JP2020197376A - 断熱キャビネット - Google Patents
断熱キャビネット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020197376A JP2020197376A JP2020154574A JP2020154574A JP2020197376A JP 2020197376 A JP2020197376 A JP 2020197376A JP 2020154574 A JP2020154574 A JP 2020154574A JP 2020154574 A JP2020154574 A JP 2020154574A JP 2020197376 A JP2020197376 A JP 2020197376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- wall portion
- vacuum heat
- insulating panel
- back wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
Description
まず、図4には、断熱キャビネット、中でも冷蔵庫の断熱キャビネット1を模式的に示しており、この断熱キャビネット1は、この場合、図5に示すように、周壁すなわち周囲の壁部を、天井壁部1aと、底壁部1b、左側壁部1c、右側壁部1d、及び奥壁部1eの別に分割して形成し、それらを接合することにより組成したもので、全体には、図4に示すように、前面に開口部2を有するほゞ直方体の箱状を成し、内部にその開口部に連なる収納室3を有している。収納室3は、冷蔵庫では、冷蔵室や、野菜室、製氷室、冷凍室等となるものであり、その各室別に仕切られるようになっている。
すなわち、これら天井壁部1aと底壁部1bは、充填する断熱材をほゞ真空断熱パネルのみとして構成している。
なお、図示しないが、左側壁部1cは奥壁部1eと同様の構成であり、右側壁部1dもまた奥壁部1eと同様の構成である。
ここで、図2は、天井壁部1aと奥壁部1eとが接する部分に構成された屈曲部14を詳細に示しており、この屈曲部14には、基本的に、真空断熱パネルを配設しておらず、発泡断熱材7を充填している。すなわち、この屈曲部14は、充填する断熱材を発泡断熱材7のみとして構成しており、その厚さt1,t2は、天井壁部1aの厚さt3及び奥壁部1eの厚さt4との比較で代表して示すように、他の壁部1a〜1eより大きくしている。
16は発泡断熱材注入のための注入口を示しており、この注入口16は、天井壁部1aの後部に相当する屈曲部14の上部(凹部15の前面部の上部)の外皮4に形成していて、ここから発泡断熱材7を注入機の注入ヘッドHから矢印Aで示すように注入することにより、屈曲部14から天井壁部1aにかけて発泡断熱材7を充填している。
又、この場合、天井壁部1aにおいては、真空断熱パネル6を、屈曲部14に延入しない範囲L1に留めて配設している。
26は発泡断熱材注入のための注入口を示しており、この注入口26は、底壁部1bの後部に相当する屈曲部24の下部(凹部25の前面部)の外皮8に形成していて、ここから発泡断熱材7を注入機の注入ヘッドHから矢印Bで示すように注入することにより、屈曲部24から底壁部1bにかけて発泡断熱材7を充填している。
なお、底壁部1bの内皮9は、屈曲部24において、複数の段を有している。
本実施形態の断熱キャビネット1においては、更に、屈曲部14に冷凍サイクルのサクションパイプ19を内設している。冷凍サイクルのサクションパイプ19は、前述のように、冷凍サイクルのエバポレータとコンプレッサ23とを結ぶものであり、低温度の冷媒が流れるものである。この低温度の冷媒が流れるサクションパイプ19を発泡断熱材7が充填される屈曲部14に内設していることにより、サクションパイプ19表面の露付きの問題をなくすことができる。又、屈曲部14をサクションパイプ19の内設場所として利用でき、他に場所を確保する必要がないので、他の場所を厚くしてしまうことも避けることができる。
このものにおいては、屈曲部14の凹部15に、冷凍サイクルのコンプレッサ23を、その中心23oが凹部15の中心15oより後方に位置するように配置しており、屈曲部14の内皮5の端部に形成した突出部18を、屈曲部14に連なる壁部である奥壁部1eに先端部18aで面接触させて取付けているのは第1の実施形態と同様である。これにより、コンプレッサ23の重量による荷重を、屈曲部14の内皮5の端部に形成した突出部18を介して、奥壁部1eが受けることにより、屈曲部14を頑強に保つことができる。
又、左側壁部1c、右側壁部1d、及び奥壁部1eは、充填する断熱材を真空パネルと発泡断熱材とする構成とし、天井壁部1a及び底壁部1bは、充填する断熱材を真空断熱パネルのみとする構成としても良い。更に、それらによって左側壁部1c及び右側壁部1dと奥壁部1eとの間に生じる屈曲部には、上記実施形態の屈曲部24又は屈曲部14と同様の構成を施すと良い。
底壁部に設けられている真空断熱パネルは、屈曲部に延入している部分が、前記注入口に対向していることを特徴とする断熱キャビネット。
Claims (1)
- 周囲の壁部に真空断熱パネルを配設して断熱するようにした断熱キャビネットにおいて、
前記周囲の壁部の一部は奥壁であり、
前記周囲の壁部であって前記奥壁に隣接する壁部には真空断熱パネルが設けられており、
前記真空断熱パネルは、一端が前記奥壁側の角部に延入されて延入部分となっているとともに、当該延入部分が前記壁部の内皮および外皮と接触していない部分を有する状態で配置されており、
前記延入部分によって分流された発泡断熱材が充填される前記延入部分と前記内皮とで挟まれている空間の容積よりも、前記発泡断熱材が充填される前記真空断熱パネルと前記外皮とで挟まれている空間の容積が大きい部位を設けた断熱キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020154574A JP7117355B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 断熱キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020154574A JP7117355B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 断熱キャビネット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019038582A Division JP6768102B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 断熱キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197376A true JP2020197376A (ja) | 2020-12-10 |
JP7117355B2 JP7117355B2 (ja) | 2022-08-12 |
Family
ID=73648990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020154574A Active JP7117355B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 断熱キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7117355B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798174A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-11 | Toshiba Corp | 真空断熱パネル及び断熱筐体 |
JP2003014368A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP6768102B2 (ja) * | 2019-03-04 | 2020-10-14 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 断熱キャビネット |
-
2020
- 2020-09-15 JP JP2020154574A patent/JP7117355B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798174A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-11 | Toshiba Corp | 真空断熱パネル及び断熱筐体 |
JP2003014368A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP6768102B2 (ja) * | 2019-03-04 | 2020-10-14 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 断熱キャビネット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7117355B2 (ja) | 2022-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3824010B1 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5743483B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
US9791202B2 (en) | Refrigerator and vacuum heat insulating material for use in refrigerator | |
CN106196859A (zh) | 冰箱 | |
JP6768102B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
WO2013084656A1 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6021321B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
TWI622747B (zh) | refrigerator | |
JP5985181B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
JP2020197376A (ja) | 断熱キャビネット | |
JP6918462B2 (ja) | 真空断熱材及び冷蔵庫 | |
JP6495402B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
JP6215407B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
EP2789936A1 (en) | Refrigerator | |
JP6675211B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4141428B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
CN113474602A (zh) | 冰箱 | |
JP6721750B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3823993B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6913212B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6510103B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6316367B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN116235012A (zh) | 冰箱 | |
JP5715937B2 (ja) | 断熱キャビネット | |
CN110542274A (zh) | 冰箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7117355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |