JP2013178947A - 発光装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

発光装置およびそれを用いた照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】電線の導出方向を変更可能で、且つ、平面視において電線の露出面積を低減可能な発光装置およびそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】発光装置10は、板状の放熱部材1と、放熱部材1の一面側に配置されてなりLEDが実装された実装基板2bと、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bと、LEDから放射された光の配光を制御する透光部材40とを備える。放熱部材1の側部には、一対の電線5a,5bを放熱部材1の他面側へ導出可能とする切欠き部16が設けられている。放熱部材1の他面側には、切欠き部16と連通し上記他面に平行な面内で一対の電線5a,5bを±90度以上に屈曲可能とする空間部が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置およびそれを用いた照明器具に関するものである。
従来から、発光ダイオード(以下、LEDと略称する)を有する発光装置を備えた照明器具が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特許文献1には、図11に示す構成を有する照明器具が記載されている。特許文献1に開示された照明器具は、複数個のLED81が実装されたLED基板82と、このLED基板82に電力を供給する電源回路83とを備えている。また、この照明器具は、LED基板82を収納する有底筒状のLEDケーシング84と、LEDケーシング84とは別体に構成され電源回路83を収納する有底筒状の電源ケーシング85とを備えている。なお、電源ケーシング85は、LEDケーシング84よりも上側に配置されている。
電源ケーシング85の底壁85aには、電源回路83に電気的に接続された電源側コード86を挿通するコード通し穴85bが形成されている。また、電源ケーシング85の底壁85aには、LEDケーシング84を保持するための引掛具87が複数箇所(図11では、3箇所)に突設されている。なお、電源側コード86の先端には、接続プラグ86aが設けられている。
LEDケーシング84には、このLEDケーシング84の開口部を閉塞する上面部材84aが取り付けられている。上面部材84aには、LED基板82に電気的に接続されたLED側コード88を挿通するコード通し穴84bが形成されている。また、上面部材84aには、電源ケーシング85の各引掛具87を引掛ける引掛溝89が複数箇所(図11では、3箇所)に形成されている。なお、LED側コード88の先端には、電源側コード86の接続プラグ86aに着脱可能な接続プラグ88aが設けられている。
特許文献2には、図12に示す構成を有するLED光学ユニット90を備えた照明装置が記載されており、この照明装置を屋内用照明器具としても使用できることが記載されている。LED光学ユニット90は、LEDモジュール91と、セラミック基板92と、ラッパ状の角筒体に構成された反射筒93とを有している。ここにおいて、特許文献2には、LEDモジュール91に、給電用のコネクタ94が着脱自在に電気的に接続される旨が記載されている。また、特許文献2には、コネクタ94が、リード線95により電気的に接続されていることが記載されている。
特開2008−258066号公報 特開2011−228255号公報
ところで、特許文献1に開示された照明器具では、電源ケーシング85の各引掛具87を、LEDケーシング84の上面部材84aに形成された各引掛溝89に引掛けることで、LEDケーシング84の上面部材84aと電源ケーシング85の底壁85aとを面接触させてLEDケーシング84を電源ケーシング85に取り付けることが可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具では、LEDケーシング84の上面部材84aの中央部にコード通し穴84bを形成しているので、電源ケーシング85をLEDケーシング84よりも上側に配置する構造に限定される。
また、特許文献2に開示された照明装置では、平面視矩形状のLEDモジュール91における側面の法線方向へリード線95を導出しているものと推考され、LEDモジュール91の周辺にリード線95を配置するためのスペースが必要になると考えられる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線の導出方向を変更可能で、且つ、平面視において電線の露出面積を低減可能な発光装置およびそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の発光装置は、板状の放熱部材と、前記放熱部材の一面側に配置されてなりLEDが実装された実装基板と、前記実装基板に電気的に接続された一対の電線と、前記LEDから放射された光を透過する透光部材とを備え、前記放熱部材の側部に、前記一対の電線を前記放熱部材の他面側へ導出可能とする切欠き部が設けられ、前記放熱部材の前記他面側に、前記切欠き部と連通し前記他面に平行な面内で前記一対の電線を±90度以上に屈曲可能とする空間部が形成されてなることを特徴とする。
この発光装置において、前記切欠き部は、前記空間部と連通する部位に、面取り部が形成されてなることが好ましい。
この発光装置において、前記放熱部材は、前記切欠き部とは反対側に、前記各電線の径寸法を合わせた寸法よりも大きな径寸法を有する挿通孔が設けられてなることが好ましい。
本発明の照明器具は、前記発光装置と、前記発光装置を保持する器具本体とを備えてなることを特徴とする。
本発明の発光装置においては、電線の導出方向を変更可能で、且つ、平面視において電線の露出面積を低減可能となる。
本発明の照明器具においては、電線の導出方向を変更可能で、且つ、平面視において電線の露出面積を低減可能な発光装置を用いた照明器具を提供することができる。
実施形態の発光装置を示し、(a)は透光部材側から見た一部破断した概略斜視図、(b)は(a)のA−A断面図である。 同上の発光装置を示し、放熱部材側から見た一部破断した概略斜視図である。 同上の発光装置を示し、(a)は一部破断した概略平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 同上の発光装置において透光部材を取り外した状態の一部破断した概略斜視図である。 同上の発光装置の押圧部材を示し、(a)は概略斜視図、(b)は(a)のC−C断面図である。 実施形態の照明器具を示し、(a)は概略断面図、(b)は透光部材の光出射面側から見た概略斜視図である。 同上の照明器具において発光装置を2個並べた状態の構成例を示す概略平面図である。 同上の照明器具において発光装置を2個並べた状態の構成例を示し、放熱部材側から見た概略斜視図である。 同上の照明器具において発光装置を2個並べた状態の他の構成例を示す概略平面図である。 図9のD−D断面図である。 従来例の照明器具を示し、(a)は概略断面図、(b)は概略斜視図である。 従来例の他の照明器具におけるLED光学ユニットの正面図である。
以下、本実施形態の発光装置について、図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態の発光装置10は、例えば、照明器具30(図6参照)の光源として用いることができる。発光装置10は、放熱部材1と、LED(図示せず)が実装される実装基板2bと、実装基板2bの側部および一表面側(図1(b)では、上面側)の周部を覆う絶縁カバー3とを備えている。また、発光装置10は、実装基板2bを、絶縁カバー3を介して放熱部材1側に押圧する押圧部材4と、実装基板2bに電気的に接続される一対の電線5a,5bと、LEDから放射された光を透過する透光部材40とを備えている。
放熱部材1は、板状(本実施形態では、略矩形板状)に形成されている。この放熱部材1は、樹脂に比べて熱伝導率が高い材料(例えば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属材料)により形成することができる。
実装基板2bは、例えば、白色系のセラミック材料(例えば、酸化アルミニウム、窒化アルミニウムなど)により形成された電気絶縁性を有するセラミック基板である。また、実装基板2bには、LEDに電気的に接続可能な導体パターン(図示せず)が設けられている。なお、本実施形態の発光装置10では、実装基板2bの外周形状を、矩形状に形成しているが、この形状を特に限定するものではない。また、本実施形態では、実装基板2bとして、セラミック基板を用いているが、これに限らず、例えば、ガラスエポキシ樹脂などからなる絶縁性基材により形成されたプリント配線板などを用いてもよい。
実装基板2bの上記一表面側の中央部には、1個ないし複数個のLEDが実装されている。
LEDとしては、例えば、青色光を放射するLEDチップ(以下、青色LEDチップと称する)と、青色LEDチップから放射された青色光により励起されブロードな黄色光を放射する黄色蛍光体からなる蛍光体とを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いることができる。このような白色LEDは、青色LEDチップを覆い黄色蛍光体を含有した第1の透光性材料からなる色変換部(図示せず)を有している。第1の透光性材料としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを採用することができる。
本実施形態の発光装置10では、第2の透光性材料からなる封止部2aが、青色LEDチップおよび上記色変換部を封止している。第2の透光性材料としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを採用することができる。また、本実施形態では、封止部2aの外周形状を、矩形状としているが、この形状を特に限定するものではなく、例えば、円形状などであってもよい。
ここにおいて、LEDの蛍光体は、黄色蛍光体に限らず、例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体とを採用してもよい。また、LEDは、紫〜近紫外線を放射するLEDチップと、赤色蛍光体、緑色蛍光体および青色蛍光体とを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いてもよい。また、LEDは、赤色光を放射するLEDチップと緑色光を放射するLEDチップと青色LEDチップとを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いてもよい。また、LEDの発光色は、白色に限るものではない。以下、本実施形態では、説明の便宜上、封止部2aと封止部2aで封止されたLEDと実装基板2bとを合わせて、光源部2と称することもある。なお、本実施形態の発光装置10では、封止部2aの前面(図1(b)では、上面)が、光源部2の発光面を構成している。
また、実装基板2bの上記一表面側の中央部には、LEDを電気的に接続する一対の第1電極部(図示せず)が、上記導体パターンの一部により形成されている。本実施形態の発光装置10では、LEDのアノード側が、上記一対の第1電極部の一方と電気的に接続されている。また、本実施形態では、LEDのカソード側が、上記一対の第1電極部の他方と電気的に接続されている。
また、実装基板2bの上記一表面側の周部には、LEDに給電するための一対の第2電極部(図示せず)が、上記導体パターンの一部により形成されている。本実施形態の発光装置10では、実装基板2bの上記一対の第2電極部に、一対の電線5a,5bを電気的に接続可能な一対の端子部6a,6b(図1(b)参照)が、半田により電気的に接続されている。具体的に説明すると、本実施形態の発光装置10では、一対の端子部6a,6bの各々が、U字状の端子板により構成されており、これら端子板の両脚片が、実装基板2bの上記一対の第2電極部に半田により電気的に接続されている。なお、図1(b)では、一対の端子部6a,6bのうち一方の端子部6aが見えている。
一対の電線5a,5bの各々は、各端子部6a,6bと電気的に接続可能な導電体5c(図1(b)参照)が絶縁被覆部5d(図1(b)参照)により覆われた被覆電線である。また、一対の電線5a,5bの各々は、各端子部6a,6bと電気的に接続される導電体5cの一部が露出している。本実施形態の発光装置10では、一対の端子部6a,6bの各々に、各電線5a,5bの導電体5cの一部が、例えば、半田からなる接合部(図示せず)により電気的に接続されている。なお、本実施形態の発光装置10では、一対の端子部6a,6bに電気的に接続された一対の電線5a,5bの一端部(図1(b)では、右端部)とは反対の他端部に、コネクタ(図示せず)を有するようにしてもよい。
絶縁カバー3は、実装基板2bの上記一表面側を覆う蓋部3aと、実装基板2bの側部を覆う側壁部3bとで構成されている。本実施形態では、絶縁カバー3の材料として、例えば、電気絶縁性を有する合成樹脂材料などを採用することができる。
また、絶縁カバー3の蓋部3aには、光源部2の発光面と対向する部位に、開口窓3cが貫設されている。本実施形態の発光装置10では、開口窓3cの内周形状を、矩形状としているが、この形状を特に限定するものではなく、例えば、円形状などであってもよい。また、本実施形態では、開口窓3cの開口サイズが、実装基板2bの平面サイズよりも小さく、且つ、光源部2の発光面のサイズよりも大きく設定されている(図3(b)参照)。これにより、本実施形態の発光装置10では、絶縁カバー3が、実装基板2bの側部および上記一表面の周部を覆うことが可能となる。
また、絶縁カバー3の側壁部3bの一端部(図4では、左下端部)には、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bの一部を収納する収納部3fが、この側壁部3bの上記一端部と一体に形成されている。
収納部3fは、放熱部材1側(図1(b)では、下側)に、一対の電線5a,5bの一部を収納するための収納室12が設けられている。具体的に説明すると、収納部3fは、各電線5a,5bの露出した導電体5cを収納するための第1の収納室12aと、各電線5a,5bの絶縁被覆部5dの一部を収納するための第2の収納室12bとが設けられている。本実施形態の発光装置10では、第1の収納室12aと第2の収納室12bとが、仕切壁部13により仕切られている。この仕切壁部13には、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bを挿入する一対の電線挿入穴(図示せず)が設けられている。
第1の収納室12aは、絶縁カバー3の蓋部3aおよび側壁部3bにより囲まれた空間と連通している。また、第1の収納室12aは、仕切壁部13に形成された上記一対の電線挿入穴を通して、第2の収納室12bと連通している。
第1の収納室12aの底壁には、絶縁カバー3の開口窓3c側へ近づくに従って収納部3fと実装基板2bとの間の距離が徐々に小さくなるように形成された傾斜部3gが設けられている。傾斜部3gは、絶縁カバー3の開口窓3cへ近づくに従って、この傾斜部3gにおける実装基板2b側とは反対側の一表面(図1(b)では、上面)と実装基板2bの上記一表面との間の距離が徐々に小さくなるように形成されている。これにより、本実施形態の発光装置10では、光源部2のLEDから放射された光が、傾斜部3gの上記一表面(以下、傾斜面と称する)で反射するのを低減することが可能となる。また、本実施形態の発光装置10では、光源部2のLEDから放射された光が、傾斜部3gの傾斜面で反射するのを低減することが可能となるので、光源部2のLEDから放射される光の配光を広くすることが可能となる。なお、本実施形態の発光装置10では、仕切壁部13が、絶縁カバー3の側壁部3bの一部を構成している。
ここにおいて、本実施形態の発光装置10では、各電線5a,5bの露出した導電体5cを、各端子部6a,6bを介して、実装基板2bの上記一対の第2電極部に電気的に接続しているが、これに限らず、各電線5a,5bの露出した導電体5cを、上記接合部により、直接、実装基板2bの上記一対の第2電極部に電気的に接続してもよい。これにより、本実施形態の発光装置10では、傾斜部3gの傾斜面において実装基板2bの上記一表面に対する傾斜角を、より小さくすることが可能となり、光源部2のLEDから放射された光が、傾斜部3gの傾斜面で反射するのを抑制することが可能となる。また、本実施形態の発光装置10では、光源部2のLEDから放射された光が、傾斜部3gの傾斜面で反射するのを抑制することが可能となるので、光源部2のLEDから放射される光の配光をより広くすることが可能となる。
第2の収納室12bの底壁には、放熱部材1側(図1(b)では、下側)へ突出する第1のリブ14が設けられている。この第1のリブ14は、仕切壁部13の上記一対の電線挿入穴のうち一方の電線挿入穴に挿入した電線5aの一部を、第2の収納室12bの内周壁とで挟持する。また、第2の収納室12bの底壁には、放熱部材1側へ突出する第2のリブ(図示せず)が設けられている。この第2のリブは、仕切壁部13の上記一対の電線挿入穴のうち他方の電線挿入穴に挿入した電線5bの一部を、第2の収納室12bの内周壁とで挟持する。つまり、本実施形態の発光装置10では、第1のリブ14が、電線5aの一部を第2の収納室12bの内周壁とで挟持する第1の張力止部を構成している。また、本実施形態では、上記第2のリブが、電線5bの一部を第2の収納室12bの内周壁とで挟持する第2の張力止部を構成している。これにより、本実施形態の発光装置10では、一対の電線5a,5bに作用する張力を低減するための別部品が不要となり、低コストで一対の電線5a,5bの張力止め機能を付与することが可能となる。また、本実施形態の発光装置10では、一対の電線5a,5bに作用する張力を低減することが可能となるので、一対の電線5a,5bにおける露出した導電体5cの各々と一対の端子部6a,6bとの上記接合部の各々に応力が作用して断線するのを防止することが可能となる。
また、第2の収納室12bの底壁には、放熱部材1側へ突出する第3のリブ46が設けられている。この第3のリブ46は、仕切壁部13の上記一対の電線挿入穴のうち一方の電線挿入穴に挿入した電線5aの一部を、第2の収納室12bの内周壁とで挟持する。また、第2の収納室12bの底壁には、放熱部材1側へ突出する第4のリブ(図示せず)が設けられている。この第4のリブは、仕切壁部13の上記一対の電線挿入穴のうち他方の電線挿入穴に挿入した電線5bの一部を、第2の収納室12bの内周壁とで挟持する。つまり、本実施形態の発光装置10では、第3のリブ46が、電線5aの一部を第2の収納室12bの内周壁とで挟持する第3の張力止部を構成している。また、本実施形態では、上記第4のリブが、電線5bの一部を第2の収納室12bの内周壁とで挟持する第4の張力止部を構成している。これにより、本実施形態の発光装置10では、一対の電線5a,5bに作用する張力をさらに低減することが可能となる。
また、第2の収納室12bの一側壁(図1(b)では、左側壁)には、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bを導出する一対の導出穴3h,3h(図1(a)および図4参照)が形成されている。本実施形態の発光装置10では、第2の収納室12bの上記一側壁が、絶縁カバー3の側壁部3bの一部を構成している。
ここにおいて、本実施形態の発光装置10では、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bを収納部3fの一対の導出穴3h,3hから導出した後に、例えば、シリコーン樹脂などを第2の収納室12bの内部に充填してもよい。これにより、本実施形態の発光装置10では、収納部3fの一対の導出穴3h,3hを通して収納室12の内部に水などが浸入するのを防止することが可能となる。
また、絶縁カバー3の側壁部3bは、一対の電線5a,5bを導出した方向(図4では、左下方向)に直交する方向の両側壁部(図4では、左上側壁部および右下側壁部)の各々に、外方へ突出した鍔部3d(図3(b)参照)が設けられている。これら各鍔部3dの各々は、上記両側壁部の一端側(図3(b)では、下端側)に配置されている。
本実施形態の発光装置10では、放熱部材1の一端部(図1(b)では、左端部)に、この放熱部材1の他端部側(図1(b)では、右端部側)とは反対側へ突出する板状の突片18が設けられている。この突片18には、収納部3fの一対の導出穴3h,3hから導出した一対の電線5a,5bを、発光装置10の外部へ導出する導出部16が形成されている。
導出部16は、突片18の一部に形成された切欠き部であって、突片18の一表面(図4では、上面)、側面(図4では、左下側面)および他表面(図4では、下面)それぞれの一部が開放されている。これにより、導出部16は、一対の電線5a,5bを発光装置10の外部へ導出する方向を、放熱部材1の一面(図1(b)では、上面)の垂直方向と放熱部材1の他面(図1(b)では、下面)の垂直方向との間で変更することが可能となる。なお、本実施形態の発光装置10では、導出部16が、一対の電線5a,5bを放熱部材1の他面側へ導出可能とする切欠き部を構成している。
本実施形態の発光装置10では、突片18の他面18b(図2参照)と放熱部材1の上記一端部の側面1h(図2参照)とで囲まれた空間が、切欠き部(導出部16)と連通する空間部を構成している。ここで、放熱部材1の厚み寸法は、突片18の厚み寸法と一対の電線5a,5bを放熱部材1の厚み方向に隣同士に並べた高さ寸法とを合わせた寸法よりも大きく設定されている(図1(b)参照)。これにより、本実施形態の発光装置10では、放熱部材1の上記他面側へ導出した一対の電線5a,5bを、放熱部材1の厚み方向に直交する方向(図3(a)では、左右方向)へ導出することが可能となる。つまり、上述の空間部は、放熱部材1の上記他面に平行な面内で一対の電線5a,5bを±90度以上に屈曲させることが可能となる。また、本実施形態の発光装置10では、この発光装置10の外部に一対の電線5a,5bを配置するためのスペースが不要となり、平面視において電線5a,5bの露出面積を低減することが可能となる。また、本実施形態の発光装置10では、この発光装置10の外部に一対の電線5a,5bを配置するためのスペースが不要となるので、照明器具30の小型化が可能となる。
また、導出部16は、上述の空間部と連通する部位に、面取り部18a(図2参照)が形成されることが好ましい。これにより、本実施形態の発光装置10では、一対の電線5a,5bを放熱部材1の厚み方向に直交する方向(図3(a)では、左右方向)へ曲げたときに各電線5a,5bにかかる応力を低減することが可能となる。
押圧部材4は、平面視形状がU字状に形成された板状の本体部4aと、この本体部4aに延設された板状の延設片4bと、延設片4bの先端部に設けられ絶縁カバー3を押圧する板状の押圧部4cとを有している(図4,5参照)。この押圧部材4は、金属板(例えば、ステンレス鋼板など)により形成することができる。本実施形態の発光装置10では、押圧部材4の厚み寸法を、0.3mmとしているが、この数値を特に限定するものではない。また、本実施形態では、押圧部材4が、延設片4bを複数個(本実施形態では、4個)備えている。また、本実施形態では、各延設片4bにおける本体部4aの一表面(図5(b)では、上面)に対する傾斜角が、90度よりも小さな角度に設定されている。これにより、本実施形態の発光装置10では、押圧部材4の各押圧部4cの各々が、各延設片4bの押圧部4c側とは反対側の端部を支点として、絶縁カバー3を放熱部材1側に向かって弾性的に押圧することが可能となる。
本体部4aは、2つの脚片4a1,4a2と、各脚片4a1,4a2の一端部(図5(a)では、右上端部)の各々に連結された連結片4a3とで構成されている。
本体部4aの脚片4a1は、対向する脚片4a2側の端部(図5(a)では、右下端部)に、2個の延設片4bが設けられている。また、本体部4aの脚片4a2は、対向する脚片4a1側の端部(図5(a)では、左上端部)に、2個の延設片4bが設けられている。
脚片4a1の各延設片4bの押圧部4cの各々は、対向する延設片4bの押圧部4c側(図5(b)では、右側)に向かって突設されている。また、脚片4a2の各延設片4bの押圧部4cの各々は、対向する延設片4bの押圧部4c側(図5(b)では、左側)に向かって突設されている。
ここにおいて、本実施形態の発光装置10では、延設片4bの個数を4個としているが、この個数を特に限定するものではなく、延設片4bの個数は、各脚片4a1,4a2の各々に少なくとも1個ずつあればよい。つまり、押圧部材4の本体部4aに、少なくとも一対の延設片4b,4bがあればよい。
また、脚片4a1は、対向する脚片4a2側の端部(図5(a)では、右下端部)に、対向する脚片4a2側へ突出する第1の突出部4eが設けられている。本実施形態では、第1の突出部4eが、脚片4a1に延設された2個の延設片4bの間に配置されている。言い換えれば、第1の突出部4eは、脚片4a1の各延設片4bの各々とは異なる位置に配置されている。
また、脚片4a2は、対向する脚片4a1側の端部(図5(a)では、左上端部)に、対向する脚片4a1側へ突出する第2の突出部4fが設けられている。本実施形態では、第2の突出部4fが、脚片4a2に延設された2個の延設片4bの間に配置されている。言い換えれば、第2の突出部4fは、脚片4a2の各延設片4bの各々とは異なる位置に配置されている。
押圧部材4の作製方法としては、例えば、まず、金属板から押圧部材4の展開図に相当する形を打ち抜き加工し、打ち抜き加工された押圧部材4の各延設片4bの各々を曲げ加工する。そして、この曲げ加工された各延設片4bの先端部の各々を曲げ加工することによって、押圧部4cがそれぞれ形成される。
透光部材40は、透光性材料(例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ガラスなど)により形成されている。この透光部材40は、光源部2の発光面を覆うドーム状の本体部41と、本体部41の外周部から放熱部材1側へ突設されて絶縁カバー3および押圧部材4の周辺で放熱部材1に取り付けられる脚片43とを有している(図1(a)および図3(b)参照)。本実施形態の発光装置10では、脚片43の数を、複数(本実施形態では、2つ)としているが、この数を特に限定するものではなく、1つであってもよい。また、本実施形態では、脚片43の数を、2つとしているが、少なくとも2つあればよい。
本体部41は、中空の半楕円球状に形成されている。また、本体部41は、光出射面側(図1(b)では、上面側)が凸面に形成されている。本体部41の光出射面側における中央部の曲率半径は、この本体部41の光出射面側における外周部の曲率半径よりも大きく設定されている。
本体部41の光入射面側の中央部は、光源部2の発光面と対向する部位に、凹面41aが形成されている。本実施形態の発光装置10では、本体部41の凹面41aと光源部2の発光面との間に、空隙44が形成されている。また、本実施形態では、凹面41aの形状を、半楕円球状に形成してある。また、本実施形態では、凹面41aの開口サイズを、光源部2の封止部2aの平面サイズよりも大きく設定してある(図1(b)および図3(b)参照)。これにより、本実施形態の発光装置10では、光源部2の発光面から出射された光が、本体部41の凹面41aに入射可能となり、光の利用効率を高めることが可能となる。
また、本体部41は、この本体部41の光入射面側の外周部に、本体部41の外周部から実装基板2bの中央部に向かって傾斜する傾斜部41b(図3(b)参照)が設けられることが好ましい。これにより、本実施形態の発光装置10では、光源部2の発光面から出射された光が、本体部41の凹面41aに入射しやすくなり、光の利用効率をさらに高めることが可能となる。
また、本体部41は、平面視形状が楕円形状である(図3(a)参照)。ここにおいて、平面視における本体部41の短軸は、収納部3fの一対の導出穴3h,3hから導出した一対の電線5a,5bの導出方向と一致させている。また、本体部41は、平面視における本体部41の長軸方向の両端部に、各脚片43がそれぞれ配置されることが好ましい。これにより、本実施形態の発光装置10では、放熱部材1における透光部材40の短軸方向の寸法を小さくすることが可能となり、小型化を図ることが可能となる。
本体部41の厚み寸法は、平面視における本体部41の長軸上で、本体部41の光軸から離れるに従って光路長が徐々に長くなる寸法に設定されている(図3(b)参照)。また、本体部41の厚み寸法は、平面視における本体部41の短軸上で、本体部41の光軸から離れるに従って光路長が徐々に短くなる寸法に設定されている(図1(b)参照)。
各脚片43には、これら各脚片43の一端部(図3(b)では、下端部)から外方へ延設され放熱部材1の上記一面側に取り付け可能な突片42が設けられている。
また、各脚片43は、平面視で本体部41の短軸方向において長軸を挟んで互いに異なる側に配置されることが好ましい。これにより、本実施形態の発光装置10では、透光部材40の平面視形状を楕円形状としているので、放熱部材1における透光部材40の長軸方向の寸法を小さくすることが可能となり、小型化を図ることが可能となる。
ところで、放熱部材1の一面側(図3(b)では、上面側)の中央部には、押圧部材4の本体部4aを配置するための第1の凹所1aが設けられている。ここにおいて、各脚片4a1,4a2および連結片4a3の各々の厚み寸法は、第1の凹所1aの深さ寸法よりも小さく設定されている。
第1の凹所1aの内底壁には、押圧部材4を放熱部材1に固定するための第1の固定ねじ11を螺合する第1の固定ねじ穴(図示せず)が、複数箇所(本実施形態では、2箇所)に形成されている。ここにおいて、押圧部材4の本体部4aは、放熱部材1の第1の凹所1aにおける上記各第1の固定ねじ穴に対応する位置の各々に、第1の固定ねじ11を挿通する第1の固定ねじ挿通孔4d(図5参照)が貫設されている。具体的に説明すると、押圧部材4の本体部4aは、各脚片4a1,4a2の各々に、上述の第1の固定ねじ挿通孔4dが貫設されている。これにより、本実施形態の発光装置10では、第1の固定ねじ11を、押圧部材4の本体部4aにおける各第1の固定ねじ挿通孔4dに挿通して、放熱部材1の上記各第1の固定ねじ穴に螺合することによって、押圧部材4を放熱部材1に固定することができる。
また、放熱部材1の上記一面側は、押圧部材4が放熱部材1に固定された状態において各脚片4a1,4a2と連結片4a3とで囲まれた部位に、絶縁カバー3を配置するための第2の凹所1b(図1(b)および図3(b)参照)が設けられている。第2の凹所1bの内周形状は、矩形状に形成されている。また、放熱部材1の上記一面側の周部は、収納部3fの第2の収納室12bと対向する部位に、収納部3fを配置するための第3の凹所1g(図1および図3(a)参照)が設けられている。第3の凹所1gは、第2の凹所1gと連通するように形成されている。また、第3の凹所1gは、導出部16と連通するように形成されている。なお、第2の凹所1bおよび第3の凹所1gの各々の深さ寸法は、第1の凹所1aの深さ寸法よりも大きく設定されている。
また、放熱部材1の上記一面側の周部には、透光部材40を取り付けるための柱状(本実施形態では、円柱状)の突起部19(図4参照)が、複数箇所(本実施形態では、2箇所)に設けられている。これら各突起部19の各々には、透光部材40を放熱部材1に取り付けるためのねじ17(図1(a)および図3など参照)を螺合するねじ穴19aが形成されている。ここにおいて、透光部材40の各突片42の各々には、放熱部材1の各突起部19を挿通する挿通孔(図示せず)が貫設されている。これにより、本実施形態の発光装置10では、放熱部材1の各突起部19を、透光部材40の各突片42の各上記挿通孔に挿通した後に、ねじ17を放熱部材1の各突起部19のねじ穴19aに螺合することによって、透光部材40を放熱部材1に取り付けることができる。
第2の凹所1bの内底壁の中央部には、放熱部材1の上記一面側(図1(b)では、上側)へ突出した突台部1cが設けられている。本実施形態の発光装置10では、突台部1cの外周形状を、矩形状に形成しているが、この形状を特に限定するものではない。また、本実施形態では、突台部1cの先端面1e側に、実装基板2bが配置される。ここで、実装基板2bの平面サイズは、実装基板2bの側部および上記一表面の周部を絶縁カバー3により覆うときに、実装基板2bの側部が絶縁カバー3の側壁部3bおよび仕切壁部13に当接するように設定されている。これにより、本実施形態の発光装置10では、実装基板2bが側方へ移動するのを規制することが可能となる。また、本実施形態では、放熱部材1の突台部1cの平面サイズを、実装基板2bの平面サイズよりも小さく設定しているが、実装基板2bの平面サイズと同じ大きさに設定してもよい。これにより、本実施形態の発光装置10では、光源部2のLEDで発生した熱を、放熱部材1へ効率よく伝導することが可能となる。
ここにおいて、絶縁カバー3の各鍔部3dの突出寸法は、放熱部材1の突台部1cの側面と、放熱部材1の第2の凹所1bの内側面との間の距離よりも小さく設定されている(図3(b)参照)。また、各鍔部3dの厚み寸法は、突台部1cの突出寸法よりも小さく設定されている(図3(b)参照)。また、絶縁カバー3の蓋部3aの周部は、上記直交する方向の両端部(図4では、左上端部および右下端部)の各々に、放熱部材1側(図4では、下側)へ突出する凸部3e(図3(b)参照)が設けられている。各凸部3eは、放熱部材1の突台部1cとで実装基板2bを挟持する。
また、押圧部材4の各突出部4e,4fの突出寸法は、押圧部材4が放熱部材1に固定されたときに、絶縁カバー3の側壁部3bの外側と接触可能な寸法に設定されている(図3(b)参照)。これにより、本実施形態の発光装置10では、各突出部4e,4fの各々が、絶縁カバー3が実装基板2bの側方へ移動するのを規制することが可能となる。
また、放熱部材1の端部には、この放熱部材1を照明器具30の器具本体50(図6参照)に取り付けるための複数(本実施形態では、3個)の取付片1f(図1(a)および図3(a)など参照)が、側方へ突設されている。各取付片1fの各々には、放熱部材1を器具本体50に取り付けるための第1の取付ねじ(図示せず)を挿通する第1の取付ねじ挿通孔1dが設けられている。
以下、本実施形態の発光装置10を組み立てる手順について説明する。なお、本実施形態では、一対の電線5a,5bが、実装基板2bに予め電気的に接続されているものとして説明する。
本実施形態の発光装置10では、まず、実装基板2bの側部および上記一表面の周部を絶縁カバー3により覆う。このとき、絶縁カバー3の開口窓3cから光源部2の封止部2aが露出される。次に、光源部2の実装基板2bを、放熱部材1の突台部1cの先端面1e側に配置して、絶縁カバー3を放熱部材1の第2の凹所1bおよび第3の凹所1gに配置する。そして、押圧部材4の本体部4aを放熱部材1の第1の凹所1aに配置して、第1の固定ねじ11により押圧部材4を放熱部材1に固定する。最後に、透光部材40を放熱部材1に固定することによって、発光装置10が組み立てられる。
ここにおいて、本実施形態の発光装置10では、実装基板2bと放熱部材1の突台部1cとの間に、例えば、放熱用のグリースや熱伝導性シートなどの熱伝導性部材(図示せず)を配置することが好ましい。これにより、本実施形態の発光装置10では、光源部2のLEDで発生した熱を、実装基板2bおよび上記熱伝導性部材を通して、放熱部材1へさらに効率よく伝導することが可能となり、光源部2の放熱性を高めることが可能となる。
以上説明した本実施形態の発光装置10では、板状の放熱部材1と、放熱部材1の一面側に配置されてなりLEDが実装された実装基板2bと、実装基板2bに電気的に接続された一対の電線5a,5bと、LEDから放射された光の配光を制御する透光部材40とを備えている。また、本実施形態の発光装置10では、放熱部材1の側部に、一対の電線5a,5bを放熱部材1の他面側へ導出可能とする切欠き部(導出部16)が設けられて、放熱部材1の他面側に、切欠き部と連通し放熱部材1の上記他面に平行な面内で一対の電線5a,5bを±90度以上に屈曲可能とする空間部(突片18の他面18bと放熱部材1の側面1hとで囲まれた空間)が形成されているので、各電線5a,5bの導出方向を変更可能で、且つ、平面視において各電線5a,5bの露出面積を低減すること可能となる。
以下、本実施形態の発光装置10を用いた照明器具の一例について、図6〜図10に基づいて説明する。
本実施形態の照明器具30は、上述の発光装置10と、この発光装置10を保持する器具本体50と、発光装置10を点灯させる点灯装置54と、器具本体50に取り付けられてなり発光装置10を覆う透光性のカバー55とを備えている。また、この照明器具30は、発光装置10に取り付けられ発光装置10から出射された光をカバー55側へ反射する反射板49を備えている。なお、本実施形態の照明器具30では、1個の器具本体50に、複数個(本実施形態では、8個)の発光装置10が保持されている。また、本実施形態では、発光装置10の個数を、複数個としているが、1個であってもよい。
器具本体50は、例えば、アルミニウムなどの金属材料により形成することができる。ここで、器具本体50は、金属材料としてアルミニウムを採用した場合、例えば、アルミダイカストにより形成することができる。この器具本体50は、一面に開口面を有する箱状(本実施形態では、矩形箱状)の本体部51と、例えば壁面の造営面などに固定する固定具53と、本体部51と固定具53とを回動自在に連結する連結部52とを有している。本実施形態の照明器具30では、本体部51の内部に、上述の点灯装置54が収納されている。
本実施形態の照明器具30では、各発光装置10の各々が、本体部51の内底壁で保持されている。具体的に説明すると、本体部51の内底壁には、発光装置10の放熱部材1における各第1の取付ねじ挿通孔1dの各々に対応する位置に、上記第1の取付ねじを螺合する第1の取付ねじ穴(図示せず)が設けられている。本実施形態の照明器具30では、上記第1の取付ねじを、発光装置10の放熱部材1における各第1の取付ねじ挿通孔1dに挿通して、本体部51の上記各第1の取付ねじ穴に螺合することによって、各発光装置10の各々が本体部51に取り付けられる。これにより、本体部51は、発光装置10を保持することができる。ここにおいて、各発光装置10の一対の電線5a,5bは、点灯装置54と電気的に接続されている。また、各発光装置10の電気的な接続関係は、直列接続または並列接続であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続であってもよい。
ところで、本実施形態の照明器具30では、各発光装置10の配置の一例として、各発光装置10の放熱部材1の導出部16側をそれぞれ突き合せた状態で配置されている(図7,8参照)。なお、図7および図8の各々では、8個の発光装置10のうち2個の発光装置10のみを図示している。また、図7および図8の各々では、一対の電線5a,5bの一部の図示を省略している。
ここにおいて、各取付片1fの厚み寸法は、一対の電線5a,5bを放熱部材1の厚み方向に隣同士に並べた高さ寸法と略同じ寸法に設定されることが好ましい(図10参照)。また、各取付片1fの各第1の取付ねじ挿通孔1dの径寸法は、一対の電線5a,5bを隣同士に並べた幅寸法よりも大きな寸法に設定されることが好ましい(図9参照)。言い換えれば、各第1の取付ねじ挿通孔1dは、一対の電線5a,5bを隣同士に並べた幅寸法よりも大きな径寸法を有することが好ましい。要するに、放熱部材1は、切欠き部(導出部16)とは反対側に、各電線5a,5bの径寸法を合わせた寸法よりも大きな径寸法を有する挿通孔(第1の取付ねじ挿通孔1d)が設けられることが好ましい。これにより、本実施形態の照明器具30では、各発光装置10を隣同士に並べた場合、各発光装置10の隣接距離を短くすることが可能となり、照明器具30の小型化が可能となる(図9,10参照)。
また、本実施形態の発光装置10では、放熱部材1の他面側(図3(b)では、下面側)に、この発光装置10を本体部51に位置決めするための突起15が2個設けられている。また、本体部51の内底壁には、発光装置10の放熱部材1の各突起15の各々に対応する位置に、窪部(図示せず)が設けられている。これにより、本実施形態の照明器具30では、発光装置10を本体部51に取り付けるときに、発光装置10を本体部51に位置決めすることが可能となり、発光装置10を本体部51に取り付ける作業性を向上させることが可能となる。なお、本実施形態の照明器具30では、突起15の個数を2個としているが、この個数を特に限定するものではない。
連結部52は、本体部51の一側壁(図6(b)では、右側壁)から延設されている。また、連結部52は、固定具53により回動自在に保持されている。
カバー55は、板状(本実施形態では、矩形板状)に形成されている。本実施形態の照明器具30では、カバー55の材料として、透光性材料を採用している。透光性材料としては、透光性の樹脂(例えば、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂など)やガラスなどを採用することができる。なお、図6(b)では、カバー55の図示を省略している。
以上説明した本実施形態の照明器具30では、上述の発光装置10と、この発光装置10を保持する器具本体50とを備えているので、各電線5a,5bの導出方向を変更可能で、且つ、平面視において各電線5a,5bの露出面積を低減可能な発光装置10を用いた照明器具30を提供することができる。
1 放熱部材
1d 第1の取付ねじ挿通孔(挿通孔)
2b 実装基板
5a 電線
5b 電線
10 発光装置
16 導出部(切欠き部)
18a 面取り部
30 照明器具
40 透光部材
50 器具本体

Claims (4)

  1. 板状の放熱部材と、前記放熱部材の一面側に配置されてなりLEDが実装された実装基板と、前記実装基板に電気的に接続された一対の電線と、前記LEDから放射された光の配光を制御する透光部材とを備え、前記放熱部材の側部に、前記一対の電線を前記放熱部材の他面側へ導出可能とする切欠き部が設けられて、前記放熱部材の前記他面側に、前記切欠き部と連通し前記他面に平行な面内で前記一対の電線を±90度以上に屈曲可能とする空間部が形成されてなることを特徴とする発光装置。
  2. 前記切欠き部は、前記空間部と連通する部位に、面取り部が形成されてなることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記放熱部材は、前記切欠き部とは反対側に、前記各電線の径寸法を合わせた寸法よりも大きな径寸法を有する挿通孔が設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の発光装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光装置と、前記発光装置を保持する器具本体とを備えてなることを特徴とする照明器具。
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