JP2020507201A - フォトレジストのフォトルミネッセンスパッドを含む光電子デバイスの製造方法 - Google Patents

フォトレジストのフォトルミネッセンスパッドを含む光電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

発光ダイオード(4)のマトリックスアレイと、それぞれ少なくとも前記発光ダイオード(4)のいくつかに対向配置されている複数のフォトルミネッセンスパッド(61、62、63・・・)と、を含む光電子デバイス(1)の製造方法であって、—フォトレジストが支持面(3;3')上に予め堆積されており、フォトルミネッセンス粒子を含む少なくとも1つの前記フォトレジスト(51、52、53・・・)からフォトリソグラフィによって前記複数のフォトルミネッセンスパッド(61、62、63・・・)を形成するステップと、—横側面上の少なくとも1つの薄層部(91、92、93・・・)の堆積によって前記フォトルミネッセンスパッド(61、62、63・・・)の横側面(81、82、83・・・)を被覆する反射壁(101、102、103・・・)を形成するステップと、を備える光電子デバイスの製造方法。【選択図】図1F

Description

本発明は、フォトレジストのフォトルミネッセンスパッドを含む光電子デバイスの製造方法に関する。本発明は、特に、画像を投影するためのディスプレイスクリーンまたはシステムに適用可能である。
発光面を有する発光ダイオードのマトリックスアレイを含む様々な光電子デバイスが存在し、この発光面は、少なくとも部分的にフォトルミネッセンスパッドによって被覆されている。そのような光電子デバイスは、様々な色の発光画素のマトリックスアレイを含む、ディスプレイスクリーン又はシステムを形成することができる。
発光ダイオードは、周期表のIII族及びV族からの元素を含む半導体(III−V族化合物等)、特に窒化ガリウム(GaN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)、又は窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)をベースとすることができる。それらは、発光ダイオードによって発光された光放射が透過される発光面を有する発光ダイオードのマトリックスアレイを形成するように配置される。
ディスプレイスクリーン又は画像投影システムの場合、光電子デバイスは、発光画素のマトリックスアレイを含むことができ、それぞれの発光画素は、1又は1以上の発光ダイオードを含む。例えば青色、緑色、又は赤色等の様々な色の発光に適した発光画素を得る目的で、発光ダイオードが青色光を発するように設計されてもよく、特定の発光画素が少なくとも部分的に発光ダイオードによって発された青色光を吸収し、それに応じて緑色又は赤色光を発するのに適したフォトルミネッセンスパッドを含んでいてもよい。フォトルミネッセンスパッドは、従来、セリウムドープイットリウムアルミニウムガーネット(YAG:Ce)のようなフォトルミネッセンス材料の粒子を含む結合マトリックスから形成される。
一般的に、コントラストを最適化しつつ解像度を増加することができる光電子デバイスを製造する方法を提供する必要がある。
本発明の目的は、発光ダイオードとフォトルミネッセンスパッドとを含む光電子デバイスの製造方法を提供することであり、当該方法は、高解像度かつ高コントラストの光電子デバイスを得ることが可能である。
この目的のため、本発明の一態様は、発光ダイオードのマトリックスアレイと、それぞれ少なくとも前記発光ダイオードのいくつかに対向配置されている複数のフォトルミネッセンスパッドと、を含む光電子デバイスの製造方法であって、
―フォトレジストが支持面上に予め堆積されており、フォトルミネッセンス粒子を含む少なくとも1つの前記フォトレジストからフォトリソグラフィによって前記複数のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップと、
―横側面上の少なくとも1つの薄層部の堆積によって前記フォトルミネッセンスパッドの横側面を被覆する反射壁を形成するステップと、
を備える。
以下は、この方法の好ましいが非限定的な特定の態様である。
反射壁を形成するステップが、フォトルミネッセンスパッドを被覆するように反射材料から作られた少なくとも1つの薄層をコンフォーマルに堆積するステップと、次いで、フォトルミネッセンスパッドの上面と呼ばれるものを解放するために堆積された薄層を局所的にエッチングするステップと、を含んでいてもよく、前記上面が前記支持面の反対側に位置する。
複数のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップ及び反射壁を形成するステップが、
―第1のフォトレジストが前記支持面上に予め堆積されており、第1のフォトルミネッセンス粒子を含有する前記第1のフォトレジストからフォトリソグラフィによって複数の第1のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップと、
―前記第1のフォトルミネッセンスパッド上の薄層をコンフォーマルに堆積することによって前記第1のフォトルミネッセンスパッドの横側面を被覆する第1の反射壁を形成し、次いで、第1のフォトルミネッセンスパッドの上面を解放するために局所的にエッチングするステップと、
―第2のフォトレジストが前記支持面上に予め堆積されており、第2のフォトルミネッセンス粒子が第1のフォトルミネッセンス粒子と異なり、前記第2のフォトルミネッセンス粒子を含有する第2のフォトレジストからフォトリソグラフィによって複数の第2のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップと、
を含んでいてもよい。
複数の第2のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップに続いて、
―第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド上の薄層をコンフォーマルに堆積することによって前記第2のフォトルミネッセンスパッドの横側面を被覆する第2の反射壁を形成し、次いで、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッドの上面を解放するために局所的にエッチングするステップと、
を含んでいてもよい。
各第2のフォトルミネッセンスパッドが少なくとも1つの第1の反射壁と好ましくは接触する。
各第1の反射壁が、好ましくは10nmから500nmまでの厚みを有する。
複数のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップが、少なくとも第1のフォトルミネッセンス粒子を含有する複数の第1のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップと、次いで第1のフォトルミネッセンス粒子と異なる第2のフォトルミネッセンス粒子を含有する複数の第2のフォトルミネッセンスパッドを形成するステップと、を含んでいてもよく、反射壁を形成するステップが、少なくとも第1及び第2のフォトルミネッセンスパッドを形成した後に行われる。
反射壁が、好ましくは電着によって形成される。
フォトルミネッセンス粒子が、好ましくは平均サイズが500nm以下である。
フォトルミネッセンス粒子が、好ましくは、量子ドットであり、平均サイズが50nm以下である。
フォトルミネッセンスパッドが、好ましくは平均高さが30μm以下である。
発光ダイオードが、支持層の主面に対して実質的に直交して長手方向に延びた細長い三次元構成要素であってもよい。
発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置され、少なくともいくつかのパッドがフォトルミネッセンス粒子を含むフォトルミネッセンスパッドであってもよい。
フォトルミネッセンスパッドが、好ましくは、透過面と呼ばれる支持面に載置され、前記支持面が発光ダイオードを被覆するスペーサー層によって形成される。
本発明の他の態様は、光電子デバイスであって、
―支持層上に載置された発光ダイオードのマトリックスアレイと、
―それぞれ少なくともいくつかの前記発光ダイオードに対向配置されており、それぞれ第1のフォトルミネッセンス粒子を含む第1のフォトレジストから形成され、前記第1のフォトルミネッセンスパッドが第1の反射壁を形成する堆積された薄層部によって被覆された横側面を有する、複数の第1のフォトルミネッセンスパッドと、
―それぞれ少なくともいくつかの前記発光ダイオードに対向配置されており、それぞれ第1のフォトルミネッセンス粒子と異なる第2のフォトルミネッセンス粒子を含む第2のフォトレジストから形成され、前記第2のフォトルミネッセンスパッドが第2の反射壁を形成する堆積された薄層部によって被覆された横側面を有する、複数の第2のフォトルミネッセンスパッドと、
を含む。
それぞれの第2のフォトルミネッセンスパッドが、好ましくは第1の反射壁と接触する。
発光ダイオードが、好ましくは、支持層に対して実質的に直交する長手方向の軸に沿って延びた細長い三次元構成要素である。
発光ダイオードが、好ましくはフォトレジストパッドの内側に配置されている。
発光ダイオードが、好ましくはメサ構造を有する。
本発明の他の態様、目的、利点および特徴は、好ましい実施形態に係る以下の詳細な説明を読むことによってより明らかになり、以下の説明は、添付の図面を参照しつつ、非限定的な例示として提供されるものである。
図1Aは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図1Bは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図1Cは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図1Dは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図1Eは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図1Fは、第1の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第1の実施形態では、フォトルミネッセンスパッドがフォトルミネッセンス粒子を含有する様々なフォトレジストから製造される。 図2Aは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Bは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Cは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Dは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Eは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Fは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Gは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図2Hは、第2の実施形態に係る製造方法の様々なステップの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、画素の解像度が、第1の実施形態に係る方法を使用して得られるものに比較して増加する。 図3Aは、第2の実施形態に係る製造方法の一変形例の上からの部分概略断面図であり、本変形例では、それぞれの第2のフォトルミネッセンスパッドが第1の反射壁(ここではそれはバイヤーマトリックスの例である)に接触している。 図3Bは、第2の実施形態に係る製造方法の他の変形例を使用して得られた光電子デバイスの部分概略断面図であり、本変形例では、反射壁が傾斜している。 図4Aは、第2の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であり、第2の実施形態では、発光ダイオードがワイヤー発光ダイオードである。 図4Bは、コア/シェル形状のワイヤー発光ダイオードの一例を詳細に示す図である。 図4Cは、軸形状のワイヤー発光ダイオードの他の一例を詳細に示す図である。 図5は、第2の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第2の実施形態では、発光ダイオードがメサダイオードである、 図6Aは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Bは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Cは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Dは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Eは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Fは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Gは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Hは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図6Iは、第3の実施形態に係る製造方法によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、第3の実施形態では、発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されている。 図7は、第2の実施形態に係る製造方法の一変形例によって得られた光電子デバイスの部分概略断面図であって、本変形例では、2つの隣り合うフォトルミネッセンスパッドの反射壁が互いに接触している。
図面及び以下の説明では、同一又は類似の構成要素に、同じ参照番号が付されている。加えて、様々な構成要素は、図面を明確にするために、一定の縮尺で示されてはいない。さらに、様々な実施形態及び変形例は、互いに排他的でなく、共に組み合わされてもよい。他に指示が無い限り、用語「実質的に」、「約」、及び「程度」は、10%以内を意味する。
本発明は、発光ダイオードとフォトルミネッセンスパッドとを含む光電子デバイスの製造方法に関する。より正確には、光電子デバイスは、様々な発光画素に分配された発光ダイオードのマトリックスアレイを含み、フォトルミネッセンスパッドは、それぞれ少なくともいくつかの発光ダイオード対向配置されている。対向配置とは、フォトルミネッセンスパッドが発光ダイオードの真向かいに配置されており、かつ、発光ダイオードから離間して又は後者と接触していることを意味する。
詳細を後述する一実施形態によると、フォトルミネッセンスパッドは、発光ダイオードに対向配置され、かつ、スペーサー層によって後者から離間されてもよい。換言すると、フォトルミネッセンスパッドは、発光ダイオードと接触しない。それらは、スペーサー層の光透過面と称される支持面上に載置されてもよい。透過面は、フォトルミネッセンスパッドの方向に発光ダイオードによって発される、励起放射と称される光放射が透過するスペーサー層の表面である。変形例として、透過面は、その上にフォトルミネッセンスパッドが予め製造されている透明板の表面であってもよく、透明板は、発光ダイオードのマトリックスアレイ、例えばスペーサー層上に追加されて固定される。
詳細を後述する他の実施形態によると、フォトルミネッセンスパッドは、発光ダイオードに対向配置され、かつ、後者と接触するように配置されてもよい。換言すると、発光画素において、発光ダイオードは、対応するフォトルミネッセンスパッドの内側に配置されて接触している。フォトルミネッセンスパッドは、それぞれに対応する発光ダイオードを囲む。発光ダイオード及びフォトルミネッセンスパッドは、支持層と称されるものの同一の支持面に載置される。この実施形態は、より詳細にはワイヤー発光ダイオードに関する。
フォトルミネッセンスパッドは、発光ダイオードによって発された励起光放射を少なくとも部分的に異なる波長のルミネッセンス光放射と称されるものに変換するのに適している。それぞれのフォトルミネッセンスパッドは、結合マトリックスを含み、それは、励起光及びルミネッセンス光放射に対して透明であり、その中にフォトルミネッセンス粒子が分散されている。フォトルミネッセンスパッドは、支持面、例えば発光ダイオードもまた載置される支持層の表面、又は発光ダイオードを覆う透明スペーサー層の表面、又は追加された透明板の表面にさえ、載置される。各フォトルミネッセンスパッドは、支持面とは反対側に、ルミネッセンス光放射を透過させることを意図した上面と称されるもの、及び上面から支持面まで延びてパッドを横方向に境界付ける横側面と、を有する。
フォトルミネッセンスパッドの結合マトリックスは、ここではフォトレジストである。フォトレジストとは、ここでは所与の光放射の影響下において、ここではフォトリソグラフィ工程において、現像剤の溶解度が変化する材料を意味する。それは、ポジ型又はネガ型レジストから選択可能であり、フォトレジストのこれらのカテゴリーは、当業者に知られている。それぞれのフォトルミネッセンスパッドは、フォトレジストから形成され、それは、フォトルミネッセンス粒子を含んでパッドごとに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
フォトレジストは、透明であり、かつ、発光ダイオード及びフォトルミネッセンス粒子によって発される光放射に対して光学的に不活性である。このように、レジストは、発光ダイオードによる光放射、及びフォトルミネッセンス粒子による光放射の少なくとも50%、好ましくは少なくとも80%を透過させ、そして、それはこの光の吸収に応答して発光しない。それは、シリコーン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)等のポリシロキサン、レジストSU−8、ポリメチルメタクリレート(PMMA)のような熱可塑性ポリマー、ポリイミド、又は他の適切なフォトレジストから選択される。
フォトルミネッセンス粒子は、励起光をより長い波長のルミネッセンス光に少なくとも部分的に変換するのに適した少なくとも1つのフォトルミネッセンス材料の粒子である。例として、それらは、青色光、すなわちその波長が440nmから490nmの間に含まれる光を吸収し、そして緑色、すなわち495nmから560nmまでの間に含まれる波長、又は赤色、すなわち600nmから650nmまでの間に含まれる波長で発光するのに適している。波長は、ここでは、発光スペクトルの強度ピークの波長を意味する。単なる例示的な例として、発光ダイオードは、その強度ピークが380nmから490nmまでの間に位置する発光スペクトルを持っていてもよい。
フォトルミネッセンス粒子は、互いに分離されており、任意の形状、例えば球形、角形、偏平状、細長状、又は任意の他の形状であってよい。粒子のサイズは、ここでは粒子の最小の寸法であり、平均サイズは、粒子のサイズの算術平均である。フォトルミネッセンス粒子は、0.2nmから1000nmまでの間に含まれる平均サイズを有していてもよく、例えば500nm未満、例えば100nm未満、好ましくは50nm未満である。
好ましくは、フォトルミネッセンス粒子は、量子ドットの形態、すなわちその量子閉じ込めが実質的に三次元である半導体ナノ結晶の形態をとる。量子ドットの平均サイズは、0.2nmから50nmまでの間に含まれていてもよく、例えば1nmから30nmまでの間に含まれる。量子ドットは、少なくとも1つの半導体化合物から形成され、セレン化カドミウム(CdSe)、リン化インジウム(InP)、リン化インジウムガリウム(InGaP)、硫化カドミウム(CdS)、硫化亜鉛(ZnS)、酸化カドミウム(CdO)又は酸化亜鉛(ZnO)、セレン化亜鉛カドミウム(CdZnSe)、例えば銅又はマンガンでドープされたセレン化亜鉛(ZnSe)、グラフェン又は他の適当な半導体から選択される。量子ドットは、また、コア/シェル構造を有していてもよく、コア/シェル構造は、CdSe/ZnS、CdSe/CdS、CdSe/CdS/ZnS、PbSe/PbS、CdTe/CdSe、CdSe/ZnTe、InP/ZnS等のような材料の組み合わせから成る。フォトルミネッセンス粒子のサイズ及び/又は組成は、ルミネッセンスに望ましい波長に応じて選択される。
フォトルミネッセンスパッドは、それぞれフォトレジストのブロックの形態をとり、その厚さは、それが載置される表面に直交する軸に沿った最大寸法として定義される。それらが載っている前記表面に平行な平面におけるパッドの断面は、様々な形状であり、例えば円形、楕円形、多角形、及び例えば三角形、正方形、長方形、さらには六角形であってもよい。ここで、パッドの幅は、パッドの断面の横寸法と定義される。局所幅は、その所与の高さにおけるパッドの幅である。平均幅は、パッドの厚さの全部の局所幅の平均(例えば算術平均)である。
フォトルミネッセンスパッドの厚みは、0.1μmから50μmまでの間に含まれていてもよく、好ましくは1μmから30μmまでの間に含まれており、例えば約20μmに等しい。フォトルミネッセンスパッドの幅は、発光画素のそれ、したがって光電子デバイスの用途に依る。それは、0.5μmから100μmまでの間に含まれていてもよく、例えば1μmから20μmまでの間に含まれており、そして例えばディスプレイスクリーン又は投影システムの場合には約10μmに等しい。さらに、フォトレジスト中のフォトルミネッセンス粒子の単位重量当たりの割合は、10%から70%までの間に含まれていてもよく、好ましくは25%から60%までの間に含まれていてもよく、例えば30%に等しくてもよい。それは、特に、フォトリソグラフィ工程においてフォトレジストの厚さ全体に露光できるように、フォトルミネッセンスパッドの厚みに依る。
図1Aから1Fは、第1の実施形態に係る発光ダイオードを含む光電子デバイスを製造する方法を示す。
平面(X,Y)が実質的に光電子チップ2の主面に平行であり、かつ、Z軸がXY平面に直交する方向を向いている直接三次元座標系(direct three-dimensional coordinate system)(X,Y,Z)は、ここで定義され、残りの説明において参照される。
図1Aは、透過面3を有する発光ダイオードのマトリックスアレイの準備、及び第1のフォトルミネッセンス粒子を含む第1のフォトレジスト5の堆積を示す。
発光ダイオード(不図示)のマトリックスアレイは、ここで光電子チップ2内に形成され、発光画素Pのマトリックスアレイを定義する。光電子チップ2の1表面は、発光ダイオードのマトリックスアレイの透過面3を形成する。透過面3は、ここで実質的に平面であるが、光抽出を改善することを可能にする微細構造がそこにオプションとして存在してもよい。
発光ダイオードは、ここでは1つの同じ半導体化合物、例えばGaNのようなIII−V族化合物をベースとする。ベースとするとは、発光ダイオードが主に前記半導体化合物から成ることを意味する。以下に詳述するように、各発光ダイオードは、第1及び第2のドープ半導体部分のスタックを含み、活性部分は、それらの部分の間に位置する。活性部分は、光放射が発生する、発光ダイオードの部分である。発光ダイオードは、ワイヤー又はメタ構造のような様々な構造を有していてもよく、その例は、図4B及び4C並びに図5をそれぞれ参照して以下に説明される。この例において、発光ダイオードは、青色光、すなわち440nmから490nmまでの間に含まれる波長で強度ピークを有する発光スペクトルの光を放射するように設計されている。
第1のフォトレジスト5は、発光ダイオード上に堆積されており、ここで後者と接触していない。より正確には、それは、発光ダイオードに対向して配置されるように、支持面、ここでは光電子チップ2の透過面3、上に堆積される。第1のフォトレジスト5は、発光ダイオードによって発された青色光を赤色光、緑色光、又は他の色の光、ここでは例えば赤色光、に少なくとも部分的に変換するのに適した第1のフォトルミネッセンス粒子、ここでは量子ドット、を含む。フォトレジスト5は、透過面3を完全に覆うように堆積されていてもよい。それは、当業者に知られている従来の技術、例えばスピンコーティング、スプレーコーティング、グラビア印刷、スクリーン印刷等、を使用して堆積されてもよい。
フォトレジスト5は、透過面3上のどこでも実質的に一定の局所厚さを有し、好ましくは0.1μmから50μmまでの間に含まれ、より好ましくは1μmから40μmまでの間に含まれ、例えば約20μmに等しい、平均厚さを有する。
この例において、それは、発光ダイオードによって発された青色光を赤色光に少なくとも部分的に変換するのに適したフォトルミネッセンス粒子、ここでは量子ドット、を含む。例として、平均サイズが3nmから12nmまでの間に含まれるCdSe半導体ナノ結晶から形成される量子ドットは、青色光を赤色光に変換するのに適している。第1のフォトレジスト5は、単位重量当たりの割合が、10%から70%までの間に含まれていてもよく、好ましくは25%から60%までの間に含まれており、例えば30%に等しい、量子ドットを含む。
図1Bは、第1のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第1のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。第1のパッド6は、互いに分離され、赤色光を発するように画素Pの透過面3上に位置取られる。
この例において、全ての第1のフォトルミネッセンスパッド6は、互いに実質的に同一の寸法を有する。それらは、ここでXY平面内に実質的に正方形又は長方形の断面を有する第1のフォトレジスト5のブロックから形成される。それぞれの第1のフォトルミネッセンスパッド6は、透過面3とは反対側のいわゆる上面7と、上面7から透過面3まで延びる横側面8と、を有する。換言すると、発光ダイオードは、光電子チップの支持層(不図示)上に載っており、フォトルミネッセンスパッドの上面は、Z軸に沿った支持層と反対側のパッドの表面である。第1のパッド6の厚さは、ここで実質的に20μmに等しく、その平均幅は、画素のサイズに実質的に等しく、ここでは例えば約10μmに等しい。
図1Cは、透過面3上の第2のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。このフォトレジストは、フォトルミネッセンスパッド6で被覆されていない透過面3を覆うように、上述の技術のうちの1つを用いて堆積されてもよい。このように、それは、第1のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8と接触する。この例において、それは、実質的に第1のフォトルミネッセンスパッド6のそれに等しい厚さであるが、異なる厚さであってもよく、例えばより厚い厚さを有していてもよい。
この例において、第2のフォトレジスト5は、発光ダイオードによって発される青色光を、第1のフォトルミネッセンス粒子によって発された光と異なる光、例えば緑色光、に少なくとも部分的に変換するのに適した第2のフォトルミネッセンス粒子、ここでは量子ドット、を含む。例として、平均サイズが約1.3nmに等しいCdSe半導体ナノ結晶から形成される量子ドットは、青色光を緑色光に変換するのに適している。第2のフォトレジスト5は、第1のフォトレジスト5のそれと同一又は異なる量子ドットの単位重量当たりの割合を含んでいてもよい。第2のフォトルミネッセンス粒子は、第1のフォトルミネッセンス粒子と異なり、第2のフォトレジスト5を形成する結合マトリックスは、第1のフォトレジスト5を形成するものと同一であってもよい。
図1Dは、第2のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第2のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。第2のパッド6は、互いに分離されており、互いに接触しない限り第1のパッド6からも分離されている。それらは、緑色光を発するように意図された画素Pの透過面3上に位置取られている。
第2のフォトルミネッセンスパッド6は、次の1つの第2のパッド6と同一又は異なる寸法、及び第1のパッド6のそれらと同一又は異なる寸法を有していてもよい。この例において、全ての様々なパッド6、6は、実質的に、互いに同一な寸法を有する。第2のフォトルミネッセンスパッド6は、XY平面内に実質的に正方形又は長方形の断面を有する第2のフォトレジスト5のブロックから形成される。第1のパッドと同様に、それぞれの第2のフォトルミネッセンスパッド6は、透過面3とは反対側のいわゆる上面7と、上面7から透過面3まで延びる横側面8と、を有する。
XY平面における、それぞれのフォトルミネッセンスパッド6、6を隣接するパッド6、6から分離する最短距離は、フォトルミネッセンスパッド6、6の横側面8、8を覆うように反射壁10、10を形成することを可能とするように適合される。この距離は、数百ナノメートルから数ミクロン又はそれ以上のオーダーであってもよい。
この例において、透過面3は、フォトルミネッセンスパッド6、6によって被覆されていないゾーンを含み、そのゾーンは、1つ又はそれ以上の発光ダイオードに対向配置されており、青色光を発するように発光画素Pを定義する。これらの画素Pは、フォトルミネッセンスパッド6、6が含む発光画素P、Pのそれらと実質的に等しいサイズを有していてもよい。変形例として、青色画素を形成することを意図したゾーンは、フォトルミネッセンス粒子がダイオードによって発された青色光のそれと異なる波長の青色光を発するのに適したフォトルミネッセンスパッドを含んでいてもよい。例として、ダイオードが約450nmの波長で発し、フォトルミネッセンス粒子が約480nmの波長で発してもよい。
図1Eは、少なくとも1つの反射材料、例えば少なくとも1つの金属から成る薄層9をコンフォーマルに堆積する工程を示す。薄層9は、化学蒸着法によって(例えば原子層蒸着法によって)又は物理蒸着法によって(例えば電子ビーム物理蒸着法又はカソードスパッタリングによって)堆積されてもよい。コンフォーマルな堆積とは、薄層が、それが覆う表面に対して局所的に実質的に平行に延びるような方向にフォトルミネッセンスパッド6上に堆積されることを意味する。コンフォーマルに堆積された薄層は、実質的に均一な厚さを有する。しかしながら、その局所的な厚さは、例えばXY平面に実質的に直交する表面における最小値と、例えばXY平面に実質的に平行な表面における最大値と、の間で変化してもよい。単なる例示として、厚さ200nmでコンフォーマルに堆積された薄層の場合、薄層の厚さは、パッド6の横側面8上の100nmの値と、透過面3及びパッド6の上面7上の200nmの値と、の間で変化してもよい。
薄層9は、ただ1つの反射材料又は互いに堆積した複数の様々な材料から形成されてもよい。反射材料は、アルミニウム、銀、プラチナ、又は他の任意の適切な材料から選択される。薄層9は、実質的に均一な平均厚さを有し、これは10nmから500nm、までの間、好ましくは50nmから300nmまでの間に含まれていてもよく、例えばパッド6の横側面8上で約100nmに等しくてもよい。
薄層9は、様々なフォトルミネッセンスパッド6、6及びパッド6、6で被覆されない透過面3を覆う。それは、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド6、6の横側面8、8及び上面7、7、及び、フォトルミネッセンスブロック、すなわちここでは緑色画素P及び赤色画素P、及びフォトルミネッセンスパッド、すなわちここでは青色画素Pを含まない発光画素を含む2つの隣接する発光画素の間に位置する透過面3を覆う。
図1Fは、薄層9を局所的にエッチングすることによってフォトルミネッセンスパッド6、6の横側面8、8を覆う反射壁10、10を形成する工程を示す。
このように、フォトルミネッセンスパッド6、6の横側面8、8に接触していない薄反射層9のこれらの部分は、エッチングされる。このように、フォトルミネッセンスパッド6、6の上面7、7を覆う薄層9の部分が除去され、青色画素Pを定義する透過面3のゾーンを覆う薄層9の部分もまた除去される。このように、薄層9によって覆われた上面7、7及び透過面3は、解放される。解放するとは、表面が層によって覆われていないことを意味する。フォトルミネッセンスブロックを含む隣接する2つの発光画素P、Pの間の透過面3上に位置する薄層9のこれらの部分もまた除去される。このように、パッド6の横側面8は、反射壁10によって覆われる。換言すると、反射壁10は、横側面上に置かれて、接触しながらそれらを連続的に覆う。
このエッチング工程は、ドライエッチングの工程、例えばプラズマエッチング(RIE、ICP等)であってもよい。ドライエッチングは高異方性であるため、フォトルミネッセンスパッド6、6の横側面8、8を覆う薄反射層9の部分のみが残り、XY平面に平行な面においてフォトルミネッセンスパッド6、6を取り囲む反射壁10、10を形成する。
透過面3の層は、金属のドライエッチングのためのエッチストップとして作用してもよく、発光ダイオードの完全性を維持することができる。それは、有機又は無機材料から成る平坦化層、又は誘電材料、例えば酸化シリコン(例えばSiO)、窒化シリコン(Si)、又は酸窒化シリコン(SiON)から成る不動態化層、の面であってもよい。
このように、第1の実施形態に係る製造方法は、高解像度及び高コントラストを有する光電子デバイスを得ることを可能にする。具体的には、フォトルミネッセンス粒子及び有利には量子ドットを含むフォトレジストを使用して、フォトリソグラフィによって直接フォトルミネッセンスパッドを形成することが可能である。このように、フォトルミネッセンス粒子を含む液滴の局所的な堆積のような代替技術に頼ることを避けつつ、高解像度のフォトルミネッセンスパッドのマトリックスアレイを得ることができる。そのような技術は、液滴のサイズの制御、発光画素に対する液滴分注ヘッドの位置合わせ等に特に関連する欠点を有し、それは、所望の解像度が得られることを妨げ得る。加えて、コンフォーマルな堆積と局所的なエッチングとによる反射壁の形成は、画素に関する光放射が隣の画素のフォトルミネッセンスブロックに到達できない限り、高コントラストを得ることができる。
図2A〜2Hは、第2の実施形態に係る発光ダイオードを含む光電子デバイス1を製造する方法を示す。
図2Aは、発光ダイオードのマトリックスアレイを提供する工程及び第1のフォトルミネッセンス粒子を含む第1のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。工程は、図1Aを参照して説明したこれらと同一又は類似であり、さらに詳細には説明しない。
図2Bは、第1のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第1のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。この工程もまた図1Bを参照して説明されたものに類似又は同一である。
図2Cは、少なくとも1つの反射材料から第1の薄層9をコンフォーマルに堆積する工程を示す。第1の実施形態とは対照的に、第1の薄反射層9は、第2のフォトルミネッセンスパッド6が形成される前に堆積される。
第1の薄層9は、前述の技術のうちの1つによって堆積されてもよい。それは、1つ及びただ1つの反射材料から形成され、又は互いに堆積された複数の様々な材料から形成されてもよく、実質的に一定の厚さ、例えば約100nmに等しい厚さを有する。
それは、第1のフォトルミネッセンスパッド6及び第1のパッド6によって被覆されていない透過面3を覆う。このように、それは、第1のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8及び上面7、及び、他の発光画素、すなわち緑色画素P及び青色画素Pを形成することを意図された透過面3のそれらのソーン、を連続的に覆う。
図2Dは、第1の薄層9の局所的なエッチングによって、第1のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8を覆う第1の反射壁10を形成する工程を示す。
このように、第1のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8に接触して位置されている薄層9のこれらの部分は、エッチングされる。このように、第1のフォトルミネッセンスパッド6の上面7を覆う薄層9の部分は除去され、緑色画素P及び青色画素Pを定義する透過面3のゾーンを覆う部分もまた除去される。
このエッチング工程は、ドライエッチングの工程であってもよく、例えば前述の技術のうちの1つが実施される工程であってもよい。ドライエッチングは高異方性であるため、第1のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8を覆う薄層9の部分のみが残り、XY平面に平行な面において第1のフォトルミネッセンスパッド6を取り囲む第1の反射壁10を形成する。
図2Eは、透過面3上の第2のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。それは、第1のフォトルミネッセンスパッド6で被覆されていない透過面3を覆うように前述の技術のうちの1つを使用して堆積されてもよい。それは、第1のパッド6、この例において、第1のフォトルミネッセンスパッド6のそれを実質的に等しい厚さを有する、の反射壁10に接触している。第2のフォトレジスト5は、第2のフォトルミネッセンス粒子、ここでは量子ドット、を含み、これは、第1の実施形態において説明したそれらと類似又は同一である。
図2Fは、第2のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第2のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。この例において、それらは、緑色光を発するように意図された画素Pの透過面3上に位置取られる。
第1の実施形態とは対照的に、少なくとも1つの第2のフォトルミネッセンスパッド6、ここではそれぞれの第2のフォトルミネッセンスパッド6、は、対応する第1の反射壁10に接触するように、第1のフォトルミネッセンスパッド6の反対に配置される。ここで、前記パッドは、少なくとも1つの第1の反射壁10に接触し、さらに、少なくとも1つの横側面部分8、すなわち第1の反射壁10に接触していない部分、を含む。
第2のフォトルミネッセンスパッド6は、互いに分離され、第1のフォトルミネッセンスパッド6からも分離されている。それぞれの第2のパッド6は、さらに光学的及び構造的に、第1の反射壁10によって反対に配置される第1のパッド6から分離される。このように、第1のフォトルミネッセンス粒子によって発されるルミネッセンス光放射が隣接する第2のフォトルミネッセンスパッド6を透過することも、第2のフォトルミネッセンス粒子のそれが隣接する第1のフォトルミネッセンスパッド6を透過することもできない。
図2Gは、反射材料から成る第2の薄層9を堆積する工程を示す。第2の薄層9は、第1の薄層9のそれと同一な1つ又はそれ以上の材料から形成されてもよい。好ましくは、第2の薄層9は、材料及び厚さの観点から、第1の薄層9と同一である。
第2の薄層9は、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド6、6、及びフォトルミネッセンスパッド6、6で覆われていない透過面3を覆うように堆積されている。このように、それは、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド6、6の上面7、7、第2のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8、及び第1のフォトルミネッセンスパッド6の第1の反射壁10を連続的に覆う。それは、青色画素Pを形成するように意図された透過面3のそれらのゾーンも覆う。
図2Hは、第2の薄層9の局所的なエッチングによって、第1の反射壁10に接触していない第2のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8を覆う第2の反射壁10を形成する工程を示す。このように、第2のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8に接触するように配置されていない第2の薄層9のそれらの部分は、エッチングされる。このように、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド6、6の上面7、7を覆う薄層9の部分は除去され、青色画素Pを定義する透過面3のゾーンを覆う部分もまた除去される。
このエッチング工程は、ドライエッチングの工程であってもよく、例えば前述の技術のうちの1つが実施される工程であってもよい。ドライエッチングは高異方性であるため、第2のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8を覆う第2の薄層9の部分のみが残り、第2の反射壁10を形成する。それぞれの第1の反射壁10は、XY平面に平行な面内で、対応する第1のフォトルミネッセンスパッド6を連続的に取り囲んでいるが、それぞれの第2の反射壁10は、対応する第2のフォトルミネッセンスパッド6の横側面8の1部分のみに接触している。第1の反射壁10の1部分が第2の反射壁10の1部分で覆われ、これが反射材料の居所的な厚さの増加させることは、明らかに分かるだろう。
このように、第2の実施形態に係る方法は、互いに隣接する第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド6、6が、その厚さが500nmより小さく、例えば100nm又はそれ以下に等しい、単一の反射壁によってのみ互いに分離されている限り、さらに高い解像度を有する光電子デバイスを得ることができる。それは、画素間における高コントラストを維持しつつ、光電子デバイスの解像度を増加させることができる。
図3Aに示された1つの変形例によると、発光画素はベイヤーマトリックスを形成するように、すなわち異なる波長、例えば2つの画素P、1つの赤色画素P及び1つの青色画素P、において発するのに適した発光画素の複数のセットの幾何学的繰り返しを形成するように配置され、これらの画素は、対になって隣接して配置されている。
この例において、所与の緑色画素Pは、4つの異なる赤色画素Pに隣接している。より正確には、青色励起光を緑色光に変換するのに適した所与の第2のフォトルミネッセンスパッド6は、互いに分離され、青色励起光を赤色に変換するのに適した4つの第1のフォトルミネッセンスパッド6によって境界付けられる。それぞれの第2のパッド6は、4つの隣接する第1のパッド6の第1の反射壁10に接触している。
このように、第2の実施形態に係る方法のこの変形例は、第2のパッド6の横側面8を覆う第2の反射壁10を形成する工程を含まない。具体的には、第2のフォトレジスト5を堆積している間に、後者が第1のフォトルミネッセンスパッド6間に形成された空間、より正確には、互いに対向する第1の反射壁10間に形成された空間、を充填する。第2のフォトレジスト5は、フォトリソグラフィによって発光画素Pを形成することが意図されたゾーンから除去される。したがって、このように形成された第2のフォトルミネッセンスパッド6は、隣の第1のフォトルミネッセンスパッド6の複数の反射壁10に接触している。そのため、それらは、XY平面内において、第1の反射壁10によって横方向に境界付けられる。
発光画素の他の配置は、もちろん可能である。図3Bの例では、X軸に沿って、第1のフォトルミネッセンスパッド6は、第2のフォトルミネッセンスパッド6によって又は青色画素Pを形成することが意図された透過面3のゾーンによって、対をなして離間される。
図3Bに示す他の変形例によると、反射壁10は、XY平面に対して傾斜している。傾斜しているとは、反射壁10が、XY平面に対して90°以外の傾斜角を有することを意味する。この傾斜角は、厳密には90°より小さく、傾斜の0以外の最大値より大きい又は等しい、例えば約20°に等しい。これらの壁は、ここで実質的に平面状であり、実質的に一定の局所傾斜角を有する。好ましくは励起光を赤に変換するのに適した第1のフォトルミネッセンスパッド6は、角錐台形状を有し、すなわち上面7によって占められる面積が透過面3に接触するパッドの底面によって占められる面積よりも小さい。
対照的に、好ましくは励起光を緑に変換するのに適した第2のフォトルミネッセンスパッド6は、上面7によって占められる面積がフレア形状を有する。それらは、倒立角錐台形状を有する。第2のフォトルミネッセンスパッド6が外側に広がる形状を有するという事実は、ルミネッセンス光放射の抽出を改善することを可能にする。特に、同じフォトルミネッセンス粒子による光放射の再吸収は、このように制限されていてもよく、これは、後者が緑でルミネッセンス光を発するのに適しているときに、特に有利である。
変形例として、反射壁10、10は、平面状である必要はないが、特に第1のフォトルミネッセンスパッド6が実質的にカーブした横側面8を有するときには、カーブ形状を有する。カーブしたとは、平らなゾーンがない、又は対になって傾斜した一連の平面状ゾーンから形成される表面であることを特に意味する。光の抽出を最適化し、第2のフォトルミネッセンスパッド6のルミネッセンス光の再吸収を制限しつつ、薄反射層9、9のドライエッチング工程において、反射壁10、10の局所的なエッチングを制御することができる。
一般的に、発光ダイオードは、様々なタイプの構造を有していてもよい。図4A及び4Bは、ここではコアシェル構造と呼ばれるワイヤータイプの発光ダイオード4の例を示す。
図4Aを参照すると、光電子デバイスは、光電子チップ2を含み、その中に発光ダイオード4のマトリックスアレイが配置される。それぞれの発光画素は、複数のワイヤー発光ダイオード4を含む。発光ダイオード4は、それぞれの発光画素内に一様に分布され、互いに電気的に分離されたダイオードのセットを形成してもよい。このように、それぞれのダイオードのセットは、1つの発光画素に属し、それは他のダイオードのセットとは独立して動作されてもよい。所与のセットにおいて、発光ダイオード4は、対応する画素が動作されているときに同時に発されるように並列に接続されている。
発光ダイオード4は、支持層25、例えば成長用基板、上に載っている。成長用基板25が電気的に絶縁性である場合、電線(不図示)は、発光ダイオード4の様々な画素にバイアスをかけるために、基板25の内部に存在してもよい。導電性成長用基板25、例えばシリコンベースのものの場合、トレンチ隔離(不図示)は、互いに電気的に隔離するためにトレンチ隔離を設けてもよい。さらに、支持層25は、光電子デバイスの電気的制御を確実にするのに適した制御チップ(不図示)に固定されて電気的に接続されてもよい。
発光ダイオード4は、少なくとも1つのスペーサー層12で被覆されており、その支持層と反対側の面は、透過面3を形成する。スペーサー層12は、発光ダイオード4によって発される光放射に対して透明である。それは、郵電材料から、及びオプションで平坦化層から、製造されたパッシベーション層によって形成されてもよい。誘電材料は、酸化物、窒化物、又は酸窒化シリコンから選択されてもよい。他の材料もまた好適であり得る。平坦化層は、シリコーン又はPMMAのような有機又は無機材料から形成されてもよい。スペーサー層は、それらを均一に覆うように、Z軸に沿った、発光ダイオード4の長手方向の寸法よりも大きな厚さを有する。
図4Aは、所与の発光画素に属する例示的な発光ダイオード4を示しており、その対オードは、コア/シェル構造のワイヤーダイオードである。発光ダイオード4は、細長い三次元形状を有し、Z軸に平行な軸に沿って長手方向に延びている。この例において、それは、第1のドープ部21を含み、それは、例えばnドープであり、成長用基板25の前側上に載っている核生成パッド24から長手方向に延びるワイヤーの形態をとる。誘電材料から成る成長用マスク26は、基板25の前側を覆い、核生成パッド24上に開く開口部を含む。核生成パッド24は、互いに分離され、又は所与の薄い連続層の様々なソーンのパッドであってもよい。第1のドープ部21の上部は、その上部境界及びその横方向境界において、少なくとも1つの量子ウェルを含む活性ゾーン23を形成する1つ又はそれ以上の層によって、覆われる。活性ゾーン23それ自体は、pドープされた第2のドープ部22を形成する層によって覆われている。発光ダイオード4は、ここでコア/シェル構造のナノワイヤー又はマイクロワイヤーであり、ドープ部21及びドープ部22は、ワイヤーのコア及びシェルをそれぞれ形成する。
所与の発光画素の発光ダイオード4は、ここで電気的に並列に接続されている。基板25の後側は、ここでは導電性であり、第1のバイアス電極27で被覆され、ドープ部22は、第2のバイアス電極28を形成する連続的な層で覆われている。最後に、スペーサー層12は、発光ダイオード4を全体的に覆っている。前記層は、ここで、発光ダイオード4のマトリックスアレイの透過面3を形成する、実質的に平坦な上面を有する。
図4Cは、所与の発光画素に属する他の例示的な発光ダイオード4を示しており、そのダイオードは、軸方向の構成のワイヤーダイコードである。この例において、ワイヤーは、第1のドープ部21、活性ゾーン23、及び第2のドープ部22のスタックによって形成され、Z軸に平行な長手方向軸に沿って延びる。コア/シェル構造とは対照的に、活性ゾーン23は、実質的にドープ部21の上部境界のみを覆い、ドープ部22は、実質的に活性ゾーン23の上部境界のみを覆う。上記のように、ワイヤーは、成長用基板25の前側上に載っている核生成パッド24から長手方向に延びる。成長用マスク26は、基板25の前側のみを覆い、核生成パッド24上に開く開口部を含む。スペーサー層は、ワイヤーの横方向境界を覆い、第2のドープ部22の上部境界と接触する第2のバイアス電極28を通過する。スペーサー層12は、透過面3を形成する上面を有する。
単なる例示として、発光ダイオード4は、GaNをベースとして、青色に励起放射を発するのに適していてもよい。それらは、10nmから10μmまでの間に含まれる、例えば100nmから5μmまでの間に含まれる、横寸法を有していてもよい。それらの高さは、それらの横寸法よりも大きく、例えば、2倍、5倍、好ましくは少なくとも10倍大きく、そして約10μmに等しい。
図5は、発光ダイオード4がメサ構造を有する光電子デバイスを示している。この例において、それぞれの発光画素は、他のダイオード4とは無関係に活性化され得る単一の発光ダイオード4を含む。
発光ダイオード4は、ここではn型の第1のドープ部31、及びここではp側の第2のドープ部32のスタックによって、それぞれ形成され、それらの部分の間には、活性ゾーン33が配置されている。それらは、互いに実質的に同一平面であるメサ構造を形成する。発光ダイオード4のこの構造は、欧州特許公開EP2960940に記載されているものと類似又は同一であり、その本文は、本明細書に一体的に組み込まれるものと考えられる。メサ構造とは、エッチング工程後に成長用基板上に突出する半導体部分31、32、33のスタックから形成された構造を意味する。メサ構造は、発光ダイオード4の第1のドープ部31がそれぞれ同一平面である限り、実質的に同一平面である。同じことが活性ゾーン33及び第2のドープ部32にも当てはまる。
それぞれの発光ダイオード4は、第1のドープ部31を有し、その表面は活性ゾーン33とは反対側の表面であり、それを介して発光ダイオード4の光放射は発せられる。第1のドープ部31及び第2のドープ部32の横側面、及び活性ゾーン33のそれらは、第1のドープ部31のブレークアウト表面35を除いて、誘電層34で覆われている。
発光ダイオード4は、ダイオード間でZ軸に沿って延びる横方向電気接続構成要素36によって、互いに分離されている。それぞれの発光ダイオード4は、このように第1のドープ部31のブレークアウト表面35と電気的に接触する横方向接続構成要素36と関連付けられ、第1のドープ部31に所定の電位を印加することを可能にする。しかしながら、この横方向接続構成要素36は、誘電層34によって隣接するダイオード4から電気的に絶縁されている。
この例において、光電子チップ2は、支持層を形成する電気接続層と呼ばれる層37を含み、層37は、制御チップ(不図示)と、i)横方向電気接続構成要素36及びii)第2のドープ部32と接触して配置された電気接続部38と、の間に電気的接触を可能にする。接続層37は、誘電材料によって互いに電気的に絶縁された接続パッド39を含む。このように、制御チップは、発光ダイオード4のうち任意の1つに電位を印加し、互いに独立してそれらを活性化することができる。
スペーサー層12は、ここでは横方向接続構成要素36と発光ダイオード4の第1のドープ部31の発光面とを覆う誘電材料から成るパッシベーション層を含み、前記スペーサー層は、オプションにより平坦化で完成する。発光ダイオード4に対向するスペーサー層12の正面は、ダイオードマトリックスアレイの透過面3を形成する。
単なる例示として、発光ダイオード4は、GaNをベースとし、青色の光放射を発するのに適していてもよい。それらは、100nmから50μmまでの間に含まれる厚さを有し、それらの横方向寸法は、500nmから数百ミクロンまでの間に含まれていてもよく、好ましくは50μm未満、好ましくは30μm未満、10μmに等しく、あるいは5μmである。
第1及び第2の実施形態の変形例として、その実施形態において、フォトルミネッセンスパッド6は、発光ダイオードのマトリックスアレイの透過面3上に直接製造され、フォトルミネッセンスパッド6及び反射壁10を形成する工程は、発光ダイオードによって発された光放射に対して透明である板の支持面と呼ばれるものの上で実行されてもよく、次に透明板が加えられて発光ダイオードのマトリックスアレイ及び例えばスペーサー層に固定される。この変形例に係る方法は、上述の第1及び第2の実施形態のそれと類似であり、透過面3は、透明板の表面である。透明板は、ガラス、特にパイレックスのようなホウケイ酸ガラス、又はサファイア、又は他の任意の適した材料から製造される。それは、それが取り扱われてそしてダイオードに加えられることが可能な厚さを有する。透明板は、任意の手段によって、例えばダイオードによって発される光放射に対して透明な接着剤を使用して接着結合することによって、発光ダイオードのマトリックスアレイ及び例えば上述のスペーサー層に固定されてもよい。発光ダイオードのマトリックスアレイに透明板を加える工程の後、フォトルミネッセンスパッドは、それぞれ少なくとも1つの発光ダイオードに面して配置されている。
図6Aから6Iは、第3の実施形態に係る発光ダイオードを含む光電子デバイス1を製造する方法を示し、この実施形態は、ダイオードがワイヤーダイコードであり、フォトレジストパッドの内側に配置されている点で、第1及び第2の実施形態と異なり、特定の又は全てのものがフォトルミネッセンスである。内側に配置されるとは、フォトレジストパッドXY平面内で対応する発光ダイオードのそれぞれを取り囲み、Z軸に沿って覆うことを意味する。したがって、発光ダイオードは、パッドのフォトレジストに接触し、第1及び第2の実施形態のように、スペーサー層によってそれらから離間していない。
図6Aは、好ましくはコア/シェル構造を有するワイヤー発光ダイオードのマトリックスアレイを提供する工程を示す。ここで、発光ダイオード4は、スペーサー層12を除いて図4Bに示したものに同一又は類似の構造を有する。それらは、支持層、例えば成長用基板25、の表面からZ軸に平行な長手方向軸に沿って延びる細長い3次元構造の形態を取る。
発光ダイオード4は、発光ダイオードのセット内の支持層25上に配置されており、そのセットは、様々な発光色の発光画素を形成することが意図されており、例えば青色画素P、赤色画素P、及び緑色画素Pである。このように、好ましくは、所与のダイオード、及び所与の発光画素のそれらは、電気的に並列で接続され、それぞれのダイオードのセットは、他のセットから電気的に独立している。例示として、発光ダイオード4は、約10μmに等しい高さを有していてもよい。この例において、それらは、GaNをベースとし、青色励起光を発するのに適している。
図6Bは、支持面3'、ここでは支持層25の表面上に、第1のフォトルミネッセンス粒子を含む第1のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。フォトレジスト5は、支持層25の表面3'に接触して覆い、その発光面上でそれぞれの発光ダイオード4に接触して覆う。それは、XY平面に対して平行な面において、それぞれの発光ダイオード4の間に延び、発光ダイオード4の高さよりも大きな厚さを有する。例示として、第1のフォトレジスト5は、約20μmに等しい厚さを有していてもよい。第1のフォトルミネッセンス粒子は、発光ダイオード4によって発された青色励起光を赤色光に変換するのに適している。それらは、ここでは量子ドットであり、その平均サイズは50nm未満である。
図6Cは、第1のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第1のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。第1のフォトルミネッセンスパッド6は、赤色発光画素Pを形成するように意図されたゾーンの内側に局在化されている。このように、それぞれの第1のパッド6は、対応する画素Pの発光ダイオード4を覆い、その間に延びる。換言すると、画素Pのダイオード4は、第1のパッド6の内側に配置され、第1及び第2の実施形態で説明したように、そこから離れて配置されていない。例示として、第1のパッド6は、実質的に20μmに等しい厚さと実質的に10μmに等しい幅とを有している。第1のフォトルミネッセンスパッド6は、それぞれの第1のパッド6が対応する発光画素P上に延び、他の色の隣り合う発光画素P及びPを形成することを意図したゾーンを超えて延びていないような幅を有する。他の色の発光画素、例えばここでは青色画素P及び緑色画素P、を形成することが意図されたゾーンは、第1のフォトルミネッセンスパッド6を含まない。
図6Dは、第2のフォトルミネッセンス粒子を含む第2のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。後者は、それらの発光スペクトルが第1のフォトルミネッセンス粒子のそれと異なる限り、第1のフォトルミネッセンス粒子とは異なる。この例において、それらは、発光ダイオード4によって発される青色励起光を緑色光に変換するのに適している。それらは、ここでは量子ドットであり、その平均サイズは、50nm未満である。第2のレジスト5は、支持層25の表面3'に接触して覆い、第1のパッド6内に配置されていない発光ダイオード4のそれぞれに接触して覆っている。それは、XY平面に平行な面内で、青色発光画素P及び緑色発光画素Pを形成することが意図されたゾーンの内側に配置された発光ダイオード4の間に延び、発光ダイオード4の高さよりも大きな厚さを有する。例示として、第2のフォトレジスト5は、実質的に約20μmに等しい厚さを有していてもよい。
図6Eは、第2のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第2のフォトルミネッセンスパッド6を形成する工程を示す。第2のパッド6は、緑色発光画素Pを形成することが意図されたゾーンの内側に局在化されている。それぞれの第2のパッド6は、対応する画素Pの発光ダイオード4を覆い、それらと接触しつつダイオード4の間に延びる。換言すると、画素Pのダイオード4は、第2のパッド6の内側に配置される。例示として、第2のパッド6は、実質的に20μmに等しい厚さを有しており、実質的に10μmに等しい幅を有する。第2のパッド6は、それぞれの第2のパッド6が、対応する画素P内に延び、他の色の隣り合う発光画素Pを形成することを意図したゾーンを超えて延びていないような幅を有する。青色画素Pを形成することが意図されたゾーンは、第2のフォトルミネッセンスパッド6を含まない。
図6Fは、青色画素Pを形成することが意図されたゾーンに配置されたダイオードを覆うように、第3のフォトレジスト5を堆積する工程を示す。それは、支持層25の表面3'に接触して覆う。第3のフォトレジスト5は、第1及び第2のフォトルミネッセンス粒子と異なる第3のフォトルミネッセンス粒子を含んでいてもよく、含んでいなくてもよい。それがフォトルミネッセンス粒子を含まない場合、発光画素Pは、そのスペクトルが発光ダイオードのそれに対応する光を発するのに適している。この例において、それは、第3のフォトルミネッセンス粒子、ここでは量子ドットを含み、その平均サイズは、50nm未満であり、発光ダイオード4によって発された青色励起光を他の波長の青色光に変換するのに適している。例示として、ダイオードは、450nmの波長で発光してもよく、第3の粒子は、480nmでルミネッセンス光を発するのに適していてもよい。第3のレジスト5は、支持層の表面に接触して覆い、第1及び第2のパッド6及び6内に配置されていないダイオード4のそれぞれに接触して覆う。それは、XY平面に平行な面内において、青色発光画素Pを形成することが意図されたゾーン内に配置された発光ダイオード4の間に延び、発光ダイオード4の高さよりも大きな厚さを有する。例示として、第3のフォトレジスト5は、実質的に約20μmに等しい厚さを有していてもよい。
図6Gは、第3のフォトレジスト5からフォトリソグラフィによって第3のパッド6、ここではフォトルミネッセンスパッドを形成する工程を示す。第3のパッド6は、青色発光画素Pを形成することが意図されたゾーンに局在化されている。それぞれの第3のパッド6は、それらに接触しながら、対応する画素Pのダイオード4の間を覆って延びている。換言すると、画素Pのダイオード4は、第3のパッド6の内側に配置されている。例示として、第3のパッド6は、実質的に20μmに等しい厚さ及び実質的に10μmに等しい幅を有する。第3のパッド6は、第3のパッド6が対応する青色発光画素P内に延びるような幅を有する。
図6Hは、第1、第2、第3のパッド6、6、6を覆うように、少なくとも1つの反射材料及び例えば少なくとも1つの金属から成る薄層9をコンフォーマルに堆積する工程を示す。薄層は、上面7、7、7及びパッド6、6、6の横側面8、8、8を連続的に被覆する。それは、パッド6の横側面8上において、実質的に同一の厚さ、例えば約100nmに等しい厚さを有していてもよい。
図6Iは、薄層9の局所的なエッチングによって、横側面8、8、8を覆う反射壁10、10、10を形成する工程を示す。このように、上面7、7、7を覆う薄層9の部分はエッチングされ、ここではドライエッチングされる。支持層25の表面3'上に載せられた薄層9の部分もまたエッチングされる。
このように、第3の実施形態に係る製造方法を用いて、そのワイヤー型発光ダイオードがフォトレジストパッドの内側に配置されており、その少なくともいくつかがフォトルミネッセンスである、光電子デバイスを得ることができる。高解像度は、フォトレジストパッドがフォトリソグラフィによって製造され、フォトルミネッセンス粒子が量子ドットであるため、得られる。
図7は、第3の実施形態に係る方法の変形例を示し、薄反射層9は、パッド6、6、6の横側面8、8、8上のその厚さが、XY平面において隣り合う2つのパッドを分離する距離の半分より大きくなるように堆積される。このように、薄層9を堆積する工程において、隣り合う2つのパッド6の互いに対向する反射壁10の間に接触が得られる。
図7及び上述の第3の実施形態の変形例として、反射壁10は、電着によって形成されてもよい。より正確には、図6A〜6Gに示されるように、フォトレジストパッド6は、製造され、支持層25の表面3'上に載せられる。薄成長用トラックは、少なくとも1つの金属、例えばチタン、同、又はアルミニウム、から製造され、支持層25の表面3'上に配置され、それぞれのパッド6を取り囲むように、対になっている隣り合うパッド6の間に延びる。次に、図6H及び6Iの変形例として、反射壁10は、金属、例えばニッケル、アルミニウム、又は銀、のような反射材料の電着によって製造される。金属は、薄成長用層から成長し、互いに対向する横側面8によって囲まれた空間を埋める。金属は、パッド6の横側面を覆い、反射壁を形成する。光電子デバイス1は、反射壁10が隣り合うパッド6の間に形成された空間を埋めるという意味で、図7に示されたものと同様である。例示として、2つの隣り合うパッド6の間の距離は、0.5μmから5μmまでの間に含まれてもよい。
上述の第3の実施形態に係る方法の変形例として、第1、第2、及び第3のフォトルミネッセンスパッド6、及び対応する反射壁10は、連続して製造されてもよい。より正確には、第2の実施形態と同様に、第1のフォトルミネッセンスパッド6が形成され、そして第1の反射壁10が形成され、そして第2のフォトルミネッセンスパッド6が形成され、そして第2の反射壁10が形成される。
特定の実施形態は、説明された。様々な変形例及び修正は、当業者に明らかであると思われる。このように、発光ダイオードは、青色以外の励起光を発するのに適していてもよく、様々なフォトルミネッセンスパッドは、励起光を赤色及び緑色以外の色に変換するのに適していてもよい。加えて、パッドは、フォトルミネッセンス粒子を含んでいなくてもよい。さらに、一般的に、フォトルミネッセンスパッド6は、互いに異なる厚さ寸法及び/又は幅寸法を有していてもよい。

Claims (17)

  1. 発光ダイオード(4)のマトリックスアレイと、それぞれ少なくとも前記発光ダイオード(4)のいくつかに対向配置されている複数のフォトルミネッセンスパッド(6、6、6・・・)と、を含む光電子デバイス(1)の製造方法であって、
    〇フォトレジストが支持面(3;3')上に予め堆積されており、フォトルミネッセンス粒子を含む少なくとも1つの前記フォトレジスト(5、5、5・・・)からフォトリソグラフィによって前記複数のフォトルミネッセンスパッド(6、6、6・・・)を形成するステップと、
    〇横側面(8、8、8・・・)上の少なくとも1つの薄層部(9、9、9・・・)の堆積によって前記フォトルミネッセンスパッド(6、6、6・・・)の横側面(8、8、8・・・)を被覆する反射壁(10、10、10・・・)を形成するステップと、
    を備える光電子デバイスの製造方法。
  2. 反射壁(10、10、10・・・)を形成するステップが、フォトルミネッセンスパッド(6、6、6・・・)を被覆するように反射材料から作られた少なくとも1つの薄層(9、9、9・・・)をコンフォーマルに堆積するステップと、次いで、フォトルミネッセンスパッド(6、6、6・・・)の上面(7、7、7・・・)と呼ばれるものを解放するために堆積された薄層(9、9、9・・・)を局所的にエッチングするステップと、を含み、前記上面が前記支持面(3;3')の反対側に位置する、請求項1に記載の光電子デバイスの製造方法。
  3. 複数のフォトルミネッセンスパッド(6、6)を形成するステップ及び反射壁(10、10)を形成するステップが、
    〇第1のフォトレジストが前記支持面(3;3')上に予め堆積されており、第1のフォトルミネッセンス粒子を含有する前記第1のフォトレジスト(5)からフォトリソグラフィによって複数の第1のフォトルミネッセンスパッド(6)を形成するステップと、
    〇前記第1のフォトルミネッセンスパッド(6)上の薄層(9)をコンフォーマルに堆積することによって前記第1のフォトルミネッセンスパッド(6)の横側面(8)を被覆する第1の反射壁(10)を形成し、次いで、第1のフォトルミネッセンスパッド(6)の上面(7)を解放するために局所的にエッチングするステップと、
    〇第2のフォトレジストが前記支持面(3;3')上に予め堆積されており、第2のフォトルミネッセンス粒子が第1のフォトルミネッセンス粒子と異なり、前記第2のフォトルミネッセンス粒子を含有する第2のフォトレジスト(5)からフォトリソグラフィによって複数の第2のフォトルミネッセンスパッド(6)を形成するステップと、
    を含む、請求項2に記載の光電子デバイスの製造方法。
  4. 複数の第2のフォトルミネッセンスパッド(6)を形成するステップに続いて、
    〇第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド(6、6)上の薄層(9)をコンフォーマルに堆積することによって前記第2のフォトルミネッセンスパッド(6)の横側面(8)を被覆する第2の反射壁(10)を形成し、次いで、第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド(6、6)の上面(7、7)を解放するために局所的にエッチングするステップと、
    を含む、請求項3に記載の光電子デバイスの製造方法。
  5. 各第2のフォトルミネッセンスパッド(6)が少なくとも1つの第1の反射壁(10)と接触する、請求項3又は4に記載の光電子デバイスの製造方法。
  6. 各第1の反射壁(10)が、10nmから500nmまでの厚みを有する、請求項2〜5のいずれか一項に記載の光電子デバイスの製造方法。
  7. 複数のフォトルミネッセンスパッド(6、6、6)を形成するステップが、少なくとも第1のフォトルミネッセンス粒子を含有する複数の第1のフォトルミネッセンスパッド(6)を形成するステップと、次いで第1のフォトルミネッセンス粒子と異なる第2のフォトルミネッセンス粒子を含有する複数の第2のフォトルミネッセンスパッド(6)を形成するステップと、を含み、反射壁(10、10、10)を形成するステップが、少なくとも第1及び第2のフォトルミネッセンスパッド(6、6)を形成した後に行われる、請求項1に記載の光電子デバイスの製造方法。
  8. 反射壁(10、10、10)が電着によって形成される、請求項7に記載の光電子デバイスの製造方法。
  9. フォトルミネッセンス粒子が、量子ドットであり、平均サイズが50nm以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の光電子デバイスの製造方法。
  10. 発光ダイオード(4)が、支持層(25、37)の主面に対して実質的に直交して長手方向に延びた細長い三次元構成要素である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光電子デバイスの製造方法。
  11. 発光ダイオード(4)がフォトレジストパッド(6、6、6)の内側に配置され、少なくともいくつかのフォトレジストパッド(6、6、6)がフォトルミネッセンス粒子を含むフォトルミネッセンスパッドである、請求項10に記載の光電子デバイスの製造方法。
  12. フォトルミネッセンスパッド(6、6、6)が、透過面と呼ばれる支持面(3)に載置され、前記支持面が発光ダイオード(4)を被覆するスペーサー層(12)によって形成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の光電子デバイスの製造方法。
  13. 〇支持層上に載置された発光ダイオード(4)のマトリックスアレイと、
    〇それぞれ少なくともいくつかの前記発光ダイオード(4)に対向配置されており、それぞれ第1のフォトルミネッセンス粒子を含む第1のフォトレジスト(5)から形成され、第1のフォトルミネッセンスパッドが第1の反射壁(10)を形成する堆積された薄層部によって被覆された横側面(8)を有する、複数の第1のフォトルミネッセンスパッド(6)と、
    〇それぞれ少なくともいくつかの前記発光ダイオード(4)に対向配置されており、それぞれ第1のフォトルミネッセンス粒子と異なる第2のフォトルミネッセンス粒子を含む第2のフォトレジスト(5)から形成され、第2のフォトルミネッセンスパッドが第2の反射壁(10)を形成する堆積された薄層部によって被覆された横側面(8)を有する、複数の第2のフォトルミネッセンスパッド(6)と、
    を含む、光電子デバイス(1)。
  14. それぞれの第2のフォトルミネッセンスパッド(6)が、第1の反射壁(10)と接触する、請求項13に記載の光電子デバイス(1)。
  15. 発光ダイオード(4)が、支持層(25、37)に対して実質的に直交する長手方向の軸に沿って延びた細長い三次元構成要素である、請求項13又は14に記載の光電子デバイス(1)。
  16. 発光ダイオード(4)が、フォトレジストパッド(6、6)の内側に配置されている、請求項15に記載の光電子デバイス(1)。
  17. 発光ダイオード(4)が、メサ構造を有する、請求項14に記載の光電子デバイス(1)。
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