは反対側の面には、インレット基材6とイージーピール容器の蓋12とを、接着層7により接着させる一体化部1と、接着させない非一体化部2と、を備えている。
非一体化部2は、ICチップ4が配置された部分を含む様に配置されている。
一体化部1のインレット基材6の表面に、蓋12と接着する熱融着層11が形成されていることが特徴である。
この様にして、蓋12と接着していない非一体化部2が形成される為、イージーピール容器の蓋を開ける時に、ICタグラベル30が蓋12と一緒に屈曲しても、アンテナ3にICチップ4が実装された部分は、蓋12に接着されておらず、応力がかからない。その為、蓋12を開封した後であっても、ICタグラベル30の通信機能は正常に保たれる。
熱融着層11の厚みにより、非一体化部2は蓋12と離間されているため、通信可能である。
(第三の実施形態)
次に、本発明のICタグラベルの第三の実施形態について、図4を用いて説明する。
本発明のICタグラベルは、イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルである。
本発明のICタグラベルは、ICタグラベルのインレット基材6のICチップ4とアンテナ3が配置された面とは反対側の面に、インレット基材6とイージーピール方式の蓋とを、接着層により接着させる一体化部と、接着させない非一体化部と、を備えている。
非一体化部2は、ICチップ4が配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部2の接着層の表面に、接着機能を無効化または低下させる層が形成されている。
一体化部1は、断線検知機能を備えたICチップ4に接続された断線検知回路14が備えられており、且つ一体化部1のインレット基材6の周縁部に、一体化部1の破断を容易にする弱め線13が備えられていることが特徴である。
この様に、断線検知回路14を備えていることにより、ICタグラベルの一体化部1が破断された場合には、破断されたことを検知可能であると同時に、ICタグラベルの通信機能は保持されるため、非接触にてその事を確認可能であることがメリットである。
<イージーピール容器>
次に、本発明のICタグラベルを貼付したイージーピール方式の容器について説明する。
本発明のイージーピール方式の容器は、イージーピール方式の蓋に、本発明のICタグラベルを貼付したイージーピール容器である。
イージーピール方式の容器の蓋に本発明のICタグラベルを貼付しているため、一体化部のみが蓋に接着しており、ICタグラベルの多くの部分を占める非一体化部は蓋に接着していない。また、アンテナとICチップが接続する部分は、非一体化部に配置される。その為、蓋を端部から引き上げることにより、引き剥がす際に、蓋が90°前後の屈曲した状態になっても、ICチップが実装されている部分には応力がかからないため、ICタグラベルの通信機能が損傷を受けることが無い。その為、蓋を開けた後においても、通信機能が保持される。
1・・・(イージーピール方式の蓋との)一体化部
2・・・(イージーピール方式の蓋との)非一体化部
3・・・アンテナ
4・・・ICチップ
5・・・ジャンパー線
6・・・インレット基材
7・・・接着層
8・・・接着層の接着機能を無効化または低下させる層
9・・・表層材
10、10´・・・ICタグインレット
11・・・熱融着部
12・・・イージーピール方式の蓋
13・・・弱め線
14・・・断線検知回路
20、30・・・ICタグラベル

Claims (5)

  1. イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、
    ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面に、インレット基材と蓋とを一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
    非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の表面に、一体化機能を無効化または低下させる層が形成されていることを特徴とするICタグラベル。
  2. 前記一体化部が接着層によって一体化することを特徴とする請求項1に記載のICタグラベル。
  3. イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、
    ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面には、インレット基材と蓋とを、一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
    非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に配置されており、
    非一体化部のインレット基材の表面に、蓋と一体化する熱融着層が形成されていることを特徴とするICタグラベル。
  4. イージーピール方式の蓋に貼付するICタグラベルであって、
    ICタグラベルのインレット基材のICチップとアンテナが配置された面、またはその反対側の面に、インレット基材と蓋とを、一体化させた一体化部と、一体化させない非一体化部と、を備えており、
    非一体化部は、ICチップが配置された部分を含む様に備えられており、且つ非一体化部の表面に、一体化機能を無効化または低下させる層が形成されており、
    一体化部は、断線検知機能を備えたICチップに接続された断線検知回路が備えられており、且つ一体化部のインレット基材の周縁部に、一体化部の破断を容易にする弱め線が備えられていることを特徴とするICタグラベル。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のICタグラベルを容器のイージーピール方式の蓋に貼付したことを特徴とするイージーピール方式の容器。
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