JP2020205138A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ソケットを用いることなくLEDランプを器具本体に取り付けることが可能なLED照明装置を提供すること。【解決手段】 LED22を有し、x方向に長く延びるLEDランプ2と、LEDランプ2が取り付けられた器具本体1と、を備えるLED照明装置A1であって、器具本体1は、給電に用いられる器具側コネクタ282を有し、LEDランプ2は、x方向両端の間に設定された第1ランプ側係合部(係合孔331)と、LED22に電力供給するためのランプ側コネクタ281とを有し、第1ランプ側係合部(係合孔331)に係合し、且つ器具本体1に固定される、第1保持手段6を備え、ランプ側コネクタ281と器具側コネクタ282とが接続されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、LED照明装置に関する。
特許文献1には、従来のLED照明装置の一例が開示されている。同文献に開示されたLED照明装置は、既存の蛍光灯用の器具本体に、LEDランプを取り付けることによって構成されている。LEDランプは、一対の口金と、口金とは別の給電部を有する。LEDランプが器具本体に取り付けられる際には、一対の口金が器具本体の一対のソケットに装着され、給電部が器具本体の接続部に接続される。口金とソケットとは、機械的に係合しているものの、電気的には接続されない。接続部には点灯装置が接続されており、接続部を介して点灯装置から給電部へと電力が供給される。
特開2011−198695号公報
既存の器具本体のソケットは、経年劣化や蛍光灯の取替作業等において、損傷している可能性がある。また、ソケットの形状は、製造メーカーや製造時期等によって、異なる場合がある。取り付けの確実性を向上させる方策として、LEDランプに合わせてソケットを取り替えることが考えられるが、LED照明装置への変換作業が煩雑となる。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ソケットを用いることなくLEDランプを器具本体に取り付けることが可能なLED照明装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明装置は、LEDを有し、第1方向に長く延びるLEDランプと、前記LEDランプが取り付けられた器具本体と、を備えるLED照明装置であって、前記器具本体は、給電に用いられる器具側コネクタを有し、前記LEDランプは、前記第1方向両端の間に設定された第1ランプ側係合部と、前記LEDに電力供給するためのランプ側コネクタとを有し、前記第1ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第1保持手段を備え、前記ランプ側コネクタと前記器具側コネクタとが接続されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1保持手段は、前記第1ランプ側係合部と係合する第1保持係合部と、前記第1保持係合部から前記第1方向と直角である第2方向に延出する第1固定部と、前記第1固定部から前記第2方向に前記第1保持係合部とは反対側に延出する第2固定部と、前記第1固定部と前記第2固定部とを区画する第1切断予定部と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1保持手段に対して前記第1方向における前記LEDランプの端部側に配置され、磁力を利用して前記LEDランプを前記器具本体に固定する、磁力固定部を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDランプは、前記第1方向に延びる溝部を有し、前記磁力固定部は、前記溝部に係合する爪部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDランプは、前記第1ランプ側係合部よりも前記第1方向両端側に設定された第2ランプ側係合部を有し、前記第2ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第2保持手段を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2保持手段は、前記第2ランプ側係合部に係合する突起部を含む第2保持係合部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2保持手段は、第3固定部と、前記第3固定部に対して前記第1方向外方に配置された第4固定部と、前記第3固定部と前記第4固定部とを区画する第2切断予定部と、を有する。
本発明によれば、ソケットを用いることなくLEDランプを器具本体に取り付けることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係るLED照明装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置を示す底面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す底面図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す分解斜視図である。 図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図6のIX−IX線に沿う断面図である。 図6のX−X線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置の第1保持手段の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置の第1保持手段の他の例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置の第1保持手段のさらに他の例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のコネクタを含む部位を示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のコネクタを含む部位を示す要部分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のコネクタケースおよび電源部を示す要部平面図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のコネクタケースを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置のコネクタを含む部位の他の例を示す要部斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置のコネクタおよび第2保持手段を含む部位を示す要部分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置のコネクタおよび第2保持手段を含む部位を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置の第2保持手段を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す要部分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るLED照明装置のLEDランプのエンドキャップを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す要部分解斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示す要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1〜図18は、本発明の第1実施形態に係るLED照明装置を示している。本実施形態のLED照明装置A1は、器具本体1、LEDランプ2、第1保持手段6および磁力固定部8を備えている。LED照明装置A1は、たとえば既存の蛍光灯のために設置されていた器具本体を流用した器具本体1に、LEDランプ2を取り付けることによって構成されている。
図1は、LED照明装置A1を示す斜視図である。図2は、LED照明装置A1を示す分解斜視図である。図3は、LED照明装置A1を示す底面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、LED照明装置A1のLEDランプ2を示す底面図である。図6は、LED照明装置A1のLEDランプ2を示す平面図である。図7は、LED照明装置A1のLEDランプ2を示す分解斜視図である。図8は、図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、図6のIX−IX線に沿う断面図である。図10は、図6のX−X線に沿う要部断面図である。図11は、LED照明装置A1の第1保持手段6の一例を示す斜視図である。図12は、LED照明装置A1の第1保持手段6の他の例を示す斜視図である。図13は、LED照明装置A1の第1保持手段6のさらに他の例を示す斜視図である。図14は、LED照明装置A1のコネクタ28を含む部位を示す要部斜視図である。図15は、LED照明装置A1のコネクタ28を含む部位を示す要部分解斜視図である。図16は、LED照明装置A1のコネクタケース5および電源部25を示す要部平面図である。図17は、LED照明装置A1のコネクタケース5を示す斜視図である。図18は、LED照明装置A1のコネクタ28を含む部位の他の例を示す要部斜視図である。これらの図において、x方向は、本発明の第1方向に相当する。y方向は、x方向と直角である方向であり、「幅方向」と称する場合がある。z方向は、x方向およびy方向と直角である方向であり、「上下方向」と称する場合がある。
〔器具本体1〕
器具本体1は、図1〜図4に示すように、LEDランプ2が取り付けられるものであり、たとえば、室内の天井面等に設置されている。本実施形態においては、器具本体1は、たとえば、既存の蛍光灯を取り付けるための器具本体から、蛍光灯用のソケットを取り除いたものを流用することが想定されている。器具本体1の具体的構成は特に限定されず、図示された例においては、ケース11、一対の反射部12および一対の反射部13を有する。
ケース11は、LEDランプ2を収容する浅い箱状の部材であり、たとえば金属板からなる。ケース11は、たとえば底板部111、一対の側板部112および一対の端板部113を有する。底板部111は、xy平面に沿って広がっており、たとえばx方向を長手方向とする長矩形状である。一対の側板部112は、底板部111のy方向両端からz方向に延びている。一対の端板部113は、底板部111のx方向両端からz方向に延びている。
一対の反射部12は、底板部111のy方向中央付近に設けられている。一対の反射部12は、x方向視において二等辺三角形の一対の斜辺をなす配置とされている。一対の反射部13は、一対の側板部112の内側に設けられている。図示された例においては、器具本体1は、一対の反射部12および一対の反射部13に挟まれた2つの領域に、2つのLEDランプ2を取付可能に構成されているが、器具本体1に取り付けられるLEDランプ2の個数は特に限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
〔LEDランプ2〕
LEDランプ2は、蛍光灯の代替品として用いられるものであり、図示された例においては、いわゆる直管形蛍光灯と類似の外観をなす。図1〜図10および図14〜図17に示すように、本実施形態のLEDランプ2は、LED基板21、複数のLED22、放熱部材24、電源部25、ランプ側コネクタ281、カバー3、エンドキャップ4A、エンドキャップ4Bおよびコネクタケース5を有する。
〔LED基板21〕
LED基板21は、x方向に長く延びる帯状の基板であり、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材と、当該基材上に形成された配線パターンとを有する。
〔複数のLED22〕
複数のLED22は、LEDランプ2の光源となるデバイスである。複数のLED22は、LED基板21の片面に搭載されている。複数のLED22の配置形態は特に限定されず、x方向に沿った1列または複数列の配置等、種々の配置形態が選択される。
LED22は、LEDチップ(図示略)を含む。LED22は、LEDチップ単体からなるものでも、LEDチップ以外の構成要素を含むものであってもよい。LED22の構成例としては、たとえばLEDチップが搭載されたモジュール基板またはリードと、LEDチップを覆う透光樹脂とを含む構成が挙げられる。LEDチップの発光色は特に限定されず、たとえば青色光を発する。また、透光樹脂は、たとえば透明な樹脂に蛍光材料が混入された材質によって形成される。この蛍光材料は、LEDチップからの青色光によって励起されることにより、黄色光を発する。このような構成により、LED22は、白色光を発する構成とすることができる。
〔放熱部材24〕
放熱部材24は、図4、図7〜図10に示すように、LED基板21を支持するものであり、LED22の点灯時に発する熱が伝達される部材である。放熱部材24の材質は特に限定されず、たとえばアルミ等の金属が好ましい。本実施形態の放熱部材24は、主板部241、一対の側板部242、一対の係合リブ243、一対の係合筒状部244および一対の係合リブ245を有する。このような放熱部材24は、たとえばアルミの押出成形によって形成される。
主板部241は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とする帯板状の部位である。主板部241の片面には、LED基板21が取り付けられている。一対の側板部242は、主板部241のy方向両端に繋がっており、z方向に延びている。一対の係合リブ243は、主板部241の片面に設けられており、各々がx方向に長く延びる溝形状をなしている。一対の係合リブ243には、LED基板21のy方向両端が収容される。一対の係合筒状部244は、一対の側板部242に設けられており、x方向に長く延びる略円筒形状である。一対の係合筒状部244は、たとえばエンドキャップ4Aおよびエンドキャップ4Bの所定箇所と係合するための部位である。一対の係合リブ245は、一対の側板部242のx方向端部に設けられている。一対の係合リブ245は、x方向に長く延び、y方向外方に開いた溝形状をなしている。
〔電源部25〕
電源部25は、複数のLED22を点灯させるための電力を供給するものである。たとえば、電源部25は、商用の交流電力を、LED22の点灯に適した直流電力に変換する。本実施形態においては、図7および図10に示すように、電源部25は、電源基板251、電源部品および絶縁ケース253を有する。図示された例においては、電源部25は、放熱部材24に対してLED基板21とは反対側の位置に設けられている。
電源基板251は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材と、当該基材上に形成された配線パターン(図示略)とを有している。本実施形態においては、電源基板251は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする、長矩形状である。図16に示すように、本実施形態においては、電源基板251は、一対の固定用凹部2511を有する。一対の固定用凹部2511は、電源基板251のx方向一端部付近に形成されており、電源基板251のy方向両側から内方に凹んでいる。
電源部品252は、電源部25電力変換機能を実現する電気回路を構築するためのものである。電源部品252は、電源基板251に実装されており、その個数や種類は特に限定されない。電源基板251を例示すると、たとえばトランス、コンデンサ、ダイオード、抵抗器等である。
絶縁ケース253は、たとえばプラスチック等の絶縁材料からなり、電源基板251および電源部品252を収容している。本実施形態においては、絶縁ケース253は、x方向視に長く延びる角筒形状である。
〔ランプ側コネクタ281〕
ランプ側コネクタ281は、図7、図10、図14および図15に示すように、配線283を介して電源部25に接続されている。ランプ側コネクタ281は、外部から供給された電力を電源部25に導入するためのものである。本実施形態においては、ランプ側コネクタ281は、図示された器具側コネクタ282と接続されることにより、コネクタ28をなす。ランプ側コネクタ281は、配線284を介して器具本体1側に設けられている。配線284は、たとえば、装置外の商用100V交流電源に接続される。
コネクタ28は、x方向に長く延びる形状である。器具側コネクタ282は、ランプ側コネクタ281に対してx方向において電源部25とは反対側から、ランプ側コネクタ281に接続される。図示された例においては、器具側コネクタ282は、凸部2821を有する。凸部2821は、ランプ側コネクタ281との接続においてランプ側コネクタ281の所定箇所と係合する部位である。凸部2821は、図10および図15におけるz方向図中上方に突出している。また、コネクタ28のz方向図中下端部は、比較的平坦な部位とされている。
〔コネクタケース5〕
コネクタケース5は、コネクタ28を収容するためのものである。本実施形態に於いては、コネクタケース5は、図7、図10、図14〜図17に示すように、収容部51、第1リブ52、一対の第2リブ53、一対の基板固定部54および一対の基板受け部541を有する。コネクタケース5は、たとえばプラスチック等からなる。
収容部51は、コネクタ28を収容する部位であり、x方向に長く延びる箱状の部位である。収容部51は、コネクタ28のz方向下端の平坦な部分を受ける、平坦な底部を有する形状である。
第1リブ52は、収容部51のx方向一端側に設けられており、収容部51の底部からz方向に起立している。図10に示すように、第1リブ52は、傾斜面521を有する。傾斜面521は、z方向において第1リブ52の先端に向かうほど、x方向において電源部25に近づくように傾斜している。
一対の第2リブ53は、図17に示すように、収容部51のz方向下端からコネクタ28が収容される位置とは反対側に突出している。一対の第2リブ53は、各々がx方向に沿って長く延びており、収容部51のy方向両端付近において互いに平行に設けられている。図7に示すように、コネクタケース5は、放熱部材24の主板部241の片面に沿うように配置される。このような配置においては、主板部241と一対の第2リブ53と収容部51との間に、x方向視において矩形状の空間が設けられる。この空間は、たとえば、LED基板21や電源部25に繋がる配線(図示略)を挿通させるために用いることができる。また、少なくとも収容部51の反対側に配される複数のLED22から発生した熱を、当該空間を通じて放熱することが可能である。
一対の基板固定部54は、x方向に突出しており、先端が鈎形状の係合部位をなしている。図16に示すように、一対の基板固定部54は、電源部25の電源基板251の一対の固定用凹部2511に係合する。これにより、電源基板251とコネクタケース5とを互いに固定することができ、組み立て性の向上に貢献可能である。
一対の基板受け部541は、図17に示すように、一対の基板固定部54のz方向下端に繋がっており、z方向に直角である板形状の部位である。一対の基板受け部541は、一対の基板固定部54と係合した電源基板251をz方向において支持するための部位である。
また、本実施形態においては、図10、図14および図15に示すように、コネクタ28(配線283)は、コネクタケース5に対して配線固定部材57を用いて固定されている。配線固定部材57は、たとえばプラスチック等からなる部材であり、図示された例においては、本体部571、第3リブ572、第4リブ573、一対の係合部574および一対の係合部575を有する。
本体部571は、配線固定部材57の土台をなす部位であり、コネクタ28がコネクタケース5に収容された状態で、配線283をz方向上方から覆うものである。第3リブ572は、本体部571に設けられた凹みの底部をなしている。図10に示すように、第3リブ572は、本体部571からz方向図中下方に延びており、コネクタケース5の第1リブ52と対向する配置である。図示された例においては、第3リブ572は、x方向において第1リブ52よりもランプ側コネクタ281寄りに配置されている。第3リブ572は、傾斜面5721を有する。傾斜面5721は、z方向において第3リブ572の先端に向かうほどx方向においてランプ側コネクタ281側に位置するように傾斜している。
第4リブ573は、本体部571からz方向図中下方に延びており、コネクタケース5の第1リブ52と対向する配置である。図示された例においては、第4リブ573は、x方向において第1リブ52を挟んで第3リブ572とは反対側(電源部25側)に配置されている。第4リブ573は、傾斜面5731を有する。傾斜面5731は、z方向において第4リブ573の先端に向かうほどx方向において電源部25側に位置するように傾斜している。
図10に示すように、本実施形態においては、配線283は、コネクタケース5の第1リブ52と配線固定部材57の第3リブ572および第4リブ573とによって挟まれている。これにより、配線283がコネクタケース5および配線固定部材57に対して固定されており、コネクタ28をより確実に固定することができる。第1リブ52の傾斜面521と第3リブ572の傾斜面5721および第4リブ573の傾斜面5731とが設けられていることにより、第1リブ52、第3リブ572および第4リブ573が配線283に対してより喰い込んだ形態を実現することが可能であり、配線283のx方向におけるずれを抑制するのに好ましい。また、第1リブ52の傾斜面521と第3リブ572の傾斜面5721および第4リブ573の傾斜面5731とが設けられていることにより、たとえば配線283をx方向に沿って引っ張った際に、傾斜面521、傾斜面5721および傾斜面5731の先端部に配線283をより喰い込ませることが可能となる。なお、傾斜面521、傾斜面5721および傾斜面5731は、傾斜方向が上述の逆であってもよいし、傾斜面5721と傾斜面5731とが同じ向きに傾斜していてもよい。
一対の係合部574および一対の係合部575は、各々がy方向外方に突出している。一対の係合部574および一対の係合部575は、コネクタケース5の適所と係合することにより、配線固定部材57をコネクタケース5に対して固定する機能を果たす。
また、図18は、コネクタケース5を覆うコネクタカバー58を有する例を示している。コネクタカバー58は、コネクタ28をコネクタケース5に収容した状態で、z方向上方からコネクタ28に覆いかぶせる部材である。コネクタカバー58には、湾曲部2841を有する配線284を挿通させる挿通凹部581が設けられている。挿通凹部581は、x方向に窪んでおり、後述のエンドキャップ4Bの開口部42Bとともに、配線284の位置を規制する。これにより、配線284が乱雑となることを抑制し、配線284の収納性を高めることに貢献可能である。
〔カバー3〕
カバー3は、図1〜図10に示すように、複数のLED22を覆っており、複数のLED22からの光を透過させる透光性を有する材質からなる。本実施形態においては、カバー3は、x方向を軸方向とする筒状であり、LED基板21、複数のLED22、放熱部材24、電源部25、コネクタ28およびコネクタケース5を収容している。なお、本実施形態とは異なり、カバー3は、半筒状であってもよい。この場合、たとえばカバー3は、複数のLED22を覆いつつ、放熱部材24のz方向片側を露出させてもよい。カバー3の材質は特に限定されず、LED22からの光を透過させる透明または半透明の樹脂等からなる。本実施形態においては、カバー3は、半透明の乳白色の樹脂からなる。
本実施形態のカバー3は、ドーム部31、一対の側部32、天部33、一対の内リブ34および一対の溝部35を有する。
ドーム部31は、x方向視においてz方向下方に膨出するドーム形状の部分である。ドーム部31は、複数のLED22をz方向下方から覆っている。一対の側部32は、ドーム部31のy方向両端に繋がっており、z方向に沿った部位である。天部33は、一対の側部32のz方向上端同士を繋いでおり、x方向に長く延びる帯状の部位である。天部33には、係合孔331が設けられている。係合孔331は、本発明における第1ランプ側係合部に相当する。係合孔331は、LEDランプ2のx方向略中央に設けられており、天部33をz方向に貫通する孔である。なお、本発明の第1ランプ側係合部としては、係合孔331の形態に限定されず、後述の第1保持手段6を係合可能な構成であればよい。
一対の内リブ34は、一対の側部32からy方向内方に突出しており、x方向に長く延びている。一対の内リブ34は、放熱部材24の一対の係合リブ245と係合する。これにより、放熱部材24のカバー3に対するy方向およびz方向の位置が決定される。一対の溝部35は、天部33のz方向上面に設けられており、各々がx方向に長く延びている。一対の溝部35は、y方向内方に開いた溝状の部位である。
〔エンドキャップ4A〕
エンドキャップ4Aは、図2および図5〜図7に示すように、カバー3および放熱部材24のx方向一端に設けられており、カバー3をx方向一方側から塞いでいる。エンドキャップ4Aは、たとえばプラスチック等からなる。本実施形態においては、エンドキャップ4Aは、コネクタ28とは反対側のカバー3の端部に配置されている。なお、エンドキャップ4Aの放熱部材24に対する固定は、後述のエンドキャップ4Bの固定方法と同様である。
〔エンドキャップ4B〕
エンドキャップ4Bは、図2、図5〜図7、図10、図14および図15に示すように、カバー3および放熱部材24のx方向他端に設けられており、カバー3をx方向他方側から塞いでいる。本実施形態のエンドキャップ4Bは、一対の固定孔41Bおよび開口部42Bを有する。一対の固定孔41Bは、エンドキャップ4Bをx方向に貫通しており、y方向に互いに離間している。固定孔41Bには、固定ねじ49が挿通される。固定ねじ49は、放熱部材24の係合筒状部244に螺合される。これにより、エンドキャップ4Bが放熱部材24に対して固定される。
開口部42Bは、エンドキャップ4Bのz方向上方部分において、z方向下方に凹んだ部位である。図10、図14および図15に示すように、本実施形態においては、コネクタ28の器具側コネクタ282とエンドキャップ4Bとの間に、配線収容部55が設定されている。配線収容部55は、器具側コネクタ282に接続された配線284が、器具本体1へと向かうために形成された湾曲部2841を収容するための部位である。なお、湾曲部2841は、湾曲部2841の仕様等から許容される曲げ半径に設定されている。また、エンドキャップ4Bに開口部42Bが設けられていることにより、より大きな曲げ半径の湾曲部2841を配置することができる。
〔第1保持手段6〕
第1保持手段6は、LEDランプ2と係合するとともに、器具本体1に固定されるものである。第1保持手段6の具体的構成は特に限定されず、図示された例においては、図2、図4、図6〜図8および図11に示すように、第1係合部61および第1固定部62を有する。
第1係合部61は、LEDランプ2(カバー3)の第1ランプ側係合部である係合孔331と係合する部位である。図示された例においては、第1係合部61は、基部611および第1係合片612を有する。基部611は、たとえば円形状の部位である。第1係合片612は、基部611からz方向に突出しており、z方向視において楕円形状等の細長い形状である。図4および図8に示すように、第1保持手段6は、第1係合片612が係合孔331に挿通された後に、第1係合片612がy方向に沿う姿勢とされる。これにより、第1係合片612が係合孔331と係合し、第1保持手段6がカバー3(LEDランプ2)に係合する。
第1固定部62は、第1係合部61(基部611)から延出しており、器具本体1に対して固定される部位である。図4および図8に示すように、第1係合部61は、y方向に沿った姿勢で、器具本体1に固定されている。第1固定部62には、固定孔621が設けられている。固定孔621は、第1固定部62をz方向に貫通している。たとえば、固定孔621に挿通された固定ねじ69が器具本体1に螺合することにより、第1保持手段6が器具本体1に固定される。
上記の図に示された第1保持手段6は、y方向の片側のみに延びる第1固定部62を有する。このような構成は、たとえば図4においてLEDランプ2と反射部12との距離が相対的に短く、LEDランプ2と反射部13との距離が相対的に長い場合に、反射部13側のみに第1固定部62を配置することが可能であり、第1保持手段6と器具本体1との干渉を回避することができる。
図12は、第1保持手段6の他の例を示している。本例の第1保持手段6は、第1係合部61および第1固定部62に加えて第2固定部63および切断予定部64を有する。第2固定部63は、第1固定部62に対して第1係合部61とは反対側に繋がっている。第2固定部63は、固定孔631を有する。固定孔631は、固定孔621と同様に、固定ねじ69によって第1保持手段6を器具本体1に固定するために用いられる。切断予定部64は、第1固定部62と第2固定部63とを区画しており、他の部位と比べて容易に切断することを可能とする部位である。図示された例においては、切断予定部64は、溝部によって構成されている。これ以外に、切断予定部64としては、スリットやミシン目部位等によって適宜構成される。
本例の第1保持手段6は、図4に示す構成よりも、より広い領域が確保可能である場合に、第1固定部62および第2固定部63のいずれかもしくは双方によって第1保持手段6を器具本体1に固定するという使用形態が可能である。また、図4に示すように、狭い領域に本例の第1保持手段6を適用する場合、切断予定部64に沿って第1保持手段6を切断することにより、第2固定部63を除去し、第1固定部62のみを残存させることができる。
図13は、第1保持手段6のさらに他の例を示している。本例の第1保持手段6は、一対の第1固定部62、一対の第2固定部63および一対の切断予定部64を有する。一対の第1固定部62は、y方向において互いに反対側に延出しており、一対の第2固定部63は、y方向において互いに反対側に延出している。本例によれば、より広い領域が確保可能である場合に、一対の第1固定部62および一対の第2固定部63を用いて、第1保持手段6をy方向両側において器具本体1により確実に固定することが可能である。また、切断予定部64をはじめとする各所を適宜切断することにより、図13や図11に示す第1保持手段6へと変形させることができる。なお、図12に示した第1保持手段6および図13に示した第1保持手段6において、切断予定部64は、一方の面のみに設けられた溝部によって構成された例を示したが、これに限定されない。切断予定部64は、両面に設けられた一対の溝部に構成されてもよいし、いずれか一方の面にのみ溝部が設けられていてもよい。これらの構成であっても、施工時に切断しやすくすることが可能である。
〔磁力固定部8〕
磁力固定部8は、磁力を利用してLEDランプ2を器具本体1に固定するためのものである。本実施形態においては、第1保持手段6を備えることから、磁力固定部8は、LEDランプ2を一時的に器具本体1に固定するといった用途に用いられる。図6、図7、図9および図10に示すように、LED照明装置A1は、一対の磁力固定部8を備えている。一対の磁力固定部8は、x方向において第1保持手段6を挟んで両側に配置されており、特にカバー3のx方向両端付近に配置されている。なお、磁力固定部8の個数や位置は特に限定されない。
本実施形態の磁力固定部8は、マグネットケース81およびマグネット82を有する。マグネットケース81は、マグネット82を保持し、LEDランプ2(カバー3)に対して固定するためのものである。マグネットケース81は、たとえば金属またはプラスチック等からなる。図9に示すように、マグネットケース81は、保持部811および一対の爪部812を有する。保持部811は、矩形枠状の部位であり、マグネット82を保持する部位である。一対の爪部812は、保持部811からy方向両側に延出している。一対の爪部812は、カバー3の一対の溝部35に係合する。一対の爪部812が一対の溝部35に係合した状態で、マグネットケース81は、カバー3に対してx方向にスライド可能である。なお、マグネットケース81(磁力固定部8)をカバー3に対する所望の位置に配置した後は、たとえば熱溶着等の手法によって、マグネットケース81の爪部812を溝部35に対して固定してもよい。マグネット82は、たとえばフェライト磁石であり、マグネットケース81の保持部811に保持されている。
次に、LED照明装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図2および図4に例示されるように、LEDランプ2を器具本体1に取り付けるには、LEDランプ2のカバー3に係合した第1保持手段6を器具本体1に固定すればよい。この固定方法を採用することにより、たとえば既存の器具本体に設けられていたソケットにLEDランプ2を装着する必要がない。このため、既存の器具本体からソケットを取り除いた態様の器具本体1にLEDランプ2を固定することができる。
また、LED照明装置A1は、磁力固定部8を備えている。LEDランプ2を器具本体1に取り付ける際には、第1保持手段6による固定に先立ち、磁力固定部8を器具本体1に固定することにより、LEDランプ2を器具本体1に対して仮固定することができる。磁力固定部8による固定は磁力を利用しているため、器具本体1に対するLEDランプ2の位置を適宜微調整することが可能である。したがって、LEDランプ2をより正確な位置に固定することができる。また、LEDランプ2を磁力固定部8によって仮固定した後に、第1保持手段6の固定を行うことにより、LEDランプ2から手を完全に離した状態で、第1保持手段6の固定作業を行うことができる。これは、作業の容易化や安全促進に好ましい。また、第1保持手段6による固定が完了した後も、磁力固定部8による固定を継続してもよい。この場合、たとえば、LEDランプ2の交換作業をする際に、第1保持手段6の固定ねじ69を取り除いても、LEDランプ2が器具本体1から直ちに落下することを防止することができる。第1保持手段6を挟んでx方向両側に一対の磁力固定部8を配置することは、LEDランプ2をバランスよく仮固定するのに好ましい。
図10に示すように、コネクタ28は、コネクタケース5に収容されている。これにより、コネクタ28の設置作業をより効率よく行うことができる。また器具側コネクタ282の凸部2821はz方向上方に突出しており、コネクタケース5の収容部51側には突出していない。コネクタ28のz方向下面が比較的平坦であることにより、収容部51によってより安定してコネクタ28を収容することができる。
図19〜図26は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第2実施形態>
図19〜図22は、本発明の第2実施形態に係るLED照明装置のLEDランプを示している。本実施形態のLED照明装置A2は、第2保持手段7を備える点が、上述した実施形態と異なっている。
図19は、LED照明装置A2のLEDランプ2を示す斜視図である。図20は、LED照明装置A2のコネクタ28および第2保持手段7を含む部位を示す要部分解斜視図である。図21は、LED照明装置A2のコネクタ28および第2保持手段7を含む部位を示す要部断面図である。図22は、LED照明装置A2の第2保持手段7を示す斜視図である。
本実施形態のLED照明装置A2は、第2保持手段7を備えている。第2保持手段7は、LEDランプ2に係合するとともに、器具本体1に固定されるものである。図示された例においては、1つのLEDランプ2について、2つの第2保持手段7が設けられているが、第2保持手段7の個数は何ら限定されない。また、図示された例においては、第2保持手段7に加えて上述した第1保持手段6が備えられているが、第1保持手段6を備えない構成であってもよい。第2保持手段7は、LEDランプ2のx方向端部に係合している。図示された例においては、第2保持手段7は、第2係合部71、第3固定部72、第4固定部73および切断予定部74を有する。
第2係合部71は、LEDランプ2の第2ランプ側係合部と係合する部位である。本実施形態においては、第2ランプ側係合部は、エンドキャップ4B(4A)の固定孔41B(41A)によって構成されている。このような第2ランプ側係合部に対応して、第2係合部71は、基部711および一対の突起部712を有する。基部711は、x方向に対して直角である板状の部位であり、エンドキャップ4B(4A)に対してx方向から対向する部位である。一対の突起部712は、基部711からx方向に突出している。一対の突起部712は、y方向に互いに離間している。一対の突起部712は、エンドキャップ4B(4A)の一対の固定孔41B(41A)に嵌合する等によって係合する。
第3固定部72は、器具本体1に対して固定される部位である。第3固定部72は、基部711のz方向上端からx方向に延びる板状の部位である。第3固定部72には、一対の固定孔721が設けられている。一対の固定孔721は、第2保持手段7を器具本体1に固定するための固定ねじ79が挿通される。
また、図示された例においては、第3固定部72には、開口部722が形成されている。開口部722は、第3固定部72の一部がx方向に凹んだ部位である。開口部722が設けられることにより、図19および図20から理解されるように、第2保持手段7と配線284とが干渉することを抑制することができる。
第4固定部73は、器具本体1に対して固定される部位である。第4固定部73は、基部711のz方向上端からx方向において第4固定部73とは反対側に延びる板状の部位である。第4固定部73には、一対の固定孔731が設けられている。一対の固定孔731は、第2保持手段7を器具本体1に固定するための固定ねじ79が挿通される。
切断予定部74は、第3固定部72と第4固定部73とを区画しており、他の部位と比べて容易に切断することを可能とする部位である。図示された例においては、切断予定部74は、スリットによって構成されている。これ以外に、切断予定部74としては、溝部やミシン目部位等によって適宜構成される。
本実施形態によっても、既存の器具本体からソケットを取り除いた構成の器具本体1に、第2保持手段7によってLEDランプ2を適切に取り付けることができる。また、本実施形態においても、磁力固定部8によってLEDランプ2を器具本体1に仮固定することにより、LEDランプ2の取付作業をより容易に行うことができる。LEDランプ2のx方向両端に一対の第2保持手段7を設けることにより、より確実にLEDランプ2を固定することができる。
第2保持手段7は、切断予定部74で区画された第3固定部72および第4固定部73を有する。これにより、上述した第1保持手段6と同様に、設置領域に応じて切断予定部74に沿って第2保持手段7を切断することにより、第3固定部72または第4固定部73のみを有する第2保持手段7を実現可能である。
<第3実施形態>
図23および図24は、本発明の第3実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2を示している。本実施形態のLEDランプ2においては、主にエンドキャップ4Aの構成が上述した実施形態と異なっている。
図23は、本発明の第3実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2を示す要部分解斜視図である。図24は、本発明の第3実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2のエンドキャップ4Aを示す斜視図である。
本実施形態においては、エンドキャップ4Aが、一対の固定孔41Aに加えて、起立部43A、開口部44A、一致のリブ45Aおよび一致の規制部46Aを有する。なお、エンドキャップ4Bの構成は、エンドキャップ4Aと同様の構成であってもよいし、上述した実施形態のエンドキャップ4Bと同様の構成であってもよい。
起立部43Aは、z方向上方に起立した部位である。起立部43Aは、カバー3からz方向上方に突出する部位となる。開口部44Aは、起立部43Aをx方向に貫通している。起立部43Aは、たとえば、器具本体1に設けられた保持部材が挿通されることにより、LEDランプ2の器具本体1に対する固定に利用可能な部位である。
一対のリブ45Aは、x方向内方に突出しており、y方向に互いに離間して設けられている。一対のリブ45Aは、エンドキャップ4Aが放熱部材24に取り付けられる際に、放熱部材24の主板部241と当接する部位である。この当接により、エンドキャップ4Aと放熱部材24とのx方向における位置をより正確に設定することができるため、組み立て性の向上に貢献可能である。
一対の規制部46Aは、一対のリブ45Aのz方向下端に設けられている。一対の規制部46Aは、z方向に直角である小片の板状部位である。一対の規制部46Aは、y方向に互いに離間して配置されている。一対の規制部46Aは、LED基板21のx方向端部に近接している。これにより、たとえばLED基板21から延びる配線(図示略)を一対の規制部46Aの間に通すことにより、当該配線がy方向やz方向に過度にふらつくことを規制することができる。これは、配線の保護等に好ましい。
本実施形態によれば、上述した第1保持手段6および第2保持手段7に加えて、あるいは第1保持手段6および第2保持手段7に代えて、エンドキャップ4A(エンドキャップ4B)によって、LEDランプ2を器具本体1に取り付けることができる。
<第4実施形態>
図25および図26は、本発明の第4実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2を示している。本実施形態のLEDランプ2においては、主にエンドキャップ4Aの構成が上述した実施形態と異なっている。
図25は、本発明の第4実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2を示す要部分解斜視図である。図26は、本発明の第4実施形態に係るLED照明装置のLEDランプ2を示す要部断面図である。
本実施形態のエンドキャップ4Aは、図23および図24に示す実施形態のエンドキャップ4Aに加えて、延出部47Aおよび一対のリブ48Aを有する。なお、エンドキャップ4Bの構成は、エンドキャップ4Aと同様の構成であってもよいし、上述した実施形態のエンドキャップ4Bと同様の構成であってもよい。
延出部47Aは、起立部43Aのうち開口部44Aよりもz方向上方の部分に繋がっており、x方向に延出している。一対のリブ48Aは、延出部47Aのz方向下面に繋がっており、y方向に互いに離間して設けられている。リブ48Aは、延出部47Aからz方向下方に延びる部分と、当該部分からy方向外方に延びる部分とを有する。
図25に示すように、エンドキャップ4Aを放熱部材24に取り付けると同時に、一対のリブ48Aがカバー3の一対の溝部35に進入する。これにより、一対のリブ48Aと一対の溝部35とが係合し、エンドキャップ4Aをより確実に取り付けることができる。
また、図26に示すように、本実施形態においては、開口部44Aがx方向図中左方に開口しており、カバー3の天部33と延出部47Aとに挟まれた空間がx方向図中右方に開口している。これにより、たとえば器具本体1に設けられた折り曲げ板等からなる保持部材19の先端部分を、図中左方から開口部44Aに挿入する態様と、図中右方から天部33と延出部47Aとの間の空間に挿入する態様と、のそれぞれを任意に実現することができる。これにより、器具本体1における保持部材19の固定姿勢をより自由に設定可能であり、LEDランプ2をより多様な態様で固定することができる。
本発明に係るLED照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
〔付記1〕
LEDを有し、第1方向に長く延びるLEDランプと、
前記LEDランプが取り付けられた器具本体と、
を備えるLED照明装置であって、
前記器具本体は、給電に用いられる器具側コネクタを有し、
前記LEDランプは、前記第1方向両端の間に設定された第1ランプ側係合部と、前記LEDに電力供給するためのランプ側コネクタとを有し、
前記第1ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第1保持手段を備え、
前記ランプ側コネクタと前記器具側コネクタとが接続されている、LED照明装置。
〔付記2〕
前記第1保持手段は、
前記第1ランプ側係合部と係合する第1保持係合部と、
前記第1保持係合部から前記第1方向と直角である第2方向に延出する第1固定部と、
前記第1固定部から前記第2方向に前記第1保持係合部とは反対側に延出する第2固定部と、
前記第1固定部と前記第2固定部とを区画する第1切断予定部と、
を有する、付記1に記載のLED照明装置。
〔付記3〕
前記第1保持手段に対して前記第1方向における前記LEDランプの端部側に配置され、磁力を利用して前記LEDランプを前記器具本体に固定する、磁力固定部を備える、付記1または2に記載のLED照明装置。
〔付記4〕
前記LEDランプは、前記第1方向に延びる溝部を有し、
前記磁力固定部は、前記溝部に係合する爪部を有する、付記3に記載のLED照明装置。
〔付記5〕
前記LEDランプは、前記第1ランプ側係合部よりも前記第1方向両端側に設定された第2ランプ側係合部を有し、
前記第2ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第2保持手段を備える、付記1ないし4のいずれかに記載のLED照明装置。
〔付記6〕
前記第2保持手段は、前記第2ランプ側係合部に係合する突起部を含む第2保持係合部を有する、付記5に記載のLED照明装置。
〔付記7〕
前記第2保持手段は、
第3固定部と、前記第3固定部に対して前記第1方向外方に配置された第4固定部と、前記第3固定部と前記第4固定部とを区画する第2切断予定部と、を有する、付記5または6に記載のLED照明装置。
〔付記8〕
前記第3固定部は、前記器具側コネクタに繋がる配線を挿通させるための開口部を有する、付記7に記載のLED照明装置。
〔付記9〕
前記LEDランプは、前記第1方向端部に設けられたエンドキャップを有し、
前記器具側コネクタと前記エンドキャップとの間に、前記器具側コネクタに繋がる配線の湾曲部を収容する配線収容部が設定されている、付記1ないし8のいずれかに記載のLED照明装置。
〔付記10〕
前記LEDランプは、前記ランプ側コネクタおよび前記器具側コネクタを収容し、且つ前記第1方向を長手方向とする形状であるコネクタケースを有する、付記1ないし9のいずれかに記載のLED照明装置。
〔付記11〕
前記LEDランプは、前記コネクタケースに取り付けられ、且つ前記ランプ側コネクタに繋がる配線を固定する配線固定部材を有する、付記10に記載のLED照明装置。
A1,A2:LED照明装置
1 :器具本体
2 :LEDランプ
3 :カバー
4A,4B:エンドキャップ
5 :コネクタケース
6 :第1保持手段
7 :第2保持手段
8 :磁力固定部
11 :ケース
12,13:反射部
19 :保持部材
21 :LED基板
22 :LED
24 :放熱部材
25 :電源部
28 :コネクタ
31 :ドーム部
32 :側部
33 :天部
34 :内リブ
35 :溝部
41A,41B:固定孔
42B :開口部
43A :起立部
44A :開口部
45A :リブ
46A :規制部
47A :延出部
48A :リブ
49 :固定ねじ
51 :収容部
52 :第1リブ
53 :第2リブ
54 :基板固定部
55 :配線収容部
57 :配線固定部材
61 :第1係合部
62 :第1固定部
63 :第2固定部
64 :切断予定部
69 :固定ねじ
71 :第2係合部
72 :第3固定部
73 :第4固定部
74 :切断予定部
79 :固定ねじ
81 :マグネットケース
82 :マグネット
100V :商用
111 :底板部
112 :側板部
113 :端板部
241 :主板部
242 :側板部
243 :係合リブ
244 :係合筒状部
245 :係合リブ
251 :電源基板
252 :電源部品
253 :絶縁ケース
281 :ランプ側コネクタ
282 :器具側コネクタ
283,284:配線
331 :係合孔
521 :傾斜面
541 :基板受け部
571 :本体部
572 :第3リブ
573 :第4リブ
574,575:係合部
611 :基部
612 :第1係合片
621,631:固定孔
711 :基部
712 :突起部
721 :固定孔
722 :開口部
731 :固定孔
811 :保持部
812 :爪部
2511 :固定用凹部
2821 :凸部
2841 :湾曲部
5721,5731:傾斜面

Claims (7)

  1. LEDを有し、第1方向に長く延びるLEDランプと、
    前記LEDランプが取り付けられた器具本体と、
    を備えるLED照明装置であって、
    前記器具本体は、給電に用いられる器具側コネクタを有し、
    前記LEDランプは、前記第1方向両端の間に設定された第1ランプ側係合部と、前記LEDに電力供給するためのランプ側コネクタとを有し、
    前記第1ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第1保持手段を備え、
    前記ランプ側コネクタと前記器具側コネクタとが接続されている、LED照明装置。
  2. 前記第1保持手段は、
    前記第1ランプ側係合部と係合する第1保持係合部と、
    前記第1保持係合部から前記第1方向と直角である第2方向に延出する第1固定部と、
    前記第1固定部から前記第2方向に前記第1保持係合部とは反対側に延出する第2固定部と、
    前記第1固定部と前記第2固定部とを区画する第1切断予定部と、
    を有する、請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記第1保持手段に対して前記第1方向における前記LEDランプの端部側に配置され、磁力を利用して前記LEDランプを前記器具本体に固定する、磁力固定部を備える、請求項1または2に記載のLED照明装置。
  4. 前記LEDランプは、前記第1方向に延びる溝部を有し、
    前記磁力固定部は、前記溝部に係合する爪部を有する、請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記LEDランプは、前記第1ランプ側係合部よりも前記第1方向両端側に設定された第2ランプ側係合部を有し、
    前記第2ランプ側係合部に係合し、且つ前記器具本体に固定される、第2保持手段を備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のLED照明装置。
  6. 前記第2保持手段は、前記第2ランプ側係合部に係合する突起部を含む第2保持係合部を有する、請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 前記第2保持手段は、
    第3固定部と、前記第3固定部に対して前記第1方向外方に配置された第4固定部と、前記第3固定部と前記第4固定部とを区画する第2切断予定部と、を有する、請求項5または6に記載のLED照明装置。
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