JP2020198172A - 発光装置 - Google Patents

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Akira Hirasawa
明 平沢
雄 稲田
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【課題】高温保存による発光不良を低減する。【解決手段】発光装置は、基板100、第1層200、第1電極110、有機層120及び第2電極130を備えている。第1層200は、基板100上に位置している。第1電極110は、第1層200上に位置している。有機層120は、第1電極110上に位置している。有機層120は、発光層(EML)を有している。第2電極130は、有機層120上に位置している。第1層200は、第1有機化合物及び第1金属化合物を含んでいる。第1層200における第1金属化合物の濃度は、第1有機化合物及び第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を備える発光装置が開発されている。有機EL素子は、第1電極、有機層及び第2電極を有している。有機層は、第1電極及び第2電極の間の電圧によって有機ELにより発光する発光層を含んでいる。
特許文献1には、有機EL素子を備える発光装置の一例について記載されている。この発光装置は、基板、金属導電層及び金属密着層を備えている。金属密着層は、基板と金属導電層の間に位置している。金属密着層は、金属酸化物を含むことがある。金属密着層によって、基板と金属導電層の密着性を向上させることができる。
国際公開第2016/147481号
特許文献1に記載されているように、密着性の向上のため、金属密着層が用いられることがある。本発明者は、金属密着層の金属化合物の濃度に応じて、高温保存によって発光不良が生じ得ることを新規に見出した。
本発明が解決しようとする課題としては、高温保存による発光不良を低減することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
基板と、
前記基板上に位置する第1層と、
前記第1層上に位置する第1電極と、
前記第1電極上に位置し、発光層を有する有機層と、
前記有機層上に位置する第2電極と、
を備え、
前記第1層は、第1有機化合物と、第1金属化合物と、を含み、
前記第1層における前記第1金属化合物の濃度は、前記第1有機化合物及び前記第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下である、発光装置である。
実施形態に係る発光装置の断面模式図である。 第1層におけるMoO濃度と第1電極の表面のP−V(Peak to Valley)値の関係を示すグラフである。 実施例1に係る発光装置を説明するための断面図である。 実施例2に係る発光装置を説明するための断面図である。
本明細書において「AがB上に位置する」という表現は、例えば、AとBの間に他の要素(例えば、層)が位置せずにAがB上に直接位置することを意味してもよいし、又はAとBの間に他の要素(例えば、層)が部分的又は全面的に位置することを意味してもよい。さらに、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」及び「後ろ」等の向きを示す表現は、基本的に図面の向きと合わせて用いるものであって、例えば本明細書に記載された発明品の使用する向きに限定して解釈されるものではない。
本明細書において「A及びBが重なる」という表現は、特に断らない限り、ある方向からの投影像において、Aの少なくとも一部がBの少なくとも一部と同じ場所にあることを意味する。このとき複数の要素同士は直接接していてもよいし、又は離間していてもよい。
本明細書において「Aの外側」という表現は、特に断らない限り、Aの縁を境にAが位置しない側の部分のことを意味する。
本明細書中における陽極とは、発光材料を含む層(例えば有機層)に正孔を注入する電極のことを示し、陰極とは、発光材料を含む層に電子を注入する電極のことを示す。また、「陽極」及び「陰極」という表現は、「正孔注入電極」及び「電子注入電極」又は「正極」及び「負極」等の他の文言を意味することもある。
本明細書において「Aの端」という表現は、一方向から見たときのAとその他の要素との境界を意味し、「Aの端部」という表現は、当該境界を含むAの一部の領域を意味し、「Aの端点」という表現は、当該境界のある一点を意味する。
本明細書における「発光装置」とは、ディスプレイや照明等の発光素子を有するデバイスを含む。また、発光素子と直接的、間接的又は電気的に接続された配線、IC(集積回路)又は筐体等も「発光装置」に含む場合もある。
本明細書において「接続」とは、複数の要素が直接的又は間接的を問わずに接続している状態を表す。例えば、複数の要素の間に接着剤又は接合部材が介して接続している場合も単に「複数の要素は接続している」と表現することがある。また、複数の要素の間に、電流、電圧又は電位を供給可能又は伝送可能な部材が存在しており、「複数の要素が電気的に接続している」場合も単に「複数の要素は接続している」と表現することがある。
本明細書において、特に断りがない限り「第1、第2、A、B、(a)、(b)」等の表現は要素を区別するためのものであり、その表現により該当要素の本質、順番、順序又は個数等が限定されるものではない。
本明細書において、各部材及び各要素は単数であってもよいし、又は複数であってもよい。ただし、文脈上、「単数」又は「複数」が明確になっている場合はこれに限らない。
本明細書において、「AがBを含む」という表現は、特に断らない限り、AがBのみによって構成されていることに限定されず、AがB以外の要素によって構成され得ることを意味する。
本明細書において「断面」とは、特に断らない限り、発光装置を画素や発光材料等が積層した方向に切断したときに現れる面を意味する。
本明細書において「有さない」、「含まない」、「位置しない」等の表現は、ある要素が完全に排除されていることを意味してもよいし、又はある要素が技術的な効果を有さない程度に存在していることを意味してもよい。
本明細書において、「〜後に」、「〜に続いて」、「〜次に」、「〜前に」等の時間的前後関係を説明する表現は、相対的な時間関係を表しているものであり、時間的前後関係が用いられた各要素が必ずしも連続しているとは限らない。各要素が連続していることを表現する場合、「直ちに」又は「直接」等の表現を用いることがある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置の断面模式図である。
図1を用いて、発光装置の概要を説明する。発光装置は、基板100、第1層200、第1電極110、有機層120及び第2電極130を備えている。第1層200は、基板100上に位置している。第1電極110は、第1層200上に位置している。有機層120は、第1電極110上に位置している。有機層120は、発光層(EML)を有している。第2電極130は、有機層120上に位置している。第1層200は、第1有機化合物及び第1金属化合物を含んでいる。第1層200における第1金属化合物の濃度は、第1有機化合物及び第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下となっている。
本実施形態によれば、高温保存による発光不良を低減することができる。具体的には、本実施形態においては、第1層200における第1金属化合物の濃度は、第1有機化合物及び第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下となっている。図2を用いて詳細を後述するように、この濃度範囲においては、高温保存による発光不良が低減されることを本発明者は新規に見出した。
図1を用いて、発光装置の詳細を説明する。
基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第1層200、第1電極110、有機層120及び第2電極130は、基板100の第1面102側に位置している。第2面104は、第1面102の反対側にある。
基板100は、第1層200、第1電極110、有機層120及び第2電極130を形成するための支持体として機能することができる。基板100は、透光性及び可撓性を有していてもよい。基板100は、単層であってもよいし、又は複数層であってもよい。一例において、基板100は、樹脂基板であり、有機材料(例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)又はポリイミド)を含んでいてもよい。基板100が樹脂基板である場合、基板100の第1面102及び第2面104の少なくとも一方は、無機バリア層(例えば、SiN又はSiON)を有していてもよい。他の例において、基板100は、ガラス基板であってもよい。
第1層200は、基板100と第1電極110の密着性を向上させるための層として機能している。第1層200は、第1有機化合物及び第1金属化合物を含んでいる。
第1層200に含まれる第1有機化合物は、例えば、複素環式化合物である。複素環式化合物は、例えば、ヘテロ原子として窒素原子を含む化学構造を有する化合物であることが好ましい。複素環式化合物は、例えば、3,3’−ビカルバゾール、2,4,6−トリ(4−ピリジル)−1,3,5−トリアジン及び4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリンからなる群から選択される少なくとも一である。
第1層200に含まれる第1金属化合物は、例えば、金属酸化物である。金属酸化物は、例えば、モリブデン酸化物であることが好ましい。モリブデン酸化物は、例えば、三酸化モリブデン(MoO)及び二酸化モリブデン(MoO)のうちの少なくとも一であり、好ましくは、三酸化モリブデン(MoO)である。
第1層200における第1金属化合物の濃度は、第1有機化合物及び第1金属化合物の合計体積に対して上記範囲内にある。
第1電極110は、陽極として機能することができる。一例において、第1電極110は、銀原子を含んでいる。具体的には、第1電極110は、例えば、銀又は銀合金を含んでいる。この例において、第1電極110の厚さは、例えば、5nm以上50nm以下にしてもよい。第1電極110の厚さが上記下限以上である場合、第1電極110の電気抵抗を低くすることができ、第1電極110の厚さが上記上限以下である場合、第1電極110の透過率を高くすることができる。銀又は銀合金は、第1層200に相当する層が基板100と第1電極110の間に存在しないとき、凝集しやすい。本実施形態においては、銀又は銀合金の凝集を第1層200によって低減することができる。
他の例において、第1電極110は、銀又は銀合金以外の金属又は合金を含んでいてもよい。さらに他の例において、第1電極110は、酸化物半導体を含んでいてもよい。酸化物半導体は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)又はIGZO(Indium Galium Zinc Oxide)である。
有機層120は、発光層(EML)を含んでおり、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)のうちの少なくとも一を適宜さらに含んでいてもよい。有機層120においては、正孔が第1電極110からEMLに注入され、電子が第2電極130からEMLに注入され、EMLにおける正孔及び電子の再結合によって光が発せられる。
第2電極130は、陰極として機能することができる。一例において、第2電極130は、金属又は合金を含んでいてもよい。金属又は合金は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn及びInからなる群の中から選択される少なくとも1つの金属又はこの群から選択される金属の合金である。
第1電極110、有機層120及び第2電極130は、第1層200から順に並んで、有機EL素子140を形成している。有機EL素子140においては、第1電極110、有機層120及び第2電極130が互いに重なっている。
発光装置は、ボトムエミッションであってもよいし、又はトップエミッションであってもよい。発光装置がボトムエミッションである場合、有機層120から発せられた光は、第1電極110、第1層200及び基板100を透過して(つまり、発光装置がボトムエミッションである場合、基板100、第1層200及び第1電極110は、透光性を有している。)、基板100の第2面104から光を発する。発光装置がトップエミッションである場合、有機層120から発せられた光は、第2電極130を透過して(つまり、発光装置がトップエミッションである場合、第2電極130は、透光性を有している。)、基板100の第2面104の反対側から光を発する。
次に、図1に示した発光装置の製造方法の一例を説明する。
まず、基板100の第1面102上に第1層200を形成する。第1層200は、例えば、第1有機化合物及び第1金属化合物の共蒸着によって形成される。この例において、第1有機化合物の原料の体積及び第1金属化合物の原料の体積に応じて、第1層200における第1金属化合物の濃度を調節することができる。
次いで、第1層200上に第1電極110を形成する。第1電極110は、例えば、蒸着、スパッタ又は塗布によって形成される。
次いで、第1電極110上に有機層120を形成する。有機層120は、例えば、蒸着によって形成される。その他の例として、有機層120は、例えば、塗布(例えば、インクジェット)によって形成されてもよい。
次いで、有機層120上に第2電極130を形成する。第2電極130は、例えば、蒸着によって形成される。
このようにして、発光装置が製造される。
図2は、第1層200におけるMoO濃度と第1電極110の表面のP−V(Peak to Valley)値の関係を示すグラフである。
図2に示す結果は、以下のようにして得た。
まず、基板100の第1面102上に第1層200を形成した。基板100は、ガラス基板とした。第1層200は、第1有機化合物及び第1金属化合物の共蒸着によって形成した。第1有機化合物は、4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリンとした。第1金属化合物は、三酸化モリブデン(MoO)とした。第1有機化合物の原料の体積及び第1金属化合物の原料の体積に応じて、第1層200における第1金属化合物の濃度を調節した。第1層200の厚さは、15nmとした。
次いで、第1層200上に第1電極110を形成した。第1電極110は、銀を蒸着させて形成した。第1電極110の厚さは、15nmとした。
次いで、第1電極110の表面のP−V値を測定した。P−V値は、AFM(原子間力顕微鏡)によって測定した。
図2に示すように、P−V値は、MoO濃度5及び25体積%において、MoO濃度0、30、40及び50体積%においてよりも、高くなっている。この理由は、次のように推定される。MoO濃度5体積%以上25体積%以下においては、第1金属化合物(MoO)が第1有機化合物の配向を部分的に乱す。このため、MoO濃度5及び25体積%におけるP−V値は、MoO濃度0体積%におけるP−V値よりも高くなる。MoO濃度30体積%以上においては、第1金属化合物(MoO)が相互に強固に結合し、P−V値が低下する。このため、MoO濃度5及び25体積%におけるP−V値は、MoO濃度30、40及び50体積%におけるP−V値よりも高くなる。
MoO濃度0、5及び40体積%における発光領域の発光不良(例えば、ダークスポット又はシュリンク)を観察した。この結果は、以下のようにして得た。
まず、上述した方法と同様にして形成された第1電極110上に、赤色光を発するEMLを含む有機層120を形成した。有機層120は、蒸着によって形成した。
次いで、有機層120上に第2電極130を形成した。第2電極130は、アルミニウムを蒸着させて形成した。
次いで、基板100の第1面102上の有機EL素子140を封止した。
次いで、発光装置を約110℃の環境下に2000時間置いた。その後、発光装置を室温下に置いて、発光装置の発光領域を光学顕微鏡によって発光領域のほぼ直上から観察し、発光領域の発光不良(例えば、ダークスポット又はシュリンク)を観察した。
MoO濃度5体積%における発光領域の発光不良は、MoO濃度0及び40体積%のそれぞれにおける発光領域の発光不良よりも少なかった。この理由は、次のように推定される。MoO濃度0体積%においては、第1層200は第1有機化合物のみによって形成されており、発光装置の耐熱性が低い。発光装置のこの低耐熱性に起因して、高温保存によって第1電極110が凝集する。MoOを混合することにより第1層200の耐熱性が上がるため、MoO濃度5体積%における発光領域の発光不良は、MoO濃度0体積%における発光領域の発光不良よりも少なくなる。MoO濃度40体積%においては、互いに結合した第1金属化合物によって、水分又は酸素が侵入し得る経路が形成される。このため、MoO濃度5体積%における発光領域の発光不良は、MoO濃度40体積%における発光領域の発光不良よりも少なくなる。
上記検討より、第1層200における第1金属化合物の濃度は、第1有機化合物及び第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下であることが好ましいといえる。
(実施例1)
図3は、実施例1に係る発光装置を説明するための断面図である。実施例1に係る発光装置は、以下の点を除いて、実施形態に係る発光装置と同様である。図3は、説明のため、図1に示した構成のうち、基板100、第1層200及び第1電極110のみを示している。
一断面(例えば、図3に示す断面)において、第1電極110は、端部112及び端部114を有している。第1電極110の端部112及び端部114は、それぞれ、第1層200の端部212及び端部214よりも外側に位置している。この場合、第1層200の基板100からの露出部分を小さくすることができる。したがって、第1層200を経由しての水分又は酸素の侵入を低減することができる。
図3に示す例においては、第1層200の側面200a及び側面200bは、基板100の第1面102に対して斜めに傾いている。他の例において、第1層200の側面200a及び側面200bは、基板100の第1面102に対して垂直になっていてもよい。
(実施例2)
図4は、実施例2に係る発光装置を説明するための断面図である。実施例2に係る発光装置は、以下の点を除いて、実施例1に係る発光装置と同様である。図4は、説明のため、図1に示した構成のうち、基板100、第1層200及び第1電極110のみを示している。
一断面(例えば、図4に示す断面)において、第1層200の側面200a及び側面200bは、基板100から第1電極110に向けて離れるにつれて第1層200の内側に向けて傾いている。第1電極110の端部112及び端部114は、それぞれ、第1層200の側面200a及び側面200b上に位置している。この場合、第1層200の基板100からの露出部分を小さくすることができる。さらに、第1電極110の下面全体を第1層200に接触させることができ、第1電極110の剥離又は凝集を低減することができる。
第1層200の側面200a及び側面200bの傾きは、例えば、エッチング(例えば、ウェットエッチング又はドライエッチング)によって形成可能である。その他の例として、第1層200を形成する材料を基板100上に蒸着させる際に基板100を回転又は揺動させることで、第1層200の側面200a及び側面200bの傾きを形成することができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
112 端部
114 端部
120 有機層
130 第2電極
140 有機EL素子
200 第1層
200a 側面
200b 側面
212 端部
214 端部

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する第1層と、
    前記第1層上に位置する第1電極と、
    前記第1電極上に位置し、発光層を有する有機層と、
    前記有機層上に位置する第2電極と、
    を備え、
    前記第1層は、第1有機化合物と、第1金属化合物と、を含み、
    前記第1層における前記第1金属化合物の濃度は、前記第1有機化合物及び前記第1金属化合物の合計体積に対して5体積%以上25体積%以下である、発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    一断面において、前記第1層は、前記基板から前記第1電極に向けて離れるにつれて前記第1層の内側に向けて傾く側面を有する、発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記一断面において、前記第1電極は、前記第1層の前記側面上に位置する端部を有する、発光装置。
  4. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    一断面において、前記第1電極は、前記第1層の端部よりも外側に位置する端部を有する、発光装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1金属化合物は、金属酸化物である、発光装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1金属化合物は、モリブデン酸化物である、発光装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1有機化合物は、複素環式化合物である、発光装置。
  8. 請求項7に記載の発光装置において、
    前記複素環式化合物は、ヘテロ原子として窒素原子を含む化学構造を有する化合物である、発光装置。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1電極は、銀原子を含む、発光装置。
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