JP2020516763A - マグネトロンスパッタリング装置及びその陰極装置 - Google Patents

マグネトロンスパッタリング装置及びその陰極装置 Download PDF

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Abstract

本開示は、マグネトロンスパッタリング装置とマグネトロンスパッタ装置の陰極装置を提供する。当該陰極装置は、対象材料アセンブリ、磁気回路アセンブリ、伝動アセンブリと駆動装置を含んでいる。磁気回路アセンブリは、対象材料アセンブリに対向して備えられ、磁気回路アセンブリは、磁場を独立的に発生可能な複数の磁気回路ユニットを含んでいる。伝動アセンブリは、各磁気回路ユニットと同時に接続される。駆動装置は、伝動アセンブリを利用して磁気回路アセンブリが所定の方向に第1の位置と第2位置の間で往復移動するようにする。本公開の陰極装置は、対象材料アセンブリに複数の磁場を同時に提供することがあり、スパッタリング効率を向上させることができる。同時に、駆動装置は、伝動アセンブリを利用して磁気回路アセンブリの各磁気回路ユニットと接続され、磁気回路アセンブリの全体を往復移動させることができ、これにより磁場の作用範囲を拡大させることができ、対象材料アセンブリでの非エッチング領域を減少させ、エッチング領域を増加させ、対象材料アセンブリの利用率を向上させ、スパッタリング効率を向上させることができる。

Description

関連出願のクロス引用
本出願には、2018年3月29日付、中国で提出した中国専利出願番号がCN201820443363.6の優先権を主張し、そのすべての内容を引用して、本開示に含ませる。
本開示は、マグネトロンスパッタリング技術分野に関するものであり、具体的には、マグネトロンスパッタリング装置とマグネトロンスパッタ装置の陰極装置に関するものである。
マグネトロンスパッタリング技術は、膜を形成する技術であり、太陽エネルギーの光起電、集積回路、フラットパネルディスプレイなどの分野で広く応用される。その原理は、グロー放電でイオン化されて出てきたイオンを利用して、対象材料(target mterials)に対して衝撃し、衝撃されて出てきた対象材料スパッタリング粒子を基材に浸漬させて膜層を形成するものである。
既存のマグネトロンスパッタリング装置の陰極装置では、通常、磁場を発生する磁気回路アセンブリが対象材料の後ろ側に備えられ、磁気回路アセンブリから提供された磁場は、単一的であり且つ対象材料との相対位置が変わらないことで磁場の作用が変わらず、それため、スパッタリングプロセスでは、対象材料の表面のエッチング位置も対応に変わらず、対象材料の幅が制限され、対象材料に大きな面積の非エッチング領域が存在することになるので、対象材料の使用率が低下して、スパッタリング効率が向上されにくく、生産量が拡大されにくく、産業化生産に適していないことになる。同時に、上記磁場によって対象材料のエッジエリアのスパッタリングが均一されず、スパッタリングによるコーティングが均一でないことになりやすい。
ただし、上記の背景技術で開示された情報は、本開示の背景の理解を強化させるためのものなので、当業者が知っている先行技術を構成していない情報を含むことができる。
本公開の目的は、関連技術の限界と欠陥に起因する一つまたは複数の問題を少なくとも一定程度克服することができるマグネトロンスパッタリング装置とマグネトロンスパッタ装置の陰極装置を提供するものである。
本公開の一方面によれば、マグネトロンスパッタリング装置の陰極装置を提供し、対象材料アセンブリと、上記対象材料アセンブリと対向するように備えられ、磁場を独立的に発生可能な複数の磁気回路ユニットを含んでいる磁気回路アセンブリと、上記各磁気回路ユニットと同時に接続されている伝動アセンブリと、上記伝動アセンブリを用いて前記磁気回路アセンブリを所定の方向に第1の位置と第2位置の間で往復移動するようにする駆動装置と、を含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、上記伝動アセンブリは、前記所定の方向に備えられる伝動ロッドと、各上記磁気回路ユニットとそれぞれ接続され、前記伝動ロッドをかぶせるように備え、前記伝動ロッドとネジ接続される複数の伝動スライダと、を含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記陰極装置は、少なくとも一つのガイドアセンブリを含み、各上記ガイドアセンブリは、前記所定の方向に備えるガイドレールと、各上記磁気回路ユニットとそれぞれ接続され、前記ガイドレールとスライダー配合されている複数のガイドスライダと、を含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記陰極装置は、上記磁気回路アセンブリが前記第1の位置に移動した場合、トリガーされ、前記駆動装置により上記磁気回路アセンブリが前記第2の位置に移動するようにする第1の位置限定装置と、上記磁気回路アセンブリが前記第2の位置に移動されたとき、トリガーされ、前記駆動装置により上記磁気回路アセンブリが前記第1の位置に移動するようにする第2の位置限定装置と、をさらに含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記第1の位置限定装置と前記第2の位置限定装置はすべて近接スイッチである。
本実用新案の一例示的な実施形態において、上記磁気回路ユニットは、上記伝動アセンブリと接続されている絶縁パッドと、前記絶縁パッドの前記対象材料アセンブリに近い表面に備えられるヨークと、上記ヨークの前記対象材料アセンブリに近い表面に備えられる磁石と、を含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記陰極装置は、上記対象材料アセンブリと上記磁気回路アセンブリとの間に備えられ、上記対象材料アセンブリに接する陰極導電アセンブリを含み、前記陰極導電アセンブリは冷却水水路を備え、上記冷却水水路には水入口と水出口が備えられ、上記冷却水水路には少なくとも2つの独立する岐路を含み、各上記岐路は上記水入口と前記水出口との間に連通する。
本実用新案の一例示的な実施形態において、上記冷却水水路は、曲線形状と折れ線形状の一つの形状で延長される。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記陰極導電アセンブリは、上記対象材料アセンブリと上記磁気回路アセンブリとの間に備えられ、冷却溝を備える陰極導電板と、前記陰極導電板の上記対象材料アセンブリに近い表面に密封して接続され、前記冷却溝をカバーして前記冷却水を形成する冷却仕切り板と、を含む。
本実用新案の一例示的な実施形態において、前記陰極装置は、収容キャビティを備える保護カバーを含み、前記収容キャビティは開放端を備え、前記陰極導電アセンブリは前記開放端をカバーして上記開放段に固定され、前記対象材料アセンブリは、前記陰極導電アセンブリの上記保護カバーと遠い表面に固定され、上記磁気回路アセンブリ、前記伝動アセンブリ及び上記駆動装置は、前記収容キャビティ内に備えられる。
本実用新案の一例示的な実施形態において、上記に記載の陰極装置を含むマグネトロンスパッタリング装置を提供する。
本開示の実施例は、先行技術と比較し、以下のような有益な効果がある。
磁気回路アセンブリが複数の磁気回路ユニットを含み、各磁気回路ユニットが磁場を独立的に発生することができるので、マトリックス化された磁場を形成することができ、これにより、対象材料アセンブリに同時に複数の磁場を提供することができる。従来の単一的な磁場と比較し、スパッタリングの効率を向上させた。同時に、駆動装置が伝動アセンブリによって磁気回路アセンブリの各磁気回路ユニットと接続することができるので、磁気回路アセンブリの全体を往復移動させることができ、これにより磁場が対象材料アセンブリでの作用範囲が拡大することができ、これにより、ターゲット材料アセンブリでの非エッチング領域を減少させることができ、エッチング領域を増加させることができ、対象材料アセンブリの利用率を向上させることができ、スパッタリング効率を向上させ、生産効率を向上させることができ、生産能力を拡大させることができ、産業化生産に適しており、対象材料アセンブリのエッジエリアのスパッタリングが均一にして、スパッタリングコーティングがより均一にすることができる。また、幅が比較的大きい対象材料アセンブリに対して、複数の磁気回路ユニットがより短い変位に移動するだけで作用範囲が対象材料アセンブリをカバーすることができて、変位の移動が長すぎる原因で位置がずれることを避けることができて、正確な制御を実現し、対象材料の表面の所定方向への磁場を安定させることができる。
理解するのは、以上の一般的な物語と、後述する詳細な叙述は、単に例示的および解析的なものであり、本開示を制限するものではない。
ここの図面は、明細書の一部を形成し、本開示に合致する実施例を例示し、そして明細書と一緒に本公開の原理を解釈する。下記に記述している図面は、本公開の一部の実施例だけであり、当業者にとって、創造性労働を経ていない前提の下で、これらの図面に基づいて、他の図面を得ることができることは自明なものである。
本公開の実施形態に係る陰極装置を例示する例示図である。 本公開の実施形態に係る陰極装置の磁気回路アセンブリを例示する例示図である。 本公開の実施形態に係る陰極装置の磁気回路アセンブリが第1の位置に位置することを例示する例示図である。 本公開の実施形態に係る陰極装置の磁気回路アセンブリが第2の位置に位置することを例示する例示図である。 本公開の実施形態に係る陰極装置の陰極導電アセンブリの陰極導電板を例示する例示図である。
その後、図面を参照して、実施例をより全面的に説明する。しかし、実施例は、複数の形式で実施することができ、そして本開示で説明する実施例に限定されると理解してはならない。逆に、このような実施例を提供することは、本開示を全面的に完全にすることができ、そして実施例思想を全面的に当業者に伝えることができる。図面は、本公開の例示的に解釈するものであるだけで、必ずしも比例的に作成したものではない。図面では、同じ参照符号は、同一または類似の構造を表すため、その詳細な説明は省略する。
本明細書では、例えば、「上」、「下」を利用して1つのアセンブリが他のいずれかのアセンブリの相対的な関係の相対的な「用語」を使用したが、これらの用語は、本明細書の便利を考慮したものであり、例えば図面で説明される例示的な方向であることがあります。理解すべきことは、もし図面の装置が反転されて、上下が逆になった場合、上記に説明した「上」のアセンブリは、「下」のアセンブリになる。ある構造が他の構造「上」に備えられる場合には、ある構造が他の構造に一体に形成されている可能性があり、またはある構造が「直接」に他の構造に備えられることができ、またはある構造が他の構造を通じて「間接的に」他の構造に備えられることができる。
用語「一つ」、「一」、「当該」、「上記」及び「少なくとも一つ」は、一つまたは複数の要素/構成部分などを表示し、用語「含む」及び「備え」は開放型で含まれるという意味を示し、そして一部の要素/構成部分等の以外に他の要素/構成部分などが存在することができ、用語「第1」と「第2」などは表記のためのものであるだけで、その対象の数量について制限しない。
本公開の実施例では、マグネトロンスパッタ装置の陰極装置を提供する。図1に示すように、当該陰極装置は、対象材料アセンブリ1、磁気回路アセンブリ2、伝動アセンブリ3と駆動装置4を含むことができる。
ここで、磁気回路アセンブリ2は、対象材料アセンブリ1に対向され、磁気回路アセンブリ2は、複数の独立した磁気回路ユニット21を含むことができ、各磁気回路ユニット21は、磁場を独立的に発生することができる。伝動アセンブリ3は、各磁気回路ユニット21と同時に接続することができる。駆動装置4は、伝動アセンブリ3と接続することができ、そして伝動アセンブリ3によって磁気回路アセンブリ2が所定の方向に沿って第1の位置と第2位置の間で往復移動できるように駆動することができる。
本公開の実施形態に係る陰極装置は、磁気回路アセンブリ2の複数の磁気回路ユニット21によってマトリックス化された磁場を形成し、これにより、対象材料アセンブリ1に複数の磁場を同時に提供することができあり、先行技術の単一的な磁場と比較して、スパッタリング効率を向上させた。同時に、駆動装置4は、伝動アセンブリ3によって磁気回路アセンブリ2の各磁気回路ユニット21と接続されるため、磁気回路アセンブリ2全体が往復移動されるように駆動されることができ、これにより磁場が対象材料アセンブリ1での作用範囲が拡大することができ、対象材料の幅を増加させることに有利であり、対象材料アセンブリ1での非エッチング領域を減少させ、エッチング領域を増加させ、対象材料アセンブリ1の使用率を向上させ、スパッタリング効率を向上させることに有利であり、生産率を向上させ、生産能力を拡大させ、産業化生産に適合するようにして、対象材料のエッジエリアのスパッタリングを均一にして、スパッタリングコーティングをより均一にする。また、幅がより広い対象材料アセンブリにおいて、複数の磁気回路ユニット21が、より短い変位で往復移動することにより、磁場の作用範囲が対象材料アセンブリをカバーすることができるので、移動変位が過度に長い原因で位置がオフセットすることを避けることができ、精密な制御を実現することができ、対象材料面の所定方向への磁場の安定性を確保することができる。
次、本公開の実施形態に係る陰極装置の各部材について詳細に説明する。
図1に示すように、一実施例では、対象材料アセンブリ1は、対象材料101とバックプレート102を含むことができ、対象材料101の形状は、長方形などの形状であることができ、その材料に対しては特に制限しない。バックプレート102の形状は、対象材料101と同じ形状であることができますが、バックプレート102の寸法が対象材料101よりも大きいことができ、金属インジウムを使用して、ターゲット材料101をバックプレート102にバインディングすることができる。バインディングの具体的なプロセスは、ここで詳細に説明しない。
図1の図2に示すように、一実施例では、磁気回路アセンブリ2は、対象材料アセンブリ1に対向備えられることができ、具体的に、磁気回路アセンブリ2は、対象材料アセンブリ1のバックプレート102に対向して設置されて、対象材料101がバックプレート102の磁気回路アセンブリ2と遠い一側に備えるようにすることができる。磁気回路アセンブリ2は、複数の磁気回路ユニット21を含むことができ、各磁気回路ユニット21は、磁界を独立的に発生することができ、磁気回路ユニット21の数量は、二つまたは三つ存在することができ、これに限らず、より多くの数量を存在することができ、これは具体的に対象材料アセンブリ1の寸法に応じて決定され、対象材料アセンブリ1の寸法が大きいほど磁気回路ユニット21の数量がより多く備えことができる。また、複数の磁気回路ユニット21は、同じ平面に設置されて所定の方向に間隔を置いて分布することができる。つまり隣接する2つ磁気回路ユニット21との間には間隔を備える。例えば、対象材料アセンブリ1の形状が長方形であり、当該所定の方向は、対象材料アセンブリ1の長さ方向または幅方向であることができる。
各磁気回路ユニット21は同じ構造を使用することができ、一つの磁気回路ユニット21を例として、図2に示すように、当該磁気回路ユニット21は、絶縁パッド211、ヨーク212及び磁石213を含むことができる。
ここで、絶縁パッド211は平板構造であることができ、各磁気回路ユニット21の絶縁パッド211は並んで間隔を置いて備えられることができる。絶縁パッド211の材料はテフロン(登録商標)で形成され、良好な耐候性を備えることができる。もちろん、絶縁パッド211の材料は、他の耐候性が良い材料で形成されることができ、その実例は省略する。また、絶縁パッド211が伝動アセンブリ3と固定接続されることで、磁気回路ユニット21と伝動アセンブリ3は接続されることができる。
ヨーク212は、絶縁パッド211の対象材料アセンブリ1に近い表面に備えられることができ、絶縁パッド211と固定接続することができる。ヨーク212の形状と寸法は、絶縁パッド211と同じで、その材料は、低炭素鋼DT4ことができ、高透磁率と低残留磁気の特性を備えることができる。もちろん、ヨーク212は、他の透磁率が良い材料を使用することができる。同時に、ヨーク212の対象材料アセンブリ1と近い表面には、磁石213を装着するための係合溝が備えられることができる。
磁石213は、ヨーク212の対象材料アセンブリ1に近い表面に設置されて、ヨーク212の係合溝内に係合され、磁石213を固定させることができる。もちろん、他の方法で磁石213を固定させることができる。磁石213は、S-N-Sの磁極形式で配列される複数の磁性体を含むことができ、各磁性体は、鉄、コバルト、ニッケル材料に加工して、磁気を充填して得ることができる。もちろん、磁性体は、他の磁性材料であることができる。同じヨーク212は、1つまたは複数の磁石213が備えられることができる。在本公開の他の実施例では、磁極の配列方式は、N-S-Nの形式またはその他の形式を使用することができ、ここで実例を省略する。
理解すべきことは、上記磁気回路ユニット21の構造は、単に例示的に説明したものであり、本公開の他の実施例では、磁気回路ユニット21は他の構造であることができ、同様の作用を発揮することができれば可能である。ここで詳細な説明は省略する。
図1に示すように、一実施例では、伝動アセンブリ3は、磁気回路アセンブリ2の各磁気回路ユニット21と同時に接続されて、磁気回路アセンブリ2を全体的に所定方向に往復移動させることができる。例えば、伝動アセンブリ3は、伝動ロッド31と伝動スライダー32を含むことができる。
ここで、伝動ロッド31は、当該所定の方向に備えられることができ、例えば、伝動ロッド31は、磁気回路アセンブリ2の対象材料アセンブリ1と遠い一側に備えられることができ、伝動ロード31が磁気回路アセンブリ2での投影は、磁気回路アセンブリ2の中心軸線と重合されて、伝動ロッド31の両端の投影は、磁気回路アセンブリ2の端から突出することができる。もちろん、伝動ロッド31は、磁気回路アセンブリ2の中心軸線とオフセットされた位置に備えられることもできる。
伝動スライダ32の数量は、磁気回路ユニット21の数量と同じであり、すなわち、伝動スライダー32も複数個であることができる。複数の伝動スライダー32は、伝動ロッド31の軸方向に沿って伝動ロッド31をかぶせるように備えられることができ、各伝動スライダー32は、伝動ロッド31とネジ接続され、各伝動スライダー32が伝動ロッド31とロッドナットペアを構成することができる。したがって、伝動ロッド31を回転することにより、各伝動スライダー32が同時に伝動ロッド31に沿って直線移動することができ、各磁気回路ユニット21を所定の方向に同期移動するようにすることができ、磁気回路アセンブリ2が全体的に所定の方向に同期で移動できるようにすることができる。伝動ロッド31の回転方向に変更することにより、伝動スライダー32の往復移動を変更させることができ、これにより磁気回路アセンブリ2を往復移動させることができる。例えば、図3と4に示すように、各伝動スライダー32を、各磁気回路ユニット21の絶縁パッド211のヨーク212と遠い一側に対応するようにそれぞれ接続されることによって、各磁気回路ユニット21を移動させることができ、接続方法は係合やネジを利用して接続することができ、具体的な接続方法は、ここで限定しない。理解すべきことは、構造の簡素化のために、伝動スライダー32と磁気回路ユニット21の絶縁パッド211を一体的に成形することができる。
本公開の他の実施例では、伝動アセンブリ3は、他の構造であることができ、磁気回路アセンブリ2を所定の方向に往復移動させることができる構造であれば、どのような構造も可能である。例えば、伝動アセンブリ3は、所定の方向に設置されている直線ロードであることができ、当該直線ロードは、各磁気回路ユニット21と接続することができ、当該直線ロードが往復移動するように駆動することにより、磁気回路アセンブリ2を移動させることができる。
図1に示すように、一実施例では、駆動装置4は、伝動アセンブリ3と接続することができ、伝動アセンブリ3を用いて、各磁気回路ユニット21を同期に移動させ、磁気回路アセンブリ2が所定の方向に往復移動させることができる。例えば、上記伝動ロッド31と伝動スライダー32の伝動アセンブリ3を使用することにおいて、駆動装置4は、サーボモータであり、当該サーボモータは、伝動ロッド31の一端とユニバーサルジョイントによって接続することができ、もちろん、伝動ロッド31と直接接続することもでき、これによって伝動ロッド31を回転させることができる。サーボモータを時計回りまたは反時計回りに回転させることで、磁気回路アセンブリ2の往復移動を実現することができる。具体的な伝動原理は、上記伝動アセンブリ3の実例の説明を参照され、詳細については省略する。
本公開の他の実施例では、伝動アセンブリ3は、所定の方向に設置されている直線ロードであり、当該直線ロードは、各磁気回路ユニット21と接続され、駆動装置4はシリンダであることができ、当該シリンダーは、当該直線ロッドと接続されて、直線ロッドを往復移動させることができ、同様に磁気回路アセンブリ2の往復移動を実現することができる。もちろん、シリンダーを線形モータなど直線運動を出力することができる装置に交換することができる。
図3と図4に示すように、一実施例では、本開示の実施形態に係る陰極装置は、磁気回路アセンブリ2と接続され、磁気回路アセンブリ2を所定の方向に移動させるようにガイドするガイドアセンブリ5をさらに含む。例えば、ガイドアセンブリ5は、ガイドレール51とガイドスライダ52をさらに含むことができる。
ここで、ガイドレール51は、前記所定の方向に磁気回路アセンブリ2の対象材料アセンブリ1と遠い一側に備えられ、伝動ロッド31と平行になる。
ガイドスライダ52の数量は、磁気回路ユニット21の数量と同じで、すなわち、ガイドスライダ52の数量は複数個であることができ、各ガイドスライダ52は、ガイドレール51の延長方向に沿って分布され、各ガイドレール51とスライダー結合することができる。同時に、ねじ接続などの方法を用いて、各ガイドスライダ52を、各磁気回路ユニット21の絶縁パッド211にそれぞれ接続することができ、もちろん、ガイドスライダ52と絶縁パッド211を一体に形成させることができる。これにより、ガイドスライダ52とガイドレール51との配合を介して、磁気回路ユニット21が所定方向に往復スライダするようにして、歪みを防止し、同時に磁気回路ユニット21を支持する。
上記ガイドアセンブリ5の数量は、2つであることができ、2つのガイドアセンブリ5のガイドレール51が平行になるようにして、伝動ロッド31の両側に対称するように分布されることができ、2つのガイドレール51上のガイドスライダ52は、磁気回路ユニット21とそれぞれ対応するように接続され、つまり、各磁気回路ユニット21には、2つのガイドスライダ52が連結される。もちろん、本開示の他の実施例では、ガイドアセンブリ5の数量は、一つ、三つまたは複数個であることができ、ここで詳細に説明しない。
図3と図4に示すように、一実施例において、本開示の実施形態に係る陰極装置は、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7をさらに含むことができ、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7は、磁気回路アセンブリ2と同じ平面に位置することができ、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7は、少なくとも一つの磁気回路ユニット21の両側に備えることができる。つまり、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7との間には、少なくとも一つの磁気回路ユニット21が存在し、磁気回路アセンブリ2が移動すると、磁気回路アセンブリ2にトリガーされることができる。同時に、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7は、すべて近接スイッチを使用することができ、もちろん、リミットスイッチなどの磁気回路アセンブリ2を第1の位置と第2位置の間での移動を制限する他の部材を使用することができ、ここで、その実例を省略する。
例えば、図3に示すように、第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7は近接スイッチであり、駆動装置4はモータである。磁気回路アセンブリ2が第1の位置に移動されたとき、第1の位置限定装置6は、磁気回路アセンブリ2によってトリガーされ、このとき、第1の位置限定装置6は、駆動装置4の回転方向を変更するように制御して磁気回路アセンブリ2を第2の位置に移動させる。図4に示すように、磁気回路アセンブリ2が第2の位置に移動されたとき、第2の位置限定装置7はトリガーされ、このとき、第2の位置限定装置7は、駆動装置4の回転方向が再び変更するように制御して、磁気回路アセンブリ2を第1の位置に移動させる。第1の位置限定装置6と第2の位置限定装置7を設置することにより磁気回路アセンブリ2が第1の位置と第2位置との間で自動的に往復移動するようにし、人工的な制御を避け、作業効率を向上させ、同時に、各製品の対象材料スパッタリング領域が一致するようにして、製品のスパッタリング品質を向上させることができる。
図1と図5に示すように、一実施例において、本開示の実施形態に係る陰極装置は、陰極導電アセンブリ8をさらに含み、陰極導電アセンブリ8は、対象材料アセンブリ1と磁気回路アセンブリ2との間に備えられ、対象材料アセンブリ1が陰極導電アセンブリ8に接して設置されることができる。
陰極導電アセンブリ8は冷却水水路を備え、冷却水水路には水入口801と水出口802を備え、冷却水路に冷却水を通入させることができ、これにより、対象材料の温度を下げ、スパッタリング効果を向上させることができる。同時に、冷却水水路には少なくとも2つの独立した岐路を含むことができ、例えば、2つまたは3つの岐路を含むことができ、各岐路は水入口801と水出口802との間に連通されて互いに交差されないことによって、放熱面積を拡大することができ、放熱効果を向上させることができる。また、冷却水には、曲線形状に延長されることができ、例えば、滑らかな波線形状などに延長されることができるが、これに限定されず、折れ線状に延長されることもでき、例えば、鋸歯形状、方形波形状などで延長されることができ、これにより、冷却水水路の長さを増加させることができ、放熱効果を向上させることができる。もちろん、冷却水水路が直線状に延長されることもできる。
例えば、陰極導電アセンブリ8は、陰極導電板81と冷却仕切り板82を含むことができる。
ここで、図5に示すように、陰極導電板81のエッジ輪郭の形状は、対象材料アセンブリ1と同じであることができ、また、陰極導電板81の材料は、高純度のタフピッチ銅(紫銅)を加工して形成されることができ、また、表面を鈍化処理して酸化されることを防止することができ、もちろん、他の導電材料で形成することができる。マグネトロンスパッタリング電源は、電源が銅に接続して陰極導電板81が対象材料アセンブリ1のバックプレート102とターゲット材料101に接続することにより、電界を形成することができる。同時に、陰極導電板81の対象材料アセンブリ1と近い表面には冷却水水路を形成する冷却溝が備えられ、前記冷却溝は、第1冷却溝811と第2冷却溝812を含み、第1冷却溝811と第2冷却溝812はすべて方形の波形状に延長され、また、互いに交差しない。同時に、水入口801と水出口802は、すべて陰極導電板81に備えられることができ、第1冷却溝811と第2冷却溝812は、すべて水入口801と水出口802との間に連通することができ、これにより、冷却水が流動される2つの岐路が形成されることができるので、対象材料アセンブリ1に対して、より好ましく放熱することができる。
前記第1冷却溝811と第2冷却溝812は、機械加工によって陰極導電板81に形成され、このような構造の冷却水には、冷却水が陰極導電板81で流動される領域を増加させることに有利であり、対象材料アセンブリ1の全体的な背部の冷却水の流れが均一になり、そして単一な冷却水水路の陰極冷却システムにおいて、冷却水の消耗量が増加しなく、良い冷却効果を実現するとともに、冷却水の消耗を減少させた。
冷却版82の形状は、陰極導電板81と同じで、その材料は、黄銅または他の材料で形成することができる。同時に、冷却版82は、陰極導電板81の対象材料アセンブリ1に近い表面に設置されて、第1冷却溝811と第2冷却溝812を遮蔽することができる。同時に、冷却版82は、冷却シール環14を介して陰極導電板81と密封配合され、上方に位置する仕切り板加圧ブロック11によって陰極導電板81に圧着固定されて、陰極導電アセンブリ8をさらに強固にする。冷却板82を利用して、第1冷却溝811と第2冷却溝812をカバーして包んで、2つの岐路の冷却水水路を形成する。また、対象材料アセンブリ1のバックプレート102は、上方に位置する対象材料加圧ブロック12によって冷却版82に圧着固定されて、対象材料アセンブリ1をさらに強固にする。
本公開の他の実施例では、陰極導電板81と冷却仕切り板82は、一体型の構造であることができ、導電可能で、また上記冷却水水路を形成するものであればどのような構造も可能である。
図1に示すように、一実施例では、本開示の実施例は、保護カバー9を含むことができ、保護カバー9には、収容キャビティ91と収容キャビティ91と連通される開放端を備え、陰極導電アセンブリ8は、前記開放端をカバーすることができ、対象材料アセンブリ1は、陰極導電アセンブリ8の保護カバー9と遠い表面に備えられることができ、磁気回路アセンブリ2、伝動アセンブリ3は、駆動装置4とガイドアセンブリ5は、収容キャビティ91内に備えられることができ、磁気回路アセンブリ2は、収容キャビティ91内で移動することができる。
例えば、収容キャビティ91内には、ブラケット92が備えられることができ、伝動アセンブリ3の伝動ロッド31は、回転可能にブラケット92に備えられ、同時に、ガイドアセンブリ5のガイドレール51もブラケット92に備えられて、ブラケット92を利用して伝動ロッド31とガイドレール51を支持することができる。もちろん、伝動ロッド31とガイドレール51は、他の方式を利用して収容キャビティ91内に備えられることができる。磁気回路アセンブリ2は、伝動アセンブリ3とガイドアセンブリ5に接続することができ、接続方法は、上記の実施例を参照することができ、ここで詳細な説明は省略する。
開放端の両側には、絶縁ブロック10が固定されることができ、絶縁ブロック10は、テフロン(登録商標)などの絶縁材料であることができる。陰極導電アセンブリ8の陰極導電板81の両側は絶縁ブロック10に備えることができ、シールリング15によって絶縁ブロック10と密封配合することができる。もちろん、陰極導電板81が直接に開放端の両側に備えられることができる。対象材料アセンブリ1のバックプレート102は、陰極導電アセンブリ8の冷却版82に備えられることができ、対象材料加圧ブロック12によって圧着固定することができる。絶縁ブロック10には、真空加圧ブロック13が圧着されることができ、真空加圧ブロック13が、ターゲット材料加圧ブロック12の外側に位置し、真空加圧ブロック13が真空シール環16によって絶縁ブロック10と密封配合される。また、対象材料加圧ブロック12には、陰極カバー17が備えられる。
ただし、本公開の実施形態に係るマグネトロンスパッタ装置の陰極装置は、他の部材をさらに含むことができ、具体的な内容は、既存のカソードユニットを参照することができ、ここで詳細な説明は省略する。
本公開の実施例は、マグネトロンスパッタリング装置をより提供し、当該マグネトロンスパッタリング装置は、前記実施例の任意の陰極装置を含むことができる。同時に、基材をさらに含むことができ、基材は、対象材料アセンブリ1の磁気回路アセンブリ2と遠い一側に備えることができ、もちろん、他の部材を含むことができ、ここで詳細な説明は省略する。本公開の実施形態に係るマグネトロンスパッタ装置が使用する陰極装置と前記陰極装置の実施例中の陰極装置が同じなので、同じの有益な効果を備えることができ、ここで詳細に説明しない。
当業者にとって、明細書及びここで開示された実用新案を実践した後、本公開の他の技術方案を容易に考えることができる。本出願は、本公開の任意の変形、用途または適応性の変化を含み、これらの変形、用途または適応性の変化は、本公開の一般的な原理に準拠し、本開示に公開されていない本技術分野の公知常識や慣用技術手段を含んでいる。明細書と実施例は、例示的なものだけで、本公開の真の範囲と精神は、添付されている特許請求の範囲によって示される。
1 対象材料アセンブリ
2 磁気回路アセンブリ
3 伝動アセンブリ
4 駆動装置
5 ガイドアセンブリ
6 第1の位置限定装置
7 第2の位置限定装置
8 陰極導電アセンブリ
9 保護カバー
10 絶縁ブロック
11 仕切り板加圧ブロック
12 対象材料加圧ブロック
13 真空加圧ブロック
14 冷却シール環
15 シールリング
16 真空シール環
17 陰極カバー
21 磁気回路ユニット
31 伝動ロッド
32 伝動スライダー
51 ガイドレール
52 ガイドスライダー
81 陰極導電板
82 冷却仕切り板
91 収容キャビティ
92 ブラケット
101 対象材料
102 バックプレート
211 絶縁パッド
212 ヨーク
213 磁石
801 水入口
802 水出口
811 第1冷却溝
812 第2冷却溝

Claims (11)

  1. 対象材料アセンブリ(1)と、
    上記対象材料アセンブリ(1)と対向されるように備えられ、磁場を独立的に発生可能な複数の磁気回路ユニット(21)を含んでいる磁気回路アセンブリ(2)と、
    上記各磁気回路ユニット(21)と同時に接続されている伝動アセンブリ(3)と、
    上記伝動アセンブリ(3)を用いて前記磁気回路アセンブリ(2)を所定の方向に第1の位置と第2位置の間で往復移動するようにする駆動装置(4)と、を含むマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  2. 上記伝動アセンブリ(3)は、
    前記所定の方向に備えられる伝動ロッド(31)と、
    各上記磁気回路ユニット(21)とそれぞれ接続され、前記伝動ロッド(31)をかぶせるように備えられ、前記伝動ロッド(31)とネジ接続される複数の伝動スライダ(32)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  3. 前記陰極装置は、少なくとも一つのガイドアセンブリ(5)を含み、各上記ガイドアセンブリ(5)は、
    前記所定の方向に備えられるガイドレール(51)と、
    各上記磁気回路ユニット(21)とそれぞれ接続され、前記ガイドレール(51)とスライダー配合されている複数のガイドスライダ(52)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  4. 前記陰極装置は、
    上記磁気回路アセンブリ(2)が前記第1の位置に移動した場合、トリガされ、前記駆動装置(4)により上記磁気回路アセンブリ(2)が前記第2の位置に移動するようにする第1の位置限定装置(6)と、
    上記磁気回路アセンブリ(2)が前記第2の位置に移動されたとき、トリガされ、前記駆動装置(4)により上記磁気回路アセンブリ(2)が前記第1の位置に移動するようにする第2の位置限定装置(7)と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  5. 前記第1の位置限定装置(6)と前記第2の位置限定装置(7)はすべて近接スイッチであることを特徴とする請求項4に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  6. 上記磁気回路ユニット(21)は、
    上記伝動アセンブリ(3)と接続されている絶縁パッド(211)と、
    前記絶縁パッド(211)の前記対象材料アセンブリ(1)に近い表面に備えられるヨーク(212)と、
    上記ヨーク(212)の前記対象材料アセンブリ(1)に近い表面に備えられる磁石(213)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  7. 前記陰極装置は、上記対象材料アセンブリ(1)と上記磁気回路アセンブリ(2)との間に備えられ、上記対象材料アセンブリ1に接する陰極導電アセンブリ(8)を含み、
    前記陰極導電アセンブリ(8)は冷却水水路を備え、上記冷却水水路には水入口(801)と水出口(802)が備えられ、上記冷却水水路には少なくとも2つの独立する岐路を含み、各上記岐路は上記水入口(801)と前記水出口(802)との間に連通することを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  8. 上記冷却水水路は、曲線形状と折れ線形状の一つの形状で延長されることを特徴とする請求項7に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  9. 前記陰極導電アセンブリ(8)は、
    上記対象材料アセンブリ(1)と上記磁気回路アセンブリ2との間に備えられ、冷却溝を備える陰極導電板(81)と、
    前記陰極導電板(81)の上記対象材料アセンブリ(1)に近い表面に密封して接続され、前記冷却溝をカバーして前記冷却水を形成する冷却仕切り板(82)と、を含むことを特徴とする請求項7に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  10. 前記陰極装置は、収容キャビティ(91)を備える保護カバー(9)を含み、前記収容キャビティ(91)は開放端を備え、前記陰極導電アセンブリ(8)は前記開放端をカバーして上記開放段に固定され、前記対象材料アセンブリ(1)は、前記陰極導電アセンブリ(8)の上記保護カバー(9)と遠い表面に固定され、上記磁気回路アセンブリ(2)、前記伝動アセンブリ(3)及び上記駆動装置(4)は、前記収容キャビティ(91)内に備えられることを特徴とする請求項9に記載のマグネトロンスパッタ装置の陰極装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の陰極装置を含むマグネトロンスパッタリング装置。
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