JP2020529505A - 組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、1,1−ジフルオロエテン(R−1132a)と、ジフルオロメタン(R−32)と、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(R−1234yf)と、任意に、二酸化炭素(CO2、R−744)と、任意に、1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)と、を含む、組成物を提供する。

Description

本発明は、組成物、好ましくは、R−410Aなどの既存の冷媒の代用品として好適であり得る熱伝達組成物に関する。
先行公開文献の列挙もしくは考察または本明細書におけるいかなる背景技術も、文献もしくは背景技術が技術水準の一部であるか、または技術常識であることの認識として必ずしも解釈されるべきではない。
ヒートポンプおよび空調システムなどの機械式冷却システムおよび関連熱伝達装置は、公知である。かかるシステムでは、冷媒液は低圧で蒸発し、周囲のゾーンから熱を奪う。次に、生成された蒸気は圧縮されて凝縮器に送られ、そこで凝縮されて第2のゾーンに熱が放出され、凝縮液は、膨張弁を介して蒸発器に戻され、そうしてサイクルが完了する。蒸気を圧縮して液体を汲み上げるのに必要な機械的エネルギーは、例えば、電気モーターまたは内燃機関によって提供される。
住宅用および小型商業用の空調およびヒートポンプユニットには、一般に、R−32(ジフルオロメタン)とR−125(ペンタフルオロエタン)との混合物である、不燃性冷媒R−410Aが充填されている。この冷媒の使用により、システム効率が高くなり、したがってエネルギー消費が低くなるが、R−410Aの温室効果(または地球)温暖化係数(GWP)は、高い(2100、IPCC AR4データセットを使用)。
R−32(ジフルオロメタン)は、R−410Aの代替品として提案されている。R−32は、微燃性として分類されている(ASHRAE分類システムを使用した「2L」)。それは、適切に設計された装置でR−410Aと同等のエネルギー効率を提供し、GWPが675である。
しかしながら、R−32は、多くの欠点を有し、その圧縮機吐出温度は、R−410Aよりも大幅に高く、その動作圧力もまた、R−410Aよりも高い場合がある。例えば、「要求冷却」または液体注入技術を使用することにより、これらのより高い吐出温度を補完することが可能である。しかしながら、これらは、システムの能力およびエネルギー効率を低減する可能性がある。R−32のさらなる欠点は、テトラフルオロプロペンなどのハイドロフルオロオレフィン冷媒、またはプロパンなどの炭化水素のGWPと比較した場合、そのGWP(675)が依然として高いことである。
R−32とR−1234yf(2,3,3,3−テトラフルオロプロペン)またはR−1234ze(E)(E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン)との2元混合物、ならびにR−32、テトラフルオロプロペン(R−1234ze(E)またはR−1234yf)および第3の成分の3元混合物もまた、代替流体として提案されている。かかる流体の例は、466のGWPを有するR−32/R−1234yf(68.9%/31.1%)の2元混合物であるR−454B、および698のGWPを有するR−32/R−125/R−1234yf(67%/7%/26%)の3元混合物であるR−452Bを含む。これらの流体は、R−410Aと比較して低減されたGWPを有し、低減された吐出温度を提供することができる。しかしながら、それらのGWP値は、R−32と同様であり、ハイドロフルオロオレフィン冷媒または炭化水素のGWPと比較した場合、依然として高い。
代替低温冷媒を探す場合には、いくつかの他の要因も考慮しなければならない。第一に、流体を既存の装置の改造または変換用の流体として使用する場合、または、本質的に不変のR−410Aシステム設計を使用する新しい装置への「ドロップイン」として使用する場合、既存の設計は、不燃性流体の使用に基づいたものであろうことから、不燃性が非常に望ましい。
代替流体が全く新しいシステム設計で採用される場合には、ある程度の可燃性は許容可能であり得るが、可燃性の高い流体を使用すると、危険性を軽減するために、コストおよび性能ペナルティが課される場合がある。システムにおける許容範囲の充填量(冷媒質量)もまた、流体の可燃性分類によって規定され、エタンなどのクラス3の流体が最も厳しく制限されている。この場合、より弱い燃焼特性は、より多くのシステム充填を可能にするため、非常に望ましい。
第三に、かかる流体の典型的な用途は、残留または商業用の空調およびヒートポンプユニットにおけるものであり、それらは、通常、建物内に設置されている。したがって、流体の特性として、許容できるほど低い毒性を有することが望ましい。
さらに、体積能力(所与のサイズの圧縮機で達成可能な冷却力の指標)およびエネルギー効率は、重要である。
したがって、(冷媒漏洩の環境影響を低減するために、)GWPが低いなどの改善された特性を有し、さらに許容範囲の冷却性能、燃焼特性、および毒性を有する代替冷媒を提供する必要がある。また、ほとんどまたはまったく変更を加えずに、冷却装置などの既存の装置で使用され得る代替冷媒を提供する必要もある。
より具体的には、圧縮機吐出温度がR−452BまたはR−454Aの圧縮機吐出温度と同等であるが、GWPがR−32のGWPよりも大幅に低いR−410Aと同等の性能(COPで表される、能力およびエネルギー効率)を有する冷媒混合物を見出すことが有利であろう。R−32およびR−454Bは、両方とも微燃性混合物である(ASHRAE Standard 34によると可燃性クラス「2L」)と考えられているため、かかるより低いGWP混合物は、可燃性クラス2Lであることも望ましいであろう。
本発明は、1,1−ジフルオロエテン(R−1132a)と、ジフルオロメタン(R−32)と、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(R−1234yf)と、任意に、二酸化炭素(CO、R−744)と、任意に、1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)と、を含む、組成物を提供することにより、上記および他の欠陥、ならびに上記ニーズに対処する。かかる組成物は、以下、本発明の組成物と称される。
本発明の組成物は、通常、約1または2または3または4〜約60重量%のR−1132aを含む。有利には、かかる組成物は、約1または2または3または4〜約50重量%のR−1132a、例えば、約1または2または3または4〜約40重量%のR−1132a、例えば、約1または2または3または4〜約30重量%のR−1132aを含む。好都合には、本発明の組成物は、約1または2または3または4〜約25重量%のR−1132a、例えば、2〜約20重量%のR−1132a、例えば、3または4〜約20%重量のR−1132aを含む。好ましくは、かかる組成物は、約5〜約20重量%のR−1132aを含む。
本発明の組成物は、通常、約1〜約99重量%のR−32または約2〜約98重量%のR−32を含む。有利には、かかる組成物は、約2〜約95重量%のR−32、例えば、約3〜約95重量%のR−32を含む。好都合には、本発明の組成物は、約5〜約90重量%のR−32、例えば、約5〜約85重量%のR−32、例えば、約10〜約80重量%のR−32を含む。好ましくは、かかる組成物は、約15〜約75重量%のR−32、例えば、約15〜約70重量%のR−32を含む。
本発明の組成物は、通常、約1〜約99重量%のR−1234yfまたは約2〜約98重量%のR−1234yfを含む。有利には、かかる組成物は、約2〜約90重量%のR−1234yf、例えば、5〜約90重量%のR−1234yfを含む。好都合には、本発明の組成物は、約7〜約85重量%のR−1234yf、例えば、約8〜約80重量%のR−1234yfを含む。好ましくは、かかる組成物は、約10〜約75重量%のR−1234yf、例えば、約10〜約70重量%のR−1234yf、例えば、約10〜約65重量%のR−1234yfを含む。
好都合には、本発明の組成物は、約1〜約60重量%のR−1132a、約1〜約99重量%のR−32、および約1〜約99重量%のR−1234yfを含む。かかる組成物は、通常、約1〜約50重量%のR−1132a、約2〜約97重量%のR−32、および約2〜約97重量%のR−1234yfを含む。
好都合には、本発明の組成物は、約2〜約60重量%のR−1132a、約1〜約97重量%のR−32、および約1〜約97重量%のR−1234yfを含む。かかる組成物は、通常、約2〜約50重量%のR−1132a、約2〜約96重量%のR−32、および約2〜約96重量%のR−1234yfを含む。
有利には、本発明の組成物は、約1〜約40重量%のR−1132a、約5〜約90重量%のR−32、および約5〜約90重量%のR−1234yf、または約2〜約40重量%のR−1132a、約5〜約90重量%のR−32、および約5〜約90重量%のR−1234yf、または約2〜約40重量%のR−1132a、約4〜約94重量%のR−32、および約4〜約94重量%のR−1234yfを含む。
好ましくは、本発明の組成物は、約3〜約20重量%のR−1132a、約10〜約80重量%のR−32、および約10〜約75重量%のR−1234yf、または約3〜約30重量%のR−1132a、約10〜約91重量%のR−32、および約6〜約87重量%のR−1234yfを含む。
好都合には、本発明の組成物は、約5〜約20重量%のR−1132a、約20〜約70重量%のR−32、および約10〜約65重量%のR−1234yf、または約4〜約25重量%のR−1132a、約15〜約88重量%のR−32、および約8〜約81重量%のR−1234yfを含む。
上記の組成物のいずれも、二酸化炭素(R−744、CO)をさらに含んでもよい。R−744を追加することは、気相のR−1132aを低減させ、したがって気相の潜在的な可燃性を低減させるという利点を有するが、圧縮機吐出温度および温度勾配を増加させる傾向がある。
存在する場合、本発明の組成物は、通常、約1〜約20重量%のCOを含む。好ましくは、かかる組成物は、約2〜約15重量%のCOを含む。一実施形態では、本発明の組成物は、約2〜約50重量%、例えば、約2〜約40重量%、例えば、約4〜約30重量%、例えば、約5〜約20重量%の合計量でR−1132aおよびCOを含む。
上記の組成物のいずれも、1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)をさらに含んでもよい。本発明の組成物にR−1123を使用する利点は、R−32と同様の能力を与えるが、無視できるほどのGWPを有することである。次いで、ある割合のR−1123を組み込むことにより、R−410Aと同様の能力を有する組成物の全体のGWPは、一定のR−1132aおよびR−1234yf割合の同等の3元R−1132a/R−32/R−1234yf組成物と比較して低減され得る。R−1123は、本発明の組成物中の希釈成分としてのみ安全に使用され得る。組成物中のR−1123の割合は、通常、処方された本発明の組成物またはその最悪分離組成物(ASHRAE Standard 34 Appendix Bで定義される)のいずれかにおいて、R−1123の最大モル濃度は、40%未満でなければならない。
存在する場合、本発明の組成物は、通常、約1〜約30重量%のR−1123、または約5〜約30重量%のR−1123を含む。好ましくは、かかる組成物は、約5〜約20重量%のR−1123、例えば、約5〜約15重量%、例えば、約5〜約10重量%のR−1123を含む。
代替的に、本発明の組成物は、約8重量%または約7重量%または約6重量%または約5重量%未満のR−1123、例えば、約4重量%または約3重量%未満のR−1132a、例えば、約2重量%または約1重量%未満のR−1123を含んでもよい。好ましくは、かかる組成物は、R−1123を実質的に有しない。有利には、本発明の組成物は(容易に検出可能な)R−1123を含まない。
上記の組成物のいずれも、炭化水素をさらに含んでもよい。有利には、炭化水素は、エタン、プロパン、プロペン、イソブタン、n−ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、およびそれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の化合物である。理論に拘束されるものではないが、存在する場合、エタンおよび/または追加の炭化水素化合物の含有は、油の混和性、溶解性、および/または戻り特性を向上させ得ると考えられる。通常、本発明の組成物は、約1〜約20重量%、例えば、約1〜約10重量%、例えば、約1〜約5重量%の炭化水素成分を含む。
一実施形態では、組成物は、上記成分から本質的になってもよい。「から本質的になる」という用語は、本発明の組成物が他の成分、特に、熱伝達組成物において使用されることが既知であるさらなる(ヒドロ)(フルオロ)化合物(例えば、(ヒドロ)(フルオロ)アルカンまたは(ヒドロ)(フルオロ)アルケン)を実質的に含まないことを意味する。「からなる」という用語は、「から本質的になる」の意味に含まれる。
一実施形態では、本発明の組成物は、熱伝達特性を有するいかなる成分(特定される成分を除く)も実質的に有しない。例えば、本発明の組成物は、いかなる他のヒドロフルオロカーボン化合物も実質的に有しなくてもよい。
「実質的に含まない」および「実質的に有しない」とは、本発明の組成物が組成物の総重量に基づいて0.5重量%以下、好ましくは0.4%、0.3%、0.2%、または0.1%以下の上記成分を含むという意味を含む。
本明細書に記載された化学物質は、すべて市販されている。例えば、フルオロケミカルは、Apollo Scientific(英国)から入手され得、二酸化炭素は、Linde AGなどの液化ガス供給会社から入手され得る。
本明細書で使用される場合、特許請求の範囲を含む本明細書の組成物について言及されるすべての%量は、特に明記しない限り、組成物の総重量に基づく重量によるものである。
重量%での成分量の数値に関連して使用される「約」という用語は、±0.5重量%、例えば、±0.5重量%の意味を含む。
疑義を避けるため、本明細書に記載された本発明の組成物中の成分量の範囲について記載された上限値および下限値は、結果として得られる範囲が本発明の最も広い範囲内にある限り、任意の方法で置き換えることができると理解されたい。
本発明の組成物は、オゾン破壊係数がゼロである。
通常、本発明の組成物は、GWPが約650未満、例えば、約600未満、例えば、約500未満である。好ましくは、本発明の組成物は、GWPが約480未満、例えば、約450未満、例えば、約400未満である。
通常、本発明の組成物は、R−1132aと比較した場合、可燃性の危険性が低減されている。
可燃性は、2004年付の付録34頁による試験方法論を用いたASTM Standard E−681を組み込んだASHRAE Standard 34に従って決定することができ、その内容全体を参照により本明細書に援用する。
一態様において、組成物は、R−1132a単独と比較して、(a)より高い可燃下限界、(b)より高い発火エネルギー(自然発火エネルギーまたは熱分解と称されることもある)、または(c)より低い火炎速度のうちの1つ以上を有する。好ましくは、本発明の組成物は、23℃での可燃下限界、60℃での可燃下限界、23℃または60℃での燃焼範囲の幅、自然発火温度(熱分解温度)、乾燥空気中での最小発火エネルギー、または火炎速度のうちの1つ以上において、R−1132aと比較して可燃性が低い。可燃限界は、ASHRAE−34に規定された方法に従って決定され、自然発火温度は、ASTM E659−78の方法によって500mlガラスフラスコ中で決定される。
好ましい実施形態では、本発明の組成物は不燃性である。例えば、本発明の組成物は、ASHRAE−34方法論を用いて60℃の試験温度で不燃性である。有利には、約−20℃〜60℃の任意の温度で本発明の組成物と平衡状態で存在する蒸気の混合物も不燃性である。
一部の用途では、ASHRAE−34方法論により配合物を不燃性と分類する必要がない場合がある。例えば、冷却装置の充填物を周囲に漏洩させて可燃性混合物を作ることが物理的に不可能な場合、その用途で使用するのに安全になるように、空気中での可燃限界が十分に低減されている流体を開発することが可能である。
一実施形態では、本発明の組成物は、ASHRAE standard 34分類法に従って、不燃性(クラス1)または10cm/秒未満の火炎速度を有する微燃性流体(クラス2L)を示す、1または2Lに分類できる可燃性を有する。
本発明の組成物は、好ましくは、約10K未満、さらにより好ましくは約5K未満、さらにより好ましくは約1K未満である蒸発器または凝縮器内での温度勾配を有する。
本発明の組成物は、低可燃性/不燃性、低GWP、改善された潤滑剤混和性および改善された冷却性能特性の全く予想外の組み合わせを示すと考えられる。これらの冷却性能特性のいくつかについて、以下で詳しく説明する。
本発明の組成物は、通常、R−410Aの体積冷却能力の少なくとも80%、例えば、R−410Aの体積冷却能力の少なくとも85%である体積冷却能力を有する。好ましくは、本発明の組成物は、R−410Aの体積冷却能力の少なくとも90%、例えば、R−410Aの体積冷却能力の約95%〜約130%である体積冷却能力を有する。
一実施形態では、本発明の組成物のサイクル効率(成績係数、COP)は、R−410Aの約7%以内、例えば、R−410Aの5%以内である。好ましくは、サイクル効率は、R−410Aと同等またはそれより高い。
好都合には、本発明の組成物の圧縮機吐出温度は、置換する既存の冷媒流体(例えば、R−410AまたはR−32の約15K以内、好ましくは約10K、さらには約5K以内である。有利には、本発明の組成物の圧縮機吐出温度は、R−32の圧縮機吐出温度よりも低い。
好都合なことに、本発明の組成物を含む凝縮器内での動作圧力は、R−32を含む凝縮器の動作圧力よりも低い。
本発明の組成物は、通常、装置の既存の設計での使用に好適であり、確立されたHFC冷媒とともに現在使用されているすべての種類の潤滑剤と適合する。それらは、適切な添加剤の使用により、鉱油に対して任意に安定化または相溶化されてもよい。
好ましくは、本発明の組成物は、熱伝達装置で使用される場合、潤滑剤と組み合わされる。
好都合には、潤滑剤は、鉱油、シリコーン油、ポリアルキルベンゼン(PAB)、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、ポリアルキレングリコールエステル(PAGエステル)、ポリビニルエーテル(PVE)、ポリ(アルファ−オレフィン)、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される。PAGおよびPOEは、現在、本発明の組成物に好ましい潤滑剤である。
有利には、潤滑剤は、安定剤をさらに含む。
好ましくは、安定剤は、ジエン系化合物、ホスフェート、フェノール化合物およびエポキシド、ならびにそれらの混合物からなる群から選択される。
好都合には、本発明の組成物は、難燃剤と組み合わせてもよい。
有利には、難燃剤は、トリ−(2−クロロエチル)−ホスフェート、(クロロプロピル)ホスフェート、トリ−(2,3−ジブロモプロピル)−ホスフェート、トリ−(1,3−ジクロロプロピル)−ホスフェート、リン酸二アンモニウム、様々なハロゲン化芳香族化合物、酸化アンチモン、アルミニウム三水和物、ポリ塩化ビニル、フッ素化ヨードカーボン、フッ素化ブロモカーボン、トリフルオロヨードメタン、ペルフルオロアルキルアミン、ブロモフルオロアルキルアミン、およびそれらの混合物からなる群から選択される。
一実施形態では、本発明は、本発明の組成物を含む熱伝達装置を提供する。好ましくは、熱伝達装置は、冷却装置である。
好都合には、熱伝達装置は、住宅用もしくは商業用空調システム、ヒートポンプ、または商業用もしくは産業用冷却システムである。
本発明はまた、本明細書に記載の熱伝達装置、例えば、冷却システムにおける本発明の組成物の使用を提供する。
本発明の他の態様によれば、噴霧される材料と、本発明の組成物を含む噴射剤と、を含む噴霧可能な組成物が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、物品を冷却するための方法であって、本発明の組成物を凝縮することと、その後、冷却される物品の近くで当該組成物を蒸発させることと、を含む方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、物品を加熱するための方法であって、加熱される物品の近くで本発明の組成物を凝縮することと、その後、当該組成物を蒸発させることと、を含む方法が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、バイオマスから物質を抽出するための方法であって、バイオマスを本発明の組成物を含む溶媒と接触させることと、溶媒から物質を分離することと、を含む方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、物品を洗浄する方法であって、物品を本発明の組成物を含む溶媒と接触させることを含む方法が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、水溶液から材料を抽出するための方法であって、水溶液を本発明の組成物を含む溶媒と接触させることと、溶媒から材料を分離することと、を含む方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、微粒子固体マトリクスから材料を抽出するための方法であって、微粒子固体マトリクスを本発明の組成物を含む溶媒と接触させることと、溶媒から材料を分離することと、を含む方法が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、本発明の組成物を含む機械的動力発生装置が提供される。
好ましくは、機械的動力発生装置は、ランキンサイクルまたはその修正を使用して熱から仕事を発生させるように適合されている。
本発明の別の態様によれば、熱伝達装置を改造する方法であって、既存の熱伝達流体を除去するステップと、本発明の組成物を導入するステップと、を含む方法が提供される。好ましくは、熱伝達装置は、冷却装置、例えば、超低温冷却システムである。有利には、本方法は、温室効果ガス(例えば、二酸化炭素)排出権の割当を取得するステップをさらに含む。
上述の改造方法によると、既存の熱伝達流体は、本発明の組成物を導入する前に、熱伝達装置から完全に除去することができる。既存の熱伝達流体はまた、熱伝達装置から部分的に除去した後、本発明の組成物を導入することもできる。
本発明の組成物はまた、単に、望ましい割合でR−1132a、R−32、R−1234yf(およびR−744、R−1123、炭化水素、潤滑剤、安定剤、または追加の難燃剤などの任意の成分)を混合することによって調製してもよい。次いで、組成物を熱伝達装置に添加する(または本明細書に定義する任意の他の方法で使用する)ことができる。
本発明のさらなる態様では、既存の化合物または組成物を含む製品の動作から生じる環境影響を低減するための方法であって、既存の化合物または組成物を本発明の組成物に少なくとも部分的に置換することを含む方法が提供される。
環境影響とは、製品の動作による温室温暖化ガスの発生および排出を含む。
上述のように、この環境影響には、漏洩または他の損失による重大な環境影響を与える化合物または組成物の排出だけでなく、装置が動作中に消費するエネルギーから生じる二酸化炭素の排出も含まれるとみなすことができる。このような環境影響は、総等価温暖化影響(TEWI)として既知である指標によって定量化してもよい。この指標は、例えば、スーパーマーケットの冷却システムなどの特定の固定された冷却装置および空調装置の環境影響の定量化に使用されてきた。
環境影響はさらに、化合物または組成物の合成および製造から生じる温室効果ガスの排出を含むとみなされ得る。この場合、製造時排出量がエネルギー消費および直接損失効果に加えられ、ライフサイクル炭素排出量(LCCP)として既知である指標が得られる。LCCPの使用は、自動車空調システムの環境影響を評価する際に一般的である。
好ましい実施形態では、本発明の組成物の使用により、既存の化合物または組成物の使用によって達成されるものよりも、低い総等価温暖化影響および/または低いライフサイクル炭素排出量を有する装置をもたらす。
これらの方法は、例えば、空調、冷却(例えば、低温および超低温冷却)、熱伝達、エアロゾルまたは噴霧可能な噴射剤、気体誘電体、火炎抑制、溶媒(例えば、着香料および芳香料用のキャリア)、洗浄剤、局所麻酔剤、ならびに膨張用途の分野における任意の好適な製品に対して実施されてもよい。好ましくは、分野は、冷却である。
好適な製品の例としては、熱伝達装置、噴霧可能な組成物、溶媒、および機械的動力発生装置が挙げられる。好ましい実施形態では、製品は、冷却装置などの熱伝達装置である。
既存の化合物または組成物は、置換する本発明の組成物よりも高いGWPおよび/またはTEWIおよび/またはLCCPによって測定されるような環境影響を有している。既存の化合物または組成物は、ペルフルオロカーボン化合物、ヒドロフルオロカーボン化合物、クロロフルオロカーボン化合物、もしくはヒドロクロロフルオロカーボン化合物などのフルオロカーボン化合物を含んでもよく、またはフッ素化オレフィンを含んでもよい。
好ましくは、既存の化合物または組成物は、冷媒などの熱伝達化合物または熱伝達組成物である。置換され得る冷媒の例としては、R−410A、R454B、R−452B、R−32、好ましくはR−410Aが挙げられる。
環境影響を低減するために、任意の量の既存の化合物または組成物が置換されてもよい。これは、置換される既存の化合物または組成物の環境影響、および本発明の置換組成物の環境影響に依存し得る。好ましくは、製品中の既存の化合物または組成物は、本発明の組成物によって完全に置換される。
本発明を以下の非限定的実施例により説明する。
R−1132a、R−32、およびR−1234yfの3元混合物
熱力学モデルを構築して、蒸気圧縮冷却または空調サイクルでのR−1132aまたはCOを含む組成物の性能の推定を可能にした。R−1132aの臨界温度は、約30℃であり、COの臨界温度は、約31℃であり、両方とも、R−410Aの多くの用途で経験される凝縮温度よりも低く、凝縮温度は、30〜60℃の範囲にわたる。したがって、混合物中のいくつかの成分の臨界温度を超える温度で混合物の気液平衡を予測することができる熱力学モデルが開発された。
選択したモデルでは、混合物の熱力学的特性の計算のためにPeng−Robinson状態方程式を使用した。混合物の気液平衡(VLE)は、参照により本明細書に含まれるOrbey,H.,&Sandler,S.(1998),Modeling Vapor−Liquid Equilibria:Cubic Equations of State and their Mixing Rules,Cambridge:Cambridge University Pressに記載されているように、Wong and Sandlerの混合規則と結合したPeng−Robinson状態方程式を使用して相関付けられた。このタイプの熱力学モデルは、冷媒混合物のVLEをモデル化するために、(参照により本明細書に援用する、Shiflett,M.,&Sandler,S.(1998),Modeling Fluorocarbon Vapor−Liquid Equilibria using the Wong−Sandler Model,Fluid Phase Equilibria,145−162)、および種のうちの1つがその臨界温度を超える混合物のVLEをモデル化するために、(参照により本明細書に援用する、Valtz,A.,Coquelet,C.,&Richon,D.(2007)Vapor−liquid equilibrium data for the hexafluoroethane+carbon dioxide system at temperatures from 253 to 297K and pressures up to 6.5MPa,Fluid Phase Equilibria,179−185)使用され成功してきた。Wong−Sandlerモデルでは、液相の自由エネルギーのモデルを状態方程式パラメータに結合することにより、混合物パラメータの回帰で使用される実験データの生成に使用されるものよりも高い温度および圧力での混合物VLEの信頼性の高い予測も可能になる。これにより、企図された混合物の蒸気圧縮サイクル性能の推定に好適なものになる。
この作業では、Wong−Sandler混合規則を非ランダム2液(NRTL)モデルとともに使用して、液相の自由エネルギーを示した。各混合物成分のPeng−Robinson方程式のパラメータを修正して、Mathias and Copemanの温度相関を使用し、成分蒸気圧を正確に示した。
Wong−Sandler/NRTLモデルの相互作用パラメータを回帰して、R−1132aと、CO、R−32、およびR−1234yfとの2元混合物の気液平衡の実験測定値を得た。使用した実験測定値の温度範囲は、R−1132a/CO混合物およびR−1132a/R−32混合物の−55〜+10℃から、R−1132a/R−1234yf混合物の−40〜+40℃まで様々であった。これらの混合物、およびR1234yfと、R−32およびCOとの2元混合物のデータは、静的合成平衡セルを使用して測定された。
文献データもまた、R−32とCOとのVLEに関して利用可能であり(参照により本明細書に援用する、Rivollet,F.,Chapoy,C.,Coquelet,C.,&Richon,D.(2004),Vapor−liquid equilibrium data for the carbon dioxide(CO2)+difluoromethane (R32)system at temperatures form 283.12 to 343.25 K and pressures up to 7.46MPa,Fluid Phase Equilibria,95−101)(参照により本明細書に援用する、Adams RA,Stein FP.(1971),Vapor−Liquid Equilibria for Carbon Dioxide−Difluoromethane System,Journal of Chemical Engineering Data,1146−149.)、およびR−1234yfとCO(参照により本明細書に援用する、Juntarachat,N.et al.(2014),Experimental measurements and correlation of vapor−liquid equilibrium and critical data for the CO+R1234yf and CO+R1234ze(E)binary mixtures,International Journal of Refrigeration,141−152)、パラメータ回帰に使用された。
サイクルモデル化は、AHRIのLow−GWP Alternative Refrigerants Evaluation Programmeによって提案されたモデリングマトリクスの状態点を使用して実行された。使用される条件は、以下の表1に示されている。
Figure 2020529505
熱力学モデルが妥当な結果をもたらしたことを検証するために、R−410Aのサイクル性能をシミュレートする業界基準NIST REFPROP9.1プログラムを使用して比較を実行した。次に、Mexichem熱力学モデルを使用してサイクル性能を計算した。結果を以下の表2に示す。
Figure 2020529505
R−32およびR−454Bの性能の比較計算は、モデルを使用して最初に実行された。結果を以下の表3に示す。
Figure 2020529505
次に、R−1132aが5〜20%、R−32が20〜70%の範囲のR−1132a/R−32/R−1234yfの一連の組成物を分析した。結果を以下の表4〜7に示す。各成分の組成物は、これらの表に重量パーセントで示されている。
Figure 2020529505
Figure 2020529505
Figure 2020529505
Figure 2020529505
驚くべきことに、結果は、R−410Aと比較した場合に許容範囲の性能を提供し、R−32またはR−454Bよりも低いGWPを達成するR−1132a/R−32/R−1234yfの3元混合物を処方することが可能であることを示している。
特に好ましい組成物は、「2L」の可燃性を有すると分類することができ、R−410A用に設計されたシステムで「ドロップイン」または「ニアドロップイン」方式で使用することができるものである。かかる組成物は、次の基準を満たす必要があると考えられる。
・R−410Aの少なくとも約90%の能力
・R−410AのCOPと同等またはそれより高いCOP
・R−32の動作圧力以下である凝縮器内での動作圧力
・R−32の圧縮機吐出温度より低い圧縮機吐出温度
・約10K未満の蒸発器および凝縮器内での温度「勾配」
・ASHRAE Standard 34による10cm/秒未満の最悪組成物燃焼速度
許容範囲の動作圧力および可燃性を提供するが、これらの基準のすべてを満たさない他の組成物も、好適に設計された新しい装置で許容範囲の性能を与える場合がある。例えば、圧縮機容量または圧縮機速度を増加させることにより、R−410Aの体積能力の90%未満の体積能力を有する混合物を使用することができる。凝縮器および/または蒸発器の直交流−向流熱交換器設計を採用することにより、10Kより大きい温度勾配を有する混合物を使用することができる。
優れた性能特性を有するが、クラス2の可燃性を示す混合物も、充填量および用途条件によって安全に使用できるシステムで使用することができる。
本発明は、特許請求の範囲によって定義される。

Claims (66)

  1. 組成物であって、
    (i)1,1−ジフルオロエテン(フッ化ビニリデン、R−1132a)と、
    (ii)ジフルオロメタン(R−32)と、
    (iii)2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(R−1234yf)と、を含む、組成物。
  2. 約1〜約50重量%のR−1132aを含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 約2〜約50重量%のR−1132aを含む、請求項2に記載の組成物。
  4. 約1〜約40重量%のR−1132aを含む、請求項2に記載の組成物。
  5. 約2〜約40重量%のR−1132aを含む、請求項3または4に記載の組成物。
  6. 約1〜約30重量%のR−1132aを含む、請求項4に記載の組成物。
  7. 約2〜約30重量%のR−1132aを含む、請求項5または6に記載の組成物。
  8. 約3〜約20重量%のR−1132aを含む、請求項6または7に記載の組成物。
  9. 約5〜約20重量%のR−1132aを含む、請求項8に記載の組成物。
  10. 約1〜約99重量%のR−32を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 約2〜約98重量%のR−32を含む、請求項10に記載の組成物。
  12. 約5〜約90重量%のR−32を含む、請求項10または11に記載の組成物。
  13. 約10〜約80重量%のR−32を含む、請求項12に記載の組成物。
  14. 約15〜約70重量%のR−32を含む、請求項13に記載の組成物。
  15. 約1〜約99重量%のR−1234yfを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 約2〜約98重量%のR−1234yfを含む、請求項15に記載の組成物。
  17. 約5〜約90重量%のR−1234yfを含む、請求項15または16に記載の組成物。
  18. 約10〜約75重量%のR−1234yfを含む、請求項17に記載の組成物。
  19. 約10〜約65重量%のR−1234yfを含む、請求項18に記載の組成物。
  20. 約1〜約50重量%のR−1132aと、約2〜約97重量%のR−32と、約2〜約97重量%のR−1234yfと、を含む、請求項1に記載の組成物。
  21. 約2〜約40重量%のR−1132aと、約4〜約94重量%のR−32と、約4〜約94重量%のR−1234yfと、を含む、請求項20に記載の組成物。
  22. 約3〜約30重量%のR−1132aと、約10〜約91重量%のR−32と、約6〜約87重量%のR−1234yfと、を含む、請求項21に記載の組成物。
  23. 約4〜約25重量%のR−1132aと、約15〜約88重量%のR−32と、約8〜約81重量%のR−1234yfと、を含む、請求項22に記載の組成物。
  24. 二酸化炭素(CO、R−744)をさらに含み、任意に、COが、約1〜約30重量%、例えば、約2〜約20重量%の量で存在する、請求項1〜23のいずれか一項に記載の組成物。
  25. R−1132aおよびCOが、約2〜約50重量%、例えば、約2〜約40重量%、例えば、約4〜約30重量%、例えば、約5〜約20重量%の合計量で存在する、請求項24に記載の組成物。
  26. 1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)をさらに含み、任意に、R−1123が、約1〜約30重量%、例えば、約5〜約20重量%の量で存在する、請求項1〜25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. 前記組成物が、1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)を実質的に有しない、請求項1〜25のいずれか一項に記載の組成物。
  28. 前記組成物が、1,1,2−トリフルオロエテン(R−1123)を含まない、請求項27に記載の組成物。
  29. 上記成分から本質的になる、請求項1〜28のいずれか一項に記載の組成物。
  30. 前記組成物が、R−1132a単独よりも可燃性が低い、請求項1〜29のいずれか一項に記載の組成物。
  31. 前記組成物が、R−1132a単独と比較して、
    a.より高い可燃限界、
    b.より高い発火エネルギー、および/または
    c.より低い火炎速度を有する、請求項30に記載の組成物。
  32. 前記組成物が、不燃性である、請求項1〜31のいずれか一項に記載の組成物。
  33. 前記組成物が、周囲温度で不燃性であり、好ましくは、前記組成物が、60℃で不燃性である、請求項32に記載の組成物。
  34. 前記組成物が、R−410Aの体積冷却能力の少なくとも90%である体積冷却能力を有する、請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物。
  35. 前記組成物が、R−410Aの成績係数(COP)と同等またはそれより高い成績係数を有する、請求項1〜34のいずれか一項に記載の組成物。
  36. 前記組成物が、R−32の動作圧力以下である凝縮器内での動作圧力を有する、請求項1〜35のいずれか一項に記載の組成物。
  37. 前記組成物が、R−32の圧縮機吐出温度よりも低い圧縮機吐出温度を有する、請求項1〜36のいずれか一項に記載の組成物。
  38. 前記組成物が、約10K未満、好ましくは約5K未満である蒸発器または凝縮器内での温度勾配を有する、請求項1〜37のいずれか一項に記載の組成物。
  39. 前記組成物が、ASHRAE Standard 34によって測定される燃焼速度が約10cm/秒未満である、請求項1〜38のいずれか一項に記載の組成物。
  40. 潤滑剤と、請求項1〜39のいずれか一項に記載の組成物と、を含む、組成物。
  41. 前記潤滑剤が、鉱油、シリコーン油、ポリアルキルベンゼン(PAB)、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、ポリアルキレングリコールエステル(PAGエステル)、ポリビニルエーテル(PVE)、ポリ(アルファ−オレフィン)、およびそれらの組み合わせから選択され、好ましくは前記潤滑剤がPAGまたはPOEから選択される、請求項40に記載の組成物。
  42. 安定剤と、請求項1〜41のいずれか一項に記載の組成物と、を含む、組成物。
  43. 前記安定剤が、ジエン系化合物、ホスフェート、フェノール化合物およびエポキシド、ならびにそれらの混合物から選択される、請求項42に記載の組成物。
  44. 難燃剤と、請求項1〜43のいずれか一項に記載の組成物と、を含む、組成物。
  45. 前記難燃剤が、トリ−(2−クロロエチル)−ホスフェート、(クロロプロピル)ホスフェート、トリ−(2,3−ジブロモプロピル)−ホスフェート、トリ−(1,3−ジクロロプロピル)−ホスフェート、リン酸二アンモニウム、様々なハロゲン化芳香族化合物、酸化アンチモン、アルミニウム三水和物、ポリ塩化ビニル、フッ素化ヨードカーボン、フッ素化ブロモカーボン、トリフルオロヨードメタン、ペルフルオロアルキルアミン、ブロモフルオロアルキルアミン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項44に記載の組成物。
  46. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む、熱伝達装置。
  47. 前記熱伝達装置が、冷却装置である、請求項46に記載の熱伝達装置。
  48. 前記熱伝達装置が、住宅用もしくは商業用の空調システム、ヒートポンプ、または商業用もしくは産業用の冷却システムを含む、請求項46または47に記載の熱伝達装置。
  49. 熱伝達装置、好ましくは、冷却装置における、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物の使用。
  50. 噴霧される材料と、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む噴射剤と、を含む、噴霧可能な組成物。
  51. 物品を冷却するための方法であって、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を凝縮することと、その後、冷却される前記物品の近くで前記組成物を蒸発させることと、を含む、方法。
  52. 物品を加熱するための方法であって、加熱される前記物品の近くで、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を凝縮することと、その後、前記組成物を蒸発させることと、を含む、方法。
  53. バイオマスから物質を抽出するための方法であって、バイオマスを請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む溶媒と接触させることと、前記溶媒から前記物質を分離することと、を含む、方法。
  54. 物品を洗浄する方法であって、前記物品を請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む溶媒と接触させることを含む、方法。
  55. 水溶液または微粒子固体マトリクスから材料を抽出する方法であって、前記水溶液または前記微粒子固体マトリクスを請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む溶媒と接触させることと、前記溶媒から前記材料を分離することと、を含む、方法。
  56. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を含む、機械的動力発生装置。
  57. ランキンサイクルまたはその修正を使用して、熱から仕事を発生させるように適合されている、請求項56に記載の機械的動力発生装置。
  58. 熱伝達装置を改造する方法であって、既存の熱伝達組成物を除去するステップと、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物を導入するステップと、を含む、方法。
  59. 前記熱伝達装置が、商業用もしくは産業用の冷却装置、ヒートポンプ、または住宅用もしくは商業用の空調システムである、請求項58に記載の方法。
  60. 既存の化合物または組成物を含む製品の動作から生じる環境影響を低減するための方法であって、前記既存の化合物または組成物を、請求項1〜45のいずれか一項に記載の組成物に少なくとも部分的に置換することを含む、方法。
  61. 本発明の前記組成物の使用が、前記既存の化合物または組成物の使用によって達成されるものよりも、低い総等価温暖化影響および/または低いライフサイクル炭素排出量をもたらす、請求項60に記載の方法。
  62. 空調、冷却、熱伝達、エアロゾルまたは噴霧可能な噴射剤、気体誘電体、火炎抑制、溶媒、洗浄剤、局所麻酔剤、および膨張用途の分野の製品に対して実施される、請求項60または61に記載の方法。
  63. 前記製品が、熱伝達装置、噴霧可能な組成物、溶媒、または機械的動力発生装置から選択され、好ましくは熱伝達装置である、請求項60または61に記載の方法。
  64. 前記製品が、熱伝達装置、好ましくは住宅用もしくは商業用空調システム、ヒートポンプ、または商業用もしくは産業用冷却システムである、請求項63に記載の方法。
  65. 前記既存の化合物または組成物が、熱伝達組成物であり、好ましくは、前記熱伝達組成物が、R−410A、R−454B、R−452B、およびR−32から選択される冷媒である、請求項58〜64のいずれか一項に記載の方法。
  66. 任意に実施例を参照して、実質的に上述された、あらゆる新規の熱伝達組成物。

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