JP2020526278A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 管腔と、最も遠位側の端部に位置する開口部とを備えており、遠位部分が変形可能であるシースと、
   前記シースの前記遠位部分の前記管腔内に配置された画像センサと、
   前記画像センサに隣接して前記管腔内に配置された照明要素と、
   前記管腔内に配置され、前記画像センサの少なくとも一部分を過ぎて延びる膨張可能部分を備えている作業チャネルと、
   前記作業チャネルに収まるようなサイズとされ、作業先端部に結合しており、電気が印加されたときに前記作業先端部を動かすように構成された圧電素子と
   を備えており、
   前記作業先端部は、前記圧電素子への電気の印加の結果として前記作業先端部が動かされるときに、組織を穿刺するように構成されている、内視鏡システム。
2. 前記圧電素子は、前記作業先端部に直接結合している、請求項１に記載の内視鏡システム。
3. 前記圧電素子は、トランスデューサと、前記トランスデューサを前記作業先端部に結合させる介在ワイヤとを備え、前記トランスデューサは、前記トランスデューサに電気が印加されたときに前記ワイヤを介して前記作業先端部を動かすように構成されている、請求項１に記載の内視鏡システム。
4. 前記トランスデューサは、前記作業先端部が前記シースの前記最も遠位側の端部に位置する前記開口部を越えて遠位側に延びるとき、前記画像センサの遠位側に位置する、請求項３に記載の内視鏡システム。
5. 前記トランスデューサは、前記作業先端部が前記シースの前記最も遠位側の端部に位置する前記開口部を越えて遠位側に延びるとき、前記画像センサの近位側に位置する、請求項３に記載の内視鏡システム。
6. 前記組織は、骨を含む、請求項１〜５のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
7. 前記作業先端部は、少なくとも６．５のモース硬度を有する、請求項１〜６のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
8. 前記作業先端部は、鋼、タングステン、チタニウム、形状記憶材料（例えば、ニチノール）、およびプラスチックで構成されるグループから選択される材料を含む、請求項１〜７のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
9. 前記作業先端部は、前記組織について微小破壊処置を実行するように構成され、前記組織は、人間の患者の骨を含む、請求項１〜８のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
10. 結合組織について処置を実行するための内視鏡システムであって、
    管腔を備えており、最も遠位側の端部が開口部を備えており、遠位部分が変形可能であるシースと、
    前記シースの前記遠位部分の前記管腔内に配置された画像センサと、
    前記画像センサに隣接して前記管腔内に配置された照明要素と、
    前記管腔内に配置され、前記画像センサの少なくとも一部分を過ぎて延びる膨張可能部分を備えている作業チャネルと、
    前記作業チャネルに収まるようなサイズとされ、遠位側を向いた凸状の表面および近位側を向いた凹状の切断面を備えているフック状ブレードと
    を備えており、
    前記遠位側を向いた凸状の表面は、前記フック状ブレードが前記画像センサを過ぎて遠位側へと進められるときに前記作業チャネルの前記膨張可能部分を傷つけることなく膨張させるために充分な滑らかさを有している、内視鏡システム。
11. 前記結合組織は、手根靭帯を含む、請求項１０に記載の内視鏡システム。
12. 前記ブレードは、鋼、タングステン、チタニウム、形状記憶材料（例えば、ニチノール）、およびプラスチックで構成されるグループから選択される材料を含む、請求項１０または１１に記載の内視鏡システム。
13. 前記近位側を向いた凹状の切断面は、前記結合組織を切開するために充分な鋭さを有している、請求項１０〜１２のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
14. 前記画像センサの近位側の前記作業チャネルは、前記フック状ブレードが前記開口部を過ぎて遠位側へと進められる前に、前記フック状ブレードを収容する、請求項１０〜１３のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
15. 前記フック状ブレードは、前記作業チャネル内に留められているとき、小さな外形の構成へと変形している、請求項１０〜１４のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
16. 前記フック状ブレードを前記シースを切断することなく前記作業チャネルに再び収めるための手段をさらに備える、請求項１０〜１５のいずれか一項に記載の内視鏡システム。
17. 管腔を備え、最も遠位側の端部に開口部を備え、遠位部分は変形可能であるシースと、前記シースの前記遠位部分の前記管腔内に配置された画像センサと、前記画像センサに隣接して前記管腔内に配置された照明要素と、前記管腔内に配置され、前記画像センサの少なくとも一部分を過ぎて延びる膨張可能部分を備えている作業チャネルと、を備える内視鏡システムで、関節鏡処置を実行するように構成されたスタイレットであって、
    当該スタイレットは、前記作業チャネル内に収まるようなサイズとされており、
    当該スタイレットは、当該スタイレットが前記画像センサの少なくとも一部分を過ぎて遠位側へと進められるときに前記シースの前記遠位部分を曲げるための充分な剛性を有している、スタイレット。
18. 当該スタイレットは、可鍛性であり、ツールの使用を必要とせずにユーザによる再形成が可能である、請求項１７に記載のスタイレット。
19. 当該スタイレットは、前記作業チャネルに受け入れられたときに、組織切断ツールを受け入れるようなサイズとされた操作チャネルと一緒に前記シースを通って延びる、請求項１７または１８に記載のスタイレット。
20. 当該スタイレットの遠位先端部は、鋭くなく、前記作業チャネルの遠位端から当該スタイレットの前記遠位先端部が出ることを防止するようなサイズとされている、請求項１７〜１９のいずれか一項に記載のスタイレット。