JP2020506738A - 洗濯機のダンパー及び洗濯機 - Google Patents
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Abstract
洗濯機のダンパーであって、本体(3)及び制振部材を含み、制振部材が本体(3)に対し変形することで減衰力を付与する制振ユニットと、一端が制振部材に接続される第1懸架ロッド(1)、を含み、更に、一端が本体(3)に接続される第2懸架ロッド(2)を含み、前記第1懸架ロッド(1)の他端が洗濯機の筐体(7)に組み付けられ、第2懸架ロッド(2)の他端が洗濯機の外槽(8)に組み付けられる。更に、上記のダンパーが配置された洗濯機に関する。当該洗濯機は、更に、洗濯機の筐体(7)と洗濯機の外槽(8)を少なくとも含む。前記洗濯機の筐体(7)には、前記第1懸架ロッド(1)と係合する装着構造が設けられており、第1懸架ロッド(1)に接続される。前記洗濯機の外槽(8)には、前記第2懸架ロッド(2)と係合する装着構造が設けられており、第2懸架ロッド(2)に接続される。前記ダンパーは、空間に対する占有が小さく、洗濯機の内部構造と衝突しにくいため、洗濯過程での騒音が低減する。【選択図】図1
Description
本発明は洗濯機器に関し、特に、洗濯機のダンパー及び当該ダンパーが装着された洗濯機に関する。
従来のパルセータ洗濯機の制振ユニットは、主に、懸架ロッドとダンパーを含む。懸架ロッドの一端は洗濯機の筐体に接続され、ダンパーは洗濯機の外槽の懸架ベースに懸架される。ダンパーは体積比がやや大きいため、洗濯機の外槽底部の外側において大きなスペースを占有する。且つ、ダンパーの装着に対応するために、洗濯機の外槽底部は体積が大きめとなっている。また、洗濯機の脱水起動運転時には、モータの起動に伴って、洗濯機の外槽にぐらつきや揺動が生じ、振幅が大きくなることがある。このとき、ダンパーが外槽の底部と干渉し、異常な振動や騒音が発生するため、使用体験に支障が生じる。
以上に鑑みて、本発明を提案する。
本発明は、従来技術の瑕疵を解消し、洗濯機の内部空間に対する占有が小さく、洗濯機の運転時における騒音が低減する洗濯機のダンパーを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記のダンパーが装着された洗濯機を提供することを他の目的とする。
第一の目的を実現するために、本発明は以下の技術方案を用いる。
洗濯機のダンパーであって、本体及び制振部材を含み、制振部材が本体に対し変形することで減衰力を付与する制振ユニットと、一端が制振部材に接続される第1懸架ロッド、を含み、更に、一端が本体に接続される第2懸架ロッドを含み、前記第1懸架ロッドの他端が洗濯機の筐体に接続され、第2懸架ロッドの他端が洗濯機の外槽に接続されるか、前記第1懸架ロッドの他端が洗濯機の外槽に接続され、第2懸架ロッドの他端が洗濯機の筐体に接続される。
更に、前記制振部材は本体内に設けられ、前記第1懸架ロッドは本体内に伸入して制振部材に接続され、第1懸架ロッドは第2懸架ロッドに対し軸方向に移動可能に設けられ、且つ、移動時に前記制振部材を変形させる。
更に、前記制振部材は、一端が本体の内部における一端に当接する制振バネと、制振バネの他端に設けられて制振バネと接触するバネ座と、バネ座のうち制振バネとは反対の側に設けられ、本体に対し摺動するよう係合する減衰ユニット、を含み、前記第1懸架ロッドは、制振バネ、バネ座及び減衰ユニットに対し順に挿通され、且つ、第1懸架ロッドの端部には、制振バネの作用による減衰ユニットの抜け落ちを防止するための位置決め構造が設けられている。減衰ユニットは、制振バネの弾性力の作用によって、第1懸架ロッドから抜け落ちるような運動傾向を有するが、位置決め構造を設けることで、第1懸架ロッドからの減衰ユニットの抜け落ちを回避可能となる。
更に、前記減衰ユニットは、減衰材支持ベース、減衰材支持ベースに嵌装される減衰材及びゴムパッドを含み、前記減衰材支持ベースにはフックが設けられており、前記フックは、減衰材とゴムパッドに挿通されて前記バネ座に係接及び係合することで、減衰材とゴムパッドを減衰材支持ベースとバネ座の間に規制し、前記減衰材の外周面と本体の内壁は、これらが相対運動する際に摩擦抵抗を生じるよう接触している。
更に、前記減衰材支持ベースの中心には貫通孔が設けられており、前記第1懸架ロッドが前記貫通孔に挿通され、且つ、第1懸架ロッドのうち本体内に位置する一端には径方向に延伸する突起が設けられており、前記突起は、第1懸架ロッドが前記貫通孔内に係合されるよう、減衰材支持ベースのうちバネ座とは反対の側に係合する。
更に、前記フックは複数とし、前記バネ座には、前記フックと係合する貫通孔が設けられており、前記フックはバネ座の貫通孔に挿通されて、バネ座のうち減衰材支持ベースとは反対の側に係合する。
更に、前記本体は、外装管と、外装管の両端に固設される第1固定ベース及び第2固定ベースを含み、これに応じて、前記第1固定ベースと第2固定ベースには、第1懸架ロッドと第2懸架ロッドを挿通するための貫通孔が設けられており、且つ、第1懸架ロッドは第1固定ベースに対し摺動するよう係合し、第2懸架ロッドは第2固定ベースに対し相対的に固定され、好ましくは、前記第1固定ベースと第2固定ベースは、転圧リベット接合で外装管の両端に固定接続される。
更に、前記第2懸架ロッドのうち本体内に位置する一端には、径方向に延伸する突起が設けられており、前記突起は、第2懸架ロッドを下方の固定ベースの貫通孔内に係合するよう、第2固定ベースのうち外装管内に位置する側に係合する。
第二の目的を実現するために、本発明では以下の技術方案を用いる。
上記のダンパーが配置された洗濯機であって、当該洗濯機は、更に、洗濯機の筐体と洗濯機の外槽を少なくとも含み、前記洗濯機の筐体には、前記第1懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第1懸架ロッドに接続され、前記洗濯機の外槽の底部における円周側には、前記第2懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第2懸架ロッドに接続され、或いは、前記洗濯機の筐体には、前記第2懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第2懸架ロッドに接続され、前記洗濯機の外槽の底部における円周側には、前記第1懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第1懸架ロッドに接続される。
更に、前記第1懸架ロッド及び第2懸架ロッドにおける制振ユニットから離間する一端はフック状構造となっており、前記洗濯機の筐体と洗濯機の外槽には、前記フック状構造と係合する係合孔が設けられている。
本発明における上記技術方案を用いれば、以下の有益な効果が得られる。
1.本発明のダンパーは構造設計がシンプルである。制振ユニットをダンパーの中央部分に移動させることで、制振ユニットの両端を小さめの懸架ロッドのみとしているため、洗濯機の外槽においてわずかな位置を占めるにすぎない。且つ、ダンパーが洗濯機の中央位置に位置しており、洗濯機はこの部分における内部空間がやや広いことから、ダンパーの構造をより大きく設計するとともに、より長い制振バネを組み付けることが可能となる。よって、いっそう良好な制振効果が得られる。
2.本発明は、本体と係合する減衰材を設けることで、ダンパー全体の減衰力を増大している。よって、大容量のパルセータ洗濯機に適している。
3.本発明の減衰材はバネ座と減衰材支持ベースの間に装着されており、且つ、バネ座と減衰材支持ベースにはフックによる接続方式が採用されている。よって、装着が容易且つ確実となり、製造コストが抑えられるとの利点がある。
4.本発明によれば、洗濯機の外槽の装着スペースが節約されるため、洗濯機の外槽体積を効果的に縮小できる。よって、洗濯機の外槽設計が簡略化され、洗濯機の運転がより確実となる。
以下に、図面を組み合わせて、本発明の具体的実施形態につき更に詳細に述べる。
図1に示すように、洗濯機のダンパーは、第1懸架ロッド1、第2懸架ロッド2、及び、第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2の間に接続される制振ユニットを含む。前記制振ユニットはダンパー全体の中央位置に位置し、第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2が制振ユニットの両端に配置されている。
前記制振ユニットは、本体3と制振部材4を含む。本体3は、前記制振部材4を収容するとともに制振部材4を支持及び保護するための収容空間を有する。前記第1懸架ロッド1の一端は制振部材4に接続され、第2懸架ロッド2の一端は本体3に接続される。第1懸架ロッド1は、本体3及び第2懸架ロッド2に対し軸方向に移動しつつ、制振部材4を本体3に対し変形させることが可能である。制振部材4に変形が生じると、これに伴って減衰力が発生する。
図面の組み合わせに示されるように、前記第1懸架ロッド1の他端は洗濯機の筐体7に組み付けられ、第2懸架ロッド2の他端は洗濯機の外槽8に組み付けられる。洗濯機の外槽8が振動すると、これに伴って第2懸架ロッド2が移動して、第1懸架ロッド1を第2懸架ロッド2に対し相対的に変位させる。第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2が相対的に移動すると、制振部材4が変形し、変形の作用によって制振部材4が振動エネルギーを吸収する。
洗濯機における外槽8の重力の作用によって、前記制振部材4は主に引張応力を受ける。第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2は、洗濯機における外槽8の重力の作用によって互いに逆方向に運動可能であり、制振部材4を圧縮させる。前記制振部材4は本体3内に設けられ、前記第1懸架ロッド1は本体3内に伸入して制振部材4に接続される。第1懸架ロッド1は、制振部材4を伴って本体3内で軸方向に移動可能である。また、洗濯機における外槽8の重力の作用によって、第2懸架ロッド2は本体3と共に移動する。
図2に示すように、具体的に、前記制振部材4は、本体3内に装着されて一端が本体3の内部における一端に当接する制振バネ41と、制振バネ41の他端に設けられて制振バネ41と接触し、本体3内で軸方向に摺動可能なバネ座42と、バネ座42のうち制振バネ41とは反対の側に設けられ、本体3に対し摺動するよう係合する減衰ユニット、を含む。
前記第1懸架ロッド1は、制振バネ41、バネ座42及び減衰ユニットに対し順に挿通される。且つ、第1懸架ロッド1の端部には、制振バネ41の作用による減衰ユニットの抜け落ちを防止するための位置決め構造が設けられている。減衰ユニットは、制振バネ41の弾性力の作用によって、第1懸架ロッド1から抜け落ちるような運動傾向を有するが、位置決め構造を設けることで、第1懸架ロッド1からの減衰ユニットの抜け落ちを回避可能となる。第1懸架ロッド1が移動すると、これに伴って、制振バネ41、バネ座42及び減衰ユニットもまた移動する。且つ、制振バネ41は、洗濯機における外槽8の重力の作用によって圧縮状態となる。
図3に示されるように、具体的に、前記減衰ユニットは、減衰材支持ベース43、減衰材支持ベース43に嵌装される環状の減衰材44及びゴムパッド45を含む。前記減衰材支持ベース43は、前記減衰材44を嵌装及び位置決めしやすいよう階段状の円柱型構造をなしている。減衰材44の外周面と本体3の内壁は、これらが相対運動する際に摩擦抵抗を生じるよう接触している。摩擦抵抗を高めるために、前記減衰材44は、摩擦係数の高い耐摩耗性材料を用いて製造する。
前記減衰材支持ベース43の中心には、軸方向に延伸するフック431が設けられている。前記フック431は、減衰材44とゴムパッド45に挿通されて前記バネ座42に係接及び係合する。バネ座42と減衰材支持ベース43が係合されると、これらの間の環状領域内に、減衰材とゴムパッド45が規制されるとともに、緊締及び固定される。フック431を設けることで、バネ座42と減衰材支持ベース43を容易に組み付け可能となり、減衰材44に対し固定作用が奏される。このような設置方式によれば、減衰材44を交換しやすいため、後のメンテナンスが容易となる。
前記減衰材支持ベース43の中心には貫通孔が設けられており、前記第1懸架ロッド1が前記貫通孔に挿通される。且つ、第1懸架ロッド1のうち本体3内に位置する一端には、径方向に延伸する突起が設けられている。当該突起は、減衰ユニットが第1懸架ロッド1から離脱しないよう防止する位置決め構造を構成する。前記突起は円錐台状をなしており、直径が減衰材支持ベース43の中心における貫通孔の内径よりも大きくなっている。これにより、当該突起は減衰材支持ベース43のうちバネ座42とは反対の側に係合し、第1懸架ロッド1を前記貫通孔内に係合する。
好ましくは、前記フック431を複数とし、円形に並ぶよう配置する。前記バネ座42には、前記フック431と係合する貫通孔が設けられている。前記フック431はバネ座42の貫通孔に挿通されて、バネ座42のうち減衰材支持ベース43とは反対の側に係合する。前記フック431は、着脱が容易となるよう一定の弾性を有する。
前記本体3は、外装管と、外装管33の両端に固設される第1固定ベース31及び第2固定ベース32を含む。前記外装管33は、上下両端が貫通したストレートパイプである。第1固定ベース31と第2固定ベース32は、外装管33の管口を塞ぐよう、管口に装着されている。また、これに応じて、前記第1固定ベース31と第2固定ベース32には、第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2を挿通するための貫通孔が設けられている。第1懸架ロッド1は第1固定ベース31に対し摺動するよう係合しており、第2懸架ロッド2は第2固定ベース32に対し相対的に固定される。
前記第1固定ベース31と第2固定ベース32は、転圧リベット接合で外装管33の両端に固定接続される。具体的には、第1固定ベース31と第2固定ベース32を外装管33に装着した後、外装管33を転圧することで外装管33の一部を内側に凹陥させて、第1固定ベース31と第2固定ベース32の表面に係合させる。そして、第1固定ベース31と第2固定ベース32を強く押圧し、しっかりと係合させる。なお、前記転圧は1周としてもよいし、複数周としてもよい。
好ましくは、前記第2懸架ロッド2のうち本体3内に位置する一端に、径方向に延伸する突起が設けられている。当該突起もまた円錐台状をなしており、直径が第2固定ベース32の貫通孔の内径よりも大きくなっている。前記突起は、第2懸架ロッド2を下方の固定ベースの貫通孔内に係合するよう、第2固定ベース32のうち外装管33内に位置する側に係合する。
好ましくは、第2懸架ロッド2の突起と第2固定ベース32の間にゴムスリーブ9が更に設けられている。前記ゴムスリーブ9は第2懸架ロッド2に覆設される。
他の実施例では、ダンパー全体を上下逆さまにし、第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2の装着位置を入れ替えてもよい。即ち、第1懸架ロッド1の他端を洗濯機の外槽8に組み付け、第2懸架ロッド2の他端を洗濯機の筐体7に組み付ける。
図4は、上記のダンパーが配置された洗濯機を示す。当該洗濯機は、更に、洗濯機の筐体7と洗濯機の外槽8、及び、従来の洗濯機が有するその他の一般構造を含む。
具体的に、前記洗濯機の筐体7には、前記第1懸架ロッド1と係合する装着構造が設けられており、第1懸架ロッド1に接続される。前記洗濯機の外槽8の底部における円周側には、前記第2懸架ロッド2と係合する装着構造が設けられており、第2懸架ロッドに接続される。
好ましくは、前記第1懸架ロッド1及び第2懸架ロッド2における制振ユニットから離間する一端はフック状構造となっており、例えば湾曲させることで形成すればよい。前記洗濯機の筐体7と洗濯機の外槽8には、前記フック状構造と係合する係合孔が設けられている。第1懸架ロッド1のフック状構造は洗濯機の筐体7に掛着され、第2懸架ロッド2のフック状構造は洗濯機の外槽8に掛着される。
他の実施例では、前記第1懸架ロッド1及び第2懸架ロッド2のフック状構造の一端に、懸架ロッドベースがそれぞれ覆設されている。上端に位置して洗濯機の筐体7と係合するベースを上懸架ロッドベース5とし、下端に位置して洗濯機の外槽8と係合するベースを下懸架ロッドベース6とする。前記上懸架ロッドベース5と下懸架ロッドベース6が洗濯機の筐体7と洗濯機の外槽8にそれぞれ装着され、第1懸架ロッド1と第2懸架ロッド2が、懸架ロッドベースを介して洗濯機の筐体7及び洗濯機の外槽8にそれぞれ接続される。
他の実施例では、ダンパーを180度反転させて、第1懸架ロッド1のフック状構造を洗濯機の外槽8に掛着し、第2懸架ロッド2のフック状構造を洗濯機の筐体7に掛着する。
以上は本発明の実施形態であるが、当業者であれば、本発明の原理を逸脱しないことを前提に更に様々な変形及び改良が可能であり、それらもまた本発明の保護の範囲とみなされる。
1 第1懸架ロッド
2 第2懸架ロッド
3 本体
4 制振部材
5 上懸架ロッドベース
6 下懸架ロッドベース
7 洗濯機の筐体
8 洗濯機の外槽
9 ゴムスリーブ
31 第1固定ベース
32 第2固定ベース
33 外装管
41 制振バネ
42 バネ座
43 減衰材支持ベース
44 減衰材
45 ゴムパッド
431 フック
2 第2懸架ロッド
3 本体
4 制振部材
5 上懸架ロッドベース
6 下懸架ロッドベース
7 洗濯機の筐体
8 洗濯機の外槽
9 ゴムスリーブ
31 第1固定ベース
32 第2固定ベース
33 外装管
41 制振バネ
42 バネ座
43 減衰材支持ベース
44 減衰材
45 ゴムパッド
431 フック
Claims (10)
- 本体及び制振部材を含み、制振部材が本体に対し変形することで減衰力を付与する制振ユニットと、一端が制振部材に接続される第1懸架ロッド、を含む洗濯機のダンパーであって、
更に、一端が本体に接続される第2懸架ロッドを含み、
前記第1懸架ロッドの他端が洗濯機の筐体に接続され、第2懸架ロッドの他端が洗濯機の外槽に接続される、または、
前記第1懸架ロッドの他端が洗濯機の外槽に接続され、第2懸架ロッドの他端が洗濯機の筐体に接続される、ことを特徴とする洗濯機のダンパー。 - 前記制振部材は本体内に設けられ、前記第1懸架ロッドは本体内に伸入して制振部材に接続され、
第1懸架ロッドは第2懸架ロッドに対し軸方向に移動可能に設けられ、且つ、移動時に前記制振部材を変形させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機のダンパー。 - 前記制振部材は、
一端が本体の内部における一端に当接する制振バネと、
制振バネの他端に設けられて制振バネと接触するバネ座と、
バネ座のうち制振バネとは反対の側に設けられ、本体に対し摺動するよう係合する減衰ユニットと、を含み、
前記第1懸架ロッドは、制振バネ、バネ座及び減衰ユニットに対し順に挿通され、且つ、第1懸架ロッドの端部には、制振バネの作用による減衰ユニットの抜け落ちを防止するための位置決め構造が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機のダンパー。 - 前記減衰ユニットは、減衰材支持ベース、減衰材支持ベースに嵌装される減衰材及びゴムパッドを含み、前記減衰材支持ベースにはフックが設けられており、前記フックは、減衰材とゴムパッドに挿通されて前記バネ座に係接及び係合することで、減衰材とゴムパッドを減衰材支持ベースとバネ座の間に規制し、前記減衰材の外周面と本体の内壁は、これらが相対運動する際に摩擦抵抗を生じるよう接触していることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機のダンパー。
- 前記減衰材支持ベースの中心には貫通孔が設けられており、前記第1懸架ロッドが前記貫通孔に挿通され、且つ、第1懸架ロッドのうち本体内に位置する一端には径方向に延伸する突起が設けられており、前記突起は、第1懸架ロッドが前記貫通孔内に係合されるよう、減衰材支持ベースのうちバネ座とは反対の側に係合することを特徴とする請求項4に記載の洗濯機のダンパー。
- 前記フックは複数とし、前記バネ座には、前記フックと係合する貫通孔が設けられており、前記フックはバネ座の貫通孔に挿通されて、バネ座のうち減衰材支持ベースとは反対の側に係合することを特徴とする請求項4に記載の洗濯機のダンパー。
- 前記本体は、外装管と、外装管の両端に固設される第1固定ベース及び第2固定ベースを含み、これに応じて、前記第1固定ベースと第2固定ベースには、第1懸架ロッドと第2懸架ロッドを挿通するための貫通孔が設けられており、且つ、第1懸架ロッドは第1固定ベースに対し摺動するよう係合し、第2懸架ロッドは第2固定ベースに対し相対的に固定され、
好ましくは、前記第1固定ベースと第2固定ベースは、転圧リベット接合で外装管の両端に固定接続されることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機のダンパー。 - 前記第2懸架ロッドのうち本体内に位置する一端には、径方向に延伸する突起が設けられており、前記突起は、第2懸架ロッドを下方の固定ベースの貫通孔内に係合するよう、第2固定ベースのうち外装管内に位置する側に係合することを特徴とする請求項7に記載の洗濯機のダンパー。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載のダンパーが配置されるとともに、更に、洗濯機の筐体と洗濯機の外槽を少なくとも含む洗濯機において、
前記洗濯機の筐体には、前記第1懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第1懸架ロッドに接続され、前記洗濯機の外槽の底部における円周側には、前記第2懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第2懸架ロッドに接続され、
或いは、前記洗濯機の筐体には、前記第2懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第2懸架ロッドに接続され、前記洗濯機の外槽の底部における円周側には、前記第1懸架ロッドと係合する装着構造が設けられて第1懸架ロッドに接続されることを特徴とする洗濯機。 - 前記第1懸架ロッド及び第2懸架ロッドにおける制振ユニットから離間する一端はフック状構造となっており、前記洗濯機の筐体と洗濯機の外槽には、前記フック状構造と係合する係合孔が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。
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