JP2015049859A - 操作能力評価用プログラム及び操作能力評価システム - Google Patents

操作能力評価用プログラム及び操作能力評価システム Download PDF

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Koji Kawahashi
浩二 川橋
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Abstract

【課題】操作画面を操作するユーザの操作能力を評価する。【解決手段】操作能力評価用プログラムは、コンピュータとしての端末1を、複数の入力項目が含まれる所定の操作画面と、操作画面上を移動するカーソルとを表示部11に表示させる表示制御部141、操作画面上のカーソルの位置を検出する検出部142、検出部142が検出したカーソルの位置に基づいた、操作画面における実際の移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶部13に記憶させる実移動記録部143、実軌跡情報と、記憶部13に記憶され、操作画面における前記カーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報とを比較して、カーソルの動きの優劣を判定する判定部144、として機能させる。【選択図】図1

Description

本発明は、端末を用いた入力操作の能力を判定する操作能力評価用プログラム及び操作能力評価システムに関する。
従来、端末の操作画面に対する入力操作を評価して、入力操作を改善することが行われている。例えば、特許文献1には、複数の異なる操作画面に対して行われた操作におけるポインタ移動軌跡長、及び画面スクロール量を検知し、それぞれの操作画面における検知結果に基づいて操作画面の操作性に関する評価情報を生成するシステムが開示されている。このシステムによれば、操作画面の入力のしやすさを評価して、操作画面を利用者にとって使いやすい操作画面に改善することができる。
特開2004−252872号公報
ところで、操作画面を操作する人によって操作速度は異なる。例えば、同一の操作画面において、熟練者と初心者とが同一の入力操作を行った場合、熟練者の操作速度は初心者の操作速度よりも速い。端末を用いて入力操作を行う業務の効率を向上させるためには、操作能力が低い人の操作速度を向上させ、操作能力が高い人の操作速度に近づけることが必要である。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、操作画面の操作性を評価するために評価情報を生成するシステムであり、特定の操作画面を操作するユーザの操作能力の評価を行うものではない。したがって、従来のシステムを用いて、端末を操作する人の操作能力を把握することはできなかった。このため、操作能力に応じた指導をすることができず、操作能力が低い人の操作速度を向上させることは困難であった。
本発明は、操作画面を操作するユーザの操作能力を評価することができる操作能力評価用プログラム及び操作能力評価システムを提供することを目的とする。
本発明に係る操作能力評価用プログラムは、コンピュータを、複数の入力項目が含まれる所定の操作画面と、前記操作画面上を移動するカーソルとを表示部に表示させる表示制御部、前記操作画面上のカーソルの位置を検出する検出部、前記検出部が検出した前記カーソルの位置に基づいた、前記操作画面における実際の移動軌跡である実移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶部に記憶させる実移動記録部、前記実軌跡情報と、記憶部に記憶され、前記操作画面における前記カーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する判定部、として機能させる。
また、前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡は、前記操作画面における第1の位置から前記第1の位置とは異なる第2の位置に移動するまでの移動軌跡であり、前記判定部は、前記基準移動軌跡の長さと、前記実移動軌跡の長さとを比較して前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定してもよい。
また、前記判定部は、前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡それぞれにおける前記第1の位置から前記第2の位置に移動するまでの所要時間を比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定してもよい。
また、前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報は、前記カーソルが前記第1の位置から前記第2の位置に移動するまでの、前記検出部が検出した前記カーソルの位置を示す位置情報と、前記カーソルが前記第1の位置から移動を開始した時刻を基準時間とする検出時間とを関連付けた複数の時系列情報を含み、前記判定部は、前記基準軌跡情報に含まれる前記時系列情報と、前記実軌跡情報に含まれる前記時系列情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定してもよい。
また、前記判定部は、前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報のそれぞれの前記時系列情報に基づいて、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する際に経由する第3の位置における滞在時間を算出し、前記基準移動軌跡に対応する前記滞在時間と、前記実移動軌跡に対応する前記滞在時間とを比較して、前記第3の位置における操作能力の優劣を判定してもよい。
また、前記表示制御部は、前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報のそれぞれを構成する前記時系列情報に基づいて、前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡のそれぞれにおける時間ごとの前記カーソルの位置をプロットして前記操作画面上に表示させてもよい。
また、本発明に係る操作能力評価用プログラムは、コンピュータを、前記基準軌跡情報と前記実軌跡情報とのそれぞれに基づいて、前記操作画面上の複数の位置の間で前記カーソルを移動させる目標時間を算出する目標算出部として機能させてもよい。
また、本発明に係る操作能力評価用プログラムは、コンピュータを、前記カーソルを操作するユーザを撮影する撮影部が撮影した映像に基づいて、前記カーソルを操作する前記ユーザの視線を検出する視線検出部として機能させ、前記実移動記録部は、前記実移動軌跡に対応する前記視線に関する視線情報を前記記憶部に記憶させ、前記判定部は、前記基準移動軌跡に対応して前記記憶部に記憶された視線情報と、前記実移動軌跡に対応する前記視線に関する前記視線情報とに基づいて、前記カーソルを操作する際の視線の動きの優劣を判定してもよい。
また、前記判定部は、前記基準移動軌跡と前記実移動軌跡とのそれぞれにおける、前記カーソルの位置と前記視線の位置との関係に基づいて、前記実移動軌跡に対応するカーソル及び前記視線の動きの優劣を判定してもよい。
また、本発明に係る操作能力評価システムは、評価サーバと端末とを備える操作能力評価システムであって、複数の入力項目が含まれる所定の操作画面と、前記操作画面上を移動するカーソルとを表示部に表示させる表示制御部と、前記操作画面上のカーソルの位置を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記カーソルの位置に基づいた、前記操作画面における実際の移動軌跡である実移動軌跡を示す実軌跡情報を第1記憶部に記憶させる実移動記録部と、前記第1記憶部に記憶された実軌跡情報を前記評価サーバに送信する第1通信制御部とを有し、前記評価サーバは、前記実軌跡情報を前記端末から受信する第2通信制御部と、受信した前記実軌跡情報と、第2記憶部に記憶され、前記操作画面における前記カーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する判定部とを有する。
本発明によれば、操作画面を操作するユーザの操作能力を評価することができる。
第1の実施形態に係る端末の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る所定の操作画面における基準移動軌跡を示す図である。 第1の実施形態に係る所定の操作画面における基準移動軌跡と、実移動軌跡とを示す図である。 第1の実施形態に係る表示部に判定結果が表示された例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末において、カーソルの動きの優劣を判定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る所定の操作画面を示す図である。 第4の実施形態に係る端末の概要を示す図である。 第4の実施形態に係る所定の操作画面を示す図である。 第5の実施形態に係る端末の概要を示す図である。 第6の実施形態に係る操作能力評価システムの概要を示す図である。
<第1の実施形態>
[端末1の概要]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る端末1の概要を示す図である。端末1は、操作能力評価プログラムを記憶している。端末1は、操作能力評価プログラムを実行することで、端末1に表示された操作画面におけるユーザのカーソル操作の優劣を判定する。
[端末1の機能構成]
続いて、端末1の機能構成について説明する。
端末1は、表示部11と、入力部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。端末1は、パーソナルコンピュータやタブレット端末のように、人の操作により情報を処理することができる端末である。
表示部11は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部11は、制御部14の制御に応じて、操作画面を表示する。また、表示部11は、制御部14の制御に応じて、操作画面上にカーソルを表示する。ここで、カーソルとは、操作画面上で、現在の入力位置を指し示す画像であり、入力部の操作に応じて移動する。
入力部12は、例えば、キーボード、マウス、又はタッチパネル等によって構成される。端末1のユーザは、入力部12を操作することによって、カーソルを移動させることができる。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等により構成される。記憶部13は、マニュアル表示プログラムを記憶する。このマニュアル表示プログラムは、例えば、所定の操作画面に関する入力方法、操作方法等のマニュアルを表示するプログラムである。
また、記憶部13は、操作能力評価用プログラムを記憶する。この操作能力評価用プログラムは、コンピュータを、表示制御部141、検出部142、実移動記録部143、及び判定部144として機能させるためのプログラムである。これらの機能については、後述する。
また、記憶部13は、複数の入力項目が含まれる所定の操作画面におけるカーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報、及びカーソルが実際に移動した場合の実移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶する。ここで、基準移動軌跡は、例えば、カーソルが理想的に移動した場合の移動軌跡である。記憶部13は、予め外部のサーバ等から取得した基準軌跡情報を記憶しているものとする。記憶部13は、サーバに記憶されている基準軌跡情報が更新されると、記憶している基準移動軌跡を更新する。
図2は、第1の実施形態に係る所定の操作画面における基準移動軌跡T1を示す図である。図2に示すように、基準移動軌跡T1は、所定の操作画面における第1の位置P1から、当該第1の位置P1とは異なる第2の位置P2に移動するまでの移動軌跡である。また、基準軌跡情報は、カーソルCが第1の位置P1から、第1の位置P1とは異なる第2の位置P2に移動するまでに、後述の検出部142がカーソルCを検出した位置を示す位置情報と、当該位置における時間(検出時間)とを関連付けた複数の時系列情報から構成される。検出時間は、例えば、カーソルCが第1の位置P1から移動を開始した時刻を基準時間とした場合の、当該基準時間からの経過時間である。ここで、検出時間は、現在時刻であってもよい。
実軌跡情報も、基準軌跡情報と同様に、複数の時系列情報から構成される。
なお、第1の位置P1及び第2の位置P2のそれぞれは、図2に示すように1点に限らず、所定範囲であってもよい。すなわち、基準移動軌跡及び実移動軌跡は、カーソルCが第1の範囲から第2の範囲に移動するまでの軌跡であってもよい。
制御部14は、例えば、CPUにより構成され、端末1の全体を統括的に制御する。制御部14は、記憶部13に記憶されている操作能力評価用プログラムを実行することにより、表示制御部141、検出部142、実移動記録部143、及び判定部144として機能する。以下、これらの機能について詳細に説明する。
表示制御部141は、所定の操作画面と、当該操作画面を操作するカーソルCとを表示部11に表示させる。
検出部142は、所定の操作画面上のカーソルCの位置を検出する。具体的には、検出部142は、所定時間(例えば、5ms)おきに、カーソルCの位置を示す位置情報として、所定の操作画面上のカーソルCの座標情報を取得する。
実移動記録部143は、検出部142が検出したカーソルCの位置に基づいた、所定の操作画面における第1の位置P1から第2の位置P2までの実際の移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶部13に記憶させる。具体的には、実移動記録部143は、検出部142が検出したカーソルCの位置を示す位置情報と、当該位置情報の検出時間とを関連付けた時系列情報を、実軌跡情報として記憶部13に記憶させる。図3は、第1の実施形態に係る所定の操作画面における基準移動軌跡T1と、実移動軌跡T2とを示す図である。ここで、基準移動軌跡T1は、破線で示される移動軌跡であり、実移動軌跡T2は、実線で示される移動軌跡である。
判定部144は、実軌跡情報と基準軌跡情報とを比較して、実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する。判定部144は、以下に示すように実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する。
判定部144は、記憶部13に記憶されている基準軌跡情報に基づいて基準移動軌跡の長さを算出する。また、判定部144は、記憶部13に記憶されている実軌跡情報に基づいて実移動軌跡の長さを算出する。続いて、判定部144は、基準移動軌跡の長さと、実移動軌跡の長さとを比較して実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する。
例えば、判定部144は、実移動軌跡の長さが、基準移動軌跡の長さに比べて長い場合、端末1のユーザによるカーソルCの移動操作が基準に比べて劣っており、当該操作に問題があると判定する。また、判定部144は、実移動軌跡T2の長さが、基準移動軌跡の長さに比べて短い場合、端末1のユーザによるカーソルCの移動操作が効率的であると判定する。例えば、図3に示す図では、実移動軌跡T2の長さは、基準移動軌跡T1に比べて長い。このため、判定部144は、実移動軌跡T2に対応するカーソルCの動きが基準に比べて劣っていると判定する。
また、判定部144は、記憶部13に記憶されている基準軌跡情報及び実軌跡情報のそれぞれを参照し、基準移動軌跡及び実移動軌跡それぞれにおける、第1の位置P1から第2の位置P2に移動するまでの所要時間を算出する。そして、判定部144は、基準移動軌跡及び実移動軌跡それぞれにおける所要時間を比較して、実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する。例えば、判定部144は、実移動軌跡の移動時間が、基準移動軌跡の移動時間に比べて長い場合、カーソルCの移動が遅く、基準移動軌跡に対して劣っていると判定する。また、判定部144は、実移動軌跡の移動時間が、基準移動軌跡の移動時間に比べて短い場合、カーソルCの移動操作が早く、基準移動軌跡に対して優れていると判定する。
なお、基準移動軌跡の長さ、及び基準移動軌跡が第1の位置P1から第2の位置P2に移動するまでの所要時間を記憶部13に記憶させておき、判定部144が、基準移動軌跡の長さ及び所要時間を算出する代わりに、記憶部13に記憶されている基準移動軌跡の長さ及び所要時間を取得してもよい。このようにすることで、判定部144は、判定時間を短縮することができる。
また、判定部144は、基準軌跡情報に含まれる時系列情報と、実軌跡情報に含まれる時系列情報とを比較して、実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する。例えば、基準軌跡情報に含まれる時系列情報を構成する座標情報が示す座標値と、実軌跡情報に含まれる時系列情報を構成する座標情報が示す座標値との差分値を、時系列情報を構成する時間ごとに算出する。そして、判定部144は、算出した差分値が時間の経過に従って増加しているか否かを判定する。例えば、判定部144は、差分値が時間の経過に従って増加していると判定した場合、カーソルCの移動操作が遅いと判定する。また、判定部144は、差分値が大きくなったり小さくなったりして変動する場合、一連のカーソル操作が安定していないことにより操作が遅いと判定する。
表示制御部141は、判定部144による判定結果を表示部11に表示させる。表示制御部141は、例えば、図4に示すように、表示部11に判定結果を表示させる。これにより、端末1のユーザは、自身が基準移動軌跡に対する優劣を把握し、改善に役立てることができる。なお、操作画面において、複数の反復操作が行われ、判定部144によって複数の判定が行われる場合、当該複数の判定が行われた後に表示部11に判定結果を表示させてもよい。
[処理フロー]
続いて、制御部14の処理の流れについて説明する。図5は、第1の実施形態に係る端末1において、カーソルCの動きの優劣を判定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、表示制御部141は、操作画面を表示部11に表示させる(S1)。
続いて、実移動記録部143は、検出部142が検出したカーソルCの位置が、第1の位置P1から移動したか否かを判定する(S2)。実移動記録部143は、第1の位置P1から移動したと判定した場合(判定がYesの場合)、S3に処理を移す。実移動記録部143は、第1の位置P1から移動していないと判定した場合(判定がNoの場合)、S2を再実行する。
続いて、実移動記録部143は、カーソルCの移動を記録する(S3)。具体的には、実移動記録部143は、検出部142が検出したカーソルCの位置と、検出したときの時間とを関連付けた時系列情報を記憶部13に記憶させる。これにより、複数の時系列情報から構成される実軌跡情報が生成される。
続いて、実移動記録部143は、検出部142が検出したカーソルCの位置が、第2の位置P2に移動したか否かを判定する(S4)。実移動記録部143は、第2の位置P2に移動したと判定した場合(判定がYesの場合)、S5に処理を移す。実移動記録部143は、第2の位置P2に移動していないと判定した場合(判定がNoの場合)、S3に処理を移す。
続いて、判定部144は、基準軌跡情報と実軌跡情報とを比較して、実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定する(S5)。
続いて、表示制御部141は、判定部144による判定結果を表示部11に表示させる(S6)。
[第1の実施形態における効果]
以上、第1の実施形態によれば、端末1は、操作能力評価用プログラムを実行することにより、操作画面における実際の移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶部13に記憶させる実移動記録部143、及び実軌跡情報と基準軌跡情報とを比較して、カーソルCの動きの優劣を判定する判定部144として機能する。したがって、操作能力評価用プログラムは、操作画面を操作するユーザの操作能力が、基準移動軌跡と比べた場合の優劣を判定して、当該ユーザの操作能力を評価することができる。
また、端末1の判定部144は、基準移動軌跡の長さと、実移動軌跡の長さとを比較して実移動軌跡に対応するカーソルCの動きの優劣を判定するので、ユーザのカーソル操作の動きに無駄があるユーザを検出することができる。また、端末1の判定部144は、基準移動軌跡及び実移動軌跡それぞれにおける第1の位置P1から第2の位置P2に移動するまでの所要時間を比較して、カーソルCの動きの優劣を判定するので、カーソルを動かす速度が遅いユーザを検出することができる。また、端末1の判定部144は、基準軌跡情報に含まれる時系列情報と、実軌跡情報に含まれる時系列情報とを比較して、カーソルCの動きの優劣を判定するので、より詳細にカーソル操作の優劣を判定することができる。
<第2の実施形態>
[一連の複数の操作の優劣を判定する]
続いて、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、判定部144が一連の複数の操作の優劣を判定する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
図6は、第2の実施形態に係る所定の操作画面を示す図である。第2の実施形態では、図6に示すように、端末1のユーザは、所定の操作画面において、第1の位置P1から、第2の位置P2まで移動するまでの間に、第3の位置P3を経由し、当該第3の位置P3で所定の操作を行う。例えば、図6に示すように、第3の位置では、金額の入力が行われる。基準移動軌跡T1は、第1の位置P1からカーソルCの移動を開始し、第3の位置P3で操作を行い、その後、第2の位置P2にカーソルCを移動させた場合の理想的な移動軌跡を示す。基準軌跡情報は、当該基準移動軌跡に対応する時系列情報から構成されている。
第2の実施形態の判定部144は、基準軌跡情報及び実軌跡情報のそれぞれの時系列情報に基づいて、第1の位置P1から第2の位置P2に移動する際に経由する第3の位置P3における滞在時間を算出する。例えば、判定部144は、基準軌跡情報及び実軌跡情報のそれぞれの時系列情報を参照し、カーソルCの位置が第3の位置P3に到達してから、第3の位置P3を離れるまでの時間を滞在時間として算出する。そして、判定部144は、基準移動軌跡T1に対応する滞在時間と、実移動軌跡T2に対応する滞在時間とを比較して、第3の位置P3における操作能力の優劣を判定する。例えば、判定部144は、実移動軌跡T2に対応する滞在時間が基準移動軌跡T1に対応する滞在時間に比べて長い場合に、第3の位置P3における操作、ここでは金額の入力操作に問題があると判定する。
[第2の実施形態における効果]
以上、第2の実施形態によれば、操作能力評価用プログラムは、第3の位置P3における滞在時間に基づいて、ユーザのカーソルの動かし方や動かす速さ以外の操作能力を判定し、当該判定結果をユーザに把握させることができる。したがって、第2の実施形態によれば、カーソル操作以外の操作に問題があるユーザの操作能力を向上させることができる。
<第3の実施形態>
[操作画面上に移動軌跡を表示させる]
続いて、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、表示制御部141が操作画面上に移動軌跡を表示する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
第3の実施形態の表示制御部141は、基準軌跡情報及び実軌跡情報のそれぞれを構成する時系列情報に基づいて、基準移動軌跡及び実移動軌跡のそれぞれにおける時間ごとのカーソルCの位置を所定の操作画面上にプロットして表示させる。具体的には、表示制御部141は、一定時間にわたって、基準移動軌跡及び実移動軌跡の一部又は全部を表示部11に表示されている所定の操作画面上に表示させる。ここで、表示制御部141は、基準移動軌跡及び実移動軌跡を同時に表示させたり、交互に表示させたりしてもよい。
[第3の実施形態における効果]
以上、第3の実施形態によれば、操作能力評価用プログラムは、端末1のユーザに理想的な操作としての基準移動軌跡と、実移動軌跡とを視覚を通じて把握させることができる。これにより、端末1のユーザは、改善すべき点を検討することができる。
<第4の実施形態>
[カーソル移動の目標時間を算出する]
続いて、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態は、カーソル移動の目標時間を算出する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
図7は、第4の実施形態に係る端末1の概要を示す図である。
第4の実施形態に係る操作能力評価用プログラムは、コンピュータを目標算出部145としてさらに機能させる。
第4の実施形態において、制御部14が操作能力評価用プログラムを実行することにより、制御部14が、目標算出部145として機能する。
目標算出部145は、記憶部13に記憶されている基準軌跡情報と実軌跡情報とのそれぞれに含まれる時系列情報に基づいて、所定の操作画面上の複数の位置の間でカーソルCを移動させる目標時間を算出する。ここで、目標算出部145は、複数の実軌跡情報が記憶部13に記憶されている場合、最新の実軌跡情報に基づいて目標時間を算出する。
例えば、目標算出部145は、基準移動軌跡に係るカーソルCの基準操作時間と実移動軌跡に係るカーソルCの実操作時間との平均時間を目標時間として算出する。また、目標算出部145は、基準操作時間と実操作時間との差分が所定値(例えば、実操作時間の5%)よりも大きい場合、異なる方法によって目標時間を算出してもよい。例えば、目標算出部145は、実操作時間に比べて5%短い時間を目標時間として算出してもよい。また、目標算出部145は、実操作時間が基準操作時間よりも長い場合に限定して目標時間を算出してもよい。
表示制御部141は、目標算出部145が算出した目標時間を所定の操作画面に表示させる。例えば、表示制御部141は、図8に示すように、第1の位置P1から第2の位置P2にカーソルCを移動する際に第3の位置P3を経由する場合に、それぞれの移動及び入力についての目標時間を所定の操作画面に表示させてもよい。また、表示制御部141は、実操作時間を所定の操作画面に表示させてもよい。
[第4の実施形態における効果]
以上、第4の実施形態によれば、端末1のユーザに、カーソル操作の目標時間を把握させることができる。これにより、端末1のユーザは、操作能力の向上に対する意欲を高めることができる。
<第5の実施形態>
[カーソルの動きと視線の動きとに基づいてカーソル移動の優劣を判定する]
続いて、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態は、端末1が撮影部15により、端末1のユーザを撮影し、当該ユーザの視線の動きと、カーソルCの動きとに基づいてカーソルCの移動の優劣を判定する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
図9は、第5の実施形態に係る端末1の概要を示す図である。第5の実施形態に係る端末1は、撮影部15をさらに備える。また、端末1の制御部14は、視線検出部146をさらに備える。
撮影部15は、表示部11の表示面に対向する方向を撮影する。すなわち、撮影部15は、操作画面上のカーソルCを操作するユーザを撮影する。
視線検出部146は、撮影部15が撮影した映像に基づいて、カーソルCを操作するユーザの視線を検出する。具体的には、視線検出部146は、撮影部15が撮影した映像の画像解析を行うことにより、ユーザの目の瞳孔の向きを検出し、当該向きに基づいて視線を検出する。そして、視線検出部146は、所定の操作画面上の当該視線に対応する位置を示す座標情報を検出する。
記憶部13は、視線情報が関連付けられた基準軌跡情報を記憶する。具体的には、記憶部13は、基準移動軌跡に対応する視線の動きを示す視線情報を記憶する。すなわち、記憶部13は、基準となるカーソルCが第1の位置P1から第2の位置P2に移動するまでに、視線検出部146が検出した座標情報と、当該座標情報を検出した時間とを関連付けて視線情報として記憶する。
実移動記録部143は、実移動軌跡に対応する、視線検出部146が検出した座標情報を視線情報として記憶部13に記憶させる。具体的には、実移動記録部143は、所定の操作画面における第1の位置P1から第2の位置P2に移動するまでに視線検出部146が検出した座標情報と、当該座標情報を検出した時間とを関連付けて視線情報として記憶部13に記憶させる。
判定部144は、予め記憶部13に記憶された、基準移動軌跡に対応する視線に関する視線情報と、実移動軌跡に対応する視線に関する視線情報とに基づいて、カーソルCを操作する際の視線の動きの優劣を判定する。例えば、判定部144は、基準移動軌跡及び実移動軌跡のそれぞれの視線情報を構成する複数の座標情報に基づいて、視線が移動した距離を算出する。そして、判定部144は、算出したそれぞれの距離の比較を行い、視線の動きの優劣を判定する。
また、判定部144は、基準移動軌跡と実移動軌跡とのそれぞれにおける、カーソルCの位置と視線の位置との関係に基づいて、カーソルC及び視線の動きの優劣を判定してもよい。例えば、判定部144は、基準軌跡情報を構成する座標情報と、基準移動軌跡に対応する視線情報を構成する座標情報とに基づいて、基準移動軌跡におけるカーソルCの位置と視線の位置との相対距離を算出する。この相対距離(以下、基準相対距離ともいう)は、操作時間ごとに変化する。例えば、操作に熟練しているユーザは、第1の位置で操作を開始した際に、次の目標地点(第2の位置)を視認してからカーソルCを移動する傾向にあることから、操作開始時には、相対距離が長い。また、当該ユーザは、当該目標地点を視認しながらカーソルCを近づけるため、カーソルCの操作時間に従って相対距離が短くなる傾向にあることから、操作終了時には、相対距離が短い。したがって、基準相対距離は、操作開始時に最も長く、操作時間に従って短くなる。
判定部144は、同様に、実軌跡情報を構成する座標情報と、実移動軌跡に対応する視線情報を構成する座標情報とに基づいて、実移動軌跡におけるカーソルCの位置と視線の位置との相対距離(以下、実相対距離という)を算出する。そして、判定部144は、基準相対距離と、実相対距離とを比較して、カーソルC及び視線の動きの優劣を判定する。例えば、操作開始時において、基準相対距離に比べて実相対距離が短い場合、カーソルC及び視線の動きが基準に比べて劣っていると判定し、基準相対距離に比べて実相対距離が長い場合、カーソルC及び視線の動きが基準に比べて優れていると判定する。また、操作終了付近において、基準相対距離に比べて実相対距離が長い場合、カーソルC及び視線の動きが基準に比べて劣っていると判定し、基準相対距離に比べて実相対距離が短い場合、カーソルC及び視線の動きが基準に比べて優れていると判定する。
また、判定部144は、カーソルCが所定の位置にある間に視線が所定の範囲外を指している時間の長さに基づいて、操作能力を判定することもできる。カーソルCが所定の位置にある間に、ユーザが手元の資料を参照してデータを入力する場合、ユーザの視線は、操作画面の範囲外を指している。判定部144は、カーソルCがデータを入力すべき位置にある間に、ユーザの視線が操作画面の範囲外を指している時間が基準時間よりも長い場合、すなわち、視線検出部146が所定の操作画面上において視線を基準時間よりも長い時間検出できなかった場合、操作能力が基準に比べて劣っていると判定する。
[第5の実施形態における効果]
以上、第5の実施形態によれば、操作能力評価用プログラムは、端末1のユーザの視線の動きとカーソルCの動きに基づいて、マウスの操作と視線の動かし方のバランスが悪いことにより、操作が遅いユーザを特定することができる。また、第5の実施形態によれば、カーソルCを用いない操作が遅いユーザを特定することができる。
<第6の実施形態>
[操作能力評価システム]
続いて、第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態は、複数の端末1と、評価サーバ2とを備える操作能力評価システムSについての実施形態である点で第1の実施形態と異なる。
図10は、第6の実施形態に係る操作能力評価システムSの概要を示す図である。操作能力評価システムSは、複数の端末1と、評価サーバ2とを備える。
複数の端末1は、第1の実施形態の端末1が備える判定部144の代わりに、第1通信制御部としての通信制御部147を備えており、その他の構成は、第1の実施形態と同様の構成である。
通信制御部147は、評価サーバ2から、マニュアル表示プログラム及び操作能力評価用プログラムを受信して、第1記憶部としての記憶部13に記憶させる。
また、通信制御部147は、記憶部13に記憶された実軌跡情報と、端末1の識別情報とを評価サーバ2に送信する。
評価サーバ2は、表示部21と、入力部22と、第2記憶部としての記憶部23と、制御部24とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部21は、制御部24の制御に応じて、例えば、複数の端末1における入力操作の判定結果を表示する。
入力部22は、例えば、キーボードやマウス等によって構成される。入力部22は、ユーザの操作入力を受け付ける。
記憶部23は、例えば、ROM、RAM、ハードディスク等により構成される。記憶部23は、端末1に送信するための基準軌跡情報、マニュアル表示プログラム及び操作能力評価用プログラムを記憶する。
制御部24は、例えば、CPUにより構成され、評価サーバ2の全体を統括的に制御する。制御部24は、基準記録部241と、第2通信制御部としての通信制御部242と、判定部243とを備える。
基準記録部241は、基準軌跡情報を記憶部23に記憶させる。具体的には、基準記録部241は、例えば評価サーバ2の管理者から、表示部21に表示されている所定の操作画面において、第1の位置P1から第2の位置P2までの基準となるカーソルCの操作を受け付ける。そして、基準記録部241は、当該カーソルCの移動を示す複数の時系列情報を基準軌跡情報として記憶部23に記憶させる。
なお、基準記録部241は、判定部243が判定した結果を参照して、カーソル操作が優れていると判定された複数の実移動軌跡の実軌跡情報のうち、いずれかを基準軌跡情報として、記憶部23に記憶させてもよい。例えば、基準記録部241は、評価サーバ2の管理者から所定の操作を受け付けたことに応じて、複数の実移動軌跡それぞれの長さや、カーソルCの時間を表示部11に表示させる。そして、基準記録部241は、評価サーバ2の管理者からいずれかの実移動軌跡の選択を受け付けたことに応じて、当該実移動軌跡に対応する実軌跡情報を、基準軌跡情報として記憶部23に記憶させる。
また、基準記録部241は、カーソル操作が優れていると判定された複数の実移動軌跡の平均値を基準軌跡情報として記憶部23に記憶させてもよい。例えば、基準記録部241は、カーソル操作が優れていると判定された複数の実移動軌跡の時系列情報の平均値を基準軌跡情報として記憶部23に記憶させてもよい。
通信制御部242は、記憶部23に記憶されている基準軌跡情報、マニュアル表示プログラム及び操作能力評価用プログラムを定期的に複数の端末1に送信する。なお、通信制御部242は、端末1から、要求情報を受信したことに応じて、マニュアル表示プログラム及び操作能力評価用プログラムを当該端末1に送信してもよい。
また、通信制御部242は、複数の端末1から、実軌跡情報と、端末1の識別情報とを受信して、記憶部23に記憶させる。
判定部243は、端末1の識別情報ごとに、記憶部23に記憶されている実軌跡情報と、基準軌跡情報とを比較して、端末1に表示されているカーソルCの動きの優劣を判定する。そして、判定部243は、判定結果を端末1の識別情報ごとに記憶部23に記憶させる。また、判定部243は、端末1の識別情報それぞれに対応する判定結果を表示部11に表示させてもよい。
[第6の実施形態における効果]
以上、第6の実施形態によれば、操作能力評価システムSは、複数の端末1のユーザそれぞれの操作について、基準移動軌跡と比べることにより優劣を評価することができる。例えば、複数のユーザそれぞれの判定結果を表示部11に表示させることにより、評価サーバ2の管理者は、相対的に操作能力が低いユーザを特定し、当該ユーザの操作能力を向上させるための対策を検討することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
1・・・端末、11・・・表示部、12・・・入力部、13・・・記憶部、14・・・制御部、15・・・撮影部、141・・・表示制御部、142・・・検出部、143・・・実移動記録部、144・・・判定部、145・・・目標算出部、146・・・視線検出部、147・・・通信制御部、2・・・評価サーバ、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・記憶部、24・・・制御部、241・・・基準記録部、242・・・通信制御部、243・・・判定部、S・・・操作能力評価システム

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    複数の入力項目が含まれる所定の操作画面と、前記操作画面上を移動するカーソルとを表示部に表示させる表示制御部、
    前記操作画面上のカーソルの位置を検出する検出部、
    前記検出部が検出した前記カーソルの位置に基づいた、前記操作画面における実際の移動軌跡である実移動軌跡を示す実軌跡情報を記憶部に記憶させる実移動記録部、
    前記実軌跡情報と、記憶部に記憶され、前記操作画面における前記カーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する判定部、
    として機能させるための操作能力評価用プログラム。
  2. 前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡は、前記操作画面における第1の位置から前記第1の位置とは異なる第2の位置に移動するまでの移動軌跡であり、
    前記判定部は、前記基準移動軌跡の長さと、前記実移動軌跡の長さとを比較して前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する、
    請求項1に記載の操作能力評価用プログラム。
  3. 前記判定部は、前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡それぞれにおける前記第1の位置から前記第2の位置に移動するまでの所要時間を比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する、
    請求項2に記載の操作能力評価用プログラム。
  4. 前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報は、前記カーソルが前記第1の位置から前記第2の位置に移動するまでの、前記検出部が検出した前記カーソルの位置を示す位置情報と、前記カーソルが前記第1の位置から移動を開始した時刻を基準時間とする検出時間とを関連付けた複数の時系列情報を含み、
    前記判定部は、前記基準軌跡情報に含まれる前記時系列情報と、前記実軌跡情報に含まれる前記時系列情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する、
    請求項3に記載の操作能力評価用プログラム。
  5. 前記判定部は、前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報のそれぞれの前記時系列情報に基づいて、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する際に経由する第3の位置における滞在時間を算出し、前記基準移動軌跡に対応する前記滞在時間と、前記実移動軌跡に対応する前記滞在時間とを比較して、前記第3の位置における操作能力の優劣を判定する、
    請求項4に記載の操作能力評価用プログラム。
  6. 前記表示制御部は、前記基準軌跡情報及び前記実軌跡情報のそれぞれを構成する前記時系列情報に基づいて、前記基準移動軌跡及び前記実移動軌跡のそれぞれにおける時間ごとの前記カーソルの位置をプロットして前記操作画面上に表示させる、
    請求項4又は5に記載の操作能力評価用プログラム。
  7. 前記コンピュータを、
    前記基準軌跡情報と前記実軌跡情報とのそれぞれに基づいて、前記操作画面上の複数の位置の間で前記カーソルを移動させる目標時間を算出する目標算出部として機能させる、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の操作能力評価用プログラム。
  8. 前記コンピュータを、前記カーソルを操作するユーザを撮影する撮影部が撮影した映像に基づいて、前記カーソルを操作する前記ユーザの視線を検出する視線検出部として機能させ、
    前記実移動記録部は、前記実移動軌跡に対応する前記視線に関する視線情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記判定部は、前記基準移動軌跡に対応して前記記憶部に記憶された視線情報と、前記実移動軌跡に対応する前記視線に関する前記視線情報とに基づいて、前記カーソルを操作する際の視線の動きの優劣を判定する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の操作能力評価用プログラム。
  9. 前記判定部は、前記基準移動軌跡と前記実移動軌跡とのそれぞれにおける、前記カーソルの位置と前記視線の位置との関係に基づいて、前記実移動軌跡に対応するカーソル及び前記視線の動きの優劣を判定する、
    請求項8に記載の操作能力評価用プログラム。
  10. 評価サーバと端末とを備える操作能力評価システムであって、
    複数の入力項目が含まれる所定の操作画面と、前記操作画面上を移動するカーソルとを表示部に表示させる表示制御部と、
    前記操作画面上のカーソルの位置を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記カーソルの位置に基づいた、前記操作画面における実際の移動軌跡である実移動軌跡を示す実軌跡情報を第1記憶部に記憶させる実移動記録部と、
    前記第1記憶部に記憶された実軌跡情報を前記評価サーバに送信する第1通信制御部とを有し、
    前記評価サーバは、
    前記実軌跡情報を前記端末から受信する第2通信制御部と、
    受信した前記実軌跡情報と、第2記憶部に記憶され、前記操作画面における前記カーソルの動きの優劣の判定基準となる移動軌跡である基準移動軌跡を示す基準軌跡情報とを比較して、前記実移動軌跡に対応するカーソルの動きの優劣を判定する判定部とを有する、
    操作能力評価システム。
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