JP2020508297A - 新規ポリイミノケトアルデヒド - Google Patents

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Abstract

一般式(I)【化1】(式中、n1は二重結合によって窒素原子に結合している炭素原子の数であり、25から41の間の値を取ることができ、n2は−CH2−基の数であり、15から23の間の値を取ることができる)の化合物、並びに生物学的に許容されるその塩及び溶媒和物が開示される。

Description

本発明は、新規の生物学的に活性なポリイミノケトアルデヒド化合物及びその抗菌性、ポリ(イミノ)ケトアルデヒドの化合物を活性物質として含有する医薬製剤、細菌感染症の処置におけるその使用、並びにその調製方法に関する。
本発明によれば、ポリイミノケトアルデヒドは、一般式I:
(式中、nは二重結合によって窒素原子に結合している炭素原子の数であり、25から41の間の値を取ることができ、nは−CH−基の数であり、15から23の間の値を取ることができる)の化合物、並びに生物学的に許容されるその塩及び溶媒和物である。
本発明の変形例の一つにおいて、nは25、33、又は41の値を取ることができ、nは、15、19、又は23の値を取ることができ、並びに生物学的に許容されるその塩及び/又は溶媒和物とすることができる。
特に、本発明は、式:
(式中、nは33の値を有し、nは19の値を有する)の化合物に関する。n=33且つn=19である化合物の化学名は1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールであり、その一般名はバロキシシリン(Varoxicilin)である。
質量分析計を用いて分析した結果を示す図である。
本発明の化合物を得るために、酵素による基質の生体内変換を行ったが、ここで、基質は、グリシン、L−アラニン、L−バリン、L−ロイシン、2−アミノ酪酸、4−メチルトレオニン、及びD−アラニンからなる群から選択され、酵素は、シクロスポリン−A合成酵素(以下、cAs)、非リボソームペプチド合成酵素1(以下、NRPS1)からなる群から選択される。
生体内変換それ自体は、以下の段階で行われる。
1.基質が活性化され、酵素のアデニル化ドメインにおいてアデニル酸(ATP)を形成する。
2.活性化されたアミノ酸がパントテン残基のチオール基によりエステル化されることにより、アミノアシル基が酵素のチオール化ドメインへ転移され、対応するチオエステルが生成される。
3.酸性媒体中で、エステル化されたアミノ酸が、結果的に一般式Iの化合物を生成するように、共に結合する。
したがって、使用される基質にかかわらず、アデニレートドメインがアシルアデニレート基質を形成し、アシルアデニレート基質が共有結合を用いて基質分子をホスホパンテテインへ結合させ、このようにして架橋チオエステルが形成され、架橋チオエステルが、白色の沈殿物の形態の一般式Iの化合物、特に1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールへと更に変換され、これは酸と水で交互に洗浄することによって精製される。
一般式Iの化合物を得るためには、基質及び酵素の他に、アデノシン三リン酸(ATP)及び補因子も必要とされる。Mg2+を補因子として使用した。補因子を硫酸マグネシウムの形態でハロゲン又はカルコゲン元素と共に反応混合物中に添加する。加えて、酵素を懸濁させるための緩衝液も必要とされ、緩衝液は、反応混合物のpHレベルを中性域、すなわち6から7の間のpH範囲内に保つために使用される。適切な緩衝液は、pH値を上述の範囲内に維持する任意の緩衝液であり、例えば酢酸緩衝液である。
一般式Iの化合物を得るための反応は、Mg2+、ATP、及び基質からなる反応混合物の緩衝成分を反応器内の酢酸緩衝液中で混合するようにして行い、反応は酵素懸濁液を緩衝液に添加することによって開始する。反応は、室温、すなわち18℃から30℃の間、又は、理想的には23℃から28℃の間の温度で行われる。一般式Iの化合物を得るための手順を実行するための好ましい温度は27℃である。pH値を、pH計を用いて連続的に測定し、必要であれば、NaOH水溶液などの塩基を用いて最適なpH条件に維持する。酸性水溶液を用いて反応を停止し、その後、反応混合物を冷却する。冷却期間中に、白色の沈殿物が形成され、これを酸と水で交互に洗浄する。
本発明の第2の態様は、非経口使用、経口投与、及び静脈内使用に適した薬学的変形例における、活性な量の一般式Iの化合物又は薬学的に許容されるその塩及び溶媒和物を含有する医薬組成物に関する。本発明によれば、医薬組成物は、活性化合物に加えて、一種又は複数種の薬学的に許容される添加剤、例えば、担体、滑沢剤、流動促進剤、染料、充填剤、すなわち結合剤、崩壊剤、及び界面活性剤を含有してもよい。
経口投与のための薬学的変形例の場合、医薬製剤を圧縮して、ペレット、顆粒剤、錠剤、ブリスタ、カプセル剤、活性物質が放出制御される錠剤を得ることができる。全ての医薬製剤は、活性物質に加えて、薬学的に許容される添加剤を含有してもよい。添加剤は、担体、結合剤、充填剤、界面活性剤、崩壊剤、流動促進剤、滑沢剤、及び他の公知の薬学的に許容される添加剤の群から選択できる。
担体は、公知の薬学的に許容される担体、例えば、タンパク質ナノ粒子、ポリペプチド、リポソーム、重合体ミセル、マイクロスフェア、及び二種以上の公知の担体の混合物の群から選択される。担体の上記の例は例示のためのものに過ぎず、担体の選択は上記の例又はそれらの混合物に一切限定されない。
結合剤−充填剤は、公知の薬学的に許容される結合剤−充填剤、例えば、スクロース、ラクトース、でんぷん、セルロース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、微結晶セルロース、シリコーン処理微結晶セルロース、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、及び二種以上の公知の薬学的に許容される結合剤−充填剤の混合物の群から選択される。結合剤−充填剤の上記の例は例示のためのものに過ぎず、結合剤−充填剤の選択は上記の例又はそれらの混合物に一切限定されない。
界面活性剤は、公知の薬学的に許容される界面活性剤、例えば、脂肪酸エステル、ポリソルベート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキサマー、トリグリセリド、ポリオキシルグリセリド、又は二種以上の公知の薬学的に許容される界面活性剤の混合物の群から選択される。界面活性剤の上記の例は例示のためのものに過ぎず、界面活性剤の選択は上記の例又はそれらの混合物に一切限定されない。
崩壊剤は、架橋ポリマーなどの公知の薬学的に許容される崩壊剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、又はそれらの混合物の群から選択される。崩壊剤の上記の例は例示のためのものに過ぎず、崩壊剤の選択は上記の例又はそれらの混合物に一切限定されない。
流動促進剤及び滑沢剤は、薬学的に公知の流動促進剤及び滑沢剤、例えば、タルク、シリカ粉末、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、又は二種以上の公知の薬学的に許容される流動促進剤及び滑沢剤の混合物の群から選択される。流動促進剤及び滑沢剤の上記の例は例示のためのものであり、流動促進剤及び滑沢剤の選択は上記の例又はそれらの混合物に一切限定されない。
本発明の医薬製剤は以下の組成を有する。
1.一般式Iの化合物 40%w/wから60%w/wまで
2.添加剤 40%w/wから60%まで
1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールの調製
0.1mol/Lオクテン酸水溶液と0.1mol/lNaOH水溶液とを混合することにより、0.1mol/Lの酢酸緩衝液を調製する。得られる溶液は6のpHを有する。
NRPS1懸濁液を酢酸緩衝液中で調製した。懸濁液中の最終的なNRPS1濃度は0.06g/Lであった。
0.51gのグリシン、0.85gのMgCl、0.043gのATPを、磁気撹拌機を備えた反応フラスコに添加し、混合物を85mLの予め調製した酢酸緩衝液に溶解した。85μLのNRPS1懸濁液を反応フラスコに添加することによって、反応を開始する。反応が起こった温度は27℃であった。磁気撹拌機の撹拌速度は500回転/分であり、反応時間は120分であった。85mLの7%v/vトリクロロ酢酸水溶液を混合することによって、反応を停止した(反応混合物と酸との比は1:1である)。次いで、反応容器を氷上に30分間置いた。冷却後、水浴を備えた回転式エバポレーターでの蒸発工程を開始した。水の除去後、60℃の温度の水浴を備えた回転式エバポレーターで1時間超、更に乾燥を行った。125℃の温度で、0.46gの白色の沈殿物を得た。試料をイソプロパノールに溶解し、Synapt G2−Si高分解能質量分析計(ESI−qTOF)(Waters、USA)を用いて分析した。陽イオンモード及び陰イオンモードでの操作で質量スペクトルを記録した。推定されたピークは445.50m/zで現れると考えられたが、観察されたピークは445.6564であり、これは、精度限界5ppm以内の質量測定誤差を考慮すると、化合物1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールの特徴的なピークが445.7959であることを示唆した。図1を参照のこと。
経口製剤の組成
500mgの1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アール
500mgの添加剤
本実施例における添加剤は、ヒプロメロース、微結晶セルロース、染料、二酸化チタンである。
以下の本発明の態様は、一般式I
の化合物の抗菌活性、特に1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールの抗菌活性に関する。in vitro試験により、一般式Iの化合物及び化合物1−1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールが多剤耐性菌を含むグラム陽性及びグラム陰性菌に対して抗菌性を示すことが示された。
一般式Iの化合物は、以下の細菌:淋菌(Neisseria gonorrhoea)、アシネトバクター・バウマニ(acinetobacter baumannii)、黄色ブドウ球菌(staphylococcus aureus)(MRSA)、バークホルデリア・セパシア(burkholderia cepaci)、緑膿菌(pseudomonas aeruginos)、クロストリジウム・ディフィシル(clostridium difficil)、大腸菌(escherichia coli)(大腸菌ESBL)、結核菌(mycobacterium tuberculosis)、クレブシエラ・ニューモニエ(klebsiella pneumoniae)、化膿レンサ球菌(streptococcus pyogenes)に対する抗菌性を示す。表1は、1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アール、アモキシシリン、硫酸トリメトプリム、テトラサイクリン、及びスルファジミジンに対する鳥病原性大腸菌多剤耐性株の阻止帯を示す。
示されたように、1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールのみが上述の大腸菌株の阻止に対する効果を有する。
表1はmmで示された阻止直径の結果を含む。表2は、鳥病原性大腸菌多剤耐性株の阻止に必要とされる、mg/mLで示された1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールの最小濃度を示す。1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールを、表中Cmで示す。表1の抗生物質は、この種の試験のための標準用量で投与する。1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールのみが鳥病原性大腸菌多剤耐性株に対して阻止活性を示すことは明らかである。
in vitro試験の結果を考慮すると、一般式Iの化合物、とりわけ1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールは、薬剤、主に細菌感染症に対する薬剤であり、細菌感染症の処置に使用される。一般式Iの化合物、とりわけ1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールが首尾よく処置する細菌感染症は、炭疽症、細菌性髄膜炎、ブルセラ症、腺ペスト、ジフテリア、発疹チフス、淋病、百日咳(whooping cough、pertussis)、カンピロバクター感染症、クラミジア感染症(トラコーマ)、コレラ、ペスト、レジオネラ症、らい病(ハンセン病)、ヒトにおけるレプトスピラ症、レプトスピラ症、リステリア症、ライム病、類鼻疽、ノカルジア症、肺炎、回帰熱、オウム病、q熱、サルモネラ、梅毒、MRSA感染症、猩紅熱、細菌性赤痢、破傷風、チフス、腸チフス熱、結核、野兎病、鼠咬症である。

Claims (10)

  1. 一般式I
    (式中、nは二重結合によって窒素原子に結合している炭素原子の数であり、25から41の間の値を取ることができ、nは−CH−基の数であり、15から23の間の値を取ることができる)の化合物、並びに生物学的に許容されるその塩及び溶媒和物。
  2. が25、33、41の値を取ることができ、nが15、19、23の値を取ることができることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
  3. 前記一般式Iが、1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 生物学的に有効な濃度の一般式Iの化合物又は薬学的に許容されるその塩若しくは溶媒和物を含む医薬製剤。
  5. 生物学的に有効な濃度の化合物1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アール又は薬学的に許容されるその塩若しくは溶媒和物を含むことを特徴とする、請求項4に記載の医薬製剤。
  6. 少なくとも一種の薬学的に許容される添加剤を更に含む、請求項4又は5に記載の医薬製剤。
  7. 薬物としての一般式Iの化合物。
  8. 前記一般式Iが、1−アミノ−テトラトリアコンチル−ヘンイコサ−20−オン−21−アールであることを特徴とする、請求項7に記載の一般式Iの化合物。
  9. グラム陽性又はグラム陰性菌によって引き起こされる細菌感染症を処置するための、請求項7又は8に記載の一般式Iの化合物。
  10. 炭疽症、細菌性髄膜炎、ブルセラ症、腺ペスト、ジフテリア、発疹チフス、淋病、百日咳、カンピロバクター感染症、クラミジア感染症(トラコーマ)、コレラ、ペスト、レジオネラ症、らい病(ハンセン病)、ヒトにおけるレプトスピラ症、レプトスピラ症、リステリア症、類鼻疽、ノカルジア症、肺炎、回帰熱、オウム病、q熱、サルモネラ、梅毒、MRSA感染症、猩紅熱、細菌性赤痢、破傷風、チフス、腸チフス熱、結核、野兎病、鼠咬症の処置のための、請求項9に記載の一般式Iの化合物。
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