JP2020514345A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. その使用が免疫チェックポイント阻害剤との組み合わせではないことを条件として、
   乳癌、膀胱癌、結腸癌、直腸癌又は肝臓癌の治療用薬剤の製造における、６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミド、又はその薬学的に許容される塩の使用。
2. ６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミドが、唯一の薬学的活性剤である、請求項１に記載の使用。
3. ヒト又は動物対象において、乳癌、膀胱癌、結腸癌、直腸癌又は肝臓癌を予防又は治療するための医薬組成物であって、
   ６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミド、又はその薬学的に許容される塩を、治療効果を与えるのに十分な量で含み；
   ６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミドが、免疫チェックポイント阻害剤との組み合わせで投与されないことを条件とする、医薬組成物。
4. ６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミドが、ヒト又は動物対象に投与される唯一の薬学的活性剤である、請求項３に記載の医薬組成物。
5. 前記癌が乳癌である、請求項３又は４に記載の医薬組成物。
6. 前記癌が膀胱癌である、請求項３又は４に記載の医薬組成物。
7. 前記癌が結腸癌である、請求項３又は４に記載の医薬組成物。
8. 前記癌が直腸癌である、請求項３又は４に記載の医薬組成物。
9. 前記癌が肝臓癌である、請求項３又は４に記載の医薬組成物。
10. 癌細胞が除去される、請求項３から９のいずれか一項に記載の医薬組成物。
11. 腫瘍体積が減少する、請求項３から１０のいずれか一項に記載の医薬組成物。
12. 乳癌、膀胱癌、結腸癌、直腸癌又は肝臓癌を有するヒト又は動物対象が、少なくとも１０ＦＰＫＭのＳＤＦ−１レベルを有する、請求項３から１１のいずれか一項に記載の医薬組成物。
13. 乳癌、膀胱癌、結腸癌、直腸癌又は肝臓癌を有するヒト又は動物対象からのサンプルが、少なくとも１０ＦＰＫＭのＳＤＦ−１レベルを有する、請求項３から１２のいずれか一項に記載の医薬組成物。
14. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１１ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
15. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１２ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
16. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１３ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
17. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１４ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
18. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１５ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
19. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１６ＦＰＫＭである、請求項１２又は１３に記載の医薬組成物。
20. 腫瘍及び／又は癌を治療又は予防するための医薬組成物であって、
    ６−｛４−［１−（プロパン−２−イル）ピペリジン−４−イル］−１，４−ジアゼパン−１−イル｝−Ｎ−（ピリジン−４−イル）ピリジン−２−カルボキサミド、又はその薬学的に許容される塩を、治療効果を与えるのに十分な量で含み、
    ここで、前記医薬組成物は、その組織サンプルが少なくとも１０ＦＰＫＭのＳＤＦ−１レベルを有すると以前に決定されたヒト又は動物対象に投与される、
    医薬組成物。
21. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１１ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
22. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１２ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
23. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１３ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
24. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１４ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
25. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１５ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
26. 前記ＳＤＦ−１レベルが、少なくとも１６ＦＰＫＭである、請求項２０に記載の医薬組成物。
27. 前記癌が、乳癌、膀胱癌、結腸癌、直腸癌又は肝臓癌である、請求項２０から２６のいずれか一項に記載の医薬組成物。