JP2020505586A - 多重モード眼科光コヒーレンストモグラフィの動的モード切り替え - Google Patents

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Abstract

掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度および全深度OCT画像を選択的に生成するための技術および装置。例示的方法は、第1のサンプリングレートと第1のサンプリングレートの2倍である第2のサンプリングレートとから選ぶ工程と、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、第1のサンプリングレートに対応する周波数範囲を有するkクロック信号を使用して、選択されたサンプリングレートで掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)干渉信号をサンプリングする工程とを含む。本方法はさらに、第1のサンプリングレートが選択された場合には結果として得られるOCT画像が半深度画像となり、第2のサンプリングレートが選択された場合には結果として得られるOCT画像が全深度画像となるようにOCT画像を取得するために、サンプリングされたOCT干渉信号を処理する工程を含む。

Description

本開示は、一般的には、眼科用途において使用されるような光コヒーレンストモグラフィ(OC:Optical Coherence Tomography)に関し、具体的には、モード切り替え回路を使用して半深度(half−depth)OCT画像と全深度(full−depth)OCT画像とを選択的に生成するための技術および装置に関する。
光コヒーレンストモグラフィ(OCT)は高分解能断面撮像を行うために使用される技術である。これはしばしば、例えばリアルタイムで微細スケールで人間の眼などの生体組織構造を撮像することに適用される。光波が物体またはサンプルから反射され、コンピュータは、反射されるとどのように波が変化するかに関する情報を使用することによりサンプルの断面の画像またはサンプルの3次元ボリュームレンダリング(three−dimensional volume rendering)を生成する。
OCTはフーリエ領域処理の時間領域処理に基づき行われ得る。後者の手法は、掃引型源(swept−source)OCTとして知られた技術を含み、ここでは、サンプルを照射するために使用される光信号のスペクトル成分が時間的に符号化される。換言すれば、光源は光帯域全体にわたって掃引され(または階段状にされ)、干渉信号が、源信号と、光帯域全体にわたるいくつかの点でサンプリングされた反射信号との合成により生成される。光帯域全体にわたって均等に離間された点で干渉信号をサンプリングするように通常は設計されるサンプリングクロックは「kクロック」と呼ばれ、その結果のサンプル(光周波数領域または「k空間」内のサンプルである)は「k空間」サンプルと呼ばれる。
実際には、光源は、撮像されている物体(例えば眼)の表面上の一連の点の各点へ逐次的に向けられ、スペクトル帯域幅全体にわたるk空間サンプルはこれらの点の各点で収集される。各点に対応するk空間サンプルは、撮像された物体内のある範囲の深度に対応する画像データを提供するために周知のデジタル信号処理技術(すなわち「A走査」)を使用して処理される。一連の点全体にわたるA走査はB走査を生成するためにコンパイルされ、撮像された物体に沿った連続「行」に対応する複数のB走査は3次元画像データを形成するためにコンパイルされ得る。掃引型源OCTにおいて使用されるフーリエ領域処理の理由で、z軸走査(干渉の基準アームの長さが、撮像された物体内の様々な深度における情報を取得するために逐次的に変更される)は必要とされないということが理解される。むしろ、深度情報は、k空間サンプルのスペクトル周波数増分のサイズに逆に対応する深度の範囲全体にわたってk空間サンプルの処理から取得される。
以下に詳細に説明されるのは、掃引型源OCT干渉信号に基づき、そして少なくともいくつかの実施形態ではモード切り替え回路を使用することにより、半深度および全深度OCT画像を選択的に生成するためのいくつかの技術および装置である。
いくつかの実施形態による例示的方法は、第1のサンプリングレートと第1のサンプリングレートの2倍である第2のサンプリングレートとから選ぶ工程と、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、第1のサンプリングレートに対応する周波数範囲を有するkクロック信号を使用することにより、選択されたサンプリングレートで掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)干渉信号をサンプリングする工程と、を含む。本方法はさらに、第1のサンプリングレートが選択された場合には結果として得られるOCT画像が半深度画像となり、第2のサンプリングレートが選択された場合には結果として得られるOCT画像が全深度画像となるようにOCT画像を取得するために、サンプリングされたOCT干渉信号を処理する工程を含む。
いくつかの実施形態では、掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程は、第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートが選択されるかに基づき、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングするためにkクロック信号を使用する工程を含み、ハーフレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、フルレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む。他の実施形態では、選択されたサンプリングレートで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程は、第1のサンプリングレートが選択された場合、サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、第2のサンプリングレートが選択された場合、第1のレートで第1のサンプリングされた出力を取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、第1のレートで第2のサンプリングされた出力を取得するために第1のA/D変換器を使用して掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と並列に、第2のA/D変換器およびkクロック信号の位相シフトレプリカを使用して掃引型源OCT干渉信号もまたサンプリングする工程であって、その結果の第2のサンプリングされた出力は第1のサンプリングされた出力に対して時間的にシフトされる、工程とを含む。これらの実施形態では、第1のサンプリングされた出力と第2のサンプリングされた出力はサンプリングされたOCT干渉信号を取得するために合成される。これらの実施形態のいくつかでは、kクロック信号の位相シフトされたレプリカが選択的に生成される(すなわち、第2のサンプリングレートが選択された場合に)。
上に要約した技術のうちの1つまたは複数を行うための装置もまた以下に詳細に説明される。一例は、掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成するように構成された光コヒーレンストモグラフィ(OCT)データ取得および処理回路である。ここで、OCTデータ取得および処理回路は、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するためにkクロック信号を使用して、第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートで掃引型源OCT干渉信号を選択的にサンプリングするように構成されたアナログデジタル(A/D)変換器回路を含む。ここで、第2のサンプリングレートは第1のサンプリングレートの2倍であり、第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートでのサンプリングはレート選択信号に基づく。例示的OCTデータ取得および処理回路はさらに、第1のサンプリングレートが選択された場合にはOCT画像が半深度画像となり、第2のサンプリングレートが選択されている場合にはOCT画像が全深度画像となるようにOCT画像を取得するために、サンプリングされたOCT干渉信号を処理するように構成されたデジタル信号処理回路を含む。
いくつかの実施形態では、上に要約した例示的OCTデータ取得および処理回路内のA/D変換器回路は、レート選択信号に応答して、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで、kクロック信号を使用して、掃引型源OCT干渉信号をサンプリングすることにより、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するように構成されたデュアルレートA/D変換器を含む。ここで、ハーフレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、フルレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む。
他の実施形態では、上に要約した例示的OCTデータ取得および処理回路内のA/D変換器回路はその代りに、kクロック信号から第1および第2のA/Dクロック信号を生成するように構成されたkクロックダブラー回路であって、第1のA/Dクロック信号はkクロック信号のレプリカであり、第2のA/Dクロック信号はkクロック信号の位相シフトされたレプリカである、kクロックダブラー回路と、第1および第2のA/D変換器であって、それぞれは掃引型源OCT干渉信号を受信するように構成され、それぞれは、それぞれのサンプリングされた出力を生成するために第1および第2のA/Dクロック信号をそれぞれ使用して、掃引型源OCT干渉信号を選択的にサンプリングするように構成された、第1および第2のA/D変換器と、を含む。これらの実施形態におけるA/D変換器回路はさらに、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、サンプリングされた出力同士を合成するように構成されたマルチプレクサを含む。これらの実施形態におけるA/D変換器回路は、レート選択信号に応答してハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで動作するように構成され、A/D変換器の一方だけがハーフレートモードで活性化され、そしてA/D変換器の両方がフルレートモードで活性化される。これらの実施形態のいくつかでは、kクロックダブラー回路は、レート選択信号に応答して第1のA/Dクロック信号および第2のA/Dクロック信号の一方または両方を選択的に生成するように構成される。
本発明を具現化するものとして上に要約され以下に詳細に説明される特定方法および装置は、本発明の制限としてではなく例示の目的で示されるということが理解されるようになる。ここに詳述される本発明のいくつかの原理および特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく様々な実施形態において採用され得る。
例示的掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)システムの部品を示す。 従来のデジタル取得および処理回路の部品を示すブロック図である。 本開示の発明のいくつかの実施形態に合致する例示的デジタル取得および処理回路の部品を示す。 本開示の発明の他の実施形態に合致する別の例示的デジタル取得および処理回路の部品を示す。 本発明の実施形態に合致する例示的方法を示す処理フロー図である。 本発明のいくつかの実施形態による処理フロー図からの1工程の詳細を示す処理フロー図である。 本発明の実施形態に合致する例示的方法を示す処理フロー図である。 本発明のいくつかの実施形態による処理フロー図からの1工程の詳細を示す処理フロー図である。 例示的半域および全域OCT画像を示す。
眼科用途では、OCTのような低コヒーレンス干渉法技術が、眼層の間隔に関する情報を提供するために使用される。眼科生物測定法は、全眼長に対して行われる測定だけでなく、眼の前部からの解剖学的および光学的パラメータを測定することも必要とする。しかし、眼の全長を測定することは、より浅い深度の測定を必要とする前部測定を行うことに対しいくつかの性能トレードオフを必要とする。
OCTシステムが眼の前眼房と全眼との両方を撮像することを可能にするためのいくつかの方法が実証された。これらの方法は、例えば、長い光学遅延またはデュアル光学遅延を使用する工程と、数値的再サンプリングを行う工程と、OCTデータのデジタル信号処理においてミラー像曖昧性を除去する工程と、ミラー像曖昧性をOCTデータから除去する工程と、またはOCTデータから画像のエイリアス成分を展開する工程と、を含む。しかし、これらの方法のそれぞれは、いずれかのシステム性能の妥協を必要とする、またはシステム設計制約に影響を与える。
掃引型源OCT(SSOCT)では、光周波数領域内のサンプルステップサイズに対応するkクロック周期の選択がOCT撮像性能に影響を与える。一般的に言えば、人間の眼などのサンプル内のより大きな深度全体にわたる撮像は、光帯域内の細かなステップサイズに対応する、より高いサンプリングレートを必要とする。
本発明の実施形態は、スペクトル領域内でサンプリングされるOCTシステム(すなわち所謂掃引型源OCTシステム(すなわちSSOCTシステム))の、例えばkクロック周期を複数回選択的にサンプリングすることにより、測定深度(ranging depth)の動的切り替えを支援する能力を提供する。これは、撮像深度がデジタル取得ボードおよびレーザ掃引レートの簡単なデジタルソフトウェアスイッチにより拡大され得るようにする。本明細書において説明される技術および装置により、生のOCTデータのサンプリングは、複数のクロック発振器または光機械的切り替え機構の必要無しに、測定深度の高速調整を提供するように操作され得る。同時測定結果が、処理されたOCT画像の空間分解能を妥協することなく提供される。
本明細書で説明される技術および装置は、眼科撮像および生物測定法に特に有用であり、様々な眼科用途のための眼の半域または全域画像を選択的に提供するために使用され得る。全域画像は例えば眼の全深度の撮像を可能にする約40ミリメートルの深度範囲を有し得、一方、半域画像は例えば眼の前部の撮像を可能にする約20ミリメートルの深度範囲を有し得る。全域画像の例および半域画像の対応する例が図9に示される。図9では、全域画像はこの場合は40mmの測定深度全体にわたる眼の完全な軸方向長を測定する。半域画像はこの場合は20mmの測定深度全体にわたる眼の前眼房を測定する。図9では、半域画像は角膜および水晶体の画像を含み、一方、全域画像は角膜、水晶体、および網膜の画像を含む。一般的に、半域画像は、眼の前眼房に関連付けられた寸法(角膜厚および曲率、レンズ厚および曲率、ならびに前眼房深さなど)を判断するために使用され得、一方、全域画像は眼の軸方向長などの寸法を判断するために使用され得る。
以下に続くこれらの技術の詳細説明の文脈を提供するために、図1が最初に説明される。図1は、掃引型光源100、干渉計200、検出システム150、kクロック源300、および表示システム180を含む例示的SSOCTシステム10を示す。本明細書に示される詳細は単なる例であるということが理解されることになり、他のシステムは周知のやり方で変化し得る。
掃引型光源100は通常、所定光学的チューニング範囲全体にわたって繰り返し(例えば1キロヘルツ(kHz)以上の走査繰り返し率で100nm以上の範囲にわたって)走査する、掃引された光信号を生成するように波長チューニングのために設計される。走査補充(scanning repletion)レート(「レーザ掃引レート」または「掃引レート」とも呼ばれる)は、レーザが当該波長の範囲にわたって全掃引を行うレートである。例えば、レーザが1060nmの中心波長を有し、100nmの範囲(すなわち1010nm〜1110nm)にわたって掃引されれば、掃引レートは波長の100nm範囲が掃引されるレートである。掃引レートが1キロヘルツである場合、100nmの波長の範囲は1マイクロ秒内に(すなわち1秒当たり1000回)掃引される。kクロック源300は、掃引型光源100からの出力がそのチューニング範囲全体にわたって掃引されるので、均等に離間された光周波数サンプリング間隔でkクロック信号を生成するように構成される。この特別な例の干渉計200は、例えば約1060nmまたは約1310nmの光波長での動作のために設計されたMach−Zehnderタイプ干渉計として実現される。この干渉計は撮像された物体5(人間の眼であり得る)から反射された光信号を解析するために使用される。干渉計200は、1060nmまたは830nmの中心波長など異なる波長用に設計されると異なる設計に基づき得るということが理解される。一例では、掃引型光源100の中心波長は1060nmであり、掃引型光源100は100nm範囲にわたって掃引される。
同図に見られるように、掃引型光源100から掃引された光出力は光ファイバ110を介し干渉計内の光ファイバ結合器210へ結合される。光ファイバ結合器210は、例えば90/10光ファイバ結合器であり得る。掃引された光信号は結合器210により基準アーム220とサンプルアーム212との間に割り当てられる。
基準アーム220の光ファイバはファイバ端面224で終端する。図示された実装形態では、基準アームファイバ端面224から出た光102Rは、レンズ226により平行にされ、ミラー228により反射される。一例では、ミラー228は調整可能ファイバツーミラー(fiber−to−mirror)距離を有する。この距離は、撮像されている深度範囲内の基準点(すなわち基準アーム220とサンプルアーム212との間のゼロパス長差のサンプル5内の位置)を判断する。この距離は、いくつかの実施形態では、様々なサンプリングプローブおよび/または撮像されるサンプルに関し調整され得る。基準ミラー228から戻る光は、基準アームサーキュレータ222へ戻され、50/50ファイバ結合器240へ導かれる。
サンプルアーム212上のファイバはサンプルアームプローブ216で終端する。出射する掃引された光信号102Sはプローブ216によりサンプル5上へ焦点を合わせられる。サンプル5から戻る光は、サンプルアームサーキュレータ214へ戻され、50/50ファイバ結合器240へ導かれる。基準アーム信号およびサンプルアーム信号は光干渉信号を生成するためにファイバ結合器240内で合成される。
光干渉信号は検出システム150内で検出され処理される。特に、図1に示す実装形態では、2つの光検出器152を含む平衡型受信器がファイバ結合器240の出力のそれぞれに位置する。平衡型受信器152からの電子的干渉信号は、データ取得および処理システム155による処理のための干渉信号158を生成するために増幅器154により増幅される。
検出システム150のデータ取得および処理システム155は、増幅器154から出力される干渉信号をサンプリングするために使用される。kクロック源300からのkクロック信号は、光学的掃引型源システム100のシステムデータ取得と周波数チューニングとを同期させるためにデータ取得システム155により使用される。光学的掃引型源システム100の光学的チューニングは時間に関し線形ではないかもしれないので、kクロック信号は、不規則周期を有し、したがって基本周波数を有しなく、むしろサンプリングレートと見なさ得る平均周波数により特徴付けられる周波数範囲を有するということに留意されたい。
通常、サンプルの上の合焦されたプローブビーム点の各点でのスペクトル応答が掃引型光源100の周波数チューニングから生成されるように、これらの点を空間的に(例えばx−y的やり方またはθ−z的やり方で)ラスター走査することによりサンプル5の完全なデータセットが収集されると、データ取得および処理システムは、サンプル5の画像を再構築して2Dまたは3Dトモグラフィ再構成を行うために周知技術に従ってフーリエ変換をデータに対し行う。次に、データ取得および処理により生成される情報は映像モニターなどの表示システム180により表示され得る。
図2は、例示的データ取得および処理システム155のさらなる詳細を示す。描かれたレベルでは、図示されたデータ取得および処理システム155は、以下にさらに詳細に説明される独創的技術だけでなく従来技術にも整合する。同図に見られるように、データ取得および処理システム155は、kクロック信号302をサンプリングクロックとして使用することにより干渉信号158をサンプリングするように構成されたアナログデジタル(A/D)変換器を含む。これは、サンプリングされたOCT信号をサンプリングチャネル17上に生成し、サンプリングされたOCT信号はフーリエ処理および画像再生のためにデジタルシグナルプロセッサ回路20へ提供される。
図3は本発明のいくつかの実施形態に合致する例示的データ取得および処理システム30Aを示す。データ取得および処理システム30Aは、図1のシステム内のデータ取得および処理システム155に置き換えられ得るが、他のSSOCTシステムにおいても使用され得る。
データ取得および処理システム30Aは、図2のA/D変換器15のようにkクロック信号をサンプリングクロックとして使用することにより干渉信号158をサンプリングするように構成されたデュアルレートA/D変換器を含む。しかし、図2のA/D変換器とは異なり、デュアルレートA/D変換器35は、レート選択信号に応答してハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかでkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号158をサンプリングすることにより、サンプリングされたOCT干渉信号をサンプリングチャネル37上に生成するように構成される。ハーフレートモード(例えばレート選択入力の「0」の値により選択されるように)で操作される場合、デュアルレートA/D変換器35は、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする。フルレートモード(例えばレート選択入力の「1」の値により選択されるように)で操作される場合、デュアルレートA/D変換器35は、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする。したがって、フルレートモードは、ハーフレートモードの一周期当たり1つのサンプルと比較し、kクロックの周期毎に2つのサンプルを生成する。このとき、サンプリングチャネル37は、ハーフレートモードまたはフルレートモードが選択されるかに依存して2つの異なるサンプル帯域幅を支援するデュアルレートチャネルであるということが理解されることになる。ここで、ハーフレートモードまたはフルレートモードを選択することは、干渉信号158をサンプリングするための第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレート(k領域内の)を選択することと等価であり、第2のサンプリングレートは第1のレートの2倍である。
別の例では、サンプリングレートとレーザ掃引レートとの両方はハーフレートモードとフルレートモードとで異なる。一般的に、ハーフレートモードに関し、サンプリングレートはフルレートモードのサンプリングレートの半分であり、掃引レートはフルレートモードの掃引レートの2倍である。図3において、データ取得および処理システム30Aは、図2のA/D変換器15のようにkクロック信号をサンプリングクロックとして使用することにより干渉信号158をサンプリングするように構成されたデュアルレートA/D変換器を含む。しかし、図2のA/D変換器とは異なり、デュアルレートA/D変換器35は、レート選択信号に応答してハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかでそして選択された掃引レートでkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号158をサンプリングすることにより、サンプリングされたOCT干渉信号をサンプリングチャネル37上に生成するように構成される。ハーフレートモード(例えばレート選択入力の「0」の値により選択されるように)で操作される場合、デュアルレートA/D変換器35は、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする。加えて、Rの掃引レート(例えば2kHz)が、ハーフレートモードで動作する際に使用される。フルレートモード(例えばレート選択入力の「1」の値により選択されるように)で操作される場合、デュアルレートA/D変換器35は、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする。加えて、R/2の掃引レート(例えば1kHz)が、フルレートモードで動作する際に使用される。したがって、フルレートモードは、ハーフレートモードの一周期当たり1つのサンプルと比較して、kクロックの周期毎に2つのサンプルを生成する。加えて、レーザは、フルレングスモードではハーフレートモードにおけるレートで(レートRで)より2倍速く(レートR/2で)その波長の範囲にわたって掃引される。このとき、サンプリングチャネル37は、ハーフレートモードまたはフルレートモードが選択されるかに依存して2つの異なるサンプル帯域幅を支援するデュアルレートチャネルであるということが理解されることになる。ここで、ハーフレートモードまたはフルレートモードを選択することは、干渉信号158をサンプリングするための第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレート(k領域内の)を選択することと等価であり、第2のサンプリングレートは第1のレートの2倍である。このとき、サンプリングチャネル37は、ハーフレートモードまたはフルレートモードが選択されるかに依存して2つの異なる掃引レートを支援するデュアルレートチャネルであるということも理解されることになる。ここで、ハーフレートモードまたはフルレートモードを選択することは第1または第2の掃引レートを選択することと等価であり、第2の掃引レートは第1の掃引レートの半分である。
データ取得および処理回路30Aは、デュアルレートA/D変換器35に加えて、デジタル信号処理回路40をさらに含む。図2のデジタル信号処理回路20のように、デジタル信号処理回路40は、再び周知技術を使用して、サンプリングチャネル37を介し提供されるサンプリングされたOCT干渉信号に基づきフーリエ処理および画像再生を行う。しかし、デジタル信号処理回路40は、ハーフレートモードおよびフルレートモードそれぞれに対応して半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成する。
図4は、本開示の発明のいくつかの実施形態に合致するデータ取得および処理回路の別の例を示す。図4に見られるように、データ取得および処理回路は、それぞれが干渉信号158を別々にサンプリングするように構成されるように並列に構成された2つのA/D変換器55を含む。第1のA/D変換器と第2のA/D変換器とへのクロック(CLK)入力はそれぞれ、クロック信号58A、58Bとしてそれぞれ図に示されるkクロック信号の2つの異なるレプリカにより駆動される。ここで、一方のクロック信号(58B)は他方のクロック信号(58A)に対して位相シフト(すなわち遅延)される。図示の例では、この位相シフトは、様々な位相シフトが(例えばk領域内で一様なサンプリング間隔を提供するために)採用され得るが、約180度である。第1および第2のkクロック信号58A、58Bは、kクロックダブラー回路57により図4に示す回路において生成される。第1のA/D変換器55の出力と第2のA/D変換器55の出力は、サンプリングチャネル37を介しデジタルシグナルプロセッサ回路40へ提供されるサンプリングされたOCT干渉信号を生成するためにマルチプレクサ(MUX)60により合成される。図3に示す回路の場合と同様に、デジタル信号処理回路40は、ハーフレートモードおよびフルレートモードそれぞれに対応して半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成するために、再び周知技術を使用して、サンプリングチャネル37を介し提供されるサンプリングされたOCT干渉信号に基づきフーリエ処理および画像再生を行う。
データ取得および処理回路30Bがフルレートモードで操作される場合、両方のA/D変換器55は、例えばA/D変換器回路55へのイネーブル(EN)入力を介し活性化される。A/D変換器回路へ提供される逆相サンプリングクロックのために、サンプルはk領域内のインターリーブされた周波数間隔で採取されることになる。マルチプレクサ60は、フルレートサンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、これらのサンプルを受信された順序で合成することによりこれらをインターリーブする。
別の例では、サンプリングレートとレーザ掃引レートとの両方はハーフレートモードとフルレートモードとで異なる。一般的に、ハーフレートモードに関し、サンプリングレートはフルレートモードのサンプリングレートの半分であり、掃引レートはフルレートモードの掃引レートの2倍である。データ取得および処理回路30Bがフルレートモードで操作される場合、両方のA/D変換器55は、例えばA/D変換器回路55へのイネーブル(EN)入力を介し活性化される。A/D変換器回路へ提供される逆相サンプリングクロックのために、サンプルはk領域内のインターリーブされた周波数間隔で採取されることになる。マルチプレクサ60は、フルレートサンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、これらのサンプルを受信された順序で合成することによりこれらをインターリーブする。加えて、フルレートモードでは、掃引型源レーザの掃引レートR/2が使用される(すなわち、フルレートモードのレーザの掃引レートはハーフレートモードの掃引レートの半分である)。
データ取得および処理回路30Bがハーフレートモードで操作される場合、A/D変換器55の一方だけが活性化される。いくつかの実施形態では、これはイネーブル(EN)入力により行われ得る(例えば一方のイネーブル(EN)入力を「0」へ、他の他方のイネーブル(EN)入力を「1」へ設定することにより)。他の実施形態では、マルチプレクサ60は、A/D変換器の一方だけからの入力を受け入れるように制御され得る。さらに他の実施形態では、一方のA/D変換器55は、レート選択入力の制御下で、そのクロック信号を抑制することにより実効的に不活性化され得る(例えば、kクロックダブラー回路57から出力される一方のクロック信号を非活性化することにより)。したがって、いくつかの実施形態では、kクロックダブラー回路57はレート選択信号に応答して第1および第2のA/Dクロック信号58A、58Bの一方または両方を選択的に生成するように構成される。いくつかの実施形態では、この後者の手法は、一方のA/D変換器55だけが活性化されるようにA/D変換器55のイネーブル入力を制御することと組み合わせられ得るということに留意されたい。
上に指摘したように、データ取得および処理回路30A、30Bは図1に示すSSOCTシステム10内のデータ取得および処理回路155に置き換えられ得る。より一般的には、当然、これらの回路とその変形形態とのいずれも、データ取得および処理回路30Aまたは30Bが、掃引型光源および掃引型光源の出力へ結合された干渉計と組み合わせられるように、幅広い種類のSSOCTシステムのうちの任意のものに含まれ得る。ここで、干渉計は、干渉計により生成された光干渉信号から掃引型源OCT干渉信号158を生成するように構成された検出回路を含む。
上記詳細を念頭に置いて、図5は、掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成するための例示的方法を示す処理フロー図であるということが理解される。ブロック510に見られるように、本方法は第1のサンプリングレートと第1のサンプリングレートの2倍である第2のサンプリングレートとから選ぶ工程を含む。ブロック520に示すように、次に、掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)干渉信号は、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、第1のサンプリングレートに対応する周波数範囲を有するkクロック信号を使用することにより、選択されたサンプリングレートでサンプリングされる。ブロック530に示すように、次に、サンプリングされたOCT干渉信号は、第1のサンプリングレートが選択された場合にはOCT画像が半深度画像となり、第2のサンプリングレートが選択された場合にはOCT画像が全深度画像となるように、OCT画像を取得するように処理される。
いくつかの実施形態では、掃引型源OCT干渉信号のサンプリング(ブロック520に示す)は、第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートが選択されるかに基づき、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングするためにkクロック信号を使用する工程を含み、ハーフレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、フルレートモードは、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む。
他の実施形態では、選択されたサンプリングレートでの掃引型源OCT干渉信号のサンプリングは、第1のサンプリングレートが選択された場合、サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、第2のサンプリングレートが選択された場合、第1のレートで第1のサンプリングされた出力を取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、第1のレートで第2のサンプリングされた出力を取得するために、第1のA/D変換器を使用して掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と並行して第2のA/D変換器およびkクロック信号の位相シフトレプリカを使用して掃引型源OCT干渉信号もまたサンプリングする工程であって、第2のサンプリングされた出力は第1のサンプリングされた出力に対して時間的にシフトされる、工程と、サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために第1のサンプリングされた出力と第2のサンプリングされた出力とを合成する工程と、を含む。この代替案は、ブロック520Aに詳述されるように図6に示される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、kクロック信号の位相シフトされたレプリカだけが選択的に生成され得る(すなわち第2のサンプリングレートが選択された場合)ということに留意されたい。
図5に示す方法は全SSOCTシステムの文脈で考察されると、本明細書で示されないいくつかの他の工程および技術を含み得るということが理解される。通常、当然、データ取得および処理回路において行われ得る図5に示す工程は例えば、干渉計へ結合された掃引型光源を使用することにより掃引型源OCT干渉信号を生成する工程と併せて行われ、干渉計は、干渉計により生成される光干渉信号から掃引型源OCT干渉信号を生成するように構成された検出器を含む。半深度または全深度画像の表示および/または後処理がいくつかの実施形態においても行われ得る。
上記詳細を念頭に置いて、図7は掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成するための例示的方法を示す処理フロー図であるということが理解される。ブロック710に見られるように、本方法は、第1のサンプリングレートと第1のサンプリングレートの2倍である第2のサンプリングレートとから選ぶ工程と、第1のレーザ掃引レートと第1のレーザ掃引レートの半分である第2のレーザ掃引レートとから選ぶ工程と、を含む。ブロック720に示すように、掃引型源レーザは選択された掃引レートで操作され、一方、掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)干渉信号は、サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために第1のサンプリングレートに対応する周波数範囲を有するkクロック信号を使用することにより、選択されたサンプリングレートでサンプリングされる。次に、ブロック730に示すように、サンプリングされたOCT干渉信号は、第1のサンプリングレートおよび第1の掃引レートが選択された場合はOCT画像が半深度画像となり、第2のサンプリングレートおよび第2の掃引レートが選択された場合はOCT画像が全深度画像となるように、OCT画像を取得するように処理される。
いくつかの実施形態では、掃引型源OCT干渉信号のサンプリング(ブロック720に示す)は、第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートが選択されるかに基づき、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングするためにkクロック信号を使用する工程と、第1の掃引レートまたは第2の掃引レートが選択されたかに基づき、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかにおいて、第1または第2の掃引レートで掃引型源レーザを同時に操作する工程と、を含む。このようにして、ハーフレートモードは、掃引型源レーザを第1の掃引レートRで操作している間に、kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたはkクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む。フルレートモードは、掃引型源レーザをR/2の掃引レートで操作している間に、kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む。
他の実施形態では、選択されたサンプリングレートでの掃引型源OCT干渉信号のサンプリングは、第1のサンプリングレートが選択された場合、掃引型源レーザを第1の掃引レートで操作している間に、サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、第2のサンプリングレートが選択された場合、掃引型源レーザを第2の掃引レートで操作する工程と、第1のサンプリングされた出力を第1のレートで取得するために、第1のA/D変換器およびkクロック信号を使用することにより掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、第1のレートで第2のサンプリングされた出力を取得するために第1のA/D変換器を使用して掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と並列に、第2のA/D変換器およびkクロック信号の位相シフトレプリカを使用して掃引型源OCT干渉信号もまたサンプリングする工程であって、第2のサンプリングされた出力は第1のサンプリングされた出力に対して時間的にシフトされる、工程と、サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために、第1のサンプリングされた出力と第2のサンプリングされた出力とを合成する工程と、を含む。この代替案は、ブロック720Aに詳述されるように図8に示される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、kクロック信号の位相シフトされたレプリカだけが選択的に生成され得る(すなわち第2のサンプリングレートが選択された場合)ということに留意されたい。
図7に示す方法は全SSOCTシステムの文脈で考察されると、本明細書で示されないいくつかの他の工程および技術を含み得るということが理解される。通常は、当然、データ取得および処理回路において行われ得る図7に示す工程は例えば、干渉計へ結合された掃引型光源を使用することにより掃引型源OCT干渉信号を生成する工程と併せて行われ、掃引型光源はある掃引レートで操作され、干渉計は、干渉計により生成される光干渉信号から掃引型源OCT干渉信号を生成するように構成された検出器を含む。半深度または全深度画像の表示および/または後処理はいくつかの実施形態においても行われ得る。
本発明はその好ましい実施形態を参照し具体的に示され説明されたが、形式と詳細の様々な変更は添付の特許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることが、当業者により理解されることになる。

Claims (10)

  1. 掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成する方法であって、
    第1のサンプリングレートと前記第1のサンプリングレートの2倍である第2のサンプリングレートとから選ぶ工程と、
    第1の掃引レートと前記第1の掃引レートの半分である第2の掃引レートとから選ぶ工程と、
    掃引型光源を前記選択された掃引レートで操作する工程と、
    サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために、前記第1のサンプリングレートに対応する周波数範囲を有するkクロック信号を使用して、前記選択されたサンプリングレートで前記掃引型源光コヒーレンストモグラフィ(OCT)干渉信号をサンプリングする工程と、
    前記第1のサンプリングレートが選択された場合にはOCT画像が半深度画像となり、前記第2のサンプリングレートが選択された場合には前記OCT画像が全深度画像となるように前記OCT画像を取得するために、前記サンプリングされたOCT干渉信号を処理する工程と、を含む方法。
  2. 前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする前記工程は、前記第1のサンプリングレートまたは前記第2のサンプリングレートが選択されるかに基づき、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングするために前記kクロック信号を使用する工程を含み、
    前記ハーフレートモードは、前記kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたは前記kクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、
    前記フルレートモードは、前記kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択されたサンプリングレートで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする前記工程は、
    前記第1のサンプリングレートが選択された場合に、前記サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために、第1のA/D変換器および前記kクロック信号を使用して前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、
    前記第2のサンプリングレートが選択された場合に、
    第1のサンプリングされた出力を前記第1のレートで取得するために前記第1のA/D変換器および前記kクロック信号を使用して前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と、
    前記第1のレートで第2のサンプリングされた出力を取得するために前記第1のA/D変換器を使用して前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程と並列に第2のA/D変換器および前記kクロック信号の位相シフトレプリカを使用して前記掃引型源OCT干渉信号もまたサンプリングする工程であって、前記第2のサンプリングされた出力は前記第1のサンプリングされた出力に対して時間的にシフトされる、工程と
    前記サンプリングされたOCT干渉信号を取得するために前記第1のサンプリングされた出力と前記第2のサンプリングされた出力とを合成する工程と、を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のサンプリングレートが選択された場合に前記kクロック信号の前記位相シフトされたレプリカを選択的に生成する工程をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 干渉計へ結合された前記掃引型光源を使用して前記掃引型源OCT干渉信号を生成する工程であって、前記干渉計は、前記干渉計により生成される光干渉信号から前記掃引型源OCT干渉信号を生成するように構成された検出器を含む、工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 掃引型源OCT干渉信号に基づき半深度OCT画像または全深度OCT画像を選択的に生成するように構成された光コヒーレンストモグラフィ(OCT)データ取得および処理回路であって、前記OCTデータ取得および処理回路は、
    サンプリングされたOCT干渉信号を生成するためにkクロック信号を使用して、第1の掃引レートまたは第2の掃引レートで掃引型光源を操作しながら第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートで前記掃引型源OCT干渉信号を選択的にサンプリングするように構成されたアナログデジタル(A/D)変換器回路であって、前記第2のサンプリングレートは前記第1のサンプリングレートの2倍であり、前記第1のサンプリングレートまたは第2のサンプリングレートでの前記サンプリングはレート選択信号に基づき、さらに前記第2の掃引レートは前記第1の掃引レートの半分である、アナログデジタル(A/D)変換器回路と、
    前記第1のサンプリングレートが選択された場合にはOCT画像が半深度画像となり、前記第2のサンプリングレートが選択された場合には前記OCT画像が全深度画像となるように前記OCT画像を取得するために、前記サンプリングされたOCT干渉信号を処理するように構成されたデジタル信号処理回路と、を含む、OCTデータ取得および処理回路。
  7. 前記A/D変換器回路は、前記レート選択信号に応答して、ハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで、前記kクロック信号を使用して、前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングすることにより、前記サンプリングされたOCT干渉信号を生成するように構成されたデュアルレートA/D変換器を含み、
    前記ハーフレートモードは、前記kクロック信号のあらゆる立上りエッジまたは前記kクロック信号のあらゆる立下りエッジのいずれかであるが両エッジではないエッジで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含み、
    前記フルレートモードは、前記kクロック信号のあらゆる立上りエッジおよびあらゆる立下りエッジで前記掃引型源OCT干渉信号をサンプリングする工程を含む、請求項6に記載のOCTデータ取得および処理回路。
  8. 前記A/D変換器回路は、
    前記kクロック信号から第1および第2のA/Dクロック信号を生成するように構成されたkクロックダブラー回路であって、前記第1のA/Dクロック信号は前記kクロック信号のレプリカであり、前記第2のA/Dクロック信号は前記kクロック信号の位相シフトされたレプリカである、kクロックダブラー回路と、
    第1および第2のA/D変換器であって、それぞれは前記掃引型源OCT干渉信号を受信するように構成され、それぞれは、それぞれのサンプリングされた出力を生成するために前記第1および前記第2のA/Dクロック信号をそれぞれ使用して、前記掃引型源OCT干渉信号を選択的にサンプリングするように構成される、第1および第2のA/D変換器と、
    前記サンプリングされたOCT干渉信号を生成するために前記サンプリングされた出力同士を合成するように構成されたマルチプレクサと、を含み、
    前記A/D変換器回路は前記レート選択信号に応答してハーフレートモードまたはフルレートモードのいずれかで動作するように構成され、前記A/D変換器の一方だけが前記ハーフレートモードで活性化され、前記A/D変換器の両方が前記フルレートモードで活性化される、請求項6に記載のOCTデータ取得および処理回路。
  9. 前記kクロックダブラー回路は、前記レート選択信号に応答して前記第1のA/Dクロック信号および前記第2のA/Dクロック信号の一方または両方を選択的に生成するように構成される、請求項8に記載のOCTデータ取得および処理回路。
  10. 請求項6に記載のOCTデータ取得および処理回路を含むOCTシステムであって、さらに、
    前記掃引型光源と、
    前記掃引型光源の出力へ結合された干渉計であって、前記干渉計は、前記干渉計により生成される光干渉信号から前記掃引型源OCT干渉信号を生成するように構成された検出器回路を含む、干渉計とを含む、OCTシステム。
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