JP2020519610A5 - - Google Patents

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JP2020519610A5
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Claims (26)

  1. 式(I):
    Figure 2020519610
    の化合物
    (式中、
    ・RCG1は、抗体のようなポリペプチド上に存在する化学基に対して反応性である反応性化学基を表し;
    ・Pは水素原子、−OHまたは活性化Oを表し;
    ・Lは式(II):
    Figure 2020519610
    のリンカーを表し;
    ここで:
    ・L1は式(III):
    Figure 2020519610
    であり:
    ここで:
    ・Pが水素原子を表す場合、x=0または1およびy=1およびz=0であり;
    ・Pが−OHを表す場合、x=y=z=0であり;
    ・Pが活性化Oを表す場合、x=1およびy=z=0、またはx=y=z=1であり;
    ・J、J、JおよびJは、互いに独立して、CAおよびNから選択され;
    ・ALKは、形態−(CH−を有するもののような、(C〜C12)アルキレン基、例を挙げると(C〜C)アルキレンを表し、nは1から12の範囲の、例えば1から6の範囲の整数であり;
    ・A、A、A、A、A、およびAは、互いに独立して、水素原子またはメチル基のような、水素原子または(C〜C)アルキル基を表し;
    ・(AA)wは、ペプチド結合を介して互いに連結しているw個の置換されたAAまたは非置換アミノ酸AAnsの配列を表し;
    ・wは、2から12の範囲の、例を挙げると、2または3のような、2から6の範囲の整数を表し;
    ・(AA)wが少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAを含有する場合、L2は、単結合、(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−(OCHCH−O(C〜C)アルキル基、(CHCHO)(C〜C)アルキル基、CH(SOH)−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−CH(SOH)基、(C〜C)アルキル−シクロヘキシル基、C(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH−O(C〜C)アルキル基、C(=O)−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、C(=O)−CH(SOH)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−CH(SOH)基、C(=O)−(C〜C)アルキル−シクロヘキシル基、NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−O(C〜C)アルキル基、NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−CH(SOH)基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−O(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−CH(SOH)基、NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA基、NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、NA−アリール基、NA−ヘテロアリール基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、
    (C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−アリール基、C(=O)−NA−ヘテロアリール基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基またはC(=O)−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基を表し;
    ・(AA)wが、w個の非置換アミノ酸AAnsの配列を表す場合、L2は、NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA基、NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、NA−アリール基、NA−ヘテロアリール基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−アリール基、C(=O)−NA−ヘテロアリール基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH
    基、C(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基またはC(=O)−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基を表し;
    ・A7は、直鎖または分枝の、飽和または不飽和のC1〜C160炭化水素鎖を表し、
    ここで、前記C1〜C160炭化水素鎖は、場合により、ハロゲン、アルキル、NH2
    NH(アルキル)、N(アルキル)2、OH、およびO(アルキル)からなる群から独立
    して選択される1つまたはそれ以上の置換基により置換されており、
    そしてさらに、前記C1〜C160炭化水素鎖の1つまたはそれ以上のメチレン単位は、場合により独立して、−NHC(=O)−、−N(アルキル)C(=O)−、−C(=O)NH−、−C(=O)N(アルキル)−、−OC(=O)−、−C(=O)O−、−OC(=O)O−、−CH(OH)−、−CH(SO3H)−、−O−、−C(=O)−、
    −S(=O)−、−S(=O)2−、−NHS(=O)2−、−N(アルキル)S(=O)2−、−S(=O)2NH−、−S(=O)2N(アルキル)−、−P(=O)(OH)−
    、−P(=O)(OH)O−、−O−P(=O)(OH)−、および−O−P(=O)(OH)−O−からなる群から独立して選択される1つもしくはそれ以上の原子もしくは基、またはヘテロシクロアルキル基により置換されており、
    ここで、前記ヘテロシクロアルキル基は、場合により、−OH、−Oアルキル、−アルキル、ハロゲン原子、−NH2、−NHアルキル、および−N(アルキル)2からなる群から独立して選択される1つまたはそれ以上の置換基により置換されており、
    SO3H官能基を含むそれぞれのA7は、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO3 -+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解され;
    ・A8は、水素原子または(C1〜C6)アルキル基、例を挙げると、水素原子または
    メチル基を表し;
    ・iは、1から50の範囲の、例を挙げると1から35の範囲の整数を表し;
    ・それぞれの(AAns)は、アラニン、γ−アミノ酪酸、2−アミノ−2−シクロヘキシル酢酸、2−アミノ−2−フェニル酢酸、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、シトルリン、システイン、α,α−ジメチル−γ−アミノ酪酸、3,3−ジメチル−γ−アミノ酪酸、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ホモ−システイン、セレノシステイン、ホモ−セレノシステイン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、ε−アセチル−リジン、メチオニン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、およびバリンからなる群から独立して選択される、天然または非天然アミノ酸であり、
    ・それぞれのアミノ酸(AAS)は、独立して、式(VI):
    Figure 2020519610
    を有する
    (式中:
    ・Tは、飽和または不飽和の、直鎖または分枝の、(C1〜C8)三価アルキル基を表し、好ましくは、Tは、
    Figure 2020519610
    であり;
    ・U基は、単結合、−NHC(=O)−、−N(アルキル)C(=O)−、−C(=O)NH−、−C(=O)N(アルキル)−、−NHC(=O)NH−、−NHC(=NH)NH−、−OC(=O)−、−C(=O)O−、−OC(=O)O−、−S−、−Se−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−C(=O)−、−OP(=O)−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−NHS(=O)2−、−N(アルキル)S(=O)2
    −、−S(=O)2NH−、−S(=O)2N(アルキル)−、−P(=O)(OH)−、−P(=O)(OH)O−、−O−P(=O)(OH)−、または−O−P(=O)(OH)−Oを表し、例えば、U基は−NH−C(=O)−、または−C(=O)NH−を表し;
    ・A9は、直鎖または分枝の、飽和または不飽和のC1〜C160炭化水素鎖を表し、こ
    こで、前記C1〜C160炭化水素鎖は、場合により、ハロゲン、アルキル、NH2、NH(
    アルキル)、N(アルキル)2、OH、およびO(アルキル)からなる群から独立して選
    択される1つまたはそれ以上の置換基により置換されており、
    そしてさらに、前記C1〜C160炭化水素鎖の1つまたはそれ以上のメチレン単位は、場合により独立して、−NH−C(=O)−、−N(アルキル)C(=O)−、−C(=O)NH−、−C(=O)N(アルキル)−、−NHC(=O)NH−、−NHC(=NH)NH−、−OC(=O)−、−C(=O)O−、−OC(=O)O−、−CH(OH)−、−CH(SO3H)−、−CH(Oアルキル)−、−CHF−、−CF2−、−S−、−Se−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N+H(アルキル)−、−N+(アルキル)2−、−C(=O)−、−OP(=O)−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−NHS(=O)2−、−N(アルキル)S(=O)2−、−S(=O)2NH−、−S
    (=O)2N(アルキル)−、−P(=O)(OH)−、−P(=O)(OH)O−、−
    O−P(=O)(OH)−、および−O−P(=O)(OH)−O−からなる群から独立して選択される1つもしくはそれ以上の原子もしくは基、またはヘテロシクロアルキル基により置換されており、
    ここで、前記ヘテロシクロアルキル基は、場合により、−OH、−Oアルキル、−アルキル、ハロゲン原子、−NH2、−NHアルキル、および−N(アルキル)2、からなる群から独立して選択される1つまたはそれ以上の置換基により置換されており、
    例を挙げると、A9は、−[(CH22−O]4−CH3、−[(CH22−O]24
    CH3
    Figure 2020519610
    または−[(CH22−O)]4−(CH22−C(=O)−NH−(CH22−SO3Hであり;
    SO3H官能基を含むそれぞれのA9は、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO3 -+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解され;
    ただし、式(VI)のアミノ酸(AAS)は、アラニン、γ−アミノ酪酸、2−アミ
    ノ−2−シクロヘキシル酢酸、2−アミノ−2−フェニル酢酸、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、シトルリン、システイン、α,α−ジメチル−γ−アミノ酪酸、3,3−ジメチル−γ−アミノ酪酸、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ホモ−システイン、セレノシステイン、ホモ−セレノシステイン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、ε−アセチル−リジン、メチオニン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、およびバリンからなる群から選択されない)。
  2. 非置換アミノ酸AAnsの前記配列(AA)wは、以下の列挙:Gly−Gly、Phe−Lys、Val−Lys、Val−AcLys、Val−Cit、Phe−Phe−Lys、D−Phe−Phe−Lys、Gly−Phe−Lys、Ala−Lys、Val−Ala、Phe−Cit、Phe−Gly、Leu−Cit、Ile−Cit、Trp−Cit、Phe−Ala、Ala−Phe、Gly−Gly−Gly、Gly−Ala−Phe、Gly−Phe−Gly、Gly−Val−Cit、Gly−Phe−Leu−Cit、Gly−Phe−Leu−GlyおよびAla−Leu−Ala−Leuから選択され、例えばVal−AlaおよびVal−Citから選択され、例を挙げるとVal−Alaである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  3. 置換されたアミノ酸AAは、請求項1に定義の式(VI)を有する、請求項1に記載の式(I)の化合物
    (式中、
    ・Tは
    Figure 2020519610
    を表し;
    ・U基は、−NH−C(=O)−、または−C(=O)NH−を表し;
    ・Aは、−[(CH−O]−CHを表し、ここで、bとは1から50の範囲の、例を挙げると1から24の範囲の、4、7および24のような、例を挙げると4および24の整数を表す)。
  4. 少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAを含有する配列(AA)wは、以下の列挙:
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  5. (AA)wは、少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAを含有し、L2は:
    − −(CH−基のような(C〜C)アルキル基;
    − −C(=O)−(CH−基のような−C(=O)−(C〜C)アルキル基;または
    − −(CH−NA−(CH−基のような、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基
    を表し、ここで、Aは−C(=O)−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基であり;
    SOH官能基を含むそれぞれのAは、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO −+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  6. (AA)wはw個の非置換アミノ酸AAnsを含有し、L2は:
    −(CH−NA−(CH−基のような、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基を表し:ここで、
    が:
    − −C(=O)−[(CH−O]−CH基、ここで、「a」とは1から50の範囲の、1から24の範囲のような、例を挙げると4、7および24の整数を表し、Aは−C(=O)−[(CH−O]−CH基、−C(=O)−[(CH−O]−CH基、または−C(=O)−[(CH−O]24−CH基のようなものであり;
    − −C(=O)−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基;
    または
    − −C(=O)−(CH−C(=O)−NH−[(CH−O]−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基、ここで、「a」とは1から50の範囲の、1から24の範囲のような、例を挙げると4の整数を表し、Aは−C(=O)−(CH−C(=O)−NH−[(CH−O]−(CH2−C(=O)−NH−(CH−SOH基のようなものであり;
    SOH官能基を含むそれぞれのAは、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO −+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  7. は、−C(=O)−[(CH−O]−CH基;−C(=O)−[(CH−O]−CH基;−C(=O)−[(CH−O]24−CH基;−C(=O)−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基;−C(=O)−(CH−C(=O)−NH−[(CH−O−]−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基を表し、
    SOH官能基を含むそれぞれのAは、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO −+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  8. (AA)wは、少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAおよび/またはw個の非置換アミノ酸AAnsを含有し、L2は:
    NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA基、NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、NA−アリール基、NA−ヘテロアリール基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(CHCHO)(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−アリール基、C(=O)−NA−ヘテロアリール基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル基
    、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NAC(=O)−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−C(=O)NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル基、C(=O)−NA−(C〜C)アルキル−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH基またはC(=O)−NA−(C〜C)アルキル−(OCHCH−NA−(C〜C)アルキル基を表す、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  9. (AA)wは、少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAおよび/またはw個の非置換アミノ酸AAnsを含有し、L2は:
    Figure 2020519610
    を表す、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  10. (AA)wは、少なくとも1個の置換されたアミノ酸AAおよび/またはw個の非置換アミノ酸AAnsを含有し、L2は:
    C(=O)−[(CH−O]−CH基;C(=O)−[(CH−O]−CH基;C(=O)−[(CH−O]24−CH基;C(=O)−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基;C(=O)−(CH−C(=O)−NH−[(CH−O]−(CH−C(=O)−NH−(CH−SOH基
    を表すAを含み、
    SOH官能基を含むそれぞれのAは、アルカリ金属塩、例を挙げるとナトリウム塩(SO −+Na)のような塩形態のものであり得ることが理解される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  11. 前記リンカーLは、以下の列挙:
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    から選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
  12. RCG1は、以下の列挙:
    (i)R−C(=O)反応基[ここで、
    は、単結合、−O−または−NH、例を挙げると−O−を表し、
    は、水素原子、(C〜C)アルキル基、(C〜C)シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、ヘテロアリール基もしくは(C〜C)ヘテロシクロアルキル基を表し、該アリール基、該ヘテロアリール基および/または該(C〜C)ヘテロシクロアルキル基は、ハロゲン原子、例を挙げるとフッ素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシル基、オキソ基、ニトロ基およびシアノ基から選択される1〜5個の原子/基によって場合により置換されている];
    (ii)次の反応基のうちの1つ:
    マレイミド
    Figure 2020519610
    基;
    ハロアセタミド
    Figure 2020519610
    基(式中、R21は、水素原子またはMeのような(C〜C)アルキル基を表す);
    Cl−;N−;HO−;HS−;
    Figure 2020519610
    のような活性化ジスルフィド;
    N−;
    HC≡C−基またはシクロオクチン部分のような活性化C≡C基、例を挙げると、
    DBCO−アミン
    Figure 2020519610
    またはBCN
    Figure 2020519610
    またはMFCO
    Figure 2020519610

    O−アルキルヒドロキシルアミンまたは
    Figure 2020519610
    のようなピクテ−スペングラー反応基質
    から選択され、
    例を挙げるとRCG1は、以下の列挙:−COOH、
    Figure 2020519610
    から選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
  13. 式(IV)
    Figure 2020519610
    のクリプトフィシンペイロード
    (式中:
    ・Rは(C〜C)アルキル基を表し;
    ・RおよびRは、互いに独立して、水素原子または(C〜C)アルキル基を表し;
    または代替的にRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒に(C〜C)シクロアルキル基または(C〜C)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    ・RおよびRは、互いに独立して、水素原子または(C〜C)アルキル基または(C〜C)アルキル−NH(R12)基または(C〜C)アルキル−OH基または(C〜C)アルキル−SH基または(C〜C)アルキル−COH基を表し;
    または代替的にRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒に(C〜C)シクロアルキル基または(C〜C)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    ・XはOまたはN(R)を表し;
    ・Rは水素原子または(C〜C)アルキル基を表し;
    ・RおよびRは、互いに独立して、水素原子または(C〜C)アルキル基または(C〜C)アルキル−COH基または(C〜C)アルキル−N(C〜C)アルキル基を表し;
    または代替的にRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒に(C〜C)シクロアルキル基または(C〜C)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    ・Rは、水素原子、−OH、(C〜C)アルコキシ、ハロゲン原子、−NH、−NH(C〜C)アルキルまたは−N(C〜C)アルキルまたは−NH(C〜C)シクロアルキルまたは(C〜C)ヘテロシクロアルキルの各基から互いに独立して選択される、フェニル核の少なくとも1個の置換基を表し;
    ・R10は、水素原子および(C〜C)アルキル基から選択される、フェニル核の少なくとも1個の置換基を表し;
    ・Yは、
    ・−NR11−(CH−のような、−NR11−(C〜C)アルキル−、例えば
    Figure 2020519610
    ・−O−(CH−のような、−O−(C〜C)アルキル−、例えば
    Figure 2020519610
    ・−S−(CH−のような、−S−(C〜C)アルキル−、例えば
    Figure 2020519610
    を表し;
    Yは、フェニル核のオルト(o)位、メタ(m)位またはパラ(p)位に位置しており;
    ・R11およびR12は、互いに独立して、水素原子またはメチル基のような、水素原子または(C〜C)アルキルを表し;
    ・nは1から5の範囲の整数を表し;
    ・Lは、請求項1に記載の式(I)の場合と同様に定義され、請求項1〜11のいずれか1項に定義された式(II)のリンカーを表し;
    ・RCG1はリンカーLの末端に存在する反応性化学基を表し、RCG1は抗体のようなポリペプチド上に存在する化学基に対して反応性である)。
  14. 以下の構造:
    Figure 2020519610
    を有する、請求項13に記載の式(IV)のクリプトフィシンペイロード
    (式中:
    、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、n、RCG、X、YおよびLは請求項14に記載の式(IV)で定義された通りである)。
  15. 以下の列挙:
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    から選択される、請求項13に記載の式(IV)のクリプトフィシンペイロード。
  16. 式(V):
    Figure 2020519610
    のコンジュゲート
    (式中:
    ・R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、n、X、YおよびLは、請求項13または14に記載の式(IV)で定義された通りであり;
    ・Gは、請求項1から11のいずれか1項に定義された式(II)のリンカーLの末端に存在する反応性化学基である、請求項12に定義のRCG1と、抗体(Ab)のようなポリペプチド上に存在する直交反応性化学基であるRCG2との間の反応生成物を表し;
    ・Abは抗体を表す)。
  17. 以下の構造:
    Figure 2020519610
    を有する、請求項16に記載の式(V)のコンジュゲート
    (式中:
    ・R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、n、X、Y、L、G、RCG1、RCG2およびAbは、請求項16に記載の式(V)に記載の通りである)。
  18. RCG2は:
    (i)抗体の表面に存在するリジン残基の側鎖が有するε−アミノ基;
    (ii)抗体の重鎖および軽鎖のN末端アミノ酸のα−アミノ基;
    (iii)抗体のヒンジ領域の糖基;
    (iv)抗体の鎖内ジスルフィド結合の還元によって生じるシステインのチオール、または抗体の操作されたシステインのチオール;
    (v)抗体の表面に存在するグルタミン残基の側鎖が有するアミド基;
    (vi)ホルミルグリシン生成酵素を使用して、抗体内に導入したアルデヒド基、
    から選択される、請求項16または17に記載の式(V)のコンジュゲート。
  19. − RCG1がN−ヒドロキシスクシンイミジルエステルを表す場合、RCG2はNH基を表し;
    − RCG1がマレイミド官能基、ハロアセタミド官能基、塩素原子または活性化ジスルフィドを表す場合、RCG2は−SH基を表し;
    − RCG1がN基を表す場合、RCG2は−C≡CH基またはシクロオクチン部分のような活性化C≡C基を表し;
    − RCG1がOH基またはNH基を表す場合、RCG2はカルボン酸官能基またはアミド官能基を表し;
    − RCG1がSH基を表す場合、RCG2はマレイミド官能基、ハロアセタミド官能基または活性化ジスルフィド官能基を表し;
    − RCG1がC≡CH基または活性化C≡C基を表す場合、RCG2はN基を表し;
    − RCG1が、O−アルキルヒドロキシルアミン官能基またはピクテ−スペングラー反応基質を表す場合、RCG2はアルデヒド官能基またはケトン官能基を表す、請求項16または17に記載の式(V)のコンジュゲート。
  20. Gは:
    Figure 2020519610
    から選択され;
    例を挙げると、Gは以下の基;
    Figure 2020519610
    のような、
    Figure 2020519610
    を表す、請求項16〜19のいずれか1項に記載の式(V)のコンジュゲート。
  21. 以下の列挙:
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    Figure 2020519610
    (式中、Abは抗体を表す)から選択される、請求項16に記載の式(V)のコンジュゲート。
  22. 請求項16〜21のいずれか1項に定義された式(V)のコンジュゲートを製造する方
    法であって、
    (i)
    − 修飾剤によって場合により修飾されている抗体の、場合により緩衝化された水溶液と、
    − 請求項13〜15のいずれか1項に定義された式(IV)のクリプトフィシンペイロードの溶液と
    を接触させ、反応させる工程であって、
    式(IV)の該クリプトフィシンペイロードの化学基RCG1は、抗体のようなポリペプチド上に存在する化学基RCG2に対して、特に抗体上に存在するアミノ基に対して反応性であり、
    前記化学基RCG2は、適切であれば、共有結合の形成によって式(IV)の該クリプトフィシンペイロードを該抗体に結合するように該修飾剤によって導入されている、工程と;
    (ii)次いで、工程(i)で形成させた該コンジュゲートを、式(IV)の該クリプトフィシンペイロードおよび/または未反応抗体および/または形成し得た任意の凝集体から、場合により分離する工程と
    を少なくとも含む、前記方法。
  23. 請求項16〜21のいずれか1項に記載の式(V)の少なくとも1つのコンジュゲートを含む医薬。
  24. 請求項16〜21のいずれか1項に記載の式(V)の少なくとも1つのコンジュゲートと、また少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤とを含む医薬組成物。
  25. 抗がん剤としての、請求項16〜21のいずれか1項に記載の式(V)のコンジュゲートの使用。
  26. がんの処置に使用するための、請求項16〜21のいずれか1項に記載の式(V)のコンジュゲート。
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