JP2020534326A5 - - Google Patents

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JP2020534326A5
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図6に示されるように、IMGN779製剤(3mMのメチオニンを含まない)が室温で約1000luxの白色光に曝露されるとき、Met252残基の酸化が7日間にわたって18〜74%に増加した。同等の条件下で、3mMのメチオニンを含有するIMGN779製剤に関して、メチオニン酸化の増加はほとんどまたは全く観察されなかった。同等の結果がIMGN632イムノコンジュゲートに関して観察された。
[態様1]
イムノコンジュゲートと、0.1mM〜20mMのメチオニンと、を含む医薬組成物であって、前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
(CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1または2であり、
CyCysは、次式:
Figure 2020534326
によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
mは、1〜6の整数であり、
は、
Figure 2020534326
によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyCys上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
nは、1〜10の整数である、前記医薬組成物。
[態様2]
及びRが、両方ともHであり、Rが、HまたはMeである、態様1に記載の医薬組成物。
[態様3]
Pが、Gly−Gly−Gly、Ala−Val、Val−Ala、Val−Cit、Val−Lys、Phe−Lys、Lys−Lys、Ala−Lys、Phe−Cit、Leu−Cit、Ile−Cit、Trp、Cit、Phe−Ala、Phe−N−トシル−Arg、Phe−N−ニトロ−Arg、Phe−Phe−Lys、D−Phe−Phe−Lys、Gly−Phe−Lys、Leu−Ala−Leu、Ile−Ala−Leu、Val−Ala−Val、Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号21)、β−Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号22)、Gly−Phe−Leu−Gly(配列番号23)、Val−Arg、Arg−Val、Arg−Arg、Val−D−Cit、Val−D−Lys、Val−D−Arg、D−Val−Cit、D−Val−Lys、D−Val−Arg、D−Val−D−Cit、D−Val−D−Lys、D−Val−D−Arg、D−Arg−D−Arg、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、D−Ala−D−Ala、Ala−Met、及びMet−Alaから選択される、態様1または2に記載の医薬組成物。
[態様4]
Pが、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、またはD−Ala−D−Alaである、態様3に記載の医薬組成物。
[態様5]
Qが、−SOHである、態様1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様6]
Qが、Hである、態様1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様7]
及びRが、両方ともHであり、nが、1〜6の整数である、態様1〜6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様8]
−L−が、次式:
Figure 2020534326
によって表される、態様1〜7のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様9]
前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様1に記載の医薬組成物。
[態様10]
CBAが、(a)ヒトCD123/IL3−Rα抗原のアミノ酸101〜346内のエピトープに結合し、(b)抗原陽性TF−1細胞におけるIL3依存増殖を阻害する抗体またはその抗原結合断片である、態様1〜9のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様11]
前記抗体またはその抗原結合断片が、
a)配列番号4に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号5に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号6に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域と、
b)配列番号1に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号3に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域と、を含む、態様10に記載の医薬組成物。
[態様12]
前記抗体またはその抗原結合断片が、配列番号7のV配列と、配列番号9のV配列と、を含む、態様10に記載の医薬組成物。
[態様13]
前記抗体が、
a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、
b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、態様10に記載の医薬組成物。
[態様14]
イムノコンジュゲートと、0.1mM〜20mMのメチオニンと、を含む医薬組成物であって、前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
(式中、
CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1〜20の整数であり、
CyLys1は、次式:
Figure 2020534326
によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、独立して、(C−C)アルキルであり、
W’は、−NRであり、
は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
n1は、2〜6の整数であり、
は、−Hまたは−Meであり、
は、次式:
Figure 2020534326
のうちのいずれか1つから選択されるか、
またはその薬学的に許容される塩であり、式中、qは、1〜5の整数である、前記医薬組成物。
[態様15]
が、独立して、−(CH−(CR)−であり、式中、R及びRは各々、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、pは、0、1、2、または3である、態様14に記載の医薬組成物。
[態様16]
及びRが、同一であるか、または異なり、かつ−H及び−Meから選択される、態様15に記載の医薬組成物。
[態様17]
前記イムノコンジュゲートが、
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Wは、1〜10の整数であり、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様14に記載の医薬組成物。
[態様18]
前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩である、態様17に記載の医薬組成物。
[態様19]
前記抗体が、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、態様14〜18のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様20]
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
が、単結合を表し、Xが、−Hであり、Yが、−SOHである、態様1〜19のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様21]
Yが、−SOH、またはそのナトリウム塩もしくはカリウム塩である、態様1〜20のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様22]
前記医薬組成物が、0.1mM〜10mMのメチオニンを含む、態様1〜21のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様23]
前記医薬組成物が、0.5mM〜5mMのメチオニンを含む、態様22に記載の医薬組成物。
[態様24]
前記医薬組成物が、1.0mM〜4.0mMのメチオニンを含む、態様22に記載の医薬組成物。
[態様25]
前記医薬組成物が、3.0mMのメチオニンを含む、態様24に記載の医薬組成物。
[態様26]
前記医薬組成物が室温で6時間以上露光される場合、前記イムノコンジュゲートが、40%未満、35%未満、30%、25%未満、20%未満、または15%未満のメチオニン酸化を有する、態様1〜25のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様27]
前記医薬組成物が、前記医薬組成物を露光から保護する容器に入っている、態様1〜26のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様28]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜10mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様1〜27のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様29]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様1〜27のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様30]
亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様1〜29のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様31]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様30に記載の医薬組成物。
[態様32]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様30に記載の医薬組成物。
[態様33]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様30に記載の医薬組成物。
[態様34]
1mM〜4mMのメチオニンと、次式:
Figure 2020534326
によって表されるイムノコンジュゲート、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物であって、式中、
Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
は、2であり、
CBAは、a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD123抗体である、前記医薬組成物。
[態様35]
前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、態様34に記載の医薬組成物。
[態様36]
前記医薬組成物が室温で6時間露光される場合、前記イムノコンジュゲートが、15%未満のメチオニン酸化を有する、態様34または35に記載の医薬組成物。
[態様37]
前記医薬組成物が、前記医薬組成物を露光から保護する容器に入っている、態様34〜36のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様38]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様34〜37のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様39]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜3mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様38に記載の医薬組成物。
[態様40]
前記医薬組成物が、1.5mg/mL〜2.5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様38に記載の医薬組成物。
[態様41]
前記医薬組成物が、2mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様38に記載の医薬組成物。
[態様42]
亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様34〜41のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様43]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様42に記載の医薬組成物。
[態様44]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様43に記載の医薬組成物。
[態様45]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様43に記載の医薬組成物。
[態様46]
前記医薬組成物が、トレハロース、ポリソルベート20、及びコハク酸をさらに含む、態様34〜45のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様47]
前記医薬組成物が、10mMのコハク酸、50μMの亜硫酸水素ナトリウム、7.2%(w/v)のトレハロース、及び0.01%(w/v)のポリソルベート20をさらに含む、態様34〜41のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様48]
前記医薬組成物が、4〜4.5のpHを有する、態様34〜47のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様49]
前記医薬組成物が、4.2のpHを有する、態様48に記載の医薬組成物。
[態様50]
1mM〜4mMのメチオニンと、次式:
Figure 2020534326
によって表されるイムノコンジュゲート、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物であって、式中、
Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
は、1〜10の整数であり、
CBAは、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、前記医薬組成物。
[態様51]
前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、態様50に記載の医薬組成物。
[態様52]
前記医薬組成物が室温で6時間露光される場合、前記イムノコンジュゲートが、15%未満のメチオニン酸化を有する、態様50または51に記載の医薬組成物。
[態様53]
前記医薬組成物が、前記医薬組成物を露光から保護する容器に入っている、態様50〜52のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様54]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様50〜53のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様55]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜3mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様54に記載の医薬組成物。
[態様56]
前記医薬組成物が、1.5mg/mL〜2.5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様55に記載の医薬組成物。
[態様57]
前記医薬組成物が、2mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様56に記載の医薬組成物。
[態様58]
亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様50〜57のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様59]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様58に記載の医薬組成物。
[態様60]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様59に記載の医薬組成物。
[態様61]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様59に記載の医薬組成物。
[態様62]
前記医薬組成物が、ヒスチジン、トレハロース、及びポリソルベート20をさらに含む、態様50〜61のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様63]
前記医薬組成物が、20mMのヒスチジン、50μMの亜硫酸水素ナトリウム、7.2%(w/v)のトレハロース、0.02%(w/v)のポリソルベート20をさらに含む、態様50〜57のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様64]
前記医薬組成物が、5.5〜6.5のpHを有する、態様50〜63のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[態様65]
前記医薬組成物が、6.1のpHを有する、態様64に記載の医薬組成物。
[態様66]
イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する方法であって、前記イムノコンジュゲートを0.1mM〜20mMのメチオニンと混合して、前記イムノコンジュゲートと、メチオニンと、を含む医薬組成物を得ることを含み、前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
(CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1または2であり、
CyCysは、次式:
Figure 2020534326
によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
mは、1〜6の整数であり、
は、
Figure 2020534326
によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyC1上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
nは、1〜10の整数である、前記方法。
[態様67]
及びRが、両方ともHであり、Rが、HまたはMeである、態様66に記載の方法。
[態様68]
Pが、Gly−Gly−Gly、Ala−Val、Val−Ala、Val−Cit、Val−Lys、Phe−Lys、Lys−Lys、Ala−Lys、Phe−Cit、Leu−Cit、Ile−Cit、Trp、Cit、Phe−Ala、Phe−N−トシル−Arg、Phe−N−ニトロ−Arg、Phe−Phe−Lys、D−Phe−Phe−Lys、Gly−Phe−Lys、Leu−Ala−Leu、Ile−Ala−Leu、Val−Ala−Val、Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号21)、β−Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号22)、Gly−Phe−Leu−Gly(配列番号23)、Val−Arg、Arg−Val、Arg−Arg、Val−D−Cit、Val−D−Lys、Val−D−Arg、D−Val−Cit、D−Val−Lys、D−Val−Arg、D−Val−D−Cit、D−Val−D−Lys、D−Val−D−Arg、D−Arg−D−Arg、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、D−Ala−D−Ala、Ala−Met、及びMet−Alaから選択される、態様66または67に記載の方法。
[態様69]
Pが、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、またはD−Ala−D−Alaである、態様68に記載の方法。
[態様70]
Qが、−SOHである、態様66〜69のいずれか1項に記載の方法。
[態様71]
Qが、Hである、態様66〜69のいずれか1項に記載の方法。
[態様72]
及びRが、両方ともHであり、nが、1〜6の整数である、態様66〜71のいずれか1項に記載の方法。
[態様73]
−L−が、次式:
Figure 2020534326
によって表される、態様66〜72のいずれか1項に記載の方法。
[態様74]
前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様66に記載の方法。
[態様75]
CBAが、(a)ヒトCD123/IL3−Rα抗原のアミノ酸101〜346内のエピトープに結合し、(b)抗原陽性TF−1細胞におけるIL3依存増殖を阻害する抗体またはその抗原結合断片である、態様66〜74のいずれか1項に記載の方法。
[態様76]
前記抗体またはその抗原結合断片が、
a)配列番号4に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号5に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号6に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域と、
b)配列番号1に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号3に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域と、を含む、態様75に記載の方法。
[態様77]
前記抗体またはその抗原結合断片が、配列番号7のV配列と、配列番号9のV配列と、を含む、態様75に記載の方法。
[態様78]
前記抗体が、
a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、
b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、態様75に記載の方法。
[態様79]
イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する方法であって、前記イムノコンジュゲートを0.1mM〜20mMのメチオニンと混合して、前記イムノコンジュゲートと、メチオニンと、を含む医薬組成物を得ることを含み、前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
(式中、
CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1〜20の整数であり、
CyLys1は、次式:
Figure 2020534326
によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、独立して、(C−C)アルキルであり、
W’は、−NRであり、
は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
n1は、2〜6の整数であり、
は、−Hまたは−Meであり、
は、次式:
Figure 2020534326
のうちのいずれか1つから選択され、
式中、
qは、1〜5の整数であり、
は、−Hまたはカチオンである、前記方法。
[態様80]
が、独立して、−(CH−(CR)−であり、式中、R及びRは各々、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、pは、0、1、2、または3である、態様79に記載の方法。
[態様81]
及びRが、同一であるか、または異なり、かつ−H及び−Meから選択される、態様80に記載の方法。
[態様82]
前記イムノコンジュゲートが、
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Wは、1〜10の整数であり、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様79に記載の方法。
[態様83]
前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩である、態様82に記載の方法。
[態様84]
前記抗体が、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、態様79〜83のいずれか1項に記載の方法。
[態様85]
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
が、単結合を表し、Xが、−Hであり、Yが、−SOHである、態様66〜84のいずれか1項に記載の方法。
[態様86]
Yが、−SOH、またはそのナトリウム塩もしくはカリウム塩である、態様66〜85のいずれか1項に記載の方法。
[態様87]
前記医薬組成物が、0.1mM〜10mMのメチオニンを含む、態様66〜86のいずれか1項に記載の方法。
[態様88]
前記医薬組成物が、0.5〜5mMのメチオニンを含む、態様87に記載の方法。
[態様89]
前記医薬組成物が、1.0〜4.0mMのメチオニンを含む、態様87に記載の方法。
[態様90]
前記医薬組成物が、3.0mMのメチオニンを含む、態様89に記載の方法。
[態様91]
前記医薬組成物が室温で6時間以上露光される場合、前記イムノコンジュゲートが、40%未満、35%未満、30%未満、25%未満、20%未満、または15%未満のメチオニン酸化を有する、態様66〜90のいずれか1項に記載の方法。
[態様92]
前記医薬組成物が、前記医薬組成物を露光から保護する容器に入っている、態様66〜91のいずれか1項に記載の方法。
[態様93]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜10mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様66〜92のいずれか1項に記載の方法。
[態様94]
前記医薬組成物が、1mg/mL〜5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、態様66〜92のいずれか1項に記載の方法。
[態様95]
亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様66〜94のいずれか1項に記載の方法。
[態様96]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様95に記載の方法。
[態様97]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様95に記載の方法。
[態様98]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様95に記載の方法。
[態様99]
次式:
Figure 2020534326
によって表されるイムノコンジュゲートを調製する方法であって、CBAを、抗酸化剤の存在下で、次式:
Figure 2020534326
によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩と反応させることを含み、式中、
CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1または2であり、
CyCysは、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
mは、1〜6の整数であり、
は、
Figure 2020534326
によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyC1上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
nは、1〜10の整数であり、
’は、
Figure 2020534326
によって表される、前記方法。
[態様100]
前記抗酸化剤が、前記イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する、態様99に記載の方法。
[態様101]
前記抗酸化剤が、N−アセチルメチオニンである、態様99に記載の方法。
[態様102]
及びRが、両方ともHであり、Rが、HまたはMeである、態様99〜101のいずれか1項に記載の方法。
[態様103]
Pが、Gly−Gly−Gly、Ala−Val、Val−Ala、Val−Cit、Val−Lys、Phe−Lys、Lys−Lys、Ala−Lys、Phe−Cit、Leu−Cit、Ile−Cit、Trp、Cit、Phe−Ala、Phe−N−トシル−Arg、Phe−N−ニトロ−Arg、Phe−Phe−Lys、D−Phe−Phe−Lys、Gly−Phe−Lys、Leu−Ala−Leu、Ile−Ala−Leu、Val−Ala−Val、Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号21)、β−Ala−Leu−Ala−Leu(配列番号22)、Gly−Phe−Leu−Gly(配列番号23)、Val−Arg、Arg−Val、Arg−Arg、Val−D−Cit、Val−D−Lys、Val−D−Arg、D−Val−Cit、D−Val−Lys、D−Val−Arg、D−Val−D−Cit、D−Val−D−Lys、D−Val−D−Arg、D−Arg−D−Arg、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、D−Ala−D−Ala、Ala−Met、及びMet−Alaから選択される、態様99〜102のいずれか1項に記載の方法。
[態様104]
Pが、Ala−Ala、Ala−D−Ala、D−Ala−Ala、またはD−Ala−D−Alaである、態様103に記載の方法。
[態様105]
Qが、−SOHである、態様99〜104のいずれか1項に記載の方法。
[態様106]
Qが、Hである、態様99〜104のいずれか1項に記載の方法。
[態様107]
及びRが、両方ともHであり、nが、1〜6の整数である、態様99〜106のいずれか1項に記載の方法。
[態様108]
−L−が、次式:
Figure 2020534326
によって表され、
−L’が、次式:
Figure 2020534326
によって表される、態様99〜107のいずれか1項に記載の方法。
[態様109]
前記イムノコンジュゲートが、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様99〜101のいずれか1項に記載の方法。
[態様110]
CBAが、(a)ヒトCD123/IL3−Rα抗原のアミノ酸101〜346内のエピトープに結合し、(b)抗原陽性TF−1細胞におけるIL3依存増殖を阻害する抗体またはその抗原結合断片である、態様99〜109のいずれか1項に記載の方法。
[態様111]
前記抗体またはその抗原結合断片が、
a)配列番号4に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号5に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号6に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域と、
b)配列番号1に記載のアミノ酸配列を有するCDR1、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有するCDR2、及び配列番号3に記載のアミノ酸配列を有するCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域と、を含む、態様110に記載の方法。
[態様112]
前記抗体またはその抗原結合断片が、配列番号7のV配列と、配列番号9のV配列と、を含む、態様110に記載の方法。
[態様113]
前記抗体が、
a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、
b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、態様110に記載の方法。
[態様114]
次式:
Figure 2020534326
式中、
CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
は、1〜20の整数であり、
CyLys1は、次式:
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
は、独立して、(C−C)アルキルであり、
W’は、−NRであり、
は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
n1は、2〜6の整数であり、
は、−Hまたは−Meであり、
は、次式:
Figure 2020534326
のうちのいずれか1つから選択されるか、
またはその薬学的に許容される塩であり、式中、qは、1〜5の整数である)によって表されるイムノコンジュゲートを調製する方法であって、
(a)次式:
Figure 2020534326
によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩を、次の:
Figure 2020534326
から選択される二官能性架橋剤と反応させて、
細胞毒性薬物−リンカー化合物を形成するステップであって、式中、Xは、ハロゲン、J−SH、−SSR、または−SC(=O)Rであり、Rは、フェニル、ニトロフェニル、ジニトロフェニル、カルボキシニトロフェニル、ピリジル、またはニトロピリジルであり、Rは、アルキルであり、qは、1〜5の整数であり、Uは、−HまたはSOHである、前記ステップと、
(b)前記CBAを、抗酸化剤の存在下で、前記細胞毒性薬物−リンカー化合物と反応させて、前記イムノコンジュゲートを形成する前記ステップと、を含む前記方法。
[態様115]
前記細胞毒性薬物−リンカー化合物が、ステップ(b)で前記CBAと反応する前に精製されない、態様114に記載の方法。
[態様116]
前記抗酸化剤が、前記イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する、態様114または115に記載の方法。
[態様117]
前記抗酸化剤が、N−アセチルメチオニンメチルエステルである、態様116に記載の方法。
[態様118]
が、独立して、−(CH−(CR)−であり、式中、R及びRは各々、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、pは、0、1、2、または3である、態様114〜117のいずれか1項に記載の方法。
[態様119]
及びRが、同一であるか、または異なり、かつ−H及び−Meから選択される、態様118に記載の方法。
[態様120]
前記イムノコンジュゲートが、
Figure 2020534326
によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Wは、1〜10の整数であり、NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hであり、単結合である場合、Xは、−Hであり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とする、態様114〜117のいずれか1項に記載の方法。
[態様121]
前記抗体が、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、態様114〜120のいずれか1項に記載の方法。
[態様122]
NとCとの間の二重線
Figure 2020534326
が、単結合を表し、Xが、−Hであり、Yが、−OHまたは−SOHである、態様99〜121のいずれか1項に記載の方法。
[態様123]
Yが、−SOH、またはそのナトリウム塩もしくはカリウム塩である、態様99〜122のいずれか1項に記載の方法。
[態様124]
前記方法が、前記イムノコンジュゲートを製剤緩衝液中に精製して、前記イムノコンジュゲートと、0.1mM〜10mMのメチオニンと、を含む医薬組成物を得ることをさらに含む、態様99〜123のいずれか1項に記載の方法。
[態様125]
前記医薬組成物が、0.5mM〜5mMのメチオニンを含む、態様124に記載の方法。
[態様126]
前記医薬組成物が、1mM〜4mMのメチオニンを含む、態様124に記載の方法。
[態様127]
前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、態様124に記載の方法。
[態様128]
前記医薬組成物が、亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様124〜127のいずれか1項に記載の方法。
[態様129]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様128に記載の方法。
[態様130]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様129に記載の方法。
[態様131]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様129に記載の方法。
[態様132]
次式:
Figure 2020534326
によって表されるイムノコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、CBAを、抗酸化剤の存在下で、次式:
Figure 2020534326
によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩と反応させることを含み、式中、
Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
は、2であり、
CBAは、a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD123抗体である、前記方法。
[態様133]
前記抗酸化剤が、前記イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する、態様131に記載の方法。
[態様134]
前記抗酸化剤が、N−アセチルメチオニンである、態様131に記載の方法。
[態様135]
前記方法が、前記イムノコンジュゲートを製剤緩衝液中に精製して、前記イムノコンジュゲートと、1mM〜4mMのメチオニンと、を含む医薬組成物を得ることをさらに含む、態様131〜134のいずれか1項に記載の方法。
[態様136]
前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、態様135に記載の方法。
[態様137]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様135または136に記載の方法。
[態様138]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様137に記載の方法。
[態様139]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様138に記載の方法。
[態様140]
前記医薬組成物が、10mMのコハク酸、50μMの亜硫酸水素ナトリウム、7.2%(w/v)のトレハロース、及び0.01%(w/v)のポリソルベート20をさらに含む、態様135に記載の方法。
[態様141]
次式:
Figure 2020534326
によって表されるイムノコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、
(a)次式:
Figure 2020534326
によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩を、次式:
Figure 2020534326
によって表される二官能性架橋剤スルホ−SPDBと反応させて、次式:
Figure 2020534326
によって表される細胞毒性薬物−リンカー化合物またはその薬学的に許容される塩を形成するステップと、
(b)CBAを、抗酸化剤の存在下で、前記細胞毒性薬物−リンカー化合物と反応させて、前記イムノコンジュゲートを形成するステップと、を含み、式中、
Yは、−SOHであり、
は、1〜10の整数であり、
CBAは、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、前記方法。
[態様142]
前記細胞毒性薬物−リンカー化合物が、ステップ(b)で前記CBAと反応する前に精製されない、態様141に記載の方法。
[態様143]
前記抗酸化剤が、前記イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する、態様141または142に記載の方法。
[態様144]
前記抗酸化剤が、N−アセチルメチオニンメチルエステルである、態様141または142に記載の方法。
[態様145]
前記方法が、前記イムノコンジュゲートを製剤緩衝液中に精製して、前記イムノコンジュゲートと、1mM〜4mMのメチオニンと、を含む医薬組成物を得ることをさらに含む、態様141〜144のいずれか1項に記載の方法。
[態様146]
前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、態様145に記載の方法。
[態様147]
前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、または30μM〜80μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様145または146に記載の方法。
[態様148]
前記医薬組成物が、40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様147に記載の方法。
[態様149]
前記医薬組成物が、50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、態様148に記載の方法。
[態様150]
前記医薬組成物が、20mMのヒスチジン、50μMの亜硫酸水素ナトリウム、7.2%(w/v)のトレハロース、0.02%(w/v)のポリソルベート20をさらに含む、態様145に記載の方法。

Claims (15)

  1. イムノコンジュゲートと、0.1mM〜20mMのメチオニンと、を含む医薬組成物であって、前記イムノコンジュゲートが、次式:
    Figure 2020534326
    (CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1または2であり、
    CyCysは、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
    mは、1〜6の整数であり、
    は、
    Figure 2020534326
    によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyCys上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    nは、1〜10の整数である、前記医薬組成物。
  2. イムノコンジュゲートと、0.1mM〜20mMのメチオニンと、を含む医薬組成物であって、前記イムノコンジュゲートが、次式:
    Figure 2020534326
    (式中、
    CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1〜20の整数であり、
    CyLys1は、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、独立して、(C−C)アルキルであり、
    W’は、−NRであり、
    は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
    n1は、2〜6の整数であり、
    は、−Hまたは−Meであり、
    は、次式:
    Figure 2020534326
    のうちのいずれか1つから選択されるか、
    またはその薬学的に許容される塩であり、式中、qは、1〜5の整数である、前記医薬組成物。
  3. 1mM〜4mMのメチオニンと、次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるイムノコンジュゲート、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物であって、式中、
    Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
    は、2であり、
    CBAは、a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD123抗体である、前記医薬組成物。
  4. 前記医薬組成物が、3mMのメチオニンを含む、請求項に記載の医薬組成物。
  5. 前記医薬組成物が、1mg/mL〜5mg/mL、1mg/mL〜3mg/mL、もしくは1.5mg/mL〜2.5mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含むか、または2mg/mLの前記イムノコンジュゲートを含む、請求項3または4に記載の医薬組成物。
  6. 前記医薬組成物が、10μM〜100μM、20μM〜90μM、30μM〜80μM、もしくは40μM〜60μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含むか、または50μMの亜硫酸水素ナトリウムをさらに含む、請求項3〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  7. 前記医薬組成物が、(i)トレハロース、ポリソルベート20、及びコハク酸、または(ii)0mMのコハク酸、50μMの亜硫酸水素ナトリウム、7.2%(w/v)のトレハロース、及び0.01%(w/v)のポリソルベート20をさらに含む、請求項のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  8. 前記医薬組成物が、4〜4.5のpHまたは4.2のpHを有する、請求項のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  9. 1mM〜4mMのメチオニンと、次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるイムノコンジュゲート、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物であって、式中、
    Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
    は、1〜10の整数であり、
    CBAは、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、前記医薬組成物。
  10. イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する方法であって、前記イムノコンジュゲートを0.1mM〜20mMのメチオニンと混合して、前記イムノコンジュゲートと、メチオニンと、を含む医薬組成物を得ることを含み、前記イムノコンジュゲートが、次式:
    Figure 2020534326
    (CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1または2であり、
    CyCysは、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
    mは、1〜6の整数であり、
    は、
    Figure 2020534326
    によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyC1上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    nは、1〜10の整数である、前記方法。
  11. イムノコンジュゲートにおけるメチオニン酸化の量を低減する方法であって、前記イムノコンジュゲートを0.1mM〜20mMのメチオニンと混合して、前記イムノコンジュゲートと、メチオニンと、を含む医薬組成物を得ることを含み、前記イムノコンジュゲートが、次式:
    Figure 2020534326
    (式中、
    CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1〜20の整数であり、
    CyLys1は、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される)によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、独立して、(C−C)アルキルであり、
    W’は、−NRであり、
    は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
    n1は、2〜6の整数であり、
    は、−Hまたは−Meであり、
    は、次式:
    Figure 2020534326
    のうちのいずれか1つから選択され、
    式中、
    qは、1〜5の整数であり、
    は、−Hまたはカチオンである、前記方法。
  12. 次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるイムノコンジュゲートを調製する方法であって、CBAを、抗酸化剤の存在下で、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩と反応させることを含み、式中、
    CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1または2であり、
    CyCysは、次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    は、アミノ酸残基または2〜5個のアミノ酸残基を含有するペプチドであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−H、(C−C)アルキル、または荷電置換基もしくはイオン化基Qであり、
    mは、1〜6の整数であり、
    は、
    Figure 2020534326
    によって表され、s1は、CBAと共有結合する部位であり、s2は、CyC1上の−C(=O)−基と共有結合する部位であり、
    は、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    及びRは、各出現において、独立して、−Hまたは(C−C)アルキルであり、
    nは、1〜10の整数であり、
    ’は、
    Figure 2020534326
    によって表される、前記方法。
  13. 次式:
    Figure 2020534326
    式中、
    CBAは、抗体またはその抗原結合断片であり、
    は、1〜20の整数であり、
    CyLys1は、次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるか、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
    NとCとの間の二重線
    Figure 2020534326
    は、単結合または二重結合を表すが、但し、二重結合である場合、Xは、不在であり、Yは、−Hまたは(C−C)アルキルであり、単結合である場合、Xは、−Hまたはアミン保護部分であり、Yは、−OHまたは−SOHであることを条件とし、
    は、独立して、(C−C)アルキルであり、
    W’は、−NRであり、
    は、−(CH−CH−O)n1−Rであり、
    n1は、2〜6の整数であり、
    は、−Hまたは−Meであり、
    は、次式:
    Figure 2020534326
    のうちのいずれか1つから選択されるか、
    またはその薬学的に許容される塩であり、式中、qは、1〜5の整数である)によって表されるイムノコンジュゲートを調製する方法であって、
    (a)次式:
    Figure 2020534326
    によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩を、次の:
    Figure 2020534326
    から選択される二官能性架橋剤と反応させて、
    細胞毒性薬物−リンカー化合物を形成するステップであって、式中、Xは、ハロゲン、J−SH、−SSR、または−SC(=O)Rであり、Rは、フェニル、ニトロフェニル、ジニトロフェニル、カルボキシニトロフェニル、ピリジル、またはニトロピリジルであり、Rは、アルキルであり、qは、1〜5の整数であり、Uは、−HまたはSOHである、前記ステップと、
    (b)前記CBAを、抗酸化剤の存在下で、前記細胞毒性薬物−リンカー化合物と反応させて、前記イムノコンジュゲートを形成する前記ステップと、を含む前記方法。
  14. 次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるイムノコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、CBAを、抗酸化剤の存在下で、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩と反応させることを含み、式中、
    Yは、−SOHまたはそのナトリウム塩であり、
    は、2であり、
    CBAは、a)配列番号8に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、b)配列番号10に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD123抗体である、前記方法。
  15. 次式:
    Figure 2020534326
    によって表されるイムノコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、
    (a)次式:
    Figure 2020534326
    によって表される細胞毒性薬物またはその薬学的に許容される塩を、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される二官能性架橋剤スルホ−SPDBと反応させて、次式:
    Figure 2020534326
    によって表される細胞毒性薬物−リンカー化合物またはその薬学的に許容される塩を形成するステップと、
    (b)CBAを、抗酸化剤の存在下で、前記細胞毒性薬物−リンカー化合物と反応させて、前記イムノコンジュゲートを形成するステップと、を含み、式中、
    Yは、−SOHであり、
    は、1〜10の整数であり、
    CBAは、配列番号18に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン重鎖と、配列番号20に記載のアミノ酸配列を有する免疫グロブリン軽鎖と、を含む、抗CD33抗体である、前記方法。
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