JP2013531517A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2013531517A5
JP2013531517A5 JP2013513214A JP2013513214A JP2013531517A5 JP 2013531517 A5 JP2013531517 A5 JP 2013531517A5 JP 2013513214 A JP2013513214 A JP 2013513214A JP 2013513214 A JP2013513214 A JP 2013513214A JP 2013531517 A5 JP2013531517 A5 JP 2013531517A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning head
outer shaft
surgical
shaft
inner shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013513214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013531517A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US12/941,763 external-priority patent/US8900251B2/en
Application filed filed Critical
Publication of JP2013531517A publication Critical patent/JP2013531517A/ja
Publication of JP2013531517A5 publication Critical patent/JP2013531517A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Description

径方向展開手術用具およびその使用方法
(関連出願の相互参照)
本願は、2010年5月28日に出願された、米国仮特許出願第61/349,303号の優先権を主張するものである。なお、この仮特許出願全体は引用することにより本願に援用される。
本発明の実施形態は手術用具に関する。さらに詳細には、本発明は、患者内の狭い領域内において手術手順を実行するよう適応された径方向展開手術用具に関する。
手術手順は、手術手順が実行される領域を外科医が直接見ることができる形で実行されることが一般には望まれるが、係る手術手順は、人の皮膚に近い手術手順に対してのみ好適である。なぜなら、人体内においてより深い位置にある手術場所を見ることができるよう十分に大きい開口部を提供することは、追加的な組織および人体内の他の部分を切断することを要求し得るためである。係る追加的切断は、患者がより長い回復時間を経験する可能性を高める他にも、患者が手術による合併症を受ける可能性も高める。
手術手順中において患者の組織の切断を最小化することにより手術結果の質がより向上することがこれまでに見出されてきた。患者において形成された切開の寸法を小さくするために開発された1つの係る手術技術は腹腔鏡検査法である。この技術は多数の用途における使用に対しては好適であるが、腹腔鏡検査法は、その使用がある状況に限られるという制限を受けてしまう。
人体には、2つの表面が互いに対して移動する多数の関節が存在する。時間の経過とともに、ある人は、近傍の骨の劣化または骨と骨との間に位置された組織の劣化に起因する諸問題を経験することもある。これらの諸問題は、治療せずにおいた場合、患者において顕著な痛みを生じさせ得る。その結果、患者の体は、その関節の使用を必要とする肉体的活動を実行する能力が制限されることとなり得る。
2つの手術技術が、これらの関節に関する諸問題を治療するために用いられ得る。これらの手術技術は骨と骨との間にインプラントを埋入し、これらの骨を融合させることである。最も適した技術は様々な要因に依存し得る。いずれの技術が用いられるかに関わらず、手術技術が実行される領域にアクセスを提供するために用いられる切開の寸法を最小化することが望ましい。一方、切開は、外科医が骨表面を準備し次いでインプラントおよび/または手術技術と組み合わせて用いられる固定装置を挿入することができるよう十分に大きいものでなければならない。
骨表面を準備しインプラントおよび/または固定装置を挿入するときに外科医が骨表面を互いに対して離間させることを可能としつつ、その一方で、関節を包囲する靭帯および/または腱に対する損傷の可能性を低減させ、合併症の可能性を低減させ、且つ患者の回復時間を低減させるために、このように離間させることは最小化されることが一般に望ましい。
手術手順の一部として人体から除去されなければならない残渣が、所定の手術手順により生成されることもある。手術手順において比較的大きい切開を患者に形成することが含まれる場合、手術残渣は様々な技術を用いて除去され得る。例えば、手術手順が実行された領域から手術残渣を除去するために吸引が用いられてもよい。
加えて、手術手順が患者における比較的大きい切開を通して実行可能である場合、手術残渣を比較的大きい断片で残しておくことにより、患者から手術残渣を除去することが容易になり得る。これらの断片を把持して、手術手順が実行されるエリアからこれらの断片を除去してもよい。
一方、ある手術手順は、比較的大きい切開の形成が不可能であるかまたは別様に制限されたアクセスを有する患者の領域において実行される。制限されたアクセスまたは視認性を有する1つの係る領域は、仙腸関節の融合を準備するときの除去を支援するために仙骨と腸骨との間の軟骨が切断されるときに遭遇される。制限されたアクセスおよび視認性を有する他の領域は椎間核を除去するときに遭遇される。
本発明の実施形態は径方向展開手術用具に関する。径方向展開手術用具は、患者内における狭い領域内で手術手順を実行するよう適応されたものである。
径方向展開手術用具は、外側軸、内側軸、および機能的ヘッド部を有する。外側軸は遠位端および近位端を有する。内側軸は遠位端および近位端を有する。内側軸は、内側軸が少なくとも部分的に外側軸内に配置されるよう、外側軸に対して動作可能に取り付けられる。
機能的ヘッド部は内側軸の遠位端に動作可能に取り付けられる。機能的ヘッド部は、実質的に外側軸の内側である後退位置と、機能的ヘッド部の少なくとも一部分が外側軸の外側に延長する延伸位置との間で移動可能である。
以下の添付の図面は、実施形態のさらなる理解を提供するために含まれたものであり、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなす。以下の図面はいくつかの実施形態を示し、いくつかの実施形態の原理を記載とともに説明する役割を果たすものである。他の実施形態および実施形態の意図される利点は、以下の詳細な説明を参照することにより、よりよく理解されるようになるにつれて、容易に理解されることであろう。図面の各構成要素は、互いに対して縮尺率が必ずしも一定であるとは限らない。同様の参照番号は、対応する同様の部品を表す。
後退位置にある径方向展開手術用具の断面図である。 延伸位置にある径方向展開手術用具の断面図である。 クリーニングヘッドが実質的に平坦構成にある状態における、径方向展開手術用具とともに用いられるためのクリーニングヘッドの上面図である。 クリーニングヘッドが実質的に平坦構成にある状態における、代替的な構成のクリーニングヘッドの上面図である。 クリーニングヘッドを成形するときに使用されるダイ(die )の上面斜視図である。 クリーニングヘッドを成形するときに使用されるパンチの底面斜視図である。 ダイに近接して配置されたパンチの上面斜視図である。 クリーニングヘッドの側面斜視図である。 クリーニングヘッドの上面斜視図である。 クリーニングヘッドが後退位置にある状態における手術残渣除去システムの側面図である。 クリーニングヘッドが部分的延伸位置にある状態における手術残渣除去システムの側面図である。 クリーニングヘッドが延伸位置にある状態における手術残渣除去システムの側面図である。
本発明の実施形態は径方向展開手術用具に関する。径方向展開手術用具は、手術手順が比較的狭い空間において実行されることを可能にする。本明細書で用いられる比較的狭いという用語は、幅が約1/2インチ(約1.27センチメートル)より小さい空間を意味する。ある実施形態において、空間の幅は約1/8インチ(約0.318センチメートル)よりも小さい。
径方向展開手術用具は様々な手術状況で用いられてもよい。様々な手術状況における径方向展開手術用具の使用を支援するために、径方向展開手術用具は、その遠位端に取り付けられた機能的ヘッド部を備えてもよい。
1つの係る好適な手術状況は、それぞれに近接して配置された2つの骨の間に開口部を形成することである。1つの係る好適な手術手順の例は最小限に侵襲的な整形外科手順である。この構成において、機能的ヘッド部は、径方向展開手術用具の遠位端に取り付けられた切開ヘッドであってもよい。
他の実施形態において、径方向展開手術用具は、2つの近接する骨の間から物質を除去するために用いられてもよい。径方向展開手術用具を用いて除去を行うことがより容易となり得るよう、除去される物質を前もって切断または別様に比較的小さい断片へと変形させてもよい。当業者は、径方向展開手術用具の意図された使用に応じて、様々な装置が径方向展開手術用具に取り付けられてもよいことを理解するであろう。
手術残渣除去システムの1つの実施形態は、本明細書に添付された図面において10で示される。手術残渣除去システム10は、人体内である手術技術を実行することに関連して生成された手術残渣を除去するために用いられてもよい。例えば、手術残渣は、仙骨と腸骨との間の軟骨が除去され、仙骨および腸骨の表面が仙腸関節の融合のために準備されるとき、生成される。
手術残渣は、仙腸関節を融合させるための仙骨と腸骨との間の骨成長を支援するにあたり、仙骨と腸骨との間から除去される必要がある。仙骨と腸骨との間の距離が比較的小さいために、および人体内における仙腸関節の位置のために、手術残渣を除去することは困難となり得る。
当業者は、手術残渣を除去するためにより直接的な技術を使用することを妨げる妨害されたアクセスを有する場所において実行される他の手術技術を実行することに関連して、手術残渣除去システムを使用することが可能であることを理解するであろう。手術残渣除去システムが用いられ得る用途の非限定的な例は椎間核の除去である。
手術残渣除去システム10は、一般に、外側軸22に対して動作可能に取り付けられた内側軸20を備えてもよい。外側軸22は近位端24および遠位端26を有する。ある実施形態において、手術残渣が除去されるべき場所に近接して遠位端26が患者の内側に配置される一方で近位端24が患者の外側に配置されることを支援するよう十分に長い距離を有する外側軸22が形成される。ある実施形態において、外側軸22は約5センチメートルから30センチメートルの範囲の長さを有する。
手術残渣が配置された領域へのアクセスを提供する開口部を通って外側軸22が延長することを可能にする長さを有する外側軸22が形成される。ある実施形態において、開口部は実質的に円筒形であってもよい。例えば、開口部はドリルを用いて形成されてもよい。
患者に対する外傷を最小化し、それにより手術手順が完了した後の患者の回復時間を低減するために、開口部は可能な限り小さく形成されることが一般に望まれる。ある実施形態において、開口部は約1センチメートルより小さい直径を有する。ある実施形態において、開口部は約5ミリメートルから10ミリメートルの範囲の直径を有する。
ある実施形態においては、外側軸22は実質的に剛性であるが、その一方で、外側軸22は曲げられることも可能である。外側軸22が曲げられ得る実施形態において、外側軸22は曲げられた後、その形状を保持してもよい。代替的に、外側軸22は、外側軸22が実質的に直線状である初期形状に戻ってもよい。
外側軸22は、以下でより詳細に説明するように、内側軸20を受容するよう適応された、外側軸22を通って延長する中央アパーチャを有する。近位端24に近接して、外側軸22は、外側軸22から延長する第1把持機構30を有してもよい。第1把持機構30は、手術残渣除去システム10の使用者が外側軸22を所望の構成において保持する能力を増強する。第1把持機構30は様々な構成を有してもよい。例えば、第1把持機構30は、外側軸22の直径よりも大きい直径を有する実質的に円筒形であってもよい。
近位端24と遠位端26との中間に、ストップ機構32が外側軸22の外側表面上に提供されてもよい。ストップ機構32は外側軸22が患者における開口部に挿入され得る距離を制限する。
カニューレが患者における開口部に挿入されるある実施形態においては、ストップ機構32はカニューレに係合し、それにより外側軸22が患者へと挿入され得る距離が制限されてもよい。
内側軸20は近位端40および遠位端42を有する。内側軸20の遠位端42が外側軸22の遠位端26を越えて延長するとき内側軸20の近位端40が外側軸22の近位端24を越えて延長するよう外側軸22の長さよりも大きい長さを有する内側軸20が形成されてもよい。
この構成により、以下でより詳細に説明するように、外側軸22の遠位端26を越えて延長されることが可能である内側軸20の遠位端42に動作可能に取り付けられたクリーニングヘッド50を、内側軸20の近位端40を用いて、手術残渣を収集するために移動させることが可能となる。
人がクリーニングヘッド50の移動を制御する能力を増強するために、第2把持機構52が内側軸20の近位端40に取り付けられてもよい。第2把持機構52は、手術残渣除去システム10の使用者が残渣採取処理中に内側軸20を回転させることを支援する。
第2把持機構52は、本発明の概念を使用する様々な構成を有し得る。例えば、第2把持機構52は、内側軸20の直径よりも大きい直径を有する実質的に円筒形であってもよい。
クリーニングヘッド50は、複数のクリーニングヘッドアーム62が延長するクリーニングヘッドハブ60を備えてもよい。ハブ60は略円形形状を有し、クリーニングヘッド50を内側軸20に取り付けることが支援されるよう、アパーチャ64がハブ60において形成されてもよい。クリーニングヘッド50を内側軸20に取り付けるために用いられ得る1つの技術はネジ(図示せず)である。
ある実施形態においては、クリーニングヘッド50を取り替える必要があるとき、または、異なる構成を有するクリーニングヘッド50を手術残渣除去システム10と組み合わせて用いることが望まれとき等の場合に、クリーニングヘッド50が内側軸20から取り外され得るよう、クリーニングヘッド50は内側軸20に対して着脱可能に取り付けられてもよい。
ある実施形態において、1つのクリーニングヘッド50が内側軸20に取り付けられてもよい。他の実施形態において、複数のクリーニングヘッド50が内側軸20に取り付けられてもよい。複数のクリーニングヘッド50は、それぞれが同様の形状で形成されてもよく、または異なる形状で形成されてもよい。加えて、または代替的に、クリーニングヘッド50を異なる方向で取り付けることにより、クリーニングヘッド50が残渣を保持する能力は増強され得る。
クリーニングヘッドアーム62は様々な構成を有してもよい。クリーニングヘッドアーム62を成形するときの重要な基準は、手術残渣がクリーニングヘッドアーム62により引っかけられることを支援するためにクリーニングヘッドハブ60の反対側のクリーニングヘッドアーム62の端部が湾曲することである。クリーニングヘッドアーム62に対する2つの好適な構成が図および図において説明される。
図3に示すクリーニングヘッドアーム62の端部は、クリーニングヘッドアーム62の主要部分66とクリーニングヘッドアーム62の端部分68との間の角度が約90度より小さくなりフック状の特徴が形成されるよう、湾曲する。
クリーニングヘッドアーム62の端部分68も先端が尖るようテーパしてもよい。図4に示すクリーニングヘッドアーム62は、クリーニングヘッドアーム62の主要部分66とクリーニングヘッドアーム62の端部分70との間の角度が90度より大きくしかもほぼ180度よりも小さくなるよう、湾曲する。
図4に示すクリーニングヘッドアーム62は、それぞれが少なくとも2つの尖頭先端部70および72を含む。尖頭先端部のうちの1つの尖頭先端部70はクリーニングヘッドアーム62の端部に近接して配置され、他方の尖頭先端部72はクリーニングヘッドアーム62上の中間位置に配置される。尖頭先端部70および72は両方が同一方向に向けられたものとして示されるが、尖頭先端部70および72が異なる方向に向けられることも可能である。
尖頭先端部70および72は、クリーニングヘッドアーム62の他の部分と略同じ平面において異なる方向に向けられてもよい。代替的に、または加えて、尖頭先端部70および72はクリーニングヘッドアーム62の他の部分の平面とほぼ整列しない方向に向けられてもよい。
クリーニングヘッド50のそれぞれの上に提供されたクリーニングヘッドアーム62の個数は約30個までとなり得る。ある実施形態において、約10個から20個の範囲のクリーニングヘッドアーム62がクリーニングヘッド50のそれぞれの上に存在する。
クリーニングヘッド50の回転に応答して等、軸まわりの曲げに抵抗するよう十分に広い幅を有するクリーニングヘッドアーム62が形成されてもよい。クリーニングヘッドアーム62は、クリーニングヘッドアーム62が、図1に示す外側軸22の内側である後退位置と図2に示す延伸位置との間で曲がることが可能となるよう、可撓性を有してもよい。
クリーニングヘッド50は、比較的強くしかも可撓性を有する物質から製造されてもよい。それにより、クリーニングヘッド50は前述の特性を有し得る。クリーニングヘッド50を製造するための1つの係る好適な物質はニチノールである。
ある実施形態において、クリーニングヘッド50は、1枚の物質から図3および図4に示す断片を切断することにより製造される。次いでクリーニングヘッドアーム62は打抜処理を用いて湾曲構成へと形成されてもよい。
打抜処理を用いることの1つの利点は、打抜処理により一貫した形状を有するクリーニングヘッド50が生成されることである。打抜処理の他の利点は、コスト効果的な方法におけるクリーニングヘッド50の製造を支援するために打抜処理の自動化が可能であることである。
図5〜図7に示す少なくとも1つのダイ80および少なくとも1つのパンチ82が、打抜処理を用いてクリーニングヘッド50を所望の形状に形成するときに用いられてもよい。ある実施形態において、複数の打抜処理が用いられてもよい。図5に示すように、ダイ80は一連の異なった形状の凹陥部84、86、88、および90を備えてもよい。
凹陥部84、86、88、および90のそれぞれは、相補的形状を有するパンチと組み合わせて用いられてもよい。図6において、凹陥部90と組み合わせて用いられるパンチ82が示される。当業者は、他のパンチが他の凹陥部84、86、および90と組み合わせて用いられてもよいことを理解するであろう。図7において、ダイ80における凹陥部90内に少なくとも部分的に配置されたパンチ82が示される。
形成処理の後、図8よび図9に示すクリーニングヘッド50が形成される。これらの図面において、クリーニングヘッドアーム62の湾曲が示される。クリーニングヘッドアーム62の湾曲は、装置を挿入するためにクリーニングヘッドアーム62を後退位置に配置すること、ならびに、クリーニングヘッドアーム62が、仙骨と腸骨との間に存在する等の狭い領域内で次第に拡張すること、を支援する。
内側軸20を回転させることにより、手術残渣がクリーニングヘッドアーム62内に捕捉される。ある実施形態において、内側軸20を時計方向および反時計方向の両方に回転させることにより、手術残渣が捕捉され得る。
採取処理が完了すると、またはクリーニングヘッド50がその最大収容量付近の手術残渣まで収集すると、内側軸20は、クリーニングヘッド50が外側軸22内に引き込まれるにつれてクリーニングヘッドアーム62が互いに向かって付勢されるまで、第2把持機構52を用いてその近位端に向かって付勢される。クリーニングヘッド50が実質的に外側軸22の内側に配置されると、外側軸22は患者の開口部から引き抜かれてもよい。
ある実施形態において、クリーニングヘッド50が手術部位から手術残渣を除去するために用いられた後に手術残渣除去システム10が廃棄されるよう、手術残渣除去システム10は使い捨て可能な方法で用いられる。
代替的に、手術残渣除去システム10は使用後に洗浄されるよう構成されてもよい。手術残渣除去システム10が患者から引き抜かれた後に手術残渣を除去するために処理されるよう、洗浄処理が単一の手術手順中に行われてもよい。
手術残渣除去システム10は少なくとも部分的に使い捨て可能となるよう構成されてもよい。係る構成においては、手術残渣除去システム10は、いくつかの使い捨て可能な構成品と、洗浄および再利用されるいくつかの構成品との組み合わせを備えてもよい。
様々な技術がクリーニングヘッド50から手術残渣を分離するために用いられてもよい。1つの好適な技術の例においては空気等の圧縮ガスが用いられる。高圧空気の流れにより十分な量の手術残渣が分離され、それによりクリーニングヘッド50は追加的な手術残渣を除去するために患者に再挿入されることが可能となる。クリーニングヘッド50から残渣を分離するために、殺菌水等の液体が用いられてもよい。
手術残渣除去システム10はこの処理において同一患者に対して再使用されるため、必ずしも全部の手術残渣がクリーニングヘッド50から分離される必要はない。クリーニングヘッド50を洗浄するために用いられる圧縮ガスまたは液体に汚染がない限り、必ずしも使用と使用との間にクリーニングヘッド50を殺菌する必要もない。
特定の患者に使用した後に手術残渣除去システム10を洗浄し、次いで、手術残渣除去システム10を他の患者に再利用できるよう、手術残渣除去システム10を殺菌することも可能である。
手術残渣除去システム10の各構成品は、金属等の殺菌可能な物質から製造され得る。これらの構成品が洗浄した後に確実に殺菌されるよう、洗浄および殺菌処理中に内側軸20を外側軸22から分離することも可能である。
手術残渣除去システム10の構成品は、第1把持機構30が外側軸22に対して回転されるにつれてクリーニングヘッド50を前進または後退させるよう適応されてもよい。ある構成において、右ネジがこの機構において用いられてもよい。この場合、第1把持機構30を外側軸22に対して右に回転させると、クリーニングヘッド50は前進する。逆に第1把持機構30を外側軸22に対して左に回転させると、クリーニングヘッド50は後退する。
手術残渣除去システム10の動作を図10〜図12に示す。手術残渣除去システム10は、図10に示すように、クリーニングヘッド50が外側軸22内に後退された初期位置にある。
第1把持機構30を外側軸22に対して回転させると、クリーニングヘッド50は図11に示すように外側軸22から延長し始める。クリーニングヘッドアーム62の全部の端部は、外側軸22の端部から比較的短い距離だけ離間した第1表面との接触に応答してただちに外側に向けられる。
第1把持機構30の回転が継続されるにつれて、クリーニングヘッドアーム62の全部の端部は図12に示すように第1表面から偏向される。図12には図示しないが、これらの端部は、第1表面から離間して取り付けられた第2表面に接触するであろう。第1表面と第2表面との間の距離は、約1/2インチ(約1.27センチメートル)より小さくてもよく、ある実施形態においては、約1/8インチ(約0.318センチメートル)より小さくてもよい。
クリーニングヘッドアーム62を延長させつつ、または延長させた後に、手術残渣除去システム10を回転させると、クリーニングヘッドアーム62は第1表面上および第2表面上を掻き取り得る。この動きにより、残渣はクリーニングヘッドアーム62により捕捉される。
残渣採取処理が完了した後、または手術残渣除去システム10がその最大収容量の残渣を収集した後、手術残渣除去システム10が患者から取り出されるよう、クリーニングヘッド50は外側軸22内に引き込まれる。
前述の詳細な説明において添付の図面が参照された。これらの図面は詳細な説明の一部をなすものであり、これらの図面において、本発明が実行され得るある実施形態が例示として示されている。この点に関して、「上部の」、「底部の」、「前方の」、「後方の」、「先行する」、「後続する」、その他等の方向に関する用語は、説明される図面(単数または複数)の方向に関して用いられる。実施形態の構成要素は多数の異なる方向において配置され得るため、方向に関する用語は例示の目的のために用いられたものであり、決して本発明を限定するものではない。他の実施形態も利用され得ること、および構造的変更例もしくは論理的変更例が本発明の範囲から逸脱することなく可能であることが理解されるであろう。したがって前述の詳細な説明は、限定的な意味で受け取られてはならず、本発明の範囲は添付の請求項により定められる。
本願に開示された特徴、ならびに参照することにより援用された上述の出願において開示された特徴は、ある状況に適合するよう混合することおよび組み合わせることが可能である。様々な他の修正例および変更例が当業者には明らかであろう。

Claims (16)

  1. 遠位端および近位端を有する外側軸と、
    遠位端および近位端を有し、且つ、少なくとも部分的に前記外側軸内に配置されるよう前記外側軸に対して動作可能に取り付けられた、内側軸と、
    前記内側軸の前記遠位端に動作可能に取り付けられた機能的ヘッド部と、
    を備え、
    前記機能ヘッド部は前記外側軸の内側である後退位置と、前記機能的ヘッド部の少なくとも一部分が前記外側軸の外側に延長する延伸位置との間で移動可能である、径方向展開手術用具。
  2. 前記機能的ヘッド部は、前記外側軸の前記遠位端と手術障害物との間の1/2インチ(約1.27センチメートル)未満の間隔で離間する前記後退位置と前記延伸位置との間で移動し、前記機能的ヘッド部の少なくとも一部分は、前記延伸位置にあるとき前記外側軸の外径よりも大きい直径を有する、請求項1に記載の径方向展開手術用具。
  3. 前記機能的ヘッド部は、クリーニングヘッドハブと前記クリーニングヘッドハブから延長する複数のクリーニングヘッドアームとを有するクリーニングヘッドを備える、請求項1に記載の径方向展開手術用具。
  4. 前記クリーニングヘッドアームは、後退位置と延伸位置との間で曲がることが可能である一方で、前記クリーニングヘッドが回転されるとき軸まわりの曲げに抵抗する、請求項3に記載の径方向展開手術用具。
  5. 前記クリーニングヘッドハブの反対側にある各クリーニングヘッドアームの端部は、前記クリーニングヘッドアームの主要部分と前記クリーニングヘッドアームの前記端部との間の角度が90より小さくなるよう湾曲
    前記クリーニングヘッドアームのそれぞれは前記クリーニングヘッドアームから延長する少なくとも2つの先端部を備える、請求項3に記載の径方向展開手術用具。
  6. 複数のクリーニングヘッドが前記内側軸の前記遠位端に同時に取り付けられた、請求項3に記載の径方向展開手術用具。
  7. 前記外側軸は前記外側軸を通って延長するボアを有し、前記内側軸は少なくとも部分的に前記ボア内に配置されることができる、請求項1に記載の径方向展開手術用具。
  8. 前記外側軸の前記近位端の近傍において前記外側軸に取り付けられた第1把持機構と、
    前記内側軸の前記近位端の近傍において前記内側軸に取り付けられた第2把持機構とをさらに備える、請求項1に記載の径方向展開手術用具。
  9. 前記外側軸の前記近位端および前記遠位端の中間において前記外側軸に対して取り付けられたストップ機構であって、前記ストップ機構は、前記外側軸が患者に挿入され得る距離を制限する、前記ストップ機構と、
    前記径方向展開手術用具と組み合わせて用いられるカニューレをさらに備え、前記ストップ機構は前記カニューレに係合する、請求項に記載の径方向展開手術用具。
  10. 遠位端および近位端を有する外側軸を提供する工程と、
    遠位端および近位端を有する内側軸を提供する工程と、
    前記内側軸の前記遠位端に動作可能に取り付けられた機能的ヘッド部を取り付ける工程と、
    内側軸の少なくとも一部分を前記外側軸に挿入する工程と、
    を含み、
    前記機能的ヘッド部は、前記外側軸の内側である後退位置と、前記機能的ヘッド部の少なくとも一部分が前記外側軸の外側に延長する延伸位置との間で移動可能である、
    径方向展開手術用具を使用する方法
  11. 前記機能的ヘッド部は1枚の物質から切断されたクリーニングヘッドであり、前記クリーニングヘッドは複数のクリーニングヘッドアームを備え、前記クリーニングヘッドアームは湾曲構成へと打ち抜きされる、請求項10に記載の方法
  12. 前記クリーニングヘッドを軸方向に回転させる工程をさらに含み、前記クリーニングヘッドアームは、後退位置と延伸位置との間で曲かることが可能である一方で、前記クリーニングヘッドが回転されるとき軸まわりの曲げに抵抗し、
    各クリーニングヘッドアームの端部は、前記クリーニングヘッドアームの主要部分と前記クリーニングヘッドアームの前記端部との間の角度が90度より小さくなるよう湾曲する、請求項11に記載の方法。
  13. 各々の前記クリーニングヘッドアームは前記クリーニングヘッドアームから延長する少なくとも2つの先端部を有して形成する工程と、
    複数のクリーニングヘッドを前記内側軸の前記遠位端に同時に取り付ける工程とをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記内側軸を前記外側軸に対して回転させることにより、残渣が前記クリーニングヘッドにより係合され、前記クリーニングヘッドにおいて保持されることをさらに含む、請求項11に記載の方法
  15. 前記外側軸は前記外側軸を通って延長するボアを有し、前記内側軸は少なくとも部分的に前記ボア内に配置されることができる、請求項10に記載の方法。
  16. 第1把持機構を前記外側軸の前記近位端の近傍において前記外側軸に取り付ける工程と、
    第2把持機構を前記内側軸の前記近位端の近傍において前記内側軸に取り付ける工程とをさらに含む、請求項10に記載の方法。
JP2013513214A 2010-05-28 2011-05-24 径方向展開手術用具 Withdrawn JP2013531517A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34930310P 2010-05-28 2010-05-28
US61/349,303 2010-05-28
US12/941,763 US8900251B2 (en) 2010-05-28 2010-11-08 Radial deployment surgical tool
US12/941,763 2010-11-08
PCT/US2011/037724 WO2011149926A1 (en) 2010-05-28 2011-05-24 Radial deployment surgical tool

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013531517A JP2013531517A (ja) 2013-08-08
JP2013531517A5 true JP2013531517A5 (ja) 2013-10-17

Family

ID=44504139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013513214A Withdrawn JP2013531517A (ja) 2010-05-28 2011-05-24 径方向展開手術用具

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8900251B2 (ja)
EP (1) EP2575642A1 (ja)
JP (1) JP2013531517A (ja)
KR (1) KR20130106289A (ja)
CN (1) CN103037786A (ja)
AU (1) AU2011258441A1 (ja)
BR (1) BR112012030229A2 (ja)
CA (1) CA2800861A1 (ja)
IL (1) IL223317A0 (ja)
RU (1) RU2012153695A (ja)
WO (1) WO2011149926A1 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180228621A1 (en) 2004-08-09 2018-08-16 Mark A. Reiley Apparatus, systems, and methods for the fixation or fusion of bone
US8425570B2 (en) 2004-08-09 2013-04-23 Si-Bone Inc. Apparatus, systems, and methods for achieving anterior lumbar interbody fusion
US8414648B2 (en) 2004-08-09 2013-04-09 Si-Bone Inc. Apparatus, systems, and methods for achieving trans-iliac lumbar fusion
US8388667B2 (en) 2004-08-09 2013-03-05 Si-Bone, Inc. Systems and methods for the fixation or fusion of bone using compressive implants
US9949843B2 (en) 2004-08-09 2018-04-24 Si-Bone Inc. Apparatus, systems, and methods for the fixation or fusion of bone
WO2012151573A1 (en) 2010-01-04 2012-11-08 Zyga Technology, Inc. Sacroiliac fusion system
CN105287056B (zh) 2010-01-13 2018-10-16 Jcbd公司 骶髂关节固着融合系统
US9333090B2 (en) 2010-01-13 2016-05-10 Jcbd, Llc Systems for and methods of fusing a sacroiliac joint
WO2014015309A1 (en) 2012-07-20 2014-01-23 Jcbd, Llc Orthopedic anchoring system and methods
US9421109B2 (en) 2010-01-13 2016-08-23 Jcbd, Llc Systems and methods of fusing a sacroiliac joint
US9788961B2 (en) 2010-01-13 2017-10-17 Jcbd, Llc Sacroiliac joint implant system
US9381045B2 (en) 2010-01-13 2016-07-05 Jcbd, Llc Sacroiliac joint implant and sacroiliac joint instrument for fusing a sacroiliac joint
CA2806755C (en) 2010-07-27 2018-07-10 Richard S. Ginn System for sacro-iliac stabilization
US8900279B2 (en) 2011-06-09 2014-12-02 Zyga Technology, Inc. Bone screw
US10363140B2 (en) 2012-03-09 2019-07-30 Si-Bone Inc. Systems, device, and methods for joint fusion
IN2014DN06946A (ja) 2012-03-09 2015-04-10 Si Bone Inc
JP6629068B2 (ja) 2012-05-04 2020-01-15 エスアイ−ボーン・インコーポレイテッドSi−Bone, Inc. 有窓のインプラント
US10179014B1 (en) 2012-06-01 2019-01-15 Nuvasive, Inc. Systems and methods for promoting sacroiliac joint fusion
US10245087B2 (en) 2013-03-15 2019-04-02 Jcbd, Llc Systems and methods for fusing a sacroiliac joint and anchoring an orthopedic appliance
WO2014145902A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Si-Bone Inc. Implants for spinal fixation or fusion
US9717539B2 (en) 2013-07-30 2017-08-01 Jcbd, Llc Implants, systems, and methods for fusing a sacroiliac joint
US9826986B2 (en) 2013-07-30 2017-11-28 Jcbd, Llc Systems for and methods of preparing a sacroiliac joint for fusion
US9603610B2 (en) 2013-03-15 2017-03-28 DePuy Synthes Products, Inc. Tools and methods for tissue removal
WO2015017593A1 (en) 2013-07-30 2015-02-05 Jcbd, Llc Systems for and methods of fusing a sacroiliac joint
WO2015057866A1 (en) 2013-10-15 2015-04-23 Si-Bone Inc. Implant placement
US11147688B2 (en) 2013-10-15 2021-10-19 Si-Bone Inc. Implant placement
DE102014105311A1 (de) * 2013-12-17 2015-06-18 Ergosurg Gmbh Verfahren und System zur steuerbaren Verstellung der Abtragsleistung von handgeführten material- und gewebetrennenden Werkzeugen und Effektoren
US9861375B2 (en) 2014-01-09 2018-01-09 Zyga Technology, Inc. Undercutting system for use in conjunction with sacroiliac fusion
US9801546B2 (en) 2014-05-27 2017-10-31 Jcbd, Llc Systems for and methods of diagnosing and treating a sacroiliac joint disorder
US10045803B2 (en) 2014-07-03 2018-08-14 Mayo Foundation For Medical Education And Research Sacroiliac joint fusion screw and method
JP6542362B2 (ja) 2014-09-18 2019-07-10 エスアイ−ボーン・インコーポレイテッドSi−Bone, Inc. マトリックス・インプラント
WO2016044731A1 (en) 2014-09-18 2016-03-24 Si-Bone Inc. Implants for bone fixation or fusion
US10376206B2 (en) 2015-04-01 2019-08-13 Si-Bone Inc. Neuromonitoring systems and methods for bone fixation or fusion procedures
US10413332B2 (en) 2016-04-25 2019-09-17 Imds Llc Joint fusion implant and methods
US10751071B2 (en) 2016-04-25 2020-08-25 Imds Llc Joint fusion instrumentation and methods
US10603055B2 (en) 2017-09-15 2020-03-31 Jcbd, Llc Systems for and methods of preparing and fusing a sacroiliac joint
US11116519B2 (en) 2017-09-26 2021-09-14 Si-Bone Inc. Systems and methods for decorticating the sacroiliac joint
US11369419B2 (en) 2019-02-14 2022-06-28 Si-Bone Inc. Implants for spinal fixation and or fusion
EP3923829A4 (en) 2019-02-14 2022-12-14 SI-Bone, Inc. IMPLANTS FOR SPINE FIXATION AND/OR FUSION
WO2021108590A1 (en) 2019-11-27 2021-06-03 Si-Bone, Inc. Bone stabilizing implants and methods of placement across si joints
US11793599B2 (en) * 2020-08-04 2023-10-24 Mazor Robotics Ltd. Surgical cleaning tool, systems, and methods
AU2021397743A1 (en) 2020-12-09 2023-06-22 Si-Bone Inc. Sacro-iliac joint stabilizing implants and methods of implantation

Family Cites Families (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4961740B1 (en) 1988-10-17 1997-01-14 Surgical Dynamics Inc V-thread fusion cage and method of fusing a bone joint
US5242444A (en) 1991-11-04 1993-09-07 University Of Florida Lumbosacral fixation and fusion method and device
US5334205A (en) 1993-06-30 1994-08-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Sacroiliac joint fixation guide
US5551426A (en) * 1993-07-14 1996-09-03 Hummel; John D. Intracardiac ablation and mapping catheter
US5868740A (en) * 1995-03-24 1999-02-09 Board Of Regents-Univ Of Nebraska Method for volumetric tissue ablation
US5800457A (en) * 1997-03-05 1998-09-01 Gelbfish; Gary A. Intravascular filter and associated methodology
US5928239A (en) 1998-03-16 1999-07-27 University Of Washington Percutaneous surgical cavitation device and method
US6440138B1 (en) 1998-04-06 2002-08-27 Kyphon Inc. Structures and methods for creating cavities in interior body regions
US6231589B1 (en) * 1999-03-22 2001-05-15 Microvena Corporation Body vessel filter
US6821276B2 (en) 1999-08-18 2004-11-23 Intrinsic Therapeutics, Inc. Intervertebral diagnostic and manipulation device
US6558390B2 (en) 2000-02-16 2003-05-06 Axiamed, Inc. Methods and apparatus for performing therapeutic procedures in the spine
US20070260270A1 (en) 2000-02-16 2007-11-08 Trans1 Inc. Cutter for preparing intervertebral disc space
US6740090B1 (en) * 2000-02-16 2004-05-25 Trans1 Inc. Methods and apparatus for forming shaped axial bores through spinal vertebrae
US20030191474A1 (en) 2000-02-16 2003-10-09 Cragg Andrew H. Apparatus for performing a discectomy through a trans-sacral axial bore within the vertebrae of the spine
US6358251B1 (en) 2000-03-21 2002-03-19 University Of Washington Method and apparatus for forming a cavity in soft tissue or bone
US6679886B2 (en) 2000-09-01 2004-01-20 Synthes (Usa) Tools and methods for creating cavities in bone
US6556857B1 (en) 2000-10-24 2003-04-29 Sdgi Holdings, Inc. Rotation locking driver for image guided instruments
US6635059B2 (en) 2001-01-03 2003-10-21 Bernard L. Randall Cannulated locking screw system especially for transiliac implant
US6746451B2 (en) 2001-06-01 2004-06-08 Lance M. Middleton Tissue cavitation device and method
US7699849B2 (en) 2002-01-17 2010-04-20 Concept Matrix, Llc Diskectomy instrument with disposable blade head
US6726690B2 (en) 2002-01-17 2004-04-27 Concept Matrix, Llc Diskectomy instrument and method
US7828804B2 (en) 2002-11-08 2010-11-09 Warsaw Orthopedic, Inc. Transpedicular intervertebral disk access methods and devices
CA2505069A1 (en) 2002-11-08 2004-05-27 Vertelink Corporation Transpedicular intervertebral disk access methods and devices
US7648509B2 (en) 2003-03-10 2010-01-19 Ilion Medical Llc Sacroiliac joint immobilization
AU2004270128B2 (en) 2003-09-03 2010-12-23 Kyphon Sarl Devices for creating voids in interior body regions and related methods
US7530993B2 (en) 2003-10-23 2009-05-12 Trans1 Inc. Method of spinal fixation
AU2006203909A1 (en) 2003-11-20 2006-07-13 Arthrosurface, Inc. System and method for retrograde procedure
US20050137600A1 (en) * 2003-12-23 2005-06-23 Jacobs Andrew M. Articular cartilage repair implant delivery device and method of use
US20050159746A1 (en) 2004-01-21 2005-07-21 Dieter Grob Cervical facet resurfacing implant
US20050267482A1 (en) 2004-04-22 2005-12-01 Hyde Edward R Jr Bone treatment method with implants and instrumentation
US20070156241A1 (en) 2004-08-09 2007-07-05 Reiley Mark A Systems and methods for the fixation or fusion of bone
US8388667B2 (en) 2004-08-09 2013-03-05 Si-Bone, Inc. Systems and methods for the fixation or fusion of bone using compressive implants
US9662158B2 (en) 2004-08-09 2017-05-30 Si-Bone Inc. Systems and methods for the fixation or fusion of bone at or near a sacroiliac joint
US20060111780A1 (en) 2004-11-22 2006-05-25 Orthopedic Development Corporation Minimally invasive facet joint hemi-arthroplasty
DE202004019105U1 (de) 2004-12-10 2005-02-24 Stryker Trauma Gmbh Vorrichtung zum Räumen von Knochenhöhlen
US20070055263A1 (en) 2005-07-29 2007-03-08 X-Sten Corp. Tools for Percutaneous Spinal Ligament Decompression and Device for Supporting Same
US20070123889A1 (en) 2005-10-14 2007-05-31 Malandain Hugues F Mechanical cavity-creation surgical device and methods and kits for using such devices
EP2023823A4 (en) 2006-06-01 2011-12-07 Osteo Innovations Llc VERTEBRAL TREATMENT DEVICE, SYSTEM AND APPLICATION METHOD
US8109957B2 (en) 2006-06-30 2012-02-07 Depuy Spine, Inc. Disc nucleus removal devices and methods
US9089347B2 (en) 2006-07-07 2015-07-28 Orthophoenix, Llc Medical device with dual expansion mechanism
US7955362B2 (en) 2006-07-21 2011-06-07 Merlot Orthopedix Inc. Apparatus and method for body tissue fixation
US8894661B2 (en) 2007-08-16 2014-11-25 Smith & Nephew, Inc. Helicoil interference fixation system for attaching a graft ligament to a bone
US20080114364A1 (en) 2006-11-15 2008-05-15 Aoi Medical, Inc. Tissue cavitation device and method
EP2088938A2 (en) 2006-11-15 2009-08-19 Aoi Medical, Inc. Tissue cavitation device and method
EP2155283A2 (en) 2007-02-22 2010-02-24 Spine View, Inc. Expandable rotating device and method for tissue aspiration
US20080269754A1 (en) 2007-03-06 2008-10-30 Orthobond, Inc. Preparation Tools and Methods of Using the Same
US8157804B2 (en) 2007-03-07 2012-04-17 Vertech, Inc. Expandable blade device for stabilizing long bone fractures
CN101795629A (zh) 2007-05-21 2010-08-04 Aoi医药公司 铰接的空洞形成装置
WO2009029074A1 (en) 2007-08-31 2009-03-05 Ilion Medical Llc Sacroiliac joint immobilzation
US8343189B2 (en) 2007-09-25 2013-01-01 Zyga Technology, Inc. Method and apparatus for facet joint stabilization
US8740912B2 (en) 2008-02-27 2014-06-03 Ilion Medical Llc Tools for performing less invasive orthopedic joint procedures
WO2009143496A1 (en) 2008-05-22 2009-11-26 Trinity Orthopedics, Llc Devices and methods for spinal reduction, displacement and resection
US20100030216A1 (en) 2008-07-30 2010-02-04 Arcenio Gregory B Discectomy tool having counter-rotating nucleus disruptors
KR20110073452A (ko) 2008-08-15 2011-06-29 키네틱 스파인 테크놀로지스 인크. 뼈 고정나사
USD601711S1 (en) 2008-11-25 2009-10-06 Brain-Pad, Inc. Dental appliance sanitizing device
JP2012510852A (ja) 2008-12-04 2012-05-17 エスアイ−ボーン・インコーポレイテッド 仙腸関節または仙腸関節付近における骨の固定または癒着のためのシステムおよび方法
DE202009006906U1 (de) 2009-05-13 2009-07-23 Aesculap Ag Facettengelenkimplantat
US8348950B2 (en) 2010-01-04 2013-01-08 Zyga Technology, Inc. Sacroiliac fusion system
WO2012151573A1 (en) 2010-01-04 2012-11-08 Zyga Technology, Inc. Sacroiliac fusion system
CN105287056B (zh) 2010-01-13 2018-10-16 Jcbd公司 骶髂关节固着融合系统
CA2806755C (en) 2010-07-27 2018-07-10 Richard S. Ginn System for sacro-iliac stabilization
US8900279B2 (en) 2011-06-09 2014-12-02 Zyga Technology, Inc. Bone screw

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013531517A5 (ja)
JP2013531517A (ja) 径方向展開手術用具
US20230255672A1 (en) Bone graft delivery system and method for using same
RU2572745C2 (ru) Удаление ткани из околоносовой пазухи и носовой полости
US9572686B2 (en) Cartilage repair system with flexible trephine
US9861375B2 (en) Undercutting system for use in conjunction with sacroiliac fusion
JP6017480B2 (ja) 医療装置及び方法
US8932295B1 (en) Bone graft delivery system and method for using same
US9603720B2 (en) Osteotome guide configured to attach to an implanted femoral component
US9414850B2 (en) Methods and devices for removing abnormalities from bone
KR101744459B1 (ko) 후방 2개 통로 척추 내시경 수술용 수술 기구 세트
JP6511511B2 (ja) 再使用可能な送出デバイス
US10646234B2 (en) Meniscal probe cutter
EP3328294A1 (en) Reusable implant delivery devices
KR100674653B1 (ko) 경피적 내시경 수술용 생체조직 절단기
WO2012109620A2 (en) Minimally-invasive device, kit, and method for bone graft harvesting
US20110028979A1 (en) Spinal Implant Clearing Gouge
US9474541B2 (en) Surgical devices
KR20210097060A (ko) 의료용 블레이드 장치
WO2022040305A1 (en) Powered osteotome trepanation tool