JP2020536932A5 - - Google Patents

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JP2020536932A5
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本明細書中に記載される態様および実施形態は例示目的のみのためであること、およびそれらに照らして様々な改変または変更が、当業者に対して示唆されるであろうし、かつ本出願の精神および範囲ならびに特許請求の範囲の範囲内に含められることが理解される。
本発明は以下の態様も提供する。
[1] 抗体-薬物コンジュゲートを被験体に投与するステップを含む、癌を有する被験体でのCD30+ T調節(Treg)細胞の活性を低下させる方法であって、該抗体-薬物コンジュゲートは、モノメチルアウリスタチンにコンジュゲートされた抗CD30抗体またはその抗原結合性部分を含む、上記方法。
[2] CD30+ Treg細胞の活性を低下させることが、CD30+ Treg細胞の数の減少を含む、[1]に記載の方法。
[3] CD30+ Treg細胞の数が、1種以上の他のタイプのCD4+ T細胞の数と比較して減少する、[2]に記載の方法。
[4] 前記1種以上の他のタイプのCD4+ T細胞が、Th1細胞、Th2細胞またはTh17細胞を含む、[3]に記載の方法。
[5] 前記1種以上の他のタイプのCD4+ T細胞が、Th1 CD30+細胞、Th2 CD30+細胞またはTh17 CD30+細胞を含む、[4]に記載の方法。
[6] CD30+ Treg細胞の数が、前記抗体-薬物コンジュゲートの投与前の前記被験体でのCD30+ Treg細胞の数と比較して減少する、[2]〜[5]のいずれかに記載の方法。
[7] CD30+ Treg細胞の活性を低下させることが、CD30+ Treg細胞の機能の低下を含む、[1]に記載の方法。
[8] CD30+ Treg細胞の機能の低下が、前記抗体-薬物コンジュゲートの投与前の被験体でのCD30+ Treg細胞の機能と比較したものである、[7]に記載の方法。
[9] 抗体-薬物コンジュゲートを被験体に投与するステップを含む、癌を有する被験体でのCD30+ T調節(Treg)細胞に対するCD8+ T細胞の比率を増加させる方法であって、該抗体-薬物コンジュゲートは、モノメチルアウリスタチンにコンジュゲートされた抗CD30抗体またはその抗原結合性部分を含む、上記方法。
[10] 抗体-薬物コンジュゲートを被験体に投与するステップを含む、癌を有する被験体での免疫応答を調節する方法であって、該抗体-薬物コンジュゲートは、モノメチルアウリスタチンにコンジュゲートされた抗CD30抗体またはその抗原結合性部分を含み、調節が、被験体でのCD30+ T調節(Treg)細胞に対するCD8+ T細胞の比率を増加させることを含む、上記方法。
[11] CD30+ Treg細胞に対するCD8+ T細胞の比率が、前記抗体-薬物コンジュゲートの投与前の前記被験体でのCD30+ Treg細胞に対するCD8+ T細胞の比率と比較して増加する、[9]または[10]に記載の方法。
[12] CD30+ Treg細胞が、CD30+誘導性T調節(iTreg)細胞またはCD30+末梢T調節(pTreg)細胞である、[1]〜[11]のいずれかに記載の方法。
[13] モノメチルアウリスタチンが、モノメチルアウリスタチンE(MMAE)である、[1]〜[12]のいずれかに記載の方法。
[14] モノメチルアウリスタチンが、モノメチルアウリスタチンF(MMAF)である、[1]〜[12]のいずれかに記載の方法。
[15] 抗CD30抗体が、抗CD30抗体AC10である、[1]〜[14]のいずれかに記載の方法。
[16] 抗CD30抗体が、cAC10である、[15]に記載の方法。
[17] 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、
重鎖可変領域は、
(i) 配列番号1のアミノ酸配列を含むCDR-H1;
(ii) 配列番号2のアミノ酸配列を含むCDR-H2;および
(iii) 配列番号3のアミノ酸配列を含むCDR-H3
を含み;かつ軽鎖可変領域は、
(i) 配列番号4のアミノ酸配列を含むCDR-L1;
(ii) 配列番号5のアミノ酸配列を含むCDR-L2;および
(iii) 配列番号6のアミノ酸配列を含むCDR-L3
を含む、[1]〜[16]のいずれかに記載の方法。
[18] 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、[1]〜[17]のいずれかに記載の方法。
[19] 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が、配列番号7のアミノ酸配列に対して少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および配列番号8のアミノ酸配列に対して少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、[1]〜[17]のいずれかに記載の方法。
[20] 前記抗体-薬物コンジュゲートが、抗CD30抗体またはその抗原結合性部分とモノメチルアウリスタチンとの間にリンカーをさらに含む、[1]〜[19]のいずれかに記載の方法。
[21]前記リンカーが切断可能ペプチドリンカーである、[20]に記載の方法。
[22] 前記切断可能ペプチドリンカーが、式-MC-vc-PAB-を有する、[21]に記載の方法。
[23] 前記抗体-薬物コンジュゲートが、ブレンツキシマブ・ベドチンである、[1]〜[22]のいずれかに記載の方法。
[24] 前記被験体が、癌について以前に治療されている、[1]〜[23]のいずれかに記載の方法。
[25] 前記被験体が、治療に対して応答しなかったか、または第1選択の治療後に再発した、[24]に記載の方法。
[26] 前記被験体が、癌について以前に治療されていない、[1]〜[23]のいずれかに記載の方法。
[27] 癌がリンパ腫である、[1]〜[26]のいずれかに記載の方法。
[28] リンパ腫がT細胞リンパ腫である、[27]に記載の方法。
[29] リンパ腫がB細胞リンパ腫である、[27]に記載の方法。
[30] リンパ腫が非ホジキンリンパ腫である、[27]に記載の方法。
[31] 非ホジキンリンパ腫が成熟T細胞リンパ腫である、[30]に記載の方法。
[32] 非ホジキンリンパ腫が、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、末梢T細胞リンパ腫(PTCL)、未分化大細胞リンパ腫(ALCL)、または皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)である、[30]に記載の方法。
[33] 非ホジキンリンパ腫が、皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)である、[32]に記載の方法。
[34] 非ホジキンリンパ腫が、未分化大細胞リンパ腫(ALCL)である、[32]に記載の方法。
[35] リンパ腫がホジキンリンパ腫である、[27]に記載の方法。
[36] 前記被験体が、ホジキンリンパ腫について以前に治療され、かつ該被験体が、治療に対して応答しなかったか、または第1選択の治療後に再発した、[35]に記載の方法。
[37] 前記被験体が、自家幹細胞移植後に再発した、[36]に記載の方法。
[38] 前記被験体が、第1選択の治療後に再発し、かつ該被験体が、自家幹細胞移植に対して不適格である、[36]に記載の方法。
[39] 前記被験体が、ホジキンリンパ腫について以前に治療されていない、[35]に記載の方法。
[40] ホジキンリンパ腫が古典的ホジキンリンパ腫(cHL)である、[35]〜[39]のいずれかに記載の方法。
[41] 古典的ホジキンリンパ腫(cHL)が進行cHLである、[40]に記載の方法。
[42] 前記被験体が、cHLについて以前に治療されている、[40]または[41]に記載の方法。
[43] 前記被験体が、cHLについて以前に治療されていない、[40]または[41]に記載の方法。
[44] 前記方法が、免疫応答を調節することが可能な1種以上の追加の治療剤を投与するステップをさらに含む、[1]〜[43]のいずれかに記載の方法。
[45] 前記1種以上の追加の治療剤が、抗体またはその抗原結合性断片ではない、[44]に記載の方法。
[46] 前記1種以上の追加の治療剤が、抗体またはその抗原結合性断片である、[44]に記載の方法。
[47] 前記方法が、1種以上の追加の治療剤を投与するステップをさらに含む、[1]〜[43]のいずれかに記載の方法。
[48] 前記1種以上の追加の治療剤が、ドキソルビシン、ビンブラスチン、およびダカルバジン(AVD)から本質的になる化学療法レジメンである、[47]に記載の方法。
[49] 前記1種以上の追加の治療剤が、シクロホスファミド、ドキソルビシン、およびプレドニゾン(CHP)から本質的になる化学療法レジメンである、[47]に記載の方法。
[50] 前記1種以上の追加の治療剤が、アルキル化剤、アントラサイクリン、抗生物質、葉酸拮抗剤、代謝拮抗剤、抗チューブリン剤、アウリスタチン、化学療法増感剤、DNA副溝結合剤、DNA複製阻害剤、デュオカルマイシン、エトポシド、フッ素化ピリミジン、レキシトロプシン、ニトロソ尿素、プラチノール、プリン代謝拮抗剤、ピューロマイシン、放射線増感剤、ステロイド、タキサン、トポイソメラーゼ阻害剤、および/またはビンカアルカロイドである、[47]に記載の方法。
[51] 前記1種以上の追加の治療剤が、アドリアマイシン、アンドロゲン、アントラマイシン(AMC)、アスパラギナーゼ、5-アザシチジン、アザチオプリン、ブレオマイシン、ブスルファン、ブチオニンスルホキシミン、カンプトテシン、カルボプラチン、カルムスチン(BSNU)、CC-1065、クロラムブシル、シスプラチン、コルヒチン、シクロホスファミド、シタラビン、シチジンアラビノシド、サイトカラシンB、ダカルバジン、ダクチノマイシン(以前はアクチノマイシン)、ダウノルビシン、デカルバジン、ドセタキセル、ドキソルビシン、エストロゲン、5-フルオロデオキシウリジン、5-フルオロウラシル、グラミシジンD、ヒドロキシダウノルビシン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イホスファミド、イリノテカン、ロムスチン(CCNU)、メクロレタミン、メルファラン、6-メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトラマイシン、マイトマイシンC、ミトキサントロン、ニトロイミダゾール、パクリタキセル、プリカマイシン、プレドニゾン、プレドニゾロン、プロカルビジン(procarbizine)、ストレプトゾトシン、テノポシド(tenoposide)、6-チオグアニン、チオTEPA、トポテカン(topotecan)、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビノレルビン、VP-16およびVM-26からなる群より選択される、[47]に記載の方法。
[52] 前記被験体が、以前に治療されていないcHLを有し、かつ前記1種以上の追加の治療剤が、アドリアマイシン、ダカルバジン(dacarabazine)およびビンブラスチンである、[47]に記載の方法。
[53] cHLが、進行cHLである、[52]に記載の方法。
[54] 前記被験体が、以前に治療されていない成熟T細胞リンパ腫を有し、かつ前記1種以上の追加の治療剤が、シクロホスファミド、ヒドロキシダウノルビシンおよびプレドニゾンである、[47]に記載の方法。
[55] 前記被験体が、以前に治療されていない成熟T細胞リンパ腫を有し、かつ前記1種以上の追加の治療剤が、シクロホスファミド、ヒドロキシダウノルビシンおよびプレドニゾロンである、[47]に記載の方法。
[56] 前記1種以上の追加の治療剤が、抗体またはその抗原結合性断片である、[47]に記載の方法。
[57] 照射(irradiation)を用いて前記被験体を治療するステップをさらに含む、[1]〜[56]のいずれかに記載の方法。
[58] 前記未分化大細胞リンパ腫(ALCL)が、全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)である、[34]に記載の方法。
[59] 前記皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)が、菌状息肉腫(MF)である、[33]に記載の方法。
[60] 前記菌状息肉腫(MF)が、CD30陽性菌状息肉腫(MF)である、[59]に記載の方法。
[61] 前記皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)が、原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫(pcALCL)である、[33]に記載の方法。
[62] 前記被験体が、先行する全身性治療を受けている、[61]に記載の方法。

Claims (48)

  1. 被験体でのCD30 + T調節(Treg)細胞の活性を低下させるための、モノメチルアウリスタチンにコンジュゲートされた抗CD30抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体-薬物コンジュゲートを含む医薬組成物であって、CD30 + Treg細胞の活性を低下させることが、1種以上の他のタイプのCD4 + T細胞の数と比較したCD30 + Treg細胞の数の減少を含み、前記1種以上の他のタイプのCD4 + T細胞が、Th1細胞、Th2細胞またはTh17細胞を含む、医薬組成物。
  2. 前記1種以上の他のタイプのCD4+ T細胞が、Th1 CD30+細胞、Th2 CD30+細胞またはTh17 CD30+細胞を含む、請求項1に記載の組成物
  3. CD30+ Treg細胞の数が、前記組成物の投与前の前記被験体でのCD30+ Treg細胞の数と比較して減少する、請求項1又は2に記載の組成物
  4. CD30+ Treg細胞の活性を低下させることが、CD30+ Treg細胞の機能の低下を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物
  5. CD30+ Treg細胞の機能の低下が、前記組成物の投与前の被験体でのCD30+ Treg細胞の機能と比較したものである、請求項4に記載の組成物
  6. CD30+ Treg細胞が、CD30+誘導性T調節(iTreg)細胞またはCD30+末梢T調節(pTreg)細胞である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物
  7. モノメチルアウリスタチンが、モノメチルアウリスタチンE(MMAE)である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物
  8. モノメチルアウリスタチンが、モノメチルアウリスタチンF(MMAF)である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物
  9. 抗CD30抗体が、抗CD30抗体AC10である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物
  10. 抗CD30抗体が、cAC10である、請求項9に記載の組成物
  11. 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、
    重鎖可変領域は、
    (i) 配列番号1のアミノ酸配列を含むCDR-H1;
    (ii) 配列番号2のアミノ酸配列を含むCDR-H2;および
    (iii) 配列番号3のアミノ酸配列を含むCDR-H3
    を含み;かつ軽鎖可変領域は、
    (i) 配列番号4のアミノ酸配列を含むCDR-L1;
    (ii) 配列番号5のアミノ酸配列を含むCDR-L2;および
    (iii) 配列番号6のアミノ酸配列を含むCDR-L3
    を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物
  12. 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物
  13. 前記抗体-薬物コンジュゲートの抗CD30抗体が、配列番号7のアミノ酸配列に対して少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および配列番号8のアミノ酸配列に対して少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物
  14. 前記抗体-薬物コンジュゲートが、抗CD30抗体またはその抗原結合性部分とモノメチルアウリスタチンとの間にリンカーをさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物
  15. 前記リンカーが切断可能ペプチドリンカーである、請求項14に記載の組成物
  16. 前記切断可能ペプチドリンカーが、式-MC-vc-PAB-を有し、MCがチオール反応性マレイミドカプロイルスペーサーであり、vcがバリン-シトルリンジペプチドであり、PABがp-アミノ-ベンジルオキシカルボニルスペーサーである、請求項15に記載の組成物
  17. 前記抗体-薬物コンジュゲートが、ブレンツキシマブ・ベドチンである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物
  18. 前記被験体が癌を有する、請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 前記被験体が、癌について以前に治療されている、請求項18に記載の組成物
  20. 前記被験体が、治療に対して応答しなかったか、または第1選択の治療後に再発した、請求項19に記載の組成物
  21. 前記被験体が、癌について以前に治療されていない、請求項18に記載の組成物
  22. 癌がリンパ腫である、請求項18〜21のいずれか1項に記載の組成物
  23. リンパ腫がT細胞リンパ腫である、請求項22に記載の組成物
  24. リンパ腫がB細胞リンパ腫である、請求項22に記載の組成物
  25. リンパ腫が非ホジキンリンパ腫である、請求項22に記載の組成物
  26. 非ホジキンリンパ腫が成熟T細胞リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、末梢T細胞リンパ腫(PTCL)、未分化大細胞リンパ腫(ALCL)、または皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)である、請求項25に記載の組成物
  27. リンパ腫がホジキンリンパ腫である、請求項22に記載の組成物
  28. 前記被験体が、ホジキンリンパ腫について以前に治療され、かつ該被験体が、治療に対して応答しなかったか、または第1選択の治療後に再発した、請求項27に記載の組成物
  29. 前記被験体が、自家幹細胞移植後に再発した、請求項28に記載の組成物
  30. 前記被験体が、第1選択の治療後に再発し、かつ該被験体が、自家幹細胞移植に対して不適格である、請求項28に記載の組成物
  31. 前記被験体が、ホジキンリンパ腫について以前に治療されていない、請求項27に記載の組成物
  32. ホジキンリンパ腫が古典的ホジキンリンパ腫(cHL)である、請求項27〜31のいずれか1項に記載の組成物
  33. 古典的ホジキンリンパ腫(cHL)が進行cHLである、請求項32に記載の組成物
  34. 前記組成物が、1種以上の追加の治療剤と組み合わせて投与される、請求項1〜33のいずれか1項に記載の組成物
  35. 前記1種以上の追加の治療剤が、ドキソルビシン、ビンブラスチン、およびダカルバジンから本質的になる化学療法レジメンである、請求項34に記載の組成物
  36. 前記1種以上の追加の治療剤が、シクロホスファミド、ドキソルビシン、およびプレドニゾン(CHP)から本質的になる化学療法レジメンである、請求項34に記載の組成物
  37. 前記1種以上の追加の治療剤が、アルキル化剤、アントラサイクリン、抗生物質、葉酸拮抗剤、代謝拮抗剤、抗チューブリン剤、アウリスタチン、化学療法増感剤、DNA副溝結合剤、DNA複製阻害剤、デュオカルマイシン、エトポシド、フッ素化ピリミジン、レキシトロプシン、ニトロソ尿素、プラチノール、プリン代謝拮抗剤、ピューロマイシン、放射線増感剤、ステロイド、タキサン、トポイソメラーゼ阻害剤、および/またはビンカアルカロイドである、請求項34に記載の組成物
  38. 前記1種以上の追加の治療剤が、アドリアマイシン、アンドロゲン、アントラマイシン(AMC)、アスパラギナーゼ、5-アザシチジン、アザチオプリン、ブレオマイシン、ブスルファン、ブチオニンスルホキシミン、カンプトテシン、カルボプラチン、カルムスチン(BSNU)、CC-1065、クロラムブシル、シスプラチン、コルヒチン、シクロホスファミド、シタラビン、シチジンアラビノシド、サイトカラシンB、ダカルバジン、ダクチノマイシン(以前はアクチノマイシン)、ダウノルビシン、デカルバジン、ドセタキセル、ドキソルビシン、エストロゲン、5-フルオロデオキシウリジン、5-フルオロウラシル、グラミシジンD、ヒドロキシダウノルビシン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イホスファミド、イリノテカン、ロムスチン(CCNU)、メクロレタミン、メルファラン、6-メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトラマイシン、マイトマイシンC、ミトキサントロン、ニトロイミダゾール、パクリタキセル、プリカマイシン、プレドニゾン、プレドニゾロン、プロカルビジン(procarbizine)、ストレプトゾトシン、テノポシド(tenoposide)、6-チオグアニン、チオTEPA、トポテカン(topotecan)、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビノレルビン、VP-16およびVM-26からなる群より選択される、請求項34に記載の組成物
  39. 記1種以上の追加の治療剤が、アドリアマイシン、ダカルバジン(dacarabazine)およびビンブラスチンである、請求項34に記載の組成物
  40. 記1種以上の追加の治療剤が、シクロホスファミド、ヒドロキシダウノルビシンおよびプレドニゾンである、請求項34に記載の組成物
  41. 前記1種以上の追加の治療剤が、抗体またはその抗原結合性断片である、請求項34に記載の方法。
  42. 放射線治療と組み合わせて投与される、請求項18〜41のいずれか1項に記載の組成物
  43. 前記未分化大細胞リンパ腫(ALCL)が、全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)である、請求項26に記載の組成物
  44. 前記皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)が、菌状息肉腫(MF)である、請求項26に記載の組成物
  45. 前記菌状息肉腫(MF)が、CD30陽性菌状息肉腫(MF)である、請求項44に記載の組成物
  46. 前記皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)が、原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫(pcALCL)である、請求項26に記載の組成物
  47. 前記被験体が、先行する全身性治療を受けている、請求項46に記載の組成物
  48. 被験体での免疫応答を調節するための、モノメチルアウリスタチンにコンジュゲートされた抗CD30抗体またはその抗原結合性部分を含む抗体-薬物コンジュゲートを含む医薬組成物であって、調節が、被験体でのCD30 + T調節(Treg)細胞に対するCD8 + T細胞の比率を増加させることを含む、医薬組成物。
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