JP2019205916A - 室内殺菌装置 - Google Patents
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Abstract
Description
筐体内部に格納されて紫外線を照射する光源と、
光源の正面に設けられ、照射される紫外線の照射範囲を絞る絞り部材と、を備え、
光源では、高さ方向の断面長さが奥行き方向の断面長さよりも大きく、
絞り部材は、複数のスリットを形成すると共に当該表面を吸光処理しており、
筐体は、部屋の壁の上方であって、人の身長より高い場所に設置される。
図1は、室内殺菌装置が取り付けられた室内の状態を示す模式図である。図1は、部屋100を側面から見た状態を示しており、部屋100内部を可視状態として示している。部屋100内部には、人200が存在している。部屋100がオフィスであれば、人200は、従業員であったり来客であったりする。あるいは、部屋100が公共施設であれば、人200は、訪問者や職員であったりする。
部屋100内部には、人200が存在していることが多い。上記のように、部屋100の特性に応じて、従業員、来客、職員、入院患者など様々な種類の人200が在室している。室内殺菌装置10は、紫外線を照射することで、細菌等50を殺菌する。この紫外線は、人200が長時間浴びることは皮膚トラブルなどを初めとして好ましくないこともある。このため、室内殺菌装置10は、室内に設置されて紫外線を照射する場合に、部屋100内部の人200への紫外線の照射を回避することが必要である。
(1)の人体への照射の回避のためには、室内殺菌装置10は、壁103から直進性の高い状態で紫外線を照射する必要がある。すなわち、室内殺菌装置10は、部屋100の垂直方向に拡散するように紫外線を照射せず、直進性をもって照射することが必要である。
図1では、部屋100の壁103に室内殺菌装置10が設置され、対向する壁104に向けて紫外線を照射する。この壁103から壁104までの間において、紫外線を照射して細菌等50を殺菌する。このとき、細菌等50は、壁103から壁104までの間の様々な場所に存在する。このため、壁103から距離がある場所においても、十分なエネルギーの紫外線を照射することが必要である。このため、室内殺菌装置10から壁104に向けて照射される紫外線の照射エネルギーの減衰を抑える必要がある。
図1のように、室内殺菌装置10は、垂直方向においては拡散しないように直進性を有して紫外線を照射する必要がある。しかしながら、部屋100においては、平面方向における様々な場所に細菌等50は存在する。このため、室内殺菌装置10は、垂直方向には直進性をもって紫外線を照射する必要があるが、平面方向においては拡散性をもって紫外線を照射する必要がある。
まず、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置の全体概要について説明する。図3は、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置が取り付けられた部屋の側面図である。図3では、室内殺菌装置1が、部屋100の壁103の上方に取り付けられている。発明者の分析(1)、(2)で説明したように、室内殺菌装置1は、部屋100にいる人200に直接的に紫外線を照射することは好ましくない。
光源3は、紫外線を発する長手方向と短手方向を有する蛍光管であることも好適である。図6は、本発明の実施の形態1における光源の正面図である。光源3は、紫外線を発する部材であれば何でもよいが、図6のような長手方向Cと短手方向Dとを有する蛍光管であることも好適である。蛍光管であることで、より高いエネルギーの紫外線を発することができるからである。
なお、光源3が照射する紫外線の波長の一例としては、254nmである。殺菌効果を奏することができれば、これ以外の波長であってもよい。
絞り部材4は、複数のスリット6を形成し、このスリット6によって形成される経路を通過することで、様々な方向に照射される光源3からの紫外線を、直進性のある直進紫外線9に変える。複数のスリット6のそれぞれの間の経路を通過するうちに、照射された紫外線の内、直進方向以外の紫外線が取り除かれる。
絞り部材4は、上述の通り複数のスリット6を備える。複数のスリット6は、光源3側の入り口61と出口62とを備える。図8は、本発明の実施の形態1における室内殺菌装置の側面図である。図8において、スリット6の入り口61と出口62とが示されている。
複数のスリット6において、上方のスリットの間隔は、下方のスリットの間隔よりも広いことも好適である。図9は、本発明の実施の形態2におけるスリットの側面を示す模式図である。絞り部材4は、光源3の前に配置されて複数のスリット6を形成している。複数のスリット6において、上方に位置する上方スリット64の間隔は、下方に位置する下方スリット65の間隔よりも広い。すなわち、複数のスリット6の上下方向においては、上方におけるほどその間隔が広い状態になっている。
図10は、本発明の実施の形態2におけるスリットの方向の違いを示す模式図である。上方スリット64に比較して、下方スリット65は、上向きであることが好適である。
図11は、本発明の実施の形態2における室内殺菌装置を上方から見た模式図である。
図4に示されるように、光源3のスリット6と逆側である後ろ側に、光源3の後方から照射される紫外線をスリット6側に反射させる反射板7を更に備えることも好適である。
2 筐体
3 光源
31、32 蛍光管
4 絞り部材
5 壁面
6 スリット
7 反射板
8 制御部
100 部屋
Claims (8)
- 筐体と、
室内の壁面に前記筐体を取り付けるための取付部と、
紫外線を前記取付部を取り付ける壁面以外の少なくとも一つの壁面に対し照射する光源と、
前記紫外線の照射範囲を絞る絞り部材とを備える、紫外線殺菌装置であって、
前記絞り部材には吸光処理がされている紫外線殺菌装置。 - 前記絞り部材は、複数のスリットにより構成される、請求項1記載の紫外線殺菌装置。
- 前記絞り部材は、所定間隔で並ぶ複数の板部材を有し、
前記複数の板部材同士の間隙が、前記スリットを形成する、請求項2記載の紫外線殺菌装置。 - 前記絞り部材は、前記筐体の前記少なくとも一面を含む複数の面にかけて設けられる、請求項1から3のいずれか記載の紫外線殺菌装置。
- 前記絞り部材は、前記筐体の前記少なくとも一面及び当該一面に隣り合う面にかけて設けられる、請求項1から4のいずれか記載の紫外線殺菌装置。
- 前記スリットは、前記光源が照射する紫外線を通す所定の距離を有する経路をなし、当該経路における前記光源側の端部は、前記光源に近接する、請求項2に記載の紫外線殺菌装置。
- 前記複数のスリットにおいて、天井側の前記スリットの間隙は、床側の前記スリットの間隙よりも広い、請求項2に記載の紫外線殺菌装置。
- 前記複数のスリットは、前記光源からの前記紫外線を通す所定の距離を有する経路をなし、床側の前記スリットは、天井側の前記スリットに比較して、前記経路の方向が天井側を向いている、請求項2に記載の紫外線殺菌装置。
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2019
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