JP2020204710A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、
ユーザーの視線位置を検出する視線検出手段と、操作面に対するタッチ操作を検出するタッチ検出手段と、視線検出手段により検出した視線位置に基づいて選択位置を指定する状態において、操作面へのタッチを継続しながらタッチ位置を移動する移動操作が行われた場合には、移動操作において移動したタッチ位置に対応した位置に選択位置を移動せずに、視線位置に基づいて指定された選択位置から、移動操作の方向と移動量に応じて選択位置を移動するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。

Claims (16)

1. ユーザーの視線位置を検出する視線検出手段と、
   操作面に対するタッチ操作を検出するタッチ検出手段と、
   前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて選択位置を指定する状態において、前記操作面へのタッチを継続しながらタッチ位置を移動する移動操作が行われた場合には、
   前記移動操作において移動したタッチ位置に対応した位置に前記選択位置を移動せずに、前記視線位置に基づいて指定された選択位置から、前記移動操作の方向と移動量に応じて前記選択位置を移動するように制御する制御手段と、
   を有することを特徴とする電子機器。
2. 前記制御手段は、前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて選択位置を指定する状態において、前記移動操作が行われることなく前記操作面からタッチが離れる特定のタッチ操作が前記タッチ検出手段により検出された場合には、当該特定のタッチ操作のタッチ位置に関わらず、前記選択位置に対応する機能を実行するように制御することを特徴とする請求項１に記載の電子機器。
3. 前記制御手段は、
   前記移動操作が行われることなく前記操作面からタッチが離れる特定のタッチ操作が行われたことに応じて、前記視線位置に基づいて指定された前記選択位置を第１の表示形態で表示し、前記操作面に対する前記移動操作が行われた場合は、前記選択位置を前記第１の表示形態とは異なる第２の表示形態で表示するように制御する、
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の電子機器。
4. 前記制御手段は、タッチ操作開始前に前記視線検出手段により検出した視線位置、あるいは、タッチ操作開始時点に前記視線検出手段により検出した視線位置に前記選択位置を移動し、タッチ操作の開始後のタッチ操作が継続している間は、前記視線検出手段により検出した視線位置に応じた前記選択位置の移動をしないように制御することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の電子機器。
5. 前記制御手段は、前記視線位置から前記移動操作に応じて前記選択位置を移動した後、前記操作面に対するタッチ操作が終了してから、所定時間が経過するまでは、
   前記視線検出手段により検出した視線位置に基づく前記選択位置の指定がされないように制御することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の電子機器。
6. 前記選択位置を表示部に表示するように制御する表示制御手段を有し、
   前記表示制御手段は、前記表示部に表示される前記選択位置に、選択位置であることを示すインジケーターを表示することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の電子機器。
7. 前記インジケーターは、前記操作面に対する前記タッチ操作が行われたことに応じて表示し、タッチ操作の前には表示しないことを特徴とする請求項６に記載の電子機器。
8. 前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて前記選択位置を指定する状態は、前記視線検出手段により検出した視線位置の所定時間内における移動量が既定の閾値以下であるという条件を満たした状態であることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の電子機器。
9. 前記制御手段は、前記選択位置と前記視線検出手段により検出した視線位置との距離が長いほど前記所定時間を短くし、距離が短いほど前記所定時間を長くするように制御することを特徴とする請求項８に記載の電子機器。
10. 前記制御手段は、
    前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて前記選択位置が指定されない状態である場合は、前記移動操作が行われたことに応じて、前記選択位置を、前記操作面におけるタッチされた位置に対応した位置に移動することなく、前記移動操作の方向と移動量に応じて、前記移動量に第１の係数をかけた第１の量だけ前記選択位置を移動し、
    前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて前記選択位置が指定される状態である場合は、前記移動操作の方向と移動量に応じて、前記移動量に第１の係数より小さな第２の係数をかけた量である第２の量だけ前記選択位置を移動することを特徴とする、請求項１乃至８のいずれか１項に記載の電子装置。
11. 前記選択位置は設定メニュー画面の項目を選択する選択位置であることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の電子機器。
12. 前記選択位置は焦点検出領域の選択位置であることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の電子機器。
13. 撮像部と、
    ファインダーと、
    ファインダー内の表示部と、を有し、
    前記視線検出手段は、前記ファインダーを覗くユーザーの視線位置を検出し、
    前記タッチ検出手段は、前記ファインダーの外にある前記操作面に対するタッチ操作を検出することを特徴とする請求項１乃至２
14. ユーザーの視線位置を検出する視線位置検出ステップと、
    操作面に対するタッチ操作を検出するタッチ検出ステップと、
    前記視線検出手段により検出した視線位置に基づいて選択位置を指定する状態において、前記操作面へのタッチを継続しながらタッチ位置を移動する移動操作が行われた場合には、
    前記移動操作において移動したタッチ位置に対応した位置に前記選択位置を移動せずに、前記視線位置に基づいて指定された選択位置から、前記移動操作の方向と移動量に応じてするように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
15. コンピューターを、請求項１乃至１３のいずれか１項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
16. コンピューターを、請求項１乃至１３のいずれか１項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピューターが読み取り可能な記録媒体。