JP2020513255A - 洗濯機のダンパー及び洗濯機 - Google Patents

Abstract

洗濯機のダンパー及び洗濯機であって、洗濯機のダンパーは、上懸架ロッド、制震バネ部材（４００）及び下懸架ロッド（５００）を含み、前記上懸架ロッドの上端が洗濯機の筐体に懸装され、前記下懸架ロッド（５００）の下端が洗濯機の外槽に懸装され、前記制震バネ部材（４００）が上懸架ロッドと下懸架ロッド（５００）の間に懸装され、前記上懸架ロッド及び／又は下懸架ロッド（５００）が制震バネ部材（４００）の働きによって弾性伸縮する。本発明における洗濯機のダンパーは、制震バネ部材（４００）を中央に設けており、更には、中央のうち上端寄りの部分に設けている。そのため、両端部における部品が少なく、体積も小さくなるため、洗濯機の外槽スペースを占有しない。また、洗濯機の外槽におけるダンパーの懸架位置を小さくでき、且つ、外槽の高さも高くできるため、洗濯機の外槽容積と洗濯機の定格容量が増大する。また、外槽との直接的な接触が回避されるため、外槽が脱水起動に伴って揺動したとしても、制震バネ部材（４００）と干渉することがない。【選択図】図１

Description

本発明は洗濯機の制震技術分野に関し、具体的には、洗濯機のダンパー及び洗濯機に関する。

全自動洗濯機における脱水起動及び脱水運転時には、モータの起動に伴って外槽にぐらつきや揺動が生じ、大きな震動及び騒音が形成される。そこで、洗濯機の脱水時における震動や騒音を低減するために、従来の全自動洗濯機は一般的にダンパーを装備している。ダンパーの懸架ロッドの一端は洗濯機の筐体に懸装され、懸架ロッドの他端は洗濯機の外槽の懸架ベースに懸架される。また、ダンパーは制震バネ部材を含む。外槽にぐらつき又は揺動が生じた場合には、制震バネ部材の緩衝作用によって外槽の偏心を緩和することで、制震の目的を達成する。

従来の洗濯機におけるダンパーの制震バネ部材は、一般的に、懸架ロッドにおける洗濯機の外槽を懸架する一端に設けられる。しかし、制震バネ部材の取り付けを考慮して、対応する取り付け構造を洗濯機の外槽に設計せねばならないため、外槽の構造設計が相対的に複雑化するとともに、外槽スペースをある程度占有してしまう。このほか、制震バネ部材は外槽に密着して設けられるため、洗濯機の脱水過程において外槽が脱水起動に伴って揺動し、制震バネ部材と干渉する。

上記に鑑みて、本発明を提案する。

上記の課題を解決するために、本発明の第１の目的は、洗濯機のダンパーを提供することである。具体的には、以下の技術方案を用いる。

洗濯機のダンパー及び洗濯機であって、上懸架ロッド、制震バネ部材及び下懸架ロッドを含み、前記上懸架ロッドの上端が洗濯機の筐体に懸装され、前記下懸架ロッドの下端が洗濯機の外槽に懸装され、前記制震バネ部材が上懸架ロッドと下懸架ロッドの間に懸装され、前記上懸架ロッド及び／又は下懸架ロッドが制震バネ部材の働きによって弾性伸縮する。

更に、前記上懸架ロッドの長さは前記下懸架ロッドの長さ以下であり、前記制震バネ部材は下懸架ロッドに接続され、制震バネ部材の働きによって下懸架ロッドが弾性伸縮する。

更に、前記上懸架ロッドの下端は支持ベースに接続され、前記制震バネ部材は支持ベースに取り付けられ、前記下懸架ロッドの上端は制震バネ部材に接続され、制震バネ部材の働きによって下懸架ロッドが弾性伸縮する。

更に、前記上懸架ロッドは複数の上支持懸架ロッドを含み、上支持懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体にそれぞれ懸装されるか、ひとまとまりとなって洗濯機の筐体に懸装され、上支持懸架ロッドの下端は支持ベースの周方向に沿ってそれぞれ懸装され、上支持懸架ロッドの間には制震バネ部材を収容するための空間が規定される。

更に、前記上懸架ロッドは主上懸架ロッドを更に含み、主上懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体に懸装され、前記上支持懸架ロッドの上端はそれぞれ主上懸架ロッドの下端に固定接続され、好ましくは、前記上懸架ロッドは、主上懸架ロッド、第１上支持懸架ロッド及び第２上支持懸架ロッドを含み、第１上支持懸架ロッドは主上懸架ロッドの下端から屈曲して形成される「Ｌ」字状のロッドであり、第２上支持懸架ロッドは主上懸架ロッドに固定接続される「Ｌ」字状のロッドである。

更に、前記支持ベースには複数の懸装孔が設けられ、前記懸装孔が上支持懸架ロッドにそれぞれ対応しており、前記上支持懸架ロッドの下端の端部がそれぞれ懸装孔内に位置規制されて取り付けられ、上支持懸架ロッドと懸装孔の間にはガスケットが設けられる。

更に、前記支持ベースは開放された収容室を備え、前記制震バネ部材の一端は収容室内に設けられ、前記収容室の底壁には貫通孔が開設されており、前記下懸架ロッドが当該貫通孔を貫通して制震バネ部材に接続される。

更に、前記制震バネ部材は、ハウジングと、ハウジング内に設けられる制震バネを含み、制震バネの一端はハウジング内に当止され、バネの他端にはバネ座が接続されており、前記ハウジングの一端は支持ベースの収容室内に固着され、前記下懸架ロッドはハウジング内に伸入してバネ座に接続される。

更に、前記下懸架ロッドの上端は支持ベースに接続され、前記制震バネ部材は支持ベースに取り付けられ、前記上懸架ロッドの下端は制震バネ部材に接続され、制震バネ部材の働きによって上懸架ロッドが弾性伸縮し、前記上懸架ロッドと下懸架ロッドは制震バネ部材の制震バネにそれぞれ接続され、上懸架ロッドと下懸架ロッドは、制震バネ部材の働きによって弾性伸縮する。

本発明の第２の目的は、洗濯機を提供することである。具体的には、上記いずれかの洗濯機のダンパーを備える洗濯機を技術方案として採用する。

本発明における洗濯機のダンパーは上懸架ロッドと下懸架ロッドを含み、制震バネ部材が上懸架ロッドと下懸架ロッドの間に懸装される。このように、制震バネ部材を中央に設けており、更には、中央のうち上端寄りの部分に設けているため、次のような有益な効果を有する。

１．洗濯機のダンパーの両端部における部品が少なく、体積も小さくなるため、洗濯機の外槽スペースを占有しない。

２．洗濯機の外槽におけるダンパーの懸架位置を小さくでき、且つ、外槽の高さも高くできるため、洗濯機の外槽容積と洗濯機の定格容量が増大する。

３．制震バネ部材が中央に設けられるため、外槽との直接的な接触が回避される。よって、外槽が脱水起動に伴って揺動したとしても、制震バネ部材と干渉することがない。

図１は、本発明における洗濯機のダンパーの分解図である。 図２は、本発明における洗濯機のダンパーの正面図である。 図３は、本発明における洗濯機のダンパーの左側面図である。 図４は、本発明における洗濯機のダンパーの断面図である。

以下に、図面を組み合わせて、本発明における洗濯機のダンパー及び洗濯機につき詳細に記載する。

図１〜図４に示すように、本実施例における洗濯機のダンパーは、上懸架ロッド、制震バネ部材４００及び下懸架ロッド５００を含む。前記上懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体に懸装され、前記下懸架ロッドの下端は洗濯機の外槽に懸装される。前記制震バネ部材は上懸架ロッドと下懸架ロッド５００の間に懸装される。前記上懸架ロッド及び／又は下懸架ロッド５００は、制震バネ部材４００の働きによって弾性伸縮する。

本実施例における洗濯機のダンパーは、上懸架ロッドと下懸架ロッド５００を含み、制震バネ部材４００が上懸架ロッドと下懸架ロッド５００の間に懸装される。このように、制震バネ部材４００を中央に設けており、更には、中央のうち上端寄りの部分に設けているため、次のような有益な効果を有する。

１．洗濯機のダンパーの両端部における部品が少なく、体積も小さくなるため、洗濯機の外槽スペースを占有しない。

２．洗濯機の外槽におけるダンパーの懸架位置を小さくでき、且つ、外槽の高さも高くできるため、洗濯機の外槽容積と洗濯機の定格容量が増大する。

３．制震バネ部材４００が中央に設けられるため、外槽との直接的な接触が回避される。よって、外槽が脱水起動に伴って揺動したとしても、制震バネ部材と干渉することがない。

本実施例における洗濯機のダンパーは、制震バネ部材４００を洗濯機のダンパー全体の中央位置に設けているため、上懸架ロッド及び／又は下懸架ロッド５００の弾性伸縮によって制震を実現可能である。

本実施例の好ましい実施形態として、本実施例における前記上懸架ロッドの長さは、前記下懸架ロッド５００の長さ以下とする。前記制震バネ部材４００は下懸架ロッド５００に接続され、制震バネ部材４００の働きによって下懸架ロッド５００が弾性伸縮する。

本実施例では、制震バネ部材４００を洗濯機のダンパー全体のうち中央の上寄りの位置に設けることで、制震バネ部材４００と外槽との距離を離間させ、干渉の発生を回避している。また、下懸架ロッド５００は外槽に直接接続される。外槽に偏心によるぐらつき又は揺動が発生すると、下懸架ロッド５００は制震バネ部材４００の働きによって弾性伸縮するため、制震がより迅速且つ効果的となる。

更に、本実施例における前記上懸架ロッドの下端は支持ベース６００に接続される。前記制震バネ部材４００は支持ベース６００に取り付けられ、前記下懸架ロッド５００の上端は制震バネ部材に接続される。下懸架ロッド５００は、制震バネ部材４００の働きによって弾性伸縮する。

本実施例では、上懸架ロッドを支持ベース６００に接続し、支持ベース６００が制震バネ部材４００を担持することで、取り付けが実現される。支持ベース６００は独立した部材として上懸架ロッドに直接取り付けられるため、制震バネ部材４００の装着固定が容易となり、安定した制震効果が備わる。

更に、前記上懸架ロッドは複数の上支持懸架ロッドを含む。上支持懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体にそれぞれ懸装されるか、ひとまとまりとなって洗濯機の筐体に懸装される。上支持懸架ロッドの下端は、支持ベース６００の周方向に沿ってそれぞれ懸装される。上支持懸架ロッドの間には制震バネ４００を収容するための空間が規定される。

本実施例の上懸架ロッドは複数の上支持懸架ロッドを含むが、支持ベース６００が周方向にかかる均一な力を維持するよう、複数の上支持懸架ロッドは周方向に均一に懸装される。これにより、制震バネ部材４００の取り付けがより安定的となり、制震効果がいっそう良好となる。

更に、前記上懸架ロッドは主上懸架ロッド２００を含む。主上懸架ロッド２００の上端は洗濯機の筐体に懸装され、前記上支持懸架ロッドの上端がそれぞれ主上懸架ロッドの下端に固定接続される。本実施例における各上支持懸架ロッドはそれぞれ主上懸架ロッド２００に接続されるため、主上懸架ロッド２００を洗濯機の筐体に懸装するだけでよく、取り付けがより簡便となる。

好ましくは、前記上懸架ロッドは、主上懸架ロッド２００、第１上支持懸架ロッド２０１及び第２上支持懸架ロッド２０２を含む。第１上支持懸架ロッド２０１は主上懸架ロッド２００の下端から屈曲して形成される「Ｌ」字状のロッドである。また、第２上支持懸架ロッド２０２は主上懸架ロッド２００に固定接続される「Ｌ」字状のロッドである。本実施例における２つの「Ｌ」字状の上支持懸架ロッドの間には、制震バネ部材４００を配置するための領域が形成されている。制震バネ部材４００は２つの上支持懸架ロッドの間に位置することから均一に力がかかり、制震効果がより良好となる。

本実施例の第２上支持懸架ロッド２０２と主上懸架ロッド２００はボルトにより固定接続される。好ましくは、前記第２上支持懸架ロッド２０２と主上懸架ロッド２００とのボルトによる接続部位は、固定及び締結が容易となるよう扁平状の構造とする。

更に、前記支持ベース６００には複数の懸装孔が設けられており、前記懸装孔が上支持懸架ロッドにそれぞれ対応している。前記上支持懸架ロッドの下端の端部はそれぞれ懸装孔内に位置規制されて取り付けられる。また、上支持懸架ロッドと懸装孔の間にはガスケット３００が設けられる。本実施例の上支持懸架ロッドと支持ベース６００との間のガスケット３００によってこれらの摩耗を防止可能であるとともに、一定の制震作用が備わる。

具体的に、前記支持ベース６００には、第１上支持懸架ロッド２０１を取り付けるための第１懸装孔６０１と、第２上支持懸架ロッド２０２を取り付けるための第２懸装孔６０２が設けられる。

更に、本実施例は、支持ベース６００と制震バネ部材４００の組み付け方式について開示する。本実施例における前記支持ベース６００は、開放された収容室６０３を備える。前記制震バネ部材４００の一端は収容室６０３内に設けられる。前記収容室６０３の底壁には貫通孔が開設されており、前記下懸架ロッド５００が当該貫通孔を貫通して制震バネ部材４００に接続される。好ましくは、本実施例の支持ベース６００は環状の支持ベース体構造をなしている。また、本実施例の支持ベース６００の外壁には、全体強度を強化するための補強リブ６０４が設けられている。

具体的に、本実施例における前記制震バネ部材４００は、ハウジング４０１と、ハウジング４０１内に設けられる制震バネ４０２を含む。制震バネ４０２の一端はハウジング４０１内に当止され、バネの他端にはバネ座４０３が接続されている。前記ハウジング４０１の一端は支持ベース６００の収容室６０３内に固着される。前記下懸架ロッド５００はハウジング４０１内に伸入してバネ座４０３に接続される。

本実施例のハウジング４０１は、カバーハウジングとボトムハウジング４０４を含み、カバーハウジングとボトムハウジング４０４の間に密封室が形成されている。前記制震バネ４０２とバネ座４０３は当該密封室内に設けられ、密封室の内壁に位置規制されながら上下に摺動可能である。

本実施例の好ましい実施形態として、本実施例における前記下懸架ロッド５００の上端は支持ベース６００に接続される。前記制震バネ部材４００は支持ベース６００に取り付けられ、前記上懸架ロッドの下端は制震バネ部材４００に接続される。上懸架ロッドは、制震バネ部材４００の働きによって弾性伸縮する。

本実施例の好ましい実施形態として、前記上懸架ロッドと下懸架ロッド５００は制震バネ部材４００の制震バネにそれぞれ接続される。上懸架ロッドと下懸架ロッド５００は、制震バネ部材４００の働きによって弾性伸縮する。

且つ、本実施例は、上述したいずれかの洗濯機のダンパーを備える洗濯機を提供する。これには以下の利点がある。

１．外槽の直径を変えることなく、内部の容積を拡大可能である。

２．脱水過程における外槽と洗濯機のダンパーとの干渉が回避されるため、脱水がより安定的となる。

以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を何らかの形式に限定するものではない。本発明については好ましい実施例によって上記のように開示したが、本発明を限定するとの主旨ではなく、本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、当業者が上述した技術内容を用いて行うわずかな変形或いは補足は、同等に変形された等価の実施例とみなされる。本発明の技術方案の内容を逸脱することなく、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に加えられる簡単な補正、同等の変形及び補足は、いずれも本発明の方案の範囲内とされる。

１００ 上懸架ロッドベース
２００ 主上懸架ロッド
２０１ 第１上支持懸架ロッド
２０２ 第２上支持懸架ロッド
３００ ガスケット
４００ 制震バネ部材
４０１ ハウジング
４０２ 制震バネ
４０３ バネ座
４０４ ボトムハウジング
５００ 下懸架ロッド
６００ 支持ベース
６０１ 第１懸装孔
６０２ 第２懸装孔
６０３ 収容室
６０４ 補強リブ
７００ 下懸架ロッドベース

Claims (10)

1. 上懸架ロッド、制震バネ部材及び下懸架ロッドを含み、前記上懸架ロッドの上端が洗濯機の筐体に懸装され、前記下懸架ロッドの下端が洗濯機の外槽に懸装され、前記制震バネ部材が上懸架ロッドと下懸架ロッドの間に懸装され、前記上懸架ロッド及び／又は下懸架ロッドが制震バネ部材の働きによって弾性伸縮することを特徴とする洗濯機のダンパー。
2. 前記上懸架ロッドの長さは前記下懸架ロッドの長さ以下であり、前記制震バネ部材は下懸架ロッドに接続され、制震バネ部材の働きによって下懸架ロッドが弾性伸縮することを特徴とする請求項１に記載の洗濯機のダンパー。
3. 前記上懸架ロッドの下端は支持ベースに接続され、前記制震バネ部材は支持ベースに取り付けられ、前記下懸架ロッドの上端は制震バネ部材に接続され、制震バネ部材の働きによって下懸架ロッドが弾性伸縮することを特徴とする請求項１又は２に記載の洗濯機のダンパー。
4. 前記上懸架ロッドは複数の上支持懸架ロッドを含み、上支持懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体にそれぞれ懸装されるか、ひとまとまりとなって洗濯機の筐体に懸装され、上支持懸架ロッドの下端は支持ベースの周方向に沿ってそれぞれ懸装され、上支持懸架ロッドの間には制震バネ部材を収容するための空間が規定されることを特徴とする請求項３に記載の洗濯機のダンパー。
5. 前記上懸架ロッドは主上懸架ロッドを更に含み、主上懸架ロッドの上端は洗濯機の筐体に懸装され、前記上支持懸架ロッドの上端はそれぞれ主上懸架ロッドの下端に固定接続され、
   好ましくは、前記上懸架ロッドは、主上懸架ロッド、第１上支持懸架ロッド及び第２上支持懸架ロッドを含み、第１上支持懸架ロッドは主上懸架ロッドの下端から屈曲して形成される「Ｌ」字状のロッドであり、第２上支持懸架ロッドは主上懸架ロッドに固定接続される「Ｌ」字状のロッドであることを特徴とする請求項４に記載の洗濯機のダンパー。
6. 前記支持ベースには複数の懸装孔が設けられ、前記懸装孔が上支持懸架ロッドにそれぞれ対応しており、前記上支持懸架ロッドの下端の端部がそれぞれ懸装孔内に位置規制されて取り付けられ、上支持懸架ロッドと懸装孔の間にはガスケットが設けられることを特徴とする請求項４又は５に記載の洗濯機のダンパー。
7. 前記支持ベースは開放された収容室を備え、前記制震バネ部材の一端は収容室内に設けられ、前記収容室の底壁には貫通孔が開設されており、前記下懸架ロッドが当該貫通孔を貫通して制震バネ部材に接続されることを特徴とする請求項３に記載の洗濯機のダンパー。
8. 前記制震バネ部材は、ハウジングと、ハウジング内に設けられる制震バネを含み、制震バネの一端はハウジング内に当止され、バネの他端にはバネ座が接続されており、
   前記ハウジングの一端は支持ベースの収容室内に固着され、前記下懸架ロッドはハウジング内に伸入してバネ座に接続されることを特徴とする請求項７に記載の洗濯機のダンパー。
9. 前記下懸架ロッドの上端は支持ベースに接続され、前記制震バネ部材は支持ベースに取り付けられ、前記上懸架ロッドの下端は制震バネ部材に接続され、制震バネ部材の働きによって上懸架ロッドが弾性伸縮し、
   前記上懸架ロッドと下懸架ロッドは制震バネ部材の制震バネにそれぞれ接続され、上懸架ロッドと下懸架ロッドは、制震バネ部材の働きによって弾性伸縮することを特徴とする請求項１に記載の洗濯機のダンパー。
10. 請求項１〜９のいずれかに記載の洗濯機のダンパーを備える洗濯機。