JP2020525298A - 平面プレート、加圧ツール、及び平面プレートの使用方法 - Google Patents

平面プレート、加圧ツール、及び平面プレートの使用方法 Download PDF

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Abstract

本発明はプレス機3の加圧ツール2用の平面プレート1に関し、少なくとも1つのリフティングシリンダー4を介してプレス機3のパンチ6を作動させる平面プレート1が軸方向5に沿って移動可能であり、平面プレート1が少なくとも1つのリフティングシリンダー4へのリンク34と、プレス機3のパンチ6又はパンチホルダーに接触するため中央に配置された収容部9と、ガイドカラム8、37に接触するために軸方向5に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面7、31とを有し、平面プレート1が軸方向5に平行で、かつ軸方向5に垂直となるように延びる半径方向11に沿うリンク34及び収容部9を通ってリンク34及び収容部9の間に延びている少なくとも第1断面10に壁厚13を有する少なくとも第1領域12を有し、第1領域12でリンク34からと共に収容部9から離れるようにされている壁厚13が少なくとも最小部42を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、プレス、特に圧粉体を製造するための粉体プレスの加圧ツール用の平面プレートに関する。さらに、本発明は圧粉体を製造するためのプレスの加圧装置の平面プレートの使用方法に関する。焼結することができる圧粉体、すなわちプレス処理後に焼結することができる圧粉体が、特に本プレスにより製造される。本プレスでは、特に金属及び/又はセラミックの粉末が、圧粉体を形成するように圧縮できる。
この種の公知のプレス機は、少なくともダイと、1又は複数の上部パンチを備える上部加圧ツールと、1又は複数の下部パンチを備える下部加圧ツールとを備える。ダイの内周面には、粉体用又は製造された圧粉体それぞれの収容部が形成される。上部加圧ツールの少なくとも1つの上部パンチは、上部に向かって開いているダイの第1端部を介して軸方向に沿って、特にダイの内部へ移動することができる。本明細書では少なくとも1つの上部パンチがダイの内周面に沿ってスライドして、粉体を加圧圧縮する。下部に向かって開いているダイの第2端部を介して軸方向に沿ってダイの内部へ移動する又はダイの上部位置と下部位置との間を移動するそれぞれ少なくとも1つの下部パンチが、特に付加的に提供できる。従って、粉体は、少なくとも1つの上部パンチと少なくとも1つの下部パンチとの間で圧粉体を形成するように、圧縮され、ダイの内周面は、特に圧粉体の側面の輪郭を決定することとなる。
1つの又は各加圧ツールは、特に複数のパンチを備え、粉体を圧縮する少なくとも1つのパンチは、少なくともさらに1つのパンチに対して軸方向に沿って移動可能である。本明細書では各パンチ(及び圧縮力を伝えるために上記パンチに接続されている加圧ツールの各構成要素)は、ツール平面に割り当てることができる。少なくとも1つのリフティングシリンダーによって作動し、かつ/又はリフティングシリンダーによって軸方向に沿って移動する平面プレート(ツール平面プレートとしても参照される)が、各(移動可能な)パンチを移動させるために通常は提供される。平面プレートは、軸方向に沿って延びる少なくとも1つのガイドカラムによってガイドできる。周方向の平面プレートの傾斜及び/又は半径方向に沿って延びる軸周りの平面プレートの傾斜は、少なくとも1つのガイドカラムを介して最小化又は抑止がそれぞれされる。少なくとも上部又は下部加圧ツールの様々な平面プレートが、ガイドカラムによってまとめてガイドできる。
平面プレートから少なくとも1つのパンチまで伝えられる圧縮力を伝えるパンチホルダーは、平面プレートと、ダイ内の粉体に接触する少なくとも1つのパンチとの間に付加的に配置することができる。さらに、平面プレートの圧縮力を軸方向及びパンチへ向かう半径方向に伝える圧縮プレートが、パンチ又はパンチホルダーそれぞれと、平面プレートとの間に提供できる。パンチとパンチホルダーとはそれぞれ、クランププレート、又はそれに代えてバヨネット締結又はボール形ソケットを介して圧縮プレート又は平面プレートに固定することができる。
公知の加圧ツール又はプレス機それぞれの場合、少なくとも1つのガイドカラムと、少なくとも1つのリフティングシリンダーへの1つのリンクとを介してガイドされることで特徴付けられる個々の平面プレートは、互いに軸方向に離されて、互いの頂部に配置される。換言すれば、上記平面プレートは、恒久的に軸方向に沿って異なる高さ(水準)で配置されている。本明細書では、平面プレートは立方体、直方体又は円盤状となるように実現することができる。平面プレートは、圧縮プレート、パンチホルダー又はパンチ用に、ガイドカラムの1つ接触するように提供される円筒状のガイド面に少なくとも至るまでの半径方向に沿って、中央に配置された収容部との間に延びている。
プレス機は、例えば米国特許第5498147号で知られている。そこで図示されている平面プレートは、断面が長方形で、対応する壁厚を有するように形成されている。平面プレートは、リフティングシリンダーのピストン又はパンチに接続する圧縮プレートが平面プレート上に到達できるように、小領域に穴が開けられている。しかし、本明細書では断面の変形は、ガイドカラム上のガイド面と、圧縮プレート用の中央の収容部との間の領域では生じず、ある範囲に連続的に生じることもないが、各場合で1つの場所、特に圧縮プレート用の中央の収容部でのみ発生し、断面変形は、軸方向に平行に延びる側壁によって通常は形成される。
公知のプレス機又は加圧ツールのそれぞれの構成は、軸方向に大きな高さを有する。それぞれのツールプレート(つまりパンチ、付加的に関連するパンチホルダー、付加的に関連する圧縮プレート)の個々の構成要素は、各ツールプレートで異なる弾性が存在するように、各ツールプレートのダイから出て、軸方向に異なる遠さで延びている。ツールプレートの弾性は、リンク上のリフティングシリンダーを介して、又は収容部上のパンチ又はパンチホルダーを介してそれぞれで圧縮力が作動した結果として、特に軸方向のツールプレートの構成要素の変形を表す。弾性の単位は、m/N[メートル/ニュートン]である。
異なる弾性の結果、(圧縮力が減少し)異なるツール平面間の構成要素の広がり方が異なるため、製造される圧粉体の離形が問題となり得、圧粉体に亀裂の形成が発生し得る。
それらの状況に鑑みて、先行技術を参照して記載された問題を少なくとも部分的に改善するか、さらには解決することさえも本発明の目的とする。特に、弾性の違いが少なくとも最小化され、その上に、加圧ツールがより低い設置高さで製造すること、又は提供することがそれぞれできる。さらに、少なくとも平面プレートの質量が理想的に低減される。従って、プレス機又は平面プレートそれぞれの組み立てが、簡単化でき、付加的にまたさらに迅速に実行できる。特に、材料やコストも低減することができるように、より低い設置高さを有する比較的小さなプレス機を使用することもできる。さらに、平面プレートの作動中の平面プレートの変形が、少なくとも収容部の領域で最小化される。
上記目的を達成するために、請求項1及び請求項4の特徴による平面プレートと、請求項14及び請求項15による平面プレートの使用方法が提供される。有利な実施形態は、従属請求項の主題である。請求項で個々に挙げられた特徴は、技術的に適切な方法で互いに組み合わせ可能であり、記載によって説明された事実と図面の詳細とによって補間され、本発明のさらなる実施形態の変形例が示唆されている。
プレス、特に圧粉体を製造するための粉体プレスの加圧ツール用の平面プレートが、この目的に寄与している。焼結することができる圧粉体、すなわちプレス工程後に焼結することができる圧粉体が特に本プレスにより製造できる。特に、金属及び/又はセラミック粉末を、プレスにより圧粉体が形成できるように圧縮することができる。
平面プレートは、特に一体化されるように実現される。
少なくとも1つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させる平面プレートは、軸方向に沿って移動することができる。平面プレートは少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクと、ガイドカラムに接触するため軸方向に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面と、プレス機のパンチ又はパンチホルダーと接触し、中央に配置される収容部とを有する。平面プレートは、軸方向に平行で、かつ軸方向に垂直となるように延びる半径方向に沿ったリンク及び収容部を通って延びる少なくとも第1断面に、リンクと、壁厚を有する収容部との間にある少なくとも第1領域を有し、リンクからと共に収容部から離れている第1領域の壁厚は、少なくとも最小部を有している。
さらに1つの実施形態によれば、平面プレートは、少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクと、ガイドカラムと接触するため軸方向に平行である部分的に円筒状の少なくとも1つのガイド面と、プレス機のパンチ又はパンチホルダーと接触する中央に配置された収容部とを有する。軸方向に平行に延びており、かつ軸方向及び周方向に垂直となるように延びる半径方向に沿って、互いにオフセットを有するように、収容部とリンクが配置されている半径位置との間に延びる少なくとも複数の第1断面に(例えば上記第1断面に対し周方向にオフセットするように配置されている第1断面で)、加圧プレートが、壁厚が変動している少なくとも第1領域を有する。平面プレートは、平面プレートの作動時及び押圧力の伝達時に収容部の形成ラインが最大0.05ミリメートルで変形できるように設計されている。
最小部は、第1軸方向を指す平面プレートの上側と、第1軸方向とは反対側の第2軸方向を指す平面プレートの下側とを互いに連結する開口として構成することができる。
第1領域の、特に少なくとも収容部と最小部との間の壁厚は、特に連続的に変化できる。
最小部は平面プレートの局所的に弱い部分を表す。最小部及び/又は変化する壁厚は、目標とし制御された方法でプレス機の作動時に働く押圧力を伝達することに役立つ。(パンチ又はパンチホルダーのそれぞれから出てくる)上記押圧力は、一方では少なくとも収容部を介して、平面プレートに働き、(リフティングシリンダーから出てくる)上記押圧力は、他方では少なくともリンクを介して働く。
少なくとも1つの最小部及び/又は変化する壁厚を介して、パンチホルダーに向かう、又はパンチに向かうそれぞれのリンクから出て、全収容部にわたって均一に分布する力の伝達が、特に保証される。
少なくとも1つの最小部及び/又は変化する壁厚を介することで、プレス機の作動中、名目上の押圧力で平面プレートと衝突した際であっても収容部の変形は最小化されることが保証され、変形は可能な限り均一に生じる。
平面プレートに圧力がかかっていない状態(プレス機、アダプタ、アダプタ下部部分又はアダプタ上部部分のそれぞれに平面プレートが設置された状態で、押圧力が導入されていない状態)での収容部は、形状ラインを有する。上記形状ラインは、軸方向に対して、かつ半径方向に対して既定された場所又は位置をそれぞれ有する。形状ラインは、特に収容部の幾何学的デザインを示す。形状ラインは、例えば直線度、平面度、真円度、円筒形状などのような形状公差で表現できる。形状ラインは周方向に取り囲むように延びることができ、収容部の形状を表す。形状ラインは、特にパンチ又はパンチホルダーそれぞれの収容部の支持面に沿って延びる仮想線とすることができる。また、形状ラインは、収容部の内周とすることもできる。
ここで考慮され、形状ラインの変形が考慮される(通常の)押圧力は、特に1000と120000kN(キロニュートン)との間であり、好ましくは10000と100000kNとの間である。押圧力は、提供されたリンクを介して平面プレートに(均一に)導入され、形状ラインの変形が評価される。
少なくとも1つの最小部及び/又は変化する壁厚は、特に押圧力で平面プレートが衝突する時に、収容部での半径方向の形状ラインからの偏差が、最大0.05ミリメートル、特に最大0.02ミリメートルであることを保証する。
壁厚に関して少なくとも1つのリンクと中央の収容部との間の部分が、少なくとも1つのリンクを介して押圧力が導入される際に収容部の(押圧力がない状態での)形状ラインが少ししか変形しないように特に構成されている。少なくとも1つの最小部及び/又は変化する壁厚は、押圧力で平面プレートが衝突する時に、収容部での軸方向の形状ラインからの相対的な偏差(つまり収容部と形状ラインとのそれぞれの異なる変形)が、最大0.05ミリメートル、特に最大0.02ミリメートルであることを保証する。収容部(つまり収容部の形状ライン)の軸方向に沿った再配置は、特に許容される。しかし、異なる再配置、つまり収容部の形状ラインの変形は、少なくとも大きく防がれる。本明細書でこれは、特に押圧力がない状態と押圧力がある状態での収容部の形成ラインが、特にパンチから見た時に(ほぼ)一致したままであるという意味として解釈されるべきである。
複数のリフティングシリンダーが平面プレートの移動に用いることができ、この例では平面プレートは、各々1つのリフティングシリンダーに対して1つのリンクを有する。平面プレートに対して少なくとも1つのリフティングシリンダーは、半径方向に平行である軸周りで、平面プレートが上記軸周りの平面プレートの傾斜を引き起こすトルクをできるだけ小さくして衝突するように配置することができる。このため、例えば互いに180度オフセットするように周方向に沿って配置された2つのリフティングシリンダーが特に提供される。
平面プレートは、軸方向に垂直な方向に互いに離れるように配置される複数の(好ましくは4つの)少なくとも部分的に円筒状のガイド面を有することができる。平面プレートは、少なくとも1つのガイド面を横切る軸方向に沿った少なくとも1つのガイドカラムによってガイドでき、上記ガイドカラムは上記軸方向に沿って延びている。周方向の平面プレートの傾斜及び/又は半径方向に沿って延びる軸周りの平面プレートの傾斜は、少なくとも1つのガイドカラムを介して最小化又は抑止がそれぞれなされる。少なくとも上部又は下部加圧ツールの平面プレートは、共通のガイドカラムによってガイドできる。
プレス機のパンチ又はパンチホルダーに接触する収容部は、特に中央に配置され、換言すれば、軸方向に沿って見た時に(ほぼ)平面プレートの中央にある。収容部の中央配置は、特に上記収容部が複数のリンク間の中央、又は複数のリンクから等距離となるように、つまりリフティングシリンダーの力の導入点に対して中央となるように位置するときに、実現される。収容部は、半径方向に平行な軸周りの圧縮力での平面プレートの衝突時の平面プレートが上記軸周りの平面プレートの傾斜の原因となり得るトルクをできるだけ小さくして衝突するように、複数のリフティングシリンダーと複数のガイドカラムとの間(の中心)となるように配置することができる。
収容部は、丸く、好ましくは円形となるように実現することができる。収容部は、軸方向に平行に延び、かつ/又は収容部と同軸となるように配置される長手方向軸を有することができる。半径方向は、軸方向に垂直に延び、特にそれぞれで長手方向軸から出ている。
収容部はパンチと接触し、かつ/又はパンチ又はパンチホルダーをそれぞれ支持する収容面を有することができる。パンチ又はパンチホルダーはそれぞれクランププレート、ネジ留め、バヨネット締結又は同様の手段で収容部に固定することができる。
第1断面の第1領域にある平面プレートは、(壁厚の)第1中央ラインを有することができ、半径方向に対して第1中央ラインは最小10度の第1角度で延びている。
半径方向にある第1領域は、特に第1範囲をわたって延びている。第1領域の第1中央ラインは、半径方向に対して最小10度、特に最小20度、好ましくは最小45度の角度で延びている。第1中央ラインは、特に最大85度、好ましくは最大80度の第1角度で延びている。
壁厚は、ある意味では軸方向に平行な平面プレートの材質の厚さを示している。中心ラインは、第1断面のある平面プレートの断面エリアの幾何学的中心を通る。第1中央ラインは、それぞれ半径位置にある壁厚の中心によって定義することができる。
上記壁厚は、例えば別の壁厚が第1領域の半径方向に沿って互いに隣接する各位置でそれぞれに存在する時には、連続的に変化する。本明細書では、これは、例えば穴や同様の方法で形成されたような壁厚の急激な変化を意味するものではない。
壁厚の変化は、連続的な減少及び/又は連続的な増大として構成することができる。第1領域の特定の壁厚は、半径方向に5箇所未満、特に最大3、2又は1箇所のみで実現されることを提供できる。ここでの位置は、半径方向に互いに最大0.5mm、さらには0.1mm離れている。
公知の平面プレートは、軸方向に実質的に一定の壁厚を有する。収容部を通って延びる断面と、軸方向と平行で、かつ軸方向に垂直となるように延びる半径方向に沿ったリンクで、平面プレートは特に実質的に一定の壁厚を有する長方形状となるように実現され、平面プレートの上側と、平面プレートの下側と、従って壁厚の中央ラインも半径方向に平行となるように延びている。米国特許第5498147号に示されている平面プレートは、断面で長方形となるように形成され、一定の壁厚を有する。平面プレートは、リフティングシリンダーのピストン又はパンチに接続する圧縮プレートが平面プレート上に到達できるように、小領域に穴が開けられている。しかし、ここでは断面の変形又は壁厚の変化は、リフティングシリンダーへのリンクと、圧縮プレート用の中央の収容部との間の領域では生じず、いずれの場合も1つの位置、特に圧縮プレート用の中央の収容部でのみ発生し、断面の変形は典型的には軸方向に平行に延びる側壁によって形成される。この公知技術は現在では当てはまらない。
半径方向にある第1領域は、中央の収容部と第1断面のリンクとの間の半径方向に沿った最小間隔の最小10%、特に最小20%、好ましくは30%である第1範囲を通って延びることができる。第1範囲は、最小5ミリメートル、最小10mm又は最小20mmとすることができる。
収容部は、パンチ又はパンチホルダーを配置することができる平面プレート上に収容面又は機能領域(以降、収容部の一部としても参照される)を備えることができる。最小間隔は、リンクと、半径方向に沿ってリンクと近接するように配置されている収容部の一部との間で決定することができる。
第1領域は、リンクからの及び/又は収容部からの最小間隔の最小5%の間隔で特に配置される。最小間隔は、中央の収容部と、半径方向に沿った第1断面のリンクとの間で決まる。
ここで半径方向に沿っているリンクの範囲は、リンクを形成する平面プレートの穴の少なくとも部分的に円筒状の内周面によって決まる。内周面は、軸方向と平行となるように広がっている。
平面プレートは、第1軸方向を指す上側と、第1軸方向とは反対側の第2軸方向を指す下側とを有することができ、上側にある少なくとも1つのガイド面が上端を(そして下側が下端を)有する。上側のリンクが、上部リンク面を(そして下側が下部リンク面を)有する。上端及び上部リンク面(及び/又は下端と下部リンク面と)が、軸方向に対して異なる高さで配置され、すなわち互いに軸方向に離れるように配置されている。
平面プレートは、第1軸方向を指す上側と、第1軸方向とは反対側の第2軸方向を指す下側と、少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクと、プレス機のパンチ又はパンチホルダーと接触し、中央に配置される収容部と、第1ガイドカラムと接触するため軸方向に平行である少なくとも部分的に円筒状の少なくとも第1ガイド面と、第2ガイドカラムと接触するため軸方向に平行である少なくとも部分的に円筒状の少なくとも第2ガイド面とを有することができる。
平面プレートの下側に、第1ガイド面は第1下端を有することができ、第2ガイド面は第2下端を有することができる。第1下端と第2下端とは、軸方向に対して互いに異なる高さで配置することができ、つまり軸方向に互いに離れるように配置することができる。
平面プレートは、4つのガイドカラム(つまりそれぞれに1つのガイドカラム)に接触する4つ(あるいはそれ以上)の少なくとも部分的に円筒状のガイド面を有することができ、各ガイド面は下端を有する。2つのガイド面の下端(又は少なくとも2つのガイド面)は、それぞれ同じ高さで配置される。
特に、2つのガイド面がそれぞれに提供され、上記ガイド面の下端が同じ高さで配置される。従って、2つの少なくとも部分的に円筒状の第1ガイド面の各々は、特に第1下端を構成し、少なくとも部分的に円筒状の第2ガイド面の各々は、特に第2下端を構成する。第1下端と第2下端とは、軸方向に対して互いに異なる高さで配置することができる。
第1下端と第2下端とは、平面プレートの下側に配置することができる。
ガイド面は、異なる高さで配置することができる。これにより、同じ高さで排他的に配置されているガイド面を有する平面プレートと比較して、軸方向に垂直に延びる軸周りの平面プレートの傾斜を減少させること、又は完全に抑止することが、それぞれできる。
同じ高さで配置される下端を有する2つのガイド面は、周方向に90度又は180度で互いにオフセットするように配置することができる。
1つの平面プレートのガイド面の全ての下端は、好ましくは軸方向に対して互いに異なる高さで配置することができる。
軸方向に対して異なる高さで配置されている平面プレートの下端は、それぞれに特に最小5ミリメートル、特に最小20ミリメートル、好ましくは最小100ミリメートル、特に好ましくは最小200ミリメートル、軸方向に沿って互いに離れている。
平面プレートの上側の第1ガイド平面は、特に第1上端を有し、下端と第1上端とは軸方向に対して互いに異なる高さで、つまり互いに軸方向に離れるように配置される。第1下端と第2下端とは、その距離の最小50%、好ましくは最小100%、特に好ましくは最小150%、軸方向に互いに離れるように配置される。
それぞれに1つのガイドカラムに接触する平面プレートが、少なくとも2つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面を有することができ、少なくとも部分的に円筒状の第1ガイド面が第1下端と第1上端とを有し、少なくとも部分的に円筒状の第2ガイド面が第2下端と第2上端とを有する。軸方向に対して第1下端は、第2下端よりも下方の異なる高さで配置することができ、軸方向に対して第1上端は、第2上端より下方の異なる高さで配置することができる。
軸方向に沿った上部リンク面は、第1上端と第2上端との間で、軸方向に対して異なる高さで配置することができる。
軸方向に沿った上部リンク面は、第1上端と第2下端との間で、好ましくは軸方向に対して異なる高さで配置することができる。
少なくとも2つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させるための平面プレートは、特に軸方向に沿って移動可能とできる。平面プレートは、特に第1リフティングシリンダーへの第1リンクと、第2リフティングシリンダーへの第2リンクとを有する。リンクは、軸方向に対して同じ高さで配置することができる。
少なくとも2つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させるための平面プレートは、特に軸方向に沿って移動可能とできる。平面プレートは、特に第1リフティングシリンダーへの第1リンクと、第2リフティングシリンダーへの第2リンクとを有する。リンクは、軸方向に対して同じ高さで配置することができる。
1つの他の設計形態によれば、リンクは軸方向に異なる高さで配置することもできる。
付加的に、第1断面に対して90度又は180度の角度範囲で回転するように周方向に配置される断面が、第1断面と同一となるように排他的に実現することができる。
少なくとも第1領域の壁厚は、最小5%、好ましくは最小10%、特に好ましくは最小20%で変化することができる。
平面プレートは、第1軸方向を指す上側と、第1軸方向とは反対側の第2軸方向を指す下側とを有することができる。第1断面の第1領域で平面プレートの上側及び/又は下側は、第1中央ラインと平行となるように、かつ/又は半径方向に対して最小10度、好ましくは最小20度、特に好ましくは最小45度の第1角度で、かつ最大80度特に最大85度の第1角度となるように延びることができる。
さらに、少なくとも第1平面プレートと第2平面プレートとを備えるプレス機用の加圧ツールが提案されている。少なくとも1つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させる少なくとも第1平面プレートは、軸方向に沿って移動可能である。少なくとも第1平面プレートは、少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクを有する。平面プレートに共通するガイドカラムと接触する各平面プレートは、それぞれに少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面を有し、プレス機のパンチ又はパンチホルダーに接触するため、それぞれに中央に配置された1つの収容部を有する。軸方向に沿った平面プレートは、各平面プレートのそれぞれ少なくとも1つのガイド面が、それぞれ他の少なくとも1つのガイド面と同軸となるように配置されるよう、互いの頂部に配置することができる。少なくとも第1平面プレートは、上述した平面プレート同様に実現することができる。平面プレートは、軸方向に沿って、かつ半径方向に沿って、少なくとも部分的に互いにオーバーラップするように配置することができる。上記平面プレートは、少なくとも2つの平面プレートの一部が軸方向に対して同一の高さで(従って半径方向に沿って互いに隣接するように)特に互いに配置することができる。
平面プレートは、加圧ツールの設置高さが削減できるよう、互いに入れ子となるように(従って軸方向に互いに離れるように排他的ではなく)配置することができる。ここで、入れ子とは、平面プレートが軸方向に沿って互いの頂部に配置可能であること、及び半径方向に互いの横に平面プレートの少なくとも一部があるように配置可能であることを意味する。
平面プレートに共通する2つのガイドカラムに接触する加圧ツールの平面プレートは、それぞれに少なくとも2つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面を有することができる。第1平面プレートは、第1下端を有する少なくとも部分的に円筒状の第1ガイド面を有し、第2平面プレートは、第3下端を有する少なくとも部分的に円筒状の第3ガイド面を有する。軸方向に対して第1平面プレートは、第2平面プレートより上方に配置される。平面プレートは、共通するガイドカラムのうち第1ガイドカラムに第1ガイド面が接触し、共通するガイドカラムのうち第2(従って別の)ガイドカラムに第3ガイド面が接触するように、互いに配置される。軸方向に対して第1下端は、第3下端よりも下方に配置される。
平面プレートの記載で上述したように、平面プレートのガイド面は、軸方向に異なる平面プレートのガイド面が異なるガイドカラム上にある平面プレートに対して逆の順序で配置することができるよう、異なる高さで配置することができる。これにより、同じ高さで排他的に配置されているガイド面を有する平面プレートと比較して、軸方向に対して垂直に延びる軸周りの平面プレートの傾斜を減少させること、又は完全に抑止することが、それぞれでき、平面プレートの入れ子配置は、加圧ツールを全体でより低い設置高さとできるように、実施することができる。
平面プレートに関する説明は、加圧ツールにも同様に当てはまり、その逆も正しい。
さらに、圧粉体を製造するためのプレス機の加圧ツールにおける、特に上述した加圧ツールにおける、平面プレート、特に上述した平面プレートの1つの使用方法が提案されている。焼結可能な圧粉体、つまりプレス工程後に焼結することができる圧粉体をプレスによって特に製造することができる。特に、金属及び/又はセラミックの粉末を、プレスで圧粉体を形成するように圧縮することができる。
少なくとも1つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させる平面プレートは、軸方向に沿って移動可能である。平面プレートは、少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクと、ガイドカラムに接触するため、軸方向に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面と、プレス機のパンチ又はパンチホルダーに接触するため中央に配置される収容部とを有する。平面プレートは、軸方向に平行で、かつ軸方向に垂直となるように延びる半径方向に沿ったリンク及び収容部を通って延びる少なくとも第1断面に、リンクと、壁厚を有する収容部との間にある少なくとも第1領域を有し、リンクからと共に収容部から離れている第1領域の壁厚は、少なくとも最小部を有する。
1つの他の設計形態によれば、少なくとも1つのリフティングシリンダーを介してプレス機のパンチを作動させる平面プレートは、軸方向に沿って移動可能である。平面プレートは、少なくとも1つのリフティングシリンダーへのリンクと、ガイドカラムと接触するため軸方向に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面と、プレス機のパンチ又はパンチホルダーと接触するため中央に配置される収容部とを有する。プレスプレートは、軸方向に平行で、かつ軸方向と垂直となるように延びる半径方向に沿うように周方向に互いにオフセットするように、収容部とリンクが配置されている半径位置との間に延びる少なくとも複数の第1断面に(例えば上記第1断面に対して周方向にオフセットするように配置されている第1断面に)、少なくとも壁厚が変化する第1領域を有する。本明細書で平面プレートは、平面プレートの作動時及び押圧力の伝達時に収容部の形成ラインが最大0.05ミリメートルで変形できるように設計されている。
平面プレート及び/又は加圧ツールに関する説明は、提案する使用方法に同様に当てはまり、その逆も正しい。
プレス機を作動させる方法は、平面プレート及び/又は加圧ツールを介して特に実施可能であり、プレス機は、(上述した)加圧ツールと共に、少なくとも1つのガイドカラムと、少なくとも1つのリフティングシリンダーとを備える。この方法は、少なくとも次のステップを備える;
a)プレスと加圧ツールとを提供すること;
b)第1平面プレートと第2平面プレートとをプレス機に配置すること;平面プレートは軸方向に沿って、各平面プレートのそれぞれの少なくとも1つの少なくとも円筒状のガイド面が、それぞれ他の少なくとも1つのガイドメント同軸となるように配置されるよう、互いの頂部に配置される;
ここで平面プレートは、少なくとも2つの平面プレートの一部が軸方向に対して(そして半径方向に互いに近接して)同一の高さとなるよう、互いに軸方向に沿ってオーバーラップするように配置される。
平面プレートのデザインは、研磨、ワイヤーカット、垂直侵食、ハード切削加工はもちろん、旋盤細工、切削加工、製材、ボーリング等といった公知の製造方法を用いて、作ることができる。平面プレートは、いわゆる付加的方法、例えばレーザー焼結法(粉末の初期材料の焼結によって3次元構造を製造する;加工中は層毎に製造される3D印刷の方法)により製造することができる。その結果、平面プレートの自由なデザインが可能であり、平面プレートの質量を低減することができ、また平面プレートの剛性あるいは弾性をそれぞれ目標とする値に設定することができる。
平面プレートの剛性は、リンク上のリフティングシリンダーを介して、あるいは収容部上のパンチ又はパンチホルダーそれぞれを介して加わる圧縮力とは逆の軸方向の変形に対する平面プレートの抵抗を特に指す。剛性の単位は、N/m[ニュートン/メートル]である。
剛性は、次のようにして例えば平面プレート上に特に軸方向に作用する特定の圧縮力[N]に対する平面プレートの変形、特に弾性変形が特定できるFEM解析を介して、決定することができる(そして、平面プレートの材質の軸方向の変位が特定でき、上記変位が[m]で表される)。上記変数の比(圧縮力[N]/材質の変位[m])が、平面プレートの剛性を表す。
平面の剛性が低いほど、平面プレートの弾性変形(弾性)は高くなる。圧粉体製造(特に離形時又は圧縮力の緩和中のそれぞれ)における異なる平面プレートの異なる剛性は、亀裂の形成、ひいては圧粉体の破壊につながる可能性がある。
特に(上述した)全ての平面プレートのうち、少なくとも2つの平面プレートの弾性又は剛性は、それぞれ最大20%あるいは最大10%までの変化とすることが好ましい。
ここで使用されている数字(「第1」、「第2」、・・・)は、主として同じ種類の複数の物あるいは変数を区別するため(のみに)役立つものであり、従って特に相互依存及び/又は上記の物や変数の順序を意味するものではないことは、注意を要する。相互依存及び/又は順序が必要な場合、ここでは明示的に述べられる、又は特に記載されたデザインの実現を研究する分野の熟練者にとって明らかな方法で導かれる。
本発明及び技術的内容は、図面を参照して以下により詳細に説明される。本発明は、示される例示的な実施形態によって限定されるものではないことを指摘しておくべきである。特に明示的に示した場合を除き、図で説明した事実の一部分を抽出し、本記載及び/又は図面からの他の構成部分や発見物と組み合わせることも可能である。特に図及び特に図示されたサイズ比は、概略図にすぎないことを指摘しておくべきである。同じ参照番号は、同じ物を示しており、他の図の説明は、適当な場所で付加的に用いることができる。
図において、
図1は、プレス機の加圧ツールを示す部分的に断面を含む斜視図である。 図2は、図1の加圧ツールを示す斜視断面図である。 図3は、図1及び図2の加圧ツールを示す軸方向に沿った上面図である。 図4は、図3のIV−IV断面での加圧ツールの側面図である。 図5は、図1から図4の加圧ツールを示す図3のさらにV−V断面での側面図である。 図6は、図1から図5の加圧ツールの平面プレートを示す斜視図である。 図7は、図6の平面プレートを示すさらなる斜視図である。 図8は、図6及び図7の平面プレートを示す図9のVIII−VIII断面での側面図である。 図9は、図6から図8の平面プレートを示す軸方向に沿った上面図である。 図10は、公知の加圧ツールを示す側方断面図である。 図11は、公知のプレス機用のアダプタを示す側方断面図である。 図12は、公知のアダプタ用プレスフレームを示す。 図13は、プレス機の加圧ツールのさらなる一実施形態を示す部分的に断面を含む斜視図である。 図14は、図13の加圧ツールを示す軸方向に沿った上面図である。 図15は、図13及び図14の加圧ツールを示す図14のXV−XV断面での側面図である。 図16は、図13から図15の加圧ツールを示す図14のさらにXVI−XVI断面での側面図である。 図17は、図13から図16の加圧ツールの平面プレートを示す斜視図である。 図18は、図17の平面プレートを示す軸方向に沿った上面図である。 図19は、図17及び図18の平面プレートを示す側面図である。 図20は、図17から図19の平面プレートを示す図18のXX−XX断面での側面図である。 図21は、図17から図20の平面プレートを示す図18のXXI−XXI断面での側面図である。
図1は、プレス機3の加圧ツール2を、部分的断面を含む斜視図で示している。図2は、図1の加圧ツール2を、図3のII−II断面での斜視図で示している。図3は、図1及び図2の加圧ツール2を、軸方向5に沿った上面図で示している。切断線II−II、IV−IV及びV−Vのプロファイルは図3に図解されている。図4は加圧ツールの側面図を、図3のIV−IV断面で示している。図5は、図1から図4の加圧ツール2を、図3のさらにV−V断面で示している。図1から図5は、以下にまとめて説明する。
加圧ツール2は、複数の平面プレート1、33である2つの第1平面プレート1及び2つの第2平面プレート33、つまり軸方向5に沿って互いの頂部に配置される4つの平面プレート1、33を備える。4つの平面プレート1、33の各々は、図9に示すように、2つのリフティングシリンダーである第1リフティングシリンダー4及び第2リフティングシリンダー47によって軸方向5に沿って再配置される。従って、各平面プレート1、33は、2つのリンクである第1リフティングシリンダー4への第1リンク34と、第2リフティングシリンダー47への第2リンク46とを有する。さらに、4つのガイドカラムである2つの第1ガイドカラム8と2つの第2ガイドカラム37とが提供され、平面プレート1、33に共通するガイドカラム8、37に接触する各平面プレート1、33は、それぞれに4つの円筒状のガイド面、具体的に言うと第1ガイドカラム8上の第1ガイド面7及び第2ガイドカラム37上の第2ガイド面31を有する(なお、第2平面プレート33は、第2ガイドカラム37上の少なくとも1つの第3ガイド面35を有する)。さらに、各平面プレート1,33は、それぞれに1つの中央に配置され、プレス機3のパンチ6(図8参照)又はパンチホルダー(ここでは同様にパンチ6として表現する)に接触する収容部9を有する。平面プレート1、33は、各平面プレート1、33のガイド面7、31、35が、それぞれに他の平面プレート1、33の対応するガイド面7、31、35と同軸となるように配置されるよう、軸方向5に沿って互いの頂部に配置されている。平面プレート1、33は、加圧ツール2の設置高さ48が削減できるように、個々の平面プレート1、33の少なくとも一部が軸方向5に対して同じ高さ29となるよう(そして、半径方向11に沿って互いに近接するように)、軸方向5及び半径方向11に沿って少なくとも部分的に互いにオーバーラップすることができる。平面プレート1、33は、互いに入れ子となるように(つまり軸方向に互いに離れるように排他的ではなく)配置することができる。ここで、入れ子とは、平面プレート1、33が軸方向5に沿って互いの頂部に配置可能であること、及び半径方向に互いの横の異なる平面プレート1、33の少なくとも一部を有するように配置可能であることを意味する。
ここでさらに、加圧ツール2は、ベースプレート49と、ダイ収容部プレート50とを備え、その間にガイドカラム8、37が延び、その間に平面プレート1、33が配置されている。
平面プレート1、33に共通するガイドカラム8、37に接触する加圧ツール2の平面プレート1、33は、それぞれに4つの円筒状のガイド面7、31、35を有する。第1平面プレート1は、第1下端28を有する第1ガイド面7を有し、第2平面プレート33は、第3下端36を有する第3ガイド面35を有する。軸方向5に対して第1平面プレート1は、第2平面プレート33の上側に配置させることができ、ここでは平面プレート1、33は第1ガイド面7が共通のガイドカラム8、37のうちの第1ガイドカラム8に接触し、第3ガイド面35が共通のガイドカラム8、37のうちの第2(つまり他の)ガイドカラム37に接触するように、互いに配置することができる。ここで軸方向5に対して第1下端28は、第3下端36より下側に配置される(図3に示すIV−IV断面プロファイルを含む図4参照)。
平面プレート1、33の記載で上述したように、平面プレート1、33のガイド面7、31、35は、軸方向5に異なる平面プレート1、33のガイド面7、31、35が、平面プレート1、33に対して逆の順序で異なるガイドカラム8、37上に配置できるように異なる高さ29で配置されている。このため、軸方向5に垂直となるように延びる軸周りの平面プレート1、33の傾斜は、同じ高さ29で排他的に配置されるガイド面7、31、35を有する平面プレート1、33と比較して、減少又は完全に抑止のいずれかとでき、平面プレート1、33の入れ子配置は、全体で加圧ツールがより低い設置高さとできるよう、実施することができる。
プレス機3を作動させる方法は、平面プレート1、33と加圧ツール2を介して実施することができる。ここで、プレス機3は、上述した加圧ツール2と同様に、少なくとも1つのガイドカラム8、37と、少なくとも1つのリフティングシリンダー4、47とを備える。その方法のステップa)によれば、プレス機3及び加圧ツール2が提供される。その方法のステップb)によれば、少なくとも第1平面プレート1及び第2平面プレート33は、プレス機3(従ってベースプレート49とダイ収容部50との間に)配置される。ここで、軸方向5に沿う平面プレート1、33は、各平面プレート1、33のそれぞれ少なくとも1つの円筒状のガイド面7、31、35がそれぞれ他の少なくとも1つのガイド面7、31、35と同軸となるように配置されるよう、互いの頂部に配置される。平面プレート1、33は、少なくとも2つの平面プレート1、33の一部が軸方向5に対して同じ高さ29で配置されるように(そして、半径方向11に沿って互いに近接するように)、軸方向5及び半径方向11に沿って少なくとも部分的に互いにオーバーラップするように配置されている。
見て分かるように、平面プレート1、33は一体となるように実現されている。
以下の参照は、図1から図5に図示された平面プレートの下から2番目の個別の平面プレートについてなされるものである。少なくとも1つのリフティングシリンダー4、47を介してプレス機3のパンチ6を作動させる平面プレート1は、軸方向5に沿って移動可能である。平面プレート1は、少なくとも1つのリフティングシリンダー4、47へのリンク34、36と、ガイドカラム8、37に接触するため軸方向5に平行である少なくとも1つの円筒状のガイド面7、31と、中央に配置され、プレス機3のパンチ6又はパンチホルダーに接触する収容部9とを有する。収容部9とガイド面7との間で軸方向5と平行に延びており、かつ軸方向5に垂直となるように延びる半径方向11に沿って延びている少なくとも第1断面10で、平面プレート1は、平面プレート1の壁厚13が連続的に変化する第1領域12を少なくとも有する。
図示された平面プレート1は、2つのリフティングシリンダー4、47を介して作動し、平面プレート1は、各リフティングシリンダー4、47への1つのリンク34、36をそれぞれに有する。1つのリフティングシリンダー4、47、あるいは複数のリフティングシリンダー4、47は、半径方向11に平行な軸周りにできるだけ小さいトルクで平面プレート1が衝突するよう、それぞれ平面プレート1に対して、特に配置されている。
平面プレート1は、軸方向5に垂直な方向に互いに離れるように配置される4つのガイド面7、31を有する。平面プレート1は、少なくとも1つのガイド面7、31を介して軸方向5に沿って延びる少なくとも1つのガイドカラム8、37を通る軸方向5に沿ってガイドすることができる。周方向18における平面プレート1の傾斜及び/又は回転軸/半径方向11に沿って延びる方向の周りの平面プレート1の傾斜は、少なくともガイドカラム8、37を介して最小化又は抑止のいずれかがなされる。上側又は下側加圧ツール2(ここでは下側加圧ツール2のみが図示されている)の個々の平面プレート1、33は、共通のガイドカラム8、37によってガイドされる。
プレス機3のパンチ6又はパンチホルダーに接触する収容部9は、軸方向5に沿って見た時(図3参照)、中央に配置されている、換言すれば平面プレート1の中央に位置する。収容部9は、圧縮力での平面プレート1の衝突時に半径方向11に平行な軸周りにできるだけ小さいトルクで平面プレート1が衝突するよう、複数のリフティングシリンダー4、47と複数のガイドカラム8、37との間に配置される。
ここで収容部9は、円形となるように実現され、軸方向5に平行に延び、収容部9と同心となるように配置される長手方向軸を有する。半径方向11は、軸方向5と垂直となり、それぞれで長手方向軸から出ていくように延びている。
収容部9は、パンチ6又はパンチホルダーそれぞれと接触し、支持する収容面を有する。パンチ6又はパンチホルダーはそれぞれクランププレート、ネジ留め、バヨネット締結又は同様の手段で収容部9に固定することができる。
平面プレートは、収容部9と第1ガイド面7との間で軸方向5に平行で、かつ軸方向5に垂直となるように延びる半径方向11に沿って延びる第1断面10に、壁厚13が連続的に変化する少なくとも1つの第1領域12を有する。ここで、壁厚13は、軸方向5に平行な方向で定められる。
上記壁厚13は、連続的に変化する、換言すれば半径方向11に沿って互いに近接する各位置で第1領域12は、それぞれ他の壁厚13を有する。
半径方向11における第1領域12は、半径方向11に沿った第1断面10における収容部9と第1ガイド面7との間の最小間隔15の最小10%である第1範囲14にわたって延びている。
平面プレート1の収容部9は、収容面又はパンチ6又はパンチホルダーを配置することができる機能領域(以降、収容部9の一部としても参照される)を有する。最小間隔15は、第1ガイド面7と、半径方向に沿ってガイド面7に近くなるように配置される収容部9の一部との間で定められる。
収容部9と第2ガイド面31との間の半径方向11に沿って延び、周方向18の第1断面10に対して現在90度の角度範囲17(図3参照)で回転するように配置されている少なくとも第2断面16(図2及び図4参照)にある平面プレート1は、平面プレート1の壁厚13が連続的に変化する少なくとも第2領域19を有する。ここで、半径方向11にある第2領域19は、(数値的に)第1範囲14とは異なる第2範囲20にわたって延びている。
第2領域19は、壁厚13と第2中央ライン23とを有し、半径方向11にある第2領域19は、第2中央ライン23が半径方向11に対して第2角度24で延びる第2範囲20にわたって延びており、第2範囲20は第1範囲14とは異なっている。
第1断面10に対して、周方向18において180度の角度範囲17で回転する断面が、第1断面10と一致するように排他的に実現されていることが図4及び図5から分かる。
第2断面16もまた軸方向5に平行に、かつ軸方向5に対して垂直となるように延びる半径方向11に沿うように、つまり第1断面10に対して1つの周方向18にのみ回転するように、延びている。
壁厚13は、第1領域12及び第2領域19で変化している。
第1断面10にある第1領域12は、第1中央ライン21を有し、第1中央ライン21は、半径方向11に対して第2角度22で延びている。第1中央ライン21は(第2中央ライン23も)、それぞれの半径位置にある壁厚13の中心に形成されている。
第1断面10に(そして第2断面16に)平面プレート1は、第1領域12(又は第2領域19それぞれ)と半径方向11に隣接する第3領域25を有し、第3領域25は第3中央ライン26を有し、第3中央ライン26は、半径方向11に対して第3角度27で延びており、第1角度22(又は第2角度24それぞれ)と第3角度27とは、半径方向11に対して互いに反対方向となるように向けられている。
平面プレート1は、第1軸方向38を指す上側39と、第1軸方向38とは反対側の第2軸方向40を指す下側41とを有する。第1断面10の第1領域12にある平面プレート1の上側39と下側41とは、半径方向11に対して第1角度22で延び、第3領域25は半径方向11に対して第3角度27で延びている。
第1断面10は、第1ガイド面7にわたって延びており、第1ガイド面7は、軸方向5に対して高さ29で配置される(平面プレート1の下側41に)第1下端28を有する。平面プレート1の反転領域30は、第1領域12(あるいは第2領域19それぞれ)と第3領域25との間の第1断面10(そして第2断面16)に配置されている。軸方向5に対して第2領域12と第3領域25との間の第1断面10に配置されている反転領域30は、第1下端28より下方に配置されている。
さらに、1つのガイドカラム8、37それぞれに接触する平面プレート1は、少なくとも2つの円筒状のガイド面7、31を有しており、円筒状の第1ガイド面7は第1下端28を有し、円筒状の第2ガイド面31は第2下端32を有しており、第1下端28と第2下端32とは、軸方向5に対して互いに異なる高さ29に配置されている。
下端、すなわち第1下端28及び第2下端32は、平面プレート1の下側41に配置されている。2つの円筒状のガイド面7、31それぞれの下端28、32(特に第1ガイド面7、31それぞれの下端、又は第2ガイド面31それぞれの下端)は、同じ高さ29に配置されている(図2参照)。同じ高さ29に配置された下端28、32を有する2つの円筒状のガイド面7、31は、周方向18に180度の角度で互いにオフセットするように配置されている。
1つのガイドカラム8、37それぞれに接触する平面プレート1は、少なくとも2つの円筒状のガイド面7、31を有しており、円筒状の第1ガイド面7は第1下端28と第1上端43とを有し、円筒状の第2ガイド面31は、第2下端32と第2上端45とを有しており、軸方向5に対して第1下端28は、第2下端32の下方に異なる高さ29で配置され、軸方向5に対して第1上端43は、第2上端45の下方に異なる高さ29で配置されている(図4参照)。
上側39のリンク34は、上部リンク面44を有する。第1上端43と上部リンク面44とは、軸方向5に対して異なる高さ20で、つまり軸方向5に対して互いに離れるように配置されている(図4参照)。
軸方向5に沿い、第1上端34と第2上端45との間で上部リンク面44は、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている(図4参照)。
軸方向5に沿い、第1上端34と第2下端32との間の上部リンク面44は、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている(図4参照)。
平面プレート1、33の最上部を参照すると、第1リンク34と収容部9との間(そして第2リンク46と収容部9との間)で、軸方向5と平行に延びており、かつ軸方向5に垂直となるように延びる半径方向11に沿って延びている少なくとも第1断面10での(第1)平面プレート1は、壁厚13を有する少なくとも第1領域12を有し、第1領域12で、第1リンク34(又は第2リンク46それぞれ)と共に収容部9から離れるように壁厚13は、最小部42を有することが図5に示されている。
平面プレート1は、2つのリフティングシリンダー4、47を介して接触しており、プレス機3のパンチ6を作動させるため軸方向5に沿って移動可能である。平面プレート1は第1リフティングシリンダー4への第1リンク34と、第2リフティングシリンダー47への第2リンク46とを有する。リンク34、46は、軸方向5に対して同じ高さ29で配置されている。
ここで最小部42は、第1軸方向を指す平面プレート1の第1上側39と、第1軸方向38と反対側である第2軸方向40を指す平面プレート1の下側41とを連結する開口として掲載されている。
壁厚13は、第1領域12で、少なくとも収容部9と最小部42との間で連続的に変化する。
少なくとも第1断面10にある第1領域12は、第1中央ライン21を有し、第1中央ライン21は半径方向11に対して第1角度22で延びている。
周方向18に互いにオフセットするように、収容部9とリンク34、46が配置されている半径位置57との間に延びる少なくとも複数の断面10(ここでは収容部9とリンク34、46とを区分する第1断面10のみが示されている)で(例えば上記第1断面10に対し周方向18にオフセットするように配置されている第1断面10で)、平面プレート1は、壁厚13が変動している少なくとも第1領域12を有する。平面プレート1の作動時及び押圧力56の伝達時に収容部9の形成ライン55は最大0.05ミリメートルで変形する。
最小部42は平面プレート1の局所的に弱い部分を表す。最小部42及び/又は変化する壁厚13は、目標とし制御された方法でプレス機の作動時に働く押圧力56を伝達することに役立つ。(パンチ6又はパンチホルダーのそれぞれから出てくる)上記押圧力56は、一方では少なくとも収容部を9介して、平面プレート2に働き、(リフティングシリンダー4、47から出てくる)上記押圧力56は、他方では少なくともリンク34、46を介して働く。
少なくとも1つの最小部42及び/又は変化する壁厚13を介して、パンチホルダーに向かう、又はパンチ6に向かうそれぞれのリンク34、46から出て、全収容部9にわたって均一に分布する押圧力56の力の伝達が保証される。
平面プレート1に圧力がかかっていない状態(プレス機3、アダプタ51、アダプタ下部部分52又はアダプタ上部部分53のそれぞれに平面プレート1が設置された状態で、押圧力56が導入されていない状態)での収容部9は、形状ライン55を有する。上記形状ライン55は、軸方向5に対して、かつ半径方向11に対して既定された場所又は位置をそれぞれ有する。形状ライン55は周方向18に取り囲むように延びており、収容部9の形状を表す。形状ラインは、収容部9の内周である。
少なくとも1つの最小部42及び/又は変化する壁厚13は、押圧力56での平面プレート1の衝突時の収容部9での形状ライン55の偏差は限定的にもので留まることを保証する。
第1平面プレート1は、第1軸方向38を指す上側39と、第1軸方向38とは反対側である第2軸方向40を指す下側41とを有し、上側39上の少なくとも1つのガイド面7、31は、上端43を有し、上側39にあるリンク34は、上部リンク面44を有する。上端43と下部リンク面44とは、軸方向5に対して互いに異なる高さ29で配置され、従って軸方向5に対して互いに離れるように配置されている(図4参照)。
図6は、図1から図5の加圧ツール2の平面プレート1を斜視図で示している。図7は、図6の第1平面プレート1をさらに斜視図で示している。図8は、図6及び図7の第1平面プレート1を、図9の切断線VIII−VIIIでの断面図で示している。図9は、図6から図8の第1平面プレート1を、軸方向5に沿った上面図で示している。図6から図9は、まとめて以下で述べられる。参照は図1から図5に関連する説明でなされている。
図示されている平面プレート1は、2つのリフティングシリンダー4、47を介して作動し、第1平面プレート1は、各リフティングシリンダー4、47に対してそれぞれ1つのリンク34、46を有している。第1平面プレート1に対してリフティングシリンダー4、47は、第1平面プレート1が半径方向11に平行な軸回りのトルクを可能な限り下げて衝突するように配置されている。
第1平面プレート1は、軸方向5に垂直な方向に互いに離れるように配置される4つのガイド面7、31を有する。ガイド面7、31を介して第1平面プレート1は、軸方向5に沿って延びる少なくとも1つのガイドカラム8、37を通して軸方向5に沿ってガイドできる。周方向18の第1平面プレートの傾斜及び/又は半径方向11に沿って延びる軸/方向周りの平面プレート1の傾斜は、少なくとも1つのガイドカラム8、37を介して最小化又は抑止のいずれかがなされる。
プレス機3のパンチ6又はパンチホルダーと接触する収容部9は、軸方向5に沿って見た時に(図9参照)、中央に、換言すれば、第1平面プレート1の中心に配置される。従って、(軸方向5に沿った)圧縮力での第1平面プレート1の衝突時における第1平面プレート1が半径方向11に平行な軸回りのトルクができるだけ小さく衝突するように、収容部9は複数のリフティングシリンダー4、47と複数のガイドカラム8、37との間に配置される。
ここで、収容部9は円形となるように実現され、軸方向5に平行になるように延び、収容部9と同軸となるよう配置される長手方向軸を有する。半径方向11は軸方向5に垂直となるように延びており、いずれも長手方向軸から出ている。
収容部9は、パンチ6又はパンチホルダーそれぞれと接触し、支持する収容面を有する。パンチ6又はパンチホルダーはそれぞれ収容部9にクランププレート、ネジ留め、バヨネット締結又は同様の手段で固定することができる(図7参照)。
それぞれに1つのガイドカラム8、37にさらに接触する第1平面プレート1は、少なくとも4つの円筒状のガイド面7、31を有し、円筒状の第1ガイド面7は第1下端28を有し、円筒状の第2ガイド面31は第2下端32を有しており、第1下端28と第2下端32とは、軸方向5に沿って互いに異なる高さ29で配置されている。
下端28、32は、第1平面プレート1の下側41に配置されている。第1平面プレート1の2つの円筒状のガイド面7、31のそれぞれの下端28、32は、同じ高さ29で配置されている。同じ高さ29で配置される下端28、32を有する2つの円筒状のガイド面7、31は、周方向18に180度の角度で互いにオフセットするように配置されている。
それぞれ1つのガイドカラム8、37に接触する第1平面プレート1は、少なくとも2つの円筒状のガイド面7,31を有し、円筒状の第1ガイド面7は第1下端28と第1上端43とを有し、円筒状の第2ガイド面31は、第2下端32と第2上端45とを有しており、軸方向5に対して第1下端28は第2下端32より下方の異なる高さ29に配置され、軸方向5に対して第1上端43は第2上端45より下方の異なる高さ29に配置されている。
平面プレート1の上側39上の第1ガイド面7は、第1上端43を有し、第1下端28と第1上端43とは軸方向5に対して互いに異なる高さ29で配置され、従って軸方向5に互いに離れるように配置されている。第1下端28と第2下端32とは、軸方向5の距離のおよそ250%の距離で互いに離れるように配置されている。
上側39上のリンク34は上部リンク面44を有する。第1上端43と上部リンク面44とは、軸方向5に対して互いに異なる高さ29で配置されており、つまり軸方向5に互いに離れるように配置されている。
軸方向5に沿った上部リンク面44は、第1上端43と第2上端45との間で、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている。
軸方向5に沿った上部リンク面44は、第1上端43と第2下端32との間で、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている。
図5の記載ですでに述べたように、この図8は、図5の第1断面に対して周方向18にオフセットするように延びる他の第1断面10を示す。壁厚13は、収容部9と、リンク34、36が位置する半径位置57との間に(例えば図5に示すように上記第1断面10に対して周方向18にオフセットするように配置される第1断面に)第1領域12で変化する。平面プレート1の作動時及び押圧力56の伝達時の収容部9の形成ライン55の変形は、平面プレートの特定のデザインにより制限される。
上述したように、収容部9は円形となるように実現され、軸方向5に平行に延び、収容部9と同心となるように配置される長手方向軸を有し、リンク34、46は、半径方向11に沿って同じ半径位置57に配置される。従って、第1断面10の第1領域12は、収容部9と、長手軸方向周りの半径範囲内(半径位置57)との間に配置されている(図9の半径位置57に対応する半径範囲を有する破線で実現されている円参照)。
図10は、公知の加圧ツール2を、側方断面図で示している。加圧ツール2は、プレス機3のアダプタ51のアダプタ下部部分53である(図11及び図12参照)。加圧ツール2は、軸方向5に沿って互いの頂部に配置される4つの平面プレート1を備える。4つの平面プレート1のそれぞれは、2つのリフティングシリンダー4によって軸方向5に沿って再配置される。つまり、各平面プレート1は2つのリンク34を有する。さらに、4つのガイドカラム8が提供され、平面プレート1に共通するガイドカラム8に接触する各平面プレート1は、それぞれにガイドカラム8上に4つの円筒状のガイド面7を有する。さらに、各平面プレート1はそれぞれに、プレス機3のパンチ6(図8参考)又はパンチホルダー(ここでは同様にパンチ6として表現する)と接触する中央に配置された1つの収容部9を有する。平面プレート1は、各平面プレート1のガイド面7がそれぞれに他の平面プレート1の対応するガイド面7と同軸となるように配置されるよう、軸方向5に沿って互いの頂部に配置されている。
ここでさらに加圧ツール2は、ベースプレート49と、ダイ収容部プレート50とを備え、ガイドカラム8はそれらの間に延び、平面プレート1はそれらの間に配置されている。
公知の加圧ツール2の場合、個々の平面プレート1は、互いの頂部の上に、互いに軸方向5に離れるように配置される。換言すれば、上記平面プレート1は軸方向5に沿って恒久的に異なる高さ29(のレベル)で配置される。パンチホルダー又はパンチ6用に中央に配置される収容部9の間の平面プレート1は、ガイドカラム8の1つに接触するように提供されている少なくとも円筒状のガイド面7まで半径方向11に沿って延びている。
図示されている断面での平面プレート1は、長方形状となるように形成され、一定の壁厚13を有する。ここで収容部9は、円筒状となるように、また軸方向5に沿って延びる平面プレート1から出ていくように実現されている。ここでは、下の方の平面プレート1の収容部9は、隣接して配置される平面プレート1の収容部9より長くなるようにそれぞれに実現されている。断面の変形はガイドカラム8上のガイド面7と中央の収容部9との間の領域には存在せず、また領域に沿って連続的に延びてもいないが、それぞれに特定の位置で、特に収容部9でのみ提供される。断面の変形は、軸方向5に平行となるように延びる側壁によってそれぞれに形成される。
図11は、プレス機3の公知のアダプタ51を側方断面図で示している。アダプタ51は、(図10のアダプタ下部部分53と同様に)平面プレート1を有するアダプタ下部部分53とともにアダプタ上部部分52と、ベースプレート49と、ダイ収容部プレート50とを備える。参照は図10に関連する説明でなされている。
図12は、アダプタ51、例えば図11に示すアダプタ51を受け入れるための公知のプレスフレーム54を示している。アダプタ51はプレスフレーム54に支えられている。
上述した構成要素を有するプレスフレーム54とアダプタ51とは、プレス機3を形成する。プレスフレーム54は、アダプタ51を受け入れるための2つのカップリング58を有する。
図10から図12によれば、公知のプレス機3あるいは加圧ツール2(少なくともアダプタ下部部分53)それぞれの構造は、軸方向5に大きな設置高さ48を生じる。それぞれの平面プレート1も備える各ツール平面のダイ収容部プレート50から出ているそれぞれのツール平面の構成要素(つまりパンチ6、関連する付加的なパンチホルダー、収容部9)は、異なる弾性が各ツール平面に存在するため、軸方向5に異なる遠さで延びている。異なる弾性の結果、ツールプレートを解放した(圧縮力が減少した)際の異なるツールプレート間の構成要素の異なる延びのために、製造された圧粉体の離形が特に問題となり得て、圧粉体に亀裂の形成が生じ得る。
図13は、プレス機3の加圧ツール2のさらなる代表的な実施例を、部分的断面を含む斜視図で示している。図14は、図13の加圧ツール2を、軸方向5に沿った上面図で示している。XV−XV切断線及びXVI−XVI切断線のプロファイルは、図14に示されている。図15は、図13及び図14の加圧ルーツ2の側面図を、図14のXV−XV断面で示している。図16は、図13から図15の加圧ツール2を、図14のさらなるXVI−XVI断面での側面図で示している。図13から図16は、まとめて以下で説明される。参照は図1から図5に関連する説明でなされている。
図1から図5の加圧ツール2あるいはプレス機3それぞれとの対比で、この加圧ツール2は、8つのガイドカラム8、37、特に4つの第1ガイドカラム8と、4つの第2ガイドカラム37とを有する。
ガイドカラム8、37はそれぞれにベースプレート49からダイ収容部プレート50へ延びている。
さらに、各平面プレート1、33は、それぞれに2つのリフティングシリンダー4、47を有する。軸方向5に沿った各リフティングシリンダー4、47は、ベースプレート49を通り平面プレート1、33上のリンク34、46まで延びている。平面プレート上のリフティングシリンダー4、47のリンク34、46は、それぞれに同一の高さ29で配置されていることが見て取れる。
平面プレート1、33に共通する8つのガイドカラム8、37に接触する加圧ツール2の平面プレート1、33は、それぞれに8つの円筒状のガイド面7、31、35を有する。第1平面プレート1は、第1下端28を有する第1ガイド面7を有し、第2平面プレート33は、第3下端36を有する第3ガイド面35を有する。軸方向5に対して第1平面プレート1は、第2平面プレート33の上方に配置することができ、ここでは平面プレート1、33は、第1ガイド面7が共通なガイドカラム8、27のうち第1ガイドカラム8に接触するように、互いに配置することができ、第3ガイド面35は、共通なガイドカラム8、27のうち第2(つまり他の)ガイドカラム37に接触する。軸方向5に対して第1下端28は、ここでは第3下端36より下方に配置されている(図15及び図16参照)。
図17は、図13から図16の加圧ツール2の平面プレート1を、斜視図で示している。図18は、図17の平面プレート1を、軸方向5に沿った上面図で示している。図19は、図17及び図18の平面プレート1を、側面図で示している。図20は、図17から図19の平面プレート1を、図18の断面XX−XXでの側面図で示している。図21は、図17から図20の平面プレート1を、図18の断面XXI−XXIでの側面図で示している。図17から図21は、まとめて以下に説明する。参照は図6から図9と同様に図13から図16に関連する説明でなされている。
図示された平面プレート1は、リフティングシリンダー4、47を介して作動し、第1平面プレート1は、各リフティングシリンダー4、47に対し、それぞれ1つのリンク34、46を有している。
さらに、平面プレート1は、8つの円筒状のガイド面7、31を有し、各ガイド面7、31はそれぞれ1つのガイドカラム8、37に接触し、円筒状の第1ガイド面7が第1下端28を有し、円筒状の第2ガイド面31が第2下端32を有しており(図21参照)、第1下端28と第2下端32とは、軸方向5に対して、異なる高さ29に配置されている。
下端28、32は、平面プレート1の下側41に配置されている。第1ガイド面7の全4つの第1下端28は、ここではそれぞれに同じ高さで配置されている。さらに、第2ガイド面の全4つの第2下端32は、それぞれに同じ高さで配置されている。同じ高さ29で配置されている第1下端28を有する円筒状の第1ガイド面7は、周方向18に90度の角度で互いにオフセットするように(同様に第1ガイド面7に対して周方向18に45度の角度でオフセットする第2ガイド面31も)配置されている。
第1平面プレート1は、8つの円筒状のガイド面7、31を有し、第1ガイド面7は第1ガイドカラム8に接触し、第2ガイド面31は第2ガイドカラム37に接触している。円筒状の第1ガイド面7は、それぞれに1つの第1下端28と、1つの第1上端43とを有し、円筒状の第2ガイド面31は、それぞれに1つの第2下端32と、1つの第2上端45とを有する。軸方向5に対して第1下端28は、第2下端32より下方の異なる高さ29に配置されている。軸方向5に対して第1上端43は、第2上端45より下方の異なる高さに配置されている。
上側39にある第1リンク34及び第2リンク46は、上部リンク面44を有する。第1上端43と上部リンク面44とは、軸方向5に対して異なる高さ29で配置され、つまり軸方向5に互いに離れるように配置されている。
軸方向5に沿った上部リンク面44は、第1上端43と第2上端45との間で、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている。
軸方向5に沿った上部リンク面44は、第1上端43と第2下端32との間で、軸方向5に対して異なる高さ29で配置されている。
平面プレート1は、収容部9と第1ガイド面7との間で軸方向5に平行に延びており、かつ軸方向5に垂直となるように延びる半径方向11に沿って延びているガイド面7との間にある(例えば図20に図示されている)少なくとも第1断面10に平面プレート1の壁厚13が連続的に変化する少なくとも第1領域12を有する。ここで壁厚13は、軸方向5に平行な方向で決定される。
上記壁厚13は連続的に変化する、換言すれば、それぞれ半径方向11に沿って互いに隣接する第1領域12がそれぞれ別の壁厚13を有する。
第1断面10で第1領域12は、第1中央ライン21を有し、第1中央ライン21は、半径方向11に対して第1角度22で延びている。第1中央ライン21は、それぞれの半径位置に存在する壁厚13の中央で形成されている。
1 第1平面プレート
2 加圧ツール
3 プレス機
4 (第1)リフティングシリンダー
5 軸方向
6 パンチ
7 (第1)ガイド面
8 ガイドカラム
9 収容部
10 第1断面
11 半径方向
12 第1領域
13 壁厚
14 第1範囲
15 間隔
16 第2断面
17 角度範囲
18 周方向
19 第2領域
20 第2範囲
21 第1中央ライン
22 第1角度
23 第2中央ライン
24 第2角度
25 第3領域
26 第3中央ライン
27 第3角度
28 (第1)下端
29 高さ
30 反転領域
31 第2ガイド面
32 第2下端
33 第2平面プレート
34 (第1)リンク
35 第3ガイド面
36 第3下端
37 第2ガイドカラム
38 第1軸方向
39 上側
40 第2軸方向
41 下側
42 最小部
43 (第1)上端
44 上部リンク面
45 第2上端
46 第2リンク
47 第2リフティングシリンダー
48 設置高さ
49 ベースプレート
50 ダイ収容部プレート
51 アダプタ
52 アダプタ上部部分
53 アダプタ下部部分
54 プレスフレーム
55 形成ライン
56 圧縮力
57 位置
58 カップリング

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させる平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)へのリンク(34)と、ガイドカラム(8、37)に接触するために軸方向(5)に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)と、プレス機(3)のパンチ(6)又はパンチホルダーに接触するため中央に配置された収容部(9)とを有し、平面プレート(1)が、軸方向(5)に平行となるよう、かつ軸方向(5)に垂直となるように延びる半径方向(11)に沿うように、リンク(34)及び収容部(9)を通ってリンク(34)及び収容部(9)の間に延びている少なくとも第1断面(10)に、壁厚(13)を有する少なくとも第1領域(12)を有し、第1領域(12)で、リンク(34)からと共に収容部(9)から離れるようにされている壁厚(13)が、少なくとも最小部(42)を有するプレス機(3)の加圧ツール(2)用の平面プレート(1)。
  2. 最小部(42)が、第1軸方向(38)を指す平面プレート(1)の上側(39)と、第1軸方向(38)とは反対側の第2軸方向(40)を指す平面プレート(1)の下側(41)とを互いに連結する開口として構成されている請求項1に記載の平面プレート(1)。
  3. 第1領域(12)の少なくとも収容部(9)と最小部(42)との間の壁厚(13)が、連続的に変化する請求項1又は請求項2に記載の平面プレート(1)。
  4. 少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させる平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)へのリンク(34)と、ガイドカラム(8、37)に接触するために軸方向(5)に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)と、プレス機(3)のパンチ(6)又はパンチホルダーに接触するため中央に配置された収容部(9)とを有し、平面プレート(1)が、軸方向(5)に平行となるよう、かつ軸方向(5)及び周方向(18)に垂直となるように延びる半径方向(11)に沿うように、互いにオフセットを有するように、収容部(9)とリンク(34)が配置されている半径位置(57)との間に延びる少なくとも複数の第1断面(10)に、壁厚(13)が変化する少なくとも第1領域(12)を有し、平面プレート(1)の作動時及び押圧力(56)の伝達時に収容部(9)の形成ライン(55)が最大0.05ミリメートルで変形するプレス機(3)の加圧ツール(2)用の平面プレート(1)。
  5. 第1断面(10)の少なくとも第1領域(12)が、第1中央ライン(21)を有し、半径方向(11)に対して第1中央ライン(21)が最小10度の第1角度(22)で延びている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の平面プレート(1)。
  6. 平面プレート(1)が、第1軸方向(38)を指す上側(39)と、第1軸方向(38)とは反対側の第2軸方向(40)を指す下側(41)とを有し、上側(39)にある少なくとも1つのガイド面(7、31)が上端(43、45)を有し、上側(39)のリンク(34、46)が、上部リンク面(44)を有し、上端(43、45)及び上部リンク面(44)が、軸方向(5)に対して異なる高さ(29)で配置され、すなわち互いに軸方向(5)に離れるように配置されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の平面プレート(1)。
  7. それぞれに1つのガイドカラム(8,37)に接触する平面プレート(1)が、少なくとも2つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)を有し、少なくとも部分的に円筒状の第1ガイド面(7)が第1下端(28)と第1上端(43)とを有し、少なくとも部分的に円筒状の第2ガイド面(31)が第2下端(32)と第2上端(45)とを有し、軸方向(5)に対して第1下端(28)が、第2下端(32)よりも下方の異なる高さ(29)で配置され、軸方向(5)に対して第1上端(43)が、第2上端(45)より下方の異なる高さ(29)で配置されている請求項6に記載の平面プレート(1)。
  8. 軸方向(5)に沿った上部リンク面(44)が、第1上端(43)と第2上端(45)との間で、軸方向(5)に対して異なる高さ(29)で配置されている請求項7に記載の平面プレート(1)。
  9. 軸方向(5)に沿った上部リンク面(44)が、第1上端(43)と第2下端(32)との間で、軸方向(5)に対して異なる高さ(29)で配置されている請求項8に記載の平面プレート(1)。
  10. 少なくとも2つのリフティングシリンダー(4、47)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させるための平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、第1リフティングシリンダー(4)への第1リンク(34)と、第2リフティングシリンダー(47)への第2リンク(46)とを有し、リンク(34、46)が、軸方向(5)に対して同じ高さ(29)で配置されている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の平面プレート(1)。
  11. 少なくとも2つのリフティングシリンダー(4、47)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させるための平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、第1リフティングシリンダー(4)への第1リンク(34)と、第2リフティングシリンダー(47)への第2リンク(46)とを有し、リンク(34、46)が、軸方向(5)に対して同じ高さ(29)で配置されている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の平面プレート(1)。
  12. 少なくとも第1平面プレート(1)と第2平面プレート(33)とを備え、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させる少なくとも第1平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、少なくとも第1平面プレート(1)が、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)へのリンク(34)を有し、平面プレート(1)に共通するガイドカラム(8、37)と接触する各平面プレート(1、33)が、それぞれに少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)を有し、プレス機(3)のパンチ(6)又はパンチホルダーに接触するため、それぞれに中央に配置された1つの収容部(9)を有し、軸方向(5)に沿った平面プレート(1、33)が、各平面プレート(1、33)のそれぞれ少なくとも1つのガイド面(7、31)が、それぞれ他の少なくとも1つのガイド面(7、31)と同軸となるように配置されるよう、互いの頂部に配置することができ、少なくとも第1平面プレート(1)が、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の平面プレート(1)であり、平面プレート(1、33)が、軸方向(5)に沿って、かつ半径方向(11)に沿って、少なくとも部分的に互いにオーバーラップするように配置されているプレス機(3)用の加圧ツール(2)。
  13. 平面プレート(1、33)に共通する2つのガイドカラム(8、37)に接触する平面プレート(1、33)は、それぞれに少なくとも2つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31、35)を有し、第1平面プレート(1)が、第1下端(28)を有する少なくとも部分的に円筒状の第1ガイド面(7)を有し、第2平面プレート(33)が、第3下端(36)を有する少なくとも部分的に円筒状の第3ガイド面(35)を有し、軸方向(5)に対して第1平面プレート(1)が、第2平面プレート(33)より上方に配置され、平面プレート(1、33)が、共通するガイドカラム(8、37)のうち第1ガイドカラム(8)に第1ガイド面(7)が接触し、共通するガイドカラム(8、37)のうち第2ガイドカラム(37)に第3ガイド面(35)が接触するように、互いに配置することができ、軸方向(5)に対して第1下端(28)が、第3下端(36)よりも下方に配置されている請求項12に記載の加圧ツール(2)。
  14. 少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させる平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)へのリンク(34)と、ガイドカラム(8、37)に接触するために軸方向(5)に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)と、プレス機(3)のパンチ(6)又はパンチホルダーに接触するため中央に配置された収容部(9)とを有し、平面プレート(1)が、軸方向(5)に平行となるよう、かつ軸方向(5)に垂直となるように延びる半径方向(11)に沿うように、リンク(34)及び収容部(9)を通ってリンク(34)及び収容部(9)の間に延びている少なくとも第1断面(10)に、壁厚(13)を有する少なくとも第1領域(12)を有し、第1領域(12)で、リンク(34)からと共に収容部(9)から離れるようにされている壁厚(13)が、少なくとも最小部(42)を有する圧粉体を製造するプレス(3)の加圧ツール(2)にある平面プレート(1)の使用方法。
  15. 少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)を介してプレス機(3)のパンチ(6)を作動させる平面プレート(1)が、軸方向(5)に沿って移動可能であり、平面プレート(1)が、少なくとも1つのリフティングシリンダー(4)へのリンク(34)と、ガイドカラム(8、37)に接触するために軸方向(5)に平行である少なくとも1つの少なくとも部分的に円筒状のガイド面(7、31)と、プレス機(3)のパンチ(6)又はパンチホルダーに接触するため中央に配置された収容部(9)とを有し、平面プレート(1)が、軸方向(5)に平行となるよう、かつ軸方向(5)及び周方向(18)に垂直となるように延びる半径方向(11)に沿うように、互いにオフセットを有するように、収容部(9)とリンク(34)が配置されている半径位置(57)との間に延びる少なくとも複数の第1断面(10)に、壁厚(13)が変化する少なくとも第1領域(12)を有し、平面プレート(1)の作動時及び押圧力(56)の伝達時に収容部(9)の形成ライン(55)が最大0.05ミリメートルで変形する圧粉体を製造するプレス(3)の加圧ツール(2)にある平面プレート(1)の使用方法。
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