JP2020204914A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、
ユーザーの視線を検出する視線検出手段と、操作部に対する操作に応じて、選択位置を移動する制御を行う制御手段であって、前記視線検出手段により検出された視線に基づく選択位置の指定がされない第１の状態である場合に、前記操作部に対する所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作前の位置から第１の量だけ移動し、前記視線検出手段により検出された視線に基づく前記選択位置の指定がされる第２の状態である場合に、前記操作部に対する前記所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記視線検出手段により検出された視線に基づく位置から、第１の量より小さい第２の量だけ移動するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。

Claims (20)

1. ユーザーの視線を検出する視線検出手段と、
   操作部に対する操作に応じて、選択位置を移動する制御を行う制御手段であって、
   前記視線検出手段により検出された視線に基づく選択位置の指定がされない第１の状態である場合に、前記操作部に対する所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作前の位置から第１の量だけ移動し、
   前記視線検出手段により検出された視線に基づく前記選択位置の指定がされる第２の状態である場合に、前記操作部に対する前記所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記視線検出手段により検出された視線に基づく位置から、第１の量より小さい第２の量だけ移動するように制御する制御手段と
   を有することを特徴とする電子機器。
2. 前記操作部に対する前記所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作前の位置に基づいて、当該操作前の位置から所定の量だけ移動する第１の設定と、
   前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、前記操作前の前記選択位置にかかわらず、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動する第２の設定と
   を含む複数の設定のいずれかに設定する設定手段を更に有し、
   前記制御手段は、前記第２の状態の場合には、前記設定手段の設定内容にかかわらず、前記選択位置を前記視線検出手段により検出された視線に基づく位置から前記所定の操作量の操作に応じて前記第２の量だけ移動するように制御することを特徴とする請求項１に記載の電子機器。
3. ユーザーの視線を検出する視線検出手段と、
   座標入力を行う操作部に対する操作に応じて、選択位置を移動する制御を行う制御手段であって、
   前記視線検出手段により検出された視線位置に基づく選択位置の指定がされない第１の状態である場合、前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、当該操作の前の前記選択位置にかかわらず、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動し、
   前記視線検出手段により検出された視線に基づく前記選択位置の指定がされる第２の状態である場合、前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動することなく、
   前記選択位置を前記視線検出手段により検出された視線に基づく位置から、前記操作部への操作量に応じた移動量だけ移動するように制御する制御手段と
   を有することを特徴とする電子機器。
4. 前記制御手段は、前記第１の状態で、かつ、前記操作部への操作に関する設定が第１の設定である場合に、前記操作部に対する前記所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作前の位置に基づいて、当該操作前の位置から前記第１の量だけ移動し、
   前記第１の状態で、かつ、前記操作部への操作に関する設定が第２の設定である場合に、前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、当該操作の前の前記選択位置にかかわらず、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動するように制御することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の電子機器。
5. 選択されている位置であることを示すインジケーターを前記選択位置に表示する表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の電子機器。
6. 前記インジケーターは、ユーザーによる前記操作部に対する操作が行われたことに応じて表示することを特徴とする請求項５に記載の電子機器。
7. 前記制御手段は、前記操作部による操作中でない場合、あるいは、操作開始時点に前記視線検出手段により検出された視線位置に応じて前記選択位置を移動し、前記操作部による操作開始後の操作中は、前記視線検出手段により検出された視線位置に応じた前記選択位置の移動しないように制御することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の電子機器。
8. 前記第１の状態は、前記視線検出手段により検出されるに応じた前記選択位置の移動を行わない設定に設定されている状態であり、前記第２の状態は、前記視線検出手段により検出された視線に応じた前記選択位置の移動を行う設定に設定されている状態であることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の電子機器。
9. 前記第１の状態は、前記視線検出手段により視線を検出していない状態であり、前記第２の状態は、前記視線検出手段により視線を検出している状態であることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の電子機器。
10. 前記第１の量は、前記所定の操作量に第１の係数をかけた量であり、前記第２の量は、前記所定の操作量に第１の係数より小さな第２の係数をかけた量であることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の電子機器。
11. 前記第２の量は、前記操作部への一回の操作では前記選択位置を画面の端から他端までの移動はできない程度の移動量であることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の電子機器。
12. 前記操作部は、タッチ操作を検知するタッチ操作部材であることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の電子機器。
13. 前記操作部は、部材の表面を指でなぞることで前記指の移動方向と移動量を算出し前記選択位置を移動する操作部材、８方向に操作可能な方向キー、ジョイスティック、４方向に押し込み可能な押しボタンを有する方向キーのいずれかであることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の電子機器。
14. 前記第２の状態は、前記視線検出手段により検出される位置の所定時間内における移動量が既定の閾値以下であるという条件を満たした状態であることを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の電子機器。
15. 前記選択位置は焦点検出領域の選択位置であることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の電子機器。
16. 前記電子機器は、撮像部と、ファインダーと、ファインダー内の表示部とを更に有し、前記ファインダーの外にある前記操作部を操作することで、前記表示部の被写体像の上に表示された前記選択位置を移動することができることを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の電子機器。
17. ユーザーの視線を検出する視線検出ステップと、
    操作部に対する操作に応じて、選択位置を移動する制御を行う制御ステップであって、
    前記視線検出ステップで検出した視線に基づく前記選択位置の指定がされない第１の状態である場合に、前記操作部に対する所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作前の位置から第１の量だけ移動し、
    前記視線検出ステップで検出した視線に基づく前記選択位置の指定がされる第２の状態である場合に、前記操作部に対する前記所定の操作量の操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記視線検出ステップで検出した視線に基づく位置から、第１の量より小さい第２の量だけ移動するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
18. ユーザーの視線を検出する視線検出ステップと、
    座標入力を行う操作部に対する操作に応じて、選択位置を移動する制御を行う制御ステップであって、
    前記視線検出ステップで検出した視線に基づく前記選択位置の指定がされない第１の状態である場合、前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、当該操作の前の前記選択位置にかかわらず、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動し、
    前記視線検出ステップで検出した視線に基づく前記選択位置の指定がされる第２の状態である場合、前記操作部に対する操作が行われたことに応じて、前記選択位置を前記操作部への操作が開始された操作位置に対応した位置に移動することなく、
    前記選択位置を前記視線検出ステップで検出した視線に基づく位置から、前記操作部への操作量に応じた移動量だけ移動するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
19. コンピューターを、請求項１乃至１６のいずれか１項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
20. コンピューターを、請求項１乃至１６のいずれか１項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピューターが読み取り可能な記録媒体。