JP2021000501A - 室内殺菌装置および室内殺菌システム - Google Patents
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Abstract
Description
筐体内部に格納されて紫外線を照射する光源と、
光源の正面に設けられ、照射される紫外線の照射範囲を絞る絞り部材と、
筐体の一部に取り付けられるファンと、を備え、
絞り部材は、複数のスリットを形成し、
筐体は、部屋の上方であって、人の身長より高い場所に設置される。
図1は、室内殺菌装置が取り付けられた室内の状態を示す模式図である。図1は、部屋100を側面から見た状態を示しており、部屋100内部を可視状態として示している。部屋100内部には、人200が存在している。部屋100がオフィスであれば、人200は、従業員であったり来客であったりする。あるいは、部屋100が公共施設であれば、人200は、訪問者や職員であったりする。
部屋100内部には、人200が存在していることが多い。上記のように、部屋100の特性に応じて、従業員、来客、職員、入院患者など様々な種類の人200が在室している。室内殺菌装置10は、紫外線を照射することで、細菌等50を殺菌する。この紫外線は、人200が長時間浴びることは皮膚トラブルなどを初めとして好ましくないこともある。このため、室内殺菌装置10は、室内に設置されて紫外線を照射する場合に、部屋100内部の人200への紫外線の照射を回避することが必要である。
図1および上述(1)のように、室内殺菌装置10は、部屋100の上方に設置される。この位置において、室内殺菌装置10は、人200に紫外線が照射されないように、上方で紫外線を照射する。このため、部屋100においては、上方において紫外線が照射される。このため、部屋100では、上方において細菌等50が殺菌される。
まず、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置の全体概要について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置が取り付けられた部屋の側面図である。
図2では、室内殺菌装置1が、部屋100の壁103の上方に取り付けられている。発明者の分析(1)、(2)で説明したように、室内殺菌装置1は、部屋100にいる人200に直接的に紫外線を照射することは好ましくない。
光源3では、正面方向の断面長さが、奥行き方向の断面長さよりも大きい、図5は、本発明の実施の形態1における光源の構造を示す説明図である。図5にあるように、正面方向の断面長さAは、奥行き方向の断面長さBよりも大きい。すなわち、蛍光管などによって構成される光源3は、略垂直方向よりも正面に向けてより多くの面積での紫外線を照射することができる。
絞り部材4は、複数のスリット6を形成する。このスリット6によって形成される経路を通過することで、様々な方向に照射される光源3からの紫外線を、直進性のある直進紫外線9に変える。複数のスリット6のそれぞれの間の経路を通過するうちに、高さ方向の直進性が高まるようになる。
絞り部材4により、直進性をもった直進紫外線9が照射される。光源3から正面方向(絞り部材4の方向)に照射された紫外線は、スリット6のそれぞれを通過する。スリット6に入る際には、直進状態ではない紫外線も、スリット6に入る際にスリット6に入り込むことのできる紫外線のみが、スリット6の入り口(光源3側)から入る。更に、スリット6内部で反射する紫外線の内、直進性への対応が悪い紫外線は、スリット6を形成する板部材5の吸光処理によって吸収されて、直進性の高い紫外線のみが、スリット6の出口から外に出る。
ファン11は、筐体2の一部に設けられる。ファン11には、筐体2から外部に空気を送出する送出ファンと、外部から筐体2内部に空気を吸引する吸引ファンとがある。必要に応じて、送出ファン、吸引ファンのいずれか(あるいは両方)が、筐体2に取り付けられれば良い。
ファン11として送出ファンが取り付けられる。送出ファンは、外部に空気を送出する。図9は、本発明の実施の形態1における送出ファンが取り付けられた室内殺菌装置の側面図である。ここでは、送出ファン11Aが、筐体2の正面に設けられる。この筐体2の正面に取り付けられた送出ファン11Aは、筐体2から外部に対して空気を送出する。この送出によって、いくつかの作用が生じる。
送出ファン11Aが、筺体2の正面から空気を送出すると、筐体2の設置されている部屋100の上方の気圧が低下する。部屋100の上方に次々と空気が送出されると、この上方において空気が移動して空気密度が下がる。この空気密度の低下によって、上方での気圧が低下する。
図10は、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置の側面図である。図10の室内殺菌装置1は、吸引ファン11Bを備えている。吸引ファン11Bは、送出ファン11Aと異なり、外部の空気を筐体2内部に吸引する。図10では、筐体2の正面と底面のそれぞれに、吸引ファン11Bが取り付けられている状態を示している。もちろん、図10のように、筐体2の正面と底面のそれぞれに吸引ファン11Bが取り付けられてもよいし、正面のみに取り付けられてもよいし、底面のみに取り付けられてもよい。あるいは、側面や上面に、吸引ファン11Bが取り付けられてもよい。
図11は、本発明の実施の形態2における室内殺菌装置の側面図である。図11の室内殺菌装置1では、複数のスリット6において、下方のスリット6の間隔は、上方のスリット6の間隔よりも広い。実施の形態1で説明したように、室内殺菌装置1は、ファン11などを用いて、部屋100の空気を下方から上方に移動させる。この移動によって、下方にある細菌等50が、上方に移動する。
図12は、本発明の実施の形態2における室内殺菌装置が設置された室内の模式図である。部屋100の内部が分かるように示されている。図12では、室内殺菌装置1の設置されている壁103の対向する壁104に反射板12が備わっている。反射板12は、筐体2の対向する位置に取り付けられている。
2 筐体
3 光源
4 絞り部材
5 壁面
6 スリット
7 反射板
8 制御部
11 ファン
12 反射板
100 部屋
Claims (4)
- 筐体と、
室内の上方の壁面に前記筐体を取り付けるための取付部と、
前記筐体に設けられ、紫外線を照射する光源と、
前記筐体の床側の面及び天井側の面以外の少なくとも一面に、前記光源から照射された
紫外線を前記筐体の外部に照射する照射用開口部と、
前記筐体の内部の空気を、前記筐体の外部に送出する送出ファンとを備える、室内殺菌装置。 - 前記送出ファンは、前記筐体の床側の面から前記筐体の内部の空気を、前記筐体の外部に送出する、請求項1に記載の室内殺菌装置。
- 前記筐体の床側の面に設けられた床側開口部を備え、
前記送出ファンは、前記床側開口部に近接した位置に設けられた、請求項1に記載の室内殺菌装置。 - 前記筐体の前記照射用開口部が設けられた面に設けられた照射面側開口部を備え、
前記送出ファンは、前記照射面側開口部に近接した位置に設けられた、請求項1に記載の室内殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020159019A JP2021000501A (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020159019A JP2021000501A (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019110212A Division JP2019150668A (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
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JP2021000501A true JP2021000501A (ja) | 2021-01-07 |
JP2021000501A5 JP2021000501A5 (ja) | 2021-02-18 |
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Family Applications (1)
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JP2020159019A Pending JP2021000501A (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
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JP (1) | JP2021000501A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2020
- 2020-09-23 JP JP2020159019A patent/JP2021000501A/ja active Pending
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