JP2020199072A - 脳卒中判定装置、方法およびプログラム - Google Patents

脳卒中判定装置、方法およびプログラム Download PDF

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翔吾 高畑
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瞭太 大前
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【課題】脳卒中の可能性を判定する装置を提供する。【解決手段】判定装置1は、被験者の顔面を含む顔画像31を取得する顔画像取得部21と、予め深層学習された学習済モデル32を用いて、顔画像31に基づいて被験者の顔面神経麻痺の有無33を判定する顔面麻痺判定部22と、脳卒中に関する問診項目34を被験者に提示し、問診項目34に対する回答35を取得する回答取得部23と、顔面神経麻痺の有無33と回答35とに基づいて、被験者の脳卒中の可能性を判定する脳卒中可能性判定部24と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、被験者の脳卒中の可能性を判定する装置、方法およびプログラムに関する。
近年では平均寿命が劇的に伸びており、高齢者の介護は、被介護者および社会の双方にとって非常に重要な問題となっている。我が国において要介護の原因となる疾患は、認知症が第1位であり脳卒中が第2位となっている。
これら認知症および脳卒中は、比較的初期の症状のうちに専門医による診断を受けて適切な処置を受けることができれば、症状の進行を抑制もしくは発症を予防することが可能であり、仮に発症していても、後遺症を残さずに日常生活に復帰することが可能である。
例えば特許文献1には、認知症の初期症状の診断を支援するための装置が開示されている。
特開2018−7792号公報
脳卒中は、発症後約4.5時間以内であれば、組織プラスミノーゲン活性化因子(tissue plasminogen activator: t-PA)を患者の静脈内に投与することにより、閉塞の原因となった血栓を溶解して閉塞した脳動脈を再開通させることが可能である。脳卒中に対するt-PA療法は、一般治療と比較して患者の予後を大幅に改善することができるため、普及が大きく期待されている。
しかしながら、患者が病院に到着後、医師が検査をして確定診断をしてt-PAを投与するか否かを判断するまでにかなりの時間を要する場合もある。また、多くのケースでは患者に症状が現れた時刻を正確に知ることができないことから、患者が正常であった最終確認時点が発症時点とみなされており、投与の要否を判断する基準となる時間も不正確となっている。このような現状において、t-PA療法は約5%程度の低い実施率に留まっている。
脳卒中は再発率が高い疾患であり、疫学調査によると、発症から10年の期間における再発率は約50%と高い。脳卒中の患者は再発への不安を抱えながら生活しているのが実情である。脳卒中発症後の迅速な処置を可能とするために、医師や看護師等の医療従事者以外の者が、医療機関外で脳卒中の兆候にいち早く気付くことが求められている。
本発明の目的は、脳卒中の可能性を判定する装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、例えば以下に示す態様を含む。
(項1)
被験者の脳卒中の可能性を判定する装置であって、
被験者の顔面を含む顔画像を取得する顔画像取得部と、
予め深層学習された学習済モデルを用いて、前記顔画像に基づいて前記被験者の顔面神経麻痺の有無を判定する顔面麻痺判定部と、
脳卒中に関する問診項目を前記被験者に提示し、前記問診項目に対する回答を取得する回答取得部と、
前記顔面神経麻痺の有無と前記回答とに基づいて、前記被験者の脳卒中の可能性を判定する脳卒中可能性判定部と、
を備える判定装置。
(項2)
前記問診項目は、バレー徴候に関する項目と言語障害に関する項目とを含む、項1に記載の判定装置。
(項3)
前記脳卒中の可能性に応じて、医療機関の情報を前記被験者に提示する医療機関情報提示部をさらに備える、項1または2に記載の判定装置。
(項4)
前記医療機関情報提示部は、前記被験者の位置から所定の範囲内に存在する前記医療機関の位置情報を、地図情報と共に前記被験者に提示する、項3に記載の判定装置。
(項5)
前記脳卒中の可能性に応じて、前記被験者の情報を医療機関に送信する被験者情報送信部をさらに備える、項1から4のいずれかに記載の判定装置。
(項6)
前記被験者の情報は、前記顔画像と、前記脳卒中の可能性を判定した時刻の情報とを含む、項5に記載の判定装置。
(項7)
前記被験者の情報は、前記被験者の健康管理情報を含む、項5または6に記載の判定装置。
(項8)
被験者の脳卒中の可能性を判定する方法であって、
被験者の顔面を含む顔画像を取得する顔画像取得ステップと、
予め深層学習された学習済モデルを用いて、前記顔画像に基づいて前記被験者の顔面神経麻痺の有無を判定する顔面麻痺判定ステップと、
脳卒中に関する問診項目を前記被験者に提示し、前記問診項目に対する回答を取得する回答取得ステップと、
前記顔面神経麻痺の有無と前記回答とに基づいて、前記被験者の脳卒中の可能性を判定する脳卒中可能性判定ステップと、
を含む判定方法。
(項9)
項1から7に記載の判定装置の各部として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
本発明によると、脳卒中の可能性を判定する装置を提供することができる。
一実施形態に係る脳卒中判定および通報システムの概略的な構成を模式的に示す図である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の機能を説明するためのブロック図である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置が行うデータ処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る脳卒中判定装置が行うデータ処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の判定開始画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の顔画像撮影画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の問診開始画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の問診画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の問診画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の問診画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の受診案内画面の表示例である。 一実施形態に係る脳卒中判定装置の受診案内画面の表示例である。
以下、本発明の実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明および図面において、同じ符号は同じまたは類似の構成要素を示すこととし、よって、同じまたは類似の構成要素に関する重複した説明を省略する。
[システム構成]
図1は、一実施形態に係る脳卒中判定および通報システムの概略的な構成を模式的に示す図である。
一実施形態に係る脳卒中判定および通報システム10は、被験者の脳卒中の可能性を判定して医療機関に通報するシステムである。医療機関は、例えば病院や診療所等の、医師による診断や治療を提供する施設に限られず、医師が在籍して、診断や治療を伴わない医療に関する相談を受け付ける、例えば医療コンサルタントを含む。脳卒中判定および通報システム10は、被験者9の脳卒中の可能性を判定する脳卒中判定装置1と、医療機関に設置され、被験者9の脳卒中の可能性に関する情報を、インターネット等のネットワーク8を介して脳卒中判定装置1から受信可能な受信端末装置2(2A,2B,2C)とを備える。ネットワーク8は、有線であっても無線であってもよい。
なお、脳卒中判定および通報システム10は、ネットワーク8を介して脳卒中判定装置1と接続されたサーバ装置3をさらに備えることができる。サーバ装置3には、脳卒中判定装置1が備える機能ブロックの一部をクラウド化することができる。
[装置の構成]
図2は、一実施形態に係る脳卒中判定装置の機能を説明するためのブロック図である。
一実施形態に係る脳卒中判定装置1は、撮像部11と、データ処理部12と、補助記憶装置13と、入力部14と、表示部15と、通信インタフェース部(通信I/F部)16とを備えている。本実施形態では、スマートフォンを用いて脳卒中判定装置1を構成する。
本実施形態では、脳卒中判定装置1は、ハードウェアの構成として、撮像部11、補助記憶装置13、入力部14、表示部15および通信I/F部16を備えている。図示していないが、脳卒中判定装置1は、ハードウェアの構成として、データ処理を行うCPU等のプロセッサと、プロセッサがデータ処理の作業領域に使用するメモリとをさらに備えている。
撮像部11は、例えばCMOSイメージセンサまたはCCDイメージセンサ等の撮像素子で構成されている。撮像部11は、被験者9の顔面を含む顔画像を取得することができればよく、他の実施形態では、動画を撮影するビデオカメラ等で撮像部11を構成し、撮影した動画から被験者9の顔面を含む静止画像を切り出して顔画像を取得してもよい。
補助記憶装置13は、オペレーティングシステム(OS)、各種制御プログラム、および、プログラムによって生成されたデータなどを記憶する不揮発性の記憶装置であり、例えば、eMMC(embedded Multi Media Card)やSSD(Solid State Drive)等によって構成される。本実施形態では、補助記憶装置13には、顔画像データ31、学習済モデル32、麻痺判定結果データ33、問診項目データ34、回答データ35、脳卒中判定結果データ36、医療機関情報データ37、健康管理データ38、および脳卒中判定プログラムPが記憶される。
顔画像データ31は、撮像部11を介して取得された被験者9の顔面を含む顔画像である。学習済モデル32は、医師による確定診断により脳卒中であると判定された患者の顔面を含む顔画像のデータを教師データとして、予め深層学習されている学習済モデルである。学習済モデル32は、入力された被験者9の顔面を含む顔画像データ31から、被験者9の顔面神経麻痺の有無を判定する。好ましくは、学習済モデル32は、深層学習アルゴリズムの学習済モデルであり、転移学習により予め学習されている。麻痺判定結果データ33は、学習済モデル32を用いて顔画像データ31に基づいて判定された、被験者9の顔面神経麻痺の有無に関する判定結果であり、例えば「はい」または「いいえ」のBoolean型の値で表される。
問診項目データ34は、被験者に問診する内容を含むデータである。本実施形態では、問診項目データ34は、バレー徴候に関する問診と、言語障害に関する問診と、脳卒中の再発に関する問診との3つの問診項目を含む。バレー徴候に関する問診とは、本実施形態では片側の手足の痺れに関する問診である。言語障害に関する問診とは、本実施形態では発話テストを意味し、決められた言葉を滞りなく発話できるか否かのテストである。決められた言葉とは、例えば「パタカ」や「瑠璃も玻璃も照らせば光る」等の言葉である。再発に関する問診とは、例えば自覚症状の有無など、脳卒中の再発に関する不安感に関する問診である。再発に関する問診は任意の問診項目であり、省略することもできる。回答データ35は、問診項目データ34に対する被験者9の回答内容であり、例えば「はい」または「いいえ」のBoolean型の値で表される。
脳卒中判定結果データ36は、麻痺判定結果データ33と回答データ35とに基づいて判定された、被験者9の脳卒中の可能性に関する判定結果であり、被験者9の脳卒中の可能性に応じて複数の段階で表される。脳卒中判定結果データ36の例示的な判定結果A〜Dを表1に示す。
Figure 2020199072
医療機関情報データ37は、受信端末装置2(2A,2B,2C)が設置されている医療機関の情報に関するデータであり、例えば、医療機関名、電話番号、所在地(地図情報上での位置情報)、および地図情報等を含む。医療機関情報データ37は、脳卒中判定結果データ36の判定結果A〜Dと対応付けられている。例えば、脳外科の専門医が在籍している医療機関(例えば地域の基幹病院)であれば、判定結果Aと対応付けられており、当該医療機関には受信端末装置2Aが設置されている。例えば、脳外科が専門ではないが中枢性疾患または耳鼻科疾患を診察することが可能な医師が在籍している医療機関(例えば耳鼻科クリニック)であれば、判定結果Bと対応付けられており、当該医療機関には受信端末装置2Bが設置されている。例えば、一般的な健康相談が可能な医師が在籍している医療機関や、医療に関する相談を受け付ける医療機関(例えば医療コンサルタント)であれば、判定結果Cと対応付けられており、当該医療機関には受信端末装置2Cが設置されている。健康管理データ38は、例えば被験者9の血圧、既往歴等のヘルスケア情報であるがこれらに限定されない。健康管理データ38は、例えば被験者9自身が入力部14を介して作成する。
脳卒中判定プログラムPは、ソフトウェアによる機能ブロックである後述するデータ処理部12内の各部21〜26を実現するためのコンピュータプログラムである。脳卒中判定プログラムPは、インターネット等のネットワーク8を介して脳卒中判定装置1にインストールしてもよい。あるいは、脳卒中判定プログラムPを記録したメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な非一時的な有体の記録媒体を脳卒中判定装置1に読み取らせることにより、脳卒中判定プログラムPを脳卒中判定装置1にインストールしてもよい。学習済モデル32、問診項目データ34、医療機関情報データ37、および作成済みの健康管理データ38も脳卒中判定プログラムPと同様に、ネットワーク8または記録媒体等を介して、脳卒中判定装置1にインストールしてもよい。脳卒中判定プログラムPは、これら学習済モデル32、問診項目データ34、および医療機関情報データ37と一体化して、例えばスマートフォンのアプリケーションとすることができる。
入力部14は、例えばマウスやキーボード等で構成することができ、表示部15は、例えば液晶ディスプレイおよび有機ELディスプレイ等で構成することができる。本実施形態では、入力部14および表示部15はタッチパネルとして一体化されている。
通信I/F部16は、ネットワーク8を介して受信端末装置2やサーバ装置3等の外部機器とのデータの送受信を行う。
本実施形態では、脳卒中判定装置1は、ソフトウェアの構成としてデータ処理部12を備えている。データ処理部12は、プロセッサが脳卒中判定プログラムPを実行することにより実現される機能ブロックである。
顔画像取得部21は、被験者9の顔面を含む顔画像を取得する。取得した顔画像は、顔画像データ31として記憶される。本実施形態では、被験者9の顔画像は撮像部11を介して取得する。
顔面麻痺判定部22は、予め学習された学習済モデル32を用いて、顔画像データ31に基づいて被験者9の顔面神経麻痺の有無を判定する。判定結果は、麻痺判定結果データ33として記憶される。
回答取得部23は、問診項目データ34に含まれている、脳卒中に関する問診項目を被験者9に提示し、問診項目に対する回答を取得して、回答データ35として記憶する。本実施形態では、回答取得部23は、問診項目データ34に含まれている、バレー徴候に関する問診34Aと、言語障害に関する問診34Bと、脳卒中の再発に関する問診34Cとを、表示部15に順に表示する。被験者9は、表示部15に表示されるこれら3つの問診項目34A〜34Cのそれぞれに、入力部14を介して回答する。
脳卒中可能性判定部24は、麻痺判定結果データ33に表されている顔面神経麻痺の有無と、回答データ35に表されている被験者9から取得した回答とに基づいて、被験者9の脳卒中の可能性を判定する。判定結果は、脳卒中判定結果データ36として記憶される。
医療機関情報提示部25は、脳卒中判定結果データ36に表されている脳卒中の可能性に応じて、医療機関情報データ37に表されている医療機関の情報を被験者9に提示する。本実施形態では、医療機関情報提示部25は、医療機関の情報37A,37Bを表示部15に表示する。医療機関情報提示部25は、GPS衛星7から脳卒中判定装置1の位置情報を取得して、被験者9の位置から所定の範囲内に存在する医療機関の位置情報を、電子的な地図情報と共に被験者9に提示することもできる。
被験者情報送信部26は、脳卒中判定結果データ36に表されている脳卒中の可能性に応じて、被験者9の情報を医療機関に送信する。被験者9の情報は、被験者9の顔画像データ31と、脳卒中可能性判定部24が被験者9の脳卒中の可能性を判定した時刻の情報とを含む。被験者9の情報は、さらに健康管理データ38を含むことができる。なお、被験者9の情報は、被験者9の性別、年齢、身長、体重等の基本情報を含む。
[手順]
図3および図4は、一実施形態に係る脳卒中判定装置が行うデータ処理の手順を示すフローチャートである。図5ないし図12は、一実施形態に係る脳卒中判定装置の画面表示例である。
まず、脳卒中判定装置1において脳卒中判定プログラム(アプリ)を起動すると、図5に示す判定開始画面が表示部15に表示される。この際に、被験者9の基本情報として、性別、年齢、身長、体重等の情報を脳卒中判定装置1に入力することができる。入力された情報は、被験者9の基本情報として補助記憶装置13に記録される。被験者9の基本情報は、脳卒中判定プログラムの初期起動時に一度入力すればよく、他の実施形態では、初回起動時を除く以後の起動時において入力を省略することができる。
ステップS1(顔画像取得ステップ)において、被験者9の顔面を含む顔画像を取得する。図5に示す判定開始画面において、被験者9がボタン51を押下すると、図6に示す顔画像撮影画面が表示部15に表示され、被験者9の顔画像を撮像する旨のガイダンスが表示される。被験者9がボタン52を押下すると、被験者9の顔面を含む顔画像が撮像部11を介して取得される。取得した顔画像は顔画像データ31として記憶される。
本実施形態では、被験者9の顔画像は、表情が異なる3種類を取得する。3種類の表情は、例えば安静時の表情、イーと発音し歯を見せる表情、および顔にしわを寄せた表情(例えば眉間にしわを寄せる表情)である。被験者9にこれら3種類の表情を指示する旨のガイダンスを表示部15に表示し、3種類の表情のそれぞれについて、ボタン52を押下することにより、被験者9の顔面を含む顔画像が取得される。
ステップS2(顔面麻痺判定ステップ)において、予め学習された学習済モデル32を用いて、顔画像データ31に基づいて被験者9の顔面神経麻痺の有無を判定する。判定結果は、麻痺判定結果データ33として記憶される。
ステップS3(回答取得ステップ)において、脳卒中に関する問診項目を被験者9に提示し、問診項目に対する回答を取得する。ステップS2において判定が終了すると、図7に示す問診開始画面が表示部15に表示され、問診を開始する旨のガイダンスが表示される。被験者9がボタン53を押下すると、問診項目データ34に含まれている複数の問診項目34A〜34Cが、図8ないし図10に示すように表示部15に順に表示される。問診項目34A〜34Cに対する回答は、入力部14を介して入力される。それぞれの問診項目に対する被験者9からの回答は、それぞれの問診項目に対応付けられて、回答データ35として記憶される。
図8に示す問診画面では、バレー徴候に関する問診34Aがなされる。被験者9は、ボタン54Aまたはボタン54Bを押下することにより、問診34Aに対して回答する。同様に、図9に示す問診画面では、言語障害に関する問診34Bがなされ、図10に示す問診画面では、脳卒中の再発に関する問診34Cがなされる。被験者9は、ボタン55Aまたはボタン55Bを押下することにより、問診34Bに対して回答し、ボタン56Aまたはボタン56Bを押下することにより、問診34Cに対して回答する。
ステップS4(脳卒中可能性判定ステップ)において、顔面神経麻痺の有無と被験者9から取得した回答とに基づいて、被験者9の脳卒中の可能性を判定する。判定結果は、脳卒中判定結果データ36として記憶される。
図4を参照して、ステップS4の判定処理について詳細に説明する。被験者9の顔面神経麻痺の有無は、麻痺判定結果データ33に表されており、問診項目34A〜34Cに対する被験者9の回答は、回答データ35に表されている。
顔面神経の麻痺があり(ステップS41においてYes)、片側の手足に痺れがある(ステップS42においてYes)場合には、ステップS43において脳卒中の可能性が高いと判定し、判定結果として、表1に示す判定結果Aを脳卒中判定結果データ36に記憶する。
顔面神経の麻痺がある(ステップS41においてYes)ものの、片側の手足に痺れが無い(ステップS42においてNo)場合には、ステップS44においてさらに発話テストの回答結果を参照して判定する。ステップS44において、決められた言葉を滞りなく発話することができており、発話テストをクリアしている(ステップS44においてYes)場合には、ステップS45において脳卒中以外の疾患の可能性があると判定し、判定結果として、表1に示す判定結果Bを脳卒中判定結果データ36に記憶する。判定結果Bにおいて、脳卒中以外の疾患とは、例えば脳腫瘍、多発性硬化症等の中枢性疾患と、例えばBell麻痺、Ramsay-Hunt症候群、炎症性疾患等の耳鼻科疾患とを含む。ステップS44において、決められた言葉を滞りなく発話することができておらず、発話テストをクリアしていない(ステップS44においてNo)場合には、ステップS43において判定結果Aを記憶する。
顔面神経の麻痺は無い(ステップS41においてNo)ものの、片側の手足に痺れがある(ステップS46においてYes)場合には、ステップS43において判定結果Aを記憶する。
顔面神経の麻痺が無く(ステップS41においてNo)、片側の手足に痺れが無い(ステップS46においてNo)場合には、ステップS47においてさらに脳卒中の再発に関する回答を参照して判定する。ステップS47において、被験者9が脳卒中の再発に関する不安感を抱いている(ステップS47においてYes)場合には、ステップS48において、脳卒中の可能性は低いが再発の不安があると判定し、判定結果として、表1に示す判定結果Cを脳卒中判定結果データ36に記憶する。ステップS47において、被験者9が脳卒中の再発に関する不安感を抱いていない(ステップS47においてNo)場合には、ステップS49において、脳卒中の可能性は無いと判定し、判定結果として、表1に示す判定結果Dを脳卒中判定結果データ36に記憶する。
ステップS5(受診要否判定ステップ)において、脳卒中判定結果データ36に基づいて、被験者9の受診が必要か否かを判定する。本実施形態では、脳卒中判定結果データ36に示されている判定結果が表1の判定結果A〜判定結果Cのいずれかであれば、被験者9の受診が必要である(ステップS5においてYes)と判定して、後続のステップS6およびステップS7の処理を行う。判定結果が表1の判定結果Dであれば、被験者9の受診が不要である(ステップS5においてNo)と判定し、脳卒中判定装置1による判定処理を終了する。
ステップS6(医療機関情報提示ステップ)において、脳卒中判定結果データ36に表されている脳卒中の可能性に応じて、医療機関情報データ37に表されている医療機関の情報を被験者9に提示する。
脳卒中判定結果データ36に示されている判定結果が表1の判定結果Aの場合は、図11に示す受診案内画面が表示部15に表示される。表示部15には、脳卒中の可能性が高いことを意味する判定結果Aに応じて、脳外科の専門医が在籍している医療機関への迅速な受診を被験者9に促すガイダンス36Aが表示される。また、医療機関情報データ37を参照して、判定結果Aと対応付けられている、脳外科の専門医が在籍している医療機関の情報37Aが表示部15に表示される。本実施形態では、医療機関の情報37Aとして、医療機関名、電話番号、地図情報上での位置情報、および地図情報が表示されている。好ましくは、表示する医療機関の情報37Aは、判定結果Aに対応付けられている医療機関のうち、被験者9の位置から所定の範囲内に存在する最も近い医療機関の情報を表示する。
同様に、判定結果が表1の判定結果Bの場合は、図12に示す受診案内画面が表示部15に表示される。表示部15には、脳卒中以外の疾患の可能性があることを意味する判定結果Bに応じて、例えば、脳外科が専門ではないが中枢性疾患または耳鼻科疾患を診察することが可能な医師が在籍している医療機関への受診を促すガイダンス36Bが表示される。また、医療機関情報データ37を参照して、判定結果Bと対応付けられている、例えば中枢性疾患または耳鼻科疾患を診察することが可能な医師が在籍している医療機関の情報37Bが表示部15に表示される。本実施形態では、医療機関の情報37Bとして、医療機関名、電話番号、地図情報上での位置情報、および地図情報が表示されている。好ましくは、表示する医療機関の情報37Bは、判定結果Bに対応付けられている医療機関のうち、被験者9の位置から所定の範囲内に存在する最も近い医療機関の情報を表示する。
判定結果が表1の判定結果Cの場合も、判定結果Aおよび判定結果Bの場合と同様である。すなわち、一般的な健康相談が可能な医師が在籍している医療機関への、例えば電話での相談を促すガイダンスが被験者9に提示され、判定結果Cと対応付けられている医療機関の情報が被験者9に提示される。表示される医療機関の情報も、判定結果Aおよび判定結果Bと同様である。
ステップS7(被験者情報送信ステップ)において、脳卒中判定結果データ36に表されている脳卒中の可能性に応じて、被験者9の情報を医療機関に送信する。
脳卒中判定結果データ36に示されている判定結果が表1の判定結果Aの場合は、図11に示す受診案内画面においてボタン57を押下することにより、医療機関の情報37Aとして画面に表示されている医療機関の受信端末装置2Aへ、被験者9の情報を送信する。判定結果Aの場合、本実施形態では、例えば被験者9の情報として、被験者9の性別、年齢、身長、体重等の基本情報と、被験者9の顔画像データ31と、被験者9の脳卒中の可能性を判定した時刻の情報と、被験者9の健康管理データ38とが受信端末装置2Aへ送信される。これにより、判定結果Aと対応付けられている、受信端末装置2Aが設置されている例えば地域の基幹病院等の医療機関では、直ちに被験者9の収容および診断態勢を整えることができ、脳外科の専門医による的確かつ迅速な診断を行うことができる。本実施形態では、ボタン57の押下により、受信端末装置2Aが設置されている医療機関から、被験者9の位置(すなわち、GPS衛星7から取得された脳卒中判定装置1の位置)へ救急車が手配される。他の実施形態では、救急車の手配に代えて、脳外科専門医の電話回線へ接続し、被験者9が専門医へ直接相談してもよい。
同様に、脳卒中判定結果データ36に示されている判定結果が表1の判定結果Bの場合は、図12に示す受診案内画面においてボタン58を押下することにより、医療機関の情報37Bとして画面に表示されている医療機関の受信端末装置2Bへ、被験者9の情報を送信する。本実施形態では、ボタン58の押下により、受信端末装置2Bが設置されている医療機関への受診予約が行われる。
判定結果が表1の判定結果Cの場合も、概ね判定結果Aおよび判定結果Bの場合と同様である。判定結果Cと対応付けられている医療機関へ、被験者9の情報を送信することができる。
[効果]
以上、一実施形態に係る脳卒中判定装置によると、脳卒中の可能性を判定することができる。これにより、被験者自身が自宅や外出先等の医療機関外で脳卒中の兆候にいち早く気付くことができ、早期受診行動を促すことで迅速な対応が可能となる。
被験者には、自身の脳卒中の可能性に応じた医療機関の情報が提示される。これにより、被験者は、自身の脳卒中の可能性に応じて、受診する医療機関を適切に選択することが可能となる。脳卒中の可能性が高い被験者には、医療機関の情報として、医療機関の地図情報上での位置情報が地図情報と共に提示される。これにより、脳卒中の可能性が高い被験者の受診率を向上させることができる。脳卒中の可能性が高い場合、医療機関には、判定に用いた被験者の顔画像と、可能性を判定した時刻の情報とが送信される。これによりt-PA療法を含めた有効な治療の実施率を向上させることができる。
[その他の形態]
以上、本発明を特定の実施形態によって説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
データ処理部12の機能および補助記憶装置13内のデータ項目は、一部または全部がサーバ装置3においてクラウド化されていてもよい。例えば、顔面麻痺判定部22および学習済モデル32がサーバ装置3に設けられていてもよい。この場合、脳卒中判定装置1はネットワーク8を介して顔画像データ31をサーバ装置3に送信し、サーバ装置3の顔面麻痺判定部22は、学習済モデル32を用いて、受信した顔画像データ31に基づいて被験者9の顔面神経麻痺の有無を判定し、麻痺判定結果データ33をネットワーク8を介して脳卒中判定装置1に送信してもよい。
上記実施形態では、撮像部11は例えばCMOSイメージセンサまたはCCDイメージセンサ等の撮像素子で構成されているが、撮像部11は、これら撮像素子に加えてさらに、例えばドットプロジェクター等の赤外線放射部と、赤外線撮像部とを備えていてもよい。顔画像取得部21は、これら赤外線放射部および赤外線撮像部を用いて、赤外線による三次元の顔画像データを取得してもよく、顔面麻痺判定部22は、このような三次元の顔画像データを顔面神経麻痺の判定に用いてもよい。特許請求の範囲に記載の用語「顔画像」とは、例えばCMOSイメージセンサ等により取得された二次元の顔画像と、赤外線放射部および赤外線撮像部により取得された三次元の顔画像とのいずれか一方または両方を含む意味である。
上記実施形態では、回答取得部23は、図9に示す問診画面において、言語障害に関する問診34Bに対する回答をボタン56Aまたはボタン56Bの押下により取得しているが、被験者9から回答を取得する方法はこれに限定されない。例えば被験者9に「パタカパタカ」と画面に向かって話しかけてもらうことで、脳卒中判定装置1に備えられたマイク(図示せず)を介して被験者9の発話を取得し、回答取得部23が、音声認識技術を用いて被験者9の発話の良否を判定することにより、言語障害に関する問診34Bに対する回答を取得してもよい。
上記実施形態では、顔画像取得部21は撮像部11を介して被験者9の顔画像を取得しているが、顔画像取得部21は、予め撮像された被験者9の顔画像を、通信I/F部16を介して取得してもよい。
上記実施形態では、被験者9に対する各種のガイダンスは表示部15に表示されているが、これらガイダンスの一部は音声ガイダンスであってもよい。
上記実施形態では、データ処理部12を構成する各機能ブロック21〜26はソフトウェアにより実現されているが、これら各機能ブロック21〜26は、一部または全部がハードウェアとして実現されてもよい。データ処理部12を構成する各機能ブロック21〜26の処理は単一のプロセッサで処理される必要はなく、複数のプロセッサで分散して処理されてもよい。
上記実施形態では、判定結果が表1の判定結果Cの場合は、判定結果Cと対応付けられている、一般的な健康相談が可能な医師が在籍している医療機関の情報が被験者9に提示され、判定結果Cと対応付けられているこの医療機関へ、被験者9の情報を送信しているが、判定結果と医療機関との対応付けは上記実施形態に限定されない。例えば、判定結果が表1の判定結果Cの場合であっても、脳外科の専門医が在籍している医療機関の情報や、中枢性疾患または耳鼻科疾患を診察することが可能な医師が在籍している医療機関の情報を、被験者9に提示してもよい。
上記実施形態では、学習済モデル32は予め深層学習済のものを用いているが、学習済モデル32は、受信端末装置2からのフィードバックに基づいて自動的に学習を行ってもよい。この場合、脳卒中判定装置1のデータ処理部12またはサーバ装置3は、学習済モデル32を深層学習させる機能ブロックである深層学習部(図示せず)を備えることができる。例えば、上記した実施形態において判定結果Aであるとして、脳外科の専門医が在籍している医療機関を被験者9が受診し、確定診断により被験者9が脳卒中を発症していることが判明した場合を例として説明する。この場合、被験者9が脳卒中を発症していることを示すデータが、受信端末装置2Aから脳卒中判定装置1またはサーバ装置3に送信され、脳卒中判定装置1またはサーバ装置3において、深層学習部は、その被験者9の顔画像データ31を教師データとして、学習済モデル32をさらに深層学習させることができる。
1 脳卒中判定装置
2(2A,2B,2C) 受信端末装置
3 サーバ装置
7 GPS衛星
8 ネットワーク
9 被験者
10 通報システム
11 撮像部
12 データ処理部
13 補助記憶装置
14 入力部
15 表示部
16 通信インタフェース部
21 顔画像取得部
22 顔面麻痺判定部
23 回答取得部
24 脳卒中可能性判定部
25 医療機関情報提示部
26 被験者情報送信部
31 顔画像データ
32 学習済モデル
33 麻痺判定結果データ
34(34A、34B,34C) 問診項目データ
35 回答データ
36 脳卒中判定結果データ
37(37A,37B) 医療機関情報データ
38 健康管理データ
P 脳卒中判定プログラム

Claims (9)

  1. 被験者の脳卒中の可能性を判定する装置であって、
    被験者の顔面を含む顔画像を取得する顔画像取得部と、
    予め深層学習された学習済モデルを用いて、前記顔画像に基づいて前記被験者の顔面神経麻痺の有無を判定する顔面麻痺判定部と、
    脳卒中に関する問診項目を前記被験者に提示し、前記問診項目に対する回答を取得する回答取得部と、
    前記顔面神経麻痺の有無と前記回答とに基づいて、前記被験者の脳卒中の可能性を判定する脳卒中可能性判定部と、
    を備える判定装置。
  2. 前記問診項目は、バレー徴候に関する項目と言語障害に関する項目とを含む、請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記脳卒中の可能性に応じて、医療機関の情報を前記被験者に提示する医療機関情報提示部をさらに備える、請求項1または2に記載の判定装置。
  4. 前記医療機関情報提示部は、前記被験者の位置から所定の範囲内に存在する前記医療機関の位置情報を、地図情報と共に前記被験者に提示する、請求項3に記載の判定装置。
  5. 前記脳卒中の可能性に応じて、前記被験者の情報を医療機関に送信する被験者情報送信部をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の判定装置。
  6. 前記被験者の情報は、前記顔画像と、前記脳卒中の可能性を判定した時刻の情報とを含む、請求項5に記載の判定装置。
  7. 前記被験者の情報は、前記被験者の健康管理情報を含む、請求項5または6に記載の判定装置。
  8. 被験者の脳卒中の可能性を判定する方法であって、
    被験者の顔面を含む顔画像を取得する顔画像取得ステップと、
    予め深層学習された学習済モデルを用いて、前記顔画像に基づいて前記被験者の顔面神経麻痺の有無を判定する顔面麻痺判定ステップと、
    脳卒中に関する問診項目を前記被験者に提示し、前記問診項目に対する回答を取得する回答取得ステップと、
    前記顔面神経麻痺の有無と前記回答とに基づいて、前記被験者の脳卒中の可能性を判定する脳卒中可能性判定ステップと、
    を含む判定方法。
  9. 請求項1から7に記載の判定装置の各部として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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