JP2020200120A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体(特に布帛)を感熱型粘着材に粘着させて保持して搬送し画像形成(捺染)を行う画像記録装置において、感熱型粘着材を効率良く加熱できるようにする。【解決手段】記録媒体101を感熱型粘着材に粘着させて保持して搬送する無端ベルト4と、搬送された記録媒体101に画像形成を行う画像形成部9と、画像形成部9の搬送方向下流側で感熱型粘着材に洗浄液を散布し洗浄する洗浄部10と、洗浄部10に洗浄液11を供給する供給管15と、供給管15を洗浄部10の近傍において加熱して洗浄液11を加熱する洗浄液加熱部12とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像記録装置に関し、詳しくは、記録媒体(特に布帛)を感熱型粘着材に粘着させて保持して搬送し画像形成(捺染)を行う画像記録装置であって、感熱型粘着材を効率良く加熱することができる画像記録装置に関する。
従来、シート状の記録媒体である布帛等を搬送してインクジェット記録方式等の画像形成を行う画像記録装置として、駆動ローラにより送り操作される無端ベルト上の粘着材に記録媒体を粘着させて搬送する画像記録装置が提案されている。このような画像記録装置においては、粘着材の粘着力低下を防ぐために、粘着材の洗浄や加熱が行われる。
特許文献1には、粘着材の温度に応じて粘着材を加熱するとともに、粘着材の表面を、洗浄液を用いてブラシ洗浄することにより、洗浄性能の低下を防ぎ、粘着力の低下を防ぐようにした画像記録装置が提案されている。
特許文献2には、記録媒体を粘着材に粘着させる押圧ローラを発熱体によって加熱することにより、粘着材を加熱し、粘着力を復活させるようにした画像記録装置が提案されている。
特開2002−029110号公報 特開2006−224583号公報
特許文献1では、洗浄液を用いた洗浄によって粘着材の温度が下がるため、粘着力の低下や場所による不均一が生じ、また、低温環境もしくは経時劣化による粘着力の低下が生じ、記録媒体を安定して搬送することができず、画像品質や生産性が低下するという問題がある。
特許文献2では、洗浄液を用いた洗浄を行うと粘着材の温度が下がるため、十分な洗浄ができないという虞があり、画像品質や生産性についてさらなる検討の余地がある。
そこで本発明の課題は、記録媒体(特に布帛)を感熱型粘着材に粘着させて保持して搬送し画像形成(捺染)を行う画像記録装置であって、感熱型粘着材を効率良く加熱することができる画像記録装置を提供することにある。
さらに本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
本発明の上記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.
表面に感熱型粘着材が設けられ、記録媒体を前記感熱型粘着材に粘着させて保持し、移動操作されることにより前記記録媒体を搬送する無端ベルトと、
前記無端ベルトにより搬送された前記記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、
前記画像形成部よりも前記記録媒体の搬送方向下流側において、前記記録媒体が剥離された前記感熱型粘着材に洗浄液を散布して洗浄する洗浄部と、
前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管と、
前記洗浄部に供給される前記洗浄液を加熱する洗浄液加熱部と、を備え、
前記洗浄液加熱部は、前記供給管を、前記洗浄部の近傍において加熱する
ことを特徴とする画像記録装置。
2.
前記洗浄部は、前記洗浄液を前記感熱型粘着材に散布する散布部を備え、
前記散布部は、前記感熱型粘着材の幅方向に列状に配列された複数の散布孔と、各散布孔に設けられた拡散ノズルとを有し、前記各散布孔から散布される洗浄液を前記拡散ノズルによって拡散させることにより、前記感熱型粘着材の全幅に亘って隙間なく散布する
ことを特徴とする前記1記載の画像記録装置。
3.
前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の表面に毛先を接触させて前記洗浄液を該感熱型粘着材の表面に倣わせるブラシローラを有し、前記洗浄液を、前記ブラシローラに当たらないように前記感熱型粘着材に散布する
ことを特徴とする前記1又は2記載の画像記録装置。
4.
前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の複数箇所において、それぞれ該感熱型粘着材の全幅に亘って前記洗浄液を散布する
ことを特徴とする前記1、2又は3記載の画像記録装置。
5.
前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の前記複数箇所に等しい温度の洗浄液を散布する
ことを特徴とする前記4記載の画像記録装置。
6.
前記感熱型粘着材の移動方向上流側の箇所に散布される洗浄液よりも、下流側の箇所に散布される洗浄液のほうが、前記洗浄液加熱部の熱源から散布されるまでの流路が短い
ことを特徴とする前記4記載の画像記録装置。
7.
前記洗浄部は、前記感熱型粘着材に散布した洗浄液を回収する回収槽を備え、
前記回収槽により回収された洗浄液は、濾過され、前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管に合流して該洗浄部に供給される
ことを特徴とする前記1〜6の何れかに記載の画像記録装置。
8.
前記洗浄液加熱部は、前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管に対して着脱可能である
ことを特徴とする前記1〜7の何れかに記載の画像記録装置。
9.
前記感熱型粘着材に散布される前記洗浄液の温度は、20℃〜50℃である
ことを特徴とする前記1〜8の何れかに記載の画像記録装置。
10.
前記感熱型粘着材に散布される前記洗浄液の量は、散布部1箇所あたりの流量2.5l/min〜15l/minである
ことを特徴とする前記1〜9の何れかに記載の画像記録装置。
11.
前記洗浄部による洗浄を経て前記記録媒体が粘着される箇所に至る間の前記感熱型粘着材を加熱する粘着材加熱部を備える
ことを特徴とする前記1〜10の何れかに記載の画像記録装置。
12.
前記粘着材加熱部は、前記感熱型粘着材の前記洗浄部により洗浄される箇所と、前記記録媒体を前記感熱型粘着材に押圧して粘着させる押圧ローラとの間に位置している
ことを特徴とする前記11記載の画像記録装置。
13.
前記記録媒体を前記感熱型粘着材に押圧して粘着させる押圧ローラを備え、
前記押圧ローラは、ヒータによって加熱され、前記感熱型粘着材を加熱する
ことを特徴とする前記1〜12の何れかに記載の画像記録装置。
14.
前記押圧ローラの近傍に前記感熱型粘着材の表面温度を測定する温度センサを備え、
前記温度センサは、前記記録媒体が粘着される前の前記感熱型粘着材の表面温度を測定する
ことを特徴とする前記12又は13記載の画像記録装置。
15.
前記記録媒体が貼着されるときの前記感熱型粘着材の表面温度は、20℃〜40℃とされる
ことを特徴とする前記1〜14の何れかに記載の画像記録装置。
本発明によれば、記録媒体(特に布帛)を感熱型粘着材に粘着させて保持して搬送し画像形成(捺染)を行う画像記録装置であって、感熱型粘着材を効率良く加熱することができる画像記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態の画像記録装置を示す概略側面図 図1に示した画像記録装置の洗浄部を示す概略側面図 図1に示した画像記録装置の散布部を示す概略断面図 本発明の実施形態の画像記録装置を示すブロック図 本発明の他の実施形態の画像記録装置を示す概略側面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。以下の説明において、同一の機能及び構成を有するものについては、同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の実施形態の画像記録装置を示す概略側面図である。
この画像記録装置1は、図1に示すように、記録媒体101を粘着させて平面性を維持して搬送し、この記録媒体101に対する画像形成ヘッド2による画像形成を行う装置である。記録媒体101は、各種の紙、布帛、合成樹脂シート、金属箔などであり、その表面(図1中の上側)に画像形成ヘッド2による画像形成が行える。この実施形態では、記録媒体101は、布帛を想定している。
この実施形態においては、記録媒体101として、長尺状(ロール状)のものを用いるが、枚葉式のものであってもよい。画像形成ヘッド2は、この実施形態においては、記録媒体101の搬送方向に直交する方向に走査されるインクジェットヘッドであり、いわゆるスキャン方式のインクジェット記録装置を構成している。ただし、この画像記録装置1は、画像形成ヘッド2(インクジェットヘッド)が画像形成中に固定して配置される、いわゆるシングルパス方式の装置であってもよい。また、画像形成ヘッド2の駆動方式も何ら限定されない。
画像形成ヘッド2は、イエロー色インク用のイエローヘッド、マゼンタ色インク用のマゼンタヘッド、シアン色インク用のシアンヘッド及びブラック色インク用のブラックヘッドを含む計8色用の8個のヘッドからなるが、これに限定されず、使用するインクの色数に応じて適宜増減することができる。
画像記録装置1は、記録媒体101を粘着させる感熱型粘着材が表面に設けられた(塗布された)無端ベルト4を備えている。無端ベルト4は、ゴムや合成樹脂などの可撓性材料により形成されている。無端ベルト4は、感熱型粘着材により記録媒体101を粘着させて保持し、移動操作されることにより、図1中矢印Aで示すように、保持した記録媒体101を搬送する。
無端ベルト4は、複数のローラ5,6,7に巻き掛けられている。これらローラ5,6,7のうちの少なくとも1つは、駆動モータの駆動力によって回転操作される駆動ローラである。無端ベルト4は、駆動ローラが回転操作されることにより、所定の速度で移動操作(送り操作)される。記録媒体101の搬送速度は、特に限定されない。
無端ベルト4は、何れか2個のローラ7、5間に亘る部分が、記録媒体101を平面状に保持して画像形成ヘッド2による画像形成が可能な画像形成部9を通過する。
無端ベルト4に設けられた感熱型粘着材は、公知のものでよく、例えば、熱可塑性樹脂と粘着付与剤との組成物が使用されるが、特に限定されるものではない。
感熱型粘着材は、合成繊維、特に疎水性繊維に適しているが、勿論天然繊維に適用することも可能である。感熱型粘着材は無端ベルト4に一度塗布すると、ある程度継続的に使用することができるという利点があり、熱及び圧力が加えられることにより、記録媒体101を粘着させる。
無端ベルト4には、図示しない供給機構により、ロール体から巻き出された記録媒体101が供給される。供給された記録媒体101は、無端ベルト4の移動操作(送り操作)により、無端ベルト4の送り方向の上流側より、画像形成部9に搬入される。
無端ベルト4に供給された記録媒体101は、押圧ローラ8によって、無端ベルト4の表面の感熱型粘着材に押圧されて粘着されることが好ましい。押圧ローラ8は、その長さが感熱型粘着材の全幅に亘っており、感熱型粘着材の全幅に亘って記録媒体101を押圧して粘着させる。なお、押圧ローラ8は、記録媒体101を感熱型粘着材に押圧させる他の手段に代えてもよい。
押圧ローラ8は、ヒータによって加熱され、感熱型粘着材を加熱することが好ましい。感熱型粘着材に熱及び圧力を同時に加えることができ、感熱型粘着材に記録媒体101を良好に粘着させられるからである。押圧ローラ8を加熱するヒータは、例えば、押圧ローラ8の内装されている。なお、このヒータは、感熱型粘着材を加熱する他の手段に代えてもよい。
押圧ローラ8の近傍には、感熱型粘着材の表面温度を測定する温度センサ13を設けることが好ましい。温度センサ13は、記録媒体101が粘着される前の感熱型粘着材の表面温度を測定する。感熱型粘着材の表面温度を測定して管理することにより、感熱型粘着材に記録媒体101を良好に粘着させられるからである。記録媒体101が貼着されるときの感熱型粘着材の表面温度は、20℃〜40℃とすることが好ましい。感熱型粘着材の特性に適合する温度に管理することにより、記録媒体101を良好に粘着させられるからである。
画像形成部9は、無端ベルト4により搬送される記録媒体101に対して、画像形成を行う。画像形成部9において、無端ベルト4の裏面(図1中の下側)には、無端ベルトを支持する図示しないローラが画像形成ヘッド2の直下に設けられている。無端ベルト4は、裏面を支持されて、平面性を維持される。
画像形成部9からは、無端ベルト4の送り方向の下流側へ、記録媒体101が搬出される。画像形成部9から離れる無端ベルト4からは、図示しない排出機構により、記録媒体101が剥離され排出される。
記録媒体101が剥離された無端ベルト4の表面(感熱型粘着材)には、記録媒体101を浸透した色糊、布の毛羽、糸屑等の付着があるため、洗浄部10により表面の洗浄及び水切りを行う。この画像記録装置1は、記録媒体101が剥離され排出された後の無端ベルト4の感熱型粘着材を洗浄する洗浄部10を備えている。
洗浄部10は、画像形成部9よりも記録媒体101の搬送方向下流側において、記録媒体101が剥離された感熱型粘着材に洗浄液11を散布して洗浄する。洗浄液11は、無端ベルト4及び感熱型粘着材の保温及び洗浄効率の向上維持のため、また、感熱型粘着材に付着した洗浄液11の液滴の蒸発を促進するために、温水であることが好ましい。
洗浄液11は、少なくとも記録媒体101の幅以上の幅に亘って散布することが好ましい。色糊、布の毛羽、糸屑等が付着し得る範囲であり、再び記録媒体101が粘着される範囲だからである。より好ましくは、感熱型粘着材の全幅に亘って散布する。記録媒体101が幅の広いものに変更になっても、洗浄された感熱型粘着材に粘着させることができるからである。
洗浄液11は、図示しない供給タンクから、供給管15により、洗浄液加熱部12を経て、洗浄部10に供給される。洗浄部10内では、洗浄液11は、供給管15に連続する洗浄部内配管15aにより、散布部16a、16bに導かれる。
図2は、図1に示した画像記録装置の洗浄部を示す概略側面図である。
洗浄部10は、図2に示すように、洗浄液11を感熱型粘着材に散布する複数の散布部16a、16bを備えている。散布部16a、16bは、中空円筒状に構成され、中空部に、洗浄部内配管15aから洗浄液11が供給される。
図3は、図1に示した画像記録装置の散布部を示す概略断面図である。
散布部16a、16bは、図3に示すように、感熱型粘着材の幅方向に列状に配列された複数の散布孔17と、各散布孔17に設けられた拡散ノズル18とを有することができる。各散布孔17から散布される洗浄液11は、拡散ノズル18によって拡散されることにより、感熱型粘着材の全幅に亘って隙間なく散布される。散布部16a、16bの数は特に限定されないが、散布部16a、16bが複数設けられている場合には、各散布部16a、16bは、感熱型粘着材の複数箇所において、それぞれ感熱型粘着材の全幅に亘って洗浄液を散布する。
洗浄部10は、図2に示すように、複数の散布部16a、16b、複数のブラシローラ19a、19b、洗浄後の無端ベルト4の表面(感熱型粘着材)の水切りを行なう複数のブレード20、20、無端ベルト4の表面(感熱型粘着材)に摺接される複数のスポンジ21a、21b及びこれら全体を包容する水洗槽22から構成することができる。各ブラシローラ19a、19bは、図示しないモータによりチェーンや無端ベルト等を介して回転操作される。各ブラシローラ19a、19bは、感熱型粘着材の表面に毛先(周縁)を接触させ、洗浄液11を感熱型粘着材の表面に拡げて倣わせる。感熱型粘着材に接する各ブラシローラ19a、19bの毛先(周縁)の移動方向は、無端ベルト4の移動方向(矢印A)に対して逆方向となっている。
洗浄部10において、送り操作される無端ベルト4は、始めに第1の散布部16aにより、表面(感熱型粘着材)に洗浄液11を散布される。次に無端ベルト4は、第1のブラシローラ19aの毛先(周縁)により、洗浄液11を表面(感熱型粘着材)に倣わせられる。次に無端ベルト4は、第1のスポンジ21aが摺接されることにより、汚れた洗浄液11が表面(感熱型粘着材)から除去、拡散される。第1のスポンジ21aは、汚れた洗浄液11が第2のブラシローラ19bに付着することを防止するものである。次に無端ベルト4は、第2の散布部16bにより、表面(感熱型粘着材)に洗浄液11を散布される。次に無端ベルト4は、第2のブラシローラ19bの毛先(周縁)により、洗浄液11を表面(感熱型粘着材)に倣わせられる。次に無端ベルト4は、複数のブレード20、20により、表面(感熱型粘着材)の水切りをなされる。次に無端ベルト4は、第2のスポンジ21bが摺接されることにより、ブレード20、20によって取り切れなかった洗浄液11が表面(感熱型粘着材)から除去、拡散される。無端ベルト4の表面(感熱型粘着材)に拡散された洗浄液11は、微小な滴となるので、少ない気化熱で蒸散し易くなる。
洗浄液加熱部12は、洗浄部10に供給される洗浄液11を加熱する。洗浄液加熱部12は、電熱ヒータ等の熱源を有しており、供給管15を、洗浄部10の近傍において加熱する。この画像記録装置においては、洗浄液加熱部12が供給管15を加熱するので、洗浄液11を効率良く加熱することができ、感熱型粘着材の温度を下げず粘着力の低下を防止しながら、洗浄液11を用いた十分な洗浄を行うことができる。供給管15を加熱することは、洗浄液11を水洗槽22に蓄えて水洗槽22中で加熱するよりも熱効率がよい。さらなる熱効率の向上のためには、供給管15をなるべく細くすることが好ましい。また、洗浄液加熱部12は、洗浄部10の近傍(散布部16a、16bまでの距離が短い箇所)において供給管15を加熱するので、洗浄部内配管15a内(散布部16a、16bまでの間)の洗浄液11の温度低下が抑えられる。
洗浄部10において、洗浄液11は、各ブラシローラ19a、19bに当たらないように(各ブラシローラ19a、19bよりも手前の位置で)感熱型粘着材に散布されることが好ましい。洗浄液11がブラシローラ19a、19bに当たると、ブラシローラ19a、19bに吸熱されて洗浄液11の温度が下がってしまうからである。洗浄液11の熱を、ブラシローラ19a、19bを経ずに直接感熱型粘着材に伝えることにより、無端ベルト4及び感熱型粘着材の保温及び洗浄効率の向上維持を図ることができる。このような洗浄液11の散布方向は、直近のローラ5の中心軸と第1の散布部16aの中心軸とを結んだ線を基線(0°)とすると、例えば、時計回りに0°〜45°の範囲である。
散布部16a、16bが複数設けられている場合には、各散布部16a、16bは、感熱型粘着材の複数箇所に、等しい温度の洗浄液11を散布することが好ましい。無端ベルト4及び感熱型粘着材の保温及び洗浄効率の向上維持のためである。
また、散布部16a、16bが複数設けられている場合には、感熱型粘着材の移動方向上流側の箇所に(先に)散布される洗浄液11よりも、下流側の箇所に(後で)散布される洗浄液11のほうが、洗浄液加熱部12の熱源から散布されるまでの流路が短いことが好ましい。流路である洗浄部内配管15a内での温度低下を考慮して、無端ベルト4及び感熱型粘着材の保温及び洗浄効率の向上維持を図るためである。
感熱型粘着材に散布される洗浄液11の温度は、20℃〜50℃であることが好ましい。また、感熱型粘着材に散布される洗浄液11の量は、散布部1箇所あたりの流量2.5l/min〜15l/minであることが好ましい。散布部を複数設けている場合には、各散布部ごとの流量が2.5l/min〜15l/minであることが好ましい。感熱型粘着材の特性に鑑みて、感熱型粘着材の保温及び洗浄効率の向上維持を図るためである。
なお、洗浄液加熱部12は、洗浄部10に洗浄液11を供給する供給管15に対して着脱可能としてもよい。洗浄液加熱部12が着脱可能であることにより、加熱能力の異なる洗浄液加熱部への交換が容易に行える。
この画像記録装置1においては、図1に示すように、洗浄部10による洗浄を経て記録媒体101が粘着される箇所に至る間の感熱型粘着材を加熱する粘着材加熱部となるヒータ14を備えることが好ましい。ヒータ14は、感熱型粘着材が洗浄部10により洗浄される箇所と、感熱型粘着材に記録媒体101が押圧ローラ8により押圧されて粘着される箇所との間の位置に設ける。
ヒータ14は、感熱型粘着材を加熱して、感熱型粘着材への記録媒体101の粘着を良好にするものである。なお、ヒータ14により感熱型粘着材が加熱されるときに、感熱型粘着材に洗浄液11の液滴が付着していると、液滴の付着箇所では液滴の気化熱がヒータ14及び感熱型粘着材から奪われて低温となり、一方で液滴のない箇所では過剰な高温となって感熱型粘着材に温度ムラが生じ、記録媒体101の粘着ムラが生じる虞がある。粘着ムラがあると、記録媒体101が安定せずにシワが発生し、画質不良や、感熱型粘着材からの記録媒体101の剥離不能による動作停止(生産性低下)が起こる虞があった。
ヒータ14を用いる場合には、感熱型粘着材に散布する洗浄液11を加熱しておくことにより、洗浄液11の液滴の気化熱を小さくし、感熱型粘着材に付着した洗浄液11の蒸散を促進できるので、ヒータ14により加熱されるときの液滴の付着を防止でき、感熱型粘着材の温度ムラを防止し、記録媒体101の粘着ムラを防止できる。
図4は、本発明の実施形態の画像記録装置を示すブロック図である。
この画像記録装置1は、図4に示すように、制御回路23を備えている。この制御回路23は、メモリ24に記憶されたデータに基づいて、画像形成ヘッド2を制御して、画像形成を行う。また、制御回路23は、無端ベルト4の移動操作(送り操作)及び記録媒体101の供給動作の駆動源となる駆動モータ25を制御する。また、制御回路23には、温度センサ13により測定された感熱型粘着材の表面温度のデータが入力される。制御回路23は、感熱型粘着材の表面温度のデータ及びその他の入力データに基づいて、洗浄部10の各動作部(洗浄液11の供給量)、洗浄液加熱部12(加熱量)、押圧ローラ8(加熱量)及びヒータ14(加熱量)を制御する。
前述のように構成された本実施形態に係る画像記録装置1においては、洗浄部10で用いる洗浄液11を加熱しておくことにより、感熱型粘着材の表面に残った洗浄液11が蒸発し易いので、洗浄液11が付着していない部分との温度差が小さくなり、記録媒体101の粘着ムラを小さくすることができる。
また、加熱した洗浄液11を用いることにより、無端ベルト4及び感熱型粘着材の温度低下を防ぐことができるため、粘着力の低下が防止され、記録媒体101を安定して搬送することができる。さらに、ヒータ14の出力(容量)を小さくすることが可能である。すなわち、この画像記録装置1は、洗浄液加熱部12を備えることによって、画質不良が抑えられ、生産性が高く、装置構成が小型である画像記録装置を提供することができる。
〔第2の実施形態〕
図5は、本発明の他の実施形態の画像記録装置を示す概略側面図である。
この実施形態の画像記録装置1においては、洗浄部10は、感熱型粘着材に散布した洗浄液11を回収する回収槽26を備えている。回収槽26により回収された洗浄液11は、濾過槽27により濾過されて、洗浄部10に洗浄液11を供給する供給管15に合流して、洗浄部10に再供給(循環)される。
このように洗浄液11を濾過して再供給(循環)することによって、加熱した洗浄液11を繰返して散布することになるので、散布する洗浄液11を一定の温度に維持するために要する熱量を少なくすることができる。洗浄液11に混入した色糊、布の毛羽、糸屑等は、濾過槽27において除去されるので、この洗浄液11を再使用することができる。
本発明は、前述した各実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってよい。また、前述した各実施形態においては、インク吐出方向が略上下方向となるように構成された画像形成ヘッド2を示したが、インク吐出方向は如何なる方向であってもよく、例えば、傾斜方向や水平方向となるように構成してもよい。
その他、具体的な細部構造や数値等及び制御回路23の制御内容等についても適宜に変更可能であることは勿論である。加えて、今回開示された各実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 画像記録装置
2 画像形成ヘッド
4 無端ベルト
5 ローラ
6 ローラ
7 ローラ
8 押圧ローラ
9 画像形成部
10 洗浄部
11 洗浄液
12 洗浄液加熱部
13 温度センサ
14 ヒータ
15 供給管
15a 洗浄部内配管
16a 第1の散布部
16b 第2の散布部
17 散布孔
18 拡散ノズル
19a 第1のブラシローラ
19b 第2のブラシローラ
20 ブレード
21a 第1のスポンジ
21b 第2のスポンジ
22 水洗槽
23 制御回路
24 メモリ
25 駆動モータ
26 回収槽
27 濾過槽
101 記録媒体

Claims (15)

  1. 表面に感熱型粘着材が設けられ、記録媒体を前記感熱型粘着材に粘着させて保持し、移動操作されることにより前記記録媒体を搬送する無端ベルトと、
    前記無端ベルトにより搬送された前記記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成部よりも前記記録媒体の搬送方向下流側において、前記記録媒体が剥離された前記感熱型粘着材に洗浄液を散布して洗浄する洗浄部と、
    前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管と、
    前記洗浄部に供給される前記洗浄液を加熱する洗浄液加熱部と、を備え、
    前記洗浄液加熱部は、前記供給管を、前記洗浄部の近傍において加熱する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記洗浄部は、前記洗浄液を前記感熱型粘着材に散布する散布部を備え、
    前記散布部は、前記感熱型粘着材の幅方向に列状に配列された複数の散布孔と、各散布孔に設けられた拡散ノズルとを有し、前記各散布孔から散布される洗浄液を前記拡散ノズルによって拡散させることにより、前記感熱型粘着材の全幅に亘って隙間なく散布する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の表面に毛先を接触させて前記洗浄液を該感熱型粘着材の表面に倣わせるブラシローラを有し、前記洗浄液を、前記ブラシローラに当たらないように前記感熱型粘着材に散布する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の複数箇所において、それぞれ該感熱型粘着材の全幅に亘って前記洗浄液を散布する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像記録装置。
  5. 前記洗浄部は、前記感熱型粘着材の前記複数箇所に等しい温度の洗浄液を散布する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  6. 前記感熱型粘着材の移動方向上流側の箇所に散布される洗浄液よりも、下流側の箇所に散布される洗浄液のほうが、前記洗浄液加熱部の熱源から散布されるまでの流路が短い
    ことを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  7. 前記洗浄部は、前記感熱型粘着材に散布した洗浄液を回収する回収槽を備え、
    前記回収槽により回収された洗浄液は、濾過され、前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管に合流して該洗浄部に供給される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像記録装置。
  8. 前記洗浄液加熱部は、前記洗浄部に前記洗浄液を供給する供給管に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像記録装置。
  9. 前記感熱型粘着材に散布される前記洗浄液の温度は、20℃〜50℃である
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像記録装置。
  10. 前記感熱型粘着材に散布される前記洗浄液の量は、散布部1箇所あたりの流量2.5l/min〜15l/minである
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像記録装置。
  11. 前記洗浄部による洗浄を経て前記記録媒体が粘着される箇所に至る間の前記感熱型粘着材を加熱する粘着材加熱部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の画像記録装置。
  12. 前記粘着材加熱部は、前記感熱型粘着材の前記洗浄部により洗浄される箇所と、前記記録媒体を前記感熱型粘着材に押圧して粘着させる押圧ローラとの間に位置している
    ことを特徴とする請求項11記載の画像記録装置。
  13. 前記記録媒体を前記感熱型粘着材に押圧して粘着させる押圧ローラを備え、
    前記押圧ローラは、ヒータによって加熱され、前記感熱型粘着材を加熱する
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の画像記録装置。
  14. 前記押圧ローラの近傍に前記感熱型粘着材の表面温度を測定する温度センサを備え、
    前記温度センサは、前記記録媒体が粘着される前の前記感熱型粘着材の表面温度を測定する
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の画像記録装置。
  15. 前記記録媒体が貼着されるときの前記感熱型粘着材の表面温度は、20℃〜40℃とされる
    ことを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の画像記録装置。
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