JP2020516550A5 - - Google Patents

Description

スリットシート材料、スリットシートストック材料、ストック材料、または、シート材料とも称される、拡張可能なスリットシート梱包材料は、物品を包装するための緩衝材として、且つ、梱包のための空隙充填材料として有用である。本明細書で用いられる「拡張」という用語は、三次元の拡張、または、体積膨張を指す。材料は、幅が縮小する一方で長さ及び厚さが拡張し、体積の増加及び相当する密度の減少をもたらす。スリットシート材料は、一般的には、シート材料にわたって何列にも配列される複数のスリットを有する。スリットシート材料が、スリット方向を横断する方向に伸長される場合に、材料は変形し、長さ及び厚さが増加する。スリットシート梱包材料の伸長及び厚さの増加は、拡張と称される。

Claims (18)

1. 供給支持部で支持可能である、拡張可能なスリットシートストック材料であって、
   横方向に延在し、縦方向に間隔をあける複数のスリット列に配置される複数の拡張可能なスリットであって、前記それぞれのスリットは、縦方向に拡張可能であり、前記それぞれのスリットは、前記それぞれのスリットの上流側から下流側に延在する非スリット補強つなぎをその中に有し、前記下流側は前記上流側から縦方向に間隔をあけ、前記非スリット補強つなぎは、前記複数のスリットの開放を一時的に制限する、複数の拡張可能なスリット、を有する、
   拡張可能なスリットシートストック材料。
2. それぞれの前記非スリット補強つなぎは、前記それぞれのスリットを、横方向に間隔をあけて対向するスリット部に分離する、請求項１に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
3. 前記それぞれのスリットは、前記それぞれのスリットの前記上流側と、前記上流側から縦方向に間隔をあける前記下流側と、の間に延在する１つ以上のさらなる非スリット補強つなぎをその中に有する、請求項１及び２の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
4. 前記非スリット補強つなぎ、及び、前記１つ以上のさらなる非スリット補強つなぎは、前記それぞれのスリットを、同一の長さで横方向に延在する、横方向に間隔をあけて対向するスリット部に分離する、請求項３に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
5. 前記非スリット補強つなぎ、及び、前記１つ以上のさらなる非スリット補強つなぎは、前記それぞれのスリットを、少なくとも２つの異なる長さで横方向に延在する、横方向に間隔をあけたスリット部に分離する、請求項３に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
6. 前記非スリット補強つなぎ、または、前記１つ以上のさらなる非スリット補強つなぎのうちの１つ、のうちの少なくとも１つは、他の前記非スリット補強つなぎ及び前記１つ以上のさらなる非スリット補強つなぎと比較して、異なる長さで横方向に延在する、請求項３〜５の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
7. 前記複数の拡張可能なスリットのうちの少なくとも１つのスリットは、前記それぞれのスリットの前記上流側と、前記上流側から縦方向に間隔をあける前記下流側と、の間に延在する、１つのさらなる非スリット補強つなぎをその中に有し、前記少なくとも１つのスリットは対向するスリット端点の間に横方向に延在し、前記非スリット補強つなぎ及び前記さらなる非スリット補強つなぎのそれぞれと、それぞれの前記対向するスリット端点との間の間隔は、前記非スリット補強つなぎと前記さらなる非スリット補強つなぎとの間の間隔よりも小さい、請求項１及び２の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
8. 縦方向に間隔をあける前記スリット列のそれぞれは、縦方向に間隔をあけて隣接する上流スリット列、及び、縦方向に間隔をあけて隣接する下流スリット列から横方向にオフセットされる、請求項１〜７の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
9. 結果として得られる拡張製品が、未拡張の当該拡張可能なスリットシートストック材料に比べて低い密度を有するように、縦方向、横方向、及び、厚さが拡張するように構成される、請求項１〜８の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
10. 前記それぞれのスリットの前記非スリット補強つなぎは、前記それぞれのスリットの縦方向への拡張の間にも、縦方向に分離された対向する破断部に分離するように構成される、請求項１〜９の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
11. 当該スリットシートストック材料は紙を含む、請求項１〜１０の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
12. 当該拡張可能なスリットシートストック材料は、リサイクル可能、生分解可能であり、且つ、再生可能資源により構成される、請求項１〜１１の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
13. 当該スリットシートストック材料は、ロールを形成するために巻き取られる、請求項１〜１２の何れか１項に記載の拡張可能なスリットシートストック材料。
14. 拡張可能なスリットシートストック材料から拡張ダンネージ製品を作成する方法であって、
    供給ロールを形成するように巻き取られた、または、供給スタックにファンフォールドされた請求項１〜１３の何れか１項に記載の前記スリットシートストック材料を供給するステップ、
    供給部から前記シートストック材料を引き出すステップ、
    前記補強つなぎを破断するステップ、
    前記スリットを開放するステップ、
    を含み、
    前記開放及び破断するステップは、前記シートストック材料に対して、前記スリットを横断する縦方向に力を加えることを含む、
    方法。
15. 前記破断及び開放するステップは、それぞれのスリット列に対して並行して発生する、請求項１４に記載の方法。
16. スリットシートストック材料を、拡張ダンネージ製品に変換するためのアセンブリであって、
    請求項１〜１３の何れか１項に記載の前記スリットシートストック材料と、
    前記スリットシートストック材料を供給部から引き出す手段と、
    前記補強つなぎを破断する手段と、
    前記スリットを開放する手段と、
    を備えるアセンブリ。
17. 前記破断する手段及び前記開放する手段は、共通の一組の対向するローラを備える、請求項１６に記載のアセンブリ。
18. 前記共通の一組の対向するローラのそれぞれのローラは、前記スリットシートストック材料に係合するための複数の接触部を有し、前記接触部は、前記それぞれのローラのそれぞれの長手方向の軸に沿って間隔をあけ、前記接触部は、それらの間に間隔をあける中間部よりも、前記それぞれの長手方向の軸から半径方向にさらに遠くに延出する、請求項１７に記載のアセンブリ。